JP6628919B1 - 電子体温計 - Google Patents

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Abstract

【課題】腋下に容易に保持することができ、安定した体温の測定が可能な電子体温計を提供する。【解決手段】温度を検出する温度センサ22と、温度センサ22からの検出信号に基づいて体温を算出する算出部30と、算出部30により算出された体温を表示する表示部40と、振動を発生する振動発生部50と、算出部30、表示部40及び振動発生部50に電力を供給する電池60と、を有し、体温の測定が完了したことを振動発生部50が発生する振動によって報知する電子体温計1であって、電子体温計1が幅及び厚みよりも長い長手方向長さを有する形状であり、温度センサ22が電子体温計1の長手方向の一端側に配置され、振動発生部50が電子体温計1の長手方向の他端側に配置されるとともに、表示部40と電池60とが、温度センサ22と振動発生部50との間の長手方向位置において長手方向に垂直な方向に重ねて配置されていることを特徴とする電子体温計1。【選択図】図1

Description

本発明は、生体の体温を測定する電子体温計に関する。
生体の体温を測定する電子体温計は、通常、幅及び厚みよりも長手方向長さが長い細長い形状を有しており、体温測定時に、温度センサが設けられた長手方向の一端部分を被測定者の腋下に挟んで使用される。
従来、このような電子体温計として、温度を検出する温度センサと、温度センサからの検出信号に基づいて体温を算出する算出部と、算出部により算出された体温を表示する表示部と、振動を発生する振動発生部と、算出部、表示部及び振動発生部に電力を供給する電池と、を有し、体温の測定が完了したことを振動発生部が発生する振動によって報知する振動報知タイプのものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特許第4627261号公報 特開2017−156206号公報
振動報知タイプの電子体温計は、振動発生部として、例えば振動モーター等の物理的に振動を発生させるものが用いられるため、その消費電力は大きく、体温の測定が完了したことをブザーによって報知するタイプの電子体温計に比べて、より容量の大きい大型で重い電池が必要となる。また、液晶パネル等で構成される表示部としては、その視認性を確保するために、ある程度の大きさと重さを有するものが用いられる。
そのため、振動報知タイプの電子体温計は重いものとなり、例えば高齢者のように筋力が弱く、皮下脂肪が少ない被測定者では、体温を測定する際に電子体温計を腋下に挟んで保持することが困難となって体温の測定を安定して行うことができない場合が生じる、という問題があった。
本発明は、上記課題を鑑みて成されたものであり、その目的は、腋下に容易に保持することができ、安定した体温の測定が可能な電子体温計を提供することである。
本発明の電子体温計は、温度を検出する温度センサと、前記温度センサからの検出信号に基づいて体温を算出する算出部と、前記算出部により算出された体温を表示する表示部と、振動を発生する振動発生部と、前記算出部、前記表示部及び前記振動発生部に電力を供給する電池と、を有し、体温の測定が完了したことを前記振動発生部が発生する振動によって報知する電子体温計であって、前記電子体温計が幅及び厚みよりも長い長手方向の長さを有する形状であり、前記温度センサが前記電子体温計の長手方向の一端側に配置され、前記振動発生部が前記電子体温計の前記長手方向の他端側に配置され、前記表示部と前記電池とが、前記温度センサと前記振動発生部との間の長手方向位置において前記長手方向に垂直な方向に重ねて配置されるとともに、前記算出部が、前記表示部と前記電池との間に配置された制御基板であり、前記制御基板及び前記電池が、それぞれ長手方向の一端を前記表示部よりも前記温度センサの側に突出させて配置されていることを特徴とする。
本発明の電子体温計は、上記構成において、前記制御基板が、前記温度センサと前記振動発生部との間の長手方向位置において、前記長手方向に平行であるとともに前記振動発生部に対して前記長手方向に垂直な方向に重ならずに配置されているのが好ましい。
本発明の電子体温計は、上記構成において、前記振動発生部が振動モーターであるのが好ましい。
本発明によれば、腋下に容易に保持することができ、安定した体温の測定が可能な電子体温計を提供することができる。
