JP2001142311A - 電子写真装置用ベルトおよびその製造方法 - Google Patents
電子写真装置用ベルトおよびその製造方法Info
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Abstract
が少ない電子写真装置用ベルトおよびその製法を提供す
る。 【解決手段】 電子写真装置用ベルトは、芯体層2と弾
性層3を含む2層構であって、芯体層2がポリオール
と、低分子量の芳香族アミンと、2官能基と3官能基を
有する脂肪族イソシアネートとから形成されるポリウレ
タンから成り、金型の内面に弾性層3を半硬化形成し、
その上に芯層体2を構成するポリウレタン樹脂原液を注
型して弾性層3と芯体層2とを一体的に遠心硬化形成し
て製造される。
Description
ルトに関し、特に中間転写ベルト、転写搬送ベルトに関
する。また電子写真用ベルトの製造方法に関する。
ト、転写搬送ベルトに関しては、ポリイミド樹脂フィル
ム、ポリカーボネート樹脂フィルムなどの合成樹脂製フ
ィルムが用いられている。前記電子写真装置用のベルト
は、継目がないことが必須条件であり、これら合成樹脂
製フィルムを継目がない状態(シームレス)で押出し成
形する必要がある。シームレスの押出しは、加工方法が
非常に困難で厚みにバラツキが生じたり、表面に肌荒れ
が生じるといった製造上のトラブルが起こりやすい。ま
たこれらのトラブルが起こらないで円筒状に押出せて
も、工程中、運搬中に折り傷が発生するという問題があ
る。
求が高く、そのためベルト表面へのトナーの保持性を向
上させることが必要とされる。前記合成樹脂ベルトで
は、表面が硬く、トナーの保持性が劣り、トナーのずれ
が生じて、4色で構成されるカラー画像に色ずれが生じ
るという問題がある。さらにシート体である紙は、表面
に凹凸があり、合成樹脂フィルムのようにベルト表面が
硬いと、この凹凸にベルト表面が追従せず、不均一転写
となり、結果的に画像に抜けが生じるという問題があ
る。
ある程度弾性のある低硬度の弾性体を用いることが考え
られる。しかし弾性体のみでベルトを構成すると、ベル
ト自体に伸びが生じ、カラー画像を構成するために、4
色の色がさねする際に、色ずれが生じる。これを解決す
るには、芯体に低硬度である程度弾性を有するコードや
帆布を用いることが提案されている。コードや帆布は、
撚り糸で構成されており、ベルトの進行に伴って糸の撚
り方向にベルトが蛇行する。これを防ぐためにベルトに
ガイドを付けたり、煩雑な蛇行制御装置を設けたりせね
ばならず、ベルトおよびその付属装置が高価になり、コ
ンパクトにできないという問題がある。
コードの巻きピッチや帆布の織目が画像にそのまま転写
されるため、弾性層を薄くできず、ベルトの総厚みが厚
くなるという問題がある。
方法も提案されているが、シームレスフィルムを押出し
成形後、弾性層を接着させるために接着剤を必要とし、
接着剤がベルトの厚みのバラツキの原因になる。導電性
ベルトとするために弾性層および芯体フィルムに導電剤
を添加したときは、接着剤には導電剤を添加することが
できず、導電性が阻害される。使用中に接着界面で剥離
するといった問題がある。またフィルムベルト上に弾性
層を接着する必要があり、製造コストが大幅に上昇す
る。
問題点を解決し、伸びは少なく高精度で耐久性に優れ、
蛇行の少ない電子写真装置用ベルトおよびその製造方法
を提供することである。
層とを含む少なくとも2層構造から成る電子写真装置用
ベルトにおいて、芯体層がポリオールと、低分子量の芳
香族アミンと、2官能基および3官能基を有する脂肪族
イソシアネートとから形成されるポリウレタンから成る
ことを特徴とする電子写真装置用ベルトである。
低分子量の芳香族アミンと、2官能基および3官能基を
