JP2001150680A - インクジェットプリンタヘッド - Google Patents

インクジェットプリンタヘッド

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JP2001150680A
JP2001150680A JP33844399A JP33844399A JP2001150680A JP 2001150680 A JP2001150680 A JP 2001150680A JP 33844399 A JP33844399 A JP 33844399A JP 33844399 A JP33844399 A JP 33844399A JP 2001150680 A JP2001150680 A JP 2001150680A
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ink
head
head chip
adhesive
chip
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Satoshi Kanemitsu
聡 金光
Hideki Kamata
英樹 鎌田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放熱性に優れると共に、ヘッド取付け位置精度
が高く、マルチアレイ式インクジェットプリンタに好適
なインクジェットプリンタヘッドを提供する。 【解決手段】PCB基板26のくり抜き部分にヘッドチ
ップ27を配置し、高熱伝導性の金属製実装基板28上
に、樹脂バインダーと金属粒子を混合した高熱伝導性の
チップ接着材29及びPCB基板接着材31によりダイ
ボンディングし、ヘッドチップ27とPCB基板26と
を金属ワイヤ32でワイヤーボンディングし、ワイヤー
ボンディング部分を封止剤33により樹脂封止して印字
ヘッド25を形成する。くり抜き部分周囲とヘッドチッ
プ27との間隙にはインク漏れ封止樹脂36を充填して
インク供給孔35の周囲を外部から封止する。ヘッドチ
ップ27の発熱は効率良く実装基板28に伝達され、実
装基板28はその伝達された熱を効率良く放熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱性に優れると
共にヘッド取付け位置精度が高く、マルチアレイ式イン
クジェットプリンタに好適なインクジェットプリンタヘ
ッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インクジェット方式のプリンタが
広く用いられている。このインクジェット方式によるプ
リンタには、発熱体を発熱させてインクとの界面に膜気
泡を発生させ、その膜気泡の圧力でインク滴を飛ばすサ
ーマル方式や、ピエゾ抵抗素子(圧電素子)を変形させ
て、その圧力によりインク滴を飛ばすピエゾ方式等があ
る。
【0003】これらは、色材たるインクをインク滴にし
て直接記録紙に向かって吐出し印字を行うから、粉末状
の印材であるトナーを用いる電子写真方式と比較した場
合、印字エネルギーが低くて済み、インクの混合による
カラー化が容易であり、印字ドットを小さくできるので
高画質であり、印字に使用されるインクの量に無駄が無
くコストパフォーマンスに優れており、このため特にパ
ーソナル用プリンタとして広く用いられている印字方式
である。
【0004】図4(a) は、そのようなインクジェット方
式のカラープリンタの印字ヘッドに実装されているヘッ
ドチップのインク吐出面を模式的に示す図であり、同図
(b)は、このヘッドチップが作成されて採取されるシリ
コンウェハを模式的に示す図である。
【0005】同図(a) に示すヘッドチップ1は、チップ
基板2の上に、図では陰になっていて見えないが、後述
する駆動回路、発熱素子、電極配線、隔壁等の上にオリ
フィス板3が積層されている。オリフィス板3には多数
の例えば144個あるいは多いものでは288個のイン
ク滴吐出用の吐出ノズル4が1列のノズル列5を形成
し、更にこのノズル列5が3列形成されている。1列の
ノズル列5内に配置される上記の吐出ノズル4は、例え
ばこのヘッドチップ1の解像度が600ドット/25.
4mmであるとすると、約42.3μmのピッチで配設
されている。
【0006】このようなヘッドチップ1を用いて実行さ
れるフルカラー印刷には、通常、少なくとも減法混色の
三原色であるイエロー(黄色)、マゼンタ(赤色塗料
名)、及びシアン(緑味のある青色)の3色のインクが
用いられ、これら3色のインクが上記3列のノズル列5
から吐出量を制御されながら吐出される。そして、被記
録材の1画素に、一部又は全部の色のインクを適宜に混
在或いは混合させてフルカラー印刷による画像が形成さ
れる。
【0007】また、一般には、上記の3色の他に、文字
や画像の黒色部分などに用いられるブラック(黒色)を
加えた4色のインクを用いるために4列のノズル列を備
えたもの、あるいは、高階調の画像を印刷するために更
に2種類の淡色インクを加えて6列のノズル列を備えた
ものなどもある。
【0008】尚、上記のヘッドチップ1のチップ基板2
は、およそ14×18mm程度の大きさであり、同図
(b) に示すシリコンウェハ6の直径が例えば6×25.
