JP2001147234A - トレーサー粒子散布ノズル構造及び気流測定装置 - Google Patents

トレーサー粒子散布ノズル構造及び気流測定装置

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JP2001147234A
JP2001147234A JP33193599A JP33193599A JP2001147234A JP 2001147234 A JP2001147234 A JP 2001147234A JP 33193599 A JP33193599 A JP 33193599A JP 33193599 A JP33193599 A JP 33193599A JP 2001147234 A JP2001147234 A JP 2001147234A
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Yukihiro Murakami
幸弘 村上
Masaji Yoshikawa
正司 吉川
Hiroyuki Tsubaki
博幸 椿
Masatsugu Shimoura
正継 霜浦
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SANPO DENKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定精度の向上を図ることのできるトレーサ
ー粒子散布ノズル構造及び気流測定装置を提供する。 【解決手段】 本気流測定装置のトレーサー粒子散布ノ
ズル1は、略水平に配置され、複数の長孔1b,1b,
…が上部に形成された長尺の円筒状のノズル本体1aを
備え、長尺方向で隣り合う長孔1b,1b間の間隔を小
さくするとともに、ノズル本体1aの上半分を所定距離
だけ離間して覆う、ノズル本体1aと同心状のカバー部
2と、ノズル本体1aの下部に配置された断面V字状の
ガイド部3とを備え、長孔1b,1b,…から散布され
たトレーサー粒子Tをカバー部2によりノズル本体1a
の下部に案内し、さらにガイド部3によりノズル本体1
aの下方に案内するように構成しているので、測定精度
の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、気流を可視化して
測定する気流測定装置、特に気流の可視化のために用い
られるトレーサー粒子を空間に散布するノズル構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の気流測定装置は、測定しようとす
る気流中に、純水等のミストをノズルから散布すること
によって気流中に混入し、この気流に特定波長の可視光
を照射したときの、ミストからの散乱光をカメラで撮影
し、モニタで可視化するという構成が知られている(特
開平5−333039号公報)。
【0003】上記ミスト散布用のノズル形状は、円筒状
の本体の上部に間隔を大きく開けて複数のミスト散布用
の丸孔が一列に配設されているのが主流であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、以下のような問題があった。
【0005】(1) 上記ミスト散布用のノズル形状
は、円筒状の本体の上部に間隔を大きく開けて複数のミ
スト散布用の丸孔が一列に配設されているので、この丸
孔間でミスト分布が途切れる。したがって、気流の連続
的な測定面を得ることが困難であり、これにより測定の
精度を低下させていた。
【0006】(2) 上記ミスト散布用のノズルでは、
測定したい気流にミストがのるように丸孔を任意の方向
に向けてミストを散布していたので、ノズル下流にカル
マン渦が発生して測定領域の気流を乱すことがあり、こ
れによっても測定の精度を低下させていた。
【0007】本発明は、上記従来例の問題点を解決する
ためになされたものであり、測定精度の向上を図ること
のできるトレーサー粒子散布ノズル構造及び気流測定装
置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1のトレーサー粒子散布ノズル構造
では、上記ノズルは、略水平に配置され、複数のトレー
サー粒子散布孔が上部に形成された長尺の円筒状の本体
を備えるとともに、長尺方向で隣り合うトレーサー粒子
散布孔間の間隔を小さくしたことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、上記ノズルの、水平配
