JP2001148979A - 釣り用リールの電気部品収納ケース - Google Patents

釣り用リールの電気部品収納ケース

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JP2001148979A
JP2001148979A JP33942499A JP33942499A JP2001148979A JP 2001148979 A JP2001148979 A JP 2001148979A JP 33942499 A JP33942499 A JP 33942499A JP 33942499 A JP33942499 A JP 33942499A JP 2001148979 A JP2001148979 A JP 2001148979A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板の変形を抑えて電気部品収納ケース
を確実にシールできるようにする。 【解決手段】 電動リールのカウンターケース4は、ス
イッチSW1〜SW6を含む電気部品と回路基板36と
が収納されたケースであって、ケース本体19と、スイ
ッチ操作部材50〜54と、密着部材55〜59とを備
えている。ケース本体には、一面にスイッチ開口27a
〜27eが形成され内部にスイッチ開口を囲むような壁
面29a〜29eを有するスイッチ収納空間28a〜2
8eが形成されている。スイッチ操作部材は、スイッチ
収納空間内に配置され、スイッチ開口から露出して設け
られた操作部50a〜54a、操作部と一体形成され操
作部の周囲に拡がる拡大部50b〜54b、及び拡大部
の縁部から筒状に延び壁面に接触するシール部50c〜
54cを有する。密着部材は、シール部を壁面側に押圧
して壁面に密着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品収納ケー
ス、特に、釣り用リールを操作するためのスイッチを含
む電気部品と電気部品を接続する回路基板とが収納され
た釣り用リールの電気部品収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】船釣り用に開発された船釣り用のリール
には、カウンターケース(電気部品収納ケースの一例)
と呼ばれる水深表示を行うためのケースが搭載されてい
るものがある。カウンターケースには、電源のオンオフ
や各種の設定のためのスイッチや液晶表示装置などを含
む電気部品と、電気部品を接続するための回路基板とが
収納されており、カウンターケースの表面には、スイッ
チの操作部材を表面に露出するための開口が形成されて
いる。このような釣り用リールのカウンターケースに
は、海水などの腐食性がある液体が付着しやすいので、
開口から内部の電気回路に液体が浸入しないようにする
ために、ケースを防水構造にする必要がある。
【0003】従来の防水構造を有するカウンターケース
は、一般に、リール本体に装着され内部に空間が形成さ
れたケース本体と、スイッチの操作を行うための操作部
を有するスイッチ操作部材とを有しており、スイッチ操
作部材でケース内部をシールしている。スイッチ操作部
材は、操作部と、操作部と一体形成され操作部の周囲に
拡がり操作部を回路基板から離反する側に付勢するシー
ル部とを有している。ケース本体は、リール本体に装着
される下ケースと、下ケースに装着される上ケースとを
有し、上ケースには、スイッチ操作部材の操作部が露出
する開口が形成され、内部には開口を囲むような壁面を
有するスイッチ操作部材を収納するための収納空間が形
成されている。
【0004】このような構成の釣り用リールのカウンタ
ーケースでは、壁面の先端と回路基板との間でスイッチ
操作部材のシール部を挟むことによってケース内部をシ
ールし、開口から回路基板への液体の浸入を防止してい
る。そして、壁面と回路基板との間でシール部を確実に
挟むために、回路基板は収納空間の周囲で上ケースに複
数箇所でねじ止めされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成では、
回路基板を上ケースにねじ止めすることによりシール部
を挟んでシールしているので、ねじ止め部の位置が収納
