JP2010026249A - ベルト駆動装置及びこれを備えた画像投射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】無端ベルト5と、前記無端ベルト5を張架し走行させる複数のローラ50,51,52,53と、前記ローラ上における無端ベルト5の幅方向の端部位置を検知するセンサ64と、前記センサ64の出力に基づいて、前記無端ベルトの走行位置を制御する走行位置制御装置58とを備えることを特徴とするベルト駆動装置。
【選択図】図1
Description
(実施形態1)
本発明の実施形態1のベルト駆動装置を図1により説明する。図1は、本発明のベルト駆動装置の概略構成を表す斜視図である。無端状ベルトはベルト駆動ローラ(50)、張架ローラ(51)、(52)、(53)により張架され、ベルト駆動ローラ(50)により駆動可能としている。張架ローラ(51)は軸受(56)、(57)により支持されており、軸受(56)、(57)はスプリング(54),(55)により押圧され、無端ベルトにテンションをかけている。揺動アーム(58)はスプリング(54)を介し軸受(56)と接続され、またスプリング(59)と偏心カム(60)によって支持されている。ステアリングモータ(61)はギヤを介し、偏心カム(60)と接続され、ステアリングモータ(61)が回転することによって揺動アーム(58)が上下する。揺動アーム(58)の上下動によって、張架ローラ(51)の軸受(56)が、軸受(57)を支点として、無端ベルトの走行方向に対しほぼ垂直に上下動して、張架ローラ(51)に軸方向の傾斜をつくる。
実施形態2は、本発明の画像形成装置である。図3には、本発明の実施形態2のベルト駆動装置を備えた画像形成装置の概略構成図を示す。この画像形成装置は、図3に示すように複数の感光体1Y,1C,1M,1B(以下、特定しない場合には単に感光体1と云う)にそれぞれ個別に現像装置2Y,2C,2M,2B(以下、特定しない場合には単に現像装置2と云う)、転写装置3Y,3C,3M,3B(以下、特定しない場合には単に転写装置3と云う)を備え、各感光体1上にそれぞれ単色のトナー画像を形成し、それらの単色トナー画像を中間転写ベルト5と接触させて中間転写ベルト5上に順次転写して合成カラー画像を形成し、それを記録紙等の転写媒体に一括転写し、定着装置25により記録紙にトナー像が熱定着するタンデム型の電子写真装置(カラー複写機あるいはカラープリンタ)である。
実施形態3は、本発明の画像形成装置である。図4には、本発明の実施形態3の画像形成装置の概略構成図を示す。この実施形態3の画像形成装置は、感光体上の画像を直接記録紙に転写させる直接転写方式の画像形成装置であり、図3と対応する部分には同一の符号を付してある。この画像形成装置は、色の異なる画像が複数の感光体1Y,1C,1M,1B上に形成され、転写装置3により、各画像が各感光体1Y,1C,1M,1Bにそれぞれ対応する転写位置で直接記録紙である転写紙Pに転写される。転写搬送ベルト30上に上記各転写位置で必要に応じて転写装置(転写ローラ)3Y,3C,3M,3Bを上下させる。転写装置3は接離機構4YCM,4Bは作動させることで上下し、転写搬送ベルト30と接触、離間を可能としている。
実施形態4は、実施形態1のベルト駆動装置の変形例である。図5は、このベルト駆動装置の走行中の無端ベルト(5)の蛇行を検知するセンサ(64)が張架ローラ(51)上の無端ベルト(5)の端部近傍の反射光を検知している状態を示した図である。図6は、図5において無端ベルト(5)が蛇行して、張架ローラ(51)上の無端ベルト(5)の端部が右寄り、基準位置、及び左寄りに移動したときのセンサ64の検知位置の無端ベルト(5)の端部との相対位置を示している。無端ベルト(5)が、張架する張架ローラ(51)にベルト走行方向に対し垂直に均一に張られているとき(このとき張架ローラ(51)は、他の張架ローラ(50)等と回転軸が平行になっている。)を基準位置とし、(蛇行センサ)は無端ベルト(5)と張架ローラ(51)の境界の領域を検知するように設ける。センサ(64)は赤外発行ダイオード等で光を対象物の所定範囲に照射し、その反射光を受光し、対象物の所定範囲からの受光レベルに比例した強度の出力をする。
図12は張架ローラ(51)の両側に無端ベルト(5)の蛇行を検出するセンサ(64)を設置した構成図である。図13は、無端ベルト(5)が移動したときのセンサ(64)が出力するレベルを示した図である。無端ベルト(5)が張架する張架ローラ(50)、(51)に正常に張架され蛇行することなく走行しているときを基準とし、センサ(65)とセンサ(66)は、それぞれ張架ローラ(51)上の無端ベルト(5)の両端部近傍に設ける。センサ(65)、(66)は、赤外発行ダイオード等で光を対象物のある範囲に照射し、その反射光を受光し、受光レベルに比例した出力をする。図13に示す様に、無端ベルト(5)のみの反射出力をV1とし、張架ローラ(51)のみの反射出力をV2とし、無端ベルト(5)に比べて張架ローラ(51)の反射率の方が高いとすると、無端ベルト(5)が基準位置から移動すると、センサ(65)とセンサ(66)の出力が変化する。例えば、無端ベルト(5)がセンサ(66)側に寄ると、センサ(66)の出力は低下し、センサ(65)の出力は高くなる。また、無端ベルト(5)がセンサ(65)側に寄ると、センサ(65)の出力は低下し、センサ(66)は高くなる。よって、両センサ(65)、(66)の出力レベルの差が一定(基準位置における差)になるように、ステアリング装置を作動させて、張架ローラ(51)を傾けて制御すればよい。