本発明の一実施の形態である電子体温計の平面図である。 図1におけるA−A線に沿う断面図である。 図2におけるB−B線に沿う断面図である。 図1におけるC−C線に沿う断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1〜図4に示す本発明の一実施の形態である電子体温計1は、生体の体温を測定するものである。電子体温計1は、幅W及び厚みDよりも長手方向(図1中において左右方向)の長さLが長い細長い形状を有しており、その長手方向の一端部分を被測定者の腋下に挟んで使用される。
電子体温計1は、合成樹脂製のケース体10を有している。ケース体10は本体部11と本体部11に一体に連なる挟持部12とを備えている。
本体部11は、表側ケース半体11aと裏側ケース半体11bとを組み合わせた構成となっており、その内部は収納空間Sとなっている。本体部11の幅Wは厚みDよりも大きい略矩形で薄い箱型となっている。
挟持部12は、体温測定時に被測定者の腋下に挟まれる部分であり、本体部11から長手方向の一方側(図1中において左側)に向けて徐々に幅及び厚みを狭めながら延びる先細形状となっている。挟持部12の長さは、例えば50mmである。挟持部12は本体部11の表側ケース半体11aに一体に連ねて設けられている。
挟持部12の長手方向の先端部分には測温部20が設けられている。測温部20は、挟持部12の先端に取り付けられたセンサキャップ21と、センサキャップ21の内部に配置された温度センサ22とを備えている。センサキャップ21は温度センサ22を覆って保護するためのものである。温度センサ22は温度を検出するものである。温度センサ22としては、例えばサーミスタ等の感温素子を用いることができる。
本体部11の収納空間Sには、制御基板30、表示部40、振動発生部としての振動モーター50及び電池60が収容されている。
制御基板30は、例えば、基板31上にCPU、メモリ、コンデンサ等の電子部品32が実装されてマイクロコンピュータに構成されたものが用いられる。制御基板30は、表側ケース半体11aと裏側ケース半体11bとの略中間部分に、電子体温計1の長手方向に平行に配置されている。制御基板30には配線23を介して温度センサ22が接続されており、温度センサ22の検出信号は制御基板30に入力される。制御基板30は、算出部としての機能ブロックを有しており、当該算出部により、温度センサ22から入力された検出信号に基づいて被測定者の体温を算出することができる。
電子体温計1は、制御基板30による体温の算出を予測機能によって行う予測式のものとすることができる。この場合、制御基板30は、温度センサ22により検出される温度が被測定者の体温に達するよりも早い時点で、温度センサ22から入力される検出信号の径時的な変化に基づいて被測定者の体温を予測値として算出する。
また、電子体温計1は、制御基板30による体温の算出を実測機能によって行う実測式のものとすることもできる。この場合、制御基板30は、例えば、測定開始から所定時間を経過したとき、あるいは温度センサ22から入力される検出信号の径時的な変化が所定量以下となったときに、温度センサ22によって検出される温度が被測定者の体温と同一の温度に達しているものと判断し、当該判断時において温度センサ22から入力される検出信号に基づいて体温を算出する。
なお、電子体温計1は、制御基板30が、予測機能と実測機能の両方の機能に基づき体温を算出可能な構成とすることもできる。この場合、電子体温計1は、制御基板30が、予測機能により体温を測定した後に自動的に実測式に切り替えられて実測機能による体温測定を行う構成としてもよく、あるいは、予測機能と実測機能とを操作者の操作によって任意に切替え可能な構成としてもよい。
表示部40は液晶パネル(LCD)で構成されている。表示部40は、その厚みが薄い方向を制御基板30の厚みの薄い方向に一致させるように、制御基板30と平行に当該制御基板30に重ねて配置されている。なお、表示部40と制御基板30との間には支持体41が配置され、これにより制御基板30と表示部40との間には所定の隙間が設けられている。表示部40は制御基板30に接続されており、制御基板30により算出された体温を表示することができる。また、表示部40は、体温に加えて、制御基板30からの入力により、電池60の残量、予測式ないし実測式の切替え状況等の各種情報を表示することもできる。
本体部11の表側ケース半体11aには窓部11cが設けられており、表示部40は窓部11cの内側に配置されている。表側ケース半体11aには、窓部11cを覆って保護する透明な透明板13が装着されている。表示部40の表示された体温等の各種情報は、窓部11c及び透明板13を通して外部から視認可能となっている。
