JP2001142436A - 液晶駆動装置 - Google Patents

液晶駆動装置

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JP2001142436A
JP2001142436A JP32479499A JP32479499A JP2001142436A JP 2001142436 A JP2001142436 A JP 2001142436A JP 32479499 A JP32479499 A JP 32479499A JP 32479499 A JP32479499 A JP 32479499A JP 2001142436 A JP2001142436 A JP 2001142436A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1水平期間ごとにサンプル・ホールド動作と
出力動作を交互に行う2系統のサンプル・ホールド回路
のうちサンプル・ホールド動作中の系統に含まれる演算
増幅器のバイアス電流による消費電流を低減する。 【解決手段】 バイアス回路部60に“L”レベル
(“H”レベル)の切替え信号が供給され、第1バイア
ス電流取出し回路61(第2バイアス電流取出し回路6
2)は、電流源51に流れる電流を並列接続の同一サイ
ズのトランジスタQ23aとQ23b(Q13aとQ1
3b)とでミラーして出力動作中の第1系統30(第2
系統40)に含まれる演算増幅器33(43)に供給
し、第2バイアス電流取出し回路62(第1バイアス電
流取出し回路61)は、電流源51に流れる電流をトラ
ンジスタQ23b(Q13b)のみでミラーしてサンプ
ル・ホールド動作中の第2系統40(第1系統30)に
含まれる演算増幅器43(33)に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログデータに
より駆動すべき液晶パネルの各データ線に対応して1水
平期間ごとにサンプル・ホールド動作と出力動作を第1
系統と第2系統とで交互に行う2系統からなるサンプル
・ホールド回路を有する液晶駆動装置に関し、特に各系
統に含まれる演算増幅器のサンプル・ホールド動作中の
バイアス電流による消費電流を低減した液晶駆動装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】アナログデータにより表示される液晶表
示装置において、液晶パネルのデータ線を駆動する水平
ドライバICは出力段にサンプル・ホールド回路を備え
ている。このサンプル・ホールド回路の従来例を図7を
参照して説明する。図において、10は液晶パネルの各
データ線に対応して水平ドライバIC内に設けられるサ
ンプル・ホールド回路で、このサンプル・ホールド回路
10は、1水平期間ごとに、以下の動作をする構成とな
っている。入力端子INに供給されたアナログデータを
水平ドライバIC内のシフトレジスタから各サンプル・
ホールド回路10に順次供給されるサンプリング制御信
号によりサンプリング用スイッチ11をオン制御してコ
ンデンサ12にサンプル・ホールドするとともに、コン
デンサ12にサンプル・ホールドされたアナログデータ
をボルテージホロワ接続の演算増幅器13の入出力端に
入出力し(以下、「アナログデータがコンデンサにサン
プル・ホールドされボルテージホロワ接続の演算増幅器
に入出力される動作」を「サンプル・ホールド動作」と
いう)、演算増幅器13の出力端に出力されているアナ
ログデータをICの外部から各サンプル・ホールド回路
10に同時に供給される出力制御信号により出力用スイ
ッチ14をオン制御して出力端子OUTに出力する(以
下、「コンデンサにサンプル・ホールドされ演算増幅器
に入出力されたアナログデータが出力端子OUTに出力
される動作」を「出力動作」という)。尚、詳しい説明
を省略するが、演算増幅器13に接続されている、端子
15は演算増幅器13内のNチャネル型MOSトランジ
スタにバイアス電流を供給するためのバイアス端子であ
り、端子16は演算増幅器13内のPチャネル型MOS
トランジスタにバイアス電流を供給するためのバイアス
端子である。
【0003】ところで、上述のサンプル・ホールド回路
10はサンプル・ホールド動作と出力動作を1水平期間
の間に行なう必要があるが、サンプル・ホールド動作に
おいて、出力用スイッチ14をオフ制御した状態で演算
増幅器13の出力端に十分安定した波形を出力するため
の時間が必要である。この時間が不足すると演算増幅器
13の出力端の出力波形が十分に安定せず、この出力波
形が十分に安定していない状態で出力動作を行うと液晶
パネルが高画質で表示されないという虞があるため、あ
る1水平期間に出力端子から出力するアナログデータの
サンプル・ホールド動作を1つ前の水平期間の間に行な
って、演算増幅器の出力端に十分安定した波形を出力す
るようにしたサンプル・ホールド回路が用いられてい
る。
【0004】以下、このサンプル・ホールド回路を図8
を参照して説明する。図において、20は液晶パネルの
各データ線に対応して水平ドライバIC内に設けられる
サンプル・ホールド回路で、このサンプル・ホールド回
路20は、入出力端子IN,OUT間にサンプル・ホー
ルド回路10と同一回路機能の第1系統30および第2
系統40を並列接続した2系統からなり、第1系統30
は、サンプリング用第1スイッチ31と、第1コンデン
サ32と、ボルテージホロワ接続の第1演算増幅器33
と、出力用第1スイッチ34とを有し、第2系統40
は、サンプリング用第2スイッチ41と、第2コンデン
サ42と、ボルテージホロワ接続の第2演算増幅器43
と、出力用第2スイッチ44とを有している。尚、演算
増幅器33に接続されている、端子35は演算増幅器3
3内のNチャネル型MOSトランジスタにバイアス電流
を供給するためのバイアス端子であり、端子36は演算
増幅器33内のPチャネル型MOSトランジスタにバイ
アス電流を供給するためのバイアス端子である。また、
演算増幅器43に接続されている、端子45は演算増幅
器43内のNチャネル型MOSトランジスタにバイアス
電流を供給するためのバイアス端子であり、端子46は
演算増幅器43内のPチャネル型MOSトランジスタに
バイアス電流を供給するためのバイアス端子である。
【0005】次にサンプル・ホールド回路20の動作を
