JP2001147599A - ベルト駆動装置 - Google Patents

ベルト駆動装置

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JP2001147599A
JP2001147599A JP32807599A JP32807599A JP2001147599A JP 2001147599 A JP2001147599 A JP 2001147599A JP 32807599 A JP32807599 A JP 32807599A JP 32807599 A JP32807599 A JP 32807599A JP 2001147599 A JP2001147599 A JP 2001147599A
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belt
roller
meandering
fixing
driving device
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JP32807599A
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English (en)
Inventor
Takahiro Tsujimoto
隆浩 辻本
Akira Takasu
亮 高須
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ベルト駆動装置において、ベルト
テンションが大きくなっても、ベルトにベルト蛇行方向
と逆方向に充分な移動力を与え、ベルト端面の折れを防
止し、ベルト蛇行が収束しやすくすることを課題とす
る。 【解決手段】 軸65に回転自在に支持されたテンショ
ンローラ60は、テーパ部61、62を備えており、ス
プリング63、64の圧を受けてベルト67にテンショ
ンを与える。軸65には、一部にねじが切られており、
ウォームホィール74、ウォーム75、偏動抑制モータ
73によって軸方向に移動可能とされている。端部セン
サ77、78がベルトの偏動を検知すると、偏動抑制制
御装置72が偏動抑制モータ73を駆動してテーパ部6
1、62によってベルトの偏動を戻す方向にテンション
ローラ60を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置等にお
いて使用される無端ベルト駆動装置であって、ベルトの
蛇行が防止される無端ベルト駆動装置の技術の分野に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置においては種々の無端ベル
ト、例えば搬送ベルト、転写ベルト、定着ベルト等が使
用される。このような無端ベルト(以下単にベルトとい
う)はこれを掛け渡すローラの組立精度、ローラ自体の
精度、その他の要因により、これを駆動中に、次第にベ
ルトが所定の位置からローラの軸方向に移動する現
象、、すなわち、ベルトの蛇行現象が発生する。このよ
うな現象を防止ないしは低減するため、種々のタイプの
ベルト蛇行補正が提案されている。
【0003】例えば、特開平10−139202号公
報、特開平5−24704号公報、特開平5−6997
9号公報に開示されているものは、ベルト内周面と接触
する蛇行補正ローラを有し、蛇行補正ローラの一端をロ
ーラ回転軸に対して垂直方向に変位させてベルト蛇行が
防止されるタイプである。
【0004】また、特開平11−133771号公報、
特開平5−165385号公報等に開示されているもの
は、ベルト端面と接触するガイド部材や、ローラ端面と
接触しベルト内周面に設けられたガイド部材でベルト蛇
行が防止されるタイプである。
【0005】更に、特開平10−129822号公報、
特開平11−208842号公報、特開平11−139
522号公報等に開示されているものは、ローラ軸方向
の両端に向かって径が大きくなるテーパーを有するロー
ラをベルト内周面に接触させ、ローラを回転軸方向とは
垂直方向に固定して、ベルト蛇行を防止するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、ベルトの蛇
行補正では、ベルトに付与するテンションが大きくなる
につれ、蛇行方向と逆方向にベルトを移動させる力を大
きくする必要が出てくる。例えば、画像形成装置におい
て画像と接触するベルトでは、接触したときのベルトの
たるみやしわで画像ノイズが生じることを防ぐためか
ら、テンションを大きくする場合がある。
【0007】ガイド部材を用いた蛇行補正では、蛇行し
たベルトがガイド部材に当たったときの垂直抗力により
ベルト蛇行方向と逆方向の移動を与える構成である。そ
のため、ベルトのテンションが大きくなると、充分な蛇
行方向と逆方向の移動力を与えるまえに、ベルトがガイ
ド部材にのりあげてしまったり、ベルト端面がガイド部
材に当たって折れてしまったりしてしまう傾向にある。
これを防止するためには、ベルトがのりあげない程度の
