JP2001151623A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤

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JP2001151623A
JP2001151623A JP32945899A JP32945899A JP2001151623A JP 2001151623 A JP2001151623 A JP 2001151623A JP 32945899 A JP32945899 A JP 32945899A JP 32945899 A JP32945899 A JP 32945899A JP 2001151623 A JP2001151623 A JP 2001151623A
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glycosyl
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Kiyoshi Sato
潔 佐藤
Kiyotaka Hasegawa
聖高 長谷川
Ouji Ifuku
欧二 伊福
Itaru Yamamoto
格 山本
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Shiseido Co Ltd
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Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美白効果を有し、とくに使用性に優れた皮膚
外用剤を提供する。 【解決手段】 グリコシル−L−アスコルビン酸のアシ
ル化誘導体を0.001〜10.0重量%と、シリコー
ン油を0.1〜60.0重量%とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は皮膚外用剤に関し、
特に肌なじみがよく、かつさっぱりとした使用感を有す
る皮膚外用剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、安定かつ油溶性のアスコルビン酸誘導体として、ア
スコルビン酸の2位及び6位にそれぞれ糖及び脂肪酸が
配位した物質であるグリコシル−L−アスコルビン酸の
アシル化誘導体が報告されている(日本薬学会第118
年会講演要旨集3、77頁、平成10年3月5日発
行)。このグリコシル−L−アスコルビン酸のアシル化
誘導体は、表皮中、真皮中のエステラーゼ活性及びグル
コシダーゼ活性により、脂肪酸部分及び糖部分が解離す
ることによりL−アスコルビン酸を生じる。L−アスコ
ルビン酸は、一般にメラニン生成過程の代謝中間物であ
るドーパキノンまたはドーパクロムをドーパへと還元す
ることによりメラニン生成を抑制し、また、生成してい
る濃色酸化型メラニンを淡色還元型メラニンに戻す作用
を有し、皮膚の美白化、しみ、そばかす、黒皮症、肝班
等の治療、改善に有効な化合物である。グリコシル−L
−アスコルビン酸のアシル化誘導体とL−アスコルビン
酸とを比較すると、グリコシル−L−アスコルビン酸の
アシル化誘導体は分子内に還元性基を有していないた
め、熱、光、酸素及び金属イオンに対して安定であり、
また、脂肪酸の付加により油溶性が増し、経皮吸収性が
改善されている点で優れている。
【0003】しかしながら、このグリコシル−L−アス
コルビン酸のアシル化誘導体を配合した皮膚外用剤は、
特有のべたつき感があり、これを配合した化粧料等の感
触が悪くなるという欠点を有していた。このため、グリ
コシル−L−アスコルビン酸のアシル化誘導体を配合で
き、しかもべたつき感の少ない皮膚外用剤、特に皮膚化
粧料が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決するために鋭意研究した結果、グリコシル−L−ア
スコルビン酸のアシル化誘導体とシリコーン油を組み合
わせて用いることにより、特有のべたつき感が低減され
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は、グリコシル−L−ア
スコルビン酸のアシル化誘導体を0.001〜10.0
重量%と、シリコーン油を0.1〜60.0重量%とを
含有することを特徴とする皮膚外用剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて詳細に説明する。本発明でいうグリコシル−L−ア
