JP2001147493A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001147493A
JP2001147493A JP32999499A JP32999499A JP2001147493A JP 2001147493 A JP2001147493 A JP 2001147493A JP 32999499 A JP32999499 A JP 32999499A JP 32999499 A JP32999499 A JP 32999499A JP 2001147493 A JP2001147493 A JP 2001147493A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子撮像した画像を銀塩ロールフイルムに露光
し、プリントサイズの自由度のアップと、焼き増しのコ
ストダウンを達成できるカメラを提供する。 【解決手段】CCD37から出力された撮像信号は、所
定の信号処理を経て画像データに変換され、メインメモ
リ44又は外部メモリ58に格納される。CPU32は
入力された画像データに基づいて光プリンタのラインヘ
ッド68を駆動制御し、写真フイルム63に画像を露光
する。パノラマ画像など写真フイルム63の長手方向に
ついて任意の長さで記録できる。また、ラインヘッド6
8によって、写真フイルム63のコマとコマの間の領域
に撮影日時や撮影条件等の付加情報を記録する。このと
き書き込まれる付加情報の量に応じてコマ間の距離が変
更される。カメラのCPU32は、写真フイルム63の
残りフイルム長を把握し、残りフイルム長が所定長より
も短い場合に、フイルムを巻き戻す制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカメラに係り、特に
撮像素子を用いて光学像を電気信号に変換し、得られた
撮像データに基づいて写真フイルムに画像情報を記録す
るフイルムレコーダ付き電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平10−104736号公報や特開
平8−194246号公報には、CCDなどの撮像素子
を用いて被写体像を撮像する電子撮像装置と、銀塩フイ
ルムに被写体像を光学的に記録する銀塩撮影装置とを兼
備したカメラ(複合カメラ)が開示されている。かかる
複合カメラでは、撮像素子で撮像した画像をモニタ(電
子ビューファインダなど)に表示する一方、撮影レンズ
から入光した被写体像を直接銀塩フイルムに露光するよ
うになっている。
【0003】これに対し、特開平8−129232号公
報には、ビデオ信号に基づいて発光部の発光素子を制御
し、ビデオ信号の画像を写真フイルムに露光させるフイ
ルムレコーダが開示され、特開平9−1858号公報に
は、蛍光発光管とRGB3色切り換えフィルタを具備し
たプリンタヘッドによってカラーフイルムにビデオ画像
をプリントするプリンタが開示されている。
【0004】また、本出願人は、特願平10−1271
17号において、インスタントフイルムに露光を与える
光プリンタを内蔵したデジタルスチルカメラを提案して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
複合カメラは、電子撮像した画像は写真フイルムに露光
することはできない。また、電子撮像した画像をインス
タントフイルムに記録するカメラの場合、インスタント
フイルムは定形形状であることから、プリントサイズの
自由度がなく、複数枚プリント(焼き増し)が高価であ
る。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、電子撮像した画像を銀塩写真フイルムに露光
し、プリントサイズの自由度のアップと、焼き増しのコ
ストダウンを達成できるカメラを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のカメラは、被写体を撮像して撮像信号を出力
するイメージセンサと、画像データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段から読み出された画像データに基づい
て写真フイルムを露光して前記写真フイルムに画像を記
録する光プリンタと、を備えたことを特徴としている。
【0008】イメージセンサから出力された撮像信号
は、所定の信号処理を経て画像データに変換される。こ
の画像データは記憶手段に記憶することができる。前記
記憶手段から読み出した画像データに基づいて光プリン
タが駆動制御され、光プリンタが発する光によって写真
フイルムに画像が記録される(以下、光プリンタによっ
て写真フイルムに情報を記録することを「印画」と呼ぶ
ことにする。)搬送手段は光プリンタによる印画時又は
印画終了後に写真フイルムを搬送する。
【0009】本発明によれば、イメージセンサを介して
電子撮像した画像を写真フイルムに露光することがで
き、プリントサイズの自由度のアップと、焼き増しのコ
ストダウンを達成できる。なお、光プリンタは、発光部
を有する光ヘッドと、該光ヘッドと写真フイルムに相対
速度を与える駆動手段とから構成されるが、駆動手段は
フイルムの搬送手段で兼用することが可能である。
【0010】記憶手段は、カメラボディに着脱可能な外
部メモリであってもよいし、カメラ内蔵のメモリでもよ
い。外部メモリを利用する時は、当該カメラ以外の撮像
装置で取得した画像や、パソコン等で編集した画像、図
面、文書などを当該カメラによって写真フイルムに印画
することが可能である。
【0011】写真フイルムとしては、35mmフイルム
や24mmフイルムの如く、遮光容器内にロール状に巻
回収納されて成る銀塩ロールフイルムを用いることがで
きる。ロールフイルムを使用するカメラの場合、フイル
ムの長手方向に関して画像を記録する長さを変更し得る
ように構成する態様が好ましい。かかる態様によれば、
パノラマ画像なども自由な長さで記録することができ
る。
【0012】また、前記光プリンタを用いてロールフイ
ルムのコマとコマの間の領域に付加情報を記録し得るよ
うに構成する態様も好ましい。付加情報としては、撮影
日時や撮影条件などの文字情報のみならず、模様やバナ
ー画像などでもよい。更に、フイルムのコマ間に付加情
報を記録する場合、その情報の量に応じてコマ間の距離
を変更する機能を付加する態様が好ましい。
【0013】前記光プリンタとして、発光部が印画時の
主走査方向に沿って1列又は複数列に線状に配置されて
成るラインヘッドを備えたラインプリンタを適用する態
様がある。この場合、前記ラインヘッドを主走査方向に
移動させる移動手段(主走査方向移動手段)を付加する
ことにより、一層高解像度の印画が可能になる。
【0014】本発明の他の態様によれば、カメラに搭載
される前記光プリンタは、白色光源と色分解フィルタと
から構成されていることを特徴としている。かかる態様
において更に、前記色分解フィルタを写真フイルムの搬
