JP2001146842A - 側壁パネルの、建込み装置および建込み方法 - Google Patents

側壁パネルの、建込み装置および建込み方法

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JP2001146842A
JP2001146842A JP33168699A JP33168699A JP2001146842A JP 2001146842 A JP2001146842 A JP 2001146842A JP 33168699 A JP33168699 A JP 33168699A JP 33168699 A JP33168699 A JP 33168699A JP 2001146842 A JP2001146842 A JP 2001146842A
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泰一 吉冨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型のトラッククレーンを使用することな
く、側壁パネルを建て込むことができる、側壁パネルの
建込み装置を提供する。 【解決手段】 建込み装置7は、装置本体9と、吊下げ
支持体10と、側壁パネル3を吊り下げる移動吊り装置
11と、作業足場12とを備える。装置本体9は、吊り
下げられる側壁パネル3を間におく一方側に位置する第
1の本体部9aと、他方側に位置する第2の本体部9b
とからなる。そして、第1および第2の本体部9a、9
bには、移動吊り装置11が側壁パネル3を吊り下げた
状態で、その側壁パネル3を建て込む各位置まで走行す
る車輪9c、9cが設けられている。また、吊下げ支持
体10は、第1および第2の本体部9a、9bから上方
に延設されるようにして、それら第1の本体部9aと第
2の本体部9bに架け渡されている。また、移動吊り装
置11は、吊下げ支持体10の中間部分に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建造物の側壁を
形成する、プレキャストコンクリートブロックからなる
複数の側壁パネルを建て込む、建込み装置および建込み
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、建造物として、例えば貯水タンクの側壁を形成す
る、プレキャストコンクリートブロックからなる複数の
側壁パネルを建て込むには、トラッククレーンによる方
法が一般的であった。図13は、高地に建造される貯水
タンクの側壁パネル21を建て込む過程を示すものであ
り、建造場所の周囲には、傾斜面22や崖23が迫って
いる。このような場合、傾斜面22や崖23の途切れた
箇所に、作業半径の大きな大型のトラッククレーン24
を据え付けて作業することとなり、この大型のトラック
クレーン24を使用することがコスト高の原因の一つと
なっていた。特に、トラッククレーン24が、建造場所
まで乗り入れることができない場合には、建造場所に隣
接する位置にトラッククレーン24を据え付けなければ
ならず、一層大きな大型のトラッククレーン24が必要
となった。
【0003】さらには、貯水タンクの側壁の施工にあた
って、建て込まれて側壁を形成する側壁パネル21の内
外面に面する全周に足場を設置する必要があり、多くの
資材と労力を要していた。図13においては、建て込ま
れる側壁パネル21、21の外面に面して、外部足場2
5のみが設置されているが、側壁パネル21、21が全
て建て込まれた後には、側壁パネル21、21間の縦目
地の処理等の作業をするために、前記外部足場25の他
に、側壁パネル21、21の内面に面して、内部足場が
設置される。
【0004】この発明は、上記した従来の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、大型のトラッククレーンを使用することなく、側壁
パネルを建て込むことができる、側壁パネルの、建込み
装置および建込み方法を提供することにある。
【0005】また、他の目的は、施工現場に設置する足
場を簡略化することができる、側壁パネルの、建込み装
置および建込み方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る側壁パネ