スコルビン酸とは、アシル化によって油溶性が改善され
る全てのグリコシル−L−アスコルビン酸を包含する。
望ましいグリコシル−L−アスコルビン酸としては、L
−アスコルビン酸における2位の位置に1又は複数のグ
ルコシル残基若しくはガラクトシル残基が結合した、例
えば、2−O−α−D−モノグルコピラノシル−L−ア
スコルビン酸をはじめとする一連の2−グルコピラノシ
ル−L−アスコルビン酸、及び2−O−β−D−モノガ
ラクトピラノシル−L−アスコルビン酸をはじめとする
一連の2−ガラクトピラノシル−L−アスコルビン酸が
挙げられる。
【0007】本発明でいうアシル化とは、かかるグリコ
シル−L−アスコルビン酸にアシル基RCO−を導入す
ることを意味する。ここで、Rは直鎖状又は分枝を有す
る、通常、2乃至19、望ましくは4乃至17から選ば
れる整数を炭素数とする飽和又は不飽和のアルキル基を
意味する。したがって、この発明でいうアシル化誘導体
とは、前述のごときグリコシル−L−アスコルビン酸に
おける1又は複数のヒドロキシル基、望ましくは、グリ
コシル−L−アスコルビン酸におけるL−アスコルビン
酸残基の1又は複数のヒドロキシル基にアシル基が結合
した化合物全般を意味することとなるが、特に好ましく
はモノアシル化誘導体である。
【0008】かかるアシル化誘導体は諸種の方法により
調製することができる。例えば、グリコシル−L−アス
コルビン酸に適宜のアシル化剤を反応させれば、所望の
アシル化誘導体が得られる。このとき、必要とあれば、
反応系内に触媒を共存させてもよく、その触媒はリパー
ゼなどの酵素であってもよい。原料となるグリコシル−
L−アスコルビン酸は、例えば、特開平3−13928
8号公報、特開平3−135992号公報及び特開平3
−183492号公報に記載されているように、シクロ
マルトデキストリン・グルカノトランスフェラーゼなど
の糖転移酵素の存在下でL−アスコルビン酸にシクロマ
ルトデキストリンや澱粉加水分解物などのα−グルコシ
ル化合物を反応させるか、あるいは、特開平6−228
183号公報及び特開平6−263790号公報に記載
されているように、β−ガラクトシダーゼの存在下で
5,6−イソプロピリデン−L−アスコルビン酸にラク
トースなどのβ−ガラクトシル化合物を反応させること
によって得ることができる。ちなみに、2−グルコピラ
ノシル−L−アスコルビン酸の市販品としては、例え
ば、「AA−2G」(固形分重量当りの2−O−α−D
−モノグルコピラノシル−L−アスコルビン酸含量98
%以上、株式会社林原商事販売)が挙げられる。用途に
もよるけれども、この発明においては、グリコシル−L
−アスコルビン酸は必ずしも高度に精製されておらずと
もよく、調製方法に特有な類縁体や他の成分との未分離
組成物であっても、実質的なアシル化を妨げない他の成
分との混合物であってもよい。
【0009】化学反応による場合には、ヒドロキシル基
を有する化合物をアシル化するための通常一般の方法を
適用すればよく、個々の方法としては、例えば、酸又は
酸ハライド、酸無水物若しくは酸エステルなどのアシル
化剤を用いる方法が挙げられる。アシル化剤としては、
通常、3乃至20、望ましくは、4乃至18から選ばれ
る整数を炭素数とする、例えば、プロピオン酸、酪酸、
イソ酪酸、n−バレリアン酸、イソバレリアン酸、トリ
メチル酢酸、カプロン酸、n−ヘプタン酸、カプリル
酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン
酸、オレイン酸、リシノレイン酸、アラキジン酸、ペト
ロセリン酸、バクセン酸、リノール酸、リノレン酸、エ
レオステアリン酸、リカン酸、パリナリン酸、タリリン
酸、カドレイン酸及びアラキドン酸などの低級脂肪酸及
び高級脂肪酸を基本骨格とするカルボン酸並びにカルボ
ン酸ハライド、カルボン酸無水物及びカルボン酸エステ
ルが用いられる。
【0010】反応は、通常、反応系への水の侵入を遮断
した非水系で行われ、例えば、ピリジン、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミドなどの有機溶剤中、必
要に応じて、p−トルエンスルホン酸などの触媒を共存
させて、グリコシル−L−アスコルビン酸にカルボン酸
無水物を反応させるか、あるいは、濃硫酸などの触媒の
存在下、グリコシル−L−アスコルビン酸にカルボン酸
そのものを反応させる。反応条件としては、L−アスコ
ルビン酸のアシル化に通常用いられる反応がそのまま適
用できるが、グリコシル−L−アスコルビン酸1モルに