ガイド部材の寸法が必要になるだけでなく、少なくとも
ベルト端面の剛性をあげる必要がある。
【0008】蛇行補正ローラの一端をローラ回転軸に対
して垂直に変位させてベルト蛇行を防止するタイプにお
いては、ベルト移動方向におけるベルトのテンションも
使ってベルト蛇行方向に対してベルト逆方向の移動をあ
たえる構成になる。そのため、ベルトのテンションが大
きくなっても充分な蛇行方向と逆方向への移動力を与え
ることができるため前述の問題は生じないものの、ベル
ト蛇行方向と逆方向に移動をあたえることで新たな逆方
向の蛇行を生じさせてしまう。よって、蛇行の収束がし
にくく、両方向の蛇行補正のオーバーシュートを繰り返
すという問題がある。
【0009】上述のローラ軸方向の両端に向かって径が
大きくなるテーパーを有するローラをベルト内周面に接
触させ、ベルト蛇行を防止するタイプにおいては、蛇行
方向と逆方向の移動をさせる際にベルト蛇行方向と逆方
向それぞれのベルト移動を同時に規制が可能となる構成
である。そのため、新たな蛇行を発生させにくい。ま
た、ベルト端面の折れを生じさせない点でも利点があ
る。しかしながら、ローラを回転軸方向とは垂直方向に
固定した構成であるため、充分なベルト蛇行方向と逆方
向の移動を与えることができないため、テンションが大
きくなるにつれ、ベルトがテーパーに乗り上げてしまう
等蛇行移動が止まらなくなるという問題が生じる。
【0010】本発明は、ベルトテンションが大きくなっ
ても、ベルト蛇行方向と逆方向に充分な移動力を与え、
ベルト端面の折れを防止し、ベルト蛇行が収束しやすい
構成を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の構成を
備えた発明によって解決される。
【0012】第1番目の発明の解決手段は、ベルトを張
架するための駆動ローラと、軸端に向かって径が大きく
なるテーパー部を両端に有する蛇行補正ローラと、テー
パーを有する面を含め上記蛇行補正ローラの外周面を上
記ベルトの内周面または外周面の軸方向全面に所定のテ
ンションで接触させるテンション付与手段と、上記ベル
トの蛇行を検知するベルト蛇行検知手段と、上記蛇行補
正ローラをローラ軸方向に駆動する蛇行補正ローラ駆動
手段と、上記ベルト蛇行検知手段のベルト蛇行検知に応
じて上記蛇行補正ローラ駆動手段を駆動制御する制御手
段と、を備えたベルト駆動装置である。この構成によ
り、ベルト蛇行検知手段によってベルトの蛇行が検知さ
れたとき、制御手段は蛇行補正ローラをローラ軸方向に
駆動するように制御する。このとき、蛇行補正ローラは
その両軸端に向かって径が大きくなるテーパー部を有し
ているので、このテーパー部によって蛇行が規制され、
蛇行の収束も速い。また、蛇行補正ローラを軸方向と垂
直に移動させるのではなく、軸方向に移動させるためベ
ルト蛇行方向と逆方向にベルト移動することによる新た
な蛇行が生じにくく、また、ベルトテンションを使って
ベルト蛇行方向と逆方向に充分な移動力を与えることが
できる。
【0013】第2番目の発明の解決手段は、第1番目の
発明のベルト駆動装置において、ベルトが、像担持体と
接触するものであるので、画像形成装置における像担持
体、例えば感光体ドラム、に蛇行することなく接触する
ことができる。
【0014】第3番目の発明の解決手段は、第2番目の
発明のベルト駆動装置において、ベルトが、像担持体と
接触し且つ像形成部から像転写される転写ベルトであ
り、画像形成装置における像担持体例えば、感光体ドラ
ム、に蛇行することなく接触して像が転写されるので、
ベルトしわ、たわみのない状態で像担持体から画像を転
写することができる。
【0015】第4番目の発明の解決手段は、第2番目の
発明のベルト駆動装置において、ベルトが、像担持体と
接触し且つ像担持体の像を定着させる定着ベルトである
ので、画像を定着する定着ベルトに充分なテンションを
与えて、ベルトしわ、たわみのない状態で定着すること
ができ、定着むら、光沢むらを軽減することができる。
【0016】第5番目の発明の解決手段は、シートに保
持されたトナー像を定着するために複数のローラに張架
されて走行する定着ベルトと、定着ベルトにオイルを塗
布し、定着ベルトの蛇行を補正する蛇行補正ローラと、
を備えた定着装置において、第1番目の発明のベルト駆
動装置におけるベルト及び蛇行補正ローラをそれぞれ上
記定着ベルト及び上記蛇行補正ローラとして使用した第
1番目の発明のベルト駆動装置を備えたものである。こ
の構成は、この定着装置は、オイル塗布ローラと蛇行補
正ローラとを兼用するものであり、定着装置をコンパク
トにすることができる。また、オイル塗布されたベルト
面に対して蛇行方向と逆方向の移動をさせるため、ベル
ト周面への摩擦等の問題がない。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0018】本発明にかかるベルト駆動装置は、電子写
真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリなどにおい
て、搬送ベルト、転写ベルト、感光体ベルト、定着ベル
ト等に適用される。
【0019】「実施例1」図1は本発明のベルト駆動装
置が利用されるタンデム型のフルカラー複写機を示す。
この複写機は、概略、原稿画像を読み取るイメージリー
ダ部IRと、読み取った画像を記録紙S上に再現するプ
リント部PRとから構成されている。
【0020】イメージリーダ部IRはCCD等のイメー
ジセンサによって原稿画像をR、G、Bの3原色に分解
して読み取る。その構成、作用は周知であり、説明は省
略する。プリント部PRは、搬送ベルト27の表面に沿
って構成される記録紙搬送路20を含む搬送部2と、記
録紙S上に4色の画像を重ねて形成するための作像部3
C(シアン)、3M(マゼンタ)、3Y(イエロー)、
3K(ブラック)を備えている。作像部3C、3M、3
Y、3Kは、搬送路20に沿って配設されたプロセス部
4C、4M、4Y、4Kと、レーザ走査光学系5C、5
M、5Y、5Kとから構成されている。
【0021】搬送部2は、駆動ローラ24、従動ローラ
25及びテンションローラ26を介して張られた無端状
の搬送ベルト27を中心にして構成されており、搬送ベ
ルト27上で記録紙Sを一定速度で搬送するようになっ
ている。
【0022】駆動ローラ24、従動ローラ25、テンシ
ョンローラ26、及び、搬送ベルト27はベルト駆動装
置を構成しており、このベルト駆動装置には、後述のよ
うに蛇行補正が施されている。
【0023】搬送ベルト27の上流側(同図1中右側)
には、所定サイズの記録紙Sを積載収容する給紙カセッ
ト21と、給紙カセット21から記録紙Sを1枚ずつ繰
り出す給紙ローラ22と、繰り出された記録紙Sを搬送
ベルト27上に所定のタイミングで送り出すタイミング
ローラ23とが配設されている。
【0024】一方、搬送ベルト27の下流側には、記録
紙Sに転写されたトナーを定着させるための定着装置2
8と、定着完了後の記録紙Sを積載収納する排紙トレイ
29とが配設されている。また、搬送ベルト27の上流
側と下流側にそれぞれセンサSE1、SE2が配置さ
れ、紙送りのタイミングや紙詰まり等を検出するように
なっている。
【0025】プロセス部4C、4M、4Y、4Kは、静
電複写方式で画像を形成するものであり、搬送ベルト2
7の上方に並設された感光体ドラム41C、41M、4
1Y、41Kを中心にして構成されている。感光体ドラ
ム41C、41M、41Y、41Kの周囲には、クリー
ナ42C、42M、42Y、42K、帯電チャージャ4
4C、44M、44Y、44K、現像器45C、45
M、45Y、45K等が配置されている。また、各感光
体ドラム41C、41M、41Y、41Kの直下に搬送
ベルト27を介して転写チャージャ46C、46M、4
6Y、46Kが配置されている。
【0026】搬送ベルト27は透明材、例えば、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリフッ化ビニリデン等から形
成されている。
【0027】ここで、複写機の動作について説明する。
まず、イメージリーダ部IRで得られたR、G、Bの各
色成分ごとの画像データに対して、制御部100におい
て、シェーディング補正や濃度変換、エッジ強調等の必
要なデータ処理を行う。さらに、C(シアン)、M(マ
ゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各再現色
の画像データに変換し、これらの画像データを制御部1
00の画像メモリに一旦格納する。
【0028】その後、前記画像メモリに格納された画像
データに基づいて、レーザ走査光学系5C、5M、5
Y、5Kにおいて、それぞれの再現色に対応するレーザ
光が変調発光される。感光体ドラム41C、41M、4
1Y、41Kは、図1中時計回り方向に回転しており、
帯電チャージャ44C、44M、44Y、44Kにより
表面を一様に帯電された後、前記レーザ光により露光走
査される。
【0029】かかる露光により、各感光体ドラム41
C、41M、41Y、41K上に形成された各再現色に
対応する静電潜像は、現像器45C、45M、45Y、
45Kによりそれぞれ現像され、各色トナー像とされ
る。
【0030】これらのトナー像は、感光体ドラム41
C、41M、41Y、41Kと搬送ベルト27との各対
向部において、転写チャージャ46C、46M、46
Y、46Kにより、給紙カセット21から給紙された記
録紙S上に順次重ね転写される。その後、4色のトナー
像が重ね転写された記録紙Sは、定着装置28において
加熱され、これにより各トナー像が溶融して記録紙S上
に定着される。画像定着後、記録紙Sは排紙トレイ29
に排出される。
【0031】図2は、本発明のベルト駆動装置が利用さ
れる4サイクル型のフルカラープリンタを示す。図2に
示されるプリンタ11は、像担持体としての感光体ドラ
ム41と、レーザ走査光学系5と、を備え、矢印方向に
回転する感光体ドラム41の周辺には、感光体ドラム4
1の外周面を帯電する帯電チャージャ44と、第1〜第