空間から遠い位置にあると、シール部を挟む力が弱くな
り、回路基板と壁面の先端とのシール不良が発生するこ
とがある。このため、前記従来の構成では、シール不良
を防止しようとすると、収納空間の周囲に多くのねじが
必要になり、ねじの本数が多くなる。
【0006】一方、回路基板は比較的薄い合成樹脂製で
あるので、ねじ止め等の際に外力が作用すると回路基板
が変形することがある。回路基板が変形すると、回路基
板に形成された配線の短絡や断線などの電気的不良や半
田付けされた素子の破壊が生じるおそれがある。シール
不良を防止するためにねじの本数が多くなると、回路基
板が変形しやすくなり、電気的不良や素子の破壊が生じ
るおそれがある。
【0007】本発明の課題は、回路基板の変形を抑えて
電気部品収納ケースを確実にシールできるようにするこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明1に係る釣り用リー
ルの電気部品収納ケースは、釣り用リールのリール本体
に装着され、リール操作のためのスイッチを含む電気部
品と電気部品を接続するための回路基板とが収納された
ケースであって、ケース本体と、スイッチ操作部材と、
密着部材とを備えている。ケース本体は、リール本体に
装着され、一面に開口が形成され内部に開口を囲むよう
な壁面を有する収納空間が形成されたものである。スイ
ッチ操作部材は、収納空間内部に配置され、スイッチの
操作を行うために開口から露出して設けられた操作部、
操作部の周囲に拡がる可撓性を有する拡大部、及び拡大
部の縁部から筒状に延び壁面に接触するシール部を有す
る部材である。密着部材は、シール部を壁面側に押圧し
て壁面に密着させるための部材である。
【0009】この電気部品収納ケースでは、スイッチ操
作部材の開口から露出する操作部を押圧すると、拡大部
で撓んで回路基板側に移動し、回路基板に接続されたス
イッチがオンする。この開口から液体が浸入しても、拡
大部の縁部から筒状に延びて壁面に接触するシール部が
密着部材により押圧されてケース本体の壁面に密着して
いるので、壁面とシール部の隙間から回路基板側に液体
が浸入しにくくなる。ここでは、筒状のシール部を密着
部材により壁面に密着させてシールしているので、回路
基板を固定するねじでシール部を押圧する必要がなくな
る。このため、回路基板を装着するためのねじを最小限
に抑えることができ、回路基板の変形を抑えて電気部品
収納ケースを確実にシールできる。
【0010】発明2に係る釣り用リールの電気部品収納
ケースは、発明1に記載のケースにおいて、拡大部は、
操作部を回路基板から離反する方向に付勢する。この場
合には、別に付勢部材を設けることなく、スイッチオン
後に操作部を回路基板から離反する方向に移動させるこ
とができる。発明3に係る釣り用リールの電気部品収納
ケースは、発明1又は2に記載のケースにおいて、スイ
ッチは複数設けられ、スイッチ操作部材は、複数の操作
部と、複数の操作部をつないで周囲に延びる拡大部と、
拡大部の縁部から回路基板に向かって延びるシール部と
を有する。この場合には、複数の操作部がまとめてシー
ルされるので、ケースのシール構造が簡素になる。
【0011】発明4に係る釣り用リールの電気部品収納
ケースは、発明1から3のいずれかに記載のケースにお
いて、スイッチ操作部材は、一体成形された絶縁性を有
する合成樹脂弾性体製である。この場合には、スイッチ
操作部材が合成樹脂弾性体製であるので、操作部と拡大
部とシール部とを簡単に一体成形できるとともに、各部
の間の隙間が無くなりシール性能が向上する。
【0012】発明5に係る釣り用リールの電気部品収納
ケースは、発明1から4のいずれかに記載のケースにお
いて、密着部材は、弾性を有する金属製の筒状部材であ
る。この場合には、密着部材を硬質の金属製の筒状部材
により壁面側に密着させるので、シール部のほぼ全面を
押圧することができ、シール部でのシール性能が向上す
る。
【0013】発明6に係る釣り用リールの電気部品収納
ケースは、発明1から5のいずれかに記載のケースにお
いて、ケース本体は、リール本体に装着される第1ケー
ス部材と、第1ケース部材との間で内部に回路基板を収
納可能であるとともに収納空間及び開口が形成された第
