JP2001146166A - 乗客用情報を提示する情報案内板 - Google Patents

乗客用情報を提示する情報案内板

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JP2001146166A
JP2001146166A JP2000236004A JP2000236004A JP2001146166A JP 2001146166 A JP2001146166 A JP 2001146166A JP 2000236004 A JP2000236004 A JP 2000236004A JP 2000236004 A JP2000236004 A JP 2000236004A JP 2001146166 A JP2001146166 A JP 2001146166A
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Gerold Bertram
ベルトラム ゲロルト
Harald Schachtebeck
シャハテベック ハラルト
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Robert Bosch GmbH
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Robert Bosch GmbH
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F27/00Combined visual and audible advertising or displaying, e.g. for public address

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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の情報案内板を改善して、乗客に出発お
よび到着時刻を知らせる情報が無線で伝送されるように
すること。 【解決手段】 乗客用情報を提示する情報案内板であっ
て、情報案内板はプロセッサを有しており、情報案内板
は光学的および/または音響的提示手段を有しており、
ユーザが、情報案内板の操作要素を用いて、情報を情報
案内板から呼び出す形式の、乗客用情報を提示する情報
案内板において、情報案内板は、デジタル無線信号を受
信するための無線受信機を有しており、情報案内板は、
前記無線受信機を用いて情報を受信し、情報案内板は、
情報をプロセッサによって音響的および/または光学的
提示手段に対して適合させ、情報案内板は、情報を音響
的および/または光学的提示手段によって提示すること
を特徴とする情報案内板を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客用情報を提示
する情報案内板に関し、ここでこの情報案内板はプロセ
ッサと、光学的および/または音響的提示手段とを有し
ており、ユーザが、情報案内板の操作要素を用いて、情
報を情報案内板から呼び出す。
【0002】
【従来の技術】飛行場や駅に乗客のためにステーション
を配置することはすで周知のことであり、このステーシ
ョンによって乗客は出発および到着時刻を知ることがで
きる。これらのステーションは、操作可能であるか、ま
たは所定の情報だけを出力するかのいずれかである。情
報および情報案内板に必要な電気エネルギーは、このス
テーションにケーブルを介して伝送される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、従来
の情報案内板を改善して、乗客に出発および到着時刻を
知らせる情報が無線で伝送されるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
り、乗客用情報を提示する情報案内板であって、情報案
内板はプロセッサと、光学的および/または音響的提示
手段とを有しており、ユーザが情報案内板の操作要素を
用いて、情報を情報案内板から呼び出す形式の、乗客用
情報を提示する情報案内板において、情報案内板は、デ
ジタル無線信号を受信するための無線受信機を有してお
り、情報案内板は、前記無線受信機を用いて情報を受信
し、情報案内板は、これらの情報をプロセッサによって
音響的および/または光学的提示手段に対して適合さ