4mmであるとすると、このシリコンウェハ6からチッ
プ基板2、つまりヘッドチップ1を90個以上採取する
ことができる。
【0009】図5(a),(b),(c) は、上記ヘッドチップ1
の製造工程順を各段階毎に示す図であり、それぞれ上段
が図4(a) の破線Aで示す部分を切り出して拡大して示
した平面図、中段が上段平面図におけるB−B′断面矢
視図、下段が上段平面図におけるC−C′断面矢視図で
ある。
【0010】先ず、図5(a) に示すように、4×25.
4mm以上のシリコンウェハ6(図4(b) 参照)の個々
のチップ基板2毎に、LSI形成処理により電極配線を
備える駆動回路7とその駆動回路端子8(図4(a) 参
照)を形成すると共に、特には図示しないが厚さ1〜2
μmのパッシベーション膜を形成し、この後、上記電極
配線及び駆動回路端子8用のコンタクト孔空けを行うと
共に不用部分のパッシベーション膜を除去する。
【0011】次に、スパッタ又は蒸着等の薄膜形成技術
を用いて、Ta(タンタル)−Si(シリコン)−O
(酸素)又はTa−Si−O−N(窒素)からなる発熱
部形成用の抵抗体膜を例えば4000Åの厚さで成膜
し、更に、W(タングステン)−Ti(チタン)、W−
Al(アルミニューム)又はW−Si(シリコン)など
からなるバリアメタル膜と、その上のAu(金)からな
る電極膜を連続的に成膜する。
【0012】そして、フォトリソ技術によって抵抗体
膜、電極膜及びバリアメタル膜をパターン化する。これ
により、抵抗体膜が例えばほぼ正方形に露出してなる微
細な発熱部9が多数(図2(a) では5個のみ示す)形成
され、この発熱部9の両側にそれぞれ下部の抵抗体膜に
重なって成膜され条形にパターン化されて、共通電極1
1及び個別配線電極12が配設される。これにより、発
熱部9及びその両側の条形の共通電極11及び個別配線
電極12により発熱素子が形成される。
【0013】更にチップ基板2の端部には共通電極給電
端子13(図4(a) 参照)が形成され、個別配線電極1
2の発熱部9とは反対側の端部はパッシベーション膜の
コンタクト孔を介して駆動回路7の電極配線に接続され
る。また、共通電極11の条形に形成されずべた一面に
形成された左方の中央部には開口11aが形成される。
【0014】続いて、同図(b) に示すように、個々の発
熱部9に対応するインク加圧室14及び外部から封止さ
れたインク流路15を形成すべく感光性ポリイミドなど
の有機材料からなる隔壁材をコーティングによりチップ
基板2上に高さ20μm程度に被着し、これをパターン
化した後に、30分〜60分、場合によって2時間、3
00℃〜400℃の熱を加えるキュア(乾燥硬化、焼
成)を行い、キュア後の高さが10μmとなった上記感
光性ポリイミドによる隔壁16(シール隔壁16−1、
16−2、区画隔壁16−3)を形成する。
【0015】更に、ウェットエッチングまたはサンドブ
ラスト法などにより、共通電極11の開口11a内に露
出するチップ基板2の表面にインク溝17を凹設し、更
にこのインク溝17に連通し裏面に開口するインク受給
孔18を穿設し、インク受給孔18とインク溝17とが
連通したチップ基板の貫通路が形成される。
【0016】これにより、インク溝17の左側に位置す
る共通電極11部分と、右方の個別配線電極12が配設
されている部分、及び各発熱部9間に立設された隔壁1
6(16−1、16−2、16−3)と、この隔壁16
により形成された発熱部9の数だけのインク加圧室14
とこれらのインク加圧室14全てに連通するインク流路
15がチップ基板2上に形成され、これらに外部からイ
ンクを供給するインク受給孔18とインク溝17からな
る貫通路がチップ基板2に形成される。
【0017】次に、同図(c) に示すように、ポリイミド
からなる厚さ10〜30μmのフィルム状のオリフィス
板3を、その片面に接着剤としての熱可塑性ポリイミド
を極薄に例えば厚さ2〜5μmにコーテングし、上記積
層構造の最上層に張り付けて、200〜300℃で加熱
しながら加圧してオリフィス板3を固着させ、隔壁16
によって形成されたインク加圧室14及びインク流路1
5に蓋をする。これにより、外部から封止された隔壁1
6の厚さ10μmに対応する高さのインク加圧室14及
びインク流路15がチップ基板2上に形成される。