2ケース部材とを有する。この場合には、2つのケース
部材によりケース本体を構成しているので、ケース本体
に回路基板やスイッチ操作部材を収納しやすくなる。
【0014】発明7に係る釣り用リールの電気部品収納
ケースは、発明1から6のいずれかに記載のケースにお
いて、スイッチは、回路基板の電気回路に電気的に接続
された押しボタン式のスイッチ素子を含み、操作部は、
スイッチ素子の押しボタンを押圧する。この場合には、
スイッチ素子の押しボタンを操作部が押圧するだけでよ
いので、スイッチ操作部材の構成が簡素になる。
【0015】発明8に係る釣り用リールの電気部品収納
ケースは、発明1から6のいずれかに記載のケースにお
いて、スイッチは、電気回路に構成された固定接点と、
スイッチ操作部材の操作部に設けられ固定接点に電気的
に接触可能な可動接点とを含む。この場合には、スイッ
チ操作部材と固定接点とでスイッチを構成できるので、
スイッチの構成が簡素になる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、本発明の
一実施形態による電動リールは、外部電源から供給され
た電力により駆動されるとともに、手巻きリールとして
使用するときの電源を内部に有するリールである。ま
た、電動リールは糸繰り出し長さ又は糸巻取長さに応じ
て仕掛けの水深を表示する水深表示機能を有するリール
である。
【0017】電動リールは、釣り竿Rに装着可能なリー
ル本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール
回転用のハンドル2と、ハンドル2のリール本体1側に
配置されたドラグ調整用のスタードラグ3とを主に備え
ている。リール本体1は、左右1対の側板7a,7bと
それらを連結する複数の連結部材7cとからなるフレー
ム7と、フレーム7の左右を覆う左右の側カバー8a,
8bと、フレーム7の前部を覆う前カバー9とを有して
いる。
【0018】ハンドル2側の側カバー8bには、ハンド
ル2の回転軸が回転自在に支持されている。後部の連結
部材7cの下部には、電源コード15の一端を接続する
ための本体コネクタ部16が設けられている。電源コー
ド15の一端には本体コネクタ部16に着脱自在に装着
されるコードコネクタ部15aが装着されており、他端
には、たとえば12ボルトの鉛蓄電池からなる外部電源
PSが接続されている。この本体コネクタ部16を介し
て、外部電源PSの電力がリールに供給される。
【0019】前カバー9には、図2に示すように、釣り
糸通過用の横長の開口9aが形成されるとともに、開口
9aの下側(リール本体1の前下部)には、内部電源I
P装着用の電源装着部17が形成されている。リール本
体1の内部には、ハンドル2に連結されたスプール10
が回転自在に支持されている。スプール10の内部に
は、スプール10を糸巻き上げ方向に回転駆動する直流
駆動のモータ12が配置されている。また、リール本体
1のハンドル2側側面には、ハンドル2及びモータ12
とスプール10との駆動伝達をオンオフするクラッチ
(図示せず)の操作レバー11が配置されている。この
クラッチをオンすると、仕掛けの自重による糸繰り出し
中に、糸繰り出し動作を停止できる。
【0020】また、リール本体1の内部には、図2〜図
5に示すように、スプール10に連動して動作するレベ
ルワインド機構13やスプール10に連動して回転する
磁石ホイール14やハンドル2の回転をスプール10に
伝達する伝達機構(図示せず)等が設けられている。レ
ベルワインド機構13は、スプール10と連動して釣り
糸をスプール10に均一に巻き取るために設けられてい
る。磁石ホイール14は、スプール10の回転位置を検
出するための検出子として設けられている。
【0021】磁石ホイール14は、図3及び図5に示す
ように、リール本体1の側板7aに回転自在に支持され
ている。磁石ホイール14には、ギア部14aとギア部
14aに隣接して磁石部14bとが形成されている。こ
の磁石部14bには180度間隔を隔てて2つの磁石1
4cが装着されている。ギア部14aは、中間ギア18
を介してスプール10に形成されたスプールギア10a
に噛み合っている。この結果、磁石ホイール14は、ス
プール10に連動してスプール10と同方向に回転す