せ、情報案内板は、これら情報を音響的および/または
光学的提示手段によって提示することを特徴とする情報
案内板を構成することによって解決される。
【0005】
【発明の実施の形態と利点】請求項1の特徴部分に記載
された構成を有する、乗客用情報を提示する本発明の情
報案内板は従来の情報案内板に比して、乗客に出発およ
び到着時刻を知らせる情報案内板の情報が無線で伝送さ
れるという利点を有する。これによって情報案内板の設
置がフレキシブルになる。なぜならば無線の情報のカバ
レージエリアであればどこにでも情報案内板を配置でき
るからである。したがって路面電車またはバスの、遠隔
地にあるへんぴな停留所にもこのような情報案内板が供
給される。
【0006】さらに、情報を情報案内板に無線で伝送す
ることにより、情報伝送のためのケーブル敷設を省略す
ることができ有利である。これによって情報案内板の設
置が極めてコスト的に有利にかつ簡単に行える。
【0007】従属請求項に記載された手段により、請求
項1に記載された、乗客用情報を提示する情報案内板の
有利な発展形態および改良が可能である。
【0008】殊に有利であるのは情報案内板が送信機を
有しており、この送信機によって緊急呼び出しを送信可
能なことである。これによって停留所の安全性が格段に
向上するからである。なぜならば電車やバスを待ってい
る乗客が、この送信機によって緊急呼び出しを起動する
ことができたり、情報案内板がそれ自体で緊急呼び出し
の必要な状況を識別するからである。
【0009】さらに情報案内板が保護素子を有してお
り、これによってエラー時に自動的に情報処理を新たに
スタートさせることは有利である。この手段によって情
報案内板は自立的になる。なぜならばこれによって情報
案内板の整備の必要性が格段に低減され、機能性が向上
するからである。
【0010】さらに情報案内板が近接スイッチを有する
と有利である。これによって人間が接近すると、情報案
内板の情報処理ユニット、たとえばプロセッサと、音響
的および/または光学的提示手段と、保護素子と、無線
受信機とがスイッチオンされる。これによってエネルギ
ーが節約される。なぜならば情報案内板の、実質的にエ
ネルギーを消費するコンポーネントは、人間の側も情報
案内板に関心を示した場合にだけ作動されるからであ
る。この特徴は、情報案内板が給電網に接続されていな
い場合は殊に重要である。
【0011】さらに情報をHTML(Hyper Text Mark
up Language)によって表現すと有利である。これによ
って有利にも、フレキシブルでありかつ周知の形式を、
情報の提示のために使用することができるため、情報の
作成者は、情報を表現すために周知のソフトウェアツー
ルを使用することができる。
【0012】さらに、情報を、DAB(Digital Audio
Broadcasting)により、MOT(Multimedia Object Tr
ansfer)オブジェクトの形式で情報案内板に送信すると
有利である。MOTオブジェクトは、これらのデータフ
ァイル長(最大268Mバイト)も、データファイルの
内容も自由に構成できるこという利点を有する。これに
よってどのような情報も、例えばHTMLページも情報
案内板に送信することができる。
【0013】さらに情報を時刻に依存して提示すると有
利である。これによって情報案内板を利用する乗客に
は、目下の時刻に関連する情報だけが伝達される。これ
により乗客は、その乗客にとって重要な情報を直ちに識
別するため、時間を節約することができる。さらに乗客
に重要な情報だけが提示されれば、このような情報案内
板はより広く受け入れられるようになる。
【0014】さらに情報案内板内で動作するソフトウェ
アを、無線のデータ伝送によってアップデートすると有
利であり、これによってこのソフトウェアを極めて簡単
かつ容易に保守可能である。
【0015】さらに情報案内板がカメラを有すると有利
である。これにより信号処理を用いた危険監視が可能で
ある。したがって情報案内板を利用する乗客の保護およ
び安全性が格段に向上される。
【0016】情報案内板が、その現在位置を検出する位
置測定装置を有すると有利である。これによって情報案
内板を移動式にまたは少なくとも移動可能に設置するこ
とができ、または情報案内板を車両内、例えば列車内に
設けることができる。
【0017】さらに情報案内板が固有のエネルギー供給
装置を有すると有利である。これによって情報案内板は