対して、アシル化剤を3モル以下、望ましくは、2モル
以下反応させるときには、反応がほぼ特異的に進行し、
グリコシル−L−アスコルビン酸におけるL−アスコル
ビン酸残基の特定の部位にアシル基を導入することがで
きる。例えば、2−O−α−D−モノグルコピラノシル
−L−アスコルビン酸の場合、2モル以下のアシル化剤
を反応させると、実質的に、L−アスコルビン酸残基に
おける6位の位置のヒドロキシル基だけをアシル化する
ことができる。また、公知の方法によってL−アスコル
ビン酸における6位のヒドロキシル基だけをアシル化し
た後、適宜有機溶剤又は有機溶剤と水との適宜混液中、
例えば、シクロマルトデキストリン・グルカノトランス
フェラーゼなどの糖転移酵素の存在下でそのアシル化さ
れたL−アスコルビン酸にシクロマルトデキストリンや
澱粉部分加水分解物などのα−グルコシル化合物を反応
させるときには、L−アスコルビン酸残基における6位
のヒドロキシル基だけがアシル化された2−グルコピラ
ノシル−L−アスコルビン酸のモノアシル化誘導体を得
ることができる。
【0011】酵素反応による場合には、グリコシル−L
−アスコルビン酸及びアシル化剤を基質とし、通常、こ
れらの基質と酵素に応じた適宜有機溶剤が用いられ、場
合によっては、適宜分配率の水及び有機溶剤からなる二
成分系が用いられる。酵素としてはリパーゼが一般的で
あり、酵素剤は固定化されていてもよい。有機溶剤とし
て、例えば、sec−ブチルアルコール、t−ブチルア
ルコール、t−アミルアルコール、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、ピ
リジンなどの親水性有機溶剤が用いられる。反応条件
は、酵素法によるL−アスコルビン酸のアシル化の場合
と同様に設定すればよく、酵素の種類にも特に制限がな
い。なお、グリコシル−L−アスコルビン酸、とりわ
け、2−グルコピラノシル−L−アスコルビン酸は水溶
液における安定性が著しく高いので、L−アスコルビン
酸のアシル化の場合とは違って、複雑な条件設定の必要
がない。
【0012】かくして得られるアシル化誘導体は、L−
アスコルビン酸の脂肪酸エステルを精製するための通常
の方法を適用することにより精製することができる。個
々の精製方法としては、例えば、塩析、透析、濾過、濃
縮、分別沈殿、分液抽出、ゲルクロマトグラフィー、イ
オン交換クロマトグラフィー、高速液体クロマトグラフ
ィー、ガスクロマトグラフィー、親和クロマトグラフィ
ー、ゲル電気泳動、等電点電気泳動、結晶化などが挙げ
られ、これらは、反応条件並びに所望するアシル化誘導
体の種類及び純度に応じて適宜組合わせて適用される。
【0013】本発明で用いられるグリコシル−L−アス
コルビン酸のアシル化誘導体は、次の諸性質を有してい
る。 (1)L−アスコルビン酸や公知の無機酸エステルと比
較して、油溶性が高い。しかも、アシル化剤におけるア
ルキル基の鎖長を加減するときには、油溶性を付与しつ
つ、実質的な水溶性を保持することができる。 (2)公知の脂肪酸エステルや無機酸エステルとは違っ
て、生体内でL−アスコルビン酸を遊離するので、L−
アスコルビン酸本来の生理作用が期待でき、安全性も高
い。 (3)L−アスコルビン酸とは違って、熱、光、酸素及
び金属イオンに対してすこぶる安定である。 (4)L−アスコルビン酸とは違って、直接還元性を示
さないので、例えば、メイラード反応のような反応を起
こさない。 (5)L−アスコルビン酸や公知の無機酸エステルとは
違って、皮膚や粘膜の浸透性が高い。 (6)L−アスコルビン酸と同様、生体内に発生するラ
ジカルを捕捉する性質がある。 (7)アシル化剤の種類や精製の程度にもよるが、一般
に無味、無臭、無色である。
【0014】これらの性質故に、本発明で用いられるア
シル化誘導体は、L−アスコルビン酸本来の生理作用を
必要とする化粧品及び医薬品を含む皮膚外用剤におい
て、安定にして安全なL−アスコルビン酸供給源として
有利に利用でき、美白作用に加えて、紫外線照射によっ
て起こるフリーラジカルから皮膚を守る機能、皮膚細胞
を活性化する機能、光障害を防ぐ機能、皮膚免疫を高め
る機能等が期待される。本発明で用いられるアシル化誘
導体のうちでも、比較的長い鎖長のアシル基が結合した
アシル化誘導体、とりわけ、8以上の整数を炭素数とす
るアシル基が結合したアシル化誘導体は、皮膚や粘膜へ
の浸透性が著しく高いので、化粧品や医薬品の分野にお
いて特に有用である。
【0015】本発明で使用するグリコシル−L−アスコ