送方向に移動させる機構を付加し、当該機構によって色
分解フィルタをヘッドに対して相対的に移動させて、フ
ィルタの切り換えを行う態様がある。
【0015】光プリンタの一態様として、発光手段と、
屈折率分布型レンズアレイ(セルフォックレンズアレ
イ)と、から成るプリントヘッドを備えた光プリンタを
適用することができる。
【0016】本発明のカメラにおいて、前記写真フイル
ムの残りフイルム長を把握し、残りフイルム長が所定長
よりも短い場合に、フイルムを巻き戻すように前記フイ
ルム搬送手段を制御する制御部を付加する態様がある。
また、本発明のカメラにおいて通信手段を付加し、外部
機器との間でデータの送受信を行うことができるように
構成する態様がある。更に、本発明のカメラにおいて、
露出補正指示手段を付加し、撮影時、前記記憶手段への
画像データの書き込み時、及び前記写真フイルムへの記
録時のうち少なくとも一つの場合において露出補正が有
効になるように構成する態様も好ましい。
【0017】また、本発明の他の態様に係るカメラは、
写真フイルムの感度情報を取得する情報取得手段と、前
記情報取得手段で得た感度情報に応じて前記光プリンタ
による露光を調整する露光調整手段が付加されているこ
とを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0019】図1は本発明の実施の形態に係るカメラの
斜視図である。このカメラ1の本体2前面には、ズーム
機能を有する撮影レンズ3の鏡胴4、ファインダー窓
5、ストロボ発光部6、セルフタイマーランプ7等が設
けられている。撮影レンズ3の後方には撮像素子として
のCCDイメージセンサ(以下、CCDという。)が配
置されている。
【0020】また、本体2上面には、シャッターボタン
8が設けられている。シャッターボタン8は2段階式に
構成され、シャッターボタン8を軽く押して止める「半
押し」の状態で自動ピント合わせ(AF)及び自動露出
制御(AE)が作動してAFとAEをロックし、「半押
し」から更に押し込む「全押し」の状態で撮影が実行さ
れる。なお、AE、AFは前記CCDから取得される撮
像信号に基づいて制御される。もちろん、周知の測光セ
ンサやAF投光/受光センサからなる測距センサ等を用
いてもよい。
【0021】本体2の側面には、メモリカード9を挿入
するためのカードスロット10が設けられている。メモ
リカード9には、例えばスマートメディアが用いられ
る。記録媒体の態様はこれに限らず、PCカード、コン
パクトフラッシュ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気
ディスク、メモリスティックなど種々のリムーバブルメ
ディアを使用することが可能であり、使用される媒体に
応じた信号の処理手段とインターフェースが適用され
る。
【0022】図2に示すように、カメラ1の背面には、
メイン電源スイッチ12、液晶表示部13、十字ボタン
14、ファインダ接眼部15、各種操作ツマミ16、操
作キー17等が設けられている。液晶表示部13には、
CCDで撮像した画像が表示されるとともに、メモリカ
ード9から読み出した再生画像が表示される。また、液
晶表示部13には、カメラのモード設定その他の各種設
定・選択操作に必要なメニューや選択項目、メモリカー
ド9の残記憶容量表示、撮影可能画像数、再生画像のコ
マ番号、電池の残量等のカメラ機能に関連する情報も表
示させることができる。表示手段としては、液晶ディス
プレイ(LCD)に限らず、エレクトロルミネッセンス
(EL)その他の表示装置を適用することができる。
【0023】十字ボタン14は、上下左右のいずれかの
縁部を押圧することによって十字ボタン14が傾き、対
応する四方向(上、下、右、左)の指示を入力できるよ
うにしたものであり、モード等の設定における各種設定
項目の選択や、設定内容の変更を指示する入力手段とし
て使用されるとともに、電子ズームの倍率調整、ズーム
中心の移動指示、再生コマの送り/戻しを指示する手段
(画像選択手段)、ズーム操作手段として用いられる。
【0024】本体2の底面には、フイルムカートリッジ
18を着脱する際に開閉されるカートリッジ蓋19がヒ
ンジ20を介して設けられている。本体2内にはカート
リッジ蓋19を閉じることにより遮光されるカートリッ
ジ収納室21が形成されている。符合22はカートリッ
ジ蓋19を開放させるためのツマミ部材である。ツマミ
部材22を操作するとロック機構が解除されカートリッ
ジ蓋19が開放される。
【0025】図2には24mmフイルムのフイルムカー
トリッジ18を使用するカメラ1が示されているが、本
発明の適用範囲はこれに限らず、35mmフイルムその
他の銀塩写真フイルムを使用するカメラに適用できる。
【0026】図3はカメラ1の背面図である。同図に示
すように、カメラ1は操作ツマミ16として、記録モー
ド設定ツマミ23、単写/連写の選択ツマミ24、メモ
リ/フイルムの選択ツマミ25、及び露出補正ダイヤル
26を備えている。なお、これらツマミに代えて、液晶
表示部13の設定画面上で各設定を行えるようにしても
よい。
【0027】記録モード設定ツマミ23は、シャッター
ボタン8を押して撮影した画像を写真フイルムに直ぐに
記録するか、それとも撮影時のデータをメモリに格納し
ておき、後でフイルムへの記録を指示した時に記録を実
行するかという記録モードの設定を切り換えるための手
段である。
【0028】単写/連写の選択ツマミ24は、一回のシ
ャッターボタン8の押下操作によって1つの画像を取り
込む単写モードと、複数の画像を連続的に取り込む連写
モードとを切り替えるための手段である。メモリ/フイ
ルムの選択ツマミ25は、撮影画像をメモリに記録する
か、それともフイルム記録を行うかの選択手段である。
【0029】露出補正ダイヤル26は、撮影時、メ
モリ書き込み時、フイルム書き込み時の各段階で露出
補正を行うことができる。ユーザーは撮影状況に応じて
露出補正ダイヤル26を操作することにより、±0EV
(補正無し)、±1/2EV、±1EVの何れかを選択
できる。
【0030】また、カメラ1は操作キー17として、一
コマ拡大/全コマ切換スイッチ27、コマ決定スイッチ
28、プリント(REC)スイッチ29を備えている。一コ
マ拡大/全コマ切換スイッチ27は、再生画像を液晶表
示部13に表示する際に特定の一コマだけを拡大して表
示する場合に操作される。同スイッチ27をもう一度押
すと全コマ表示(一覧表示)に戻る。
【0031】全コマ表示において一画面で全てのコマを
表示しきれない場合には、ページを分けて表示する。全
コマ表示中に、十字ボタン14を操作して所望のコマを
選択し、コマ決定スイッチ28を押すと、当該コマ画像
が処理の対象となる。プリント(REC)スイッチ29は、
フイルム(メモリ)への書き出しを指示するスイッチで
ある。
【0032】図4はカメラ1のブロック図である。撮像
光学系31は撮影レンズ3及び絞り(不図示)を含み、
CPU32の指令に基づいてAFモータドライバ34及
