JP2001152378A - 水電解装置 - Google Patents

水電解装置

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JP2001152378A
JP2001152378A JP33142599A JP33142599A JP2001152378A JP 2001152378 A JP2001152378 A JP 2001152378A JP 33142599 A JP33142599 A JP 33142599A JP 33142599 A JP33142599 A JP 33142599A JP 2001152378 A JP2001152378 A JP 2001152378A
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勝 米沢
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明子 三宅
Manabu Toyoshima
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Yutaka Ishii
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イオン交換樹脂を使用することなく水中のイ
オン濃度を減少させ、しかも電解温度を高温に保持する
ことが可能な水電解装置を提供すること。 【解決手段】 純水補給ライン9から酸素分離タンク1
4を経て電解セル20に達した純水を電解セル20にお
いて電解して水素ガスと酸素ガスを生成し、この水素ガ
スと酸素ガスを、それぞれ水素分離タンク10と酸素分
離タンク14を経て外部に排出する。酸素分離タンク1
4に純水を補給する純水補給ライン9に第一熱交換器1
3を設置し、酸素分離タンク14から電解セル20を経
て酸素分離タンク14に至る純水循環ライン15を形成
し、電解セル20から水素分離タンク10に至る水素供
給ライン21を設け、純水循環ライン15から第一純水
排出ライン22を分岐し、第一純水排出ライン22を第
一熱交換器13を経て系外に達せしめ、第一熱交換器1
3において、純水補給ライン9から補給される純水と第
一純水排出ライン22を経て系外に排出される純水との
間の熱交換を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体電解質型水電
解装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、固体高分子電解質膜を使用した高効率の水電解が注
目されている。この固体高分子電解質型水電解装置とし
ては、例えば、図5に示すものが知られている。図5に
おいて、電解セル41は、多数の固体高分子電解質膜ユ
ニット42を並列させたものであり、両端に通電用の端
部電極板43、43を備えている。固体高分子電解質膜
ユニット42は、主として固体高分子電解質膜44と、
その固体高分子電解質膜44の両面に添設される多孔質
給電体45、45と、その多孔質給電体45、45の外
側に配設される複極式電極板46、46とから構成され
る。固体高分子電解質膜44はプロトン導電性材料から
なる高分子膜である。複極式電極板46は、通電により
片面が陰極に、もう一方の面が陽極になるものである。
1つの複極式電極板46をとってみれば、それは左右両
側の固体高分子電解質膜ユニット42、42に共通の構
成部材となっている。
【0003】図6は、1つの固体高分子電解質膜ユニッ
ト42の分解断面図であり、固体高分子電解質膜44の
両面には白金族金属からなる多孔質の触媒層47が設け
られている。固体高分子電解質膜44の両側には、この
固体高分子電解質膜44と複極式電極板46、46と環
状のガスケット48で囲まれてシールされた空間が形成
され、このそれぞれが、後記する陰極室Aおよび陽極室
B(図6中2点鎖線で示されたもの)となる。この陰極
室Aおよび陽極室Bのそれぞれに多孔質給電体45が収
容されている。固体高分子電解質膜としては、カチオン
交換膜(例えば、フッ素樹脂系スルホン酸カチオン交換
膜、デュポン社製「ナフィオン117」「ナフィオン1
15」など)が好ましい。
【0004】そこで、図5に示すように、端部電極板4
