JPH08129232A - フィルムレコーダ - Google Patents

フィルムレコーダ

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JPH08129232A
JPH08129232A JP26669294A JP26669294A JPH08129232A JP H08129232 A JPH08129232 A JP H08129232A JP 26669294 A JP26669294 A JP 26669294A JP 26669294 A JP26669294 A JP 26669294A JP H08129232 A JPH08129232 A JP H08129232A
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JP
Japan
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light
light emitting
exposure
liquid crystal
signal
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JP26669294A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kimura
明浩 木村
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Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 RGBの光学フィルタが不要で幾何学歪が発
生しないフィルムレコーダを実現する。 【構成】 発光部2の液晶パネル2aは、赤色、緑色、
青色発光用の液晶セルが1ラインずつ水平走査方向に並
べられた構成となっている。信号処理部1はビデオ信号
に基づいて赤色、緑色、青色露光用の駆動信号を出力
し、液晶パネル2aが各駆動信号に応じて赤、緑、青の
1水平走査の発光を行う。この走査の終了後に駆動部3
が垂直走査のために水平走査方向と直角の方向に発光部
2を移動させる。このような水平、垂直走査を繰り返す
ことにより、ビデオ信号の画像が写真フィルム5上に露
光される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号のカラー画
像を写真フィルムに直接プリントするフィルムレコーダ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より外部から入力されたビデオ信号
のカラー画像をCRT等の表示器に表示し、表示された
画像を写真フィルム上に露光することにより、ビデオ信
号から直接カラー写真をプリントするフィルムレコーダ
がある。図3はこのような従来のフィルムレコーダのブ
ロック図であり、11はビデオ信号から画像表示のため
の駆動信号を生成する信号処理部、12は白黒CRTデ
ィスプレイ、13は赤(R)、緑(G)、青(B)の光
学フィルタが取り付けられたフィルタホイール、14は
CRTディスプレイ12に表示された画像を写真フィル
ム上に露光するためのレンズ、15は写真フィルムであ
る。
【0003】次に、このようなフィルムレコーダの動作
を説明する。まず、入力されたアナログRGBビデオ信
号中のR信号から信号処理部11によって駆動信号が生
成され、これによる画像がCRTディスプレイ12に表
示される。そして、CRTディスプレイ12の光がフィ
ルタホイール13のRフィルタを通ることにより赤色画
像が写真フィルム15上に露光される。
【0004】続いて、フィルタホイール13を回転させ
てGフィルタを用いることにより、G信号による緑色画
像が写真フィルム15上に露光され、同様にBフィルタ
を用いることにより、B信号による青色画像が写真フィ
ルム15上に露光される。こうして、写真フィルム15
上に赤、緑、青の多重露光を行い、この写真フィルム1
5に現像処理を行うことにより、カラー写真が得られ
る。以上のような白黒のCRTディスプレイ12とR、
G、Bの光学フィルタを使用する理由は、カラーのCR
Tディスプレイを使用すると、そのシャドーマスクが写
真フィルム15上に写ってしまうからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルムレコー
ダは以上のようにしてカラー写真をプリントしている
が、電子ビームの走査によって画像を表示するCRTデ
ィスプレイを用いているので、CRTディスプレイによ
る幾何学歪が写真フィルムの画像に発生してしまうとい
う問題点があり、また光学フィルタを使用しなければな
