JP2001148243A - 電池電極シートの製造方法及び電解質シートの製造方法 - Google Patents
電池電極シートの製造方法及び電解質シートの製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の方法では、乾燥後の極板シートの多孔度
を調整することが難しい。 【解決手段】 活物質と、無機充填フィラーと、ポリエ
チレンを含む熱可塑性高分子化合物との混合物を、高圧
ガスを吹き込みながら熱溶融混合させる第1の工程と、
ノズルから押し出して集電体上にシート状に成形させる
第2の工程によって、可塑剤を使用することなく多孔度
を調整した電池電極シートを製造する。
を調整することが難しい。 【解決手段】 活物質と、無機充填フィラーと、ポリエ
チレンを含む熱可塑性高分子化合物との混合物を、高圧
ガスを吹き込みながら熱溶融混合させる第1の工程と、
ノズルから押し出して集電体上にシート状に成形させる
第2の工程によって、可塑剤を使用することなく多孔度
を調整した電池電極シートを製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池電極シートの製
造方法、電解質シートの製造方法に関する。
造方法、電解質シートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年電子機器の発達に伴い、小型で軽量
かつエネルギー密度が高く、繰り返し充放電が可能な二
次電池の開発が要望されている。特に二次電池の中でも
電極を巻回した構成の電池は、正極と負極の相対する面
積を広げることができるので、大電流を取り出すことが
できる。また、形状の自由性や薄膜形成が可能であるな
どの特徴を有している。
かつエネルギー密度が高く、繰り返し充放電が可能な二
次電池の開発が要望されている。特に二次電池の中でも
電極を巻回した構成の電池は、正極と負極の相対する面
積を広げることができるので、大電流を取り出すことが
できる。また、形状の自由性や薄膜形成が可能であるな
どの特徴を有している。
【0003】これらの構成の電極シートを作成する場合
は、活物質と、充填材からなる粉体と、結合材樹脂を、
溶媒を用いてペースト化した後、集電体上に塗布し、さ
らに乾燥させて溶媒を揮発除去することで電池シートを
作成する方法が知られている。このとき溶媒は水系であ
っても非水系であってもよく、結合材を溶解させる非水
系溶媒を用いたり、結合材樹脂を水に分散したエマルジ
ョン樹脂溶液を用いることがある。例えば、活物質と結
合材樹脂と非水系溶媒を混合したペーストを塗布する電
池の製造方法が知られている(米国特許第529631
8号明細書)。
は、活物質と、充填材からなる粉体と、結合材樹脂を、
溶媒を用いてペースト化した後、集電体上に塗布し、さ
らに乾燥させて溶媒を揮発除去することで電池シートを
作成する方法が知られている。このとき溶媒は水系であ
っても非水系であってもよく、結合材を溶解させる非水
系溶媒を用いたり、結合材樹脂を水に分散したエマルジ
ョン樹脂溶液を用いることがある。例えば、活物質と結
合材樹脂と非水系溶媒を混合したペーストを塗布する電
池の製造方法が知られている(米国特許第529631
8号明細書)。
【0004】また、活物質と結合材樹脂と可塑剤と非水
系溶媒を混合したペーストを塗布する電池の製造方法が
知られている(米国特許第5418091号明細書)。
この可塑剤は多孔度を調整するためにいれている。
系溶媒を混合したペーストを塗布する電池の製造方法が
知られている(米国特許第5418091号明細書)。
この可塑剤は多孔度を調整するためにいれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ペース
ト中の溶媒を乾燥させて電極シートを完成させる前者の
製造プロセスでは、溶媒を乾燥させるために、乾燥後の
極板シートの多孔度を調整することが出来ない。
ト中の溶媒を乾燥させて電極シートを完成させる前者の
製造プロセスでは、溶媒を乾燥させるために、乾燥後の