3、43間に図5中左側が陽極、右側が陰極になるよう
に電流を通電すると、各複極式電極板46は左側に陰
極、右側に陽極を生じさせる。このため、1つの複極式
電極板46はその複極式電極板の図中左側の固体高分子
電解質膜ユニット42では陰極側49の構成部材とな
り、図中右側の固体高分子電解質膜ユニット42では陽
極側50の構成部材となる。こうして、図6に示すよう
に、1つの固体高分子電解質膜ユニット42には固体高
分子電解質膜44より右側の陰極室Aと固体高分子電解
質膜44より左側の陽極室Bとが形成される。
【0005】この状態で純水供給経路51(図5参照)
を通じて純水を陽極室Bに供給すれば、陽極室Bでは、 2H2O → O2+4H+ +4e- の反応が起こり、酸素ガスが発生する。陽極室Bで発生
したプロトンはプロトン導電性である固体高分子電解質
膜44内を少量の水を伴って移動し、陰極室Aに到達す
る。陰極室Aでは、この到達したプロトンに、 4H+ +4e- → 2H2 の反応が起こり、水素ガスが発生する。
【0006】固体高分子電解質型水電解装置における水
素ガスと酸素ガスの生成プロセスの概略は上記のとおり
であるが、そのプロセスで発生した水素と酸素は、例え
ば、図7に示すようなフローに従って、各ユースポイン
トへ供給される。すなわち、図7において、電解セル5
2で生成した水素ガスは、ライン53を経て水素分離タ
ンク54で水と分離されてから、除湿器55を経て各ユ
ースポイントへ供給される。一方、電解セル52で生成
した酸素ガスは、ライン56を経て酸素分離タンク57
で水と分離された後、大気中へ放出される。
【0007】ところで、水電解は、所定の電圧下で所定
の電流を通電することにより行われており、水電解時の
消費電力を減少するにはエネルギー効率(電圧効率×電
流効率)を高くすることが好ましい。ここで、電流効率
は温度に無関係で、約90〜98%の範囲にあり、一
方、電圧効率は、理論稼働電圧/実際電解電圧で示され
るもので、温度依存性があり、電解温度を比較的高めに
維持しないと、電圧効率は低下してしまう。電解セルの
高性能化に伴って、従来は80%程度であった電圧効率
が現在では96%程度まで向上しており、そのような高
い電圧効率を維持するには電解温度を80〜120℃程
度に保つ必要がある。
【0008】ところが、従来の水電解においてはエネル
ギー効率はそれほど重要視されず、約55%程度のエネ
ルギー効率で電解されており、電解温度を高く保って電
圧効率の低下を抑制する必要がなかったので、電解温度
も比較的低く、45℃程度であった。この水電解に供さ
れる水としては、純水が循環使用されており、この純水
の純度を一定に保って固体高分子電解質膜の汚染を防い
で良好に水電解を行うためには、水中のイオンを取り除
いてやる必要がある。この手段としてはイオン交換樹脂
を用いた方法が一般的に行われており、しかも、従来の
電解温度は45℃程度と比較的低く、耐熱温度の低い
(約55℃である)イオン交換樹脂にとって好都合の条
件で電解が行われていた。すなわち、図7に示すフロー
において、酸素分離タンク57から電解セル52へ至る
ライン59には熱交換器60を設けて, ライン61を経
て供給される冷却水によりライン59を流通する純水を
約45℃に冷却し、さらに、ライン59にイオン交換樹
脂を用いた非再生ポリッシャー62を設けて水中のイオ
ンを取り除いて高純度の純水を得、この高純度の純水
は、さらにフィルター63、ライン64を経て電解セル
52に供給されていた。
【0009】また、酸素分離タンク57で酸素ガスと分
離された純水はライン65を経て純水循環ポンプ69で
循環し、70は補給水ポンプを示す。水素分離タンク5
4で水素ガスと分離された純水はライン66を経てガス
スクラバー67に導入され、ガススクラバー67におい
て純水中に溶存している水素ガスを放出してから純水タ
ンク58へ戻され、除湿器55における水素ガスの除湿
を容易に行うようにするため、ライン61を経て供給さ
れる冷却水をライン68を経て除湿器55に導いて、水
素分離タンク54から導入される含湿水素ガスの除湿が
行われていた。酸素分離タンク57や水素分離タンク5
4から排出される純水ならびに水素分離タンク54から
排出される含湿水素ガスの温度はかなり高い(純水の温
度=約85〜120℃、含湿水素ガスの温度=約85〜
