JP2001150377A - 部品吸着器及び部品吸着器を有する部品吸着装置 - Google Patents

部品吸着器及び部品吸着器を有する部品吸着装置

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JP2001150377A
JP2001150377A JP33490099A JP33490099A JP2001150377A JP 2001150377 A JP2001150377 A JP 2001150377A JP 33490099 A JP33490099 A JP 33490099A JP 33490099 A JP33490099 A JP 33490099A JP 2001150377 A JP2001150377 A JP 2001150377A
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nozzle
component
suction device
gas
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Osamu Sugiyama
杉山  修
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品を吸着して保持することができるのは勿
論のこと、必要に応じて複数の部品からの部品の選り分
け等を行うことができる部品吸着器及び部品吸着器を有
する部品吸着装置を提供すること。 【解決手段】 部品を着脱自在に吸着するための部品吸
着器20であり、部品Pを吸着するためのノズル40
と、圧搾気体36を通すことで、ノズル40内に負圧を
発生させるための気体案内部44と、気体案内部44に
関連して設けられて、操作することにより気体案内部4
4の圧搾気体をノズル40に供給してノズル40内に正
圧を発生させるための操作部46を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば電子部品
やその他の種類の部品を着脱自在に吸着するための部品
吸着器及び部品吸着器を有する部品吸着装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の部品吸着器を示してい
る。図6の部品吸着器1000は、ノズル1001に対
して非常に小さな電子部品1002を吸着するために、
圧搾空気1003を用いている。この圧搾空気1003
はチューブ1004に供給されてチューブ1004の端
部1005から排気1006として排出される。このよ
うに圧搾空気1003が排出される時に、ノズル100
1内が負圧となるので、ノズル1001の先端には電子
部品1002が吸着できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
ノズル1001に負圧のみを発生させて部品1002を
吸着できる機能を有している従来の部品吸着器では、次
のような問題がある。たとえばノズル1001の中に非
常に小さな部品やゴミ等が入ってしまった場合に、この
部品やゴミ等はノズル1001からは容易には取り出す
ことができない。この入ってしまった電子部品をノズル
1001から取り出す場合には、一旦圧搾空気1003
の供給を止めて、ノズル1001の中から何らかの器具
を用いて取り出さなければならない。また、小さな電子
部品が多数積み重なっている状態で、必要な部品を選ん
で吸着するような作業は、図6に示すような吸着動作し
かできない部品吸着器1000では不可能である。この
ために必要な電子部品を選択するためには、別の圧搾空
気を吹き出すことができるノズルを用意して、その圧搾
空気により必要とする部品を選ばなければならない。そ
こで本発明は上記課題を解消し、部品を吸着して保持す
ることができるのは勿論のこと、必要に応じて複数の部
品からの部品の選り分け等を行うことができる部品吸着
器及び部品吸着器を有する部品吸着装置を提供すること
を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、部品
を着脱自在に吸着するための部品吸着器であり、前記部
品を吸着するためのノズルと、圧搾気体を通すことで、
前記ノズル内に負圧を発生させるための気体案内部と、
前記気体案内部に関連して設けられて、操作することに
より前記気体案内部の前記圧搾気体を前記ノズルに供給
して前記ノズル内に正圧を発生させるための操作部と、
を備えることを特徴とする部品吸着器である。
【0005】請求項1では、ノズルは部品を吸着するた
めのものである。気体案内部は、圧搾気体を通すことで
ノズル内に負圧を発生させる。操作部は、気体案内部に