ルの、建込み装置および建込み方法は、前記目的を達成
するために、次の構成からなる。すなわち、請求項1に
記載の発明に係る側壁パネルの建込み装置は、建造物の
側壁を形成する、プレキャストコンクリートブロックか
らなる複数の側壁パネルを建て込むための建込み装置で
あって、装置本体と、前記装置本体から上方に延設され
た吊下げ支持体と、前記吊下げ支持体に設けられて、前
記側壁パネルを吊り下げる吊下げ部とを備える。そし
て、前記装置本体は、前記吊下げ部が前記側壁パネルを
吊り下げた状態で、その側壁パネルを建て込む各位置ま
で走行する走行手段を有する。
【0007】このように、この建込み装置によると、装
置本体から上方に延設された吊下げ支持体に設けられる
吊下げ部に、側壁パネルが吊り下げられる。そして、装
置本体が有する走行手段により、この建込み装置が、側
壁パネルを吊り下げた状態で、側壁パネルを建て込む各
位置まで走行して、側壁パネルが建て込まれる。
【0008】また、請求項2に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み装置のように、前記装置本体から上方に延
設された足場支持体と、前記足場支持体に支持されて、
建て込まれる前記側壁パネルから前記吊下げ部を外す等
の、前記側壁パネルの建込み作業に用いることができる
作業足場とを備えてもよい。これにより、この建込み装
置が、側壁パネルを吊り下げた状態で、側壁パネルを建
て込む位置に走行し、その側壁パネルを建て込む際に、
装置本体から上方に延設された足場支持体に支持される
作業足場に乗った作業者が、側壁パネルから吊下げ部を
外す等の、側壁パネルの建込み作業を行うことができ
る。さらに、場合によっては、この作業足場を用いて、
建て込まれる側壁パネル間の縦目地の処理をしたり、側
壁パネルの塗装等を行うことも可能である。
【0009】また、請求項3に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み装置のように、前記作業足場は、前記足場
支持体に、昇降可能に支持されてもよい。これにより、
この昇降可能な作業足場を用いて、側壁パネルから吊下
げ部を外す等の、建込み作業を容易に行うことができ
る。
【0010】また、請求項4に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み装置のように、前記吊下げ支持体の一部
が、前記足場支持体を兼ねてもよい。このように、吊下
げ支持体の一部が足場支持体を兼ねることで、この建込
み装置を、コンパクトにすることができる。
【0011】また、請求項5に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み装置のように、前記吊下げ部は、前記吊下
げ支持体に、走行方向とほぼ直交する水平方向に移動可
能に設けられてもよい。これにより、この建込み装置の
走行と、その走行方向とほぼ直交する、吊下げ部の水平
方向の移動とによって、側壁パネルを建て込むにあたっ
て、その建て込む位置を微調整することができる。
【0012】また、請求項6に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み装置のように、前記装置本体は、前記吊下
げ部に吊り下げられる前記側壁パネルを間に置く一方側
に位置する第1の本体部と、他方側に位置する第2の本
体部とからなり、かつ、前記吊下げ支持体は、前記第1
の本体部と前記第2の本体部に架け渡されて、前記吊下
げ部は、前記吊下げ支持体の中間部分に設けられてもよ
い。こうして、吊下げ部は、第1の本体部と第2の本体
部に架け渡される吊下げ支持体の中間部分に設けられ
る。従って、側壁パネルの重量を、その側壁パネルを間
に置く一方側に位置する第1の本体部と、他方側に位置
する第2の本体部とで支えることとなる。
【0013】また、請求項7に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み装置のように、前記装置本体は、前記吊下
げ部に吊り下げられる前記側壁パネルの一方側に位置
し、前記吊下げ部は、前記吊下げ支持体の先端部分に設
けられてもよい。このように、装置本体が、吊り下げら
