JP2001151339A - チルトトレーソータ - Google Patents
チルトトレーソータInfo
- Publication number
- JP2001151339A JP2001151339A JP33734899A JP33734899A JP2001151339A JP 2001151339 A JP2001151339 A JP 2001151339A JP 33734899 A JP33734899 A JP 33734899A JP 33734899 A JP33734899 A JP 33734899A JP 2001151339 A JP2001151339 A JP 2001151339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- trays
- tilt
- sorting
- sorter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トレーを走行方向に対し後方に傾倒させるこ
とにより、設備の幅方向の寸法の低減と、仕分対象物の
払い出し初速を相対的に低減して仕分対象物の損傷を防
止できるチルトトレーソータを提供すること。 【解決手段】 仕分対象物2を積載した多数のトレー3
をガイドレール4に沿って走行させるとともに、所定の
位置でトレー3を傾倒させて仕分対象物2を払い出すチ
ルトトレーソータ1において、トレー3の下方位置に仕
分対象物2の払出口5aを形成するとともに、トレー3
を走行方向の後方に傾倒可能に形成し、トレー3の傾倒
により仕分対象物2を払出口5aに払い出すようにす
る。
とにより、設備の幅方向の寸法の低減と、仕分対象物の
払い出し初速を相対的に低減して仕分対象物の損傷を防
止できるチルトトレーソータを提供すること。 【解決手段】 仕分対象物2を積載した多数のトレー3
をガイドレール4に沿って走行させるとともに、所定の
位置でトレー3を傾倒させて仕分対象物2を払い出すチ
ルトトレーソータ1において、トレー3の下方位置に仕
分対象物2の払出口5aを形成するとともに、トレー3
を走行方向の後方に傾倒可能に形成し、トレー3の傾倒
により仕分対象物2を払出口5aに払い出すようにす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチルトトレーソータ
に関し、特に、高速での仕分けに対応することのできる
チルトトレーソータに関するものである。
に関し、特に、高速での仕分けに対応することのできる
チルトトレーソータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】チルトトレーソータは、仕分対象物を積
載した多数のトレーをガイドレールに沿って走行させる
とともに、所定の位置でトレーを傾倒させ、仕分対象物
を選択されたシュートに払い出すことによって仕分けを
行うようになっている。そして、従来のチルトトレーソ
ータでは、トレーの側方にシュートを形成するととも
に、トレーを側方に傾倒可能に形成し、トレーの走行方
向と略直交する方向に仕分対象物を払い出すようにして
いる。
載した多数のトレーをガイドレールに沿って走行させる
とともに、所定の位置でトレーを傾倒させ、仕分対象物
を選択されたシュートに払い出すことによって仕分けを
行うようになっている。そして、従来のチルトトレーソ
ータでは、トレーの側方にシュートを形成するととも
に、トレーを側方に傾倒可能に形成し、トレーの走行方
向と略直交する方向に仕分対象物を払い出すようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
仕分対象物の個数の増加による設備の設置面積の増大や
トレーによる搬送速度の増加に伴い、払い出し初速も増
加する傾向にある。この場合、走行方向と略直交する方
向に払い出す従来のチルトトレーソータでは、建屋の建
築費の増大だけでなく、払い出し時に仕分対象物に大き
な力がかかることから、仕分対象物を損傷するおそれが
ある。
仕分対象物の個数の増加による設備の設置面積の増大や
トレーによる搬送速度の増加に伴い、払い出し初速も増
加する傾向にある。この場合、走行方向と略直交する方
向に払い出す従来のチルトトレーソータでは、建屋の建
築費の増大だけでなく、払い出し時に仕分対象物に大き
な力がかかることから、仕分対象物を損傷するおそれが
ある。
【0004】本発明は、上記従来のチルトトレーソータ