関連して設けられて、操作することにより気体案内部の
圧搾気体をノズルに供給してノズル内に正圧を発生させ
る。これにより、気体案内部に圧搾気体を通すことでノ
ズル内に負圧を発生させて、ノズルに部品を吸着する。
これに対して、ノズル内にもし部品やゴミ等が吸引され
てしまった場合には、たとえば使用者が操作部を操作す
ることにより気体案内部の圧搾気体をノズルに供給して
ノズル内に正圧を発生させる。ノズル内に吸引されてし
まった部品やゴミ等はノズルの外に排出させることがで
きる。また、ノズルにより複数の部品からある部品を選
択する場合には、たとえば使用者が指で操作部を操作す
ることにより気体案内部の圧搾気体をノズルに供給して
ノズル内に正圧を発生させることで、複数の部品を飛ば
して必要な部品を選択することができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の部品
吸着器において、前記気体案内部の途中には、前記圧搾
空気の圧力をさらに上げて前記ノズル内に負圧を発生さ
せる圧力上昇部を有する。請求項2では、気体案内部の
圧力上昇部においてさらに圧搾空気の圧力を上げること
で、ノズル内に負圧を発生させる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1に記載の部品
吸着器において、前記圧搾気体は、前記圧搾空気であ
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項1に記載の部品
吸着器において、前記気体案内部の前記圧力上昇部と前
記ノズルの端部を収容している収容部を有する。
【0009】請求項5の発明は、請求項2に記載の部品
吸着器において、前記操作部は、前記気体案内部の開放
端部を開閉するための開閉部材と、前記気体案内部の開
放端部を開放した状態にして前記ノズル内に負圧を発生
させる際に前記開閉部材を保持する付勢部材と、を有す
る。
【0010】請求項6の発明は、請求項1に記載の部品
吸着器において、前記部品は電子部品である。
【0011】請求項7の発明は、部品を着脱自在に吸着
するための部品吸着器を有する部品吸着装置であり、前
記部品吸着器は、前記部品を吸着するためのノズルと、
圧搾気体を通すことで、前記ノズル内に負圧を発生させ
るための気体案内部と、前記気体案内部に関連して設け
られて、操作することにより前記気体案内部の前記圧搾
気体を前記ノズルに供給して前記ノズル内に正圧を発生
させるための操作部と、を有し、さらに前記圧搾気体を
前記気体案内部に供給する圧搾気体発生部を備えること
を特徴とする部品吸着器を有する部品吸着装置である。
【0012】請求項7では、ノズルは部品を吸着するた
めのものである。気体案内部は、圧搾気体を通すことで
ノズル内に負圧を発生させる。操作部は、気体案内部に
関連して設けられて、操作することにより気体案内部の
圧搾気体をノズルに供給してノズル内に正圧を発生させ
る。圧搾気体発生部は、圧搾気体を気体案内部に供給す
るようになっている。これにより、気体案内部に圧搾気
体を通すことでノズル内に負圧を発生させて、ノズルに
部品を吸着する。これに対して、ノズル内にもし部品や
ゴミ等が吸引されてしまった場合には、たとえば使用者
が操作部を操作することにより気体案内部の圧搾気体を
ノズルに供給してノズル内に正圧を発生させる。ノズル
内に吸引されてしまった部品やゴミ等はノズルの外に排
出させることができる。また、ノズルにより複数の部品
からある部品を選択する場合には、たとえば使用者が指
で操作部を操作することにより気体案内部の圧搾気体を
ノズルに供給してノズル内に正圧を発生させることで、
複数の部品を飛ばして必要な部品を選択することができ
る。
【0013】請求項8の発明は、請求項7に記載の部品
吸着器を有する部品吸着装置において、前記気体案内部
の途中には、前記圧搾空気の圧力をさらに上げて前記ノ
ズル内に負圧を発生させる圧力上昇部を有する。請求項
8では、気体案内部の圧力上昇部においてさらに圧搾空
気の圧力を上げることで、ノズル内に負圧を発生させ
る。
【0014】請求項9の発明は、請求項7に記載の部品
吸着器を有する部品吸着装置において、前記圧搾気体
は、前記圧搾空気である。
【0015】請求項10の発明は、請求項7に記載の部
品吸着器を有する部品吸着装置において、前記気体案内
部の前記圧力上昇部と前記ノズルの端部を収容している
収容部を有する。
【0016】請求項11の発明は、請求項8に記載の部
品吸着器を有する部品吸着装置において、前記操作部
は、前記気体案内部の開放端部を開閉するための開閉部
材と、前記気体案内部の開放端部を開放した状態にして
前記ノズル内に負圧を発生させる際に前記開閉部材を保
持する付勢部材と、を有する。