びアイリスモータドライバ35が制御され、焦点調整の
ためのレンズ駆動及び絞り調整のためのアイリス駆動が
行われる。
【0033】撮像光学系31を介してCCD37の受光
面に結像された被写体像は、各センサで入射光量に応じ
た量の信号電荷に変換される。このようにして蓄積され
た信号電荷は、図示しないCCD駆動回路から加えられ
るリードゲートパルスによってシフトレジスタに読み出
され、レジスタ転送パルスによって信号電荷に応じた電
圧信号(アナログ画像信号)として順次読み出される。
【0034】CCD37には、シャッタゲートを介して
シャッタドレインが設けられており、シャッタゲートを
シャッタゲートパルスによって駆動することにより、蓄
積した信号電荷をシャッタドレインに掃き出すことがで
きる。すなわち、CCD37は、シャッタゲートパルス
によって各センサに蓄積される電荷の蓄積時間(シャッ
タスピード)を制御する、いわゆる電子シャッタ機能を
有している。
【0035】CCD37から読み出されたアナログ画像
信号は、アナログ処理部38に送られ、アナログ処理部
38において相関二重サンプリング(CDS)処理並び
にR,G,Bの各色信号に色分離された後、ホワイトバ
ランスアンプ39に加えられる。
【0036】ホワイトバランスアンプ39は、入力する
R,G,B信号を適宜のゲインで増幅し、ホワイトバラ
ンスを調整する。ホワイトバランスアンプ39から出力
されたR,G,B信号は、ガンマ補正回路40に加えら
れ、ここでガンマ補正されて点順次化回路41に加えら
れる。点順次化回路41は、同時式で入力するR,G,
B信号を点順次式に変えてA/Dコンバータ42に出力
する。A/Dコンバータ42は、点順次で入力するR,
G,B信号を順次デジタル信号に変換する。これらの
R,G,B信号は、メモリコントローラ43を介してメ
インメモリ44に格納される。
【0037】CPU32は、バスライン45を介してメ
モリコントローラ43、画像処理手段46、圧縮伸張回
路48、YC信号作成回路49、外部メモリインターフ
ェース50、通信手段51、液晶ディスプレイ(LC
D)ドライバ52、及びラインメモリ53と接続されて
おり、操作スイッチ群54からの入力に基づいてシステ
ム内の各回路を統括制御する。操作スイッチ群54は、
シャッターボタン8、十字ボタン14、操作ツマミ1
6、操作キー17等を含むブロックである。
【0038】CPU32は、オートフォーカス(A
F)、自動露光制御(AE)、オートストロボ、オート
ホワイトバランス等の制御を行う処理部として機能す
る。CPU32は、撮像信号から得られる焦点評価情
報、或いは、図示せぬAFセンサから入力される測距情
報等のAF情報に基づいてAFモータドライバ34を介
してAFモータ(図示せず)を駆動し、撮影光学系31
のフォーカスレンズを合焦位置に移動させる。
【0039】また、CPU32は、1フレームのR,
G,Bのデジタル信号を積算した積算値(AE情報)
や、R,G,Bの各色毎に積算した色積算値(AWB情
報)を求めている。そして、AE情報に基づいて絞り値
とシャッタスピードを決定し、その決定した絞り値とな
るようにアイリスモータドライバ35及びアイリスモー
タ(図示せず)を介して絞りを駆動するとともに、決定
したシャッタスピードとなるように電子シャッタによっ
て電荷の蓄積時間を制御する。更に、CPU32は前記
求めたAWB情報に基づいてR,G,B信号のゲインを
決定し、電子ボリューム55を介してホワイトバランス
アンプ39の各ゲインを制御する。
【0040】画像処理手段46は、画像データに対して
露出補正ダイヤル26による効果を付加する処理ブロッ
クである。
【0041】YC信号作成回路49は、入力するR,
G,Bのデジタル信号から輝度信号Yと、クロマ信号C
(色差信号B−Y,R−Y)とを作成する。輝度信号
(Y信号)はエンコーダ56に加えられ、クロマ信号
(C信号)は方式変換回路57において輝度・色差信号
(YCB R )の4:4:4方式から4:2:2方式の
信号に変換された後、エンコーダ56に加えられる。
【0042】エンコーダ56は、入力する輝度信号Y,
色差信号B−Y,R−Yに基づいて、NTSC方式など
の所定のカラー複合映像信号を生成し、これを図示しな
いビデオ出力端子に出力する。
【0043】圧縮伸張回路48は、非圧縮データを圧縮
し、又は圧縮データを非圧縮データに伸張処理するもの
で、画像データを圧縮記録する場合には、YC信号作成
回路49を介して作成された1フレーム分の輝度信号
Y、クロマ信号Cを所定の形式で圧縮し、その圧縮デー
タを外部メモリインターフェース50を介してメモリカ
ード9等の外部メモリ58に記録する。また、外部メモ
リ58から外部メモリインターフェース50を介して圧
縮データを読み出す場合には、読み出した圧縮データを
非圧縮データに伸張処理し、これをメモリコントローラ
43を介してメインメモリ44に格納する。
【0044】通信手段51には、外部プリンタ、パーソ
ナルコンピュータ(パソコン)等の外部機器60が有線
又は無線のインターフェースを介して接続され、外部機
器60との間で画像データを授受することができる。ま
た、外部機器60から撮影を行うための外部トリガ(撮
影開始指示信号)を入力することもできる。
【0045】LCDドライバ52は、CCD37で撮像
中の画像(スルー画像)や、シャッターボタン8の押圧
操作に呼応して取得した画像のプレビュー画像、或い
は、メモリカード9等から読み出した再生画像等をLC
D(液晶表示部13に相当)61に表示させるようにL
CD61を駆動する。
【0046】次に、当該カメラ1における写真フイルム
63への情報の書き込み手段(光プリンタ)の構成を説
明する。カメラ1には、写真フイルム63の情報を読み
取る情報読取手段64、写真フイルム63を搬送する動
力源となるモータ(フイルム搬送用モータという。)6
6、該モータ66を駆動するモータドライバ67、ライ
ンメモリ53から供給されるデータに基づいて写真フイ
ルム63を露光するラインヘッド68、ラインヘッド6
8の光源と写真フイルム63の間に配置されるフィルタ
69、ラインヘッド68を駆動するヘッドドライバ7
0、CPU32からの制御信号を適宜変換してヘッドド
ライバ70に出力するルックアップテーブル(LUT)
71、ヘッドをスキャン移動させる動力源となるモータ
(ヘッドスキャン用モータという。)72、該モータ7
2を駆動するモータドライバ73、ラインヘッド68を
主走査方向に微小移動させる圧電素子74、及び圧電素
子ドライバ75が設けられている。
【0047】24mmフイルムが用いられる場合、情報
読取手段64はデータディスクに付されているバーコー
ドを読み取る手段である。データディスクはカートリッ
ジスプールと一体に形成されており、このカートリッジ
スプールを回転させ、カメラ側に配置したフォトリフレ
クターでバーコード情報を読み取るようになっている。
バーコードには、フイルム感度、フイルム枚数、フイル
ムの種類(カラーネガ、カラーリバーサル、白黒、その