らないという問題点があった。本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、光学フィルタが不要で幾
何学歪が発生しないフィルムレコーダを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフィルムレコー
ダは、ビデオ信号から駆動信号を生成する信号処理部
と、駆動信号に応じて発光する発光部と、この発光部を
移動させる駆動部とを備え、信号処理部は、入力された
ビデオ信号から生成した赤色露光、緑色露光、青色露光
用の駆動信号をそれぞれ1水平走査ごとに出力するもの
であり、発光部は、水平走査方向にそれぞれ所定数だけ
並べられた、赤色露光用の駆動信号に応じて赤色発光を
行う発光素子、緑色露光用の駆動信号に応じて緑色発光
を行う発光素子、青色露光用の駆動信号に応じて青色発
光を行う発光素子を有するものであり、駆動部は、この
発光部を垂直走査のために水平走査方向と直角の方向に
1水平走査ごとに移動させるものである。
【0007】また、発光部は、水平走査方向に並べられ
た発光素子として、赤色透過を行う液晶セル、緑色透過
を行う液晶セル、青色透過を行う液晶セル、これら液晶
セルの光源であるランプを有するものであり、信号処理
部は、液晶セル用の駆動信号を出力するものである。ま
た、発光部は、水平走査方向に並べられた発光素子とし
て、赤色発光を行う発光ダイオード、緑色発光を行う発
光ダイオード、青色発光を行う発光ダイオードを有する
ものであり、信号処理部は、発光ダイオード用の駆動信
号を出力するものである。
【0008】また、発光部は、赤色、緑色、青色の3種
類の発光素子のうち、第1の素子が最初に露光を開始す
るための位置に設けられ、第2の素子が第1の素子の位
置から垂直走査方向に所定間隔だけ離れた2番目に露光
を開始するための位置に設けられ、第3の素子が第2の
素子の位置から垂直走査方向に所定間隔だけ離れた3番
目に露光を開始するための位置に設けられたものであ
り、信号処理部は、第1の素子用の駆動信号に対して、
第2の素子用の駆動信号を第2の素子の露光開始時期を
決める第1の遅延数による水平走査分だけ遅らせ、第3
の素子用の駆動信号を第3の素子の露光開始時期を決め
る第2の遅延数による水平走査分だけ遅らせるものであ
る。
【0009】
【作用】本発明によれば、信号処理部が入力ビデオ信号
に基づく赤色、緑色、青色露光用の駆動信号を出力し、
発光部の発光素子が各駆動信号に応じて赤色、緑色、青
色の1水平走査の発光を行い、この走査の終了後に駆動
部が垂直走査のために水平走査方向と直角の方向に発光
部を移動させる。このような水平、垂直走査を繰り返す
ことにより、ビデオ信号の画像が写真フィルム上に露光
される。また、信号処理部が入力ビデオ信号に基づく赤
色、緑色、青色露光用の駆動信号を出力し、発光部の液
晶セルが各駆動信号に応じて赤色、緑色、青色の1水平
走査の発光を行うことによりビデオ信号の画像が写真フ
ィルム上に露光される。
【0010】また、信号処理部が入力ビデオ信号に基づ
く赤色、緑色、青色露光用の駆動信号を出力し、発光部
の発光ダイオードが各駆動信号に応じて赤色、緑色、青
色の1水平走査の発光を行うことにより、ビデオ信号の
画像が写真フィルム上に露光される。また、発光部で
は、赤色、緑色、青色の3種類の発光素子のうち、第1
の素子が最初に露光を開始するための位置に設けられ、
第2の素子がこの位置から垂直走査方向に所定間隔だけ
離れた位置に設けられ、第3の素子が同様に垂直走査方
向に所定間隔だけ離れた位置に設けられている。これに
対応して信号処理部が、第2、第3の素子用の駆動信号
を第1の素子用の駆動信号に対して遅らせることによ
り、第1、第2、第3の素子の1水平走査における写真
フィルム上の露光位置をずらしながら赤、緑、青の多重
露光が行われる。
【0011】
【実施例】図1(a)は本発明の1実施例を示すフィル
ムレコーダのブロック図、図1(b)はこのフィルムレ
コーダで用いる液晶パネルの平面図である。図1(a)
において、1は入力されたビデオ信号から液晶駆動信号
を生成してこれを1水平走査ごとに出力する信号処理
部、2は後述する液晶パネル、ランプ、遮光板からなり
信号処理部1からの液晶駆動信号に応じて発光する発光
部、3はこの発光部2を水平走査方向と直角の方向に1
水平走査ごとに移動させる駆動部、4は発光部2から発
せられた光を写真フィルム上に露光するためのレンズ、
5は写真フィルムである。
【0012】また、2aは発光部2を構成する液晶パネ
ル、2bはこの液晶パネル2aの光源となるランプ、2
cは液晶パネル2a以外の光が写真フィルム5に当たら
ないようにするための遮光板である。図1(b)におい
て、20は赤色発光用の液晶パネル(以下、R−LCD