る。
【0022】リール本体1の上部には、図1及び図2に
示すように、水深表示用のカウンターケース4が固定さ
れている。カウンターケース4には、リール操作のため
の6つのスイッチSW1〜SW6等を含む電気部品3
3,35と電気部品33,35を接続するための回路基
板34,36とが収納されている。カウンターケース4
の上面には、図1に示すように、表示窓20aが形成さ
れ,表示窓20aを介して仕掛けの水深や棚位置を水面
からと底からとの2つの基準で表示するための液晶ディ
スプレイからなる水深表示部5が臨んでおり、水深表示
部5の周囲には操作キー部6が設けられている。操作キ
ー部6は、水深表示部5の図1右側に上下に並べて配置
された2つの変速用のスイッチSW3,SW2及びモー
タオンオフ及び電源導入のためのスイッチSW1と、右
側に上下に並べて配置された誘い設定用のスイッチSW
4と、メモ設定用のスイッチSW5と,各種のモード設
定用のスイッチSW6とを有している。
【0023】カウンターケース4は、図1及び図6に示
すように、ケース本体19と、ケース本体19の内部に
装着されたスイッチSW1〜SW6操作用の5つのスイ
ッチ操作部材50〜54と、各スイッチ操作部材50〜
54に装着された密着部材55〜59とを有している。
ケース本体19は、図3〜図5に示すように、底面が開
口する第1ケース部材20と、第1ケース部材20の底
面を塞ぐ第2ケース部材21とを有している。
【0024】第1ケース部材20は、たとえばABS
(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)樹脂等の
合成樹脂成型品であり、リール本体1の上部に連続して
湾曲した滑らかな外側面を有している。第1ケース部材
20の上面には、矩形の表示窓20aが形成されてお
り、表示窓20aの周囲には、5つのスイッチ操作部材
50〜54をそれぞれ露出するための5つのスイッチ開
口27a〜27eが形成されている。ここで、スイッチ
開口27a〜27dは角が丸められた矩形の開口であ
り、スイッチ開口27eは丸形の開口である。
【0025】表示窓20aには透明樹脂製のカバー部材
22がはめ込まれている。第1ケース部材20の内部外
周側には箱状の空間を形成し得る角筒状の壁部20bが
形成されており、壁部20bの先端を第2ケース部材2
1が閉塞している。第1ケース部材20のスイッチ開口
27a〜27eの内側には、スイッチ開口27a〜27
eを囲むように形成された壁面29a〜29eで構成さ
れたスイッチ収納空間28a〜28eが設けられてい
る。スイッチ収納空間28a〜28dは角が丸められた
角柱状の空間であり、スイッチ収納空間28eは円柱状
の空間である。各壁面29a〜29eの下部は、他の部
分に対して段差が形成され得るように他の部分より大き
な開口となっており、その開口した先端は、回路基板3
6に接近した位置まで延びている。このスイッチ収納空
間28a〜28eに各スイッチ操作部材50〜54が収
納され、かつ段差が形成された部分にスイッチ操作部材
50〜54が接触してカウンターケース4の上部がシー
ルされ液体の浸入が防止されている。
【0026】第2ケース部材21は、たとえばアルミニ
ウム合金等の導電金属を成型して得られた板状の部材で
あり、ねじにより第1ケース部材20に取り付けられて
いる。第2ケース部材21の後部には、下方に突出する
舌状の装着片21dが形成されている。カウンターケー
ス4は、装着片21dに装着されたネジにより左右の側
板7a,7bに取り付けられている。また、第2ケース
部材21は前部が連結部材7c上に載置されており、カ
ウンターケース4は、2カ所でねじにより連結部材7c
に取り付けられている。このように、リール本体1の連
結部材7cにカウンターケース4を取り付けることで、
カウンターケース4をリール本体1に強固に取り付ける
ことができ、リールを誤って落下しても、カウンターケ
ース4や内部の機器が損傷しにくい。しかも、リール本
体1の側板7a,7bにも取り付けているので、カウン
ターケース4内部の熱がリール本体1に逃げやすい。
【0027】第2ケース部材21は、左右に間隔を隔て
て形成された第1及び第2開口21a,21bを有して
いる。第2ケース部材21の両開口21a,21bの間