120℃)にも拘わらず、従来の水電解装置において
は、それらの熱エネルギーは十分に利用されていなかっ
た。
【0010】しかし、昨今、水電解時の消費電力を少な
くするために、エネルギー効率を向上させたいという要
望があり、そのためには、温度依存性の高い電圧効率を
低下させないようにするために水電解時の温度を高く保
持する必要がある。例えば、電圧効率96%を維持して
最大94%のエネルギー効率を確保しようとした場合、
上記したように、電解温度としては、約80〜120℃
程度を保持する必要があるにも拘わらず、イオン交換樹
脂の耐熱温度は約55℃程度しかないので、このような
高温ではとてもイオン交換樹脂を使用することができな
い。
【0011】本発明は従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、イオ
ン交換樹脂を使用することなく水中のイオン濃度を減少
させ、しかも電解温度を高温に保持することが可能な水
電解装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、純水の循環ラインから純度の低下した(イ
オン濃度の高い)純水の一部を系外に排出し、その代わ
りに純水補給ラインを経て高純度の純水を一定量補給す
ることによって純水循環ラインを循環する純水(以下
「循環純水」という)のイオン濃度を低下させ、同時
に、系外に排出される温度の高い純水と補給される純水
との間で熱交換を行って循環純水に補給される純水の温
度を高め、電解温度を高温に保持することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の要旨は、純水
補給ラインから電解セルに達した純水を該電解セルにお
いて電解して水素ガスと酸素ガスを生成し、該水素ガス
と酸素ガスを、それぞれ水素分離タンクと酸素分離タン
クを経て外部に排出する水電解装置において、酸素分離
タンクに純水を補給する純水補給ラインに第一熱交換器
を設置し、酸素分離タンクから電解セルを経て酸素分離
タンクに至る純水循環ラインを形成し、上記電解セルか
ら水素分離タンクに至る水素供給ラインを設け、上記純
水循環ラインから第一純水排出ラインを分岐し、第一純
水排出ラインを上記第一熱交換器を経て系外に達せし
め、第一熱交換器において、純水補給ラインを経て補給
される純水と第一純水排出ラインを経て系外に排出され
る純水との間の熱交換を行うことを特徴とする水電解装
置にある。
【0014】本発明によれば、第一純水排出ラインを経
て系外に排出される純水に代えて、純水補給ラインから
高純度の純水を純水循環ラインに補給することにより循
環純水のイオン濃度を低下させ、同時に、第一純水排出
ラインから排出される高温(約85〜120℃)の純水
と純水補給ラインを経て補給される純水との間で熱交換
を行って補給純水の温度を高め、この高温補給純水を酸
素分離タンクを経て純水循環ライン中の純水に混入して
水電解時の温度を低下させることなく、高エネルギー効
率を確保する。
【0015】また、水素分離タンク底部に第二純水排出
ラインを接続し、第二純水排出ラインを第一熱交換器を
経て系外に達せしめ、第一熱交換器において、純水補給
ラインを経て補給される純水と第一および第二純水排出
ラインを経て系外に排出される純水との間の熱交換を行
うようにすれば、補給純水の温度をさらに高めることが
でき、水電解時の高エネルギー効率の確保が一層容易に
なる。
【0016】さらに、水素分離タンクに接続した水素排
出ラインに除湿器を設置し、水素分離タンクから該除湿
器に至る水素排出ラインにプレ熱交換器を設置し、純水
補給ラインを該プレ熱交換器を経て第一熱交換器に至ら
しめ、該プレ熱交換器において、純水補給ラインを経て
補給される純水と水素排出ラインを経て排出される含湿
水素ガスとの間の熱交換を行うこともできる。このよう
にすれば、プレ熱交換器において、水素分離タンクから
排出される高温(約85〜120℃)の含湿水素ガスが
補給純水により冷却されて凝縮水が生成し、除湿器への
持ち込み水分量が減少し、除湿器における除湿が容易に
なるとともに、廃棄する熱エネルギーが減少するので、
水電解時の高エネルギー効率の確保がますます容易にな
る。
【0017】また、第一および第二純水排出ラインを経
て系外に排出される高温純水と純水補給ラインを経て補
