JP2001150076A - ダブルクラッチ用クラッチドラムの製造方法 - Google Patents

ダブルクラッチ用クラッチドラムの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸方向一方に開口する第1ドラム部W1と、
軸方向他方に開口する第2ドラム部W2とを有するダブ
ルクラッチ用クラッチドラムを低コストで精度良く製造
できるようにする。 【解決手段】 第1と第2の両ドラム部の合わせ部とな
る円板部WFbと、円板部の外周の円環部WFcとを有
するプリフォームWFを製造する。プリフォームWFの
円環部WFcを軸方向に裂開し、裂開された円環部の軸
方向一方の半部W1a′と他方の半部W2a′とをスピ
ニング加工で各ドラム部W1,W2の周壁部W1a,W
2aに合致する形状に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1対の油圧クラッ
チを背中合わせで配置して成るダブルクラッチ用のクラ
ッチドラムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用の自動変速機として、図6
に示す如く、第1と第2の1対の油圧クラッチC1,C
2を背中合わせで配置して成るダブルクラッチを組込ん
だものが知られている。このものでは、第1油圧クラッ
チC1用の第1ドラム部a1と第2油圧クラッチC2用
の第2ドラム部a2とを別々に成形し、両ドラム部a
1,a2を、第1ドラム部a1と第2ドラム部a2とが
夫々軸方向一方と他方とに開口するように、背中合わせ
で溶接している。そして、動力伝達軸上にセレーション
係合される共通のハブ部bに両ドラム部a1,a2を溶
接結合している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、別々に成形した第1と第2の両ドラム部a1,a2
を電子ビーム等で溶接する工程が必要になって、製造コ
ストが高くなると共に、溶接による熱歪みで両ドラム部
a1,a2の同心度に狂いを生じ易くなる。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、第1と第2の
両ドラム部の同心度を確保した高精度のダブルクラッチ
用クラッチドラムを低コストで製造し得るようにした方
法を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、軸方向一方に開口する第1ドラム部と、第1
ドラム部に対し背中合わせで配置される軸方向他方に開
口する第2ドラム部とを有するダブルクラッチ用クラッ
チドラムの製造方法において、円板部と、円板部の外周
に一体に形成した円板部より肉厚の円環部とを有するプ
リフォームを製造する工程と、プリフォームの円環部を
軸方向に裂開するスプリット工程と、裂開された円環部
の軸方向一方の半部と軸方向他方の半部とを夫々第1と
第2の各ドラム部の周壁部に合致する形状に加工するド
ラム加工工程とを順に実行している。
【0006】本発明によれば、単一のプリフォームから
第1と第2の両ドラム部が一体に成形される。かくて、
両ドラム部を溶接する工程が不要となり、両ドラム部の
同心度を確保した高精度のダブルクラッチ用クラッチド
ラムを低コストで製造できる。
【0007】ところで、各ドラム部の周壁部内周にはク
ラッチ板を係合させるスプライン歯を形成する必要があ
る。この場合、主軸台に軸支されるスピンドルに、第1
ドラム部の周壁部内周に形成するスプライン歯に対応す
る外周の歯形を有する第1のドラム成形用マンドレルを
連結すると共に、心押台に軸支されるスピンドルに、第
2ドラム部の周壁部内周に形成するスプライン歯に対応
する外周の歯形を有する第2のドラム成形用マンドレル
を連結して成るスピニングマシンを用い、プリフォーム
の円板部を第1と第2の両ドラム成形用マンドレルによ
り軸方向両側から挟圧した状態でスプリット工程とドラ
ム加工工程とを順に実行し、ドラム加工工程において円
環部の各半部を各ドラム成形用マンドレルの外周面に沿
うようにスピニング加工すれば、各ドラム部の周壁部を
スプライン歯を含めて精度良く成形でき、而も、1台の
スピニングマシンによりスプリット工程とドラム加工工
程とを連続して能率良く行うことができ、生産性が向上
する。
【0008】また、プリフォームを、第1と第2の両ド
ラム部を固定する共通のハブ部に相当する中空の軸部を
有し、軸部の中間部外周に円板部を一体に形成して成る
ものに構成し、スピニングマシンの主軸台に軸支される