【0018】続いて、オリフィス板3の表面にマスク用
のNi、Cu又はAlなどの厚さ0.5〜1μm程度の
金属膜を形成し、この金属膜をパターン化してポリイミ
ドのオリフィス板3を選択的にエッチングする為のマス
クを形成し、続いて、へリコン波エッチング装置などに
より上記の金属膜マスクに従って、オリフィス板3に径
が40μmφ〜20μmφの多数の吐出ノズル4を一括
形成する。
【0019】このとき、例えばオリフィス板3が図4
(a) に示す駆動回路端子8及び共通電極給電端子13を
覆って形成されている場合は、上記の吐出ノズル4の孔
空けと共に、駆動回路端子8や共通電極給電端子13等
のコンタクト孔も一括形成される。これにより、図4
(a) に示す3列のノズル列5を備えたヘッドチップ1が
同図(b) に示すシリコンウェハ6上に多数完成する。
【0020】ここまでが、シリコンウェハ6の状態で処
理される。そして、最後に、ダイシングソーなどを用い
てカッテングして、チップ基板2毎に個別に分割し、実
装基板に実装されて実用単位の印字ヘッドが完成する。
【0021】そして、印字(印刷)の際には、駆動回路
7による駆動パルス信号の出力により発熱部9が選択的
に通電駆動されて発熱し、この発熱により発熱部9とイ
ンクとの界面に膜気泡が発生し、この膜気泡の成長圧力
によりインク加圧室14内のインクがインク滴となって
吐出ノズル4から吐出されて飛翔し、オリフィス板4に
近接して対向する用紙面に着弾して印字ドットを形成す
る。
【0022】上記のヘッドチップ1を実装基板に実装す
る方法は、大別して2通りあり、一つは硬質プリント基
板へ実装するCOB実装方式であり、他の一つはフレキ
シブルプリント基板(FPC)へ実装するベアチップ実
装方式である。
【0023】いずれもプリント基板上にヘッドチップを
ダイボンディング剤(接着剤)によって固定(ダイボン
ディング)し、ヘッドチップ上にある電極パッドと、こ
のヘッドチップ1と外部との電気的接続用配線材料であ
るプリント基板上の電極パッドとを、AuまたはAlな
どの金属ワイヤでワイヤーボンディングすることにより
相互の電極端子を接続した後、ワイヤーボンディング部
分をエポキシ系接着剤などによって樹脂封止することに
よって外部環境から接続部分を保護する構成とするもの
である。
【0024】図6は、上述した2通りの実装方式の内
の、特にCOB実装方式の実例を模式的に示す図であ
る。同図に示すヘッドチップ1には、図4及び図5に示
した吐出ノズル4、インク流路15、インク溝17及び
インク受給孔18のみを簡略に示している。
【0025】この図6に示すように、ヘッドチップ1
は、接着剤19により実装基板21上に固着され、図4
(a) に示した駆動回路端子8や共通電極給電端子13等
の電極パッド(図6では側面図のため見えない)と、実
装基板21上の外部との電気的接続用配線材料である不
図示の電極パットとを、AuまたはAlなどからなる金
属ワイヤ22でワイヤーボンディングされ、更にワイヤ
ーボンディング部分をエポキシ系接着剤等の封止剤23
によって樹脂封止されて、外部環境から接続部分を保護
されている。
【0026】上記の実装基板21は、ガラスエポキシ基
板からなるプリント回路基板であり、この実装基板21
を上下に貫通させて、ヘッドチップ1のインク受給孔1
8に連通させるインク供給孔24が形成されている。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のガラスエポキシ基板からなる実装回路基板21は、
熱伝導性が悪く断熱性の高い材料が用いられているため
放熱性に劣るのに対し、この実装回路基板21に接合さ
れる他方のヘッドチップ1は、印字実行に際して発熱部
9が高熱を発生する。そして、この発熱が、実装回路基
板21の断熱性によって外部に放散されないと、ヘッド
の温度上昇に伴い、インクの温度の上昇等の種々の不具
合が発生する。
【0028】また、ガラスエポキシ基板からなる実装回
路基板21は、熱膨張係数が大きく且つ吸水率が高いた
め寸法上の安定性が劣り、したがって多くのヘッドチッ
プを実装基板21上に配列して構成されるマルチアレイ
式の印字ヘッドを作成しようとしたとき、上記の実装回
路基板21上にマルチチップ化を図った場合の個々のヘ