極板シートの多孔度を調整することが出来ない。
【0006】また、また可塑剤を入れ、その後その可塑
剤を抽出して多孔度を調整する後者の方法では、完全に
は可塑剤が抽出されないことがあり、その残った可塑剤
が電気抵抗を悪くするという問題がある。
剤を抽出して多孔度を調整する後者の方法では、完全に
は可塑剤が抽出されないことがあり、その残った可塑剤
が電気抵抗を悪くするという問題がある。
【0007】他方また、従来、電池電極あるいは電解質
シートを溶融押し出しする製造方法も提案されている
(特開平10−321215号公報)。
シートを溶融押し出しする製造方法も提案されている
(特開平10−321215号公報)。
【0008】この従来方法は、上述した従来発明のよう
にペーストを作成して塗布乾燥させる工程は経ないもの
の可塑剤を使用している。その場合、その可塑剤は、多
孔度を調整するために用いられると同時に、電解液とし
て用いる意味もある。
にペーストを作成して塗布乾燥させる工程は経ないもの
の可塑剤を使用している。その場合、その可塑剤は、多
孔度を調整するために用いられると同時に、電解液とし
て用いる意味もある。
【0009】しかしこの方法では、電解液として用いる
可塑剤であるために、約50℃から約250℃の範囲の
中で熱溶融を行うと、可塑剤が変性する可能性がある。
可塑剤であるために、約50℃から約250℃の範囲の
中で熱溶融を行うと、可塑剤が変性する可能性がある。
【0010】本発明は、上記の従来のシートの製造方法
における問題を考慮し、可塑剤を使用することなく、溶
融方法を用いて、電池電極シート並びに電解質シートを
製造することができるシートの製造方法を提供すること
を目的とする。
における問題を考慮し、可塑剤を使用することなく、溶
融方法を用いて、電池電極シート並びに電解質シートを
製造することができるシートの製造方法を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電池電極シートの製造方法は、熱可塑性高
分子化合物を含む電池電極シートを製造するシート製造
方法であって、少なくとも、活物質粒子と、前記熱可塑
性高分子化合物とを、熱溶融混合する第1の工程と、前
記熱溶融混合されたものをノズルから押し出して集電体
上に電極シートを形成する第2の工程と、を備えたこと
を特徴とするシートの製造方法である。
め、本発明の電池電極シートの製造方法は、熱可塑性高
分子化合物を含む電池電極シートを製造するシート製造
方法であって、少なくとも、活物質粒子と、前記熱可塑
性高分子化合物とを、熱溶融混合する第1の工程と、前
記熱溶融混合されたものをノズルから押し出して集電体
上に電極シートを形成する第2の工程と、を備えたこと
を特徴とするシートの製造方法である。
【0012】また、熱可塑性高分子化合物を含む電解質
シートを製造するシート製造方法であって、少なくと
も、無機充填フィラーと、前記熱可塑性高分子化合物と
を、熱溶融混合する第1の工程と、前記熱溶融混合され
たものをノズルから押し出してシート状物を形成する第
2の工程と、を備えたことを特徴とするシートの製造方
法である。
シートを製造するシート製造方法であって、少なくと
も、無機充填フィラーと、前記熱可塑性高分子化合物と
を、熱溶融混合する第1の工程と、前記熱溶融混合され
たものをノズルから押し出してシート状物を形成する第
2の工程と、を備えたことを特徴とするシートの製造方
法である。
【0013】本発明は、このような製造方法であるか
ら、溶媒を使用することなく、また、可塑剤を用いるこ
となく、熱溶融方法によって、熱可塑性高分子化合物を
利用して、多孔度が適切に調整できる電池電極シートの
製造が可能となる。
ら、溶媒を使用することなく、また、可塑剤を用いるこ
となく、熱溶融方法によって、熱可塑性高分子化合物を
利用して、多孔度が適切に調整できる電池電極シートの
製造が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。 (実施の形態1)実施の形態1では、本発明の電池電極
シートの製造方法について説明する。