4の現像器45C、45M、45Y、45Kを備えた現
像装置と、転写ベルト19と、感光体ドラム41上の残
留トナーを除去する図示しないクリーニング装置と、が
配置されている。
【0032】転写ベルト19は、駆動ローラ12、従動
ローラ14、15、16に掛け渡されており、駆動ロー
ラ19と従動ローラ14の間には、更にテンションロー
ラ13が配置されて転写ベルト19にテンションを付す
ようになっている。
【0033】駆動ローラ12、従動ローラ13、15、
16、転写ベルト19及びテンションローラ13はベル
ト駆動装置を構成しており、このベルト駆動装置は後述
するように、蛇行補正が行われる。
【0034】レーザ走査光学系5は、図示しないコンピ
ュータなどから送られてくる画像信号のレベルに応じて
半導体レーザを駆動変調する。レーザ光は、図示しない
ポリゴンミラー、f−θレンズおよび折り返しミラーな
どを経由し、帯電チャージャ44と現像器45C〜45
Kとの間の位置で、感光体ドラム41に照射される。
【0035】レーザ光の照射により感光体ドラム41上
に形成された静電潜像は、現像器45Cによりシアンの
トナー像として顕像化される。このシアントナー像は、
矢印方向に回転移動する転写ベルト19上に保持され
る。
【0036】感光体ドラム41上に次に形成された静電
潜像は、第2番目の現像器45Mによりマゼンタのトナ
ー像として顕像化され、このマゼンタトナー像は、転写
ベルト19上のシアントナー像の上に重ねられる。
【0037】同様に、感光体ドラム41上に次に形成さ
れた静電潜像は、第3の現像器17によりイエローのト
ナー像として顕像化され、このイエロートナー像を転写
ベルト19上のトナー像の上に重ねることによって、フ
ルカラートナー像が作成される。
【0038】なお、第4の現像器45Kにはブラックの
トナーが収容されており、モノクロプリントが指定され
た場合には、感光体ドラム41上の静電潜像は、この第
4の現像器45Kにより顕像化される。
【0039】一方、プリンタ本体に対して着脱自在に取
り付けられる給紙カセット21には、複数枚の記録紙S
が積層した状態で収納されている。記録紙Sは、給紙ロ
ーラ22により1枚ずつ捌かれて給紙され、タイミング
ローラ23によりトナー像とタイミングをとって転写領
域Tに向けて搬送される。
【0040】この転写領域Tにおいて、転写ベルト19
上のフルカラートナー像が記録紙Sに転写される。転写
後の記録紙Sは、転写ベルト19から分離され、定着装
置28に向けて搬送ベルト27により搬送される。
【0041】記録紙S上に転写された未定着トナーが定
着装置28において溶融定着され、トナーが固定された
記録紙Sは、排紙トレイ29に排出される。本実施形態
の定着装置28はベルト方式によるものであり、その構
成については後述する。
【0042】記録紙Sへの転写が終了すると、感光体ド
ラム41は、クリーニング装置にて残留トナーが除去さ
れ、イレーサによって残留電荷が除電される。その後、
感光体ドラム41は、帯電チャージャ44によって再度
帯電され、レーザ光による潜像形成を受け、現像器45
C〜45Kによって現像される。
【0043】記録紙Sの搬送経路には記録紙Sを検出す
る複数のセンサSE11、SE12、SE13が配置さ
れ、各センサSE11、SE12、SE13で記録紙S
の先端および/または後端を検出した信号に基づいて、
プリンタ内に設けられた各部材の制御タイミングがとら
れる。
【0044】図3は、図1に示されるタンデム型のフル
カラー複写機、及び、図2に示される4サイクル型のフ
ルカラープリンタにおける定着装置28の一例を示す断
面図である。
【0045】定着装置28は、矢印a方向に回転駆動可
能に設けられた駆動ローラ31と、熱源であるハロゲン
ヒータランプ32が内蔵された加熱ローラ33と、駆動
ローラ31と加熱ローラ33との間に掛け渡されて走行
する定着ベルト34と、定着ベルト34を介して駆動ロ
ーラ31に圧接する加圧ローラ35と、オフセット防止
のための離型剤を定着ベルト34の外周面に塗布するオ
イル塗布ユニット36と、を有する。離型剤としては、
シリコンオイルが用いられる。
【0046】前記定着ベルト34は、薄肉の好ましくは
シームレスベルトであり、炭素鋼、ステンレス鋼、ニッ
ケルあるいは耐熱性樹脂などからなるベルト基材を有
し、当該ベルト基材の表面にシリコンオイルに対して親
和性が良いシリコンゴムを被覆し、トナーに対して良好
な離型性と耐熱性とを有する耐熱離型層を形成したエン
ドレスベルトである。
【0047】ベルト基材の厚さは約40μm、ゴム被覆
の厚さは約200μmである。なお、定着ベルト34の
耐熱離型層として、4フッ化エチレン樹脂を用いてもか
まわない。
【0048】前記駆動ローラ31は、その片端に図示し
ない駆動ギアが固定され、この駆動ギアに接続された図
示しないモータなどの駆動源によって矢印a方向に回転
駆動される。駆動ローラ31は、定着ベルト34の裏面
に接触して当該定着ベルト34を矢印b方向に移動させ
る。定着ベルト34を確実に移動させるために、駆動ロ