説明する。このサンプル・ホールド回路20は1水平期
間ごとにサンプル・ホールド動作と出力動作とを第1系
統30と第2系統40とで交互に行う。ある1水平期間
(以下、第1水平期間という)に第1系統30が出力動
作し、その次の1水平期間(以下、第2水平期間とい
う)に第2系統40が出力動作するとして説明する。第
1水平期間において、第1系統30は、出力動作とし
て、1つ前の水平期間のサンプル・ホールド動作で第1
演算増幅器33の出力端に出力されているアナログデー
タを外部から水平ドライバIC内の各サンプル・ホール
ド回路20に同時に供給される出力制御信号により出力
用第1スイッチ34をオン制御して出力端子OUTに出
力し、第2系統40は、サンプル・ホールド動作とし
て、入力端子INに供給されているアナログデータを水
平ドライバIC内のシフトレジスタから各サンプル・ホ
ールド回路20に順次供給されるサンプリング制御信号
によりサンプリング用第2スイッチ41をオン制御して
第2コンデンサ42にサンプル・ホールドし、第2コン
デンサ42にサンプル・ホールドされたアナログデータ
を第2演算増幅器43の入出力端に入出力する。この第
1水平期間において、サンプリング用第1スイッチ31
および出力用第2スイッチ44はオフ制御されている。
【0006】次に、第2水平期間において、第1系統3
0は、サンプル・ホールド動作として、入力端子INに
供給されているアナログデータを水平ドライバIC内の
シフトレジスタから各サンプル・ホールド回路20に順
次供給されるサンプリング制御信号によりサンプリング
用第1スイッチ31をオン制御して第1コンデンサ32
にサンプル・ホールドし、第1コンデンサ32にサンプ
ル・ホールドされたアナログデータを第1演算増幅器3
3の入出力端に入出力し、第2系統40は、出力動作と
して、第2演算増幅器43の出力端に第1水平期間のサ
ンプル・ホールド動作で出力されているアナログデータ
を外部から水平ドライバIC内の各サンプル・ホールド
回路20に同時に供給される出力制御信号により出力用
第2スイッチ44をオン制御して出力端子OUTに出力
する。この第2水平期間において、サンプリング用第2
スイッチ41および出力用第1スイッチ34はオフ制御
されている。
【0007】上述のサンプル・ホールド回路20を用い
たドライバIC100は、例えば、図5に示すように、
液晶パネルのデータ線384本分の駆動能力を有し、出
力段にはデータ線384本に対応したサンプル・ホール
ド回路20と、各サンプル・ホールド回路20の出力端
子OUTにそれぞれ接続された384個の出力端子1
と、各サンプル・ホールド回路20に含まれる演算増幅
器33,43にバイアス電流を供給するためのバイアス
回路部50とを備え、図示しないが、サンプル・ホール
ド回路20の入力として、各サンプル・ホールド回路2
0にサンプリング制御信号を供給するためのシフトレジ
スタおよびレベルシフタが段接続され、また、サンプル
・ホールド回路20にアナログ信号を供給するための入
力端子が接続されている。
【0008】バイアス回路部50は、例えば、図6に示
すようにバイアス電流源51とバイアス電流取出し回路
52とを備えている。バイアス電流源51は、ダイオー
ド接続のPチャネル型MOSトランジスタQ1とダイオ
ード接続のNチャネル型MOSトランジスタQ2とがド
レイン同士で直列接続され、MOSトランジスタQ1の
ソースが電源端子VDDに接続され、MOSトランジス
タQ2のソースが接地端子GNDに接続されることによ
り構成されている。
【0009】バイアス電流取出し回路52は、バイアス
電流源51のMOSトランジスタQ1,Q2を入力側ト
ランジスタとするカレントミラー回路の出力側トランジ
スタとしてのPチャネル型MOSトランジスタQ3と、
このカレントミラー回路に接続される負荷用トランジス
タとしてのダイオード接続のNチャネル型MOSトラン
ジスタQ4とがドレイン同士で直列接続されるととも
に、MOSトランジスタQ3のソースが電源端子VDD
に、およびMOSトランジスタQ4のソースが接地端子
GNDに接続され、MOSトランジスタQ4を入力側ト
ランジスタとするカレントミラー回路の出力側トランジ
スタとしてのNチャネル型MOSトランジスタQ5と、
このカレントミラー回路に接続される負荷用トランジス
タとしてのダイオード接続のPチャネル型MOSトラン
ジスタQ6とがドレイン同士で直列接続されるととも
に、MOSトランジスタQ6のソースが電源端子VDD
に、およびMOSトランジスタQ5のソースが接地端子
GNDに接続され、さらに、MOSトランジスタQ3と
MOSトランジスタQ4との直列接続点が出力端子53
に、およびMOSトランジスタQ5とMOSトランジス
タQ6との直列接続点が出力端子54に接続されること
により構成されている。出力端子53は演算増幅器3
3,43のバイアス端子35,45に接続されて、MO
SトランジスタQ4を入力側トランジスタ、および演算
増幅器33,43内のNチャネル型MOSトランジスタ
を出力側トランジスタとするカレントミラー回路を構成
し、出力端子54は演算増幅器33,43のバイアス端
子36,46に接続されて、MOSトランジスタQ6を
入力側トランジスタ、および演算増幅器33,43内の
Pチャネル型MOSトランジスタを出力側トランジスタ
とするカレントミラー回路を構成する。
【0010】上記構成のバイアス回路部50は、動作に
おいて、バイアス電流源51に流れる電流をMOSトラ
ンジスタQ3でミラーしてMOSトランジスタQ4に流
し、さらにMOSトランジスタQ4に流れる電流をMO
SトランジスタQ5でミラーしてMOSトランジスタQ
6に流して、MOSトランジスタQ4に流れる電流を出
力端子53から各サンプル・ホールド回路20のバイア
ス端子35,45を介してMOSトランジスタQ4にミ
ラー接続された各サンプル・ホールド回路20の演算増
幅器33,43のNチャネル型MOSトランジスタでミ
ラーするとともに、MOSトランジスタQ6に流れる電
流を出力端子54から各サンプル・ホールド回路20の
バイアス端子36,46を介してMOSトランジスタQ
6にミラー接続された各サンプル・ホールド回路20の
演算増幅器33,43のPチャネル型MOSトランジス
タにミラーして演算増幅器33,43に一定のバイアス