有するイソシアネートとから形成されるポリウレタンか
ら成る。芯体層は、ベルトとして引張力が作用したと
き、伸びないことが必要である。このため、1000M
PA以上の高弾性率で、永久歪が少ないことが要求され
る。一般にポリウレタンを高弾性率にするには、構造上
剛直な芳香族イソシアネートを使用し、これに芳香族低
分子量のアミンを硬化剤として用いたハードセグメント
をポリオールから成るソフトセグメント中に多量に含む
構造としている。剛直な芳香族イソシアネートと芳香族
系低分子量アミンとを用いると、反応性が早くて、均一
で薄い層を形成できないので、本発明では芳香族イソシ
アネートの代りに脂肪族イソシアネートを用いる。さら
に引張力が作用したときに伸びを少なくするために、ハ
ードセグメントの構造中に架橋成分を比較的多く導入す
る必要がある。架橋成分を多く導入するためには、多官
能基(一般には3官能基)を有する脂肪族イソシアネー
トが用いられるが、3官能基を有する脂肪族イソシアネ
ートを多量に用いると、拘束点が多くなりすぎ、高弾性
にできるが割れやすくなる。したがって、2官能基と3
官能基とを有する脂肪族イソシアネートを併用すること
で、高弾性率で耐割れ性と耐屈曲疲労性とを向上でき
る。この他にベルトに導電性を付与するためにカーボン
ブラックのような導電性付与剤を用いてもよいし、硬化
反応を促進するために公知の触媒を用いてもよい。また
弾性層の外側(紙などのシート体と接する側)に表面層
を設けた3層構造としてもよい。
の芳香族アミンとの混合比率が重量比で70:30〜3
0:70であり、かつ2官能基を有する脂肪族イソシア
ネートと3官能基を有する脂肪族イソシアネートとの混
合比率が重量比で50:50〜80:20であることを
特徴とする。
シアネートがヘキサンジイソシアネートの変成体である
ことを特徴とする。
香族アミンとの混合比率および2官能基を有する脂肪族
イソシアネートと3官能基を有する脂肪族イソシアネー
トの混合比率は、前記範囲であることが好ましい。
高弾性率とすることができず、これが30%未満では、
耐割れ性と耐屈曲疲労性とが保持できない。
50%未満では、拘束点が多くなり割れやすくなり、こ
れが80%を超えると引張力に対して伸びが多くなる。
ては、公知のいかなるものでもよいが、分子量は500
〜2000のものが特に好ましい。
しては、特に限定されるものではないが、ジフェニルメ
タンジイソシアネートの水添加したもの、イソホロンジ
イソシアネートなどが例示される。3官能基を有する脂
肪族イソシアネートとしては、特に限定されるものでは
ないが、ヘキサメチレンジイソシアネートを変成したも
のが好ましく、さらにヌレート変成したものが特に好ま
しい。
〜95Aのポリウレタンであることを特徴とする。
ら成り、その硬度は前記範囲が好ましい。これが30A
未満では、弾性層にタックを生じたり、トナーの保持性
が良すぎて転写効率が低下する。これが95Aを超える
と紙の凹凸への追従性が低下し、シャープな画像が得ら
れない。ここで硬度30A,95Aなどは、JISに従
うA硬度をいう。
され、さらに転写体に転写する中間転写ベルトであるこ
とを特徴とする。
ト体上に転写し、シート体を搬送する転写搬送ベルトで
あることを特徴とする。
トは、中間転写ベルトおよび転写搬送ベルトに好適に用
いられる。中間転写ベルトおよび転写搬送ベルトは、伸
びが少なく高精度で、蛇行しないことが要求され、前記
ベルトはその要求を満たすものである。
を金型に注入し、金型を加熱しながら回転して弾性層の
膜を金型の内面に半硬化形成し、芯体層を構成するポリ
ウレタン原液を弾性層上に注型し、弾性層と芯体層とを
一体的に遠心硬化形成することを特徴とする電子写真装
置用ベルトの製造方法である。
写真装置用ベルトが一体的に製造され、従来技術で述べ