ーラ31の外周面は摩擦係数の大きな材料(例えば、シ
リコンゴム等)で被覆され、定着ベルト34との間でス
リップが発生しないようにしてある。
【0049】なお、所定量のニップ幅を確保するため、
駆動ローラ31の外周面を被覆する材料は硬度が比較的
低い材料(例えは、シリコンスポンジ)であることがさ
らに好ましい。
【0050】前記加熱ローラ33は、中空の金属ローラ
からなり、中心軸上には、ハロゲンヒータランプ32が
配置されている。熱源として、抵抗発熱体や電磁誘導加
熱装置などを使用してもよい。また、定着ベルト34に
熱を効率的に供給する観点から、加熱ローラ33は例え
ばアルミニウムや銅などのように熱伝導性の高い材料か
ら形成するのが好ましい。
【0051】前記加圧ローラ35は、金属製パイプの外
周をシリコンゴム被覆またはテフロン(登録商標)被覆
したローラからなり、スプリング37のばね力が付勢さ
れて定着ベルト34を介して駆動ローラ31に圧接して
いる。駆動ローラ31の回転に伴って定着ベルト34が
矢印b方向に移動すると、加圧ローラ35は、定着ベル
ト34との間の摩擦により、矢印c方向に従動回転す
る。駆動ローラ31および加圧ローラ35相互の表面硬
度の関係は、「加圧ローラ35の表面硬度≧駆動ローラ
31の表面硬度」に設定されている。
【0052】このような関係としたのは次の理由によ
る。つまり、加圧ローラ35と定着ベルト34とのニッ
プ部38からトナー定着後の記録紙Sを円滑に排出する
ためには、当該記録紙Sを駆動ローラ31周面から離れ
る方向あるいは平坦に送り出せばよく、このためには、
加圧ローラ35が定着ベルト34を介して駆動ローラ3
1に若干食い込むような状態で圧接すればよいからであ
る。
【0053】未定着トナーを保持した記録シートSを定
着ベルト34に触れることなくニップ部38まで案内す
るため、定着ベルト34の下方位置にガイド板39が設
けられている。また、ニップ部38の下流には排紙ガイ
ド40が設けられている。
【0054】前記オイル塗布ユニット36は、定着ベル
ト34の上方位置に配置され、定着ベルト34に塗布さ
れるオイルを内部に保持したオイル塗布ローラ50と、
オイル塗布ローラ50の表面に当接し当該オイル塗布ロ
ーラ50から供給されたオイルを定着ベルト34の外周
面に塗布するオイル転写ローラ51と、オイル転写ロー
ラ51の表面に当接し当該オイル転写ローラ51に付着
した紙粉やトナーを除去するクリーニングローラ52
と、これらのローラ50、51、52は不図示のホルダ
回転自在に支持されている。
【0055】オイル転写ローラ51は、定着ベルト34
が駆動ローラ31から加熱ローラ33に向かって移動す
る領域において当該定着ベルト34に圧接し、定着ベル
ト34に適度のテンションを加えている。これにより、
定着ベルト34の走行が安定すると共に、オイル転写ロ
ーラ51から定着ベルト34へのオイル塗布も安定す
る。
【0056】オイル塗布ローラ50は、芯金55の表面
に設けられオイルを保持するオイル保持層56と、当該
オイル保持層56の表面側に設けられた表層57とを含
む多層構造を有している。
【0057】オイル転写ローラ51は、芯金上にシリコ
ンオイルとの親和性が良いシリコンゴムを被覆して形成
され、クリーニングローラ52は、芯金上にフェルトな
どを被覆して形成されている。オイル転写ローラ51の
表面は、定着ベルト34から汚れを付着させるために当
該定着ベルト34の表面よりも表面粗さが粗くされる一
方、クリーニングローラ52の表面は、オイル転写ロー
ラ51から汚れを付着させるために当該オイル転写ロー
ラ51の表面よりも離型性を低くしている。
【0058】オイル塗布ユニット36は定着装置28の
フレームに対して着脱自在に構成され、オイル塗布ロー
ラ50の内部に保持されたオイルを使い切ったときに
は、使用済みのオイル塗布ユニット36をフレームから
取り外し、新たなオイル塗布ユニット36をフレームに
取り付ける。
【0059】なお、クリーニングローラ52に代えてク
リーニングパッドをオイル転写ローラ51の表面に接触
させてもよい。また、オイル塗布ローラ50を定着ベル
ト34に直接圧接させてもよい。
【0060】定着装置28の動作を概説する。モータを
駆動すると、駆動ローラ31が矢印a方向に回転し、定
着ベルト34が矢印b方向に走行する。定着ベルト34
の走行に伴い、加熱ローラ33が矢印d方向に従動回転
すると共に、加圧ローラ35が矢印c方向に従動回転す
る。
【0061】走行する定着ベルト34は、加熱ローラ3
3の上流側位置においてオイルが塗布された後、加熱ロ
ーラ33との接触領域においてハロゲンヒータランプ3
2からの熱によって所定の温度に加熱され、ガイド板3
9の上方をさらに走行して、加圧ローラ35との間のニ
ップ部38に進む。
【0062】一方、定着ベルト34と接触する面側に未
定着トナー49を保持した記録紙Sは、矢印e方向に沿
ってガイド板39に案内されつつニップ部38に向けて
搬送される。このとき、記録紙Sおよび未定着トナー4