れる側壁パネルの一方側に位置しており、その一方側に
位置する装置本体から、前記吊下げ支持体が延設され
て、その延設される吊下げ支持体の先端部分に吊下げ部
が設けられる。こうして、走行手段を有して吊下げ支持
体が延設される装置本体が、吊り下げられる側壁パネル
の一方側に位置しているため、たとえ側壁パネルの他方
側に走行の障害となるような障害物があったとしても、
側壁パネルの建て込みに何ら問題は生じない。
【0014】また、請求項8に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み方法は、請求項1または2に記載の建込み
装置を用いて、建造物の側壁を形成する、プレキャスト
コンクリートブロックからなる複数の側壁パネルを建て
込む、建込み方法であって、前記建込み装置が、前記側
壁パネルを吊り下げ始める所定の位置から、前記側壁パ
ネルを吊り下げた状態で、その側壁パネルを建て込む各
位置まで走行して、前記側壁パネルを建て込むものであ
る。このように、この建込み方法によると、建込み装置
が、側壁パネルを吊り下げた状態で、側壁パネルを建て
込む各位置まで走行して、側壁パネルが建て込まれる。
そして、建込み装置が、装置本体から上方に延設された
足場支持体に支持される作業足場を備える場合には、側
壁パネルを建て込む際に、作業足場に乗った作業者が、
側壁パネルから建込み装置の吊下げ部を外す等の、側壁
パネルの建込み作業を行うことができる。さらに、場合
によっては、この作業足場を用いて、建て込まれる側壁
パネル間の縦目地の処理をしたり、側壁パネルの塗装等
を行うことも可能である。
【0015】また、請求項9に記載の発明に係る側壁パ
ネルの建込み方法のように、前記建込み装置は、建造さ
れる前記側壁に沿って敷かれたレール上を走行して、前
記側壁パネルを建て込んでもよい。このように、建込み
装置が、建造される側壁に沿って敷かれたレール上を走
行することで、側壁パネルを建て込む各位置まで、無駄
なく走行することができる。
【0016】また、請求項10に記載の発明に係る側壁
パネルの建込み方法のように、前記側壁パネルは、その
側壁パネルの仮置き場からクレーン等の荷役機械によっ
て、前記建込み装置が前記側壁パネルを吊り下げ始める
所定の位置まで運搬され、その所定の位置において、前
記側壁パネルは、前記クレーン等の荷役機械から前記建
込み装置に受け渡されてもよい。これにより、側壁パネ
ルの、仮置き場から側壁パネルを建て込む各位置までの
運搬過程で、側壁パネルは、クレーン等の荷役機械から
建込み装置に受け渡される。このように、側壁パネルの
運搬が、荷役機械と建込み装置とで分担されており、各
側壁パネルの、荷役機械による運搬と、建込み装置によ
る運搬とを並行して行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る側壁パネル
の、建込み装置および建込み方法の実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0018】図1ないし図5は、本発明に係る側壁パネ
ルの、建込み装置および建込み方法の第一の実施の形態
を示す。図中1は、建造場所の周囲の傾斜面、2は、同
じく崖である。3は、建造物としての貯水タンクの側壁
を形成する側壁パネルであり、プレストレスの導入が可
能なプレキャストコンクリートブロックからなってい
る。4は、サポート部材であり、基礎床面5上に建て込
まれる側壁パネル3を、その内側で支持する。6は、建
造される側壁に沿って、その側壁の外側および内側の基
礎床面5に敷設されたレールである。7は、複数の前記
側壁パネル3、3を建て込むための建込み装置であり、
8は、荷役機械としての、小型のトラッククレーンであ
る。
【0019】ここで、建込み装置7は、図2ないし図5
に示すように、装置本体9と、吊下げ支持体10と、側
壁パネル3を吊り下げる吊下げ部としての移動吊り装置
11と、作業足場12とを備えている。装置本体9は、
移動吊り装置11に吊り下げられる側壁パネル3を間に
おく一方側となる外側に位置する第1の本体部9aと、
他方側となる内側に位置する第2の本体部9bとからな
る。第1の本体部9aは、吊り下げられる側壁パネル3