振動モーター50は、モーター本体51とモーター本体51の回転軸51aに固定された偏心重り52とを備えている。表側ケース半体11aの内面にはモータホルダ53が固定されており、振動モーター50はモーター本体51がモータホルダ53により保持されて、回転軸51aが幅Wの方向に沿う姿勢(回転軸51aが長手方向に直交する姿勢)となって本体部11の収納空間Sの長手方向の他端側(測温部20が設けられる一端側とは反対側)に収容されている。
モーター本体51は電動モーターで構成されている。振動モーター50は、モーター本体51が作動し、回転軸51aとともに偏心重り52が回転することで、例えば10〜100Hzの振動数の振動を発生することができる。モーター本体51は制御基板30に接続されており、制御基板30により、その作動が制御される。より具体的には、制御基板30は、体温の測定が完了したときにモーター本体51を作動させ、振動を発生させる。振動モーター50が発生した振動は、ケース体10を介して被測定者に伝達される。このように、電子体温計1は、体温の測定が完了したことを振動モーター50が発生する振動によって報知する振動報知タイプとなっている。
振動モーター50は、制御基板30に対して長手方向の他端側(測温部20とは反対側)にずれて配置されている。これにより、制御基板30は、測温部20(温度センサ22)と振動モーター50との間の長手方向位置において、振動モーター50に対して長手方向に垂直な方向に重ならずに配置されている。このような構成により、振動モーター50が作動したときに、振動モーター50が発生する振動が制御基板30に伝達されることを抑制することができる。よって、振動モーター50が発生する振動によって、制御基板30の電子部品32等が破損等することを防止して、電子体温計1の作動信頼性や耐久性を高めることができる。
電子体温計1は、体温の測定が完了したことを報知する手段として、振動発生部としての振動モーター50に加えて報知音発生部を備えた構成とすることもできる。本実施の形態では、制御基板30に報知音発生部としての圧電式のブザー54を設けた場合を示す。ブザー54は、体温の測定が完了したときに作動してブザー音を発する。このように、体温の測定が完了したときに、振動モーター50による振動に加えてブザー54がブザー音を発する構成としたので、体温の測定が完了したことを、被測定者により確実に報知することができる。なお、電子体温計1は、ブザー54の作動のオン、オフを切替え可能な構成とすることもできる。
ブザー54は、互いに音程の異なる2種類のブザー音を交互に発する構成のものとすることができる。これにより、ブザー54が発するブザー音を、より被測定者に聞き取り易いものとして、体温の測定が完了したことをブザー音によって被測定者により確実に報知することができる。
収納空間Sには、略円筒状に形成された電池収納部14が設けられており、電池60は電池収納部14に収納されている。電池60は薄い円板状のボタン型電池(コイン型電池)である。電池60は、その円形の表面ないし裏面が制御基板30及び表示部40と平行となる姿勢で、制御基板30を挟んで表示部40に対して長手方向に垂直な方向に重ねて配置されている。
制御基板30の表面には、電池60の表面に設けられた正極61に接触するバネ型の正極端子33と、電池60の円筒状の外周面に設けられた負極62に接触するバネ型の負極端子34とが設けられ、正極端子33と負極端子34とを通して制御基板30に電池60の電力が供給される。制御基板30に供給された電池60の電力は、制御基板30を介して表示部40及び振動モーター50にも供給される。
裏側ケース半体11bには電池収納部14を開閉する蓋体15が設けられている。蓋体15を裏側ケース半体11bから取り外すことで、電池60を電池収納部14から取り出し、別の電池60に交換が可能である。
ケース体10には押しボタン式の操作スイッチ70が設けられている。操作スイッチ70は、表示部40と振動モーター50との間の長手方向位置において制御基板30に重ねて配置され、表側ケース半体11a及び透明板13を貫通して外部に露出している。制御基板30と操作スイッチ70との間には操作スイッチ70を外側に向けて付勢する導電ゴム35が設けられている。操作スイッチ70がケース体10の内側に向けて押し込まれると、導電ゴム35が弾性変形して制御基板30に設けられた電子部品32に当接し、電子部品32に上記操作を入力することができる。操作スイッチ70を押し込み操作することで、例えば、体温測定の開始、作動モードの切替え、電源のオン、オフ等の各種の操作を行うことができる。