9は、所定の隙間を隔てて向かい合う定着ベルト34の
熱により加熱(予熱)される。この予熱により、記録紙
S上の未定着トナー49が予め程良く軟化される。
【0063】記録紙Sがさらに搬送されてニップ部38
に突入すると、当該記録紙Sは、接触する定着ベルト3
4の熱により十分に加熱され、さらに加圧ローラ35と
駆動ローラ31との間の圧接力が加えられながら、当該
ニップ部38で挟持されつつ搬送される。
【0064】これにより、記録紙S上の未定着トナー4
9は、十分に加熱されて溶融し、さらに加圧されて記録
紙Sに定着される。定着ベルト34へのトナーの移転す
なわちオフセットは定着ベルト34表面に塗布されたオ
イルにより抑制される。
【0065】ニップ部38を通過した記録紙Sは、定着
ベルト34から自然に分離し、排紙トレイ29(図1、
図2参照)に向けて搬送される。また、記録紙Sとの接
触により熱が奪われた定着ベルト34には、所定の温度
制御の下、ハロゲンヒータランプ32から熱が補充され
る。
【0066】この定着装置28では、定着ベルト34の
加熱をオイル塗布の後に行っているため、定着ベルト3
4の温度が安定し、トナーの定着が良好に行われる。ま
た、オイル転写ローラ51が定着ベルト34にテンショ
ンを付与する。
【0067】ここで、駆動ローラ31、従動ローラをな
す加熱ローラ33、テンションローラをなすオイル転写
ローラ51、定着ベルト34はベルト駆動装置を構成し
ており、このベルト駆動装置には、後述の蛇行補正が施
されているため、定着ベルト34が円滑に安定して走行
し、ベルト寿命も延びる。
【0068】また、定着ベルト34上の紙粉、トナー等
による汚れは、定着ベルト34に当接するオイル転写ロ
ーラ51からクリーニングローラ52に付着するため、
オイル塗布ローラ50に付着することが少なくなる。こ
れにより、オイル塗布ローラ50からオイル転写ローラ
51に均一かつ安定的にオイルが供給され、その結果、
オイル転写ローラ51から定着ベルト34に均一かつ安
定的にオイルを塗布することができる。したがって、オ
フセットを確実に防止しつつ、定着ベルト34の清掃も
でき、もって、高品位の定着画像が得られる。
【0069】既に、ベルト駆動装置、すなわち、図1に
示される、駆動ローラ24、従動ローラ25、テンショ
ンローラ26、及び、搬送ベルト27から構成されるベ
ルト駆動装置、図2に示される、駆動ローラ12、従動
ローラ14、15、16、転写ベルト19及びテンショ
ンローラ13から構成されるベルト駆動装置、及び、図
3に示される駆動ローラ31、従動ローラをなす加熱ロ
ーラ33、テンションローラをなすオイル転写ローラ5
1、定着ベルト34から構成されるベルト駆動装置につ
いては、ベルトの蛇行補正が施されていることを説明し
た。
【0070】以下、この蛇行補正について共通の図4及
び図5を用いて説明するが、ここにおいて、搬送ベルト
27、転写ベルト19、及び、定着ベルト34は、単に
ベルトとし符号67を以て示し、テンションローラ2
6、テンションローラ13、及び、オイル転写ローラ5
1は、単にテンションローラとし、符号60を以て示
す。また、図3におけるスプリング37は、スプリング
に対応し、符号63、64を以て示すものとする。
【0071】図4は、テンションローラ60と、このテ
ンションローラ60によってテンションがかけられてい
るベルト67と、を主に示す斜視図である。また、図5
は、本発明実施例における蛇行補正を説明するための説
明図である。
【0072】テンションローラ60は、その両端に、端
部に向かって拡径するテーパ部61、62を備えてお
り、軸65に回転可能且つこの軸65に対し軸方向に移
動不能に支持されている。そして、軸65は支持部材7
1に対し回転不能且つ軸方向移動可能に支持部材71上
に支持されている。軸65にはその一端にねじが切られ
ており、このねじにウォームホィール74の中心に切ら
れた雌ねじが係合している。ウォームホィール74には
ウォーム75が係合しており、ウォーム75は偏動抑制
モータ73によって回転駆動されるので、偏動抑制モー
タ73が回転駆動されると、テンションローラ60がそ
の軸方向に移動することができる。
【0073】テンションローラ60はベルト67に押し
付けられているので、ベルト67には押し付け力に応じ
た張力(テンション)が作用する。上記張力は、支持部
材71を図5で上方に押し上げるスプリング63、64
によって発生させられる。
【0074】ベルト67の両端はテーパ部61、62の
テーパ面に乗り上げる形で張架されているので、テンシ
ョンローラ60の軸方向に矢印j、kで示される分力が
作用する。
【0075】この分力j、kのバランスがとれている
(f=j−k=0)とき、上記軸方向にベルト67が移
動することはないが、不可避的な誤差(例えば、部品の
寸法誤差、ローラの取り付け誤差、ベルトの周長の不均
一等)によってこのバランスが崩れる(例えばf=j−
k>0のとき)と、ベルト67が上記軸方向右に移動を
始める。この移動が進行してベルト67が左側のテーパ