電流を供給する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の水平
ドライバIC100のサンプル・ホールド回路20は、
1水平期間ごとにサンプル・ホールド動作と出力動作を
第1系統30と第2系統40とで交互に行う各水平期間
において、サンプル・ホールド動作中の系統に含まれる
演算増幅器にも、バイアス回路部50により、出力動作
中の系統に含まれる演算増幅器と同一電流値のバイアス
電流が流れている。この各1水平期間においてサンプル
・ホールド動作中の系統に含まれる演算増幅器には、コ
ンデンサにサンプル・ホールドされたアナログデータを
各1水平期間の間に演算増幅器の出力端に安定した波形
で出力するのに十分なバイアス電流を供給すればよく、
出力動作中の系統に含まれる演算増幅器のバイアス電流
より少ない供給でよい。従って、従来のバイアス回路部
50からのバイアス電流の供給の場合、384本のデー
タ線に対応するサンプル・ホールド回路のサンプル・ホ
ールド動作中の系統に含まれる384個の演算増幅器に
必要以上の消費電流が流れ、水平ドライバを低消費電流
化する上で問題である。本発明は上記の問題点を解決す
るためになされたもので、1水平期間ごとにサンプル・
ホールド動作と出力動作を交互に行う2系統のサンプル
・ホールド回路において、各系統に含まれる演算増幅器
に供給するサンプル・ホールド動作中のバイアス電流
を、出力動作中のバイアス電流より少なく、かつ、サン
プル・ホールド動作中に演算増幅器の出力端に安定した
波形でアナログデータを出力するのに十分な電流値とし
て、演算増幅器で消費される電流を減少させるようにし
た液晶駆動装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる液晶駆動
装置は、駆動すべき液晶パネルの各データ線に対応して
1水平期間ごとに、アナログデータがコンデンサにサン
プル・ホールドされボルテージホロワ接続の演算増幅器
に入出力されるサンプル・ホールド動作と、コンデンサ
にサンプル・ホールドされ演算増幅器に入出力されたア
ナログデータが出力端子に出力される出力動作とを2系
統で交互に行うサンプル・ホールド回路と、各演算増幅
器にバイアス電流を供給するバイアス回路部とを備えた
液晶駆動装置において、バイアス回路部は、第1のトラ
ンジスタを含むバイアス電流源と、第1のトランジスタ
に流れる電流をミラー比を切替え可能にミラーして各演
算増幅器の一方の演算増幅器にバイアス電流を取り出す
第2のトランジスタを含む第1バイアス電流取出し回路
と、第2のトランジスタに流れる電流をミラー比を切替
え可能にミラーして各演算増幅器の他方の演算増幅器に
バイアス電流を取り出す第3のトランジスタを含む第2
バイアス電流取出し回路とを有し、各ミラー比を切替え
て、各演算増幅器に供給するサンプル・ホールド動作中
のバイアス電流を、出力動作中のバイアス電流より少な
く、かつ、サンプル・ホールド動作中に演算増幅器の出
力端に安定した波形でアナログデータを出力するのに十
分な電流値としたことを特徴とする。上記手段によれ
ば、バイアス回路部内のトランジスタのミラー比を切替
えて、各演算増幅器に供給するサンプル・ホールド動作
中のバイアス電流を、出力動作中のバイアス電流より少
なく、かつ、サンプル・ホールド動作中に演算増幅器の
出力端に安定した波形でアナログデータを出力するのに
十分な電流値としているので、演算増幅器の出力端に安
定した波形を出力するようにしたうえで、サンプル・ホ
ールド動作中の系統の演算増幅器に供給するバイアス電
流を低減できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に基づき、アナロ
グデータにより表示される液晶表示装置において、液晶
パネルを駆動する液晶駆動装置である1実施例の水平ド
ライバICを液晶パネルのデータ線384本分の駆動能
力を有するものとして図1乃至図4を参照して説明す
る。尚、図5、図6および図8と同一部分には同一符号
を付してその説明を省略する。図1において、水平ドラ
イバIC200は出力段にデータ線384本に対応し図
8に示したのと同一のサンプル・ホールド回路20と、
各サンプル・ホールド回路20の出力にそれぞれ接続さ
れた384個の出力端子1と、各サンプル・ホールド回
路20に含まれる演算増幅器33,43にバイアス電流
を供給するためのバイアス回路部60と、バイアス回路
部60に接続された切替え信号入力端子2とを備え、図
示しないが、サンプル・ホールド回路20の入力とし
て、各サンプル・ホールド回路20にサンプリング制御
信号を供給するためのシフトレジスタおよびレベルシフ
タが段接続され、また、サンプル・ホールド回路20に
アナログ信号を供給するための入力端子が接続されてい
る。
【0014】バイアス回路部60は、図2に示すように
バイアス電流源51とサンプル・ホールド回路20の第
1系統30の第1演算増幅器33に流すバイアス電流を
取り出す第1バイアス電流取出し回路61と、サンプル
・ホールド回路20の第2系統40の第2演算増幅器4
3に流すバイアス電流を取り出す第2バイアス電流取出
し回路62とを備えている。
【0015】第1バイアス電流取出し回路61について
説明する。第1のトランジスタであるバイアス電流源5
1のMOSトランジスタQ1,Q2を入力側トランジス
タとして第1カレントミラー回路CM1を構成する第2
のトランジスタである第1出力側トランジスタとしての
Pチャネル型MOSトランジスタQ13aとQ13bと
がMOSトランジスタからなるトランスファゲートS1
a,S1bをそれぞれドレインに直列接続して並列接続
され、この並列回路のトランスファゲートS1a,S1
b側に、カレントミラー回路CM1に接続される負荷用
トランジスタとしてのダイオード接続のNチャネル型M
OSトランジスタQ14がドレインで接続されるととも
に、MOSトランジスタQ13a,Q13bのソースが
電源端子VDDに、およびMOSトランジスタQ14の
ソースが接地端子GNDに接続されている。MOSトラ
ンジスタQ13aとQ13bは同一サイズで設計してい
る。そして、入力端子2への切替え信号によりトランス
ファゲートS1aがオン・オフ制御可能となるようにト
ランスファゲートS1aのPチャネル側ゲートとインバ