置時における本体上部に複数のトレーサー粒子散布孔が
形成され、長尺方向で隣り合うトレーサー粒子散布孔間
の間隔が小さくされたので、この孔間でミスト分布が途
切れる割合が小さい。したがって、気流のほぼ連続的な
測定面が得られることとなる。
【0010】また、請求項2のトレーサー粒子散布ノズ
ル構造では、上記ノズルは、略水平配置され、複数のト
レーサー粒子散布孔が上部に形成された長尺の円筒状の
本体と、該本体の上半分を所定距離だけ離間して覆う、
本体と同心状のカバー部と、上記本体下部に配置された
断面V字状のガイド部とを備え、上記トレーサー粒子散
布孔から散布されたトレーサー粒子をカバー部により本
体下部に案内し、さらにガイド部により本体下方に案内
するように構成したことを特徴とする。
【0011】この構成によれば、上記ノズルの、水平配
置時における本体上部に複数のトレーサー粒子散布孔が
形成され、該本体の上半分は所定距離だけ離間した、本
体と同心状のカバー部によって覆われ、上記本体下部に
断面V字状のガイド部が配置されるので、上記トレーサ
ー粒子散布孔から散布されたトレーサー粒子はカバー部
により本体下部に案内され、さらにガイド部により本体
下方に案内される。このように、トレーサー粒子は、整
流されて気流中へ散布されるので、ノズル下流にカルマ
ン渦がほとんど発生しなくなり、よって測定領域の気流
を乱すおそれがなくなる。
【0012】また、請求項3のトレーサー粒子散布ノズ
ル構造では、上記ノズルは、略水平に配置され、本体上
部に複数のトレーサー粒子散布孔が形成され、長尺方向
で隣り合うトレーサー粒子散布孔間の間隔が小さくされ
るとともに、上記本体の上半分が所定距離だけ離間し
て、本体と同心状のカバー部で覆われ、上記本体下部に
断面V字状のガイド部が配置され、上記トレーサー粒子
散布孔から散布されたトレーサー粒子がカバー部により
本体下部に案内され、さらにガイド部により本体下方に
案内される。したがって、上記請求項1,2の相乗作用
が得られる。
【0013】さらに、請求項4のように、上記トレーサ
ー粒子散布孔を、上記本体上部に沿って長孔が列設され
たものであることとすれば、長尺方向で隣り合うトレー
サー粒子散布孔間の間隔が孔の長径に比べて小さくなる
ので、この孔間でミスト分布が途切れる割合が小さくな
る。したがって、気流のほぼ連続的な測定面が得られる
こととなる。
【0014】さらに、請求項5のように、上記トレーサ
ー粒子散布孔を、上記本体上部に沿って千鳥状に列設さ
れたものであることとすれば、長尺方向で隣り合うトレ
ーサー粒子散布孔間の間隔が一層小さくなるので、この
孔間でミスト分布が途切れる割合が一層小さくなる。し
たがって、気流のほぼ連続的な測定面が得られることと
なる。
【0015】さらに、請求項6のように、上記カバー部
は、上記本体部に着脱自在に係止される連続状のカバー
本体を備えたこととすれば、本体部との隙間にトレーサ
ー粒子を案内する連続的な通路が確保されるとともに、
この間隙の閉塞時にカバー部を本体部から取り外し、掃
除後に容易に現状復帰される。
【0016】さらに、請求項7のように、上記トレーサ
ー粒子は超音波を用いて発生させたミストであり、請求
項1〜6のいずれかに記載のトレーサー粒子散布ノズル
を備えた気流測定装置とすれば、上記したような各作用
が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本実施形態に係る気流測定
装置の全体構成を示す模式図である。
【0018】図1において、1はトレーサー粒子Tを噴
出散布するトレーサー粒子散布ノズル(ノズル)、2は
トレーサー粒子散布ノズル1の上部に係止されたカバー
部、3はトレーサー粒子散布ノズル1の下部に同ノズル
と一体的に形成された断面V字状のガイド部、4はトレ
ーサー粒子発生装置、5はシート光を照射する光源、6
はトレーサー粒子Tからの反射光Rを撮影するカメラで
ある。これらの機器は気流測定を行うクリーンルーム内
に設置される(図中のX−X線はクリーンルームとの仕
切りを示している)。
【0019】また、7はカメラ6で撮影した画像をデジ
タル画像に変換して表示するモニタ、8は演算処理装置
である。これらの機器はクリーンルーム外に設置され
る。このように機器によって設置場所を変えたのは、気
流測定に対する外乱となる妨害気流の混入を防止してよ
り正確な測定を行うためである。したがって、そのよう