給電網に依存しなくなり、したがって電源のない遠隔地
にあるへんぴな停車場のような場所にこの情報案内板が
設置される。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図面に示し、以下に詳しく
説明する。
【0019】乗客のための情報案内板の役割は、乗客に
例えば輸送手段の出発および到着時間を知らせることで
ある。このような情報案内板を、フレキシブルで安価
に、できる限り輸送手段のありとあらゆる場所に配置す
るためには、情報をこの情報案内板に無線で伝送すると
有利である。既存のインフラストラクチャをこれらの情
報の無線接続に利用するために、DABは、既に使用さ
れている、利用可能な放送伝送方式として、データ情報
を付加的に大きなコストかけなくても伝送できる有利な
選択肢である。さらにデータを伝送できる無線伝送方式
ならば別のいずれでも有利であり、したがって例えば、
放送伝送方式の他にGSMやUMTSなどの移動無線方
式も個々の情報案内板にデータを供給するのに有利であ
る。
【0020】GSM(Global System for Mobile Commun
ication)およびUMTS(UniversalMobile Telecommuni
cation Systems)は広く使用されているセルラ方式のデ
ジタル無線システム規格であり、この規格によって音声
信号の他に、例えばテキスト、画像データなどの別のデ
ータ信号が伝送される。このシステムは二重伝送システ
ムであり、相互に通信する両者は同時に送受信可能であ
る。
【0021】DABはデジタル放送方式であり、ここで
は本来のオーディオプログラムの他に別のデータ情報も
一緒に伝送することができる。DABは、殊に移動式受
信機にも有利である。それはDABの特性が移動式受信
向けに設計されているからである。殊に情報を多くの搬
送周波数に分割することによって(ただし搬送周波数の
異なる情報が相互に妨害し合わないようにする)、周波
数の選択的な抑圧により、受信できなくなってしまうほ
ど信号全体が減衰してしまうことはなく、周波数の選択
的な抑圧では、極めて大きく抑圧される周波数で伝送さ
れる情報だけが失われる。しかしエラー訂正符号によっ
て、情報のこの部分を受信側で再構成することができ
る。信号を種々の搬送周波数に分割することは、直交周
波数多重化(OFDM=Orthogonal Frequency Divisio
n Multiplex)と称される。
【0022】このエラー訂正符号が必要とするのは、送
信側で、伝送すべきデータに付加的なデータを付け加え
ることである。したがって冗長なデータが付加される。
この冗長なデータは、データブロックの終わりに付加さ
れるか、または所定の規則を用いてデータの間の種々の
位置に付加される。この場合、受信側ではこの冗長なデ
ータを用いて、発生するエラーを訂正する。
【0023】DABの他に別のデジタル放送伝送方式、
例えばDVB(Digital Video Broadcasting)やDRM(D
igital Radio Mondial)もこのようなデータ伝送に対し
て有利である。これらの方式は実質的に、フレーム構造
と、帯域幅と、送信周波数領域とがDABと異なってい
る点が相違するが、またここでは例えばエラー訂正符号
およびOFDMによって処理される。アナログの放送方
式は、例えば公知のラジオデータ信号のようにデジタル
搬送波を有することがあり、これもこのような情報伝送
にも利用することできる。
【0024】図1は、情報案内板のブロック図を示して
おり、ここでこの情報案内板はDABを用いて情報を受
信し、この情報が情報案内板によって乗客に示される。
以下に詳しく説明する、情報案内板のいくつかの機能ユ
ニットはバス41に接続されている。図1に示された複
数の機能ユニットを、以下ではまとめて情報案内板の情
報処理部と称することもある。
【0025】DAB信号を受信するアンテナ8は、高周
波受信部7に接続されており、これが、受信したDAB
信号をフィルタリングし、これを受信周波数よりも低い
中間周波数に変換し、復号化してデジタル化する。高周
波受信部7は、その出力側を介してDABデコーダ6に
接続されている。高周波受信部7からDABデコーダ6
に、高周波受信部7によって求められたデジタル化デー
タからなるデータストリームが到達する。アンテナ8、
高周波受信部7、およびDABデコーダ6は一緒になっ