他)など各種の情報が入っている。
【0048】また、35mmフイルムが用いられる場
合、情報読取手段64はパトローネ(遮光容器)の表面
に形成されているCASコード(Camera Auto-sensing
Code)を読み取る手段である。35mmフイルムでは、
パトローネ表面にチェッカーフラッグ状の導電・非導電
の接点パターン(このコードはDXコードと呼ばれてい
る。)が設けられており、これをカメラの端子で検出す
ることにより、フイルム感度やラチチュード等のフイル
ム情報をカメラで自動取得することができる。
【0049】情報読取手段64で得られたフイルム情報
(フイルム長さ、フイルム感度、ラチチュード等の情
報)はCPU32に入力される。ルックアップテーブル
71は、CPU32のコマンドにしたがってフイルム感
度及びラチチュード情報により、露出時間を変更する変
換テーブルである。
【0050】図5にはラインヘッド68の一例が示され
ている。同図(a)に示すラインヘッド68は発光素子
77が長手方向に2列のライン状に配列された形態を有
し、2つの発光素子列は千鳥格子模様を形成する如く、
互いに図5の上下方向にPだけずれた位置関係で配置さ
れている。発光素子77には白色光源が用いられ、LE
Dや蛍光ヘッドを適用することができる。また、図5
(b)に示したように、発光素子77が一列に並んでい
る構成でもよい。
【0051】図6はラインヘッド68の側面図である。
ラインヘッド68はガイドシャフト78、79によっ
て、紙面垂直方向に移動自在に支持されており、ヘッド
スキャン用モータ72の駆動力が図示せぬ動力伝達手段
によってラインヘッド68に伝達されることでヘッドが
ガイドシャフト78、79に沿って移動する。
【0052】また、ラインヘッド68には圧電素子74
が設けられるとともに、ガイドシャフト79とラインヘ
ッド68との連結部は、圧電素子74によってラインヘ
ッド68を主走査方向(図6の左右方向)に移動させる
ことができるように、側端面が開放した断面U字形状の
溝68Aが形成されている。
【0053】かかる構成において、ラインヘッド68
は、ヘッドスキャン用モータ72によって副走査方向
(図6の紙面垂直方向)に沿って移動され、圧電素子7
4によって主走査方向(図6の水平方向)に移動され
る。圧電素子74によってラインヘッド68が発光素子
77の配列ピッチPの範囲で移動することにより、発光
点がシフトし、一層高解像度の画像記録が行われる。
【0054】フィルタ69は、図7に示すように、赤フ
ィルタR、緑フィルタG、青フィルタBの3色のフィル
タが図示せぬ切り換え機構によってラインヘッド68に
対し相対的に移動可能な構造になっている。フィルタ6
9の切換機構の例については後述する(図19〜図2
4)。
【0055】次に、上記の如く構成されたカメラ1の動
作を説明する。
【0056】図8はカメラ1のCPU32の制御手順を
示すフローチャートである。図5乃至図7で説明した構
造からなるラインヘッド68において、圧電素子74に
よってラインヘッド68を主走査方向に移動させること
により、ラインヘッド68を「位置1」と「位置2」の
2ポジションに制御可能であるものとする。
【0057】写真フイルム63への画像記録の処理がス
タートすると(ステップS100)、先ず、CPU32
はラインヘッド68を初期位置たる「位置1」にセット
し、フィルタ69を赤フィルタRに設定する。そして、
印画スタート位置(ホームポジション)から印画動作を
行う(ステップS110)。この印画動作は、ヘッドス
キャン用モータ72でラインヘッド68を副走査方向に
移動させながら、ラインヘッド68の発光素子77の発
光を制御して赤色(R)の第1回目の印画を実施するも
のである。
【0058】第1回目のR印画が終了したら、圧電素子
74によってヘッド位置を「位置2」へ移動させる(ス
テップS112)。そして、ヘッドスキャン用モータ7
2でラインヘッド68を副走査方向に移動させながら、
ラインヘッド68の発光素子77の発光を制御してRの
第2回目の印画を実施する(ステップS114)。こう
して、主走査方向についてラインヘッド68の位置を変
えて、2回の印画を実行してR印画が完了する。
【0059】2回目のR印画が終了したらフィルタ69
を緑フィルタGに切り換え、1回目のG印画を実施する
(ステップS116)。この時のG印画は、R印画終了
状態を引き継いでラインヘッド68が「位置2」のまま
実施される。
【0060】第1回目のG印画が終了したら、圧電素子
74によってヘッド位置を「位置1」へ移動させる(ス
テップS118)。そして、ヘッドスキャン用モータ7
2でラインヘッド68を副走査方向に移動させながら、
ラインヘッド68の発光素子77の発光を制御してGの
第2回目の印画を実施する(ステップS120)。こう
して、主走査方向についてラインヘッド68の位置を変
えて、2回の印画を実行してG印画が完了する。
【0061】2回目のG印画動作が終了したらフィルタ
69を青フィルタBに切り換え、1回目のB印画を実施
する(ステップS122)。この時のB印画は、G印画
終了状態を引き継いでラインヘッドが「位置1」のまま
実施される。
【0062】第1回目のB印画が終了したら、圧電素子
74によってヘッド位置を「位置2」へ移動させる(ス
テップS124)。そして、ヘッドスキャン用モータ7
2でラインヘッド68を副走査方向に移動させながら、
ラインヘッド68の発光素子77の発光を制御してBの
第2回目の印画を実施する(ステップS126)。こう
して、主走査方向についてラインヘッド68の位置を変
えて、2回の印画を実行してB印画が完了する。
【0063】2回のB印画を実施し終えたら、圧電素子
74によってヘッド位置を「位置1」へ移動させて(ス
テップS128)、画像記録処理を終了する(ステップ
S130)。
【0064】写真フイルム63上に書き込む画像サイズ
は、通常の光学式カメラで規定される露光サイズ(24
mmフイルムの場合は17.6×30.2mm、35m
mフイルムの場合は24×36mm)に限定されること
なく、図9に示すように、フイルムの長手方向について
は、任意の長さLp で記録することが可能である。
【0065】また、写真フイルム63上のコマとコマの
間の領域に、撮影日時、レンズ焦点距離、Fナンバー、
シャッタースピード、露出補正値などの撮影条件その他
の情報を書き込むことが可能である。このようなコマ間
の情報書き込み領域80も所定のサイズに限定されるこ
となく、ロール状の写真フイルム63の長手方向につい
て任意の長さLc で記録することが可能である。コマ間
の領域80に書き込む情報は、文字情報に限らず、図1
0(a)や(b)に示すように、任意の模様やバナー画
像でもよい。
【0066】図11は、当該カメラ1における印画制御
の手順を示すフローチャートである。同図によれば、写
真フイルム63への書き込み(印画)処理がスタートす
ると(ステップS200)、CPU32は画像の印画動