の領域には、下方に突出した突出部21cが形成されて
いる。第1開口21aは、図1に示すように円形の開口
であり、円形の蓋部材23で閉塞されている。第2開口
21bは、磁石ホイール14に対向した位置に形成され
た矩形の開口であり、矩形の蓋部材24により閉塞され
ている。これらの両蓋部材23,24は、いずれも合成
樹脂製の部材であり、ねじにより内側から第2ケース部
材21に取り付けられている。蓋部材23の上面中央部
は、図3及び図4に示すようにわずかに凹んで薄肉にな
っている。
【0028】第2ケース部材21と第1ケース部材20
の壁部20bの先端との間には、両者の間からカウンタ
ーケース4内に水が侵入するのを防止するためにたとえ
ば合成樹脂弾性体製のパッキン25が装着されている。
また、第1開口21a及び第2開口21bと両蓋部材2
3,24との間にも同様な目的でパッキン26a,26
bがそれぞれ装着されている。これらのパッキン25,
26a,26bによりカウンターケース4の底部がシー
ルされ底部からの液体の浸入が防止されている。
【0029】各スイッチ操作部材50〜54は基本的に
同一構成のため、ここでは図6により、スイッチ操作部
材53を例にスイッチ操作部材50〜54の基本的な構
成を説明する。スイッチ操作部材53は、合成樹脂弾性
体製の一体形成された部材である。スイッチ操作部材5
3は、スイッチSW5の操作を行うためにスイッチ開口
27dから先端が突出して設けられた操作部53aと、
操作部53aと一体形成され操作部53aの周囲に拡が
る拡大部53bと、拡大部53bの縁部から筒状に延び
壁面29dに接触するシール部53cとを有している。
スイッチ操作部材50〜54に用いる合成樹脂弾性体と
しては、スチレン‐ブタジエン‐ゴム(SBR)、アク
リロニトリル‐ブタジエン‐ゴム(NBR)、ブタジエ
ン‐ゴム、イソプレン‐ゴム、クロロプレン‐ゴム、シ
リコーン‐ゴム、ウレタン‐ゴムなどの絶縁性を有する
合成ゴムが好ましい。
【0030】操作部53aは、直方体形状の部分であ
り、その底面にスイッチSW5のスイッチ素子を構成す
る可動接点60が固着されている。可動接点60に対向
して回路基板36には、1対の固定接点61が形成され
ている。拡大部53bは、操作部53aの基端側の周囲
から壁面29dに接触する位置まで薄い厚みでやや傾斜
して板状に延びている。この拡大部53bは、操作部5
3aから壁面29dまでの隙間をカバーするとともに、
操作部53aを回路基板36から離反する方向に付勢す
るために設けられている。このような拡大部53bの作
用により、操作部53aを押圧操作後に手を離すと操作
部53aが回路基板36から離反する方向に自動的に戻
る。シール部53cは、壁面29dの段差部より回路基
板36側に沿って接触するように筒状に形成されてい
る。このシール部53cの内側に密着部材58が密着し
ている。
【0031】密着部材58は、たとえばステンレス合金
などの金属製の筒状の部材であり、シール部53cに沿
った形状である。この密着部材58がシール部53cを
壁面29d側に押圧してシール部53cを壁面29dに
密着させている。これにより、スイッチ操作を行うため
に、第1ケース部材20にスイッチ開口27dを設けて
も、ケース本体19の内部に上面側から液体が浸入しに
くくなる。しかも、シール部53cを密着部材58によ
り筒状の壁面29dに押圧してシールしているので、回
路基板36を装着するためのねじの本数を少なくするこ
とができ、回路基板36の装着時に回路基板36が変形
しにくくなる。
【0032】他のスイッチ操作部材50〜52,54も
同様な構成の操作部50a〜52a,54a、拡大部5
0b〜52b,54b、及びシール部50c〜52c,
54cを有している。なお、図4右側のスイッチ収納空
間28bに収納されたスイッチ操作部材51は、1つの
操作部材51が2つの操作部51a,51aを有してお
り、図4左側の操作部51aがスイッチSW2の操作
(たとえば減速操作)のために使用され、右側の操作部
51aがスイッチSW3の操作(たとえば増速操作)の
ために使用される。また、拡大部51bは、2つの操作
部51a,51bを連結して2つの操作部51a,51
bの周囲に延びている。また操作部51a,51a間の