の問題点を解決するため、トレーを走行方向に対し後方
に傾倒させることにより、設備の幅方向の寸法の低減
と、仕分対象物の払い出し初速を相対的に低減して仕分
対象物の損傷を防止できるチルトトレーソータを提供す
ることを目的とするものである。
の問題点を解決するため、トレーを走行方向に対し後方
に傾倒させることにより、設備の幅方向の寸法の低減
と、仕分対象物の払い出し初速を相対的に低減して仕分
対象物の損傷を防止できるチルトトレーソータを提供す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のチルトトレーソータは、仕分対象物を積載
した多数のトレーをガイドレールに沿って走行させると
ともに、所定の位置でトレーを傾倒させて仕分対象物を
払い出すチルトトレーソータにおいて、トレーの下方位
置に仕分対象物の払出口を形成するとともに、トレーを
走行方向の後方に傾倒可能に形成し、トレーの傾倒によ
り仕分対象物を払出口に払い出すようにしたことを特徴
とする。
め、本発明のチルトトレーソータは、仕分対象物を積載
した多数のトレーをガイドレールに沿って走行させると
ともに、所定の位置でトレーを傾倒させて仕分対象物を
払い出すチルトトレーソータにおいて、トレーの下方位
置に仕分対象物の払出口を形成するとともに、トレーを
走行方向の後方に傾倒可能に形成し、トレーの傾倒によ
り仕分対象物を払出口に払い出すようにしたことを特徴
とする。
【0006】本発明のチルトトレーソータでは、トレー
を傾倒させると、仕分対象物は走行方向に向けて慣性力
を受けながら、トレー上を走行方向と逆方向に滑り降り
ることになり、これにより、走行方向のベクトルと走行
方向と逆方向のベクトルとを相殺して、払い出し初速を
相対的に小さくし、高速の仕分けにおいても仕分対象物
にかかる力を軽減して、その損傷を防止することができ
る。
を傾倒させると、仕分対象物は走行方向に向けて慣性力
を受けながら、トレー上を走行方向と逆方向に滑り降り
ることになり、これにより、走行方向のベクトルと走行
方向と逆方向のベクトルとを相殺して、払い出し初速を
相対的に小さくし、高速の仕分けにおいても仕分対象物
にかかる力を軽減して、その損傷を防止することができ
る。
【0007】また、本発明のチルトトレーソータでは、
仕分対象物の払出口を、走行するトレーの下方位置に設
置するようにしているため、トレーの側方に払い出す従
来のチルトトレーソータに比較して、払出口の横に張り
出す部分のスペースをなくすことできるとともに、シュ
ートを設けた場合には、シュートの高さを低くしてシュ
ート端部までの距離を短くすることができる。
仕分対象物の払出口を、走行するトレーの下方位置に設
置するようにしているため、トレーの側方に払い出す従
来のチルトトレーソータに比較して、払出口の横に張り
出す部分のスペースをなくすことできるとともに、シュ
ートを設けた場合には、シュートの高さを低くしてシュ
ート端部までの距離を短くすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のチルトトレーソー
タの実施の形態を図面に基づいて説明する。
タの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0009】本発明のチルトトレーソータの一実施例を
図1〜図2に示す。このチルトトレーソータ1は、仕分
対象物2を積載した多数のトレー3をガイドレール4に
沿って走行させるとともに、所定の位置でトレー3を傾
倒させ、仕分対象物2を選択されたシュート5に払い出
すことによって仕分けを行うように構成されている。仕
分対象物2は、インダクションコンベア6によって走行
中のトレー3に積載される。
図1〜図2に示す。このチルトトレーソータ1は、仕分
対象物2を積載した多数のトレー3をガイドレール4に
沿って走行させるとともに、所定の位置でトレー3を傾
倒させ、仕分対象物2を選択されたシュート5に払い出
すことによって仕分けを行うように構成されている。仕
分対象物2は、インダクションコンベア6によって走行
中のトレー3に積載される。
【0010】一方、このチルトトレーソータ1は、トレ
ー3の下方位置にシュート5への払出口5aを形成する
とともに、トレー3を走行方向の後方に傾倒可能に形成
し、このトレー3の傾倒によって仕分対象物2をシュー
ト5に払い出すように構成されている。
ー3の下方位置にシュート5への払出口5aを形成する
とともに、トレー3を走行方向の後方に傾倒可能に形成