たような芯体層に弾性層を接着積層するものと異なり、
接着剤によるベルトの厚みのバラツキが生じることがな
く、均一な厚さのベルトを容易に製造できる。また接着
面での剥離の問題も生じない。弾性層上に表面層を設け
る場合は、表面層を構成する樹脂原液を弾性層上に塗布
し、乾燥後加熱して硬化する。
電子写真装置用ベルト1の側面図である。ベルト1は、
芯体層2と弾性層3とから成る2層構造である。図2
は、本発明の実施の他の形態の電子写真装置用ベルト1
aの側面図である。ベルト1aは、先の実施の形態のベ
ルト1を構成する弾性層3の外側に、さらに表面層4を
有する3層構造である。
を構成する樹脂原液、一般にはポリウレタン原液を、加
熱した金型に規定量注入し、金型を加熱しながら回転し
て弾性層の膜を金型の内面に半硬化形成し、弾性層上に
芯体層を構成するポリウレタン原液を注型して、弾性層
と芯体層とを一体的に形成して製造される。
ベルトを中間転写ベルト16として用いたカラーコピー
用電子写真装置の感光体11周辺の側面図である。感光
体11は、帯電ローラ12によって一様に帯電される。
帯電した感光体11は、図示しない被複写体からの反射
光によって露光される。カラーコピーの場合、反射光は
青、緑、赤にカラーフィルタによって分光され、各別に
露光される。たとえば青色のカラーフィルタを透光した
光は、青色の補色である黄色の光によって感光体11上
に静電潜像が形成される。感光体11は、矢符13方向
に回転し、第1の現像ローラ14Yに接触し、第1の現
像ローラ14Yから黄色のトナーが供給され、被複写体
の黄色成分が現像される。第2〜第4の現像ローラ14
M,14C,14Bは、感光体11と接触しておらず、
感光体11は第1の転写ローラ15によって転写ベルト
16に接触する。転写ベルト16は2つのプーリ17,
18によって矢符19方向に移動し、感光体11上の黄
色の像が転写ベルト16上に転写される。感光体11
は、クリーニングブレード20で残った黄色トナーを除
去され、除電される。
れば、カラーフィルタが緑色に入替わり、緑色の補色で
あるマゼンタの光によって感光体11上に静電潜像が形
成される。このときは第1、第3、第4の現像ローラ1
4Y,14C,14Bは感光体11に接触せず、第2の
現像ローラ14Mのみが感光体11に接触し、感光体1
1上にマゼンタの像が現像される。転写ベルト16は、
黄色像の転写が終われば、第1の転写ローラ15が感光
体11から離れ、矢符19方向と反対方向にプーリ1
7,18によって回転し、元の位置に戻る。感光体11
上のマゼンタ像が転写ベルト16に接触する位置にきた
とき、第1の転写ローラ15によって感光体11上のマ
ゼンタ像が転写ベルト16に転写される。これによって
黄色像とマゼンタ像が転写ベルト16上に重ね合わされ
る。
シアンの像が感光体11上に現像され、転写ベルト16
上で重ね合わされる。最後にカラーフィルタを用いない
白色の反射光によって、黒色の像が感光体11上に現像
され転写ベルト16上に重ね合わされる。これによって
転写ベルト16上には、被複写体と同じカラー像が形成
される。転写ベルト16上のカラー像は、第2の転写ロ
ーラ21とプーリ18との間に供給されるシート体、た
とえば紙22上に転写される。紙22上のカラー像は、
図示しない定着装置で紙22に定着される。転写ベルト
16は、カラー像を紙22に転写した後、クリーニング
ブレード23によって残ったトナーが除去される。
ベルトを転写搬送ベルト24として用いたモノクロ用コ
ピー用電子写真装置の感光体11周辺の側面図である。
感光体11は、帯電ローラ12によって一様に帯電され
る。帯電した感光体11は、図示しない被複写体からの
反射光によって露光され、静電潜像が形成される。静電
潜像は、現像ローラ14から供給される黒色トナーによ
