JP2001149688A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JP2001149688A
JP2001149688A JP33811699A JP33811699A JP2001149688A JP 2001149688 A JP2001149688 A JP 2001149688A JP 33811699 A JP33811699 A JP 33811699A JP 33811699 A JP33811699 A JP 33811699A JP 2001149688 A JP2001149688 A JP 2001149688A
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Japan
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washing
clutch plate
motor
rotor
electromagnet
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JP33811699A
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English (en)
Inventor
Shuji Aida
修司 会田
Doshu Ida
道秋 井田
Tamotsu Shikamori
保 鹿森
Hiroshi Osugi
寛 大杉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クラッチ板が衝突するときに発生する衝突音を
低減した全自動洗濯機を提供する。 【解決手段】全自動洗濯機のクラッチ機構を、モータの
ロータ19に圧接してモータの駆動力を脱水軸12に伝
達するクラッチ板14と、該クラッチ板14をロータ1
9に圧接させる戻しばね15と、圧接されたクラッチ板
14を引き付けロータ19から引き離す電磁石16とで
構成し、戻しばね15を、クラッチ板14が電磁石16
に引き付けられると縮むように構成し、かつクラッチ板
14が電磁石16に近づくとばね定数が大きくなるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類の洗浄・すす
ぎを低速回転する回転翼によって行い、脱水を洗濯兼脱
水槽の高速回転によって行う全自動洗濯機に係り、特に
洗濯・脱水切り換え時の衝突音低減に好適なクラッチ機
構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の全自動洗濯機は、外枠と底部中央
に回転翼を有する洗濯兼脱水槽と、この洗濯兼脱水槽を
内包する水槽と、この水槽を前記外枠に支持する防振機
構と、前記回転翼を取り付けた洗濯軸と、この洗濯軸を
駆動するモータと、このモータの駆動力を洗濯兼脱水槽
に固着した脱水軸に自在に伝達可能とするクラッチ機構
とを備えた構成となっている。
【0003】全自動洗濯機の洗濯・脱水の切り換えを行
う方法としてばねクラッチや電磁クラッチ等があり、一
般に電磁クラッチは、ばねを介して脱水軸に取付けられ
た摩擦板等のクラッチ板を電磁石により吸引し、モータ
のロータよりクラッチ板を離したり、圧接したりし切り
換えを行う方法である。
【0004】電磁クラッチの信頼性を向上させる方法と
して、特開平7−178284号公報に記載の電磁クラ
ッチがある。この電磁クラッチは、ソレノイドにより噛
み合い駆動部を設けたプランジャー(クラッチ板に相当
するもの)を移動させ、モータのロータの噛み合い部と
連結させる構成になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、噛み合い部を有したクラッチ板を移動させ、モータ
のロータの噛み合い部と連結させる時には、短時間にあ
る程度の距離を移動するため吸引力を大きくしなければ
ならず、クラッチ板が相手側(ロータまたは電磁石)に
衝突するときに騒音が発生するという課題があった。
【0006】本発明の目的は、クラッチ板が衝突すると
きに発生する衝突音を低減した全自動洗濯機を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における全自動洗濯機の特徴とするところ
は、全自動洗濯機のクラッチ機構を、モータのロータに
圧接してモータの駆動力を脱水軸に伝達するクラッチ板
と、該クラッチ板をロータに圧接させるばねと、圧接さ
れたクラッチ板を引き付けロータから引き離す電磁石と
で構成し、前記ばねを、クラッチ板が電磁石に引き付け
られると縮むように構成し、かつクラッチ板が電磁石に
近づくとばね定数が大きくなるように構成することにあ
る。
【0008】具体的には本発明は次に掲げる洗濯機を提
供する。
【0009】本発明は、外枠と、底部中央に回転翼を有
する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する水槽