作を開始する(ステップS210)。そして、CPU3
2は露光する画像情報に関して所定の長さの印画が終了
したか否かを監視する(ステップS212)。印画未了
であれば、印画動作を継続し、ステップS212を繰り
返す。
【0067】ステップS212において印画終了が確認
されると、画像の印画動作を終了させ(ステップS21
4)、当該印画動作で印画した画像の長さLp を記憶す
る(ステップS216)。次いで、撮影条件等のコマ間
情報の印画を開始する(ステップS218)。
【0068】CPU32はコマ間情報について所定の長
さの印画が終了したか否かを判定し(ステップS22
0)、印画未了であれば、印画動作を継続して、ステッ
プS220を繰り返す。その一方、ステップS220に
おいて印画終了が確認されると、画像の印画動作を終了
させ(ステップS222)、ラインヘッド68をホーム
ポジションに戻す(ステップS224)。
【0069】次いでCPU32は、当該コマ間情報の印
画動作で印画した画像の長さLc の情報を取得し(ステ
ップS226)、このLc と前記ステップS214で得
た画像の長さLp を加算して、その加算結果をフイルム
の搬送長さとする(ステップS228)。
【0070】ステップS230で求めたフイルム搬送長
さに従ってフイルム搬送用モータ66を駆動し、写真フ
イルム63の搬送を行い、次の画像記録開始のポジショ
ンにセットした状態で1コマ分の画像書き込み処理を終
了する(ステップS232)。
【0071】既に説明したとおり、本例のカメラ1は写
真フイルム63の長手方向については任意の長さで画像
を記録し、また、コマ間情報の書き込みが可能であるこ
とから、記録済みのフイルム長を正確に把握しておく必
要がある。そのために本例のカメラ1では次のような方
策が採用されている。
【0072】図12はフイルムの記録長を把握するため
の制御のフローチャートである。新たなフイルムカート
リッジ18がカメラ1に装填されると、CPU32は制
御処理をスタートさせ(ステップS300)、撮影コマ
カウント番号「i」を「0」に初期設定するとともに
(ステップS310)、印画全長の現在値を「0」に初
期設定する(ステップS312)。
【0073】次いで、フイルム長から印画全長を減じた
結果が、記録可能な最小のフイルム長たる所定長よりも
大きいか否かの判定を行う(ステップS314)。な
お、フイルムの全長の情報は、図4で説明した情報読取
手段64から取得している。新しいフイルムカートリッ
ジ18を装填した時には、初期設定によって印画全長が
「0」であるから、ステップS314でYES判定とな
る。
【0074】ステップS314でYES判定を得ると、
ステップS316に進み、印画指示の有無を判定する。
ラインヘッド68によって写真フイルム63に画像を書
き込む旨の指示が無いとき(NO判定時)はステップS
316を繰り返す。画像書き込み(印画)の指示があっ
た時(YES判定時)はステップS318に進む。
【0075】ステップS318では、撮影コマカウント
番号「i」を+1カウントアップして、「i」を書き換
える。続いてステップS320において印画動作を実行
し、コマ画像の印画長さLp[i]=Lp 、及びコマ間情報
の印画長さLc[i]=Lc を記憶する。
【0076】そして、ステップS322に進み、ここで
現在の撮影コマカウント番号「i」までの印画全長を計
算する。印画全長Ltotal は、次式(1)に従って計算
される。
【0077】
【数1】 ステップS322の後はステップS314に戻り、フイ
ルム長から印画全長を減じた結果が所定長よりも大きい
か否かの判定を行う(ステップS314)。
【0078】フイルムの残量が所定長よりも多ければ、
ステップS314〜ステップS322を繰り返す。も
し、ステップS314においてフイルムの残量が所定長
よりも少ないと判定された時は、これ以上画像書き込み
ができないので、ステップS324に進み、フイルムの
巻戻し動作を実行する。こうして1ロールのフイルム送
り制御が終了する(ステップS326)。
【0079】図13はメモリカード9等の外部メモリや
フイルム書き込み時の明るさ補正の制御手順を示すフロ
ーチャートである。
【0080】明るさ補正制御がスタートすると(ステッ
プS400)、先ずCPU32は露出補正ダイヤル26
の設定を読み込む(ステップS410)。そして、補正
の有無を判定する(ステップS412)。補正有りの判
定(YES判定)を得た時は、ステップS414に進
み、メインメモリ44から画像データの読み込みを行
う。次いで、露出補正ダイヤル26の設定に応じて画像
処理手段46において画像処理を実行し(ステップS4
16)、当該処理で得られた画像データをメインメモリ
44に書き込む(ステップS418)。
【0081】ステップS418の後、又はステップS4
12において補正無しとの判定(NO判定)を得た時は
ステップS420に進む。ステップS420では、画像
情報の記録先が外部メモリ(メモリカード9)である
か、写真フイルム63であるかの判定を行う。記録先が
外部メモリの場合、ステップS422に分岐し、外部メ
モリへの画像データの書き出しを実行する。
【0082】その一方、ステップS420において記録
先が写真フイルム63であるとの判定を得た時は、ステ
ップS424に進み、フイルム感度、ラチチュードの情
報から適切なルックアップテーブル71を決定する。そ
して、その決定されたルックアップテーブル71に従っ
てラインヘッド68の発光素子77を制御し、写真フイ
ルム63を露光する(ステップS426)。ステップS
422又はステップS426で画像情報の記録が終了し
たら、明るさ補正制御は終了する(ステップS42
8)。
【0083】なお、撮影時の露出補正については、周知
の如く、露出補正ダイヤル26の設定に応じて、シャッ
ター速度及び絞りが制御される。
【0084】図14は連写時の画像記録制御の手順を示
すフローチャートである。連写モードによる記録制御が
スタートすると(ステップS500)、先ず、CPU3
2は連写中であるか否かの判定を行う(ステップS51
0)。連写中であるとの判定(YES判定)を得た時
は、ステップS512に進み、撮影動作を実行し、得ら
れた画像データをメインメモリ44に格納する(ステッ
プS514)。ステップS514の後は、ステップS5
10に戻る。
【0085】連写が終了すると、ステップS510でN
O判定となり、ステップS516に進む。ステップS5
16では連写で取得した一連の画像を液晶表示部13
(LCD61)に表示する。この時の表示形態は、複数
の小画像を配列した一覧表示でもよいし、一コマずつ表
示して十字ボタン14の操作に応じて表示させる画像を
変更するようにしてもよい。
【0086】ユーザーはステップS516における画像
の表示を見て、写真フイルム63に露光するコマ画像の
選択を行う(ステップS518)。画像の選択は十字ボ
タン14とコマ決定キー28で指示する。続いて、ステ
ップS520に進み、写真フイルム63に露光するコマ