し、このトレー3の傾倒によって仕分対象物2をシュー
ト5に払い出すように構成されている。
【0011】トレー3の構造としては、例えば、図2に
示すように、トレー3の前部3aを枢着軸7によりキャ
リッジ側の支持部材8に枢着し、トレー3の後部3bを
下降可能にするとともに、トレー3の後部3bに固定用
ラッチ(図示省略)を設け、このラッチを外すことによ
り、トレー3を走行方向後方に傾倒可能とすることがで
きる。
示すように、トレー3の前部3aを枢着軸7によりキャ
リッジ側の支持部材8に枢着し、トレー3の後部3bを
下降可能にするとともに、トレー3の後部3bに固定用
ラッチ(図示省略)を設け、このラッチを外すことによ
り、トレー3を走行方向後方に傾倒可能とすることがで
きる。
【0012】そして、図2(B)に示すように、トレー
3が所定の払い出し位置に到達すると、枢着軸7付近に
設置したトレー傾倒装置(図示省略)を作動させ、トレ
ー3の枢着軸7より前の部分を押し上げることにより、
ラッチを外してトレー3を傾倒させる。この場合、トレ
ー3上面にストッパ等を設けておいて、トレー3が傾倒
限度に至った際にタイミングを計ってストッパを解除
し、仕分対象物2を滑り降ろさせてシュート5に移載す
ることもできる。
3が所定の払い出し位置に到達すると、枢着軸7付近に
設置したトレー傾倒装置(図示省略)を作動させ、トレ
ー3の枢着軸7より前の部分を押し上げることにより、
ラッチを外してトレー3を傾倒させる。この場合、トレ
ー3上面にストッパ等を設けておいて、トレー3が傾倒
限度に至った際にタイミングを計ってストッパを解除
し、仕分対象物2を滑り降ろさせてシュート5に移載す
ることもできる。
【0013】トレー3上の仕分対象物には走行方向に慣
性力が働いているが、後方に傾倒するトレー3を滑り降
りることによって、その重量の水平方向のベクトルが走
行方向と逆方向に働く。これにより、走行方向のベクト
ルと走行方向と逆方向のベクトルとを相殺して、払い出
し初速を相対的に小さくし、高速の仕分けにおいても仕
分対象物にかかる力を軽減して、その損傷を防止するこ
とができる。
性力が働いているが、後方に傾倒するトレー3を滑り降
りることによって、その重量の水平方向のベクトルが走
行方向と逆方向に働く。これにより、走行方向のベクト
ルと走行方向と逆方向のベクトルとを相殺して、払い出
し初速を相対的に小さくし、高速の仕分けにおいても仕
分対象物にかかる力を軽減して、その損傷を防止するこ
とができる。
【0014】さらに、このチルトトレーソータ1では、
シュート5への払出口5aを走行するトレー3の下方位
置に設置することができるため、トレー3の側方に払い
出す従来のチルトトレーソータに比較して、払出口5a
の横に張り出す部分のスペースをなくすことができると
ともに、シュート5の高さを低くしてシュート端部まで
の距離を短くすることができる。
シュート5への払出口5aを走行するトレー3の下方位
置に設置することができるため、トレー3の側方に払い
出す従来のチルトトレーソータに比較して、払出口5a
の横に張り出す部分のスペースをなくすことができると
ともに、シュート5の高さを低くしてシュート端部まで
の距離を短くすることができる。
【0015】以上、本発明のチルトトレーソータをその
実施例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施例に
記載した構成に限定されるものではなく、トレー3の走
行方向後方への傾倒を、真後ろではなく、斜め後方に傾
倒させるようにしたり、シュート5を省略して払出口5
aを仕分対象物2を貯留できるように篭状に形成した
り、さらに、ガイドレール4を上下に重なり合うように
配置して一層の省スペース化を図ることができるように
する等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構
成を変更することができるものである。
実施例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施例に
記載した構成に限定されるものではなく、トレー3の走
行方向後方への傾倒を、真後ろではなく、斜め後方に傾
倒させるようにしたり、シュート5を省略して払出口5
aを仕分対象物2を貯留できるように篭状に形成した
り、さらに、ガイドレール4を上下に重なり合うように
配置して一層の省スペース化を図ることができるように