拡大部51bは、U字形に撓んで形成されており、一方
の操作部51aが操作されたときに、他方の操作部がそ
れに連れて動かないようになっている。
【0033】また、図3及び図4に示すように、スイッ
チ操作部材50の内部には、可動接点と固定接点とを有
するスイッチ素子ではなく、押しボタン62aを有する
スイッチ素子62が設けられており、操作部50aがス
イッチ素子62の押しボタン62aを押圧する。したが
って、操作部50aには可動接点が固着されていない。
【0034】さらに、図1及び図5に示すように、モー
ド設定のためのスイッチ操作部材54は、円形のスイッ
チ開口27eに収納されており、操作部54aは円柱状
であり、かつ先端がスイッチ開口27eから露出してい
るがスイッチ開口27eより凹んで配置されている。こ
れは、モード設定操作を誤操作するのを防止するためで
あり、モードを変更する際には、先が細いボールペンな
どを利用して操作部54aを操作しなければならない。
【0035】このような構成のカウンターケース4にお
いて、スイッチ操作部材50〜54を第1ケース部材2
0に装着する際には、まず、各操作部材50〜54を第
1ケース部材20の内側から各スイッチ収納空間28a
〜28eに装着する。そして、シール部50c〜54c
を壁面29a〜29eに段差に当接するまで押し込む。
この状態で、密着部材55〜59を各シール部50c〜
54cの内側面に装着することで、シール部50c〜5
4cが壁面29a〜29eに密着して各スイッチ開口2
7a〜27eがシールされる。ここでは、壁面29a〜
29eに段差を設けているので、スイッチ操作部材50
〜54のシール部50c〜54cを段差に当接させるだ
けで簡単にスイッチ操作部材50〜54を各スイッチ収
納空間28a〜28eに装着できる。
【0036】カウンターケース4内の上部には、図2に
示すように、水深表示部5と、水深表示部5や操作キー
部6に接続されたリール制御部30とが配置されてい
る。リール制御部30は、カウンターケース4内に配置
されたCPU,RAM,ROM,I/Oインターフェイ
ス等を含むマイクロコンピュータを含む複数の電気部品
35と複数の電気部品35を接続するための回路基板3
6とを含んでいる。リール制御部30は、制御プログラ
ムに従って水深表示部5の表示制御やモータ駆動制御等
の各種の制御動作を実行する。
【0037】カウンターケース4内の下部にはモータ1
2をPWM駆動するPWM駆動回路31が配置されてい
る。PWM駆動回路31は、第2ケース部材21の突出
部21c内に配置されている。PWM駆動回路31は、
モータ12を駆動するための駆動素子としてのFET3
2を含む複数の電気部品33と、複数の電気部品33を
接続するための回路基板34とを含んでいる。PWM駆
動回路31は、リール制御部30と配線により接続され
ている。このFET32は、第2ケース部材21の突出
部21cにねじ止めされており、第2ケース部材21に
より冷却される。PWM駆動回路31は、リール制御部
30によりデューティ比が制御されてモータ12を可変
に駆動する。
【0038】なお、リール制御部30の回路基板36
は、第2ケース部材21にねじにより固定されており、
PWM駆動回路31の回路基板34は、蓋部材24とと
もに第2ケース部材21にねじにより固定されている。
この場合には、カウンターケース4内に収納される回路
基板34,36が全て第2ケース部材21に装着される
ので、2つの回路基板34,36を第2ケース部材21
に装着した状態で各種のテストを行える。そして、テス
トに合格した回路基板を装着した第2ケース部材21だ
けを第1ケース部材20に装着できる。このため、組立
工数が減少しかつテスト不合格品の修正が容易になりコ
ストダウンを図ることができる。
【0039】また、カウンターケース4内の下部には、
図3に示すように、各種警報音を出力するブザー40や
スプールの回転方向及び速度を検出するためのスプール
センサ41も配置されている。ブザー40は、図3及び
図4に示すように、蓋部材23の上面に装着された圧電
素子40aから構成され、上面が凹んだ蓋部材23との
間にわずかな隙間が形成される。ブザー40は、リール
制御部30に接続されており、圧電素子40aを振動さ