なおそれがない場合はクリーンルーム内に全ての機器を
設置してもよい。
【0020】トレーサー粒子散布ノズル1は、移動用車
輪を備えた支持台10により高さ調整可能で、その長尺
方向が略水平に延び、かつ、その長尺方向の回り(図中
のA方向)に所定角度だけ回動可能となるように支持さ
れている。そして、支持台10内部のトレーサー粒子発
生装置4で発生させたトレーサー粒子Tを、トレーサー
粒子散布ノズル1を介して、気流を乱す原因となる障害
物11の存在する2次元の測定エリアである測定面(空
間)12に向けて噴出散布するようになっている。
【0021】図2は、本発明の特徴となるトレーサー粒
子散布ノズル1の構造例を示す図であり、(a)はトレ
ーサー粒子散布ノズルの上面図、(b)はトレーサー粒
子散布ノズルの側面図、(c)は(b)におけるY−Y
線矢視断面図、(d)は(b)におけるトレーサー粒子
の流れを示す説明図、(e)は(c)におけるトレーサ
ー粒子の流れを示す説明図である。また、図3は、カバ
ー部の構造例を示す図であり、(a)はカバー部の構造
例を示す斜視図、(b)はカバー部をノズル本体に係合
させたときの状態を示す斜視図である。
【0022】図2(a),(b),(c)に示すよう
に、トレーサー粒子散布ノズル1のノズル本体(本体)
1aは、例えば長さ640mm、外径20mmφの合成
樹脂製あるいは金属製のパイプからなり、その水平配置
時における上部側には4mm×45mmの長孔(トレー
サー粒子散布孔)1b,1b,…が長尺方向に一列に配
置され、それぞれ隣り合う長孔1b,1b間には10m
mの間隔があけられている。
【0023】かかる長孔1b,1b,…は、従来技術の
丸孔に比して、本体1aの長尺方向にほぼ連続的な孔構
造を実現するものである。すなわち、丸孔を適当な間隔
をあけて一列に配置したのでは、孔間の間隔がその孔径
に比べて大きくなるので、トレーサー粒子Tの噴出がそ
の間ではまったくなくなり、したがって、トレーサー粒
子Tの分布がそこで途切れてしまう。しかし、本実施形
態のように、長孔1b,1b,…を採用し、かつ、この
長孔間1b,1b,…間の接続部1c,1c,1c,…
を、長孔の長径に比べて小さくすることにより、トレー
サー粒子Tの分布の途切れを極力少なくすることができ
る。かかる意味において、長孔1b,1b,…間の間隔
を0とするのが理想的であるが、それではノズル本体1
aの強度が極端に弱くなるので、実用的とはいえない。
そこで、本実施形態では、上記のような接続部1c,1
c,…を残さざるを得なかった。
【0024】ただし、上記長孔1b,1b,…を千鳥状
にオーバーラップさせて配置する等により、長孔1b,
1b,…間の接続部1c,1c,…を実質的に0とする
ことは可能である。その他、長孔を並列に設けたり、あ
るいは、丸孔を千鳥状に設けたりすることも考えられ
る。これらの工夫により、図2(d)に示すように、ト
レーサー粒子散布ノズル1の長尺方向にほぼ均一なトレ
ーサー粒子Tの流れを実現できる。
【0025】また、カバー部2は、図3(a),(b)
に示すように、トレーサー粒子散布ノズル1の長手方向
の全域をカバーできるような長さで、同ノズルの長孔1
b,1b,…を約0.5mmの隙間(所定間隔)(図2
(c)中のd寸法)をもって覆うように形成されたノズ
ル本体1aと同心状のカバー本体2aを有し、このカバ
ー本体2aの裏面にノズル本体1aの上部にその上方か
らはめ込んで係止させるための複数の爪2b,2b,…
を設けている。
【0026】この爪2b,2b,…の間隔は、上記ノズ
ル1の長孔1b,1b,…間の間隔と等しく10mmと
している。その理由は、長孔1b,1b,…間の間隔を
小さくしたのと同様に、トレーサー粒子Tの分布の途切
れを極力少なくするためである。したがって、爪2b,
2b,…の位置は、長孔1b,1b,…間の接続部1
c,1c,…のうちのいずれかと位置と一致させてい
る。
【0027】ただし、爪2b,2b,…の強度がカバー
部2の全体で確保される限り、必ずしも両者の数を一致
させる必要はなく、図では、爪2b,2b,…の数を、
長孔1b,1b,…間の接続部1c,1c,…の数より
も少ないものとしている。なお、上記したような千鳥状
の長孔等の場合には、これに合わせて上記爪も千鳥状と
するのが好ましい。
【0028】このカバー部2により、上記長孔1b,1
b,…から噴出散布されたトレーサー粒子Tは、ノズル
本体1aの下部のガイド部3に案内される。
【0029】さらに、ガイド部3は、図2(a)〜