する。 (実施の形態1)実施の形態1では、本発明の電池電極
シートの製造方法について説明する。
【0015】実施の形態1の電池電極シートの製造方法
では、活物質粒子と熱可塑性高分子化合物との混合物を
熱溶融混合し、ノズルから押し出すことによって、シー
ト状電極を形成する。
では、活物質粒子と熱可塑性高分子化合物との混合物を
熱溶融混合し、ノズルから押し出すことによって、シー
ト状電極を形成する。
【0016】実施形態1で製造される電池電極シートは
たとえば、リチウム二次電池の正極、負極の製造に用い
ることができる。そして、正極または負極用の電極シー
トを製造する場合には、上記混合物の材料としては、活
物質粒子と、熱可塑性高分子化合物と、導電性微粒子
と、無機充填フィラーを含む。
たとえば、リチウム二次電池の正極、負極の製造に用い
ることができる。そして、正極または負極用の電極シー
トを製造する場合には、上記混合物の材料としては、活
物質粒子と、熱可塑性高分子化合物と、導電性微粒子
と、無機充填フィラーを含む。
【0017】製造する電極シートが正極用の電極シート
である場合には、上記活物質粒子はリチウムを含む複合
酸化物で、例えばリチウムマンガン複合酸化物、リチウ
ムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物等
を用いることができる。
である場合には、上記活物質粒子はリチウムを含む複合
酸化物で、例えばリチウムマンガン複合酸化物、リチウ
ムニッケル複合酸化物、リチウムコバルト複合酸化物等
を用いることができる。
【0018】また、製造する電極シートが負極用の電極
シートである場合には、上記活物質は有機高分子化合物
(たとえばフェノール樹脂、ポリアクリロニトリル、セ
ルロース)等を焼成することによって得られるもの、コ
ークスやピッチを焼成することによって得られるもの、
メソフェーズピッチを焼成したメソフェーズカーボンブ
ラック、または人造グラファイト、天然グラファイト等
を用いることができる。
シートである場合には、上記活物質は有機高分子化合物
(たとえばフェノール樹脂、ポリアクリロニトリル、セ
ルロース)等を焼成することによって得られるもの、コ
ークスやピッチを焼成することによって得られるもの、
メソフェーズピッチを焼成したメソフェーズカーボンブ
ラック、または人造グラファイト、天然グラファイト等
を用いることができる。
【0019】さらに、上記正極及び負極電極シートとな
る熱可塑性高分子化合物としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリビニリデンフルオライド、ポリアミド等、その
他の熱可塑性高分子化合物が可能である。さらには、そ
れらの組み合わせもかのうである。なお、少なくともポ
リエチレンを含む熱可塑性高分子化合物の混合物が望ま
しい。
る熱可塑性高分子化合物としては、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリテトラフルオロエチレ
ン、ポリビニリデンフルオライド、ポリアミド等、その
他の熱可塑性高分子化合物が可能である。さらには、そ
れらの組み合わせもかのうである。なお、少なくともポ
リエチレンを含む熱可塑性高分子化合物の混合物が望ま
しい。
【0020】そのポリエチレンは直鎖であっても分岐鎖
が出ているものであってもよい。低密度ポリエチレンを
使用すればさらに効果を発揮することができる。直鎖の
末端あるいは分岐鎖の末端部に官能基があると活物質へ
の吸着力と集電体への結着力が増す効果を発揮すること
ができる。
が出ているものであってもよい。低密度ポリエチレンを
使用すればさらに効果を発揮することができる。直鎖の
末端あるいは分岐鎖の末端部に官能基があると活物質へ
の吸着力と集電体への結着力が増す効果を発揮すること
ができる。
【0021】実施の形態1の電極シートの製造方法で
は、上記混合物を熱溶融混合で混合した後に、ノズルか
ら集電体上に押し出すことによって電極シートを得るこ
とができる。
は、上記混合物を熱溶融混合で混合した後に、ノズルか