する等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構
成を変更することができるものである。
【0016】
【発明の効果】本発明のチルトトレーソータによれば、
トレーを傾倒させると、仕分対象物は走行方向に向けて
慣性力を受けながら、トレー上を走行方向と逆方向に滑
り降りることになり、これにより、走行方向のベクトル
と走行方向と逆方向のベクトルとを相殺して、払い出し
初速を相対的に小さくし、高速の仕分けにおいても仕分
対象物にかかる力を軽減して、その損傷を防止すること
ができる。さらに、仕分対象物の払出口を、走行するト
レーの下方位置に設置するようにしているため、トレー
の側方に払い出す従来のチルトトレーソータに比較し
て、払出口の横に張り出す部分のスペースをなくすこと
できるとともに、シュートを設けた場合には、シュート
の高さを低くしてシュート端部までの距離を短くするこ
とができ、これにより、設備の省スペース化と製造コス
トの低減を図ることができる。
トレーを傾倒させると、仕分対象物は走行方向に向けて
慣性力を受けながら、トレー上を走行方向と逆方向に滑
り降りることになり、これにより、走行方向のベクトル
と走行方向と逆方向のベクトルとを相殺して、払い出し
初速を相対的に小さくし、高速の仕分けにおいても仕分
対象物にかかる力を軽減して、その損傷を防止すること
ができる。さらに、仕分対象物の払出口を、走行するト
レーの下方位置に設置するようにしているため、トレー
の側方に払い出す従来のチルトトレーソータに比較し
て、払出口の横に張り出す部分のスペースをなくすこと
できるとともに、シュートを設けた場合には、シュート
の高さを低くしてシュート端部までの距離を短くするこ
とができ、これにより、設備の省スペース化と製造コス
トの低減を図ることができる。
【図1】本発明のチルトトレーソータの一実施例を示す
平面図である。
平面図である。
【図2】同チルトトレーソータを示し、(A)はトレー
の走行状態を示す側面図、(B)はトレーの傾倒状態を
示す側面図である。
の走行状態を示す側面図、(B)はトレーの傾倒状態を
示す側面図である。
1 チルトトレーソータ 2 仕分対象物 3 トレー 3a トレーの前部 3b トレーの後部 4 ガイドレール 5 シュート 5a 払出口 6 インダクションコンベア 7 枢着軸 8 支持部材
Claims (1)
- 【請求項1】 仕分対象物を積載した多数のトレーをガ
イドレールに沿って走行させるとともに、所定の位置で
トレーを傾倒させて仕分対象物を払い出すチルトトレー
ソータにおいて、トレーの下方位置に仕分対象物の払出
口を形成するとともに、トレーを走行方向の後方に傾倒
可能に形成し、トレーの傾倒により仕分対象物を払出口
に払い出すようにしたことを特徴とするチルトトレーソ
ータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33734899A JP2001151339A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | チルトトレーソータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33734899A JP2001151339A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | チルトトレーソータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001151339A true JP2001151339A (ja) | 2001-06-05 |
Family
ID=18307788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33734899A Pending JP2001151339A (ja) | 1999-11-29 | 1999-11-29 | チルトトレーソータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001151339A (ja) |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP33734899A patent/JP2001151339A/ja active Pending
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