の外面3aに面するようにして、その側壁パネル3の幅
方向に長手となるように形成されている。そして、第2
の本体部9bは、吊下げられる側壁パネル3の内面3b
に面するようにして、その側壁パネル3の幅の中央部分
に対向するように位置している。そして、第1および第
2の本体部9a、9bには、移動吊り装置11が側壁パ
ネル3を吊り下げた状態で、その側壁パネル3を建て込
む各位置まで、レール6、6上を走行する、走行手段と
しての車輪9c、9cが設けられている。こうして、こ
の建込み装置7は、レール6、6上を、第1の本体部9
aの長手方向でもある、吊り下げられる側壁パネル3の
幅方向に走行可能となっている。
【0020】吊下げ支持体10は、第1および第2の本
体部9a、9bから上方に延設されるようにして、それ
ら第1の本体部9aと第2の本体部9bに架け渡されて
いる。具体的には、吊下げ支持体10は、第1の本体部
9aの、長手方向の両端部分から上方に鉛直に延設され
る第1の垂直部材10a、10aと、第2の本体部9b
から上方に鉛直に延設される第2の垂直部材10bと、
第1の垂直部材10a、10aの上端部分をつなぐよう
に水平に延設される水平部材10cと、第2の垂直部材
10bの上端部分と水平部材10cの中央部分とをつな
ぐようにして水平部材10cに直交する水平方向に延設
される支持部材10dとから構成されている。
【0021】吊下げ部としての移動吊り装置11は、吊
下げ支持体10の中間部分となる、支持部材10dに、
その支持部材10dの延設される長手方向、すなわち、
この建込み装置7の走行方向とほぼ直交する水平方向に
移動可能に設けられている。そして、この移動吊り装置
11の下端には、上下動するフック部11aが設けられ
ており、このフック部11aが、側壁パネル3の上端に
取り付けられた逆U字状の支持金具13に掛けられて、
側壁パネル3が吊り下げられる。
【0022】また、作業足場12は、第1の垂直部材1
0a、10a間に渡されるようにして、それら第1の垂
直部材10a、10aに、昇降可能に支持されている。
こうして、吊下げ支持体10の一部である第1の垂直部
材10a、10aが、作業足場12を支持する足場支持
体を兼ねることとなる。
【0023】次に、上述の建込み装置7を用いて、貯水
タンクの側壁を形成する複数の側壁パネル3、3を建て
込む、建込み方法を、図1に基づいて説明する。はじめ
に、据え付けられた小型のトラッククレーン8によっ
て、仮置き場K1に置かれた側壁パネル3は、P方向に
沿って、建込み装置7が側壁パネル3を吊り下げ始める
所定の位置まで運搬される。そして、その所定の位置に
おいて、側壁パネル3は、トラッククレーン8から建込
み装置7に受け渡される。次いで、建込み装置7は、前
記所定の位置から、側壁パネル3を吊り下げた状態で、
レール6、6上をQ方向に、側壁パネル3を建て込む各
位置まで走行して、側壁パネル3が建て込まれる。この
とき、サポート部材4、4が、側壁パネル3と第2の本
体部9bとの間において、側壁パネル3の内面3bと基
礎床面5とに渡される。そして、作業足場12に乗った
作業者Mによって、側壁パネル3から移動吊り装置11
のフック部11aが外される。その後、建込み装置7
は、レール6、6上を戻るようにしてR方向に、側壁パ
ネル3を吊り下げ始める所定の位置まで走行する。そし
て、以上の施工手順が繰り返されて、側壁パネル3、3
が、順次、建て込まれていく。
【0024】次に、上述の構成からなる建込み装置7お
よび建込み方法の作用効果について説明する。この建込
み装置7によると、側壁パネル3は、装置本体9から上
方に延設された吊下げ支持体10に設けられる移動吊り
装置11に吊り下げられる。そして装置本体9が有する
車輪9c、9cにより、この建込み装置7が、側壁パネ
ル3を吊り下げた状態で、側壁パネル3を建て込む各位
置まで走行して、側壁パネル3は建て込まれる。このよ
うに、建込み装置7が、側壁パネル3を吊り下げた状態
で、側壁パネル3を建て込む各位置まで走行すること
で、作業半径の大きな大型のトラッククレーンを使用す
ることなく、側壁パネル3を建て込むことができる。よ
って、大型のトラッククレーンの乗り入れが困難な狭盆
地等での施工が可能となる。さらに、側壁パネル3を建
て込むにあたって、大型のトラッククレーンを使用しな