【0017】請求項12の発明は、請求項7に記載の部
品吸着器を有する部品吸着装置において、前記部品は電
子部品である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0019】図1は、本発明の部品吸着器を有する部品
吸着装置の好ましい実施の形態を示している。部品吸着
装置10は、概略的には部品吸着器20、圧搾気体発生
部30を有している。部品吸着器20は、圧搾気体発生
部30から供給される圧搾気体、たとえば圧搾空気36
により、チップ抵抗等の部品Pを吸着する等の作業を行
うことができるものである。
【0020】圧搾気体発生部30は本体32とフットス
イッチ34を有している。本体32は外部から導入され
る空気を所定の圧力の圧搾空気36にしてフットスイッ
チ34側に送るものである。この本体32は、たとえば
商用電源やバッテリ等により作動する。フットスイッチ
34は、足踏部35をA方向に踏み込んで操作すること
で、本体32からの圧搾空気36を部品吸着器20側に
供給できるが、足踏部35から足を離せば圧搾空気36
の供給はフットスイッチ34のところで停止することが
できる。
【0021】次に、図1の部品吸着器20についてより
詳しく説明する。部品吸着器20は、図2に示すように
ノズル40、収容部42、気体案内部44、操作部46
等を有している。図1の気体案内部44の一端48はフ
ットスイッチ34に接続されているが、気体案内部44
の他端部50は、収容部42の中に入っている。図2
は、図1の部品吸着器20の断面構造例を示している。
部品吸着器20は、たとえばテーブルTの上に置かれた
部品Pを着脱可能に吸引するのに用いられる。
【0022】この部品吸着器20は、図1に示すように
使用者が手Hで保持して部品Pを吸着して移動するのに
用いる。使用者は手Hで収容部42をつかみながら使用
する。図1の例では、ノズル40はほぼL字型になって
いる。ノズル40の一端部54は収容部42の中に導か
れており、開口端56を有している。ノズル40の他端
側58には、やや細いノズル先端部60を有している。
このノズル先端部60は、部品Pを吸着する。ノズル4
0の途中には、図2と図3に示すようにフィルタ64が
配置されている。このフィルタ64は、仮にノズル先端
部60の内径よりも小さい電子部品Pがノズル40内に
吸引されてしまった場合あるいはゴミ等が吸引されてし
まった場合に、部品やゴミ等が収容部42の空間42A
内に吸引されないようにするためのフィルタである。
【0023】図2の気体案内部44の他端部50は、収
容部42の空間42Aに導かれている。他端部50の中
間部は圧搾空気36の圧力をさらに高めるための圧力上
昇部70である。圧力上昇部70の断面径は、気体案内
部44の他端部50と開放端部74の径よりも小さくな
っている。開放端部74は、他端部50に対してほぼ直
角に折れ曲がっており、上方に向いて開放されている。
たとえばこの開放端部74の内径は他端部50の内径と
ほぼ同じである。圧力上昇部70の途中には穴78が形
成されている。この穴78は、ノズル40の開口端56
に対面している。
【0024】これにより、気体案内部44に対して図1
の本体32からフットスイッチ34を介して圧搾空気3
6が供給されてくると、この圧搾空気36は他端部50
を通って圧力上昇部70によりその流路が細くなるので
圧搾空気36の圧力はさらに高まる。このことからいわ
ゆるベンチュリー効果により、ノズル40の開口端56
には負圧が生じる。すなわちノズル40の中の空気は大
気圧から負圧となり、ノズル先端部60には部品Pを吸
着することができるのである。
【0025】図2において、気体案内部44の開放端部
74の周囲に関連して、周囲部分80が設けられてい
る。この周囲部分80は収容部42に対して一体となっ
ているが、収容部42の空間42Aと周囲部分80の空
間80Aとは直接つながってはいない。周囲部分80の
中には、開閉部材90とスプリング(付勢部材)92が
配置されている。開閉部材90は、開放端部74にはめ
込まれており、気体通路94を有している。スプリング
92は開閉部材90と収容部42の間に配置されてお
り、スプリング92は通常開閉部材90を周囲部分80
の内面に押し付けている。図2の状態では、圧搾空気3
6は気体案内部44の他端部50及び圧力上昇部70を
通過して、開放端部74から開閉部材90の気体通路9
4を経て周囲部分80の気体通路96を通って外部に排
出されるようになっている。その圧搾空気36が外部に
排出される方向は矢印Rで示している。
【0026】次に、上述した部品吸着装置10の動作に
ついて説明する。(1)部品Pの吸着動作 使用者は手Hで図1に示すように収容部42を持って、