スピンドルに、第1のドラム成形用マンドレルに加え
て、プリフォームの軸部に挿入可能で、且つ、ハブ部内
周に形成するセレーション歯に対応する外周の歯形を有
するハブ成形用マンドレルを連結し、スプリット工程の
前に、プリフォームを軸部においてハブ成形用マンドレ
ルに外嵌セットして、スピニング加工により軸部の内周
にセレーション歯を成形すれば、第1と第2の両ドラム
部に加えてハブ部も一体に成形でき、ハブ部に対する両
ドラム部の溶接が不要になって、製造コストの一層の削
減を図れる。更に、1台のスピニングマシンによりハブ
部の成形とスプリット工程とドラム加工工程とを連続し
て行うことができ、生産性が大幅に向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はダブルクラッチ用のクラッ
チドラムを示している。このクラッチドラムは、軸方向
一方に開口する第1ドラム部W1と、第1ドラム部W1
に対し背中合わせで配置される軸方向他方に開口する第
2ドラム部W2と、第1と第2の両ドラム部W1,W2
を固定する共通のハブ部W3とで構成されている。第1
と第2の各ドラム部W1,W2の周壁部W1a,W2a
の内周にはクラッチ板を係合させるスプライン歯W1
b,W2bが形成され、更に、スプライン歯W1b,W
2bのドラム開口端側の端部にはクラッチ板の抜止め用
スナップリングを装着するリング溝W1c,W2cが形
成されている。また、ハブ部W3には、第2ドラム部W
2側の端部内周のセレーション歯W3aと、第1と第2
の各ドラム部W1,W2内に開口するクラッチ作動用の
油孔W3b,W3bと、潤滑用の油孔W3c,W3c
と、クラッチピストンのシール用Oリングを装着するリ
ング溝W3d,W3dと、ピストンスプリングのリテー
ナ用スナップリングを装着するリング溝W3e,W3e
とが形成されている。
【0010】上記クラッチドラムの製造に際しては、先
ず、図2(A)に示すプリフォームWFを製造する。こ
のプリフォームWFは、ハブ部W3に相当する中空の軸
部WFaと、軸部WFaの中間部外周に一体に形成し
た、第1と第2の両ドラム部W1,W2の合わせ部に相
当する円板部WFbと、円板部WFbの外周に一体に形
成した、円板部WFbより肉厚で、且つ、第1と第2の
両ドラム部W1,W2の周壁部W1a,W2aの合計体
積以上の体積を持つ円環部WFcとを有している。プリ
フォームWFの製造方法は任意であり、例えば、図3
(A)に示すビレットを熱間で図3(B)(C)(D)
に示す如く段階的に鍛造し、最後に軸部WFa内の余肉
WFa′を打ち抜いてプリフォームWFを製造する。
【0011】次に、図2(B)に示す如く、機械加工で
軸部WFaに油孔W3b,W3cとリング溝W3dとを
形成すると共に、軸部WFaのセレーション歯形成部位
W3a′を除く外周部分を切削して、セレーション歯形
成部位W3a′を他部より外径の大きな段付形状に形成
する。
【0012】次に、図2(C)に示す如く軸部WFaの
内周にセレーション歯W3aを成形して、軸部WFaを
ハブ部W3に合致する形状に加工するハブ加工工程と、
プリフォームWFの円環部WFcを図2(D)に示す如
く軸方向に裂開するスプリット工程と、裂開された円環
部WFcの軸方向一方の半部W1a′と軸方向他方の半
部W2a′とを図2(E)に示す如く第1と第2の各ド
ラム部W1,W2の周壁部W1a,W2aに合致する形
状、即ち、内周にスプライン歯W1b,W2bを有する
筒状に加工するドラム加工工程とを実行し、最後に、機
械加工でハブ部W3とスプライン歯W1b,W2bとに
夫々リング溝W3e,W1c,W2cを形成すると共
に、各ドラム部W1,W2の周壁部W1a,W2aの開
口端側の端末を切削し、図1に示すクラッチドラムを得
る。
【0013】ハブ加工工程、スプリット工程及びドラム
加工工程は図4に示すスピニングマシンを用いて行う。
このスピニングマシンは、ベッド1上に固定した主軸台
2と、ベッド1上に油圧シリンダ3によって主軸台2に
対向するX軸方向に進退されるように支持させた心押台
4と、ベッド1上に図外の駆動源によってX軸方向に移
動されるように支持させた可動台5とを備えており、可
動台5上に、スピニング加工用のローラ6を軸支する1
対のローラ支持台7,7をX軸に直交するY軸方向に対
向させて配置し、各ローラ支持台7をモータ7aにより
送りねじ機構7bを介してY軸方向に進退させるように
している。
【0014】主軸台2と心押台4には夫々スピンドル2
a,4aが軸支されており、主軸台2のスピンドル2a
をベッド1上のモータ2bによりベルト2cを介して駆