ッドチップの取付け位置精度が悪くなるという問題を有
していた。
【0029】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
放熱性に優れると共にヘッド取付けの位置精度を高く確
保でき、マルチアレイ式インクジェットプリンタに好適
な高性能のインクジェットプリンタヘッドを提供するこ
とである。
【0030】
【課題を解決するための手段】先ず、請求項1記載の発
明のインクジェットプリンタヘッドは、インクと接触し
て気泡を発生させる発熱素子と、該発熱素子に対応して
設けられた吐出ノズルとを少なくとも有するヘッドチッ
プを備え、発生させた上記気泡の圧力にて上記インクを
上記吐出ノズルから所定方向に噴射するインクジェット
プリンタヘッドであって、上記ヘッドチップを設置した
高熱伝導性材料からなる実装基板と、該実装基板と上記
ヘッドチップ間に介在する高熱伝導性の接着材とを備え
て構成される。
【0031】上記実装基板は、例えば請求項2記載のよ
うに、金属であることが好ましい。また、上記接着材
は、例えば請求項3記載のように、樹脂バインダーに高
熱伝導性物質粒子を混合させた複合物であっても良く、
また、例えば請求項5記載のように、フィルム状の接着
テープであっても良い。また、上記高熱伝導性物質粒子
は、例えば請求項4記載のように、金属粒子であること
が好ましい。
【0032】次に、請求項6記載の発明のインクジェッ
トプリンタヘッドは、インクと接触して気泡を発生させ
る発熱素子と該発熱素子に対応して設けられた吐出ノズ
ルとを少なくとも有するヘッドチップを備え、発生させ
た上記気泡の圧力にて上記インクを上記吐出ノズルから
所定方向に噴射するインクジェットプリンタであって、
上記ヘッドチップを設置した高熱伝導性材料からなる実
装基板と、該実装基板の上記ヘッドチップを設置する設
置面内に所定のパターンに形成され上記ヘッドチップを
上記設置面に接着させる接着材が充填される溝部と、該
溝部内に充填され、上記ヘッドチップと上記実装基板を
接着する接着材とを有し、該接着材が上記ヘッドチップ
の底面と上記実装基板の上記設置面とが前記溝部以外の
箇所では実質的に直接密着するように上記溝部内に充填
されているように構成される。そして、上記溝部は、請
求項7に記載されているように、上記ヘッドチップが上
記実装基板に接着されるとき押圧された上記接着材が上
記ヘッドチップ底面に沿って延びるための逃げ部を備え
ていることが好ましく、また、請求項8に記載されてい
るように、上記溝部に充填される接着材の体積は、上記
溝部の容積より小さいことが好ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に
おけるインクジェットプリンタヘッド(以下、単に印字
ヘッドという)の構成を示す側断面図である。同図に示
すように、印字ヘッド25は、通常のガラスエポキシ基
板からなるプリント回路基板であるPCB基板26をそ
のヘッドチップ搭載部分をくり抜いた形状となし、その
くり抜いた部分に、図4(a) に示したヘッドチップ1と
同様のヘッドチップ27を配置し、このヘッドチップ2
7及びPCB基板26を、Cu又はAl等の高い熱伝導
性を有する金属性材料からなる実装基板28上に、チッ
プ接着材29及びPCB基板接着材31によりダイボン
ディングされている。
【0034】そして、ヘッドチップ27とPCB基板2
6とは、AuまたはAlなどからなる金属ワイヤ32で
ワイヤーボンディングされ、更にワイヤーボンディング
部分をエポキシ系接着剤等の封止剤33によって樹脂封
止されて、外部環境から接続部分を保護されている。
【0035】上記の実装基板28には、ヘッドチップ2
7のインク受給孔34に連通させるインク供給孔35が
穿設されている。また、PCB基板26の上記くり抜き
部分の周囲とヘッドチップ27との間隙には、インク供
給孔35からインク受給孔34に供給されるインクが外
部に漏れ出ることを防止するための封止樹脂36が充填
され、これにより、インク供給孔35の周囲が封止樹脂
36によって囲まれて外部に対し完全に封止されてい
る。
【0036】上記のPCB基板接着材31及びチップ接
着材29は、いずれも樹脂バインダーに、高熱伝導性物
質粒子、例えばAgなどからなる金属粒子、あるいはア