使用者が足で図1の足踏部35を踏む。これにより本体
32から圧搾空気36が気体案内部44に供給される。
供給された圧搾空気36は、図2の気体案内部44の他
端部50、圧力上昇部70を通過する。圧力上昇部70
を通過する圧搾空気36はさらに圧力が高まるので、い
わゆるベンチュリー効果によりノズル40の開口端56
の空気が大気圧から負圧になる。ノズル40内の空気が
負圧であるので、ノズル先端部60は小さな電子部品の
ような部品Pを吸着して保持することができる。このよ
うな場合に、圧搾空気36は、気体案内部44の他端部
50、圧力上昇部70、開放端部74を通過し、そして
気体通路94,96を通過することで矢印Rで示すよう
に外部に放出される。
【0027】(2)複数の部品の中からの任意の部品を
選択する選択動作(部品のクリーニング動作) 次に、図4を参照して、複数の部品Pの中から必要とす
る部品P1を選択する場合の例を説明する。この場合に
は、圧搾空気36は気体案内部44の他端部50、圧力
上昇部70を通過する。この時に、使用者は図4に示す
ように指FでJ方向に沿って開閉部材90をスプリング
92に抗して押し下げることにより、開閉部材90は気
体案内部44の開放端部74を完全に閉鎖する。これに
よって、気体案内部44に案内されている圧搾空気36
は、圧力上昇部70の穴78からノズル40の開放端5
6に供給される。従ってノズル40内の空気は正圧とな
り、G方向に圧搾空気36を吹き出すことができる。こ
のノズル先端部60から吹き出される圧搾空気36を用
いて、複数の部品Pの中から必要とする部品P1のみを
残して他の部品Pを吹き飛ばすことにより、必要とする
部品P1の選択を行うことができる。このように選択さ
れた部品P1は、図2で説明した部品吸着の要領でノズ
ル40内を負圧にすることで、同様にして吸着すること
ができる。
【0028】(3)ノズル40内のクリーニング動作 次に、図5を参照して、ノズル40の中に小さな部品P
2やゴミD等が吸引されてしまった場合に、この吸引さ
れた部品P2やゴミ等をノズル40の外に排出する作業
について説明する。図2に示すように部品Pを吸着して
いる時に、ノズル先端部60の内径よりも小さい部品P
2やあるいはゴミD等の不純物がノズル40内に吸着さ
れてしまった場合には、非常に小さな部品P2やゴミD
等はフィルタ64でそれ以上中に入らないように停止さ
せる。このような場合には、図4の場合の例と同様に、
圧搾空気36が気体案内部44に供給されている時に、
使用者が指Fを用いてスプリング92に抗してJ方向に
開閉部材90を押し下げることにより、開放端部74は
開閉部材90により完全に閉鎖される。これにより圧搾
空気36は、気体案内部44の他端部50及び圧力上昇
部70を通り圧力上昇部70の穴78からノズル40の
開口端56に供給される。このことからノズル40内の
空気は正圧となり、小さな部品P2やゴミD等はノズル
先端部60から噴出される。これによって、ノズル40
内に誤って吸引されてしまった部品P2やゴミD等は、
外部に排出することができる。
【0029】以上のようにして、部品Pの吸着作業や、
部品の吹き飛ばしによる選択作業あるいは部品やゴミ等
の排出は、ワンタッチで切り替えてそれぞれ行うことが
できる。部品吸着器20は、ベンチュリー効果を利用し
た部品吸着器であり、排気口側を使用者が指先にてふさ
ぐことにより、吸着用のノズル及びノズルの管内に負圧
から正圧に空気を逆流させることで、ノズル先端部に圧
搾空気を作り出すので、簡単に部品の選択作業や部品や
ゴミの排出ができる。
【0030】ところで本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではない。上述した実施の形態では、使用者が
指で開閉部材90をスプリング92の付勢力に抗して押
すことで、ノズル40内の空気を正圧にするようにして
いるが、これに限らず、使用者がたとえば収容部42に
設けられたスイッチを押すことで、何らかのアクチュエ
ータが作動して開放端部74を閉鎖する構造にしても勿
論構わない。またユーザがより持ちやすいようにするた
めに収容部42や周囲部分80の形状を任意に選択する
ことができる。図1の圧搾気体発生部30は、使用する
気体として空気に限らず他の種類の気体、たとえば不活
性ガスのヘリウムやチッソ等をクローズドシステムの中
で回収しながら使用することも可能である。
【0031】図1のフットスイッチ34に代えて、使用
者が手で操作する手元スイッチを用いても勿論構わな
い。この手元スイッチはたとえば収容部42に設ける。
吸着しようとする対象である部品Pは、電子部品に限ら
ず他の種類あるいは他の分野の部品であっても勿論構わ