ら集電体上に押し出すことによって電極シートを得るこ
とができる。
【0022】上記混合物を熱溶融混合する方法として
は、従来からの熱溶融混合装置を使用することができ
る。例えば一軸エクストルーダ、あるいは二軸エクスト
ルーダ等を使用することができる。溶融温度としては高
分子化合物及び活物質が十分に混合させる状態であり、
またシート状に成形できる粘度で有れば特に限定される
ものではないが、70℃以上200℃以下が好ましく、
100℃以上180℃以下であることが望ましい。
は、従来からの熱溶融混合装置を使用することができ
る。例えば一軸エクストルーダ、あるいは二軸エクスト
ルーダ等を使用することができる。溶融温度としては高
分子化合物及び活物質が十分に混合させる状態であり、
またシート状に成形できる粘度で有れば特に限定される
ものではないが、70℃以上200℃以下が好ましく、
100℃以上180℃以下であることが望ましい。
【0023】本発明の活物質粒子と熱可塑性高分子化合
物とを含む混合物における重量比は、活物質粒子100
に対して熱可塑性高分子化合物が1以上100以下であ
ることが好ましく、5以上80以下であることが望まし
い。
物とを含む混合物における重量比は、活物質粒子100
に対して熱可塑性高分子化合物が1以上100以下であ
ることが好ましく、5以上80以下であることが望まし
い。
【0024】本発明によって得られる電極シートの空隙
率としては1%以上90%以下であることが好ましく、
5%以上70%以下であればさらに望ましい。
率としては1%以上90%以下であることが好ましく、
5%以上70%以下であればさらに望ましい。
【0025】その空隙は、上記熱可塑性高分子化合物の
利用によって、自然に生じるが、さらには、上記混合物
を製造する際に、空気が適度に混ざるようにすることに
よって、積極的に空隙を作るようにしてもよい。
利用によって、自然に生じるが、さらには、上記混合物
を製造する際に、空気が適度に混ざるようにすることに
よって、積極的に空隙を作るようにしてもよい。
【0026】さらには、空隙は、熱溶融混練時に高圧ガ
スを吹き込むことで達成させることができる。ガスの種
類は特に限定させるものではなく、空気であっても不活
性ガスであってもよいが、ガス中に含まれる水分はでき
るだけ除去して供給されることが望ましい。
スを吹き込むことで達成させることができる。ガスの種
類は特に限定させるものではなく、空気であっても不活
性ガスであってもよいが、ガス中に含まれる水分はでき
るだけ除去して供給されることが望ましい。
【0027】また、上記電極シートには、シート剛性を
向上させる目的あるいはサイクル寿命を向上させる目的
として、無機充填フィラーを含んでいても良い。たとえ
ばアルミナ、シリカ等を用いることができる。
向上させる目的あるいはサイクル寿命を向上させる目的
として、無機充填フィラーを含んでいても良い。たとえ
ばアルミナ、シリカ等を用いることができる。
【0028】上記電極シートとなる導電性微粒子として
は、人造黒鉛、アセチレンブラック、ケッチェンブラッ
ク、等のカーボンブラックなどを用いることができる。
は、人造黒鉛、アセチレンブラック、ケッチェンブラッ
ク、等のカーボンブラックなどを用いることができる。
【0029】本発明の第2の工程で用いられる集電体に
は、集電体として機能する導電性物質を用いることがで
きる。例えば、金属箔(アルミ、銅、ニッケル、ステン
レス)などや無機酸化物、有機高分子材料、炭素などの
導電性フィルムを用いることができる。集電体の形態
は、連続体、穴あき、ネットでもよい。集電体の厚さ
は、1μmから20μmが好ましく、例えば厚さ18μ
mの集電体を用いることができる。
は、集電体として機能する導電性物質を用いることがで
きる。例えば、金属箔(アルミ、銅、ニッケル、ステン
レス)などや無機酸化物、有機高分子材料、炭素などの
導電性フィルムを用いることができる。集電体の形態
は、連続体、穴あき、ネットでもよい。集電体の厚さ
は、1μmから20μmが好ましく、例えば厚さ18μ