とする)、21は緑色発光用の液晶パネル(以下、G−
LCDとする)、22は青色発光用の液晶パネル(以
下、B−LCDとする)である。
【0013】液晶パネル2aは、R−LCD20、G−
LCD21、B−LCD22という3種類の液晶パネル
からなり、各パネルは赤、緑、青色発光用の液晶セルが
横方向(図1(a)x方向、図1(b)左右方向)に所
定数(本実施例では1000個)だけ並べられた構造と
なっている。このようにR、G、Bを1ラインずつ並べ
た3ラインの液晶を用いると、2次元の液晶ディスプレ
イよりも製造が容易になり安価にできるという利点があ
る。
【0014】このような構造により、本実施例の水平方
向における分解能は1000画素となり、垂直方向の分
解能は例えば写真フィルム5が35mmフィルムである
とすると、その縦横比が2対3であることから、100
0×2/3=667画素と決定される。また、LCD2
0〜22の縦方向の寸法T1とLCD間の所定間隔T2
との関係を本実施例ではT1=T2としている。
【0015】次に、このようなフィルムレコーダの動作
を説明する。信号処理部1は、図示しない外部装置から
入力されたアナログRGBビデオ信号からR−LCD2
0、G−LCD21、B−LCD22に出力する液晶駆
動信号を生成する。
【0016】このとき、信号処理部1は、Rビデオ信号
からR−LCD20用の液晶駆動信号を生成し、同様に
Gビデオ信号からG−LCD21用の信号、Bビデオ信
号からB−LCD22用の信号を生成するが、上記分解
能から1水平走査当たりの画素数が1000画素(この
画素が液晶セルの1つ1つに対応する)で、この水平走
査を667回繰り返す(すなわち、垂直方向が667画
素)液晶駆動信号を生成する。
【0017】そして、各液晶駆動信号をR−LCD2
0、G−LCD21、B−LCD22にそれぞれ入力
し、ランプ2bから光を入射させると、各パネル内の液
晶セルが各々液晶駆動信号に応じて光を透過、あるいは
遮断するため、液晶駆動信号に応じた赤、緑、青の発光
が行われる。
【0018】なお、後述する理由により、G−LCD2
1用の液晶駆動信号はR−LCD20用の信号から2水
平走査分だけ遅れた信号とし、最初の2水平走査中は無
点灯の信号のみが加えられる。同様に、B−LCD22
用の液晶駆動信号はR用の信号から4水平走査分だけ遅
れた信号とし、最初の4水平走査中は無点灯の信号のみ
が加えられる。よって、青色露光が4水平走査遅れるこ
とから、後述のように、最初の水平走査から数えて全部
で671回の水平走査が行われることになる。
【0019】こうして、液晶パネル2aから発せられた
赤、緑、青の光がレンズ4を通して写真フィルム5上に
露光されることになる。図2は写真フィルム5上におけ
る露光の様子を示す図であり、L1〜L9は写真フィル
ム5上の縦方向(図1y方向)の位置を示し、写真フィ
ルム5の横方向(図1x方向)については液晶パネル2
aの1セル分に相当する範囲のみを示すものとする。ま
た、H1〜H5は5回の水平走査を示している。
【0020】最初の水平走査H1において、写真フィル
ム5上で光が当たるのは、L1、L3、L5の位置であ
る。このとき、緑、青用の液晶駆動信号は、赤用の液晶
駆動信号から2、4水平走査遅れているので、この水平
走査で発光しているのは、R−LCD20のみとなり、
従って写真フィルム5に当たる光も赤のみ(図2ではR
と示す)であり、本来緑、青の光が当たる位置には実際
は光が当たらない(図2ではGb、Bbと示す)。
【0021】写真フィルム5に所定時間露光して露光完
了となると、信号処理部1は、液晶駆動信号の出力を停
止するので、液晶パネル2aの発光が停止する。これ
で、水平走査H1が終了する。次に、駆動部3は、信号
処理部1と同期しており、水平走査H1が終了すると、
図1(a)に示すように遮光板2cを上記寸法T1だけ
下方向に移動させる。これにより、液晶パネル2aもT
1だけ下方向に移動する。
【0022】移動完了に伴い、信号処理部1は、水平走
査H2用の液晶駆動信号を液晶パネル2aに出力する。
この水平走査H2によって露光されるのは、図2に示す
ように写真フィルム5上のL2、L4、L6の位置であ
る。したがって、水平走査H1と同様に実際に露光され
るのは、位置L6のRのみである。
【0023】水平走査H2の露光終了に伴い、上記と同
様の移動が行われて次の水平走査H3に入る。水平走査
H3では、赤用の液晶駆動信号よりも2水平走査だけ遅
れていた緑用の液晶駆動信号にも点灯可能な信号が加え
られるので、図2に示すように位置L5に緑の光が当た
る。これで、写真フィルム5上の位置L5については、
水平走査H1における赤色と水平走査H3による緑色の
多重露光が行われたことになる。
【0024】そして、同様の動作を水平走査H4で繰り