いため、側壁パネル3の建込み費用が削減される。
【0025】また、側壁パネル3を建て込むにあたっ
て、この建込み装置7の走行と、その走行方向とほぼ直
交する、移動吊り装置11の水平方向の移動とによっ
て、その建て込む位置を微調整することができ、建込み
作業が容易となっている。
【0026】また、移動吊り装置11は、第1の本体部
9aと第2の本体部9bに架け渡される吊下げ支持体1
0の中間部分の支持部材10dに設けられている。従っ
て、側壁パネル3の重量を、その側壁パネル3を間に置
く一方側に位置する第1の本体部9aと、他方側に位置
する第2の本体部9bとで支えることとなり、その側壁
パネル3を安定して吊り下げることができる。
【0027】また、この建込み装置7により、側壁パネ
ル3を建て込む際に、この建込み装置7に備わる作業足
場12に乗った作業者Mが、側壁パネル3から移動吊り
装置11のフック部11aを外す等の、側壁パネル3の
建込み作業を行うことができ、従って、施工現場に設置
する足場を簡略化することができる。しかも、作業足場
12は、第1の垂直部材10a、10aに昇降可能に支
持されており、側壁パネル3からフック部11aを外す
等の、建込み作業が容易に行われる。さらに、場合によ
っては、この作業足場12を用いて、建て込まれる側壁
パネル3、3間の縦目地の処理をしたり、側壁パネル
3、3の塗装等を行うこともできる。こうして、作業足
場12が、側壁の外側に設置される外部足場の代わりと
なり得ることから、外部足場の組立ておよび解体の人手
とコストが削減される。また、第1の垂直部材10a、
10aは、吊下げ支持体10の一部であって、作業足場
12を支持する足場支持体を兼ねているので、この建込
み装置7がコンパクトとなり、狭い場所であっても、建
込み装置7の走行が容易となる。
【0028】また、建込み装置7が、建造される側壁に
沿って敷かれたレール6、6上を走行することで、側壁
パネル3を建て込む各位置まで、無駄なく走行すること
ができ、建込み作業を効率よく行うことができる。
【0029】また、側壁パネル3の運搬過程で、側壁パ
ネル3は、小型のトラッククレーン8から建込み装置7
に受け渡される。このように、側壁パネル3の運搬が、
トラッククレーン8と建込み装置7とで分担されてお
り、各側壁パネル3、3の、トラッククレーン8による
運搬と、建込み装置7による運搬とを並行して行うこと
ができ、建込み作業を迅速に行うことができる。
【0030】図6ないし図9は、本発明に係る側壁パネ
ルの、建込み装置および建込み方法の第二の実施の形態
を示す。この第二の実施の形態に示す建込み装置7およ
び建込み方法は、第一の実施の形態とほぼ同様であり、
以下に、異なる点を主に説明する。装置本体9における
第2の本体部9bは、吊り下げられる側壁パネル3の内
面に面するようにして、第1の本体部9aと同様に、側
壁パネル3の幅方向に長手となるように形成されてい
る。
【0031】そして、吊下げ支持体10における第2の
垂直部材10bは、第2の本体部9bの、長手方向の一
方端部分から上方に鉛直に延設されている。そして、水
平部材は、第1の垂直部材10a、10aの上端部分を
つなぐように水平に延設される第1の水平部材10cの
他に、第2の垂直部材10bの上端部分から、第1の水
平部材10cに対向するように水平に延設される第2の
水平部材10eと、第2の垂直部材10bとその第2の
垂直部材10bに対向する第1の垂直部材10aとの各
上端部分をつなぐように水平に延設される第3の水平部
材10fとが設けられている。また、支持部材10d
は、第1の水平部材10cの中央部分と第2の水平部材
10eの中間部分とをつなぐようにして、第1およぴ第
2の水平部材10c、10eに直交する水平方向に延設
されている。
【0032】また、この第2の実施の形態に示す建込み
装置7においては、第1の実施の形態と比べると、第2
の本体部9bは、側壁パネル3に接近して配備されてお
り、サポート部材4、4は、第2の本体部9bの上方を
横切るようにして、側壁パネル3の内面3bと基礎床面
5とに渡される。このように、第2の実施の形態におい
ては、第2の本体部9bを、側壁パネル3に接近して配
備することができ、従って、第1の本体部9aと第2の
本体部9bとの間隔を狭くすることができる。