mの集電体を用いることができる。
【0030】なお、上記第2の工程の後、得られた電極
を必要に応じて圧延機によって所定の厚さに圧延しても
よい。また、得られた電極を必要に応じて所定の大きさ
に切断する。
を必要に応じて圧延機によって所定の厚さに圧延しても
よい。また、得られた電極を必要に応じて所定の大きさ
に切断する。
【0031】上記実施形態1の電池電極シートの製造方
法によれば、溶媒を使用することなく多孔度を調整した
電池電極シートを製造することができる。
法によれば、溶媒を使用することなく多孔度を調整した
電池電極シートを製造することができる。
【0032】(実施の形態2)実施の形態2では電解質
シートの製造方法について説明する。なお、実施の形態
1と同様の部分については重複する説明を省略する。
シートの製造方法について説明する。なお、実施の形態
1と同様の部分については重複する説明を省略する。
【0033】実施の形態2の電解質シートの製造方法
は、無機充填フィラーと前記熱可塑性高分子化合物とを
含む混合物を、熱溶融混合する第1の工程と、前記熱溶
融混合物をノズルから押し出して、PETフィルム上に
シート状物を形成し、あるいは熱溶融混合物自体を、シ
ート状に形成させる第2の工程とを含む。
は、無機充填フィラーと前記熱可塑性高分子化合物とを
含む混合物を、熱溶融混合する第1の工程と、前記熱溶
融混合物をノズルから押し出して、PETフィルム上に
シート状物を形成し、あるいは熱溶融混合物自体を、シ
ート状に形成させる第2の工程とを含む。
【0034】上記第1の工程に用いられる材料について
は、実施の形態1で説明した電池電極シートの製造方法
と同様であるため、重複する説明を省略する。
は、実施の形態1で説明した電池電極シートの製造方法
と同様であるため、重複する説明を省略する。
【0035】なお、上記第2の工程の後、得られたシー
トを必要に応じて延伸して所定の厚さに延伸してもよ
い。また、得られたシートを必要に応じて所定の大きさ
に切断する。
トを必要に応じて延伸して所定の厚さに延伸してもよ
い。また、得られたシートを必要に応じて所定の大きさ
に切断する。
【0036】上記実施の形態2の電解質シートの製造方
法によれば、膜強度が強く、電気抵抗も適切な電解質シ
ートを得ることができる。
法によれば、膜強度が強く、電気抵抗も適切な電解質シ
ートを得ることができる。
【0037】上記実施の形態1及び2で製造された正
極、負極、電解質シートを、正極、電解質シート、負極
の順で積層し、Li塩などを含む電解液を含ませること
によってリチウム二次電池を製造できる。
極、負極、電解質シートを、正極、電解質シート、負極
の順で積層し、Li塩などを含む電解液を含ませること
によってリチウム二次電池を製造できる。
【0038】図1は、本発明の方法の他の実施の形態を
示し、電極用シートと、電解質用シートを同時に製造す
る方法を示す模式図である。ここで、正極層用押し出し
装置1は正極層用の活物質粒子と熱可塑性高分子化合物
との混合物を熱溶融混合し送り出す装置であり、電解質
層用押し出し装置2は電解質層用の粒子と熱可塑性高分
子化合物との混合物を熱溶融混合し送り出す装置であ
り、負正極層用押し出し装置3は負極層用の活物質粒子
と熱可塑性高分子化合物との混合物を熱溶融混合し送り
出す装置である。3層用ダイノズル4は、それらの3台
の装置1,2,3から溶融された液体を支持体a上に順
次押しだしていく。さらに、その後他の支持体bをその
上に形成する。なお、7,8,9はそれぞれ正極層、電
解質層、負極層である。
示し、電極用シートと、電解質用シートを同時に製造す
る方法を示す模式図である。ここで、正極層用押し出し
装置1は正極層用の活物質粒子と熱可塑性高分子化合物
との混合物を熱溶融混合し送り出す装置であり、電解質
層用押し出し装置2は電解質層用の粒子と熱可塑性高分
子化合物との混合物を熱溶融混合し送り出す装置であ
り、負正極層用押し出し装置3は負極層用の活物質粒子
と熱可塑性高分子化合物との混合物を熱溶融混合し送り
出す装置である。3層用ダイノズル4は、それらの3台