(c)に示すように、トレーサー粒子散布ノズル1の長
手方向の全域をカバーできるような長さを有し、その断
面がV字状に形成された板状体をトレーサー粒子散布ノ
ズル1の下部側面に適当な方法で取り付けてノズル本体
1aと一体化したものであり、同ノズル1のノズル本体
1aとともに全体で流線型断面となっている。上記カバ
ー部2から案内されてきたトレーサー粒子Tは、このガ
イド部3によってさらに下方の測定面12へと案内され
る。
【0030】このような工夫により、図2(d),
(e)に示すように、トレーサー粒子散布ノズル1の下
流側にカルマン渦がほとんど発生しなくなり、測定面1
2においてほぼ整流化されたトレーサー粒子Tの流れを
実現できる。
【0031】トレーサー粒子発生装置4は、上記支持台
10内に設置され、純水又は超純水を、超音波振動子を
用いてミスト(トレーサー粒子)化するもので、トレー
サー粒子Tの発生時の粒子径は、この超音波振動子の周
波数によって決まる。なお、トレーサー粒子径が大きく
なり過ぎると、気流にのることなく重力落下していま
い、この逆に小さくなりすぎると、気流測定する前に蒸
発してしまうため、ここでは、そのようなおそれのない
約1〜25μmの粒子径に設定することとした。ただ
し、厳密には、室温等の周囲条件に応じて設定するのが
好ましい。
【0032】また、上記したように、ノズル本体1aの
長孔1b,1b,…を、水平配置時におけるノズル本体
1aの上部側に設けたのは、一旦ミスト化したトレーサ
ー粒子Tが、トレーサー粒子散布ノズル1を介して外部
に噴出されるまでに、凝縮してもとの純水等に戻り、そ
れが上記ノズルの長孔1b,1b,…から流出するのを
防止するためである。かかる観点から、トレーサー粒子
散布ノズル1は、若干水平よりも支持側を下り傾斜とし
て、ノズル本体1a内の凝縮した純水等をトレーサー粒
子発生装置4に戻すようになっており、かつ、図1中の
A方向の回動角度を所定角度(例えば垂直方向に対して
±90度以下)に規制している。
【0033】光源5は、例えばヘリウム−ネオンレーザ
であって、測定面12をカバーできるような平行光であ
るシート光を照射するものである。図中では、トレーサ
ー粒子散布ノズル1の支持台10によりC方向に水平移
動可能で、かつ、B方向に回動可能に支持されている。
これにより、光源5は、トレーサー粒子散布ノズル1の
回動に対応して測定面12の位置が変化しても、その変
化後の測定面12にシート光を照射できるように、位置
姿勢を変化させることができる。なお、図中では、光源
5は、左側から測定面12にシート光を照射するように
なっているが、右側からの照射であってもよく、さらに
は上方からの照射であってもよい。また、光源5は、必
ずしも上記レーザに限られず、例えば長尺の蛍光灯と反
射板との組み合わせにより、上記シート光を得てもよ
い。
【0034】カメラ6は、例えばCCDカメラであり、
測定面12の全面を撮影することができるように、測定
面12の正面に配置され、三脚13でその設置位置にお
いて高さ調節ができるように支持されている。このカメ
ラ6はトレーサー粒子散布ノズル1から垂線を降ろして
その垂線上に焦点(ピント)を合わせて用いられ、測定
面12内の気流中に含まれたトレーサー粒子Tが、光源
5により照射されて散乱するときの、反射光Rを1/3
0secの時間間隔で撮影する。
【0035】モニタ7は、収納庫14上に設置され、カ
メラ6で撮影された画像と、後述するトレーサー粒子T
の速度分布とを単独で、あるいは、両者を重ね合わせて
表示することができるものである。
【0036】演算処理装置8は、上記収納庫14内(あ
るいはその上)に設置され、各種演算処理を行う、例え
ばパーソナルコンピュータからなる。この演算処理装置
8は、カメラ6で撮影された画像を1/30secの時
間間隔で読み込んで、周知のPIV(Particle Imag
e Velocimetry)計測法を用いた解析を行い、上記反
射光の輝度分布に基づいて、トレーサー粒子Tの速度ベ
クトルと平均速度ベクトルとを演算処理する。この演算
処理装置8は、カメラ6で撮影された画像を図略のビデ
オデッキに一旦録画しておき、所定のタイミングでその
録画された画像を呼び出して上記解析を行うことも可能
である。
【0037】図4は、演算処理装置の各機能処理部を主
体的に表したブロック図、図5はその演算処理に関する
基本原理図である。
【0038】図4において、8aは各種演算処理の制御