があるか否かの判定を行う。
【0087】露光するコマがあるとの判定(YES判
定)を得た時には、ラインヘッド68を制御して、当該
選択に係る画像を写真フイルム63に露光する(ステッ
プS522)。ステップS522の後、又はステップS
520で露光するコマが無いとの判定(NO判定)を得
た時は、ステップS524に進む。
【0088】ステップS524では連写で得た一連の画
像の中から、ユーザは外部メモリに記録するコマ画像の
選択を行う。続いて、ステップS526に進み、写真フ
イルム63に露光するコマが在るか否かの判定を行う。
【0089】外部メモリ58に記録するコマがあるとの
判定(YES判定)を得た時には、当該選択に係る画像
を外部メモリ58に記録する(ステップS528)。ス
テップS528の後、又はステップS526で記録する
コマが無いとの判定(NO判定)を得た時は、連写によ
る記録制御を終了する(ステップS530)。
【0090】次に、本実施の形態の変形例を説明する。
【0091】図5で説明したラインヘッド68に代え
て、図15に示す様なラインヘッド82を用いてもよ
い。同図に示すラインヘッド82は、赤(R)、緑
(G)、青(B)の各色に対応する発光素子84R、8
4G、84Bが3列に配列された3ライン構造を有して
いる。このラインヘッド82を適用して、図16に示す
ように、ラインヘッド82を副走査方向(図16の左右
方向)に移動させる。これにより、フィルタ69の切換
機構は省略され、「位置1」と「位置2」でそれぞれ一
回ずつ(合わせて1往復)の印画動作でカラー画像を形
成することができる。
【0092】なお、図17に示すように、ラインヘッド
82を副走査方向に対して固定し、写真フイルム63を
往復移動させることにより、画像を印画してもよい。こ
の場合にもラインヘッド82は主走査方向(図17中紙
面垂直方向)については移動可能とする。
【0093】図18には更に他のラインヘッドの形態が
示されている。図5や図15で説明したラインヘッドに
代えて、図18に示すようなラインヘッド86を適用し
てもよい。このラインヘッド86は、光源87、ミラー
88、レンズ89、及び前記光源に対して切り換え可能
なR、G、Bの3色のフィルタ69と、を備えている。
【0094】光源87には白色の蛍光表示ヘッドが用い
られ、光源87の背後にミラー88が配置される。レン
ズ89は屈折率分布型レンズアレイ(セルフォックレン
ズアレイ)で構成されており、図18の紙面垂直方向に
連続している。
【0095】フィルタ69は光源87とレンズ89の間
に配置され、切換機構(図18中不図示)によって副走
査方向に移動可能であり、赤フィルタR、緑フィルタ
G、青フィルタBのうち所望の色フィルタをレンズ89
の光軸上に配置することができる。
【0096】フィルタ69の切り換え機構としては、例
えば、特開平9−1858号公報に開示されている機構
を利用することができる。以下、図19乃至図22を用
いてフィルタの切り換え機構の例を説明する。
【0097】これらの図に示すように、ラインヘッド8
6が搭載される基体90は、略矩形の板状体であり、ガ
イド棒91、91に摺動自在に支持されている。ガイド
棒91、91は写真フイルム63に画像を書き込む際の
副走査方向と平行に配置されており、基体90は副走査
方向に移動可能である。基体90の略中央部には取り付
け穴92が貫通して形成されている。取り付け穴92に
は、フィルタホルダ93が移動可能に取り付けられる。
【0098】また、基体90にはフィルタホルダ93を
案内する案内溝部94が前記取り付け穴92に連続して
設けられており、基体90の移動方向の一縁部(図19
の右縁部)に達している。フィルタホルダ93は、基台
90の取り付け穴92に摺動可能に係合する矩形の本体
95と、基体90の案内溝部94に係合する矩形の突き
当て片96とが一体に構成された部材であり、全体とし
て略L字形を呈している。
【0099】基体90の案内溝部94の一縁部には、案
内手段としての2個の固定ベアリング97、98が回転
可能に設けられている。これら固定ベアリング97、9
8に対向する案内溝部94の他方の縁部には、可動ベア
リング99が設けられている。
【0100】図20に示したように、可動ベアリング9
9は、支持軸100に回動可能に設けられている。支持
軸100は中間部が軸101を介して基体90に取り付
けられ、軸100を中心として主走査方向に平行な平面
内で所定の回動角度範囲で回動可能となっている。
【0101】支持軸101の下端は基体90の下面から
下方に突出している。基体90の内部には付勢手段とし
てのバネ102が内装され、該バネ102は押さえネジ
103によって保持されている。このバネ102により
可動ベアリング99をフィルタホルダ93に向けて付勢
している。
【0102】図19〜図22に示したように、フィルタ
ホルダ93の突き当て片96は、基体90の案内溝部9
4に設けられた固定ベアリング97、98と、可動ベア
リング99の間に挟まれて副走査方向に案内される。こ
の突き当て片96の下面には突起104が設けられ、該
突起104は基体90の案内溝部94に設けられた貫通
長孔105を挿通して基体90の下面から下方に突出し
ている。
【0103】この突起104の下端と、前記固定ベアリ
ング98の軸106との間には付勢手段としてのバネ1
07が設けられている。バネ107はフィルタホルダ9
3を図19の右方向に付勢している。突き当て片96の
可動ベアリング99側の縁辺には、三箇所に切欠部C1
、C2 、C3 が形成されている。可動ベアリング99
は、これら切欠部C1 、C2 、C3 の一つに選択的に係
合し、フィルタホルダ93は基体90に対して三箇所の
一の何れかに選択的に設定される。
【0104】フィルタホルダ93の本体95には、主走
査方向と平行な3本の貫通溝が形成されている。各溝に
は赤フィルタR、緑フィルタG、青フィルタBがそれぞ
れ取り付けられている。各フィルタの副走査方向の配置
間隔は、フィルタホルダ93の突き当て片96に形成さ
れた前記切欠部C1 、C2 、C3 の間隔に対応してい
る。
【0105】各フィルタR、G、Bはラインヘッド86
の光源87に対し、長さ及び向きが一致している。そし
て、フィルタホルダ93が選択的に設定される三箇所の
位置において、各フィルタが選択的にレンズ89の光軸
上に設定される。図19は可動ベアリング99が切欠部
C1 に係合して赤フィルタRが設定されている様子を示
し、図21は可動ベアリング99が切欠部C2 に係合し
て緑フィルタGが設定されている様子を示し、図22は
可動ベアリング99が切欠部C3 に係合して青フィルタ
Bが設定されている様子を示している。
【0106】図21、図22に示したように、カメラ1
内部には、突き当て片96に当接する当接部108が所
定の位置に設けられており、ヘッドスキャン用モータ7
2を駆動して基体90を移動させて、フィルタホルダ9
3の突き当て片96を当接部108につき当てると、フ
ィルタホルダ93は基体90に対して副走査方向に移動