て、情報案内板の放送受信機を構成する。
【0026】DABデコーダ6はデータストリームを復
号化し、DABフレーム内にあり、かつMOTオブジェ
クトに分割された情報を求める。
【0027】図2はこのようなDABフレーム10を示
しており、これは同期化に使用されるフレームヘッダ1
1を有する。つぎにいわゆるファーストインフォメーシ
ョンチャネル(Fast Information Channel)16が続いて
おり、これはここではこの情報案内板に関連する情報が
MOTオブジェクトにあるかどうかを示す。ここでは個
々の情報案内板または情報案内板のグループ全体を個別
にアドレッシングすることが可能である。
【0028】各情報案内板には数字符号である1つのア
ドレスが付与され、この数字符号が各情報案内板に記憶
される。これにより各情報案内板は、DAB信号によっ
て受信したアドレスと、記憶された固有のアドレスとを
比較することによって、各情報案内板に関連するデータ
をDAB信号から取り出す。DABデコーダ6はこのた
めにソフトウェアを備えており、このソフトウェアは情
報案内板および/または情報案内板のグループのアドレ
スを有する。つぎにDABデコーダ6は、これがファー
ストインフォメーションチャネル16およびデータフィ
ールド21で見つけた値と、DABデコーダ6が記憶し
ていた値とを比較し、一致した場合にはDABデコーダ
6は、MOTオブジェクトのデータを復号化する。
【0029】MOTオブジェクトはデータフィールド2
1およびこれに続くフィールド内にあり、MOTオブジ
ェクトそれ自体がヘッダ情報を有し、このヘッダ情報が
有効データのデータファイル量の長さについての情報を
与える。さらにデータはHTMLデータファイルであ
り、これによりインターネットによって周知である、情
報のマルチメディア表現を利用することができ、HTM
Lデータファイルのための広く使用されている作成プロ
グラムを利用することができる。
【0030】DABデコーダ6の役割は、MOTオブジ
ェクト21から有効データを求め、プロセッサ1にバス
41を介して送出することである。プロセッサ1は有効
データを、有効信号に含まれていた所定の時刻に、光学
的および/または音響的提示手段3および5を用いて提
示する。このためにプロセッサ1は内蔵時計を有する。
【0031】プロセッサ1は、周期的にバス41を介し
て信号を保護素子42に伝送する。保護素子42は、プ
ロセッサ1が送信した2つの信号の間に経過した時間を
数えるためのカウンタを有する。この時間が保護素子に
あらかじめ設定された値を上回ると、保護素子42は、
情報案内板の情報処理部を新たにスタートさせる。
【0032】別の実施形態ではプロセッサ1は、保護素
子42に所定の信号を伝送することができ、ここで保護
素子42がこの信号と、保護素子42内に固定的に記憶
された信号とを比較する。比較によって違いが発生した
場合、保護素子42は情報案内板を新たにスタートさせ
る。この手段は比較的厳密である。なぜならばここでは
プロセッサ1は正しい信号を正しい形式で保護素子42
に伝送しなければならないからである。すなわちデジタ
ル信号の場合、1ビットのエラーも生じてはならないの
である。
【0033】択一的には保護素子を直接、プロセッサ1
のデータ提示側を介して接続することができる。この場
合周期的はシグナリングは、論理1と論理ゼロが交代す
ることによって行われる。
【0034】さらに、保護素子をソフトウェアプログラ
ムとして実現することが可能である。このソフトウェア
プログラムは別のソフトウェアプログラムに依存しては
ならない。というのはそうでなければこれらソフトウェ
アプログラムにエラーが発生した場合、ソフトウェアプ
ログラムとしての保護素子も巻き添えになるおそれがあ
るからである。このため、複数のソフトウェアプログラ
ムを見かけ上は同時に並行して動作させることの可能な
いわゆるマルチタスクオペレーティングシステムをプロ
セッサ1上に実現する。並行動作はオペレーティングシ
ステムが、相互に依存しないソフトウェアプログラム
に、個別のタイムスロットを周期的に割り当てることに
よって行われる。このようなマルチタスクオペレーティ
ングシステムの例は、公知のUNIX(登録商標)オペ
レーティングシステムである。
【0035】この場合、情報案内板の情報処理の流れを
制御するソフトウェアプログラムは、保護素子であるソ