ータ63を介したNチャネル側ゲートとが入力端子2に
接続され、トランスファゲートS1bが常時オン制御さ
れるようにトランスファゲートS1bのPチャネル側ゲ
ートが接地端子GNDに、およびNチャネル側ゲートが
電源端子VDDに接続されている。常時オン制御のトラ
ンスファゲートS1bを設けているのは、S1aを通る
経路とS1bを通る経路を対称として、等しい電流を流
すためである。そして、MOSトランジスタQ14を入
力側トランジスタとするカレントミラー回路の出力側ト
ランジスタとしてのNチャネル型MOSトランジスタQ
15と、このカレントミラー回路に接続される負荷用ト
ランジスタとしてのダイオード接続のPチャネル型MO
SトランジスタQ16とがドレイン同士で直列接続され
るとともに、MOSトランジスタQ16のソースが電源
端子VDDに、およびMOSトランジスタQ15のソー
スが接地端子GNDに接続されている。さらに、トラン
スファゲートS1a,S1bとMOSトランジスタQ1
4との直列接続点が出力端子65に、およびMOSトラ
ンジスタQ15とMOSトランジスタQ16との直列接
続点が出力端子66に接続されている。出力端子65は
演算増幅器33のバイアス端子35に接続されて、MO
SトランジスタQ14を入力側トランジスタ、および演
算増幅器33内のNチャネル型MOSトランジスタを出
力側トランジスタとするカレントミラー回路を構成し、
出力端子66は演算増幅器33のバイアス端子36に接
続されて、MOSトランジスタQ16を入力側トランジ
スタ、および演算増幅器33内のPチャネル型MOSト
ランジスタを出力側トランジスタとするカレントミラー
回路を構成する。尚、上記において、MOSトランジス
タQ13aとQ13bは同一サイズとしたが、トランス
ファゲートS1aをオフ制御したとき、すなわちサンプ
ル・ホールド動作中の第1系統30に含まれる演算増幅
器33に流れるバイアス電流を、アナログデータを演算
増幅器33の出力端に安定した波形で出力するのに十分
な電流値で供給できれば、MOSトランジスタQ13a
とQ13bの両トランジスタのサイズ和で出力動作時の
バイアス電流を確保したうえで、MOSトランジスタQ
13aに対するQ13bのサイズ比は極力小さいほうが
よい。
【0016】第2バイアス電流取出し回路62について
説明する。第1のトランジスタであるバイアス電流源5
1のMOSトランジスタQ1,Q2を入力側トランジス
タとして第2カレントミラー回路CM2を構成する第3
のトランジスタである第2出力側トランジスタとしての
Pチャネル型MOSトランジスタQ23aとQ23bと
がトランスファゲートS2a,S2bをそれぞれドレイ
ンに直列接続して並列接続され、この並列回路のトラン
スファゲートS2a,S2b側で、カレントミラー回路
CM2に接続される負荷用トランジスタとしてのダイオ
ード接続のNチャネル型MOSトランジスタQ24がド
レインで接続されるとともに、MOSトランジスタQ2
3a,Q23bのソースが電源端子VDDに、およびM
OSトランジスタQ24のソースが接地端子GNDに接
続されている。MOSトランジスタQ23aとQ23b
は同一サイズで設計している。そして、入力端子2への
切替え信号によりトランスファゲートS2aがオン・オ
フ制御可能となるようにトランスファゲートS2aのN
チャネル側ゲートとインバータ63を介したPチャネル
側ゲートとが入力端子2に接続され、トランスファゲー
トS2bが常時オン制御されるようにトランスファゲー
トS2bのPチャネル側ゲートが接地端子GNDに、お
よびNチャネル側ゲートが電源端子VDDに接続されて
いる。常時オン制御のトランスファゲートS2bを設け
ているのは、トランスファゲートS1bと同様の理由か
らである。そして、MOSトランジスタQ24を入力側
トランジスタとするカレントミラー回路の出力側トラン
ジスタとしてのNチャネル型MOSトランジスタQ25
と、このカレントミラー回路に接続される負荷用トラン
ジスタとしてのダイオード接続のPチャネル型MOSト
ランジスタQ26とがドレイン同士で直列接続されると
ともに、MOSトランジスタQ26のソースが電源端子
VDDに、およびMOSトランジスタQ25のソースが
接地端子GNDに接続されている。さらに、トランスフ
ァゲートS2a,S2bとMOSトランジスタQ24と
の直列接続点が出力端子67に、およびMOSトランジ
スタQ25とMOSトランジスタQ26との直列接続点
が出力端子68に接続されている。出力端子67は演算
増幅器43のバイアス端子45に接続されて、MOSト
ランジスタQ24を入力側トランジスタ、および演算増
幅器43内のNチャネル型MOSトランジスタを出力側
トランジスタとするカレントミラー回路を構成し、出力
端子68は演算増幅器43のバイアス端子46に接続さ
れて、MOSトランジスタQ26を入力側トランジス
タ、および演算増幅器43内のPチャネル型MOSトラ
ンジスタを出力側トランジスタとするカレントミラー回
路を構成する。尚、上記において、MOSトランジスタ
Q23aとQ23bは同一サイズとしたが、トランスフ
ァゲートS2aをオフ制御したとき、すなわちサンプル
・ホールド動作中の第2系統40に含まれる演算増幅器
43に流れるバイアス電流を、アナログデータを演算増
幅器43の出力端に安定した波形で出力するのに十分な
電流値で供給できれば、MOSトランジスタQ23aと
Q23bの両トランジスタのサイズ和で出力動作時のバ
イアス電流を確保したうえで、MOSトランジスタQ2
3aに対するQ23bのサイズ比は極力小さいほうがよ
い。
【0017】上記構成のバイアス回路部60は、動作に
おいて、第1系統30が出力動作のとき、入力端子2に
“L”レベルの信号が供給され、第1バイアス電流取出
し回路61のトランスファゲートS1aがオン制御さ
れ、第2バイアス電流取出し回路62のトランスファゲ
ートS2aがオフ制御される。このとき、第1バイアス
電流取出し回路61は、バイアス電流源51に流れる電
流をMOSトランジスタQ13a,Q13b でミラー
して、MOSトランジスタQ14に流し、さらにMOS
トランジスタQ14に流れる電流をMOSトランジスタ
Q15でミラーしてMOSトランジスタQ16に流し
て、 MOSトランジスタQ14に流れる電流を出力端
子65からバイアス端子35を介してMOSトランジス