の装置1,2,3から溶融された液体を支持体a上に順
次押しだしていく。さらに、その後他の支持体bをその
上に形成する。なお、7,8,9はそれぞれ正極層、電
解質層、負極層である。
【0039】図2は本発明の実施の形態を示し、図1で示
したような製造方法により作成された電極シートの断面
概念図である。ここで正極あるいは負極の活物質10は熱
可塑性高分子化合物によって、多孔質部分11を保持し
たままで結合されている。活物質同士が結合されている
ので電気的なネットワーク概念13が保持されて集電体
12と電気的な結合がなされている。
したような製造方法により作成された電極シートの断面
概念図である。ここで正極あるいは負極の活物質10は熱
可塑性高分子化合物によって、多孔質部分11を保持し
たままで結合されている。活物質同士が結合されている
ので電気的なネットワーク概念13が保持されて集電体
12と電気的な結合がなされている。
【0040】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0041】(実施例1) 正極シートの作成:リチウムコバルト複合酸化物(重量
部数100)とアセチレンブラック(重量部数2)を、
ダブルプラネタリーミキサを用いて混合撹拌する。
部数100)とアセチレンブラック(重量部数2)を、
ダブルプラネタリーミキサを用いて混合撹拌する。
【0042】次にこの混合物に対して、低密度ポリエチ
レン(重量部数5)を加えて二軸エクストルーダを用い
て150℃で熱溶融混合し、高圧空気を吹き込みながら
15μm厚のアルミ箔上に押し出し、50から100μ
m厚の塗布膜を得た。
レン(重量部数5)を加えて二軸エクストルーダを用い
て150℃で熱溶融混合し、高圧空気を吹き込みながら
15μm厚のアルミ箔上に押し出し、50から100μ
m厚の塗布膜を得た。
【0043】得られた塗布膜の細孔分布を測定したとこ
ろ、1nmから100nmの分布を示し、特に10nm
付近にピークが見られた。また一定の極板の重量と体
積、並びに材料の密度から多孔度を算出すると75%で
あった。
ろ、1nmから100nmの分布を示し、特に10nm
付近にピークが見られた。また一定の極板の重量と体
積、並びに材料の密度から多孔度を算出すると75%で
あった。
【0044】(実施例2) 負極シートの作成:メソフェーズカーボンブラック(重
量部数100)と低密度ポリエチレン(重量部数5)を
加えて二軸エクストルーダを用いて150℃で熱溶融混
合し、高圧空気を吹き込みながら15μmの銅箔上に押
し出し、50から100μm厚の塗布膜を得た。得られ
た塗布膜の細孔分布を測定したところ、1nmから10
0nmの分布を示し、特に10nm付近にピークが見ら
れた。また一定の極板の重量と体積、並びに材料の密度
から多孔度を算出すると70%であった。
量部数100)と低密度ポリエチレン(重量部数5)を
加えて二軸エクストルーダを用いて150℃で熱溶融混
合し、高圧空気を吹き込みながら15μmの銅箔上に押
し出し、50から100μm厚の塗布膜を得た。得られ
た塗布膜の細孔分布を測定したところ、1nmから10
0nmの分布を示し、特に10nm付近にピークが見ら
れた。また一定の極板の重量と体積、並びに材料の密度
から多孔度を算出すると70%であった。
【0045】(実施例3) ゲル電解質層シートの作成:シリカ(重量部数100)
と低密度ポリエチレン(重量部数5)を加え、二軸エク
ストルーダを用いて150℃で熱溶融混合し、高圧空気
を吹き込みながら押し出し、30μm厚みのPETフィ
ルム上に50から100μm厚の塗布膜を得た。得られ
た塗布膜の細孔分布を測定したところ、1nmから10
0nmの分布を示し、特に10nm付近にピークが見ら
れた。また一定の極板の重量と体積、並びに材料の密度
から多孔度を算出すると50%であった。なお、PET
フィルムは後にはがす。
と低密度ポリエチレン(重量部数5)を加え、二軸エク
ストルーダを用いて150℃で熱溶融混合し、高圧空気
を吹き込みながら押し出し、30μm厚みのPETフィ
ルム上に50から100μm厚の塗布膜を得た。得られ