等を行うCPU、8bはカメラ6で撮影された画像を読
み込む画像読み込み部、8cは画像読み込み部8bで読
み込まれた画像をデジタル画像に変換するデジタル画像
変換部、8dはデジタル画像変換部8cで変換されたデ
ジタル画像に基づく上記PIV計測法を用いた解析によ
り、トレーサー粒子Tの速度ベクトルを演算する速度ベ
クトル演算部、8eは同解析によりトレーサー粒子Tの
平均速度を演算する平均速度演算部、8fは速度ベクト
ル演算部8dと平均速度演算部8eとでそれぞれ演算さ
れた結果をモニタ7の画面上に表示することにより可視
化する速度ベクトル,平均速度可視化部である。
【0039】これらの機能処理部8b〜8fは、例えば
実行形式のプログラムによって具現化されるものであ
り、これらのプログラムは予めROM8gに記憶されて
いる。そして、上記プログラムは、気流測定時にCPU
8aからの指令により、ROM8gから読み込んで上記
各種演算処理に用いられる。また、各種演算等のための
初期値や画像データは、一旦RAM8hに記憶され、C
PU8aからの指令により、このRAM8hから適当な
タイミングで読み込んで上記各種演算処理に用いられ
る。このため、ROM8gは、上記プログラムを記憶可
能な容量を有し、RAM8hは、上記初期値や画像デー
タを記憶可能な容量を有する。
【0040】演算処理装置8のうち、速度ベクトル演算
部8dと平均速度演算部8eとは、具体的には、以下の
ような演算処理を行う。すなわち、図5(a),(b)
において、速度ベクトル演算部8dは、時刻t=t0に
おける画像中のある点Pが、1/30sec後の時刻t
=t0+1/30secの画像の点Qに移動したこと
を、P,Q点を中心とする21×21pixelの画像領域
の上記反射光の強度などに基づく輝度分布(パターン)
の類似性から読み取る。そして、これにより、P点の移
動方向と速度とを演算処理する。同様の演算処理を、画
像中の各点について、時刻t=t0secとt=t0+
1/30secとの間、及び、時刻t=t0+1/30
secとt=t0+2/30secとの間で行い、平均
速度演算部8eは、同一点の値を平均化する。これらの
演算処理により、画面中の各点でのトレーサー粒子Tの
速度ベクトルと平均速度ベクトルとを求めることによっ
て、測定面12内のトレーサー粒子Tの速度分布が求め
られる。
【0041】図6は、速度ベクトル,平均速度可視化部
8fにより可視化のための処理を行ったトレーサー粒子
Tの速度分布をモニタ7の画面上に表示した例を示すも
のである。図中、トレーサー粒子Tの速度ベクトル、あ
るいは、平均速度ベクトルは矢印で表示されている。同
図から、障害物11の下方では、トレーサー粒子Tが巻
き込まれていることが分かる。なお、図中の矢印の長さ
はトレーサー粒子Tの速度に比例している。
【0042】また、カメラ6で撮影された画像(原画
像)に上記トレーサー粒子Tの速度ベクトル、あるい
は、平均速度ベクトルを重ね合わせてモニタ7の画面上
に表示することもできる。その場合には、上記トレーサ
ー粒子Tの速度ベクトル等の矢印を例えば赤色で表示
し、原画像による気流の分布は、例えば白黒の濃淡で表
示することによって両者の判別を可能とすることが好ま
しい。
【0043】引き続き、上記構成の気流測定装置による
気流測定動作を説明する。図7はその動作を示すフロー
チャートである。
【0044】図7において、まず、クリーンルーム内に
気流測定装置のトレーサー粒子散布ノズル1等を搬入
し、測定面12の上方にトレーサー粒子散布ノズル1が
略水平になるように配置する。そして、測定したい気流
の向きに応じてトレーサー粒子散布孔である長孔1b,
1b,…の向きを設定する(ステップS1)。図1中で
は、クリーンルームの上方から下方に向かう気流を測定
するとして、ガイド部3を下方に向けて配置している。
このように配置することにより、長孔1b,1b,…か
ら噴出散布されるトレーサー粒子Tがカバー部2とガイ
ド部3に案内され、ほぼ整流化されて気流にのるように
なる。
【0045】ついで、トレーサー粒子発生装置4を作動
させ、トレーサー粒子散布ノズル1からのトレーサー粒
子Tが長孔1b,1b,…から、上記範囲の粒径で均等
に散布されるように、トレーサー粒子発生装置4のトレ
ーサー送気風量の調整を行う(ステップS2)。
【0046】ついで、光源5の向きを調整して、測定面
12の側方(図1の左側)からシート光を照射する(ス
テップS3)。
【0047】ついで、カメラ6を作動させて、撮影領域