給される純水との熱交換を同一の熱交換器で行うのでは
なく、別々の熱交換器で行うことも可能である。このよ
うにすれば、第一および第二純水排出ラインから各熱交
換器へ向けて排出される純水の流量制御を個別に行うこ
とができるので、流量制御が安定化する。例えば、水素
分離タンク底部に第二純水排出ラインを接続し、純水補
給ラインの第一熱交換器の前に第二プレ熱交換器を設置
し、第二純水排出ラインを第二プレ熱交換器を経て系外
に達せしめ、第二プレ熱交換器において、純水補給ライ
ンを経て補給される純水と第二純水排出ラインを経て系
外に排出される純水との間の熱交換を行い、次いで、第
一熱交換器において、第二プレ熱交換器で熱交換後の補
給純水と第二純水排出ラインを経て系外に排出される純
水との間の熱交換を行うことができる(前者方法)。ま
た、水素分離タンク底部に第二純水排出ラインを接続
し、純水補給ラインを2つに分岐させて、分岐した各純
水補給ラインにそれぞれ熱交換器を設置し、純水補給ラ
インを経て補給される純水と第一および第二純水排出ラ
インを経て系外に排出される純水との間の熱交換を別々
の熱交換器で並行して行い、該熱交換後に、分岐した各
純水補給ラインを一つに合流させることもできる(後者
方法)。前者方法に比べて後者方法には、熱エネルギー
の回収率の向上という利点がある。
【0018】以上のようにして、イオンを多量に溶解し
て純度の低下した純水の一部を循環ラインから系外に排
出し、その代わりに高純度の純水を一定量補給して循環
純水のイオン濃度を低下させ、同時に、系外に排出する
高温の純水と補給純水との間で熱交換を行うことによ
り、補給純水の温度を高め、電解温度を高温に保持して
高エネルギー効率を確保することができる。そのために
は、熱交換器における伝熱効率を向上させて循環純水に
補給する純水の温度は極力高めることが好ましい。一
方、水電解時の運転電圧の異常な上昇を避けるために
は、純水の比抵抗としては5MΩcm以上必要である。と
ころで、水電解に使用されて比抵抗の低下した純水をイ
オン交換樹脂を通過させれば、その比抵抗を18MΩcm
まで高めることができ、水電解に使用した純水の全量を
イオン交換樹脂を通過させれば、常に、その比抵抗を1
8MΩcmに保持することができる。ところが、上記した
ように、水電解時の運転電圧の異常な上昇を避けるため
には、純水の比抵抗は5MΩcm以上あればよく、純水の
比抵抗として、必ずしも18MΩcmは必要でない。すな
わち、水電解に使用した純水の全量をイオン交換樹脂を
通過させる必要はなく、一部の純水をイオン交換樹脂を
通過させることによって循環純水の比抵抗として、5M
Ωcm以上確保することは可能である。そこで、本発明者
が、水電解に使用する純水を循環させる場合において、
循環純水の一部をイオン交換樹脂を通過させ、残りの純
水はイオン交換樹脂を通過させなかったときの全循環純
水に対するイオン交換樹脂通過水量の比率と循環純水の
比抵抗の関係を調査した結果が図4に示されている。図
4に示すように、イオン交換樹脂通過水量比率が増加す
るほど、循環純水の比抵抗は高くなっており、例えば、
循環水の比抵抗として5MΩcm以上確保するには、イオ
ン交換樹脂通過水量比率として3.5%以上あればよい
ことになる。イオン交換樹脂を通過した純水の比抵抗は
18MΩcmであるが、補給純水の比抵抗も、同じく18
MΩcmであるから、イオン交換樹脂を通過させた純水に
代えて補給純水を使用しても、循環純水の比抵抗は同じ
になるはずである。すなわち、循環純水全量の3.5%
以上を系外に排出して、その代わりに同量の新しい純水
を純水循環ラインに補給すれば、循環純水の比抵抗とし
て5MΩcm以上を確保することが可能である。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明の水電解装置の全体フロー図
である。図1において、1はプレフィルター、2は昇圧
ポンプ、3は第一逆浸透膜、4は第二逆浸透膜、5は補
給純水タンク、6はポンプ、7はイオン交換装置(イオ
ン交換樹脂によるもの)、8はファイナルフィルターで
ある。プレフィルター1からファイナルフィルター8ま
での機器を備えた純水補給ライン9は、水素分離タンク
10から伸びる水素排出ライン11中のプレ熱交換器1
2を経て、さらに、第一熱交換器13を通過して酸素分