ルミナのようなセラミックス粒子を混合させた複合物で
あり、極めて高い熱伝導性を有している。したがって、
ヘッドチップ27の底面は、高熱伝導性の接着材を介し
て、これも高熱伝導性の実装基板28に、直接接着固定
された構造となっている。
【0037】これにより、印字ヘッド25のヘッドチッ
プ27による発熱は、熱伝導性の高いチップ接着剤29
及びPCB基板接着材31を介して実装基板28に伝達
され、同じく熱伝導性の高い実装基板28によって外部
に放熱される。このように、本例における印字ヘッド2
5の構造は、ヘッドチップ27の発熱を効率よく外部に
逃すことができるように構成される。
【0038】ここで、PCB基板接着材31又はチップ
接着材29、特にチップ接着材29には塗布部分からは
み出してインク供給孔35を塞いでしまうことの無いよ
うな性質のものを使用するのがよい。それは、通常使用
されているボンディング剤のような液状の接着剤では、
その接着剤を塗付したときに周囲に広がって、インク供
給孔35を塞ぐ虞があるからである。したがって、液状
の接着剤を避け、特には図示しないが、フィルム状の接
着材を用いるのが良い。この場合は、予めインク供給孔
35に対応する部分を打抜き型等によって切り欠いて形
成したものを用いると、インク供給孔35を塞ぐ虞もな
く、また取り扱いも便利である。なお、敢えて液状のボ
ンディング剤を用いる場合は、スクリーン印刷(シルク
印刷ともいう)などによって必要部分のみに塗布するよ
うにして用いると良い。
【0039】次に、本発明の第2の実施形態を、図2及
び図3に沿って説明する。尚、図3(b) では、PCB基
板、Auワイヤー、封止樹脂等の図示を省略している。
図2に示すように、ヘッドチップ27は、そのインク吐
出面37に、図4(a)に示したノズル列5と同様のノズ
ル列38が、印字に用いるイエロー、マゼンタ、シアン
の3色のインクに対応して3列形成されている。これら
3列のノズル列38に、インク受給孔34(図1参照)
を介して夫々対応する色インクを供給すべく、実装基板
39のヘッドチップ設置面41内には、3個一組のイン
ク供給孔42が、上記3列のノズル列38に対応して3
区分に分割されて配設されている。
【0040】これら3区分の分割は、実装基板39に凹
設された溝43によってなされている。溝43は、ヘッ
ドチップ設置面41の4辺の周辺部に沿って四角形に形
成された部分と、その四角形の内部を3等分する2本の
直線部分とによって構成されている。この溝43には、
ヘッドチップ27を実装基板39に設置するに先立って
予め適宜の接着材が適量充填される。
【0041】図3(a),(b) は、上記ヘッドチップ27の
実装基板39への接着方法を示す図であり、上記溝43
の断面を示している。この溝43の上部には、同図(a),
(b)に示すように、左右に張り出す接着材の逃げ部43
−1が形成されている。
【0042】先ず、ヘッドチップ27を実装基板39に
設置するに先立って、同図(a) に示すように、溝43
に、高熱伝導性の熱硬化型接着材44を充填する。この
とき、熱硬化型接着材44の上部がヘッドチップ設置面
41の面よりも高さdだけ突出するように、但し逃げ部
43−1には入らないように充填する。この高さdだけ
突出する熱硬化型接着材44の上部の全容積は、逃げ部
43−1の全容量よりも小さくなるように設定される。
尚、溝43に充填する接着材は、高熱伝導性であれば、
熱硬化型に限らず、例えば熱可塑型や光・紫外線硬化型
等の接着材でもよい。
【0043】上記に続いて、ヘッドチップ27を位置合
わせして実装基板39上に配置し、加圧し且つ加熱して
熱硬化型接着材44をヘッドチップ設置面41と同一高
さまで押圧しながら硬化させる。これにより、ヘッドチ
ップ27がそのチップ基板裏面をヘッドチップ設置面4
1に密着させた状態で実装基板39上に固着される。
【0044】すなわち、熱硬化型接着材44は、上記の
ように押圧されることにより、突出した上部がヘッドチ
ップ27の底面に強く密着する。また、熱硬化型接着材
44は、ヘッドチップ設置面41と同一高さまで押し込
まれることにより横方向にはみ出すが、このはみ出し方
向には上述したように逃げ部43−1が形成されてい
る。したがって、押し込まれた熱硬化型接着材44のは