ない。部品としては、たとえば時計等の小ネジ類、工芸
品用ハク等のシート類、インク等の液体、ノリ等の粘液
等の移動、貼り付けに応用できる。図示の部品吸着装置
及び部品吸着器は、使用者が手で操作するいわゆる手動
操作用のものであるが、これに限らず、部品の自動装着
装置等に取り付けても勿論構わない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品を吸着して保持することができるのは勿論のこと、
必要に応じて複数の部品からの部品の選り分けやノズル
内に入った部品やゴミの排出を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の部品吸着器を有する部品吸着装置の好
ましい実施の形態を示す斜視図。
【図2】図1の部品吸着器の断面構造例を示しており、
部品がノズルにより吸着されている状態を示す図。
【図3】ノズル内のフィルタの例を示す図。
【図4】ノズル内の空気が正圧となり、ノズルから圧搾
気体を噴出することで必要な部品を選択する例を示す
図。
【図5】ノズル内に詰まった部品やゴミ等をノズルから
排出する状態を示す図。
【図6】従来の部品吸着器を示す図。
【符号の説明】
10・・・部品吸着装置、20・・・部品吸着器、30
・・・圧搾気体発生部、32・・・本体、34・・・フ
ットスイッチ、40・・・ノズル、42・・・収容部、
44・・・気体案内部、46・・・操作部、64・・・
フィルタ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品を着脱自在に吸着するための部品吸
    着器であり、 前記部品を吸着するためのノズルと、 圧搾気体を通すことで、前記ノズル内に負圧を発生させ
    るための気体案内部と、 前記気体案内部に関連して設けられて、操作することに
    より前記気体案内部の前記圧搾気体を前記ノズルに供給
    して前記ノズル内に正圧を発生させるための操作部と、
    を備えることを特徴とする部品吸着器。
  2. 【請求項2】 前記気体案内部の途中には、前記圧搾空
    気の圧力をさらに上げて前記ノズル内に負圧を発生させ
    る圧力上昇部を有する請求項1に記載の部品吸着器。
  3. 【請求項3】 前記圧搾気体は、前記圧搾空気である請
    求項1に記載の部品吸着器。
  4. 【請求項4】 前記気体案内部の前記圧力上昇部と前記
    ノズルの端部を収容している収容部を有する請求項1に
    記載の部品吸着器。
  5. 【請求項5】 前記操作部は、前記気体案内部の開放端
    部を開閉するための開閉部材と、前記気体案内部の開放
    端部を開放した状態にして前記ノズル内に負圧を発生さ
    せる際に前記開閉部材を保持する付勢部材と、を有する
    請求項2に記載の部品吸着器。
  6. 【請求項6】 前記部品は電子部品である請求項1に記
    載の部品吸着器。
  7. 【請求項7】 部品を着脱自在に吸着するための部品吸
    着器を有する部品吸着装置であり、 前記部品吸着器は、 前記部品を吸着するためのノズルと、 圧搾気体を通すことで、前記ノズル内に負圧を発生させ
    るための気体案内部と、 前記気体案内部に関連して設けられて、操作することに
    より前記気体案内部の前記圧搾気体を前記ノズルに供給
    して前記ノズル内に正圧を発生させるための操作部と、
    を有し、 さらに前記圧搾気体を前記気体案内部に供給する圧搾気
    体発生部を備えることを特徴とする部品吸着器を有する
    部品吸着装置。
  8. 【請求項8】 前記気体案内部の途中には、前記圧搾空
    気の圧力をさらに上げて前記ノズル内に負圧を発生させ
    る圧力上昇部を有する請求項7に記載の部品吸着器を有
    する部品吸着装置。
  9. 【請求項9】 前記圧搾気体は、前記圧搾空気である請
    求項7に記載の部品吸着器を有する部品吸着装置。
  10. 【請求項10】 前記気体案内部の前記圧力上昇部と前
    記ノズルの端部を収容している収容部を有する請求項7
    に記載の部品吸着器を有する部品吸着装置。
  11. 【請求項11】 前記操作部は、前記気体案内部の開放
    端部を開閉するための開閉部材と、前記気体案内部の開
    放端部を開放した状態にして前記ノズル内に負圧を発生
    させる際に前記開閉部材を保持する付勢部材と、を有す
    る請求項8に記載の部品吸着器を有する部品吸着装置。
  12. 【請求項12】 前記部品は電子部品である請求項7に
    記載の部品吸着器を有する部品吸着装置。
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