って現像され、転写搬送ベルト24との接触点で、紙2
2上に転写され、さらに転写搬送ベルト24によって加
熱ローラ25と加圧ローラ26との接触点まで搬送さ
れ、トナー像が定着される。加熱ローラ25には加熱手
段27が設けられる。転写搬送ベルト24は、2つのプ
ーリ28,29によって矢符方向に移動する。感光体1
1は、図3と同様にクリーニングブレード20で残った
トナーを除去され、除電される。
れ、撹拌機32によって撹拌され、供給ローラ33を介
して現像ローラ14に供給される。現像ローラ14上の
余分のトナーは、規制ブレード34によって規制され、
感光体11上には常に一定のトナーが現像ローラ14か
ら供給される。このようなトナー供給手段30は、図3
の各現像ローラ14Y,14M,14C,14Bにも設
けられているが、図面が複雑になるので省略してある。
テトラメチレングリコール(保工ケ谷化学製、PTMG
1000SN、商品名)98部に導電性付与剤としての
ケッチンブラック2部を混練し、前記ポリオール50部
に、低分子量の芳香族アミンとして、3,3′−ジクロ
ロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタン(イハラケミ
カル工業製、MOCA、商品名)を50部を混合し、1
20℃で溶解脱水し、触媒として東ソー製、TEDA3
3LV(商品名)を0.1部添加した。また3官能基を
有する脂肪族イソシアネートとして、ヘキサメチレンジ
イソシアネートのヌレート変成体(住友バイエルウレタ
ン製、スミジュールN3500、商品名)と、2官能基
を有する脂肪族イソシアネートとして、イソホロンジイ
ソシアネート(住友バイエルウレタン製、デスモジュー
ルI、商品名)とを35:65の割合でブレンドし、こ
のブレンドしたイソシアネートを、前記芳香族アミンを
添加したポリオールに対し、ポリオール中の活性水素の
モル数[H*]がイソシアネート中のイソシアネート基
のモル数[NCO]に対し、0.95になるように添加
して芯体層用ポリウレタン原液とした。
の硬度が50Aとなるポリウレタン原液を弾性層用ポリ
ウレタン原液とし、120℃に保温した金型に弾性層用
ポリウレタン原液を所定量注入し、金型を30分回転
し、金型内面上に弾性層用ポリウレタン原液を半硬化
し、この上に芯体層用ポリウレタン原液を所定量注入
し、30分150℃に加熱しながら回転し、弾性層と芯
体層とを一体的に硬化させ、脱型後110℃で12時間
アフターキュアして2層構造の電子写真装置用ベルトを
得た。
イソシアネート(N3500)と2官能基を有する脂肪
族イソシアネート(デスモジュールI)との配合割合を
50:50および20:80にした以外は実施例1と同
様にして、2層構造の電子写真装置用ベルトを得た。
コール(PTMG1000SN)と3,3′−ジクロロ
−4,4′−ジアミノジフェニルメタン(MOCA)と
の配合割合を70:30および30:70にした以外は
実施例と同様にして、2層構造の電子写真装置用ベルト
を得た。
コール(PTMG1000SN)と3,3′−ジクロロ
−4,4′−ジアミノジフェニルメタン(MOCA)と
の配合割合を80:20および20:80にした以外は
実施例と同様にして、2層構造の電子写真装置用ベルト
を得た。
イソシアネート(N3500)と2官能基を有する脂肪
族イソシアネート(デスモジュールI)との配合割合を
60:40および10:90にした以外は実施例1と同
様にして、2層構造の電子写真装置用ベルトを得た。
CA)を脂肪族のアミンであるジエタノールアミンにし
た以外は実施例1と同様にして、2層構造の電子写真装
置用ベルトを得た。
する脂肪族イソシアネートの代りに芳香族イソシアネー
トとして4,4′ジフェニルメタンジイソシアネートに
した以外は実施例1と同様にして、2層構造の電子写真