図19に示すように、無端ベルト(5)の蛇行の判定に幅を持たせることもできる。図19においては、図13と同じように、無端ベルト(5)の位置に対してセンサ(65)、(66)の出力値をVtf、Vtrとして表している。無端ベルト(5)の基準位置に対して、右寄りの許容値c、左寄りの許容値dを設けている。そして、許容値c寄りもさらに右寄りにエラー値d1、許容値d寄りもさらに左寄りにエラー値c1を設けている。エラー値c1、d1は、無端ベルト(5)の位置がこれを超えて蛇行したら、ベルト駆動装置は運転不能と判断する制限値である。
図22は、無端ベルト(5)の端部位置を検知するセンサとして、フォトダーオードアレイを用いたときの実施形態である。無端ベルト(5)が張架ローラ(51)にベルト走行方向に垂直に均一に張られたときを基準位置とし、フォトダイオードアレイ(70)を張架ローラ(51)上の無端ベルト(5)の端部位置近傍に配置する。光源(71)により光を対象物に照射し、その反射光を複数個並ぶフォトダイオードが受光し、順次受光レベルに比例した出力をする。フォトダイオードアレイ(70)中に並んだ個々のフォトダイオードの出力レベルにより、無端ベルト(5)か張架ローラ(51)かを判別し無端ベルト(5)の端部位置を検知する。フォトダイオードとしては、例えば、汎用的に使われているCCDを用いるとよい。
2 現像装置
3 転写装置
4 接離機構
5 無端ベルト
6 帯電装置
7 クリーニング装置
8 除電装値
9 レーザ書き込み部
21,32 駆動ローラ
22,23,33 張架ローラ
50 駆動ローラ
51,52,53 張架ローラ
51a 溝
51r,51f 張架ローラ端部
54,55 スプリング
56,57 軸受け
58 揺動アーム
59 スプリング
60 偏心カム
61 ステアリングモータ
62 遮蔽板
63 ホームポジションセンサ
64,65,66 センサ
70 フォトダイオードアレイ
71 光源
Claims (9)
- 無端ベルトと、
前記無端ベルトを張架し走行させる複数のローラと、
前記ローラ上における無端ベルトの幅方向の端部位置を検知するセンサと、
前記センサの出力に基づいて、前記無端ベルトの走行位置を制御する走行位置制御装置とを備えることを特徴とするベルト駆動装置。 - 前記センサは、前記無端ベルトと前記ローラの光学特性の相違に基づいて、前記端部位置を検知することを特徴とする請求項1に記載のベルト駆動装置。
- 前記光学特性は、光の反射率であり、
前記センサは、前記端部位置近傍の所定領域における無端ベルト及びローラからの光量を測定する光学センサであることを特徴とする請求項1又は2に記載のベルト駆動装置。 - 前記センサは、フォトダイオードアレイであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のベルト駆動装置。
- 前記センサは、複数の前記端部位置を検知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のベルト駆動装置。
- 前記走行位置制御装置は、ローラの一端を前記無端ベルトの走行方向に垂直に移動させて、前記ローラの軸を傾斜させることにより、前記無端ベルトのローラ上における走行位置を制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のベルト駆動装置。
- 前記センサは、前記走行位置制御装置により一端を移動されるローラ上の前記端部位置を検知することを特徴とする請求項6に記載のベルト駆動装置。
- 前記センサは、前記走行位置制御装置により移動されるローラの、移動される側の一端における端部位置を検知することを特徴とする請求項7に記載のベルト駆動装置。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載のベルト駆動装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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JP2008187657A JP2010026249A (ja) | 2008-07-18 | 2008-07-18 | ベルト駆動装置及びこれを備えた画像投射装置 |
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2008
- 2008-07-18 JP JP2008187657A patent/JP2010026249A/ja active Pending
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