し、所望のフィルタをレンズ89の光軸上に位置決めす
ることができる。
【0107】また、図19及び図20に示したように、
可動ベアリング99の支持軸100の下端に係合する係
止片109がカメラ1内部の所定の位置に設置されてい
る。係止片109は支持軸100に接する側の面が副走
査方向に対して所定の傾斜角(図19上で左上がりの傾
斜)を有して固設されており、基体90を当接部108
から離れる方向に移動させ、可動ベアリング99の支持
軸100を係止片109に係合させると、支持軸100
は軸101を中心として回動(図20上で反時計回転方
向に回動)し、可動ベアリング99はフィルタホルダ9
3の切欠部C1、C2 、C3 から離れる。これによっ
て、フィルタホルダ93はバネ107の付勢力で当接部
108に向けて移動し、可動ベアリング99は当接部1
08からもっとも遠い切欠部C1 に係合する。この時、
ラインヘッド86は光源87に対して赤フィルタRが設
定される。
【0108】赤フィルタRによる露光が終了したら、更
にラインヘッド86を当接部108に向けて前記切欠部
C1 、C2 、C3 の間隔分だけ移動させる。これによ
り、フィルタホルダ93は当接部108に突き当たって
基体90に対して副走査方向に移動し、可動ベアリング
99が切欠部C2 に係合する。こうして光源87に対し
て緑フィルタGが設定される。
【0109】緑フィルタGによる露光が終了したら、更
にラインヘッド86を当接部108に向けて前記切欠部
C1 、C2 、C3 の間隔分だけ移動させる。これによ
り、フィルタホルダ93は当接部108に突き当たって
基体90に対して副走査方向に移動し、可動ベアリング
99が切欠部C3 に係合する。こうして光源87に対し
て青フィルタBが設定される。
【0110】青フィルタBによる露光が終了したら、上
述のとおり、基体90を当接部108から離れる方向
(図22の左方向)に移動して、可動ベアリング99の
支持軸100を係止片109に係合させ、赤フィルタR
に戻す。
【0111】図23及び図24にはフィルタ切換機構の
他の形態例が示されている。これらの図に示す切換機構
において、図19乃至図22で説明した切換機構と同一
又は類似の部分には同一の符合を付して説明を省略す
る。
【0112】図23に示したフィルタホルダ120は本
体121とつき当て部122から成る略T字型の部材で
ある。つき当て部122には図24で詳述するラチェッ
ト機構が設けられ、3つのフィルタR、G、Bを選択的
に設定できるように構成されている。
【0113】基体90には棒状の操作体124が副走査
方向に移動可能に設けられている。操作体124の一端
部は基体90の外にある当接部108に向いている。図
23に示すように、操作体124の他端部は、基体90
に設けられたバネ止め125を挿通している。操作体1
24の中間部には角筒状の係止体126が外挿され、軸
127で操作体124に揺動可能に連結されている。前
記操作体124には前記係止体126の軸127と前記
バネ止め125との間にバネ128が外挿されている。
係止体126は操作体124の軸線を基準とする片側
(図24で下側)が略三角形状に突出しており、当該部
分が係止爪126Aとされている。
【0114】基体90にはラチェットホイール130が
回転可能に軸支されている。ラチェットホイール130
の下面には、回転方向について120度間隔で3本の係
止ピン131が下方に向けて設けられている。これら係
止ピン131は前記操作体124の移動に伴って前記係
止爪126Aに係合する。ラチェットホイール130の
周縁には、各係止ピン131と対応する位置に切欠部1
32が形成されている。基体90には板バネ133の一
端が固定され、該板バネ133の他端はラチェットホイ
ール130の周縁に接して前記各切欠部132に係合す
るようになっている。
【0115】ラチェットホイール130の上面には、前
記3本の係止ピン131のうちの1本にあたる位置に案
内ピン134が上方に向けて取り付けられている。その
一方、フィルタホルダ120には主走査方向に沿って長
い長孔135が設けられている。前記案内ピン134は
この長孔135に係合している。
【0116】かかる構成によって、ラインヘッド86を
副走査方向に移動して操作体124を当接部108につ
き当てると、バネ128の付勢力に抗して操作体124
が押し込まれ、係止爪126Aがラチェットホイール1
30の係止ピン131に係合して、ラチェットホイール
130を120度(1ストローク)回転させる。これに
より、板バネ133が次の切欠部132に係合してラチ
ェットホイール130を新たな位置に固定する。
【0117】ラチェットホイール130の案内ピン13
4に連動連結されたフィルタホルダ120は基体90に
対して副走査方向に移動し、これによってフィルタが切
り換わる。この構造によれば、フィルタホルダ120の
位置はラチェットホイール130の回転に伴って循環式
に切り換わる。
【0118】図19乃至図22で説明したフィルタ切換
機構や図22及び図24で説明したフィルタ切換機構
は、図5乃至図7で説明したラインヘッド68にも適用
できる。
【0119】図1乃至図13で説明した実施の形態で
は、ラインヘッド68を副走査方向に移動させながら写
真フイルム63にR印画、G印画、B印画の各色の印画
を行っているが、図25に示すように、印画中はライン
ヘッド68を副走査方向に対して停止させ、写真フイル
ム63を往復移動させることにより、ラインヘッド68
を写真フイルム63に対して相対移動させて画像を印画
してもよい。この場合にもラインヘッド68は主走査方
向(図25中紙面垂直方向)については移動可能とす
る。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るカメラ
によれば、イメージセンサを介して電子撮像した画像、
又はパソコン等で編集した画像、図面或いは文書などを
カメラ内蔵の光プリンタによって銀塩写真フイルムに露
光できるので、プリントサイズの自由度が増大し、複数
枚プリント(焼き増し)のコストダウンを図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカメラの斜視図
【図2】図1に示したカメラの背面側の斜視図
【図3】図1に示したカメラの背面図
【図4】本実施の形態に係るカメラのブロック図
【図5】図4中のラインヘッドの一例を示す拡大図
【図6】図4中のラインヘッドの一例を示す側面図
【図7】図4中のフィルタとラインヘッドの関係を示す
模式図
【図8】本例のカメラにおける圧電素子を用いた画素ず
らし印画動作の制御手順を示すフローチャート
【図9】ラインヘッドと写真フイルムの位置関係を示す
説明図
【図10】コマ間領域に形成される付加情報の例を示す
【図11】本例のカメラにおけるフイルム露光制御の手
順を示すフローチャート
【図12】本例のカメラにおいてフイルムの記録長を把
握するための制御のフローチャート