み出した接着材は逃げ部43−1に収容され、ヘッドチ
ップ設置面41の上にまではみ出して広がるようなこと
は無い。これにより、溝43以外の箇所のヘッドチップ
設置面41には、ヘッドチップ27の底面つまりチップ
基板裏面が、何物も介さずに直接密着した状態となる。
この場合、逃げ部43−1の底面を先端部に向かって徐
々に上る傾斜面に形成し、接着材が傾斜面を上りつつは
み出すようにしてあるから、熱硬化型接着材44がチッ
プ基板裏面により広い範囲で密着し、その分だけ接着強
度及び熱伝導性が高められている。
【0045】このように、高熱伝導性の実装基板39に
ヘッドチップ27の底面が直接又は高熱伝導性接着剤を
介して広く密着するので、実装基板39を介してのヘッ
ドチップ27の放熱性が更に向上する。なお、接着剤に
高熱伝導性のものを使用しなくてもヘッドチップ27の
放熱性を十分に確保することが可能であり、その場合は
通常の熱硬化型接着材でよいので製造コストがより低減
する。
【0046】尚、本発明は、上述した実施の形態に限ら
れるものではないことは勿論である。例えば、上述した
実施形態においては、いずれも1個のヘッドチップを実
装基板に接着する場合を例にとって説明したが、本発明
は、多数のヘッドチップを実装基板上にアレイ化して配
設する所謂マルチアレイ式インクジェットプリンタヘッ
ドに適用する場合に特に有効である。
【0047】即ち、実装基板として高放熱性のAlやC
uの金属板を用いれば、従来の樹脂製のPCB基板等に
比べて熱膨張係数が小さく且つ個々のヘッドチップの発
熱を効率良く放熱できるから、多数のヘッドチップを実
装基板の所定位置に高い精度で設置できると共に、多数
のヘッドチップの温度上昇を防止して適正なインク吐出
性能を安定して維持できる。
【0048】また、実装基板を、熱伝導性の高いCuや
Alの金属で形成するようにしているが、実装基板はこ
れに限ることなく、高熱伝導性の特性を有するもの、例
えば、他の金属や合金材料、又はアルミナ、窒化アルミ
等のセラミックス材料、更にはそれらの複合材料で構成
するようにしても良い。
【0049】また、実装基板に設けられるインク供給孔
には、常時インクが接するので、耐インク腐食性の向上
のために、インク供給孔の内壁を樹脂材料でコーティン
グしたり、耐インク腐蝕性の例えばAu、Ni、Cu等
の金属でメッキするようにしても良い。
【0050】また、実装基板を、平坦な板状で示してい
るが、実装基板はこれに限ることなく、ブロック状、か
まぼこ状等であっても良い。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ヘッドチップを熱伝導性の高い接着剤を用いて同
じく熱伝導性の高い即ち放熱特性の良い金属又はその他
の材料からなる実装基板に接着するから、ヘッドチップ
の発熱を接着剤及び実装基板を介して外部に効率よく放
熱でき、インクジェットプリンタヘッドの過熱を防止
し、例えばインクの昇温による印字不良等のヘッドの過
熱による不具合が解消される。
【0052】また、本発明によれば、接着材を充填する
溝部を実装基板の設置面に設けるから、高熱伝導性の実
装基板の設置面の溝部以外の表面とヘッドチップ底面と
を実質的に直接密着させることが出来、実装基板を介し
てのヘッドチップの放熱性が更に向上する。また、この
場合、接着剤に高熱伝導性のものを使用しなくても十分
な放熱性能が得られ、したがって、その場合、プリンタ
ヘッドの放熱性がより向上すると共に製造コストがより
低減する。
【0053】また、ヘッドチップを熱膨張係数が小さく
寸法精度の良い例えば金属等の実装基板に設置すること
により、ヘッドチップの取付け位置精度が高まるので、
複数個のヘッドチップを同様の方法で位置精度良く一つ
の実装基板に固定・設置することができ、これにより、
多数の吐出ノズルの位置が高精度で確保されるマルチア
レイ式インクジェットプリンタヘッドを構成することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるインクジェットプリ
ンタヘッド(印字ヘッド)の構成を示す側断面図であ
る。
【図2】第2の実施形態における印字ヘッドの製造方法
を示す図である。
【図3】第2の実施形態におけるヘッドチップの接着方
法を示す図である。