をモニタ7で確認後、1/30secの時間間隔で測定
面12を撮影する(ステップS4)。
【0048】ついで、演算処理装置8のCPU8aから
の指令により、画像読み込み部8bは、カメラ6で撮影
された画像を読み込み、デジタル画像変換部8cは画像
読み込み部8bで読み込まれた画像をデジタル画像に変
換する。また、速度ベクトル演算部8dはデジタル画像
変換部8cで変換されたデジタル画像に基づき上記PI
V計測法を用いた解析によりトレーサー粒子Tの速度ベ
クトルを演算し、平均速度演算部8eは同解析によりト
レーサー粒子Tの平均速度を演算する(ステップS
5)。
【0049】そして、速度ベクトル,平均速度可視化部
8fは、速度ベクトル演算部8dと平均速度演算部8e
とでそれぞれ演算された結果をモニタ7の画面上に表示
することにより可視化する(ステップS6)。この際、
トレーサー粒子Tの平均速度を、上記ステップS4の撮
像画像に重ね合わせてモニタ7上に表示することとすれ
ば、気流中におけるトレーサー粒子Tの動きと気流との
相関関係を容易に把握することができ、しかも、リアル
タイムでの気流測定を行うことができる。
【0050】また、必要に応じて、上記と直角方向の気
流測定を行う(ステップS7)。この場合には、上記ス
テップS1において、トレーサー粒子散布ノズル1を略
水平に保ったまま、障害物11の上方で垂直方向の回り
に90度回転させることにより、測定面12を上記と直
角に設定する。ついで、上記ステップS2〜S6を繰り
返すことにより、上記と直角方向の気流を可視化するこ
とができる。
【0051】さらに、クリーンルーム内の他の位置に気
流測定装置を移動してその位置で上記ステップS1〜S
7を繰り返すことにより、同ルーム内全体の気流測定を
行うことができる(ステップS8)。
【0052】なお、気流測定を繰り返す間に、トレーサ
ー粒子散布ノズル1内には、凝縮水等が付着して、ノズ
ル本体1aとカバー部2との隙間dを閉塞することがあ
る。そこで、上記ステップS7又はS8において、適宜
メンテナンスを行う必要がある。具体的には、トレーサ
ー粒子散布ノズル1のノズル本体1aからカバー部2の
爪2b,2b,…を取り外して、カバー本体2aの内面
並びにノズル本体1aの長孔1b,1b,…周辺を掃除
することにより、そこに付着した凝縮水等を取り除いた
後、再度ノズル本体1aにカバー部2の爪2b,2b,
…をはめ込む。本実施形態では、このようにしてトレー
サー粒子散布ノズル1のメンテナンスを簡単に行うこと
ができる。このメンテナンスは、トレーサー粒子Tが例
えば0.5m/secの流速である場合には、30mi
n程度の間隔で行えばよいが、気流測定自体は、ステッ
プS1〜S6まで5min程度で終了するので、気流測
定において特に問題となることはない。
【0053】以上のように、本実施形態では、トレーサ
ー粒子散布ノズル1のノズル本体1aの、水平配置時に
おける上部側に複数のトレーサー粒子散布孔である長孔
1b,1b,…が形成され、長尺方向で隣り合う長孔1
b,1b間の間隔が小さくされたので、上記図2(d)
に示したように、この長孔間の接続部1,1c,…でト
レーサー粒子Tの分布が途切れる割合が小さくなる。し
たがって、気流のほぼ連続的な測定面12が得られるこ
ととなり、測定の精度の大幅な向上を図ることができ
る。
【0054】また、本実施形態では、ノズル本体1aの
上半分は所定距離だけ離間した、本体と同心状のカバー
部2によって覆われ、ノズル本体1aの下部に断面V字
状のガイド部3が配置されるので、上記長孔1b,1
b,…から散布されたトレーサー粒子Tは、上記図2
(e)に示したように、カバー部2とノズル本体1aと
の間隙を通ってノズル本体1aの下部に案内され、さら
にガイド部3によりノズル本体1aの下方に案内され
る。このようにトレーサー粒子Tは整流されることによ
り、ノズル下流にはカルマン渦がほとんど発生しなくな
る。したがって、測定領域の気流を乱すことがなくな
り、これによっても測定の精度の大幅な向上を図ること
ができる。
【0055】なお、上記実施形態では、トレーサー粒子
発生装置4により純水又は超純水を超音波でミスト化し
てトレーサー粒子Tとして用いるが、他の種類のトレー
サー粒子を用いてもよい。ただし、クリーンルーム内で
使用する場合にはその汚染を防止するために、トレーサ
ー粒子Tは上記ミストを用いるのが好ましい。また、ト
レーサー粒子発生装置4をトレーサー粒子散布ノズル1