た塗布膜の細孔分布を測定したところ、1nmから10
0nmの分布を示し、特に10nm付近にピークが見ら
れた。また一定の極板の重量と体積、並びに材料の密度
から多孔度を算出すると50%であった。なお、PET
フィルムは後にはがす。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可塑剤を
使用せずに多孔度を保った電池電極シートあるいは電解
質シートを作成することができるという優れた効果が得
られる。
使用せずに多孔度を保った電池電極シートあるいは電解
質シートを作成することができるという優れた効果が得
られる。
【図1】本発明の製造方法の一実施の形態であって、電
極シートと電解質シートを同時に製造する装置を示す模
式図である。
極シートと電解質シートを同時に製造する装置を示す模
式図である。
【図2】本発明の製造方法の一実施の形態によって製造
された電極シートの概念図である。
された電極シートの概念図である。
1 正極層用押し出し装置 2 電解質層用押し出し装置 3 負極層用押し出し装置 4 3層用ダイノズル 5 支持体a 6 支持体b 7 正極層 8 電解質層 9 負極層 10 活物質 11 多孔質部分 12 支持体 13 電気的なネットワーク概念
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾▲ざき▼ 祐介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5H003 AA08 BB11 BB14 5H014 AA02 BB01 BB05 BB06 BB08 EE01 EE08 EE10 5H029 AJ14 AK03 AL07 AL08 AM16 CJ02 CJ03 CJ06 CJ08 DJ08 EJ12
Claims (5)
- 【請求項1】熱可塑性高分子化合物を含む電池電極シー
トを製造するシート製造方法であって、 少なくとも、活物質粒子と、前記熱可塑性高分子化合物
との混合物を、熱溶融混合する第1の工程と、 前記熱溶融混合されたものをノズルから押し出して集電
体上に電極シートを形成する第2の工程と、 を備えたことを特徴とするシートの製造方法。 - 【請求項2】熱可塑性高分子化合物を含む電解質シート
を製造するシート製造方法であって、 少なくとも、無機充填フィラーと、前記熱可塑性高分子
化合物との混合物を、熱溶融混合する第1の工程と、 前記熱溶融混合されたものをノズルから押し出してシー
ト状物を形成する第2の工程と、 を備えたことを特徴とするシートの製造方法。 - 【請求項3】前記熱可塑性高分子化合物が、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリテトラフルオ
ロエチレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリアミド
のグループの中から選ばれる、1種以上の高分子化合物
であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート
の製造方法。 - 【請求項4】前記熱可塑性高分子化合物が、少なくと
も、ポリエチレンを含む2種以上の高分子化合物の混合
物であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシー
トの製造方法。 - 【請求項5】前記熱可塑性高分子化合物と、前記活物質
粒子あるいは無機充填フィラーを熱溶融混合する工程に
おいて、高圧ガスを吹き込むことで空隙を作成するを特
徴とする請求項1又は2に記載のシートの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP33052399A JP2001148243A (ja) | 1999-11-19 | 1999-11-19 | 電池電極シートの製造方法及び電解質シートの製造方法 |
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