部61に乗り上げる量が減少(したがって、右側のテー
パ部62に乗り上げる量が増加)して、分力j、kがバ
ランスしても、この移動がそのまましばらく続いて一旦
停止する。このとき、今度は分力j、kの大きさは逆転
している(f=j−k<0)ので、逆方向(左方向)に
ベルト67が移動を開始する。
【0076】上記逆方向の移動においても同様の現象が
起こると、正方向の移動と逆方向の移動が交互に繰り返
されるようになる。この繰り返しによってベルト67が
蛇行することになる。
【0077】本発明には、これを防止または抑制するた
めの構成が備えられている。ウォーム75は偏動抑制モ
ータ73の出力軸に結合されているので、偏動抑制モー
タ73が回転駆動されるとウォーム75に螺合したウォ
ームホィール74が回転し、ねじ送り機構によってテン
ションローラ60が軸方向に移動する。
【0078】更に、本発明実施例には、2つの端部セン
サ77、78、偏動抑制制御装置72が備えられてい
る。この端部センサ77、78は張架されているベルト
67のそれぞれの端部の位置を検出するものであって、
端部センサ77はベルト67の左端部が一定位置から更
に左に移動したときONとなり、また端部センサ78は
ベルト67の右端部が一定位置から更に右に移動したと
きONとなる。これらの信号は偏動抑制制御装置72に
入力される。
【0079】偏動抑制制御装置72は、端部センサ77
がONのとき、テンションローラ60を図5において右
に移動させるように、また、端部センサ78がONのと
き、左に移動させるように偏動抑制モータ73を制御す
る。
【0080】何らかの理由で、j>kとなりf=j−k
>0の力(右向きの力)が生じたとするとベルト67
は、右方向に移動を開始する。右方向の移動が進行すれ
ばするほど分力kが大きくなってくるため、f=j−k
=0となり、右方向の移動は一旦停止する。ローラの取
り付け誤差等は変化しないため、力fが小さいときは、
ベルト67は自然的に中心方向へ収束する。
【0081】しかしながら、力fが大きいときには、上
記右方向の移動が開始した直後にベルト67が端部セン
サ78にまで到達してしまう。これによって端部センサ
78がONとなり、偏動抑制制御装置72が偏動抑制モ
ータ73を回転させて、軸65、したがって、テンショ
ンローラ60を左方向に移動させ、分力kを大とするこ
とでf=0にする。この結果端部センサ78の出力はO
FFになり偏動抑制モータ73の回転が停止し、テンシ
ョンローラ60の移動が停止する。
【0082】逆に、j<kとなりf=j−kの値が負に
なったとすると、ベルト67は左方向に移動を開始す
る。左方向の移動が進行すればするほど分力jが大きく
なってくるため、f=j−k=0となり、左方向の移動
は一旦停止する。ローラの取り付け誤差等は変化しない
ため、力f(絶対値)が小さいときは、ベルト67は自
然的に中心方向へ収束する。
【0083】しかしながら、力f(絶対値)が大きいと
きには、上記左方向の移動が開始した直後にベルト67
が端部センサ77にまで到達してしまう。これによって
端部センサ77がONとなり、偏動抑制制御装置72が
偏動抑制モータ73を回転させて、軸65、したがっ
て、テンションローラ60を右方向に移動させ、分力j
を大とすることでf=0にする。この結果端部センサ7
7の出力はOFFになり偏動抑制モータ73の回転が停
止し、テンションローラ60の移動が停止する。
【0084】なお、テンションローラをベルトの外側か
ら当てることも内側から当てることも可能であり、それ
ぞれのベルト駆動装置の事情に応じてどちらにするかが
決められる。
【0085】また、以上に開示した例では、テンション
ローラ60の軸65を軸方向に直接移動させる構造とな
っているが、どのような機構によろうともテンションロ
ーラ60がその回転とは関係なくその軸方向に移動でき
るようにすれば足り、例えば、テンションローラ60を
支持する支持部材71自体を同方向に移動させる構造と
することも可能である。
【0086】また、テーパ部61、62はそのテーパ面
が直線輪郭とされているが、これを例えば、鼓型の一部
のような曲線輪郭とすることも可能である。
【0087】このように、図1に示される、搬送ベルト
27のためのベルト駆動装置、図2に示される、転写ベ
ルト19のためのベルト駆動装置、及び、図3に示され
る定着ベルト34のためのベルト駆動装置については、
上に説明したベルト駆動装置を使用することができ、こ
うすることによりベルトの蛇行が防止される。
【0088】
【発明の効果】本発明は、テンションローラの両端にテ
ーパ部を設けてこれをベルトに圧接することで中心方向
に補正力をかけるため、たとえベルトの偏動が生じたと
してもベルトの端部に損傷を与えることなく蛇行を補正
することができる。
【0089】また、ベルトのテンションが大きくなって
も、ベルト蛇行方向と逆方向に充分な移動力を与え、ベ
ルト端面の折れを防止することができ、更にベルト蛇行
が収束しやすいという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルト駆動装置が利用されるタンデム