離タンク14に達する。酸素分離タンク14の底部から
伸びるライン15は、ポンプ16、熱交換器17、温度
指示調節計18、ファイナルフィルター19、電解セル
20を経て再び酸素分離タンク14に戻るように、純水
循環ラインを構成している。
【0020】電解セル20の他方の端部から伸びる水素
供給ライン21は水素分離タンク10に達している。純
水循環ライン15から分岐した第一純水排出ライン22
は、流量指示調節計23を経た後、水素分離タンク10
底部から伸びる第二純水排出ライン24に合流して第一
熱交換器13を経て系外に達する。
【0021】水素分離タンク10から伸びる水素排出ラ
イン11のプレ熱交換器12の後段には除湿器25が配
置されている。
【0022】各ラインに設置された26、27はそれぞ
れ流量制御弁、オンオフ弁を示す。
【0023】以上のように構成される本発明の水電解装
置において、純水補給ライン9のプレフィルター1に達
した水道水はプレフィルター1において予備濾過され、
全開のオンオフ弁27を経て昇圧ポンプ2により昇圧さ
れて、第一逆浸透膜3、第二逆浸透膜4を経て所定の高
純度に精製された後、補給純水タンク5に貯えられる。
そして、酸素分離タンク14内の水位を監視するレベル
計28の指示に応じて純水補給ライン9に設けた流量制
御弁26の開度が適宜調節されながら、補給純水タンク
5内の純水はポンプ6により圧送されてイオン交換装置
7、ファイナルフィルター8を経た後、プレ熱交換器1
2において、水素分離タンク10から排出される高温
(約85〜120℃)の含湿水素ガスとの間で間接的に
熱交換が行われて、補給純水は一定温度だけ昇温され
て、当初15〜25℃であったものが、約16〜26℃
になる。一方、水素分離タンク10から排出される含湿
水素ガスはプレ熱交換器12において補給純水により冷
却されて凝縮水が生成する。プレ熱交換器12の下部か
ら上部へ含湿水素ガスが流れるようにしておき、プレ熱
交換器12から水素分離タンク10へ向かって下り勾配
となるように水素排出ライン11を形成することによ
り、生成した凝縮水は水素分離タンク10へ流れ落ちる
ようになる。このようにして、除湿器25への水分の持
ち込み量が減少するので、除湿器25における除湿が容
易になる。除湿器25において除湿された水素ガスは、
水素分離タンク10内の圧力を監視する圧力指示調節計
29の指示に応じて水素排出ライン11に設けた流量制
御弁26の開度が適宜調節されながら、高純度水素ガス
はユースポイントへ供給される。
【0024】一方、プレ熱交換器12において一定温度
だけ昇温された補給純水は第一熱交換器13において、
第一および第二純水排出ライン22と24を経て排出さ
れる高温(約85〜120℃)の純水との間で間接的に
熱交換が行われた結果、さらに、約82〜119℃に昇
温されて酸素分離タンク14に達する。また、純水循環
ライン15を循環する純水の比抵抗が5MΩcmを下回る
ことがないように、純水循環ライン15から分岐した第
一純水排出ライン22を経て排出される純水の量をQ1
とし、純水補給ライン9を経て補給される純水の量をQ
2 とした場合、Q2≧Q1となるように、純水補給ライン
9に設けた流量制御弁26と第一純水排出ライン22に
設けた流量制御弁26の開度が適宜調節される。結果的
には、水素分離タンク10へ供給される純水と第一純水
排出ライン22から排出される純水の量が補給純水の量
に等しくなって、Q2>Q1となる。なお、本実施例で
は、酸素分離タンク14の水位が一定になるように純水
を補給した。
【0025】以上のようにして、第一純水排出ライン2
2を経て排出される高温低純度の純水の代わりに、純水
補給ライン9から酸素分離タンク14に補給される高温
高純度の純水により、純水循環ライン15を循環する純
水のイオン濃度を低下させて(比抵抗を増加させて)、
しかも、循環純水を一定温度以上の高温に保持すること
が可能である。かくして、高温高純度の純水を電解セル
20で電解することにより、高エネルギー効率の下で水
電解を行うことが可能になる。しかし、純水循環ライン
15を循環する純水の温度が80℃以上になると、モジ
ュール構成部品であるシール材料のOリングやガスケッ
トの耐熱温度に近づいて寿命が短くなるという不都合が
生じるので、温度指示調節計18で検知した純水の温度
