JP2001148554A - プリント配線板及びその接続方法 - Google Patents
プリント配線板及びその接続方法Info
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Abstract
リント配線板において、コネクタのはんだ不良やコネク
タの誤挿入を防止でき、安価で信頼性の高いものにす
る。 【解決手段】 フレキシブルプリント配線板1とハード
プリント配線板2にそれぞれ雄コネクタ3、雌コネクタ
4を搭載する。また、フレキシブルプリント配線板1に
補強板6を接着し、その補強部のみに気泡抜き穴7を設
ける。また、ハードプリント配線板2にフレキシブルプ
リント配線板1の外形位置にシルク印刷部を設け、これ
を両プリント配線板1,2を接続する際のコネクタ3,
4のかん合時の指標とする。
Description
コネクタ等を搭載したプリント配線板及びその接続方法
に関するものである。
として、それぞれの基板にコネクタを搭載して接続する
方法が多用されている。最近では電子機器のデジタル化
が進み、そのコネクタのピン数も多極化され、ピッチも
小さくなってきている。特に、フレキシブルプリント配
線板に抜き差しの際の保持のための補強板を接着し、そ
の部分にコネクタを搭載し、またハードプリント配線板
にコネクタを搭載し、フレキシブルプリント配線板とハ
ードプリント配線板を電気的に接続する接続方法も多用
されている。
記のような多極かつ小ピッチのコネクタを補強板付きの
フレキシブルプリント配線板に搭載する場合、補強板付
きのフレキシブルプリント配線板にクリーム半田を塗布
し、その上に部品を実装し、リフローにより半田を溶融
せしめて、コネクタをフレキシブルプリント配線板に搭
載していた。
ルプリント配線板の補強板は接着層を介してフレキシブ
ルプリント配線板に張り合わされているが、その製造過
程においてフレキシブルプリント配線板と補強板の間に
気泡が入ってしまう。その気泡がリフロー時に膨脹し、
フレキシブル配線板の部品搭載面を押し上げ、部品搭載
面の平面度が悪化し、コネクタのはんだ不良が多発して
いた。
プリント配線板と、コネクタの搭載されたハードプリン
ト配線板とを接続する際には、コネクタの搭載された基
板に隠れてかん合させるコネクタが目視できず、コネク
タを手探りでかん合させていた。このため、かん合の際
にコネクタを破壊したり、誤挿入するといった問題が発
生していた。
なされたもので、プリント配線板のコネクタのはんだ不
良やコネクタの誤挿入を防止でき、安価で信頼性の高い
プリント配線板及びその接続方法を提供することを目的
としている。
線板及びその接続方法は、次のように構成したものであ
る。
されるフレキシブル配線板であって、前記表面実装型部
品の搭載部に補強板を接着し、且つその補強部のみに穴
を設けた。
の穴は表面実装型部品の搭載部分を避けた場所に設け
た。
の穴は表面実装型部品の搭載ランドを避けた場所に設け
た。
リント配線板であって、前記他のプリント配線板のコネ
クタとかん合されるコネクタと、それらのコネクタのか
ん合時の指標を設けた。
の指標は他のプリント配線板と外形の異なる部分に設け
たシルク印刷部とした。
の指標は他のプリント配線板と外形の異なる部分に設け
たパターン部とした。
方法であって、少なくとも一方のプリント配線板に該プ
リント配線板のコネクタと他のプリント板のコネクタと
のかん合時の指標を設けておき、その指標に沿って各プ
リント配線板のコネクタをかん合するようにした。
例を説明する。
示す平面図である。また、図2は実施例のフレキシブル
配線板の拡大図である。
面実装型部品が搭載されるフレキシブルプリント配線
板、2は同様にリフローにて表面実装型部品が搭載され
るハードプリント配線板、3はフレキシブルプリント配
線板1とハードプリント配線板2を接続するためにフレ
キシブルプリント配線板上に搭載された雄コネクタ、4
はフレキシブルプリント配線板1とハードプリント配線
板2を接続するためにハードプリント配線板上に搭載さ
れた雌コネクタ、5はフレキシブルプリント配線板1と
ハードプリント配線板2の接続時の指標であり、ここで
はハードプリント配線板2にフレキシブルプリント配線
板1の外形の一部を示したシルク印刷部となっている。
6はフレキシブルプリント配線板1に張り合わされた
(接着された)補強板、7は補強板6に設けられた気泡
抜き穴、8はフレキシブルプリント配線板上に雄コネク
タ3を搭載するための搭載ランド(パッド)、9はパタ
ーン配線である。
板1とハードプリント配線板2の接続前の状態、同図の
(b)は図の矢印方向にコネクタ同士をかん合した接続
後の状態をそれぞれ示している。
6に雄コネクタ3の部品半田付け用の搭載ランド8を避
けた位置に穴7を開けており、フレキシブルプリント配
線板1に接着層を介し張り合わせると、コネクタ3の搭
載ランド8の近傍の気泡はこの穴7を通って逃げてい
く。このとき、張り合わせの際に穴7の真上のフレキシ
ブルプリント配線板1は凹んでしまうが、コネクタ3の
搭載ランド8の部分は補強板6がしっかりあるので、平
坦なままである。
関してもリフロー工程においても最良の状態でコネクタ
3を搭載できる。また、図2に示すように、フレキシブ
ルプリント配線板1には穴が開いていないので、パター
ン配線9を引き回す上では何ら弊害にはならない。
ブルプリント配線板1を雌コネクタ4の搭載されたハー
ドプリント配線板2に接続する際は、指標5にフレキシ