上記の構成の電子体温計1を用いた体温の測定は、以下の手順で行うことができる。
まず、操作スイッチ70を操作して電子体温計1に体温測定を開始させる。次に、電子体温計1の挟持部12を腋下に挟んで保持する。このとき、挟持部12の先端に設けられた測温部20が被測定者の腋下に位置するようにする。測温部20が被測定者の腋下に挟持されると、被測定者の体温がセンサキャップ21を介して温度センサ22に伝達され、その温度が温度センサ22により検出される。温度センサ22による温度の検出は、例えば、所定時間毎に繰り返し行われる。温度センサ22により検出された温度が検出信号として制御基板30に入力されると、当該温度が表示部40に表示される。また、制御基板30は温度センサ22からの検出信号に基づいて被測定者の体温を算出する。体温の測定が完了すると、振動モーター50が作動し、振動モーター50が発生する振動によって体温の測定が完了したことが報知される。また、振動モーター50の作動とともにブザー54が作動し、ブザー54が発生するブザー音によっても体温の測定が完了したことが報知される。被測定者は、振動ないしブザー音によって体温の測定が完了したことを認識することができる。体温の測定が完了すると、表示部40には制御回路30により算出された体温、すなわち電子体温計1で測定された体温が表示される。被測定者は表示部40を視認することで測定された体温を知ることができる。
このように、本実施の形態の電子体温計1では、体温の測定が完了したときに振動モーター50を作動させて振動を発生させるようにしたので、例えば高齢者等の、高周波のブザー音が聞き取り難い被測定者にも、体温の測定が完了したことを、より確実に報知することができる。
一方、体温の測定が完了したことを振動によって報知するようにした電子体温計1は、振動モーター50を作動させるための電力が必要となるため、体温の測定が完了したことをブザー音のみによって報知するようにしたものに比べて、より容量の大きい大型で重い電池60が必要となる。一般に、電子体温計の重量が重くなると、高齢者のように筋力が弱く、皮下脂肪が少ない被測定者は、電子体温計を腋下に挟んで保持することが困難となるので、体温の測定を安定して行うことができない場合が生じる虞がある。
これに対し、本実施の形態の電子体温計1は、この電子体温計1を構成する各部材のうち、重量が大きい表示部40と電池60とを、測温部20(温度センサ22)と振動モーター50との間の長手方向位置において、長手方向に垂直な方向に重ねて配置するようにしている。これにより、上記構成を有する電子体温計1の重心を、従来の電子体温計よりも測温部20の側に位置させることができる。したがって、電子体温計1の挟持部12を腋下に挟んで保持した状態において、電子体温計1の重量によって発生する測温部20を中心としたモーメントを低減させることができる。よって、この電子体温計1を、従来の電子体温計よりも容易に腋下に保持することができ、これにより、安定した体温の測定が可能なものとすることができる。
また、本実施の形態の電子体温計1では、表示部40及び電池60を、本体部11の長手方向の中心位置よりも挟持部12の側に偏った位置に配置するようにしている。これにより、上記構成を有する電子体温計1の重心を、より測温部20の側に位置させることができる。よって、上記効果をさらに高めることができる。
さらに、本実施の形態の電子体温計1では、表示部40及び電池60に加えて制御基板30をも長手方向に垂直な方向に重ねて配置するようにしている。これにより、上記構成を有する電子体温計1の重心を、より測温部20の側に位置させて、上記効果をさらに高めることができる。
さらに、本実施の形態の電子体温計1では、表示部40と電池60とを長手方向に垂直な方向に重ねて配置するようにしているので、電子体温計1の長手方向の長さLを短くして電子体温計1をより小型化することができる。また、電子体温計1の長手方向の長さLを短くすることができるので、電子体温計1の挟持部12を腋下に挟んで保持した状態において電子体温計1の重量によって発生する測温部20を中心としたモーメントをさらに効果的に低減させることができ、上記効果をさらに高めることができる。
さらに、本実施の形態の電子体温計1では、表示部40、電池60及び制御基板30を長手方向に垂直な方向に重ねて配置するようにしているので、本体部11を小型化しつつ幅Wよりも厚みDが薄い扁平な形状に形成することができる。これにより、表示部40として、より表示面積の広い大型のものを採用することを可能として、表示部40に表示される体温等の情報の視認性を高めることができる。