フトウェアプログラムに周期的にデータを送信する。こ
れらのデータが保護素子に記憶されたデータと一致する
場合には何も起こらない。差分が発生した場合には、保
護素子は情報案内板を新たにスタートさせる。
【0036】プロセッサ1はさらにバス41を介してG
PS受信機4に接続されている。GPS(Grobal Posit
ioning System)受信機4は、受信したGPSデータを
評価することによって情報案内板に対する現在位置情報
をプロセッサ1に供給する。これにより、情報案内板が
その現在位置を変更すると、この現在位置を中央司令室
に宛てて送信機17およびアンテナ18を介して伝送す
ることができる。ここでこの送信機17はバス41に接
続されている。プロセッサ1は、情報案内板が移動の動
作モードにある場合、GPS受信機4の現在位置情報を
周期的に要求する。現在位置情報は中央司令室にとって
重要である。なぜなら中央司令室は表示すべき情報を情
報案内板にDABを用いて送信し、中央司令室はどの情
報がどの情報案内板にとって重要であるかを決定しなけ
ればならないからである。例えば情報案内板のある位置
によって、どの乗客用情報を提示するかが決定され、す
なわちどの列車が隣の停留所を出発したかが決定され
る。
【0037】送信機17はプロセッサ1から、送信すべ
きデータを受け取る。プロセッサ1は、送信機17と、
送信機17に接続されたアンテナ18とを用いて、現在
位置情報を中央司令室に送信する。さらにプロセッサ1
は、緊急呼び出しを送信するために送信機17およびア
ンテナ18を利用する。このような緊急呼び出しは情報
案内板に固定的に記憶され、これによってプロセッサ1
はこれらの緊急呼び出しを、緊急時に自動的に送信機1
7とアンテナ18とによって送信することができる。送
信機17は例えば公知のGSM規格に準拠する送信ステ
ーションである。プロセッサ1から送信機17に到来す
るデータは変調され、増幅されて送信周波数に変換され
る。
【0038】例えばキーボードである入力装置19を介
して、ユーザは情報案内板への入力を行う。このような
入力は、例えば緊急呼び出しである。入力装置19はバ
ス41に接続されており、これによって入力装置19か
らの信号はバス41を介してプロセッサ1に到達し、プ
ロセッサ1はユーザによる入力にしたがってアクション
をトリガする。これらのアクションには、例えば所定の
情報の提示または緊急呼び出しの送信も含まれる。さら
に入力装置によって、情報案内板をスイッチオンするこ
とができ、これによってユーザは情報を提示することが
できる。
【0039】さらにプロセッサ1はバス41を介して、
カメラ20に対する信号処理部9に接続されており、こ
れによって撮影した画像を評価する。信号処理部9は、
画像認識が可能なソフトウェアを有しており、ここで危
険の発生源となり得るものの特徴および/または記憶さ
れた画像は、信号処理部9に含まれており、これにより
カメラ20によって撮影された画像と、記憶された画像
とを比較して、危険の発生源となり得るものを識別す
る。信号処理部9を有するカメラ20は、例えばプロセ
ッサ1に信号を、カメラ20が危険の発生源、例えば火
事を検出した場合に送信する。
【0040】バス41にはさらに信号処理部5が接続さ
れており、これがプロセッサ1から到来する、例えばス
ピーカおよびモニタである提示部3のためのデータを準
備する。
【0041】その他に放送受信機6,7,および8は、
情報案内板のソフトウェアをアップデートするために使
用される。このためにこの新しいソフトウェアがMOT
オブジェクトで情報案内板に伝送される。DABデコー
ダ6は復号化ソフトウェアを有しており、このソフトウ
ェアによってDABデコーダ6は、受信したデータが新
しいソフトウェアを有することを識別し、またこの復号
化ソフトウェアによってDABデコーダ6は、新しいソ
フトウェアを含むデータを復号化することができる。D
ABデコーダ6上で動作するこのソフトウェアには解読
データがあり、これによって相応に暗号化されたデータ
だけが正しく解読される。したがって情報案内板のソフ
トウェアは、外部からのアクセスおよび操作から保護さ
れる。
【0042】図3には、情報案内板のための近接スイッ
チの構造を示すブロック図が示されている。センサ30
は、1人または複数人が接近したか否かを検出する。こ
のために赤外線センサが使用される。
【0043】人間は赤外線領域において測定可能な熱エ