型のフルカラー複写機を示す説明図である。
【図2】本発明のベルト駆動装置が利用される4サイク
ル型のフルカラープリンタを示す説明図である。
【図3】図1に示されるタンデム型のフルカラー複写
機、及び、図2に示される4サイクル型のフルカラープ
リンタにおける定着装置28の一例を示す断面図であ
る。
【図4】テンションローラ60と、このテンションロー
ラ60によってテンションがかけられているベルト67
と、を主に示す斜視図である。
【図5】本発明実施例における蛇行補正を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
2 搬送部 11 プリンタ 12 駆動ローラ 13 テンションローラ 14、15、16 従動ローラ 20 記録紙搬送路 21 給紙カセット 22 給紙ローラ 23 タイミングローラ 24 駆動ローラ 25 従動ローラ 26 テンションローラ 27 搬送ベルト 28 定着装置 29 排紙トレイ 31 駆動ローラ 32 ハロゲンヒータランプ 33 加熱ローラ 34 定着ベルト 35 加圧ローラ 36 オイル塗布ユニット 37 スプリング 38 ニップ部 39 ガイド板 40 排紙ガイド 49 未定着トナー 50 オイル塗布ローラ 51 オイル転写ローラ 52 クリーニングローラ 55 芯金 56 オイル保持層 57 表層 60 テンションローラ 61、62 テーパ部 65 軸 67 ベルト 71 支持部材 72 偏動抑制制御装置 73 偏動抑制モータ 74 ウォームホィール 75 ウォーム 77、78 端部センサ j、k 分力 100 制御部 3C、3M、3Y、3K 作像部 4C、4M、4Y、4K プロセス部 5、5C、5M、5Y、5K レーザ走査光学系 41、41C、41M、41Y、41K 感光体ドラム 42C、42M、42Y、42K クリーナ 44、44C、44M、44Y、44K 帯電チャージ
ャ 45C、45M、45Y、45K 現像器 46C、46M、46Y、46K 転写チャージャ IR イメージリーダ部 PR プリント部 S 記録紙 SE1、SE2、SE11、SE12、SE13 セン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H032 BA09 BA18 CA01 2H033 BA11 BE03 CA01 CA26 2H035 CB06 CF02 CG03 3F049 AA10 BB01 BB07 BB11 LA01 LB03 3J103 AA03 AA12 AA74 BA46 CA05 CA25 CA36 CA66 CA78 FA05 GA02 GA32 GA52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトを張架するための駆動ローラと、 軸端に向かって径が大きくなるテーパー部を両端に有す
    る蛇行補正ローラと、 テーパーを有する面を含め上記蛇行補正ローラの外周面
    を上記ベルトの内周面または外周面の軸方向全面に所定
    のテンションで接触させるテンション付与手段と、 上記ベルトの蛇行を検知するベルト蛇行検知手段と、 上記蛇行補正ローラをローラ軸方向に駆動する蛇行補正
    ローラ駆動手段と、 上記ベルト蛇行検知手段のベルト蛇行検知に応じて上記
    蛇行補正ローラ駆動手段を駆動制御する制御手段と、を
    備えたことを特徴とするベルト駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたベルト駆動装置に
    おいて、 上記ベルトは、像担持体と接触することを特徴とするベ
    ルト駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されたベルト駆動装置に
    おいて、 上記ベルトは、像担持体と接触し且つ像形成部から像転
    写される転写ベルトであることを特徴とするベルト駆動
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載されたベルト駆動装置に
    おいて、 上記ベルトは、像担持体と接触し且つ像担持体の像を定
    着させる定着ベルトであることを特徴とするベルト駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 シートに保持されたトナー像を定着する
    ために複数のローラに張架されて走行する定着ベルト
    と、 定着ベルトにオイルを塗布し、定着ベルトの蛇行を補正
    する蛇行補正ローラと、を備えた定着装置において、 請求項1に記載のベルト駆動装置におけるベルト及び蛇
    行補正ローラをそれぞれ上記定着ベルト及び上記蛇行補
    正ローラとして使用した請求項1に記載のベルト駆動装
    置を備えたことを特徴とする定着装置。
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