動するようにしている。また、主軸台2のスピンドル2
aに、図5に示す如く、プリフォームWFの軸部WFa
に挿入可能で、且つ、ハブ部W3の内周に形成するセレ
ーション歯W3aに対応する外周の歯形8aを有するハ
ブ成形用マンドレル8と、第1ドラム部W1の周壁部W
1aの内周に形成するスプライン歯W1bに対応する外
周の歯形9aを有する第1のドラム成形用マンドレル9
1とを連結し、心押台4のスピンドル4aに、第2ドラ
ム部W2の周壁部W2aの内周に形成するスプライン歯
W2bに対応する外周の歯形9aを有する第2のドラム
成形用マンドレル92を連結している。心押台4のスピ
ンドル4aには、更に、スピンドル4aに組込んだ図外
の油圧シリンダにより第2ドラム成形用マンドレル92
に対しX軸方向に出没されるガイドピン10が設けられ
ている。ガイドピン10の先端には、ハブ成形用マンド
レル8の先端に突設したセンタピン8bを嵌合可能なセ
ンタ穴10aが形成されている。また、ガイドピン10
の外径は、プリフォームWFの軸部WFaの内径より大
きくなっており、軸部WFaをガイドピン10で軸方向
から押えられるようにしている。
【0015】ハブ加工工程に際しては、図5(A)に示
す如く、プリフォームWFを軸部WFaにおいてハブ成
形用マンドレル8に外嵌セットした後、ガイドピン10
を突出させた状態で心押台4を主軸台2に向けてX軸方
向に前進させて、ガイドピン10のセンタ穴10aにハ
ブ成形用マンドレル8のセンタピン8bを嵌合させ、こ
の状態で主軸台2のスピンドル2aを回転させると共
に、1対のローラ支持台7,7をY軸方向内方に前進さ
せて、各ローラ支持台7に軸支されるローラ6を軸部W
Faの外周面に当接させる。そして、可動台5の動きで
ローラ6を軸部WFaのセレーション歯形成部位W3
a′に向けてX軸方向に移動し、セレーション歯形成部
位W3a′をローラ6でしごくスピニング加工を行う。
これによれば、セレーション歯形成部位W3a′の内周
にハブ成形用マンドレル8の歯形8aの形状が転写さ
れ、セレーション歯W3aが成形される。
【0016】次に、第2ドラム成形用マンドレル92
対しガイドピン10を没入させつつ心押台4をX軸方向
に更に前進させて、図5(B)に示す如く、プリフォー
ムWFの円板部WFbを第1と第2の両ドラム成形用マ
ンドレル91,92によりX軸方向両側から挟圧し、この
状態で主軸台2のスピンドル2aを回転させると共に、
各ローラ支持台7の動きでローラ6をプリフォームWF
の円環部WFcに向けてY軸方向内方に前進させる。こ
れによれば、ローラ6が円環部WFcに食い込んで円環
部WFcがX軸方向に裂開される。
【0017】次に、図5(C)に示す如く、ローラ6を
可動台5の動きでX軸方向一方(主軸台2側)に移動す
る。これによれば、裂開された円環部WFcのX軸方向
一方の半部W1a′が第1ドラム成形用マンドレル91
の外周面に沿うようにスピニング加工され、第1ドラム
成形用マンドレル91の歯形9aの形状が転写された内
周のスプライン歯W1bを有する第1ドラム部W1の周
壁部W1aが成形される。
【0018】次に、図5(D)に示す如く、ローラ6を
可動台5の動きでX軸方向他方(心押台4側)に移動す
る。これによれば、裂開された円環部WFcの軸方向他
方の半部W2a′が第2ドラム成形用マンドレル92
外周面に沿うようにスピニング加工され、第2ドラム成
形用マンドレル92の歯形9aの形状が転写された内周
のスプライン歯W2bを有する第2ドラム部W2の周壁
部W2aが成形される。
【0019】尚、図5に示す実施形態では、ハブ加工工
程とスプリット工程とドラム加工工程とを同一のローラ
6を用いて行っているが、ローラ支持台7に複数種のロ
ーラを付け換え自在とし、ハブ加工工程とスプリット工
程とドラム加工工程とを夫々専用のローラを用いて行う
ようにしても良い。
【0020】また、上記実施形態では、単一のプリフォ
ームWFから第1と第2の両ドラム部W1,W2とハブ
部W3とを一体に成形しているが、軸部WFaの無いプ
リフォームWFを用いて両ドラム部W1,W2を一体に
成形し、別途成形したハブ部W3に両ドラム部W1,W
2を溶接結合することも可能である。但し、コスト的に
は、上記実施形態の方が有利である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、単一のプリフォームから第1と第2の両ドラ
ム部が一体に成形され、両ドラム部の同心度を確保した
高精度のダブルクラッチ用クラッチドラムを低コストで