ネルギーを放射する。したがってこの熱エネルギーを赤
外線センサによって測定することが可能である。センサ
30が到来する赤外線源を検出すると、センサ30の出
力信号は、記憶装置32に格納された所定の値と比較さ
れる。この所定値は、センサ30の測定値が一義的にこ
の所定値よりも大きくなるように決められる。これによ
ってセンサ30の測定値変動が除去される。したがって
センサ30の感度が下げられて、値の小さな測定値が除
去される。
【0044】この比較は、比較器31を用いて行われ
る。比較器とは2つの電気信号を比較し、相応の出力信
号を供給する回路である。このような出力信号は、例え
ば、2つの信号の差分であるか、または大きさが2つの
入力信号の比較結果に依存する固定の信号である。
【0045】比較器31の出力信号はスイッチ2に導か
れ、このスイッチは、出力信号が所定の値を有する場合
に、情報案内板の図1に示した情報処理部33に対する
給電をスイッチオンする。このスイッチはリレーであ
り、すなわち電気機械式スイッチであるが、半導体技術
による電力スイッチ、例えばサイリスタも使用される。
【0046】比較器31の出力信号の値が十分に大きく
なるのは、センサ30が記憶装置32に格納された値を
上回る値を供給する場合だけである。センサ30の測定
値が、記憶装置32に格納された所定の値を下回る場
合、比較器31の出力信号は、スイッチ2が開かれたま
まになりかつ情報処理部33が無電流状態にとどまるよ
うな値を有する。センサ30、記憶装置32、比較器3
1、およびスイッチ2はつねに給電部28によって給電
されるため、これらの素子はつねに動作状態にある。し
たがって情報案内板に接近する人間は継続的に検出され
る。
【0047】人間が情報案内板から離れると、センサ3
0は、記憶装置32に格納された値を上回る測定値を供
給しなくなり、比較器31は出力信号を供給して、スイ
ッチ2は再度開き、情報処理部33は再び無電流状態に
なる。ここで人間が立ち去った後に直ちにスイッチオフ
されることを回避するために、時間遅延回路を付け加え
ることができ、この時間遅延回路は、情報処理部33
が、人間が立ち去った後の所定時間の後にスイッチオフ
されるようにする。
【0048】赤外線センサとは択一的に、容量式センサ
を使用することが可能である。このような容量式センサ
では床と情報案内板の絶縁された部分との間に電圧が印
加され、これにより情報案内板に電界が形成される。分
離された電荷が存在するため、情報案内板と床との間の
誘電率によって決まるキャパシタンスが生じる。人間が
いなければ空気の誘電率であり、人間が接近すると誘電
率が、ひいてはキャパシタンスが変化する。このキャパ
シタンスが電気的発振器すなわち振動発生回路に組み込
まれていれば、この発振器が形成する、振動の周波数変
化から人間が接近したことまたは立ち去ったこと推測す
る。図3のブロック回路図は、この択一的な手段に対し
てもそのままであり、センサ30が使用する物理的な原
理が変わるだけである。
【0049】図4には、情報案内板に接続されたエネル
ギー供給装置が示されている。ソーラーコレクタ12
は、受け取った太陽エネルギーを電気エネルギーに変換
する。電流はスイッチ15を介して情報案内板に達して
持続的に蓄電池13に到達し、これによって蓄電池13
は充電される。蓄電池13が充電されると、蓄電池13
はソーラーコレクタ12からの線路を遮断するため、過
充電が発生しない。このために蓄電池13には通常の充
電回路が使用されている。
【0050】ソーラーコレクタ12が、太陽エネルギー
不足のために給電を行わなくなった場合、スイッチ15
は蓄電池13側に切り替わり、これによってこの間は蓄
電池13が情報案内板14に給電する。スイッチ2はス
イッチ15の後段に設けられており、これによって近接
スイッチ40にはつねに給電が行われる。これに対して
情報案内板の情報処理部50には、近接スイッチ40が
情報案内板の情報処理部50へ給電するためにスイッチ
オンされた場合にだけ、給電される。この近接スイッチ
は、センサ30と、記憶装置32と、比較器31と、ス
イッチ2とを有する。
【0051】このようなエネルギー供給装置は情報案内
板と共に、とりわけ給電網への端子がない停留所、例え
ば地方のバス停留所に使用される。給電網への端子があ
る建物の中または停留所では、情報案内板は給電網に接