せることで隙間に形成された空間を介して蓋部材23を
振動させて外部に音を伝達する。ここでは、第2ケース
部材21に合成樹脂製の薄肉の蓋部材23を設けそこに
圧電素子40aを配置したので、導電金属製の第2ケー
ス部材21でカウンターケース4を閉塞してもブザー4
0が確実に動作する。
【0040】スプールセンサ41は、前後に並べて配置
された2つのリードスイッチ41a,41bから構成さ
れている。リードスイッチ41a,41bは、リール制
御部30に接続されており、蓋部材24に面して配置さ
れている。リードスイッチ41a,41bは、磁石ホイ
ール14に装着された2個の磁石14cを検出する。こ
の検出パルスをリール制御部30で計数することでスプ
ール10の回転数を検出できる。また、いずれのリード
スイッチ41a,41bが先に検出パルスを発したかに
よりスプール10の回転方向を検出できる。ここでは、
リードスイッチ41a,41bが合成樹脂製の蓋部材2
4に配置されているので、導電金属製の第2ケース部材
21の影響を受けることなく磁石ホイール14の磁石1
4cを確実に検出できる。
【0041】このような構成の電動リールでは、釣り糸
を繰り出す時には、クラッチを操作レバー11によりオ
フし、スプール10を自由に回転させ、釣り糸に装着さ
れた重りの自重により釣り糸を繰り出す。釣り糸が繰り
出されるとスプール10が回転し、スプールセンサ41
の検出パルスにより水深表示部5の水深表示が繰り出し
量に応じて変化する。仕掛けが棚に到達すると、操作レ
バー11によりクラッチをオンして釣り糸の繰り出しを
停止する。
【0042】魚の当たりがあると、操作キー部6に配置
されたスイッチSW1やスイッチSW2,SW3を操作
し釣り糸を巻き上げる。スイッチSW1を操作すると、
その操作に応じてリール制御部30が所望の回転速度に
達するまでPWM駆動回路31のデューティ比を制御
し、制御されたデューティ比でPWM駆動回路31がモ
ータ12を可変に駆動する。また、スイッチSW2,S
W3を操作すると、モータ12の増減速が可能になる。
【0043】この結果、モータ12は、所望の回転数ま
で上昇してその回転数を維持する。また、この巻き上げ
時に作用する負荷に応じてFET32は発熱するが、ス
プール10の回転により発生する空気の流れが第2ケー
ス部材21に当たり第2ケース部材21を冷却する。こ
の結果、第2ケース部材21に取り付けられたFET3
2が容易かつ確実に冷却される。
【0044】また、スイッチ操作部材50〜54の筒状
のシール部50c〜54cを密着部材55〜59で押圧
してスイッチ開口27a〜27eからの液体の浸入を防
止しているので、回路基板と第1ケース部材とでシール
部を挟んでシールする従来技術に比べて、回路基板36
の変形を抑えてカウンターケース4を確実にシールでき
る。
【0045】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、スイッチ操作部材50〜54
を合成樹脂弾性体で一体成形したが、例えば、操作部5
0a〜54aと拡大部50b〜54bとシール部50c
〜54cとの少なくとも一部を異なる樹脂で成形しても
よい。このとき、拡大部50bやシール部50cは、合
成樹脂弾性体を用いるのが好ましい。
【0046】(b)前記実施形態では、拡大部50b〜
54bで操作部50a〜54aを回路基板36から離反
する方向に付勢したが、別にコイルばねなどの付勢部材
を回路基板36と操作部50a〜54aとの間に配置
し、操作部50a〜54aを回路基板36から離反する
方向に付勢してもよい。 (c)前記実施形態では、2つの回路基板34,36を
第2ケース部材21に装着したが、リール制御部30の
回路基板36は、第1ケース部材20に装着してもよ
い。この場合には、回路基板が別々の部材に装着される
ので、装着位置の自由度が高くなる。また、発熱量が多
いモータ駆動装置の回路基板を第2ケース部材21に装
着することでより効率的に放熱される。
【0047】(d)前記実施形態では、各スイッチ収納
空間28a〜28eの壁面29a〜29eに段差を設け
てスイッチ操作部材50〜54の装着を行いやすくした