【0033】図10ないし図12は、本発明に係る側壁
パネルの、建込み装置および建込み方法の第三の実施の
形態を示す。この第三の実施の形態に示す建込み装置7
および建込み方法は、第一の実施の形態とほぼ同様であ
り、以下に、異なる点を主に説明する。装置本体9は、
第2の本体部9bはなく、移動吊り装置11に吊り下げ
られる側壁パネル3の一方側に位置する第1の本体部9
aのみからなっており、この本体部9aは、吊り下げら
れる側壁パネル3の外面3aに面するようにして、概略
矩形形状に形成されている。そして、この第三の実施の
形態にあっては、基礎床面5にレール6は敷設されてお
らず、本体部9aに設けられる車輪9c、9cは、基礎
床面5上を直接走行する。また、本体部9aには、吊り
下げられる側壁パネル3とのバランスを保つための、バ
ランスウエイト9dが載せられている。
【0034】吊下げ支持体10は、本体部9aから上方
に延設されており、本体部9aの、吊り下げられる側壁
パネル3側の中央から上方に鉛直に延設される垂直部材
10aと、垂直部材10aの上端部分から、吊り下げら
れる側壁パネル3側に延設される支持部材10dとから
構成されている。そして、吊下げ部としての移動吊り装
置11は、吊下げ支持体10の先端部分となる、支持部
材10dに設けられる。また、吊下げ支持体10の一部
となる垂直部材10aは、足場支持体を兼ねており、作
業足場12は、足場支持体となる垂直部材10aに、昇
降可能に支持されている。
【0035】こうして、第三の実施の形態にあっては、
吊下げ支持体10が延設される装置本体9が、吊り下げ
られる側壁パネル3の一方側に位置しているため、たと
え側壁パネル3の他方側に走行の障害となるような障害
物があったとしても、側壁パネル3の建て込みに何ら問
題は生じない。また、必要によっては、この建込み装置
7が、建造される側壁の外側あるいは内側の一方を任意
に走行して、側壁パネル3を建て込む各位置に行くこと
も可能となる。
【0036】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるわけではなく、その他種々の変更が可能であ
る。例えば、側壁パネル3、3によって形成される側壁
は、貯水タンクの側壁でなくとも、水以外の液体や、個
体を貯めるタンクの側壁であってもよく、また、タンク
以外の建造物の側壁であってもよい。
【0037】また、第一および第二の実施の形態におい
て、建込み装置7は、レール6上を走行する代わりに、
基礎床面5上を走行してもよく、逆に、第三の実施の形
態において、建込み装置7は、基礎床面5上を走行する
代わりに、レール上を走行してもよい。また、建込み装
置7を動かすのに、装置本体9に車輪9cを回転させる
動力を設けてもよいが、その他に、この建込み装置7を
牽引する牽引車両等を別途設けてもよい。
【0038】また、作業足場12は、第1の垂直部材
(垂直部材)10aに、昇降可能に支持されなくとも、
第1の垂直部材(垂直部材)10aに固定されて、作業
者Mが登ったり降りたりできるものであってもよい。さ
らに、作業足場12は、図示の各実施の形態において
は、側壁の外側に位置するように設けられているが、側
壁の内側、あるいは、側壁の内外両側に位置するように
設けられても構わない。
【0039】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明に係る側壁パネルの、建込み装置および建
込み方法によれば、次の効果がある。
【0040】請求項1に記載された側壁パネルの建込み
装置によれば、この建込み装置が、側壁パネルを吊り下
げた状態で、側壁パネルを建て込む各位置まで走行する
ことで、作業半径の大きな大型のトラッククレーンを使
用することなく、側壁パネルを建て込むことができる。
【0041】また、請求項2に記載された側壁パネルの
建込み装置によれば、側壁パネルを建て込む際に、この
建込み装置に備わる作業足場に乗った作業者が、側壁パ
ネルから吊下げ部を外す等の、側壁パネルの建込み作業
を行うことができ、施工現場に設置する足場を簡略化す
ることができる。
【0042】また、請求項3に記載された側壁パネルの
建込み装置によれば、建込み装置に備わる、昇降可能な
作業足場を用いて、側壁パネルから吊下げ部を外す等
