JP2001151433A - エレベーターの主ロープ素線切れ監視装置 - Google Patents
エレベーターの主ロープ素線切れ監視装置Info
- Publication number
- JP2001151433A JP2001151433A JP33468099A JP33468099A JP2001151433A JP 2001151433 A JP2001151433 A JP 2001151433A JP 33468099 A JP33468099 A JP 33468099A JP 33468099 A JP33468099 A JP 33468099A JP 2001151433 A JP2001151433 A JP 2001151433A
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- Japan
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- elevator
- wire
- element wire
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- Pending
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- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 主ロープの素線切れを常時監視しえるエレベ
ーターの主ロープ素線切れ監視装置を提供する。 【解決手段】 巻上機に巻き掛けられた主ロープ表面に
近接して設けられた素線切れ検出装置８と、この素線切
れ検出装置８から出力される素線切れ検出信号に基づい
て、保守営業所若しくは、管制センターへの発報を行う
発報装置１０とを少なくとも備えたことにより達成され
る。
ーターの主ロープ素線切れ監視装置を提供する。 【解決手段】 巻上機に巻き掛けられた主ロープ表面に
近接して設けられた素線切れ検出装置８と、この素線切
れ検出装置８から出力される素線切れ検出信号に基づい
て、保守営業所若しくは、管制センターへの発報を行う
発報装置１０とを少なくとも備えたことにより達成され
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの主
ロープ素線切れ監視装置に関するものである。
ロープ素線切れ監視装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、エレベーターの主ロープ点検
は、定期的に保守技術者による目視確認を実施してその
損傷の有無を確認することで行うか、漏洩磁束採傷法を
応用したロープテスターを用いて定期的に行うようにし
ている。
は、定期的に保守技術者による目視確認を実施してその
損傷の有無を確認することで行うか、漏洩磁束採傷法を
応用したロープテスターを用いて定期的に行うようにし
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の主ロープ点
検方法では、点検時に素線切れがなくとも、次の点検の
間に素線切れがあると、その素線切れが定期点検時まで
放置された状態になってしまうという問題点があった。
検方法では、点検時に素線切れがなくとも、次の点検の
間に素線切れがあると、その素線切れが定期点検時まで
放置された状態になってしまうという問題点があった。
【０００４】本発明の目的は、上記問題点を解決しえる
エレベーターの主ロープ素線切れ監視装置を提供するに
ある。
エレベーターの主ロープ素線切れ監視装置を提供するに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、巻上機に巻
き掛けられた主ロープ表面に近接して設けられた素線切
れ検出装置と、この素線切れ検出装置から出力される素
線切れ検出信号に基づいて監視部署への発報を行う発報
装置とを少なくとも備えたことによって達成される。
き掛けられた主ロープ表面に近接して設けられた素線切
れ検出装置と、この素線切れ検出装置から出力される素
線切れ検出信号に基づいて監視部署への発報を行う発報
装置とを少なくとも備えたことによって達成される。
【０００６】かかる装置によれば、主ロープの素線切れ
有無の点検が常時行われて、素線切れがあれば、監視部
署への発報がなされるので、主ロープの素線切れの対応
を早期に行うことが可能となる。
有無の点検が常時行われて、素線切れがあれば、監視部
署への発報がなされるので、主ロープの素線切れの対応
を早期に行うことが可能となる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づき説明する。
に基づき説明する。
【０００８】図１において、エレベータ１は、巻上機２
と、この巻上機２によって駆動されるシーブ３と、セカ
ンドプーリー４と、これらシーブ３及びセカンドプーリ
ー４に巻装された複数本の主ロープ５とを有しており、
主ロープ５の一端に連結した乗りかご（図示せず）と主
ロープ５の他端に連結したカウンター（図示せず）と