ルビン酸のアシル化誘導体の具体例としては、例えば、
6−O−ブチリル−2−O−α−D−モノグルコピラノ
シル−L−アスコルビン酸、2−O−α−D−モノグル
コピラノシル−6−O−ヘキサノイル−L−アスコルビ
ン酸、2−O−α−D−モノグルコピラノシル−6−O
−オクタノイル−L−アスコルビン酸、6−O−デカノ
イル−2−O−α−D−モノグルコピラノシル−L−ア
スコルビン酸、6−O−ドデカノイル−2−O−α−D
−モノグルコピラノシル−L−アスコルビン酸、6−O
−ミリストイル−2−O−α−D−モノグルコピラノシ
ル−L−アスコルビン酸、6−O−パルミトイル−2−
O−α−D−モノグルコピラノシル−L−アスコルビン
酸又は6−O−ステアロイル−2−O−α−D−モノグ
ルコピラノシル−L−アスコルビン酸等が挙げられる。
【0016】本発明におけるグリコシル−L−アスコル
ビン酸アシル化誘導体の配合量は0.001〜10.0
重量%、好ましくは0.01〜5.0重量%である。
0.001重量%未満ではグリコシル−L−アスコルビ
ン酸アシル化誘導体の配合目的に応じた効果が発揮され
難いと共に、肌なじみに劣り、10.0重量%を越える
と使用性面でベタツキを生じることがあるため好ましく
ない。
【0017】本発明で使用されるシリコーン油として
は、例えば、シロキサン結合を有する有機ケイ素化合物
であればいずれでもよく、メチルポリシロキサン、ジメ
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
メチルハイドロジェンポリシロキサン、デカメチルシク
ロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキ
サン、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重
合体等が挙げられる。
【0018】本発明で使用されるシリコーン油の粘度は
6〜100cSt程度のものが好適である。低粘度すぎ
るとグリコシル−L−アスコルビン酸のアシル化誘導体
のベタツキ感を押さえられないことがあり、高粘度すぎ
るとシリコーン油自体がベタツキを生じることがあるた
め好ましくない。
【0019】本発明で使用されるシリコーン油の配合量
は、0.1〜60.0重量%が好適である。シリコーン
油の配合量が少なすぎると外用剤のベタツキを十分に押
さえることができず、また、必要以上に多すぎても、肌
なじみが悪くなることがあり、好ましくない。
【0020】本発明の皮膚外用剤には、一般に化粧品や
医薬部外品等に用いられる、界面活性剤、油分、保湿
剤、紫外線吸収剤、アルコール類、キレート剤、防腐
剤、増粘剤、色素、香料等の成分を配合することができ
る。
【0021】本発明の皮膚外用剤は、通常の方法によっ
て製造することができ、例えば基礎化粧料、薬用化粧
料、外用医薬基剤などとして適用することができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明を実施例および比較例によりさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれにより限定される
ものではない。なお、以下に示す配合量はすべて重量%
である。
【0023】実施例1、比較例1〜3 次の表1に示す組成の乳液を常法により調製し、実施例
1および比較例1〜3とした。実施例等で用いた2−O
−α−D−モノグルコピラノシル−6−O−オクタノイ
ル−L−アスコルビン酸の製造方法は、後記の通りであ
る。また、得られた各試料について、その使用感を後記
する方法で評価した。その結果を併せて表1に示す。
【0024】(1)2−O−α−D−モノグルコピラノ
シル−6−O−オクタノイル−L−アスコルビン酸の製
造方法 室温下、反応容器に2−グルコピラノシル−L−アスコ
ルビン酸(商品名「AA−2G」、固形分重量当りの2
−O−α−D−モノグルコピラノシル−L−アスコルビ
ン酸含量98%以上、株式会杜林原商事販売)を2.7
1g(8.0mmol)とり、アルゴン気流下、ピリジ
ンを350ml加え、溶解するまで撹拌した。次に、ピ
リジン50mlに溶解した無水カプリル酸(9.6mm
ol)をアルゴン気流下、2分間かけて反応容器内に滴
々加えた後、室温下で165分間反応させた。その後、
反応容器内にメタノールを加え、濃縮し、乾固して反応
を停止させた。
【0025】得られた反応混合物の固状物(4.65
g)をカラムクロマトグラフィー用シリカゲル(商品名
「ワコーゲル」、和光純薬工業株式会社製造)139.