電子体温計1は、その重心位置が、長手方向の中心位置よりも測温部20の側に位置する構成とされるのが好ましいが、重心位置は長手方向の中心位置よりも振動モーター50の側にあってもよい。電子体温計1を、その重心位置が、長手方向の中心位置よりも測温部20の側に位置する構成とした場合には、電子体温計1の重量によって発生する測温部20を中心としたモーメントをさらに効果的に低減させて、電子体温計1を、より容易に腋下に保持することができるとともに安定した体温の測定が可能なものとすることができる。
本実施の形態の電子体温計1では、振動発生部として振動モーター50を用いるようにしたので、小型で大きな振動を発生させて、体温の測定が完了したことを、より確実に被測定者に報知することができる。また、振動モーター50は消費電力が大きいために、電池60としてより容量の大きい大型で重いものが必要となるが、このような場合であっても、上記の通りに、電子体温計1の重量によって発生する測温部20を中心としたモーメントを低減させて、電子体温計1を容易に腋下に保持することができ、これにより安定した体温の測定が可能なものとすることができる。
また、本実施の形態の電子体温計1では、振動モーター50を、電子体温計1の、被測定者の腋下に挟み込まれて把持される部分(測温部20が設けられた部分)から長手方向に最も離れた位置に配置するようにしている。これにより、振動モーター50が発生した振動を、ケース体10を介して被測定者に効果的に伝達させることができる。よって、体温の測定が完了したことを、振動モーター50が発生する振動によって、より確実に被測定者に報知することができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、電子体温計1はケース体10を備えた構成とされているが、例えばケース体10に替えてフレーム等を用いた構成とするなど、ケース体10を備えない構成であってもよい。
また、前記実施の形態においては、表示部40として液晶パネルを用いているが、これに限らず、体温等の情報を表示することができるものであれば、他の形式のパネル等を用いることもできる。
さらに、前記実施の形態においては、振動発生部として振動モーター50を用いているが、これに限らず、振動を発生することができるものであれば、他の構成ないし形式のものを用いることもできる。
1 電子体温計
10 ケース体
11 本体部
11a 表側ケース半体
11b 裏側ケース半体
11c 窓部
12 挟持部
13 透明板
14 電池収納部
15 蓋体
20 測温部
21 センサキャップ
22 温度センサ
23 配線
30 制御基板(算出部)
31 基板
32 電子部品
33 正極端子
34 負極端子
35 導電ゴム
40 表示部
41 支持体
50 振動モーター(振動発生部)
51 モーター本体
51a 回転軸
52 偏心重り
53 モータホルダ
54 ブザー
60 電池
61 正極
62 負極
70 操作スイッチ
W 幅
D 厚み
L 長さ
S 収納空間

Claims (3)

  1. 温度を検出する温度センサと、前記温度センサからの検出信号に基づいて体温を算出する算出部と、前記算出部により算出された体温を表示する表示部と、振動を発生する振動発生部と、前記算出部、前記表示部及び前記振動発生部に電力を供給する電池と、を有し、体温の測定が完了したことを前記振動発生部が発生する振動によって報知する電子体温計であって、
    前記電子体温計が幅及び厚みよりも長い長手方向の長さを有する形状であり、
    前記温度センサが前記電子体温計の長手方向の一端側に配置され、
    前記振動発生部が前記電子体温計の前記長手方向の他端側に配置され、
    前記表示部と前記電池とが、前記温度センサと前記振動発生部との間の長手方向位置において前記長手方向に垂直な方向に重ねて配置されるとともに、
    前記算出部が、前記表示部と前記電池との間に配置された制御基板であり、
    前記制御基板及び前記電池が、それぞれ長手方向の一端を前記表示部よりも前記温度センサの側に突出させて配置されていることを特徴とする電子体温計。
  2. 記制御基板が、前記温度センサと前記振動発生部との間の長手方向位置において、前記長手方向に平行であるとともに前記振動発生部に対して前記長手方向に垂直な方向に重ならずに配置されている、請求項1に記載の電子体温計。
  3. 前記振動発生部が振動モーターである、請求項1または2に記載の電子体温計。
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