と、該水槽を前記外枠に支持する防振機構と、前記回転
翼を取り付けた洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモータ
と、該モータの駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した脱
水軸に自在に伝達可能とするクラッチ機構とを備えた全
自動洗濯機において、前記クラッチ機構は、前記モータ
のロータに圧接して前記モータの駆動力を前記脱水軸に
伝達するクラッチ板と、該クラッチ板を前記ロータに圧
接させるばねと、前記圧接されたクラッチ板を引き付け
前記ロータから引き離す電磁石とを備え、前記ばねは、
前記クラッチ板が前記電磁石に引き付けられると縮むよ
うに構成され、かつ前記クラッチ板が前記電磁石に近づ
くとばね定数が大きくなるように構成されていることを
特徴とする全自動洗濯機を提供する。
【0010】また、本発明は、外枠と、底部中央に回転
翼を有する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する
水槽と、該水槽を前記外枠に支持する防振機構と、前記
回転翼を取り付けた洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモー
タと、該モータの駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した
脱水軸に自在に伝達可能とするクラッチ機構とを備えた
全自動洗濯機において、前記クラッチ機構は、前記モー
タのロータに圧接して前記モータの駆動力を前記脱水軸
に伝達するクラッチ板と、該クラッチ板を前記ロータに
圧接させるばねと、前記圧接されたクラッチ板を引き付
け前記ロータから引き離す電磁石と、該電磁石を制御す
る制御部とを備え、前記制御部は、前記電磁石の前記ク
ラッチ板を引き付ける吸引力が前記電磁石と前記クラッ
チ板との距離が近づくと小さくなるように前記電磁石に
流す電流を制御することを特徴とする全自動洗濯機を提
供する。
【0011】また、本発明は、外枠と、底部中央に回転
翼を有する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する
水槽と、該水槽を前記外枠に支持する防振機構と、前記
回転翼を取り付けた洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモー
タと、該モータの駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した
脱水軸に自在に伝達可能とするクラッチ機構とを備えた
全自動洗濯機において、前記クラッチ機構は、前記モー
タのロータに圧接して前記モータの駆動力を前記脱水軸
に伝達するクラッチ板と、該クラッチ板を前記ロータに
圧接させるばねと、前記圧接されたクラッチ板を引き付
け前記ロータから引き離す電磁石とを備え、前記ばねが
配置された空間部に空気穴を設け、前記クラッチ板の移
動速度を遅くするエアダンパを構成することを特徴とす
る全自動洗濯機を提供する。
【0012】また、本発明は、外枠と、底部中央に回転
翼を有する洗濯兼脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する
水槽と、該水槽を前記外枠に支持する防振機構と、前記
回転翼を取り付けた洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモー
タと、該モータの駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した
脱水軸に自在に伝達可能とするクラッチ機構とを備えた
全自動洗濯機において、前記クラッチ機構は、前記モー
タのロータに圧接して前記モータの駆動力を前記脱水軸
に伝達するクラッチ板と、該クラッチ板を前記ロータに
圧接させるばねと、前記圧接されたクラッチ板を引き付
け前記ロータから引き離す電磁石とを備え、前記クラッ
チ板の上部に緩衝材を設けることを特徴とする全自動洗
濯機を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態例に
係る全自動洗濯機を、図を用いて説明する。
【0014】図2は、本発明の一実施の形態例に係わる
全自動洗濯機の縦断面を示す。図2では、全自動洗濯機
の基本構成要素のみについて記載し、その他の要素例え
ばパネルスイッチ等は省略し図示していない。その主要
構成は、外枠1と、この外枠1に防振機構2を介して弾
性支持されている合成樹脂製の外槽3と、この外槽3に
内装され回転翼4を内装し不つり合いをキャンセルする
ための流体バランサー10を装着するSUS製の洗濯兼
脱水槽5と、この洗濯兼脱水槽5を脱水軸12に支持し
ているアルミ製のフランジ6と、このフランジ6を支え