を、シーブ３を回転させることにより乗降させるように
してある。
と、この巻上機２によって駆動されるシーブ３と、セカ
ンドプーリー４と、これらシーブ３及びセカンドプーリ
ー４に巻装された複数本の主ロープ５とを有しており、
主ロープ５の一端に連結した乗りかご（図示せず）と主
ロープ５の他端に連結したカウンター（図示せず）と
を、シーブ３を回転させることにより乗降させるように
してある。
【０００９】巻上機２及びシーブ３は、機械室床上に設
置されており、かつ、セカンドプーリー４は、機械室に
設けたビーム６などに取り付けられている。
置されており、かつ、セカンドプーリー４は、機械室に
設けたビーム６などに取り付けられている。
【００１０】エレベーター１の主ロープ素線切れ監視装
置７は、図３に示すように、素線切れ検出装置８と、こ
の素線切れ検出装置８から出力される素線切れ検出信号
Ａに基づいて監視部署９への発報を行う発報装置１０と
を少なくとも備えている監視部署９は、エレベーター１
の保守営業所若しくは、エレベーター１の管制センター
としてある。
置７は、図３に示すように、素線切れ検出装置８と、こ
の素線切れ検出装置８から出力される素線切れ検出信号
Ａに基づいて監視部署９への発報を行う発報装置１０と
を少なくとも備えている監視部署９は、エレベーター１
の保守営業所若しくは、エレベーター１の管制センター
としてある。
【００１１】素線切れ検出装置８は、図２に示すよう
に、ビーム６に固定されている主ロープ外れ止めバー１
１に絶縁体１２を介して取り付けられた一対の電極１
３、１３ａと、これら電極１３、１３ａに主ロープ５の
表面から飛び出した素線１４が接触すると素線切れ検出
信号Ａを出力させるリレー（図示せず）とを、少なくと
も備えている。
に、ビーム６に固定されている主ロープ外れ止めバー１
１に絶縁体１２を介して取り付けられた一対の電極１
３、１３ａと、これら電極１３、１３ａに主ロープ５の
表面から飛び出した素線１４が接触すると素線切れ検出
信号Ａを出力させるリレー（図示せず）とを、少なくと
も備えている。
【００１２】素線切れ検出装置８における一対の電極１
３、１３ａは、図２に示すように、主ロープ５表面に近
接するように設置してある。素線切れ検出装置８は、一
対の電極１３、１３ａを、複数個の主ロープ５毎に設置
する構成になっており、複数個の主ロープ５を同時に素
線切れの有無を検出できるようにしてある。
３、１３ａは、図２に示すように、主ロープ５表面に近
接するように設置してある。素線切れ検出装置８は、一
対の電極１３、１３ａを、複数個の主ロープ５毎に設置
する構成になっており、複数個の主ロープ５を同時に素
線切れの有無を検出できるようにしてある。
【００１３】以上の構成によれば、主ロープ５の表面か
ら素線１４が飛び出していると、素線切れ検出装置８に
おける一対の電極１３、１３ａが導通状態となり、リレ
ーが動作して素線切れ検出信号Ａが発報装置１０に入力
される。
ら素線１４が飛び出していると、素線切れ検出装置８に
おける一対の電極１３、１３ａが導通状態となり、リレ
ーが動作して素線切れ検出信号Ａが発報装置１０に入力
される。
【００１４】発報装置１０に素線切れ検出装置Ａが入力
されると、発報装置１０から監視部署９に、自動的に発
報される。この発報を、監視部署９でキャッチすると、
監視者が保守技術者に「素線切れがあった」旨の連絡を
行う。連絡を受けた保守技術者は、エレベーター１の設
置現場に行き、主ロープ５の保守点検を行い、必要な対
策を行う。
されると、発報装置１０から監視部署９に、自動的に発
報される。この発報を、監視部署９でキャッチすると、
監視者が保守技術者に「素線切れがあった」旨の連絡を
行う。連絡を受けた保守技術者は、エレベーター１の設
置現場に行き、主ロープ５の保守点検を行い、必要な対
策を行う。
【００１５】上記発報装置１０は、エレベーター１の設
置ビル等に予め設けられている監視装置に組み込むよう
にしてもよい。
置ビル等に予め設けられている監視装置に組み込むよう
にしてもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、主ロー
プ素線切れを常時点検して、素線切れがあると監視部署
に、その旨の発報を行うことができるので、主ロープ素
線切れの対策を円滑に行うことを可能にするエレベータ
ーの主ロープ素線切れ監視装置が得られた。
プ素線切れを常時点検して、素線切れがあると監視部署
に、その旨の発報を行うことができるので、主ロープ素
線切れの対策を円滑に行うことを可能にするエレベータ
ーの主ロープ素線切れ監視装置が得られた。
【図１】本発明の一実施形態を示すエレベーターの巻上
機部分の概略説明図である。
機部分の概略説明図である。
【図２】本発明の一実施形態を示す主ロープ素線切れ検
出装置部の概略説明図である。
出装置部の概略説明図である。
【図３】本発明の一実施形態を示すエレベーターの主ロ
ープ素線切れ監視装置の概要機能ブロック図である。
ープ素線切れ監視装置の概要機能ブロック図である。