が80℃以下になるように、温度指示調節計18の指示
に応じて流量制御弁26の開度を適宜調節して、冷水供
給ライン30より熱交換器17に冷水を供給して純水循
環ライン15を循環する純水の温度を80℃以下に調節
するのが好ましい。純水循環ライン15内のファイナル
フィルター19は必ずしも必要なものではなく、純水循
環ライン15中にいっさい異物が混入しないということ
が保証されれば、省略することも可能である。
【0026】酸素分離タンク14内の圧力は圧力指示調
節計29で検知して、この圧力が一定以上になれば、酸
素分離タンク14内の酸素を流量制御弁26を経て大気
に放出することにより、酸素分離タンク14内の圧力を
一定以下に保持するように制御することができる。31
は水素濃度計であり、水素濃度計31により大気放出さ
れる酸素ガス中の水素ガス濃度を検知し、酸素と水素の
比率が爆発の可能性のある比率に近くなれば、警報を出
すよう構成されている。
【0027】上記フローでは、ライン22内の純水とラ
イン24内の純水は合流後、一つの熱交換器13で補給
純水と熱交換するように構成されているが、第一純水排
出ライン22に設置した流量制御弁26と第二純水排出
ライン24に設置した流量制御弁26の背圧の相違か
ら、流量制御が不安定にならないように、2台の熱交換
器を使用して個別に熱交換をすることも可能である。す
なわち、図2に示すように、純水補給ライン9の第一熱
交換器13の前に第二プレ熱交換器32を設置し、第二
純水排出ライン24を経て排出される純水と純水補給ラ
イン9を通る純水との間の間接的な熱交換を第二プレ熱
交換器32において行い、第二プレ熱交換器32で熱交
換後の補給純水と第一純水排出ライン22を経て排出さ
れる純水との間の間接的な熱交換を第一熱交換器13に
おいて行うことができる。しかし、この場合は、補給純
水は既に第二プレ熱交換器32で相当量温度が上昇して
いるので、第一熱交換器13で十分な熱回収が行えなく
なる。従って、十分な熱回収を行うには、図3に示すよ
うに、純水補給ライン9を2つに分岐し、分岐した各ラ
イン9a、9bにそれぞれ熱交換器33、34を設置
し、第二純水排出ライン24を経て排出される純水と分
岐ライン9aを通る補給純水との間の間接的な熱交換を
熱交換器33で行わせ、第一純水排出ライン22を経て
排出される純水と分岐ライン9bを通る補給純水との間
の間接的な熱交換を熱交換器34で行わせることが必要
である。なお、純水の消費量を減少するため、第一熱交
換器13で熱交換を終了して排出される純水を補給純水
タンク5へ戻すこともできる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のとおり構成されているの
で、次の効果を奏する。
【0029】請求項1記載の発明によれば、イオン交換
樹脂を使用することなく水中のイオン濃度を減少させ、
しかも電解温度を高温に保持することが可能であり、水
電解時のエネルギー効率を高く保持することができる。
【0030】請求項2、3記載の発明によれば、請求項
1記載の発明の場合に比べて、さらに電解温度を高くす
ることが可能であり、高エネルギー効率の確保が容易に
なる。
【0031】請求項4、5記載の発明によれば、純水排
出ラインから排出される純水の流量制御が容易になる。
とくに、請求項5記載の発明によれば、十分な熱回収を
行うことができるという利点がある。
【0032】請求項6記載の発明によれば、水電解時の
電圧の異常な上昇を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水電解装置の全体フロー図である。
【図2】系外へ排出される純水と補給純水との熱交換方
法の一例を示す拡大図である。
【図3】系外へ排出される純水と補給純水との熱交換方
法の別の一例を示す拡大図である。
【図4】循環純水全量に対するイオン交換樹脂通過水量
の比率を横軸とし、循環純水の比抵抗を縦軸として示す
図である。
【図5】固体高分子電解質型水電解装置に用いられる電
解セルの一例を示す断面図である。
【図6】図5に示す電解セルの固体高分子電解質膜ユニ
ットの分解断面図である。
【図7】従来の水電解装置の全体フロー図である。
【符号の説明】