【図4】(a) は従来のカラー用ヘッドチップのインク吐
出面を模式的に示す図、(b) はヘッドチップが作成され
るシリコンウェハを模式的に示す図である。
【図5】(a),(b),(c) は従来のヘッドチップの製造工程
順を示す図である。
【図6】従来のヘッドチップのCOB実装方式の実例を
模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 ヘッドチップ 2 チップ基板 3 オリフィス板 4 吐出ノズル 5 ノズル列 6 シリコンウェハ 7 駆動回路 8 駆動回路端子 9 発熱部 11 共通電極 11a 開口 12 個別配線電極 13 共通電極給電端子 14 インク加圧室 15 インク流路 16 隔壁 16−1、16−2 シール隔壁 16−3 区画隔壁 17 インク溝 18 インク受給孔 19 接着剤 21 実装基板 22 金属ワイヤ 23 封止剤 24 インク供給孔 25 印字ヘッド 26 PCB基板 27 ヘッドチップ 28 実装基板 29 チップ接着材 31 PCB基板接着材 32 金属ワイヤ 33 封止剤 34 インク受給孔 35 インク供給孔 36 封止樹脂 37 インク吐出面 38 ノズル列 39 実装基板 41 ヘッドチップ設置面 42 インク供給孔 43 溝 44 熱硬化型接着材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクと接触して気泡を発生させる発熱
    素子と該発熱素子に対応して設けられた吐出ノズルとを
    少なくとも有するヘッドチップを備え、発生させた前記
    気泡の圧力にて前記インクを前記吐出ノズルから所定方
    向に噴射するインクジェットプリンタヘッドであって、 前記ヘッドチップを設置した高熱伝導性材料からなる実
    装基板と、 該実装基板と前記ヘッドチップ間に介在する高熱伝導性
    の接着材とを備えたことを特徴とするインクジェットプ
    リンタヘッド。
  2. 【請求項2】 前記実装基板は、金属であることを特徴
    とする請求項1記載のインクジェットプリンタヘッド。
  3. 【請求項3】 前記接着材は、樹脂バインダーに高熱伝
    導性物質粒子を混合させた複合物であることを特徴とす
    る請求項1記載のインクジェットプリンタヘッド。
  4. 【請求項4】 前記高熱伝導性物質粒子は、金属粒子で
    あることを特徴とする請求項3記載のインクジェットプ
    リンタヘッド。
  5. 【請求項5】 前記接着材は、フィルム状の接着テープ
    であることを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    プリンタヘッド。
  6. 【請求項6】 インクと接触して気泡を発生させる発熱
    素子と該発熱素子に対応して設けられた吐出ノズルとを
    少なくとも有するヘッドチップを備え、発生させた前記
    気泡の圧力にて前記インクを前記吐出ノズルから所定方
    向に噴射するインクジェットプリンタであって、 前記ヘッドチップを設置した高熱伝導性材料からなる実
    装基板と、 該実装基板の前記ヘッドチップを設置する設置面内に所
    定のパターンに形成され前記ヘッドチップを前記設置面
    に接着させる接着材が充填される溝部と、 該溝部内に充填され、前記ヘッドチップと前記実装基板
    を接着する接着材とを有し、 前記接着材が前記ヘッドチップの底面と前記実装基板の
    前記設置面とが前記溝部以外の箇所では実質的に直接密
    着するように前記溝部内に充填されていることを特徴と
    するインクジェットプリンタヘッド。
  7. 【請求項7】前記溝部は前記ヘッドチップが前記実装基
    板に接着されるとき押圧された前記接着材が前記ヘッド
    チップ底面に沿って延びるための逃げ部を備えているこ
    とを特徴とする請求項6記載のインクジェットプリンタ
    ヘッド。
  8. 【請求項8】前記溝部に充填される接着材の体積は、前
    記溝部の容積より小さいことを特徴とする請求項6記載
    のインクジェットプリンタヘッド。
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