5gのカラムに負荷し、酢酸エチル500ml、酢酸エ
チル/メタノール混液(容量比9:1)500ml、酢
酸エチル/メタノール混液(容量比8:2)500ml
及び酢酸エチル/メタノール混液(容量比7:3)50
0mlをこの順序でそれぞれ通液する一方、溶出液を1
00mlずつ採取した。各溶出画分の一部をそれぞれと
り、これを薄層クロマトグラフィー用シリカゲルプレー
ト(商品名「シリカゲル60 F254」、メルク製
造)に少量滴下し、乾燥させた後、酢酸エチル/メタノ
ール混液(容量比6:4)を用いて展開した。展開後、
プレートを乾燥し、波長254nmの紫外線を照射した
ときにRf0.40付近に移動した成分を含むカラムか
らの溶出画分を採取し、合一し、濃縮し、乾固した。
【0026】得られた固状物(2.09g)を上記と同
様にカラムクロマトグラフィーにより再度精製し、薄層
クロマトグラフィーにおいてRf0.40付近に移動し
た成分を含むカラムからの溶出画分を採取し、合一し、
濃縮し、乾固したところ、2−O−α−D−モノグルコ
ピラノシル−6−O−オクタノイル−L−アスコルビン
酸が無味無臭の白色細粒として1.35g得られた(収
率36.3%)。
【0027】(2)使用感テストの評価方法 40名の女性パネラーを各10名の4群に分け、第1群
には実施例1の乳液を、第2群〜第4群にはそれぞれ比
較例1〜比較例3の乳液を塗布し、肌なじみ、ベタツキ
に関して使用感を評価した。使用感の評価基準は次の通
りである。
【0028】(肌なじみの評価基準) ○:肌なじみが良い。 △:どちらともいえない。 ×:肌なじみが悪い。 (ベタツキの評価基準) ○:べたつかない。 △:どちらともいえない。 ×:べたつく。
【0029】
【表1】 ─────────────────────────────────── 実施例 比較例 組成(乳液) ──── ────────── 1 1 2 3 ─────────────────────────────────── A.ステアリン酸 2.0 2.0 2.0 2.0 セタノール 1.0 1.0 1.0 1.0 ワセリン 2.0 2.0 2.0 2.0 流動パラフィン 6.0 6.0 6.0 6.0 2−エチルヘキサン酸セチル 1.0 1.0 1.0 1.0 ホホバオイル 1.0 1.0 1.0 1.0 スクワラン 2.0 2.0 2.0 2.0 テトラ−2−エチルヘキサン酸 ペンタエリスリトール 3.0 3.0 3.0 3.0 メチルフェニルポリシロキサン*1 3.0 − 3.0 − デカメチルペンタシロキサン*2 2.0 − 2.0 − 月見草油 0.5 0.5 0.5 0.5 ジパラメトキシケイ皮酸モノ −2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.5 1.5 1.5 1.5 4−tert−ブチル−4′− メトキシ−ジベンゾイルメタン 3.0 3.0 3.0 3.0 POE(10)モノオレート 3.0 3.0 3.0 3.0 ジブチルヒドロキシトルエン 0.1 0.1 0.1 0.1 ビタミンB6トリパルミテート 0.01 0.01 0.01 0.01 ブチルパラベン 0.2 0.2 0.2 0.2 香料 適量 適量 適量 適量 B.プロピレングリコール 5.0 5.0 5.0 5.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 2.0 2.0 2.0 2−O−α−D−モノグルコピラノシル− 6−O−オクタノイル−L−アスコルビン酸 1.0 − − 1.0 アルブチン 5.0 5.0 5.0 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.2 0.2 0.2 0.2 トリエタノールアミン 0.2 0.2 0.2 0.2 精製水 残余 残余 残余 残余 ─────────────────────────────────── 肌なじみ ○ 7 4 5 7 △ 3 3 2 2 × 0 3 3 1 ベタツキ ○ 9 4 9 1 △ 1 3 1 4 × 0 3 0 5 ───────────────────────────────────
【0030】*1:粘度 50cSt(信越化学工業社
製) *2:粘度 5cSt(信越化学工業社製)
【0031】表1の結果から、2−O−α−D−モノグ
ルコピラノシル−6−O−オクタノイル−L−アスコル
ビン酸もシリコーン油も配合していない乳液(比較例
1)と比較して、2−O−α−D−モノグルコピラノシ
ル−6−O−オクタノイル−L−アスコルビン酸のみを
配合した乳液(比較例3)はかなりベタツキをもってい
ることがわかる。一方、シリコーン油のみを配合した乳
液(比較例2)は比較例1と比較して、肌なじみは同程
度で改善されていないことがわかる。これに対して、2
−O−α−D−モノグルコピラノシル−6−O−オクタ
ノイル−L−アスコルビン酸とシリコーン油を共に配合
した乳液(実施例1)は、肌なじみが良く、ベタツキも
ほとんどないことがわかる。