タQ14にミラー接続された演算増幅器33のNチャネ
ル型MOSトランジスタでミラーするとともに、MOS
トランジスタQ16に流れる電流を出力端子66からバ
イアス端子36を介してMOSトランジスタQ16にミ
ラー接続された演算増幅器33のPチャネル型MOSト
ランジスタにミラーして演算増幅器33にバイアス電流
を供給する。このとき、第2バイアス電流取出し回路6
2は、バイアス電流源51に流れる電流をMOSトラン
ジスタQ23bのみでミラーして、MOSトランジスタ
Q24に流し、MOSトランジスタQ24に流れる電流
を出力端子67およびバイアス端子45を介してMOS
トランジスタQ24にミラー接続された演算増幅器43
のNチャネル型MOSトランジスタでミラーして演算増
幅器43にバイアス電流を供給し、さらにMOSトラン
ジスタQ24に流れる電流をMOSトランジスタQ25
でミラーしてMOSトランジスタQ26に流し、 MO
SトランジスタQ26に流れる電流を出力端子68およ
びバイアス端子46を介してMOSトランジスタQ26
にミラー接続された演算増幅器43のPチャネル型MO
Sトランジスタにミラーして演算増幅器43にバイアス
電流を供給する。このとき演算増幅器43に流れるバイ
アス電流は、MOSトランジスタQ23aとQ23bと
を同一サイズに設計した場合の例では、第2系統40が
出力動作のときに流れるバイアス電流の半分のバイアス
電流が流れることになる。第2系統40が出力動作のと
きは、上記とは第1系統30と第2系統40との動作が
反対となる。
【0018】以上説明したように、サンプル・ホールド
回路20の1水平期間ごとにサンプル・ホールド動作と
出力動作を交互に行う2系統のうち第1系統30(第2
系統40)が出力動作のとき、第1バイアス電流取出し
回路61(第2バイアス電流取出し回路62)は、電流
源51に流れる電流をトランジスタQ23aとQ23b
(Q13aとQ13b)とでミラーして第1系統30
(第2系統40)の演算増幅器33(43)に供給し、
第2バイアス電流取出し回路62(第1バイアス電流取
出し回路61)は、電流源51に流れる電流をトランジ
スタQ23b(Q13b)のみでミラーしてサンプル・
ホールド動作中の第2系統40(第1系統30)の演算
増幅器43(33)に供給するので、サンプル・ホール
ド動作中の第2系統40(第1系統30)の演算増幅器
43(33)には、第2系統40(第1系統30)が出
力動作中のときに演算増幅器43(33)に流れるバイ
アス電流に対してトランジスタQ23aとQ23b(Q
13aとQ13b)との合計サイズに対するトランジス
タQ23b(Q13b)のサイズの比のバイアス電流が
流れ、バイアス電流により演算増幅器43(33)で消
費される消費電流を低減することができる。
【0019】次に、上記実施例において、バイアス回路
部60に替わる他の第1実施例のバイアス回路部を図3
を参照して説明する。このバイアス回路部70はバイア
ス回路部60のMOSトランジスタのPチャネル型とN
チャネル型を逆にして回路構成したものである。以下、
バイアス回路部60と同様であるので、説明を省略す
る。
【0020】次に、上記実施例において、バイアス回路
部60に替わる他の第2実施例のバイアス回路部を図4
を参照して説明する。このバイアス回路部80は、バイ
アス電流源51とサンプル・ホールド回路20の第1系
統30の第1演算増幅器33に流すバイアス電流を取り
出す第1バイアス電流取出し回路81と、サンプル・ホ
ールド回路20の第2系統40の第2演算増幅器43に
流すバイアス電流を取り出す第2バイアス電流取出し回
路82とを備えている。
【0021】第1バイアス電流取出し回路81について
説明する。第1のトランジスタであるバイアス電流源5
1のMOSトランジスタQ1,Q2を入力側トランジス
タとしてカレントミラー回路を構成する第1出力側トラ
ンジスタとしてのPチャネル型MOSトランジスタQ1
3がMOSトランジスタQ1,Q2にミラー接続されて
いる。このカレントミラー回路に接続される第2トラン
ジスタである負荷用トランジスタとしてのダイオード接
続のNチャネル型MOSトランジスタQ14aとQ14
bとがMOSトランジスタからなるトランスファゲート
S1a,S1bをそれぞれドレインに直列接続して並列
接続されて、この並列回路のトランスファゲートS1
a,S1b側にMOSトランジスタQ13のドレインが
接続され、MOSトランジスタQ13のソースが電源端
子VDDに、およびMOSトランジスタQ14a,Q1
4bのソースが接地端子GNDに接続されている。MO
SトランジスタQ14bのドレインとゲートとは直結さ
れているが、MOSトランジスタQ14aのドレインと
ゲートとはトランスファゲートS1a,S1bを介して
接続されている。MOSトランジスタQ14a,Q14
bは同一サイズで設計している。そして、入力端子2へ
の切替え信号によりトランスファゲートS1aがオン・
オフ制御可能となるようにトランスファゲートS1aの
Nチャネル側ゲートとインバータ63を介したPチャネ
ル側ゲートとが入力端子2に接続され、トランスファゲ
ートS1bが常時オン制御されるようにトランスファゲ
ートS1bのPチャネル側ゲートが接地端子GNDに、
およびNチャネル側ゲートが電源端子VDDに接続され
ている。そして、MOSトランジスタQ14a,Q14
bを入力側トランジスタとして第1カレントミラー回路
CM1を構成する出力側トランジスタの1つとしてのN
チャネル型MOSトランジスタQ15と、このカレント
ミラー回路CM1に接続される負荷用トランジスタとし
てのダイオード接続のPチャネル型MOSトランジスタ
Q16とがドレイン同士で直列接続されるとともに、M
OSトランジスタQ16のソースが電源端子VDDに、
およびMOSトランジスタQ15のソースが接地端子G
NDに接続されている。さらに、トランスファゲートS
1bとMOSトランジスタQ14bとの直列接続点が出
力端子85に、およびMOSトランジスタQ15とMO
SトランジスタQ16との直列接続点が出力端子86に
接続されている。出力端子85は演算増幅器33のバイ
アス端子35に接続されて、演算増幅器33内のNチャ
ネル型MOSトランジスタが上記カレントミラー回路C
M1の出力側トランジスタの1つを構成し、出力端子8
6は演算増幅器33のバイアス端子36に接続されて、