【図13】本例のカメラにおける明るさ補正の制御手順
を示すフローチャート
【図14】本例のカメラにおける連写時の画像記録制御
の手順を示すフローチャート
【図15】ラインヘッドの他の形態例を示す図
【図16】図15に示したラインヘッドによる露光方法
を示す模式図
【図17】図15に示したラインヘッドによる他の露光
方法を示す模式図
【図18】ラインヘッドの更に他の形態例を示す図
【図19】フィルタの切換機構の一例を示す平面図
【図20】図19に示したフィルタ切換機構の一部断面
を含む側面図
【図21】図19に示したフィルタ切換機構において緑
フィルタが設定された様子を示す図
【図22】図19に示したフィルタ切換機構において青
フィルタが設定された様子を示す図
【図23】フィルタの切換機構の他の例を示す平面図
【図24】図23に示したフィルタ切換機構の要部拡大
【図25】ラインヘッドによる他の露光方法を示す模式
【符号の説明】
1…カメラ、2…本体(カメラボディ)、3…撮影レン
ズ、9…メモリカード(記憶手段、外部メモリ)、13
…液晶表示部、18…フイルムカートリッジ(遮光容
器)、26…露出補正ダイヤル(露出補正指示手段)、
32…CPU(制御部)、37…CCD(イメージセン
サ)、44…メインメモリ(記憶手段、内蔵メモリ)、
51…通信手段、58…外部メモリ、61…LCD、6
3…写真フイルム、64…情報読取手段(情報取得手
段)、66…フイルム搬送用モータ(搬送手段)、68
…ラインヘッド(光プリンタ)、69…フィルタ(色分
解フィルタ)、71…ルックアップテーブル(露光調整
手段手段)、72…ヘッドスキャン用モータ(副走査方
向移動手段)、74…圧電素子(主走査方向移動手
段)、77…発光素子、87…光源(発光手段)、89
…レンズ(屈折率分布型レンズアレイ)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して撮像信号を出力するイ
    メージセンサと、 画像データを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された画像データに基づいて写
    真フイルムを露光して前記写真フイルムに画像を記録す
    る光プリンタと、 前記写真フイルムを搬送する搬送手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、カメラボディに着脱可
    能な外部メモリであることを特徴とする請求項1のカメ
    ラ。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、カメラ内蔵のメモリで
    あることを特徴とする請求項1のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段として、カメラボディに着
    脱可能な外部メモリ及びカメラ内蔵のメモリを両方具備
    したことを特徴とする請求項1のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記写真フイルムは、遮光容器内にロー
    ル状に巻回収納されて成る銀塩ロールフイルムであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至4の何れかのカメラ。
  6. 【請求項6】 請求項5のカメラにおいて、該カメラ
    は、前記銀塩ロールフイルムの長手方向に関して画像を
    記録する長さを変更し得ることを特徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 前記光プリンタによって、前記銀塩ロー
    ルフイルムのコマとコマの間の領域に付加情報を記録す
    るように構成されていることを特徴とする請求項5又は
    6のカメラ。
  8. 【請求項8】 請求項7のカメラにおいて、該カメラ
    は、前記銀塩ロールフイルムのコマ間に形成する情報の
    量に応じてコマとコマの間の距離が変更されることを特
    徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 前記光プリンタは、発光部が印画時の主
    走査方向に沿って1列又は複数列に線状に配置されて成
    るラインヘッドを備えたラインプリンタであることを特
    徴とする請求項1乃至8の何れかのカメラ。
  10. 【請求項10】 請求項9のカメラにおいて、前記ライ
    ンヘッドを副走査方向に移動させる副走査方向移動手段
    を備えたことを特徴とするカメラ。
  11. 【請求項11】 請求項9又は10のカメラにおいて、
    前記ラインヘッドを主走査方向に移動させる主走査方向
    移動手段を備えたことを特徴とするカメラ。
  12. 【請求項12】 前記光プリンタは、白色光源と色分解
    フィルタとから構成されていることを特徴とする請求項
    1乃至11の何れかのカメラ。
  13. 【請求項13】 請求項12のカメラにおいて、前記色
    分解フィルタを写真フイルムの搬送方向に移動させるフ
    ィルタ切換機構を備えたことを特徴とするカメラ。
  14. 【請求項14】 前記光プリンタは、発光手段と、屈折
    率分布型レンズアレイと、から成るプリントヘッドを具
    備していることを特徴とする請求項1乃至13の何れか
    のカメラ。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至14の何れかのカメラに
    おいて、該カメラは、前記写真フイルムの残りフイルム
    長を把握し、残りフイルム長が所定長よりも短い場合
    に、フイルムを巻き戻すように前記フイルム搬送手段を
    制御する制御部を備えたことを特徴とするカメラ。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15の何れかのカメラに
    おいて、該カメラは、通信手段を有し、外部機器との間
    でデータの送受信を行うことができることを特徴とする
    カメラ。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至14の何れかのカメラに
    おいて、該カメラは、露出補正指示手段を有し、撮影
    時、前記記憶手段への画像データの書き込み時、及び前
    記写真フイルムへの記録時のうち少なくとも一つの場合
    において露出補正が有効になることを特徴とするカメ
    ラ。
  18. 【請求項18】 請求項1乃至17の何れかのカメラに
    おいて、該カメラは、写真フイルムの感度情報を取得す
    る情報取得手段と、前記情報取得手段で得た感度情報に
    応じて前記光プリンタによる露光を調整する露光調整手
    段を備えたことを特徴とするカメラ。
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