【0032】したがって、2−O−α−D−モノグルコ
ピラノシル−6−O−オクタノイル−L−アスコルビン
酸とシリコーン油を組み合わせることにより、肌なじみ
がよく、2−O−α−D−モノグルコピラノシル−6−
O−オクタノイル−L−アスコルビン酸のベタツキもな
い皮膚外用剤とすることができることがわかる。
【0033】次に、本発明の皮膚外用剤をより具体的に
するため、さらに実施例を示す。なお、配合量は重量%
を示す。実施例1に準じて評価を行ったところ、各実施
例の皮膚外用剤は実施例1と同様の優れた使用性を示し
た。
【0034】 実施例2 クリーム A.セタノール 0.5 重量% ワセリン 2.0 スクワラン 7.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 [エキセコールD−5(5cSt;信越化学工業社製)] 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 2.5 POE(20)ソルビタン モノステアリン酸エステル 1.5 パントテニルエチルエーテル 0.5 ホホバ油 5.0 B.プロピレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 ビーガム(モンモリロナイト) 5.0 6−O−ドデカノイル−2−O−α−D− モノグルコピラノシル−L−アスコルビン酸 1.0 蒸留水 残余 (製法)A(油相)とB(水相)をそれぞれ70℃に加
熱し、完全溶解する。AをBに加えて、乳化機で乳化す
る。乳化物を熱交換機を用いて冷却してクリームを得
た。
【0035】 実施例3 乳液 A.スクワラン 5.0 重量% オレイルオレート 3.0 ワセリン 2.0 ソルビタンセスキオレイン酸エステル 0.8 POE(20)オレイルエーテル 1.2 トリメチルシロキシケイ酸− オクタメチルシクロテトラシロキサン溶液 5.0 [SSD−R−1(100cSt;信越化学工業社製)] ジメチルポリシロキサン 1.0 [KF−96A6CS(6cSt;信越化学工業社製)] 月見草油 0.5 香料 0.3 防腐剤 適量 B.1,3−ブチレングリコール 4.5 メリッサ抽出液 1.5 6−O−パルミトイル−2−O−α−D− モノグルコピラノシル−L−アスコルビン酸 0.01 エタノール 3.0 カルボキシビニルポルリマー 0.2 水酸化カリウム 0.1 ヘキサメタリン酸ナトリウム 0.05 精製水 残余 (製法)Aの油相部とBの水相部をそれぞれ70℃に加
熱し完全溶解する。A相をB相に加えて、乳化機で乳化
する。乳化物を熱交換機を用いて冷却して乳液を得た。
【0036】 実施例4 クリーム A.セタノール 4.0 重量% ワセリン 7.0 イソプロピルミリステート 8.0 スクワラン 15.0 ステアリン酸モノグリセリンエステル 2.2 POE(20)ソルビタンモノステアレート 2.8 ポリオキシエチレン・ ポリオキシプロピレン共重合体 0.5 ジメチルポリシロキサン 10.0 [KF−96A20CS(20cSt;信越化学工業社製)] ビタミンEニコチネート 2.0 香料 0.3 酸化防止剤 適量 防腐剤 適量 B.グリセリン 10.0 2−O−α−D−モノグルコピラノシル− 6−O−オクタノイル−L−アスコルビン酸 2.0 ジプロピレングリコール 4.0 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 1.0 エデト酸二ナトリウム 0.01 精製水 残余 (製法)実施例2に準じてクリームを得た。
【0037】 実施例5 パック (1) ポリビニルアルコール 10.0 重量% (2) ポリエチレングリコール(分子量400) 0.4 (3) グリセリン 3.0 (4) エタノール(95%) 8.0 (5) 6−O−デカノイル−2−O−α−D− モノグルコピラノシル−L−アスコルビン酸 0.1 (6) ジメチルポリシロキサン 2.0 [KF−96A100CS(100cSt;信越化学工業社製)] (7) 防腐剤 0.1 (8) 香料 0.1 (9) 精製水 残余 (製法)室温で(4),(7),(8)を混合溶解し、(1),(2),(3)
および(5),(6),(9)を80℃で混合溶解した中に撹拌添
加した後、室温まで放冷してパックを得た。
【0038】 実施例6 固形パウダーファンデーション (1) タルク 5.0 重量% (2) セリサイト 10.0 (3) 6−O−ミリストイル−2−O−α−D− モノグルコピラノシル−L−アスコルビン酸 5.0 (4) 多孔性無水ケイ酸粉末 15.0 (5) 窒化ホウ素 5.0 (6) 二酸化チタン 3.0 (7) 酸化鉄 5.0 (8) ミリスチン酸亜鉛 5.0 (9) 流動パラフィン 残余 (10)ジメチルポリシロキサン 15.0 (11)シリコーン樹脂 5.0 (12)セスキオレイン酸ソルビタン 1.5 (13)防腐剤 適量 (14)香料 適量 (製法)(1)〜(8)の各成分を混合粉砕したところへ、
(9)〜(14)の各成分を混合したものを加えて混合撹拌