１ エレベーター ２ 巻上機 ３ シーブ ４ セカンドプーリー ５ 主ロープ ６ ビーム ７ 主ロープ素線切れ監視装置 ８ 素線切れ検出装置 ９ 監視部署 １０ 発報装置 １１ 主ロープ外れ止めバー １２ 絶縁体 １３、１３ａ 電極 １４ 飛び出し素線 Ａ 素線切れ検出信号
Claims (3)
- 【請求項１】 巻上機に巻き掛けられた主ロープ表面に
近接して設けられた素線切れ検出装置と、この素線切れ
検出装置から出力される素線切れ検出信号に基づいて監
視部署への発報を行う発報装置とを少なくとも備えたこ
とを特徴とするエレベーターの主ロープ素線切れ監視装
置。 - 【請求項２】 前記監視部署は、エレベーターの保守営
業所若しくは、エレベーターの管制センターであること
を特徴とする請求項１記載のエレベーターの主ロープ素
線切れ監視装置。 - 【請求項３】 前記素線切れ検出装置は、前記主ロープ
裏面に近接した一対の電極と、これらの電極に、前記主
ロープ表面から飛び出した素線が接触すると前記素線切
れ検出信号を出力させるリレーを少なくとも備えている
ことを特徴とする請求項１若しくは２記載のエレベータ
ーの主ロープ素線切れ監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33468099A JP2001151433A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | エレベーターの主ロープ素線切れ監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33468099A JP2001151433A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | エレベーターの主ロープ素線切れ監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001151433A true JP2001151433A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18280048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33468099A Pending JP2001151433A (ja) | 1999-11-25 | 1999-11-25 | エレベーターの主ロープ素線切れ監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001151433A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004022469A1 (ja) * | 2002-09-04 | 2004-03-18 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | ロープ異常検出装置 |
| JP2004099328A (ja) * | 2002-09-04 | 2004-04-02 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベーターのロープ異常検出装置 |
| JP2008247607A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Fuji Hensokuki Co Ltd | 素線切れ検出器 |
| WO2022003817A1 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 理研興業株式会社 | ワイヤロープ用回転移動体 |
-
1999
- 1999-11-25 JP JP33468099A patent/JP2001151433A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004022469A1 (ja) * | 2002-09-04 | 2004-03-18 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | ロープ異常検出装置 |
| JP2004099328A (ja) * | 2002-09-04 | 2004-04-02 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベーターのロープ異常検出装置 |
| JP2004149317A (ja) * | 2002-09-04 | 2004-05-27 | Toshiba Elevator Co Ltd | ロープ異常検出装置 |
| JP2008247607A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Fuji Hensokuki Co Ltd | 素線切れ検出器 |
| WO2022003817A1 (ja) * | 2020-06-30 | 2022-01-06 | 理研興業株式会社 | ワイヤロープ用回転移動体 |
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