続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報案内板のブロック回路図を示す図
である。
【図2】DABフレームを示す図である。
【図3】近接スイッチのブロック回路図である。
【図4】情報案内板のエネルギー供給を示す図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 スイッチ 3 提示部 4 GPS受信機 5 信号処理部 6 DABデコーダ 7 高周波受信部 8 アンテナ 9 信号処理部 10 DABフレーム 11 フレームヘッダ 12 ソーラーコレクタ 13 蓄電池 14 情報案内板 15 スイッチ 16 ファーストインフォメーションチャネル 17 送信機 18 アンテナ 19 入力装置 20 カメラ 21 データフィールド 28 給電部 30 センサ 31 比較器 32 記憶装置 40 近接スイッチ 41 バス 42 保護素子 50 情報処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハラルト シャハテベック ドイツ連邦共和国 ラーツェン ランゲ ヴァイエ 25ヨット

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客用情報を提示する情報案内板であっ
    て、 該情報案内板はプロセッサ(1)を有しており、 情報案内板は光学的および/または音響的提示手段
    (3,5)を有しており、 ユーザが情報案内板の操作要素(19)を用いて、情報
    を情報案内板から呼び出す形式の、乗客用情報を提示す
    る情報案内板において、 該情報案内板は、デジタル無線信号を受信する無線受信
    機(6,7,8)を有しており、 情報案内板は、前記無線受信機(6,7,8)を用いて
    情報を受信し、 情報案内板は、前記情報をプロセッサ(1)によって音
    響的および/または光学的提示手段(3,5)に対して
    適合させ、 情報案内板は、前記情報を音響的および/または光学的
    提示手段(3,5)によって提示することを特徴とする
    乗客用情報を提示する情報案内板。
  2. 【請求項2】 前記情報案内板は、緊急呼び出しを送信
    するために、アンテナ(18)を備える送信機(17)
    を有する請求項1に記載の情報案内板。
  3. 【請求項3】 前記情報案内板は、保護素子(42)を
    有しており、 該保護素子(4)は情報案内板の情報処理部(33)に
    エラーが発生した場合、該情報処理部(33)を新たに
    スタートさせる請求項2に記載の情報案内板。
  4. 【請求項4】 前記情報案内板は、近接スイッチ(4
    0)を有しており、 該近接スイッチ(40)は、情報案内板の情報処理部
    (33)を少なくとも1人の人間が接近した場合にスイ
    ッチオンする請求項3に記載の情報案内板。
  5. 【請求項5】 前記近接スイッチ(40)は、センサ
    (30)と、記憶装置(32)と、比較器(31)と、
    スイッチ(2)とを有する請求項4に記載の情報案内
    板。
  6. 【請求項6】 前記情報案内板は、情報をHTML形式
    で知らせる請求項5に記載の情報案内板。
  7. 【請求項7】 前記情報案内板は、情報を放送受信機に
    よってMOTオブジェクト(21)として受信する請求
    項6に記載の情報案内板。
  8. 【請求項8】 前記情報案内板は、情報を時刻に依存し
    て知らせる請求項7に記載の情報案内板。
  9. 【請求項9】 前記情報案内板は、該情報案内板のソフ
    トウェアを無線信号内のデータによってアップデートす
    る請求項8に記載の情報案内板。
  10. 【請求項10】 前記情報案内板はカメラ(20)を有
    しており、該カメラ(20)は信号処理部(9)を用い
    た危険監視に使用される請求項9に記載の情報案内板。
  11. 【請求項11】 前記情報案内板は、該情報案内板の現
    在位置を求めるために位置測定装置(4)を有する請求
    項10に記載の情報案内板。
  12. 【請求項12】 前記情報案内板は、エネルギー供給装
    置を有する請求項1から11までのいずれか1項に記載
    の情報案内板。
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