製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法で製造されるダブルクラッチ用ク
ラッチドラムを示す断面図
【図2】 (A)〜(E)本発明によるクラッチドラム
の製造工程を示す図
【図3】 (A)〜(D)プリフォームの製造工程を示
す図
【図4】 クラッチドラムの製造工程で使用するスピニ
ングマシンの平面図
【図5】 (A)ハブ加工工程を示す図、(B)スプリ
ット工程を示す図、(C)第1ドラム部の加工工程を示
す図、(D)第2ドラム部の加工工程を示す図
【図6】 従来の方法で製造されたクラッチドラムを用
いたダブルクラッチを示す断面図
【符号の説明】
W1,W2 ドラム部 W1a,W2a 周
壁部 W1b,W2b スプライン歯 W3
ハブ部 W3a セレーション歯 WF プリフ
ォーム WFa 軸部 WFb 円板部 WFc 円環部 2 主軸台 4 心押台 2a,4a スピンドル 8 ハブ成形用マンドレル 8a 歯形 91,92 ドラム成形用マンドレル 9a 歯形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北条 信明 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 松本 鴻 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 山内 昌彦 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホン ダエンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E087 AA10 CA11 CA23 DA01 DB08 EA00 EB03 EB07 EC37 HA00 HB02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向一方に開口する第1ドラム部と、
    第1ドラム部に対し背中合わせで配置される軸方向他方
    に開口する第2ドラム部とを有するダブルクラッチ用ク
    ラッチドラムの製造方法において、 円板部と、円板部の外周に一体に形成した円板部より肉
    厚の円環部とを有するプリフォームを製造する工程と、 プリフォームの円環部を軸方向に裂開するスプリット工
    程と、 裂開された円環部の軸方向一方の半部と軸方向他方の半
    部とを夫々第1と第2の各ドラム部の周壁部に合致する
    形状に加工するドラム加工工程とを順に実行する、 ことを特徴とするダブルクラッチ用クラッチドラムの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 主軸台に軸支されるスピンドルに、第1
    ドラム部の周壁部内周に形成するスプライン歯に対応す
    る外周の歯形を有する第1のドラム成形用マンドレルを
    連結すると共に、心押台に軸支されるスピンドルに、第
    2ドラム部の周壁部内周に形成するスプライン歯に対応
    する外周の歯形を有する第2のドラム成形用マンドレル
    を連結して成るスピニングマシンを用い、 プリフォームの円板部を第1と第2の両ドラム成形用マ
    ンドレルにより軸方向両側から挟圧した状態でスプリッ
    ト工程とドラム加工工程とを順に実行し、ドラム加工工
    程において円環部の各半部を各ドラム成形用マンドレル
    の外周面に沿うようにスピニング加工して、各ドラム部
    の周壁部を成形する、 ことを特徴とする請求項1に記載のダブルクラッチ用ク
    ラッチドラムの製造方法。
  3. 【請求項3】 プリフォームを、第1と第2の両ドラム
    部を固定する共通のハブ部に相当する中空の軸部を有
    し、軸部の中間部外周に円板部を一体に形成して成るも
    のに構成し、 スピニングマシンの主軸台に軸支されるスピンドルに、
    第1のドラム成形用マンドレルに加えて、プリフォーム
    の軸部に挿入可能で、且つ、ハブ部内周に形成するセレ
    ーション歯に対応する外周の歯形を有するハブ成形用マ
    ンドレルを連結し、 スプリット工程の前に、プリフォームを軸部においてハ
    ブ成形用マンドレルに外嵌セットして、スピニング加工
    により軸部の内周にセレーション歯を成形する、 ことを特徴とする請求項2に記載のダブルクラッチ用ク
    ラッチドラムの製造方法。
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