MOSトランジスタQ16を入力側トランジスタ、およ
び演算増幅器33内のPチャネル型MOSトランジスタ
を出力側トランジスタとするカレントミラー回路を構成
する。尚、上記において、MOSトランジスタQ14a
とQ14bは同一サイズとしたが、トランスファゲート
S1aをオン制御したとき、すなわち第1系統30がサ
ンプル・ホールド動作中の演算増幅器33に流れるバイ
アス電流を、第1系統30においてコンデンサにサンプ
ル・ホールドされたアナログデータを演算増幅器33の
出力端に安定した波形で出力するのに十分な電流値で供
給できれば、MOSトランジスタQbのみで出力動作時
のバイアス電流を確保したうえで、MOSトランジスタ
Q14bに対するQ14aのサイズ比は極力大きいほう
がよい。
【0022】第2バイアス電流取出し回路82について
説明する。第1のトランジスタであるバイアス電流源5
1のMOSトランジスタQ1,Q2を入力側トランジス
タとしてカレントミラー回路を構成する第2出力側トラ
ンジスタとしてのPチャネル型MOSトランジスタQ2
3がMOSトランジスタQ1,Q2にミラー接続されて
いる。このカレントミラー回路に接続される第3トラン
ジスタである負荷用トランジスタとしてのダイオード接
続のNチャネル型MOSトランジスタQ24aとQ24
bとが、MOSトランジスタからなるトランスファゲー
トS2a,S2bをそれぞれドレインに直列接続して並
列接続されて、この並列回路のトランスファゲートS2
a,S2b側にMOSトランジスタQ23のドレインが
接続され、MOSトランジスタQ23のソースが電源端
子VDDに、およびMOSトランジスタQ24a,Q2
4bのソースが接地端子GNDに接続されている。MO
SトランジスタQ24bのドレインとゲートとは直結さ
れているが、MOSトランジスタQ24aのドレインと
ゲートとはトランスファゲートS2a,S2bを介して
接続されている。MOSトランジスタQ24a,Q24
bは同一サイズで設計している。そして、入力端子2へ
の切替え信号によりトランスファゲートS2aがオン・
オフ制御可能となるようにトランスファゲートS2aの
Pチャネル側ゲートとインバータ63を介したNチャネ
ル側ゲートとが入力端子2に接続され、トランスファゲ
ートS2bが常時オン制御されるようにトランスファゲ
ートS2bのPチャネル側ゲートが接地端子GNDに、
およびNチャネル側ゲートが電源端子VDDに接続され
ている。そして、MOSトランジスタQ24a,Q24
bを入力側トランジスタとして第2カレントミラー回路
CM2を構成する出力側トランジスタの1つとしてのN
チャネル型MOSトランジスタQ25と、このカレント
ミラー回路CM2に接続される負荷用トランジスタとし
てのダイオード接続のPチャネル型MOSトランジスタ
Q26とがドレイン同士で直列接続されるとともに、M
OSトランジスタQ26のソースが電源端子VDDに、
およびMOSトランジスタQ25のソースが接地端子G
NDに接続されている。さらに、トランスファゲートS
2bとMOSトランジスタQ24bとの直列接続点が出
力端子87に、およびMOSトランジスタQ25とMO
SトランジスタQ26との直列接続点が出力端子88に
接続されている。出力端子87は演算増幅器43のバイ
アス端子45に接続されて、演算増幅器43内のNチャ
ネル型MOSトランジスタが上記カレントミラー回路C
M2の出力側トランジスタの1つを構成し、出力端子8
8は演算増幅器43のバイアス端子46に接続されて、
MOSトランジスタQ26を入力側トランジスタ、およ
び演算増幅器43内のPチャネル型MOSトランジスタ
を出力側トランジスタとするカレントミラー回路を構成
する。尚、上記において、MOSトランジスタQ24a
とQ24bは同一サイズとしたが、トランスファゲート
S2aをオン制御したとき、すなわち第2系統40がサ
ンプル・ホールド動作中の演算増幅器43に流れるバイ
アス電流を、少なくとも、第2系統40においてコンデ
ンサにサンプル・ホールドされたアナログデータを演算
増幅器43の出力端に安定した波形で出力するのに十分
な電流値で供給できれば、MOSトランジスタQ24b
のみで出力動作時のバイアス電流を確保したうえで、M
OSトランジスタQ24bに対するQ24aのサイズ比
は極力大きいほうがよい。
【0023】上記構成のバイアス回路部80は、動作に
おいて、第1系統30が出力動作のとき、入力端子2に
“L”レベルの信号が供給され、第1バイアス電流取出
し回路81のトランスファゲートS1aがオフ制御さ
れ、第2バイアス電流取出し回路82のトランスファゲ
ートS2aがオン制御される。このとき、第1バイアス
電流取出し回路81は、バイアス電流源51に流れる電
流をMOSトランジスタQ13でミラーして、MOSト
ランジスタ14bのみに流し、さらにMOSトランジス
タQ14bに流れる電流をMOSトランジスタQ15で
ミラーしてMOSトランジスタQ16に流して、 MO
SトランジスタQ14bに流れる電流を出力端子85か
らバイアス端子35を介してMOSトランジスタQ14
bにミラー接続された演算増幅器33のNチャネル型M
OSトランジスタでミラーするとともに、MOSトラン
ジスタQ16に流れる電流を出力端子86からバイアス
端子36を介してMOSトランジスタQ16にミラー接
続された演算増幅器33のPチャネル型MOSトランジ
スタにミラーして演算増幅器33にバイアス電流を供給
する。このとき、第2バイアス電流取出し回路82は、
バイアス電流源51に流れる電流をMOSトランジスタ
Q23でミラーして、MOSトランジスタQ24a,Q
24bに流し、さらにMOSトランジスタQ24a,Q
24bに流れる電流をMOSトランジスタQ25でミラ
ーしてMOSトランジスタQ26に流して、 MOSト
ランジスタQ24a,Q24bに流れる電流を出力端子
87からバイアス端子45を介してMOSトランジスタ
Q24a,Q24bにミラー接続された演算増幅器43
のNチャネル型MOSトランジスタでミラーするととも
に、MOSトランジスタQ26に流れる電流を出力端子
88からバイアス端子46を介してMOSトランジスタ
Q26にミラー接続された演算増幅器43のPチャネル
型MOSトランジスタにミラーして演算増幅器43にバ
イアス電流を供給する。このとき演算増幅器43に流れ