が、段差を設けなくてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、筒状のシール部を密着
部材により壁面に密着させてシールしているので、回路
基板を固定するねじでシール部を押圧する必要がなくな
る。このため、回路基板を装着するためのねじを最小限
に抑えることができ、回路基板の変形を抑えて電気部品
収納ケースを確実にシールできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した電動リールの平
面図。
【図2】その縦断面図。
【図3】カウンターケースの断面図。
【図4】図3のIV−IV断面図。
【図5】図3のV−V断面図。
【図6】スイッチ装着部分の断面拡大図。
【符号の説明】
1 リール本体 4 カウンターケース 5 水深表示部 10 スプール 19 ケース本体 20 第1ケース部材 21 第2ケース部材 27a〜27e スイッチ開口 28a〜28e スイッチ収納空間 29a〜29e 壁面 35 電気部品 36 回路基板 50〜54 スイッチ操作部材 50a〜54a 操作部 50b〜54b 拡大部 50c〜54c シール部 55〜59密着部材 60 可動接点 61 固定接点 62 スイッチ素子 SW1〜SW5 スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】釣り用リールのリール本体に装着され、リ
    ール操作のためのスイッチを含む電気部品と前記電気部
    品を接続するための回路基板とが収納された釣り用リー
    ルの電気部品収納ケースであって、 前記リール本体に装着され、一面に開口が形成され内部
    に前記開口を囲むような壁面を有する収納空間が形成さ
    れたケース本体と、 前記収納空間内部に配置され、前記スイッチの操作を行
    うために前記開口から露出して設けられた操作部、前記
    操作部の周囲に拡がる可撓性を有する拡大部、及び前記
    拡大部の縁部から筒状に延び前記壁面に接触するシール
    部を有するスイッチ操作部材と、 前記シール部を前記壁面側に押圧して前記壁面に密着さ
    せるための密着部材と、を備えた釣り用リールの電気部
    品収納ケース。
  2. 【請求項2】前記拡大部は、前記操作部を前記回路基板
    から離反する方向に付勢する、請求項1に記載の釣り用
    リールの電気部品収納ケース。
  3. 【請求項3】前記スイッチは複数設けられ、 前記スイッチ操作部材は、複数の前記操作部と、複数の
    前記操作部をつないで周囲に延びる前記拡大部と、前記
    拡大部の縁部から前記回路基板に向かって延びる前記シ
    ール部とを有する、請求項1又は2に記載の釣り用リー
    ルの電気部品収納ケース。
  4. 【請求項4】前記スイッチ操作部材は、一体成形された
    絶縁性を有する合成樹脂弾性体製である、請求項1から
    3のいずれかに記載の釣り用リールの電気部品収納ケー
    ス。
  5. 【請求項5】前記密着部材は、弾性を有する金属製の筒
    状部材である、請求項1から4のいずれかに記載の釣り
    用リールの電気部品収納ケース。
  6. 【請求項6】前記ケース本体は、前記リール本体に装着
    される第1ケース部材と、前記第1ケース部材との間で
    内部に前記回路基板を収納可能であるとともに前記収納
    空間及び前記開口が形成された第2ケース部材とを有す
    る、請求項1から5のいずれかに記載の釣り用リールの
    電気部品収納ケース。
  7. 【請求項7】前記スイッチは、前記電気回路に電気的に
    接続された押しボタン式のスイッチ素子を含み、 前記操作部は、前記スイッチ素子の押しボタンを押圧す
    る、請求項1から6のいずれかに記載の釣り用リールの
    電気部品収納ケース。
  8. 【請求項8】前記スイッチは、前記電気回路に構成され
    た固定接点と、前記スイッチ操作部材の操作部に設けら
    れ前記固定接点に電気的に接触可能な可動接点とを含
    む、請求項1から6のいずれかに記載の釣り用リールの
    電気部品収納ケース。
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