洗濯軸11と内外2重構造を構成する脱水軸12と、洗
濯軸11を駆動するときにモータ8からの入力を歯車に
て減速する減速機構7と、この減速機構7と同一軸上に
設けられたモータ8と、減速機構7とモータ8とを支持
し外槽3に保持されている取付板9とである。
【0015】ここで、モータ8からの出力を洗濯軸1
1,脱水軸12に伝達するためのクラッチ機構の説明
を、図1を使い、DCブラシレスモータを用いた場合を
例に説明する。図示されているモータ8はインナータイ
プのモータで、回転するロータ19がステータ18の内
部に設けられたものである。図1では、クラッチ板14
が電磁石16とロータ19のどちらにも接していない
が、実際にはクラッチ板14が移動途中でこのようにな
る以外はどちらかに圧接する。
【0016】電磁石16と戻しばね15により移動する
クラッチ板14は、セレーション27を介して脱水軸1
2と噛み合っている。なお、図1の脱水軸12の上部
は、減速機構7の歯車が内側に固定してある中空軸を介
し、フランジ6にねじ止めされ、洗濯兼脱水槽5を駆動
する。そして、洗濯軸11は、ロータ19に固定されて
いる。なお、図1の洗濯軸11の上部には減速機構7が
あり、この減速機構7を介して回転翼4を駆動する。
【0017】次に、洗濯時の動作を説明する。洗濯時に
は、電磁石16に電流を流し、戻しばね15のばね力よ
り強力な吸引力を発生しクラッチ板14を吸引する。そ
れにより、クラッチ板14はロータ19から離れ固定噛
み合い歯23を有した電磁石16と圧接し、クラッチ板
噛み合い歯24は固定噛み合い歯23と噛み合う。その
ため、ロータ19の回転は、回転翼4だけに伝わり洗濯
兼脱水槽5は回転しないように固定される。
【0018】次に、脱水時の動作を説明する。脱水時に
は、電磁石16に電流が流れないため、戻しばね15の
ばね力によりクラッチ板14はロータ19に圧接され、
クラッチ板14に数箇所設けられた凸部25がロータ凹
部26と勘合し、ロータ19の回転がクラッチ板14に
伝わり、セレーション27を介し脱水軸12に伝わり洗
濯兼脱水槽5が回転する。
【0019】以上は、洗濯・脱水時の基本的な動きであ
り、回転翼4を回転させず、洗濯兼脱水槽5を回転させ
て洗濯を行う場合のクラッチ機構の動作は、前記脱水時
と同様の動作になる。このようにクラッチ板14が動き
ロータ19や電磁石16に衝突するときに、騒音が発生
する。ロータ19への衝突騒音の低減は、戻しばね15
のばね力を小さくする等衝突速度を低減すれば実現可能
であり、本発明は電磁石16に衝突するときの騒音につ
いてのものである。
【0020】この衝突時の騒音を低減する方法として、
戻しばね15のばね定数をクラッチ板14が電磁石16
に近づくと大きくなるようにすることにより、クラッチ
板14を吸引する力を低減し、衝突速度を低減すること
ができ、騒音を低減できる。ただし、ばね力が電磁石1
6の吸引力より大きくなるとクラッチ板を吸引できなく
なるため、ばね力が吸引力より大きくならないようにす
る必要がある。
【0021】次に、衝突速度を低減させる戻しばね15
の構造を、図1、図3〜図6を用いて説明する。一般に
コイルばねのばね定数は、線径に比例し大きく、巻き数
や有効径に反比例し小さくなる。
【0022】図1は、クラッチ機構周りの部分拡大断面
図であり、図3〜図6は、戻しばね15だけの拡大図で
ある。図3の実施の形態例は、戻しばね15aのピッチ
を不均等にし、クラッチ板14と電磁石16の距離が近
づき戻しばね15aが縮むと、ピッチが狭い部分が先に
接触し、有効巻き数が減少しばね定数が大きくなる。
【0023】また、図4の実施の形態例は、ピッチを均
等にし有効径を不均等にし、クラッチ板14と電磁石1
6の距離が近づき戻しばね15bが縮むと、有効径が大
きい部分が先に接触し、有効巻き数が減少しばね定数が
大きくなる。
【0024】また、図5の実施の形態例は、戻しばね1
5cの内側にもう一つのばね15dを設けることによ
り、クラッチ板14と電磁石16の距離が近づき戻しば
ね15cが縮むと、もう一つのばね15dも荷重を受け
ることになりばね定数が増加する。
【0025】そして、図6の実施の形態例は、ピッチの
違うばね15e、15fを二つ重ねて配したもので、図
3の実施の形態例と同様の効果を得られる。図6の実施
の形態例については、ピッチが違うばねでなく有効径が
違うばねでもよく、複数個のばねを用いてもよい。
【0026】また、図3から図6の実施の形態例を組み
合わせてもよい。本実施の形態例では、コイルばねを用
いて説明しているが、ばねの代わりにばね作用を持つよ
うにした弾性体を用い、実施の形態例と同様にクラッチ
板14と電磁石16との距離が小さくなるとばね力が大
きくなるようにすれば、衝突速度を低減し騒音を低減で
きる。
【0027】また、衝突速度を低減する方法として吸引
力を減少する方法があり、図7のように、電磁石16に
流す電流をクラッチ板14と電磁石16との距離が近づ
くと少なくすることにより、クラッチ板を吸引する力を