7…補給純水タンク 9…純水補給ライン 10…水素分離タンク 11…水素排出ライン 12…プレ熱交換器 13…第一熱交換器 14…酸素分離タンク 15…純水循環ライン 20…電解セル 21…水素供給ライン 22…第一純水排出ライン 24…第二純水排出ライン 25…除湿器 32…第二プレ熱交換器 33、34…熱交換器 41…電解セル 42…固体高分子電解質膜ユニット 44…固体高分子電解質膜 A…陰極室 B…陽極室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊島 学 兵庫県神戸市須磨区白川台3−38−53− 6104 (72)発明者 石井 豊 兵庫県神戸市須磨区南落合1丁目13−8 アプリーレ北須磨283号室 Fターム(参考) 4K021 AA01 BA02 BC03 CA01 CA08 CA10 CA12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 純水補給ラインから電解セルに達した純
    水を該電解セルにおいて電解して水素ガスと酸素ガスを
    生成し、該水素ガスと酸素ガスを、それぞれ水素分離タ
    ンクと酸素分離タンクを経て外部に排出する水電解装置
    において、酸素分離タンクに純水を補給する純水補給ラ
    インに第一熱交換器を設置し、酸素分離タンクから電解
    セルを経て酸素分離タンクに至る純水循環ラインを形成
    し、上記電解セルから水素分離タンクに至る水素供給ラ
    インを設け、上記純水循環ラインから第一純水排出ライ
    ンを分岐し、第一純水排出ラインを上記第一熱交換器を
    経て系外に達せしめ、第一熱交換器において、純水補給
    ラインを経て補給される純水と第一純水排出ラインを経
    て系外に排出される純水との間の熱交換を行うことを特
    徴とする水電解装置。
  2. 【請求項2】 水素分離タンク底部に第二純水排出ライ
    ンを接続し、第二純水排出ラインを第一熱交換器を経て
    系外に達せしめ、第一熱交換器において、純水補給ライ
    ンを経て補給される純水と第一および第二純水排出ライ
    ンを経て系外に排出される純水との間の熱交換を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載の水電解装置。
  3. 【請求項3】 水素分離タンクに接続した水素排出ライ
    ンに除湿器を設置し、水素分離タンクから該除湿器に至
    る水素排出ラインにプレ熱交換器を設置し、純水補給ラ
    インを該プレ熱交換器を経て第一熱交換器に至らしめ、
    該プレ熱交換器において、純水補給ラインを経て補給さ
    れる純水と水素排出ラインを経て排出される含湿水素ガ
    スとの間の熱交換を行うことを特徴とする請求項1また
    は2記載の水電解装置。
  4. 【請求項4】 水素分離タンク底部に第二純水排出ライ
    ンを接続し、純水補給ラインの第一熱交換器の前に第二
    プレ熱交換器を設置し、第二純水排出ラインを第二プレ
    熱交換器を経て系外に達せしめ、第二プレ熱交換器にお
    いて、純水補給ラインを経て補給される純水と第二純水
    排出ラインを経て系外に排出される純水との間の熱交換
    を行い、次いで、第一熱交換器において、第二プレ熱交
    換器で熱交換後の補給純水と第二純水排出ラインを経て
    系外に排出される純水との間の熱交換を行うことを特徴
    とする請求項1または3記載の水電解装置。
  5. 【請求項5】 水素分離タンク底部に第二純水排出ライ
    ンを接続し、純水補給ラインを2つに分岐させて、分岐
    した各純水補給ラインにそれぞれ熱交換器を設置し、純
    水補給ラインを経て補給される純水と第一および第二純
    水排出ラインを経て系外に排出される純水との間の熱交
    換を別々の熱交換器で並行して行い、該熱交換後に、分
    岐した各純水補給ラインを一つに合流させることを特徴
    とする請求項1または3記載の水電解装置。
  6. 【請求項6】 補給純水量が純水循環ラインを循環する
    純水量の3.5%以上であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の水電解装置
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