の、建込み作業を容易に行うことができる。
【0043】また、請求項4に記載された側壁パネルの
建込み装置によれば、この建込み装置をコンパクトにす
ることができ、狭い場所であっても、建込み装置の走行
が容易となる。
【0044】また、請求項5に記載された側壁パネルの
建込み装置によれば、建込み装置の走行と、吊下部の水
平方向の移動とによって、側壁パネルを建て込む位置を
微調整することができ、建込み作業が容易となる。
【0045】また、請求項6に記載された側壁パネルの
建込み装置によれば、側壁パネルの重量を、その側壁パ
ネルを間に置く一方側の第1の本体部と、他方側の第2
の本体部とで支えることとなり、その側壁パネルを安定
して吊り下げることができる。
【0046】また、請求項7に記載された側壁パネルの
建込み装置によれば、側壁パネルの他方側に走行の障害
となるような障害物があったとしても、側壁パネルの建
て込みは可能である。
【0047】また、請求項8に記載された側壁パネルの
建込み方法によれば、建込み装置が、側壁パネルを吊り
下げた状態で、側壁パネルを建て込む各位置まで走行す
ることで、作業半径の大きな大型のトラッククレーンを
使用することなく、側壁パネルを建て込むことができ
る。そして、建込み装置が、作業足場を備える場合に
は、側壁パネルを建て込む際に、作業足場に乗った作業
者が、側壁パネルから吊下げ部を外す等の、側壁パネル
の建込み作業を行うことができ、施工現場に設置する足
場を簡略化することができる。
【0048】また、請求項9に記載された側壁パネルの
建込み方法によれば、建込み装置が、建造される側壁に
沿って敷かれたレール上を走行することで、側壁パネル
を建て込む各位置まで、無駄なく走行することができ、
建込み作業を効率よく行うことができる。
【0049】また、請求項10に記載された側壁パネル
の建込み方法によれば、各側壁パネルの、クレーン等の
荷役機械による運搬と、建込み装置による運搬とを並行
して行うことができ、建込み作業を迅速に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る側壁パネルの、建込み装置およ
び建込み方法の第一の実施の形態の、側壁パネルを建て
込む過程を示す平面図である。
【図2】同じく、建込み装置の正面図である。
【図3】同じく、建込み装置の平面図である。
【図4】同じく、建込み装置の左側面図である。
【図5】同じく、建込み装置の右側面図である。
【図6】この発明に係る側壁パネルの、建込み装置およ
び建込み方法の第二の実施の形態の、建込み装置の正面
図である。
【図7】同じく、建込み装置の平面図である。
【図8】同じく、建込み装置の左側面図である。
【図9】同じく、建込み装置の右側面図である。
【図10】この発明に係る側壁パネルの、建込み装置お
よび建込み方法の第三の実施の形態の、建込み装置の正
面図である。
【図11】同じく、建込み装置の平面図である。
【図12】同じく、建込み装置の右側面図である。
【図13】従来の、側壁パネルを建て込む過程を示す平
面図である。
【符号の説明】
3 側壁パネル 6 レール 7 建込み装置 8 トラッククレー
ン(荷役機械) 9 装置本体 9a 第1の本体部
(本体部) 9b 第2の本体部 9c 車輪(走行手
段) 10 吊下げ支持体 10a 第1の垂直部材(垂直部材、足場支持体) 11 移動吊り装置(吊下げ部) 12 作業足場

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建造物の側壁を形成する、プレキャスト
    コンクリートブロックからなる複数の側壁パネルを建て
    込むための建込み装置であって、 装置本体と、 前記装置本体から上方に延設された吊下げ支持体と、 前記吊下げ支持体に設けられて、前記側壁パネルを吊り
    下げる吊下げ部とを備え、 前記装置本体は、前記吊下げ部が前記側壁パネルを吊り
    下げた状態で、その側壁パネルを建て込む各位置まで走
    行する走行手段を有することを特徴とする、側壁パネル
    の建込み装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建込み装置であって、 前記装置本体から上方に延設された足場支持体と、 前記足場支持体に支持されて、建て込まれる前記側壁パ