るバイアス電流は、MOSトランジスタQ24aとQ2
4bとを同一サイズに設計した場合の例では、第2系統
40が出力動作のときに演算増幅器43に流れるバイア
ス電流の半分のバイアス電流が流れることになる。第2
系統40が出力動作のときは、上記とは第1系統30と
第2系統40との動作が反対となる。
【0024】以上説明したように、サンプル・ホールド
回路20の1水平期間ごとにサンプル・ホールド動作と
出力動作を交互に行う2系統のうち第1系統30(第2
系統40)が出力動作のとき、第1バイアス電流取出し
回路81(第2バイアス電流取出し回路82)は、電流
源51に流れる電流をトランジスタQ14aとQ14b
のうちQ14b(Q24aとQ24bのうちQ24b)
のみに流して後段のトランジスタでミラーして第1系統
30(第2系統40)の演算増幅器33(43)に供給
し、第2バイアス電流取出し回路82(第1バイアス電
流取出し回路81)は、電流源51に流れる電流をトラ
ンジスタQ24aとQ24bの両方(Q14aとQ14
bの両方)に流して後段のトランジスタでミラーしてサ
ンプル・ホールド動作中の第2系統40(第1系統3
0)の演算増幅器43(33)に供給するので、サンプ
ル・ホールド動作中の第2系統40(第1系統30)の
演算増幅器43(33)には、第2系統40(第1系統
30)が出力動作中のときの演算増幅器43(33)に
流れるバイアス電流に対してトランジスタQ24aとQ
24b(Q14aとQ14b)との合計サイズに対する
トランジスタQ24b(Q14b)のサイズ比のバイア
ス電流が流れ、バイアス電流により演算増幅器43(3
3)で消費される消費電流を低減することができる。
尚、図示しないが、バイアス回路部70と同様に、この
バイアス回路部80の替わりに、MOSトランジスタの
Pチャネル型とNチャネル型を逆にして回路構成しても
よい。
【0025】
【発明の効果】本発明に係わる液晶駆動装置によれば、
サンプル・ホールド回路の2系統のうちサンプル・ホー
ルド動作中の系統の演算増幅器のバイアス電流を、バイ
アス回路部でバイアス電流源の電流をミラーするときミ
ラー比を切替えて減少させるようにしたので、サンプル
・ホールド動作中の系統に含まれる演算増幅器で消費さ
れる電流を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例である水平ドライバICの
要部回路ブロック図。
【図2】 図1の水平ドライバICに使用される1例の
バイアス回路部。
【図3】 図1の水平ドライバICに使用される他の第
1実施例のバイアス回路部。
【図4】 図1の水平ドライバICに使用される他の第
2実施例のバイアス回路部。
【図5】 従来の水平ドライバICの要部回路ブロック
図。
【図6】 図4の水平ドライバICに使用されるバイア
ス回路部。
【図7】 1系統のサンプル・ホールド回路の回路図。
【図8】 2系統のサンプル・ホールド回路の回路図。
【符号の説明】
20 サンプル・ホールド回路 30 第1系統 32 第1コンデンサ 33 第1演算増幅器 40 第2系統 42 第2コンデンサ 43 第2演算増幅器 51、52 バイアス電流源 60、70、80 バイアス回路部 61、71、81 第1バイアス電流取出し回路 62、72、82 第2バイアス電流取出し回路 CM1 第1カレントミラー回路 CM2 第2カレントミラー回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NC15 NC23 ND39 5C006 AF42 AF69 BB15 BC13 BF11 BF25 FA47 5C080 AA10 BB05 DD01 DD26 EE29 FF11 FF12 JJ02 JJ03 5J092 AA01 AA43 CA36 CA81 CA84 FA04 FA10 FA20 GR09 HA10 HA16 HA17 HA44 KA02 KA09 KA12 KA19 MA05 SA08 TA01 UL07

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動すべき液晶パネルの各データ線に対応
    して1水平期間ごとに、アナログデータがコンデンサに
    サンプル・ホールドされボルテージホロワ接続の演算増
    幅器に入出力されるサンプル・ホールド動作と、コンデ
    ンサにサンプル・ホールドされ演算増幅器に入出力され
    たアナログデータが出力端子に出力される出力動作とを
    2系統で交互に行うサンプル・ホールド回路と、前記各
    演算増幅器にバイアス電流を供給するバイアス回路部と
    を備えた液晶駆動装置において、前記バイアス回路部
    は、第1のトランジスタを含むバイアス電流源と、前記
    第1のトランジスタに流れる電流をミラー比を切替え可
    能にミラーして前記各演算増幅器の一方の演算増幅器に
    バイアス電流を取り出す第2のトランジスタを含む第1
    バイアス電流取出し回路と、前記第2のトランジスタに
    流れる電流をミラー比を切替え可能にミラーして前記各
    演算増幅器の他方の演算増幅器にバイアス電流を取り出
    す第3のトランジスタを含む第2バイアス電流取出し回
    路とを有し、前記各ミラー比を切替えて、前記各演算増
    幅器に供給する前記サンプル・ホールド動作中のバイア
    ス電流を、前記出力動作中のバイアス電流より少なく、
    かつ、前記サンプル・ホールド動作中に演算増幅器の出
    力端に安定した波形でアナログデータを出力するのに十
    分な電流値としたことを特徴とする液晶駆動装置。
  2. 【請求項2】前記第1バイアス電流取出し回路は前記第
    1のトランジスタにミラー接続された第1出力用トラン
    ジスタと、この第1出力用トランジスタに直列接続され
    た第1負荷用トランジスタとを含み、前記第2バイアス
    電流取出し回路は前記第1のトランジスタにミラー接続
    された第2出力用トランジスタと、この第2出力用トラ
    ンジスタに直列接続された第2負荷用トランジスタとを
    含み、前記第2のトランジスタが前記第1出力用トラン
    ジスタであり、前記第3のトランジスタが前記第2出力
    用トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の