返し、水平走査H5になると、赤用の液晶駆動信号より
も4水平走査だけ遅れていた青用の液晶駆動信号にも点
灯可能な信号が加えられるので、図2に示すように位置
L5に青の光が当たる。これで、写真フィルム5上の位
置L5については、赤、緑、青の多重露光が行われたこ
とになる。よって、写真フィルム5上では、この位置L
5が垂直方向の実際の露光開始位置であり、L1〜L4
には露光は行われない。
【0025】以上のような水平走査を繰り返し、図示し
ない水平走査H667にて赤色の露光が終了し、続いて
H669(667+2)にて緑色の露光が終了し、H6
71(667+4)にて青色の露光が終了する。よっ
て、実際の水平走査は垂直方向の分解能667画素に対
して671回行われ、露光終了位置はL671で、露光
開始時と同様にL672〜L675の露光が行われない
位置が存在する。
【0026】このようにLCD20〜22による1水平
走査における写真フィルム5上の露光位置をずらすこと
により、赤、緑、青の多重露光を同時に行うことがで
き、この写真フィルム5に現像処理を行えばカラー写真
が得られる。なお、以上の説明では、液晶セルの状態を
点灯、あるいは非点灯の2階調の場合で説明したが、実
際には1セル当たり例えば256階調の階調表示を行わ
せることによってアナログRGBビデオ信号に応じた多
色プリントを行うことができる。
【0027】本実施例では、R−LCD20を最初に露
光を開始する第1の素子、G−LCD21を2番目に露
光を開始する第2の素子、B−LCD22を3番目に露
光を開始する第3の素子としたが、液晶パネル2a上に
おける配置順及び露光開始順は本実施例通りでなくても
よいことは言うまでもない。
【0028】また、本実施例のようにLCD20〜22
の縦方向の寸法T1とLCD間の所定間隔T2との関係
をT1=T2とすると、これに対応して第2の素子であ
るG−LCD21の露光開始時期を決める第1の遅延数
が2、第3の素子であるB−LCD22の露光開始時期
を決める第2の遅延数が4となる。これにより、R−L
CD20用の駆動信号に対して、G−LCD21用の駆
動信号を2水平走査分だけ遅れた信号とし、B−LCD
22用の駆動信号を4水平走査分だけ遅れた信号とすれ
ば、写真フィルム5上で正しい画像が得られる。
【0029】よって、T2=0の場合は、第1の遅延数
が1、第2の遅延数が2となり、第2、第3の素子用の
駆動信号をそれぞれ1水平走査分、2水平走査分だけ遅
らせることにより、本実施例と同様に正しい画像が得ら
れる。同様に、T2=2×T1の場合は、第1の遅延数
が3、第2の遅延数が6となる。このように本実施例で
は、赤、緑、青を露光位置をずらしながら同時に露光し
たが、最初にR−LCD20のみに駆動信号を入力して
赤色の露光を全て行い、続いて緑、青というように3色
を別々に露光してもよい。
【0030】また、液晶パネル2aの代わりに、赤色、
緑色、青色発光の発光ダイオードを水平方向に並べたも
のを用い、信号処理部から発光ダイオードに対応した駆
動信号を出力させるようにすれば、図1の例と同様の動
作を実現することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、発光部が1水平走査の
発光を行って、この走査の終了後に駆動部が発光部を移
動させる水平、垂直走査を繰り返すことにより、ビデオ
信号の画像を写真フィルム上に露光することができ、発
光部は赤色、緑色、青色発光を行う発光素子をそれぞれ
1ラインずつ並べた構成なので、RGBの光学フィルタ
を使用する必要がなくなる。また、このような3ライン
の発光素子を用いた1水平走査ごとの露光を行うことに
より、従来のCRTディスプレイでは避けられない幾何
学歪の発生をなくすことができる。
【0032】また、発光部を赤色、緑色、青色発光を行
う液晶セルをそれぞれ1ラインずつ並べ、その光源にラ
ンプを用いた構成とすることにより、上記の効果が得ら
れる発光部を簡単な構成で実現することができる。ま
た、発光部を赤色、緑色、青色発光を行う発光ダイオー
ドをそれぞれ1ラインずつ並べた構成とすることによ
り、上記の効果が得られる発光部を簡単な構成で実現す
ることができ、発光部に液晶セルを用いる場合に光源と
して必要であったランプを不要にすることができる。
【0033】また、発光部を赤色、緑色、青色の3種類
の発光素子が第1、第2、第3の素子の順で垂直走査方
向に配置された構成とし、これに対応して信号処理部が
第2、第3の素子用の駆動信号を第1の素子用の駆動信
号に対して遅らせるので、第1、第2、第3の素子の1
水平走査における写真フィルム上の露光位置をずらしな
がら赤、緑、青の多重露光を同時に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例を示すフィルムレコーダの