ブルプリント配線板1の外形を合わせてフレキシブルプ
リント配線板1の位置決めを行い、ハードプリント配線
板2とフレキシブルプリント配線板1を接続する。
い状況においても確実にコネクタ同士をかん合できるの
で、接続不良やコネクタ3,4を破壊することなく容易
且つ確実に接続プリント配線板同士を接続することがで
き、信頼性が向上する。
フレキシブルプリント配線板1を製造する際に、補強板
6を接着層を介してフレキシブルプリント配線板1に張
り合わす過程において、フレキシブルプリント配線板1
と補強板6の間に入る気泡を補強板部に開けた穴7から
押し出し、補強板6とフレキシブルプリント配線板1の
間の気泡をなくすことができる。また、部品搭載部を除
いた場所に穴7を開けたことで、気泡を押し出しつつ、
張り合わせた際の部品搭載部への影響をなくすことがで
きる。その結果、リフロー時のフレキシブルプリント配
線板1の部品搭載部の平面度が向上し、コネクタ3の実
装品質を高めることができる。また、補強板部のみに穴
7を開けているので、配線には何ら影響を与えない。
ト配線板同士を接続する際には、搭載された基板に隠れ
てかん合させるコネクタ3,4が目視できないが、プリ
ント配線板1,2に設けられた指標5に合わせてコネク
タ3,4をかん合させることができ、コネクタ3,4を
破壊したり、誤挿入するといったことを防止することが
可能になる。
は、指標5としてシルク印刷の例を挙げたが、プリント
配線板1,2の外形の異なる部分のパターン部等で指標
5とすることにより、シルク印刷の費用を削減すること
ができる。
うに表面実装型部品の搭載部分及び搭載ランドを避けた
場所に設けるのが望ましく、一つあるいは複数の穴7を
適宜設けることができる。
補強板を接着した補強部のみに穴を設けたことで、パタ
ーンを引き回す上での弊害なく、フレキシブルプリント
配線板と補強板の間の気泡をなくし、リフロー時の気泡
の膨脹を防ぎ、最良の状態でコネクタを搭載することが
できるとともに、フレキシブルプリント配線板には穴が
開いていないので、配線のためのパターンをひく上で何
ら支障を与えることなく、信頼性が向上する。
実装型部品の搭載部分を避けた場所に穴を設けたこと
で、フレキシブルプリント配線板と補強板を張り合わせ
た際の穴の影響が部品搭載箇所に及ぶのを防止でき、部
品搭載箇所の平坦度を保ち、更に最良の状態でコネクタ
を搭載できる。
実装型部品の搭載ランドを避けた場所に穴を設けたこと
で、細かく補強板に気泡抜きの穴を開けることができ、
上記の効果を更に高めることができる。
士を接続するための指標を少なくとも何れかのプリント
配線板に設けたことで、コネクタが目視できない状況に
おいてもコネクタをかん合できるので、接続不良やコネ
クタの破壊を防止でき、容易且つ確実に接続できる。
線板の外形の異なる部分をシルク印刷で示すことで、上
記の指標を安価に形成することができる。
線板の外形の異なる部分をパターンで示すことで同様に
上記の指標を安価に形成することができる。
を示す拡大図
Claims (7)
- 【請求項1】 リフローにて表面実装型部品が搭載され
るフレキシブル配線板であって、前記表面実装型部品の
搭載部に補強板を接着し、且つその補強部のみに穴を設
けたことを特徴とするプリント配線板。 - 【請求項2】 補強部の穴は表面実装型部品の搭載部分
を避けた場所に設けたことを特徴とする請求項1記載の
プリント配線板。 - 【請求項3】 補強部の穴は表面実装型部品の搭載ラン
ドを避けた場所に設けたことを特徴とする請求項1記載
のプリント配線板。 - 【請求項4】 他のプリント配線板と接続されるプリン
ト配線板であって、前記他のプリント配線板のコネクタ
とかん合されるコネクタと、それらのコネクタのかん合
時の指標を設けたことを特徴とするプリント配線板。 - 【請求項5】 接続時の指標は他のプリント配線板と外
形の異なる部分に設けたシルク印刷部としたことを特徴
とする請求項4記載のプリント配線板。 - 【請求項6】 接続時の指標は他のプリント配線板と外
形の異なる部分に設けたパターン部としたことを特徴と
する請求項4記載のプリント配線板。 - 【請求項7】 プリント配線板同士を接続する接続方法
であって、少なくとも一方のプリント配線板に該プリン
ト配線板のコネクタと他のプリント板のコネクタとのか
ん合時の指標を設けておき、その指標に沿って各プリン
ト配線板のコネクタをかん合するようにしたことを特徴
とするプリント配線板の接続方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP33222599A JP4383609B2 (ja) | 1999-11-24 | 1999-11-24 | プリント配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001148554A5 JP2001148554A5 (ja) | 2007-01-18 |
JP4383609B2 JP4383609B2 (ja) | 2009-12-16 |
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-
1999
- 1999-11-24 JP JP33222599A patent/JP4383609B2/ja not_active Expired - Fee Related
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