    液晶駆動装置。
  3. 【請求項3】前記第1出力用トランジスタおよび第2出
    力用トランジスタは複数個が並列接続されてなり、前記
    各複数個の少なくとも1個からの電流出力をオン・オフ
    制御可能にして、前記オン・オフ制御を、前記サンプル
    ・ホールド動作中の系統の演算増幅器にバイアス電流を
    供給する側でオフ制御および前記出力動作中の系統の演
    算増幅器にバイアス電流を供給する側でオン制御とした
    ことを特徴とする請求項2記載の液晶駆動装置。
  4. 【請求項4】前記並列接続が前記各出力用トランジスタ
    に直列接続のトランスファゲートを介して行われ、前記
    各複数個の少なくとも1個に接続された前記トランスフ
    ァゲートが前記オン・オフ制御され、前記各複数個の残
    りに接続された前記トランスファゲートが常時オン制御
    されることを特徴とする請求項3記載の液晶駆動装置。
  5. 【請求項5】前記第1バイアス電流取出し回路は前記第
    1のトランジスタにミラー接続された第1出力用トラン
    ジスタと、この第1出力用トランジスタに直列接続され
    た第1負荷用トランジスタとを含み、前記第2バイアス
    電流取出し回路は前記第1のトランジスタにミラー接続
    された第2出力用トランジスタと、この第2出力用トラ
    ンジスタに直列接続された第2負荷用トランジスタとを
    含み、前記第2のトランジスタが前記第1負荷用トラン
    ジスタであり、前記第3のトランジスタが前記第2負荷
    用トランジスタであって、前記第1負荷用トランジスタ
    とこの負荷用トランジスタにミラー接続されるトランジ
    スタおよび前記第2負荷用トランジスタとこの負荷用ト
    ランジスタにミラー接続されるトランジスタとのミラー
    比を切替え可能にしたことを特徴とする請求項1記載の
    液晶駆動装置。
  6. 【請求項6】前記第1負荷用トランジスタおよび第2負
    荷用トランジスタは、複数個が並列接続されてなり、前
    記各複数個の少なくとも1個への電流入力をオン・オフ
    制御可能にして、前記オン・オフ制御を、前記サンプル
    ・ホールド動作中の系統の演算増幅器にバイアス電流を
    供給する側でオン制御および前記出力動作中の系統の演
    算増幅器にバイアス電流を供給する側でオフ制御とした
    ことを特徴とする請求項5記載の液晶駆動装置。
  7. 【請求項7】前記並列接続が前記負荷用トランジスタに
    直列接続のトランスファゲートを介して行われ、前記各
    複数個の少なくとも1個に接続された前記トランスファ
    ゲートが前記オン・オフ制御され、前記各複数個の残り
    に接続された前記トランスファゲートが常時オン制御さ
    れることを特徴とする請求項6記載の液晶駆動装置。
  8. 【請求項8】駆動すべき液晶パネルの各データ線に対応
    して1水平期間ごとに、アナログデータがコンデンサに
    サンプル・ホールドされボルテージホロワ接続の演算増
    幅器に入出力されるサンプル・ホールド動作と、コンデ
    ンサにサンプル・ホールドされ演算増幅器に入出力され
    たアナログデータが出力端子に出力される出力動作とを
    第1系統および第2系統からなる2系統で交互に行うサ
    ンプル・ホールド回路と、前記各演算増幅器にバイアス
    電流を供給するバイアス回路部とを備えた液晶駆動装置
    において、 前記バイアス回路部が、前記第1系統の演算増幅器にバ
    イアス電流を流すミラー比切替え可能な第1カレントミ
    ラー回路と、前記第2系統の演算増幅器にバイアス電流
    を流すミラー比切替え可能な第2カレントミラー回路と
    を有し、 前記各ミラー比を制御して、前記各演算増幅器に供給す
    る前記サンプル・ホールド動作中のバイアス電流を、前
    記出力動作中のバイアス電流より少なく、かつ、前記サ
    ンプル・ホールド動作中に演算増幅器の出力端に安定し
    た波形でアナログデータを出力するのに十分な電流値と
    したことを特徴とする液晶駆動装置。
  9. 【請求項9】前記バイアス回路部は、トランジスタを含
    むバイアス電流源と、前記バイアス電流源のトランジス
    タにミラー接続された第1出力用トランジスタおよびこ
    の第1出力用トランジスタに直列接続された第1負荷用
    トランジスタとを含む第1バイアス電流取出し回路と、
    前記バイアス電流源のトランジスタにミラー接続された
    第2出力用トランジスタおよびこの第2出力用トランジ
    スタに直列接続された第2負荷用トランジスタとを含む
    第2バイアス電流取出し回路とを有し、前記第1カレン
    トミラー回路が前記バイアス電流源のトランジスタと前
    記第1出力用トランジスタとで構成され、前記第2カレ
    ントミラー回路が前記バイアス電流源のトランジスタと
    前記第2出力用トランジスタとで構成されたことを特徴
    とする請求項8記載の液晶駆動装置。
  10. 【請求項10】前記バイアス回路部は、トランジスタを
    含むバイアス電流源と、前記バイアス電流源のトランジ
    スタにミラー接続された第1出力用トランジスタおよび
    この第1出力用トランジスタに直列接続された第1負荷
    用トランジスタとを含む第1バイアス電流取出し回路
    と、前記バイアス電流源のトランジスタにミラー接続さ
    れた第2出力用トランジスタおよびこの第2出力用トラ
    ンジスタに直列接続された第2負荷用トランジスタとを
    含む第2バイアス電流取出し回路とを有し、前記第1カ
    レントミラー回路が前記第1負荷用トランジスタとこの
    負荷用トランジスタにミラー接続されるトランジスタと
    で構成され、前記第2カレントミラー回路が前記第2負
    荷用トランジスタとこの負荷用トランジスタにミラー接
    続されるトランジスタとで構成されたことを特徴とする
    請求項8記載の液晶駆動装置。
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