    ネルから前記吊下げ部を外す等の、前記側壁パネルの建
    込み作業に用いることができる作業足場とを備えること
    を特徴とする、側壁パネルの建込み装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の建込み装置であって、 前記作業足場は、前記足場支持体に、昇降可能に支持さ
    れることを特徴とする、側壁パネルの建込み装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の建込み装置で
    あって、 前記吊下げ支持体の一部が、前記足場支持体を兼ねるこ
    とを特徴とする、側壁パネルの建込み装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の建込み装置であって、 前記吊下げ部は、前記吊下げ支持体に、走行方向とほぼ
    直交する水平方向に移動可能に設けられることを特徴と
    する、側壁パネルの建込み装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の建込み装置であって、 前記装置本体は、前記吊下げ部に吊り下げられる前記側
    壁パネルを間におく一方側に位置する第1の本体部と、
    他方側に位置する第2の本体部とからなり、 前記吊下げ支持体は、前記第1の本体部と前記第2の本
    体部に架け渡されて、前記吊下げ部は、前記吊下げ支持
    体の中間部分に設けられることを特徴とする、側壁パネ
    ルの建込み装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれか1項に記載
    の建込み装置であって、 前記装置本体は、前記吊下げ部に吊り下げられる前記側
    壁パネルの一方側に位置し、 前記吊下げ部は、前記吊下げ支持体の先端部分に設けら
    れることを特徴とする、側壁パネルの建込み装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の建込み装置を
    用いて、建造物の側壁を形成する、プレキャストコンク
    リートブロックからなる複数の側壁パネルを建て込む、
    建込み方法であって、 前記建込み装置が、前記側壁パネルを吊り下げ始める所
    定の位置から、前記側壁パネルを吊り下げた状態で、そ
    の側壁パネルを建て込む各位置まで走行して、前記側壁
    パネルを建て込むことを特徴とする、側壁パネルの建込
    み方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の建込み方法であって、 前記建込み装置は、建造される前記側壁に沿って敷かれ
    たレール上を走行して、前記側壁パネルを建て込むこと
    を特徴とする、側壁パネルの建込み方法。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の建込み方法
    であって、 前記側壁パネルは、その側壁パネルの仮置き場からクレ
    ーン等の荷役機械によって、前記建込み装置が前記側壁
    パネルを吊り下げ始める所定の位置まで運搬され、その
    所定の位置において、前記側壁パネルは、前記クレーン
    等の荷役機械から前記建込み装置に受け渡されることを
    特徴とする、側壁パネルの建込み方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018178668A (ja) * 2017-04-21 2018-11-15 佐々木 洋二 コンクリート二次製品の転倒防止装置及びコンクリート二次製品の施工方法
CN115288204A (zh) * 2022-08-01 2022-11-04 中铁建工集团有限公司 一种深基坑肥槽内地下室外墙防水施工方法
WO2023070256A1 (zh) * 2021-10-25 2023-05-04 广州建筑湾区智造科技有限公司 一种全预制装配式多高层混凝土厂房的施工方法

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