の支持側にノズル本体1aと一体化して設けてもよい。
その場合には、トレーサー粒子Tが凝縮する量が増加す
るため、上述のメンテナンスの間隔は短縮される。
【0056】また、上記実施形態では、モニタ8で気流
を可視化しているが、プリント出力することにより、気
流を可視化してもよい。その場合、プリンターはクリー
ンルームの外部に配置して、プリント紙粉の飛散による
同ルーム内の汚染を防止するのが好ましい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のトレーサー粒子散布ノズル構造では、上記ノズルは、
略水平に配置され、複数のトレーサー粒子散布孔が上部
に形成された長尺の円筒状の本体を備えるとともに、長
尺方向で隣り合うトレーサー粒子散布孔間の間隔を小さ
くしたことを特徴とする。この構成によれば、長尺方向
で隣り合うトレーサー粒子散布孔間でミスト分布が途切
れる割合を小さくすることができる。したがって、気流
のほぼ連続的な測定面が得られることとなり、測定の精
度の大幅な向上を図ることができる。
【0058】また、請求項2のトレーサー粒子散布ノズ
ル構造では、上記ノズルは、略水平に配置され、複数の
トレーサー粒子散布孔が上部に形成された長尺の円筒状
の本体と、該本体の上半分を所定距離だけ離間して覆
う、本体と同心状のカバー部と、上記本体下部に配置さ
れた断面V字状のガイド部とを備え、上記トレーサー粒
子散布孔から散布されたトレーサー粒子をカバー部によ
り本体下部に案内し、さらにガイド部により本体下方に
案内するように構成したことを特徴とする。この構成に
よれば、ノズル下流にある測定領域の気流を乱すことが
なくなり、これによっても測定の精度の大幅な向上を図
ることができる。
【0059】また、請求項3のトレーサー粒子散布ノズ
ル構造では、上記ノズルは、略水平配置され、上部に複
数のトレーサー粒子散布孔を形成し、長尺方向で隣り合
うトレーサー粒子散布孔間の間隔を小さくするととも
に、該本体の上半分が所定距離だけ離間して、本体と同
心状のカバー部で覆い、上記本体下部に断面V字状のガ
イド部を配置し、上記トレーサー粒子散布孔から散布さ
れたトレーサー粒子をカバー部により本体下部に案内
し、さらにガイド部により本体下方に案内するようにな
っている。したがって、上記請求項1,2の相乗効果が
得られる。
【0060】さらに、請求項4のように、上記トレーサ
ー粒子散布孔を、上記本体上部に沿って長孔が列設する
ものとすれば、長尺方向で隣り合うトレーサー粒子散布
孔間でミスト分布が途切れる割合を小さくすることがで
きる。したがって、気流のほぼ連続的な測定面を得るこ
とができ、測定の精度の大幅な向上を図ることができ
る。
【0061】さらに、請求項5のように、上記トレーサ
ー粒子散布孔を、上記本体上部に沿って千鳥状に列設す
るものとすれば、長尺方向で隣り合うトレーサー粒子散
布孔間でミスト分布が途切れる割合を一層小さくするこ
とができる。したがって、気流のほぼ連続的な測定面を
得ることができ、測定の精度の大幅な向上を図ることが
できる。
【0062】さらに、請求項6のように、上記カバー部
は、上記本体に着脱自在に係止される連続状のカバー本
体を備えれば、本体部との隙間にトレーサー粒子を案内
する連続的な通路を確保するとともに、この間隙の閉塞
時にカバー部を本体部から取り外し、掃除後に容易に現
状復帰することができる。したがって、メンテナンスが
容易となる。
【0063】さらに、請求項7のように、上記トレーサ
ー粒子は超音波を用いて発生させたミストであり、請求
項1〜6のいずれかに記載のトレーサー粒子散布ノズル
を備えた気流測定装置とすれば、上記したような各効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る気流測定装置の全
体構成を示す模式図である。
【図2】 上記実施形態におけるトレーサー粒子散布ノ
ズルの構造例を示す図であり、(a)はトレーサー粒子
散布ノズルの上面図、(b)はトレーサー粒子散布ノズ
ルの側面図、(c)は(b)におけるY−Y線矢視断面
図、(d)は(b)におけるトレーサー粒子の流れを示
す説明図、(e)は(c)におけるトレーサー粒子の流
れを示す説明図である。
【図3】 上記実施形態におけるカバー部の構造例を示
す図であり、(a)はカバー部の構造例を示す斜視図、
(b)はカバー部をノズル本体に取り付けたときの状態
を示す図である。