し、容器に成型して固形パウダーファンデーションを得
た。
【0039】 実施例7 口紅 (1) カルナバロウ 0.5 重量% (2) キャンデリラロウ 5.0 (3) セレシン 10.0 (4) スクワラン 残余 (5) トリイソステアリン酸グリセリン 7.0 (6) ジイソステアリン酸グリセリン 15.0 (7) ジメチルポリシロキサン 5.0 (8) シリコーン樹脂 3.0 (9) ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン 1.0 (10)6−O−パルミトイル−2−O−α−D− モノグルコピラノシル−L−アスコルビン酸 0.1 (11)精製水 2.0 (12)マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル 3.5 (13)合成ケイ酸ナトリウム−マグネシウム 0.5 (14)疎水性シリカ 0.5 (15)色材 適量 (16)防腐剤 適量 (17)香料 適量 (製法)60℃に加熱した(12)に(13)〜(14)を分散さ
せ、これに均一溶解した(9)〜(11)を加えて十分撹拌す
る。別に加熱溶解しておいた(1)〜(8)にこれを加えて十
分撹拌し、さらに(15)〜(17)を加えて分散撹拌し、その
後成型して口紅を得た。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の皮膚外用
剤は、シリコーン油を配合することにより、グリコシル
−L−アスコルビン酸のアシル化誘導体に特異なベタツ
キを低減し、優れた使用性を有するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 聖高 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 伊福 欧二 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内 (72)発明者 山本 格 岡山県岡山市花尻ききょう町1−102 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB152 AB172 AB232 AB242 AB282 AB382 AB432 AB442 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC212 AC242 AC352 AC392 AC402 AC422 AC442 AC472 AC482 AC532 AC542 AC612 AC642 AC912 AD042 AD092 AD112 AD151 AD152 AD172 AD252 AD412 AD492 AD632 AD641 AD642 AD662 CC02 CC05 CC07 CC12 CC13 DD17 DD21 DD31 EE06 FF05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリコシル−L−アスコルビン酸のアシ
    ル化誘導体を0.001〜10.0重量%と、シリコー
    ン油を0.1〜60.0重量%とを含有することを特徴
    とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】 グリコシル−L−アスコルビン酸アシル
    化誘導体のグリコシル−L−アスコルビン酸が、2−グ
    ルコピラノシル−L−アスコルビン酸又は2−ガラクト
    ピラノシル−L−アスコルビン酸である請求項1記載の
    皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】 グリコシル−L−アスコルビン酸アシル
    化誘導体におけるアシル基が、低級脂肪酸または高級脂
    肪酸を基本骨格とするものである請求項1又は2記載の
    皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】 グリコシル−L−アスコルビン酸アシル
    化誘導体におけるアシル基の炭素数が3乃至20から選
    ばれる整数である請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚
    外用剤。
  5. 【請求項5】 グリコシル−L−アスコルビン酸アシル
    化誘導体がモノアシル化誘導体である請求項1〜4のい
    ずれかに記載の皮膚外用剤。
  6. 【請求項6】 グリコシル−L−アスコルビン酸アシル
    化誘導体のグリコシル−L−アスコルビン酸残基の6位
    の位置のヒドロキシル基がアシル化されている請求項1
    〜5のいずれかに記載の皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】 シリコーン油が、粘度6〜100cSt
    のものである請求項1記載の皮膚外用剤。
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