ブロック図及びこのフィルムレコーダで用いる液晶パネ
ルの平面図である。
【図2】 写真フィルム上における露光の様子を示す図
である。
【図3】 従来のフィルムレコーダのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1…信号処理部、2…発光部、2a…液晶パネル、2b
…ランプ、2c…遮光板、3…駆動部、4…レンズ、5
…写真フィルム、20…赤色発光用の液晶、21…緑色
発光用の液晶、22…青色発光用の液晶。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号から駆動信号を生成する信号
    処理部と、駆動信号に応じて発光する発光部と、この発
    光部を移動させる駆動部とを備え、ビデオ信号の画像情
    報に基づいた水平、垂直走査をしながら発光部の光を写
    真フィルム上に露光することにより、ビデオ信号からカ
    ラー画像を写真フィルムにプリントするフィルムレコー
    ダであって、 前記信号処理部は、入力されたビデオ信号から生成した
    赤色露光、緑色露光、青色露光用の駆動信号をそれぞれ
    1水平走査ごとに出力するものであり、 前記発光部は、水平走査方向にそれぞれ所定数だけ並べ
    られた、赤色露光用の駆動信号に応じて赤色発光を行う
    発光素子、緑色露光用の駆動信号に応じて緑色発光を行
    う発光素子、青色露光用の駆動信号に応じて青色発光を
    行う発光素子を有するものであり、 前記駆動部は、この発光部を垂直走査のために前記水平
    走査方向と直角の方向に1水平走査ごとに移動させるも
    のであることを特徴とするフィルムレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のフィルムレコーダにおい
    て、 前記発光部は、水平走査方向に並べられた発光素子とし
    て、赤色透過を行う液晶セル、緑色透過を行う液晶セ
    ル、青色透過を行う液晶セル、これら液晶セルの光源で
    あるランプを有するものであり、 前記信号処理部は、液晶セル用の駆動信号を出力するも
    のであることを特徴とするフィルムレコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のフィルムレコーダにおい
    て、 前記発光部は、水平走査方向に並べられた発光素子とし
    て、赤色発光を行う発光ダイオード、緑色発光を行う発
    光ダイオード、青色発光を行う発光ダイオードを有する
    ものであり、 前記信号処理部は、発光ダイオード用の駆動信号を出力
    するものであることを特徴とするフィルムレコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項1のフィルムレコーダにおいて、 前記発光部は、赤色、緑色、青色の3種類の発光素子の
    うち、第1の素子が最初に露光を開始するための位置に
    設けられ、第2の素子が前記第1の素子の位置から垂直
    走査方向に所定間隔だけ離れた2番目に露光を開始する
    ための位置に設けられ、第3の素子が前記第2の素子の
    位置から垂直走査方向に所定間隔だけ離れた3番目に露
    光を開始するための位置に設けられたものであり、 前記信号処理部は、第1の素子用の駆動信号に対して、
    第2の素子用の駆動信号を第2の素子の露光開始時期を
    決める第1の遅延数による水平走査分だけ遅らせ、第3
    の素子用の駆動信号を第3の素子の露光開始時期を決め
    る第2の遅延数による水平走査分だけ遅らせるものであ
    り、第1、第2、第3の素子の1水平走査における写真
    フィルム上の露光位置をずらすことにより赤、緑、青の
    多重露光を行うことを特徴とするフィルムレコーダ。
JP26669294A 1994-10-31 1994-10-31 フィルムレコーダ Pending JPH08129232A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6760064B1 (en) 1999-11-19 2004-07-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6760064B1 (en) 1999-11-19 2004-07-06 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera

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