【図4】 上記実施形態における演算処理装置の各機能
処理部を主体的に表したブロック図である。
【図5】 上記実施形態における演算処理装置の演算処
理に関する基本原理を示す図である。
【図6】 上記実施形態におけるモニタ画面の一例を示
す図である。
【図7】 上記実施形態における動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
T :トレーサー粒子 1 :トレーサー粒子散布ノズル(ノズル) 1a :ノズル本体(本体) 1b,1b,… :長孔(トレーサー粒子散布孔) 1c,1c,… :接続部 2 :カバー部 2a :カバー本体 2b,2b,… :爪 3 :ガイド部 4 :トレーサー粒子発生装置 5 :光源 6 :カメラ 7 :モニタ 8 :演算処理装置 8a :CPU 8b :画像読み込み部 8c :デジタル画像変換部 8d :速度ベクトル演算部 8e :平均速度演算部 8f :速度ベクトル,平均速度可視化部 8g :ROM 8h :RAM 11 :障害物 12 :測定面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椿 博幸 大阪市北区大淀中4丁目12番8号 三宝電 機株式会社内 (72)発明者 霜浦 正継 大阪市北区大淀中4丁目12番8号 三宝電 機株式会社内 Fターム(参考) 2F034 AA02 AB04 AC03 AC11 AC17 DA01 DA07 DA15 DB01 DB07 DB14 2G023 AB24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレーサー粒子を空間に散布するノズル
    構造において、 上記ノズルは、略水平に配置され、複数のトレーサー粒
    子散布孔が上部に形成された長尺の円筒状の本体を備え
    るとともに、長尺方向で隣り合うトレーサー粒子散布孔
    間の間隔を小さくしたことを特徴とするトレーサー粒子
    散布ノズル構造。
  2. 【請求項2】 トレーサー粒子を空間に散布するノズル
    構造において、 上記ノズルは、略水平に配置され、複数のトレーサー粒
    子散布孔が上部に形成された長尺の円筒状の本体と、該
    本体の上半分を所定距離だけ離間して覆う、本体と同心
    状のカバー部と、上記本体下部に配置された断面V字状
    のガイド部とを備え、上記トレーサー粒子散布孔から散
    布されたトレーサー粒子をカバー部により本体下部に案
    内し、さらにガイド部により本体下方に案内するように
    構成したことを特徴とするトレーサー粒子散布ノズル構
    造。
  3. 【請求項3】 トレーサー粒子を空間に散布するノズル
    構造において、 上記ノズルは、略水平に配置され、複数のトレーサー粒
    子散布孔が上部に形成された長尺の円筒状の本体を備
    え、長尺方向で隣り合うトレーサー粒子散布孔間の間隔
    を小さくするとともに、上記本体の上半分を所定距離だ
    け離間して覆う、本体と同心状のカバー部と、上記本体
    下部に配置された断面V字状のガイド部とを備え、上記
    トレーサー粒子散布孔から散布されたトレーサー粒子を
    カバー部により本体下部に案内し、さらにガイド部によ
    り本体下方に案内するように構成したことを特徴とする
    トレーサー粒子散布ノズル構造。
  4. 【請求項4】 上記トレーサー粒子散布孔は、上記本体
    上部に沿って長孔が列設されたものであることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のトレーサー粒子散
    布ノズル構造。
  5. 【請求項5】 上記トレーサー粒子散布孔は、上記本体
    上部に沿って千鳥状に列設されたものであることを特徴
    とする請求項1〜3のいずれかに記載のトレーサー粒子
    散布ノズル構造。
  6. 【請求項6】 上記カバー部は、上記本体に着脱自在に
    係止される連続状のカバー本体を備えたことを特徴とす
    る請求項2又は3記載のトレーサー粒子散布ノズル構
    造。
  7. 【請求項7】 上記トレーサー粒子は超音波を用いて発
    生させたミストであり、請求項1〜6のいずれかに記載
    のトレーサー粒子散布ノズルを備えた気流測定装置。
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