装置用ベルトを得た。
電子写真装置用ベルトの成形性、弾性率およびこれを図
3に示す中間転写ベルトとして用いた場合のベルト性能
を表1および表2に示す。
ルトは、成形性がよく、弾性率も1000MPA以上と
高く、ベルトは使用中に伸びることはない。これに対
し、比較例1に示すベルトは、弾性率が低く使用中にベ
ルトが伸び、画像にずれが生じ、比較例2,3に示すベ
ルトは、弾性率が高すぎて使用中に芯体層に割れが発生
した。比較例4は、初期は良好な画像が得られたが、1
000枚走行後にベルトに伸びが発生し、画像ずれが生
じた。比較例5,6は、アミンを含むポリオール成分と
イソシアネート成分との2液を混合した状態で硬化した
りゲル化したりしてベルトに成形できなかった。
装置用ベルトは、弾性層および芯体層を含む少なくとも
2層構造であり、芯体層がポリオールと低分子量の芳香
族アミンと、2官能基および3官能基を有する脂肪族イ
ソシアネートから形成されるポリウレタンによって構成
される。これによって1000MPA以上の高弾性率で
あって使用中に割れを生ぜず、撚り糸を使わないので、
蛇行の少ない高精度で耐久性のあるベルトが得られる。
中間転写ベルトおよび転写搬送ベルトに好適に用いられ
る。
型の内面に半硬化した弾性層上に芯体層用ポリウレタン
原液を注入し、一体的に遠心硬化形成して製造されるの
で、接着剤を使う必要がなく、均一な厚さのベルトが容
易に製造できる。
1の側面図である。
ト1aの側面図である。
ト16に用いた電子写真装置の感光体11周辺の側面図
である。
ト24に用いた電子写真装置の感光体11周辺の側面図
である。
Claims (7)
- 【請求項1】 芯体層と弾性層とを含む少なくとも2層
構造から成る電子写真装置用ベルトにおいて、 芯体層がポリオールと、低分子量の芳香族アミンと、2
官能基および3官能基を有する脂肪族イソシアネートと
から形成されるポリウレタンから成ることを特徴とする
電子写真装置用ベルト。 - 【請求項2】 前記ポリオールと低分子量の芳香族アミ
ンとの混合比率が重量比で70:30〜30:70であ
り、かつ2官能基を有する脂肪族イソシアネートと3官
能基を有する脂肪族イソシアネートとの混合比率が重量
比で50:50〜80:20であることを特徴とする請
求項1記載の電子写真装置用ベルト。 - 【請求項3】 前記3官能基を有するイソシアネートが
ヘキサンジイソシアネートの変成体であることを特徴と
する請求項2記載の電子写真装置用ベルト。 - 【請求項4】 前記弾性層の硬度が30A〜95Aのポ
リウレタンであることを特徴とする請求項1記載の電子
写真装置用ベルト。 - 【請求項5】 感光体上のトナー像が転写され、さらに
転写体に転写する中間転写ベルトであることを特徴とす
る請求項1記載の電子写真装置用ベルト。 - 【請求項6】 感光体上のトナー像をシート体上に転写
し、シート体を搬送する転写搬送ベルトであることを特
徴とする請求項1記載の電子写真装置用ベルト。 - 【請求項7】 弾性層を構成する樹脂原液を金型に注入
し、金型を加熱しながら回転して弾性層の膜を金型の内
面に半硬化形成し、芯体層を構成するポリウレタン原液
を弾性層上に注型し、弾性層と芯体層とを一体的に遠心
硬化形成することを特徴とする電子写真装置用ベルトの
製造方法。
Priority Applications (1)
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JP32289099A JP4209055B2 (ja) | 1999-11-12 | 1999-11-12 | 電子写真装置用ベルトおよびその製造方法 |
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