減少させることができる。ただし、吸引力がばね力より
小さくなるとクラッチ板が吸引できなくなるため、吸引
力をばね力より小さくしないようにする必要がある。
【0028】図7(a)は、電磁石に流れる電流とクラ
ッチ板〜電磁石間の隙間との関係で示し、図7(b)
は、図7(a)のように電流を流した場合の吸引力とク
ラッチ板〜電磁石間の隙間との関係を示したものであ
る。図中の太線は従来の電流値一定のものであり、細線
は本発明の制御部による電流値可変制御によるものであ
る。この電流を可変にする制御方法は、電圧可変制御や
抵抗可変制御等にがある。また図8は、電磁石16とク
ラッチ14との隙間の詳細拡大図である。
【0029】次に、衝突速度を低減するもう一つの方法
として、図9のように、ばねが配置された空間、すなわ
ち電磁石16の内径、脱水軸12の軸受17、この軸受
17を内包する減衰機構筐体21とクラッチ板14によ
り構成されるほぼ密閉された空間を有し、クラッチ板1
4に空気穴29を設けることにより、エアダンパを構成
する方法がある。このエアダンパにより、移動速度を遅
くすることができ、衝突速度も減少し騒音も減少する。
この空気穴29は、電磁石16やその他の場所でも同様
の効果が得られる。また、空気穴29を複数個にし、中
心に対して対称に設けることにより、クラッチ板14の
動作をより安定にすることができる。
【0030】さらに、図10のように、クラッチ板14
の上部に緩衝材30を設け、クラッチ板14と電磁石1
6が衝突する前に緩衝材30が圧接するため、衝突時の
衝撃を和らげ騒音を低減することができる。この緩衝材
の材料は、例えばゴム、樹脂、スポンジ状の物等があ
る。ゴムや樹脂等は、中実の材料より発泡等により中に
空気層を持たせる構造にすると、より高い効果を得られ
る。
【0031】前述した実施の形態例によれば、クラッチ
板が衝突するときに発生する衝突音が低減でき、全自動
洗濯機の洗濯・脱水運転切り換え時における騒音の問題
を解決することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、戻しばねのばね力や、
電磁石の吸引力を減少することにより、クラッチ板と電
磁石の衝突速度を遅くすることができ、衝突時の騒音を
低減することができる。また、クラッチ板の移動空間内
にエアダンパを設けても同様の効果が得られる。
【0033】また、クラッチ板の上部に緩衝材を設ける
ことにより、衝突時の衝撃を和らげることができ、衝突
時の騒音を低減することができる。
【0034】これらにより、洗濯・脱水運転切り換え時
に発生する騒音が低い全自動洗濯機を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例に係る全自動洗濯機の
クラッチ機構部の拡大断面図である。
【図2】図1の本発明の一実施の形態例に係わる全自動
洗濯機の縦断面図である。
【図3】図1のクラッチ機構部に用いられる戻しばねの
拡大図である。
【図4】図1のクラッチ機構部に用いられる他の戻しば
ねの拡大図である。
【図5】図1のクラッチ機構部に用いられる更に他の戻
しばねの拡大図である。
【図6】図1のクラッチ機構部に用いられる更に他の戻
しばねの拡大図である。
【図7】電磁石入力電流及び吸引力と隙間との関係を示
す図である。
【図8】図1のクラッチ機構部に用いられる電磁石とク
ラッチ板との隙間を示す図である。
【図9】本発明の一実施の形態例に係る全自動洗濯機の
他のクラッチ機構部の拡大断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態例に係る全自動洗濯機
の更に他のクラッチ機構部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…外枠、2…防振機構、3…外槽、4…回転翼、5…
洗濯兼脱水槽、6…フランジ、7…減速機構、8…モー
タ、9…取付板、10…流体バランサー、11…洗濯
軸、12…脱水軸、13…軸受、14…クラッチ板、1
5…戻しばね、16…電磁石、17…軸受、18…ステ
ータ、19…ロータ、20…永久磁石、21…減速機構
筐体、22…ステータ筐体、23…固定噛み合い歯、2
4…クラッチ板噛み合い歯、25…クラッチ板凸部、2
6…ロータ凹部、27…セレーション、28…ばね押
え、29…空気穴、30…緩衝材
フロントページの続き (72)発明者 鹿森 保 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 (72)発明者 大杉 寛 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立多賀エレクトロニクス内 Fターム(参考) 3B155 HB02 HB03 HB20 LB24 LC12 MA01 MA02 MA07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と、底部中央に回転翼を有する洗濯兼
    脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、該水槽を
    前記外枠に支持する防振機構と、前記回転翼を取り付け
    た洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモータと、該モータの
    駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した脱水軸に自在に伝
    達可能とするクラッチ機構とを備えた全自動洗濯機にお
    いて、 前記クラッチ機構は、前記モータのロータに圧接して前
    記モータの駆動力を前記脱水軸に伝達するクラッチ板
    と、該クラッチ板を前記ロータに圧接させるばねと、前
    記圧接されたクラッチ板を引き付け前記ロータから引き
    離す電磁石とを備え、前記ばねは、前記クラッチ板が前
    記電磁石に引き付けられると縮むように構成され、かつ
    前記クラッチ板が前記電磁石に近づくとばね定数が大き
    くなるように構成されていることを特徴とする全自動洗
    濯機。
  2. 【請求項2】外枠と、底部中央に回転翼を有する洗濯兼
    脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、該水槽を
    前記外枠に支持する防振機構と、前記回転翼を取り付け
    た洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモータと、該モータの
    駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した脱水軸に自在に伝
    達可能とするクラッチ機構とを備えた全自動洗濯機にお
    いて、 前記クラッチ機構は、前記モータのロータに圧接して前
    記モータの駆動力を前記脱水軸に伝達するクラッチ板
    と、該クラッチ板を前記ロータに圧接させるばねと、前
    記圧接されたクラッチ板を引き付け前記ロータから引き
    離す電磁石と、該電磁石を制御する制御部とを備え、前
    記制御部は、前記電磁石の前記クラッチ板を引き付ける
    吸引力が前記電磁石と前記クラッチ板との距離が近づく
    と小さくなるように前記電磁石に流す電流を制御するこ
    とを特徴とする全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】外枠と、底部中央に回転翼を有する洗濯兼
    脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、該水槽を
    前記外枠に支持する防振機構と、前記回転翼を取り付け
    た洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモータと、該モータの
    駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した脱水軸に自在に伝
    達可能とするクラッチ機構とを備えた全自動洗濯機にお
    いて、 前記クラッチ機構は、前記モータのロータに圧接して前
    記モータの駆動力を前記脱水軸に伝達するクラッチ板
    と、該クラッチ板を前記ロータに圧接させるばねと、前
    記圧接されたクラッチ板を引き付け前記ロータから引き
    離す電磁石とを備え、前記ばねが配置された空間部に空
    気穴を設け、前記クラッチ板の移動速度を遅くするエア
    ダンパを構成することを特徴とする全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】外枠と、底部中央に回転翼を有する洗濯兼
    脱水槽と、該洗濯兼脱水槽を内包する水槽と、該水槽を
    前記外枠に支持する防振機構と、前記回転翼を取り付け
    た洗濯軸と、該洗濯軸を駆動するモータと、該モータの
    駆動力を前記洗濯兼脱水槽に固着した脱水軸に自在に伝
    達可能とするクラッチ機構とを備えた全自動洗濯機にお
    いて、 前記クラッチ機構は、前記モータのロータに圧接して前
    記モータの駆動力を前記脱水軸に伝達するクラッチ板
    と、該クラッチ板を前記ロータに圧接させるばねと、前
    記圧接されたクラッチ板を引き付け前記ロータから引き
    離す電磁石とを備え、前記クラッチ板の上部に緩衝材を
    設けることを特徴とする全自動洗濯機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101046482B1 (ko) * 2004-05-20 2011-07-04 엘지전자 주식회사 세탁기의 커플링 헛돔 방지구조
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