JP2001142147A - 液晶プロジェクタ - Google Patents

液晶プロジェクタ

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JP2001142147A JP32480499A JP32480499A JP2001142147A JP 2001142147 A JP2001142147 A JP 2001142147A JP 32480499 A JP32480499 A JP 32480499A JP 32480499 A JP32480499 A JP 32480499A JP 2001142147 A JP2001142147 A JP 2001142147A
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敏生 堀江
Nobuyuki Fujimura
信行 藤村
Takao Matsumura
隆夫 松村
Hideki Matsubara
秀樹 松原
Susumu Takehara
進 竹原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却機構の騒音対策を施した液晶プロジェク
タに於いて、吸気ファンからの空気を看者に触れさせな
い。 【解決手段】 液晶プロジェクタは、キャビネット1内
に光源2と、該光源2により照射される液晶パネル7と、
投写レンズ6と、光源2を空冷する冷却機構を具え、液晶
パネル7の照射画像を前面のスクリーンに写す。キャビ
ネット1の外側には、冷却機構からの排気が通過する空
気通過室43を形成した消音箱体4が取り付けられてい
る。該消音箱体4の前面には、空気通過室43から排気す
る為の開口45が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルの画像
を強力な光で照射して写し出す液晶プロジェクタに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の液晶プロジェクタの断面
側面図である。これは、所謂単板式の液晶プロジェクタ
であり、キャビネット(1)内に配備された1枚の液晶パ
ネル(7)に表示された画像を光源(2)からの強い光にて
照射し、投写レンズ(6)にて該画像を前方のスクリーン
(図示せず)に写す。看者は投写された画像をキャビネッ
ト(1)の後方から見る。光源(2)は強い光を発し、熱く
なりやすいから、該光源(2)の背後にキャビネット(1)
の透孔(10)及び冷却用の吸気ファン(3)を設けている。
吸気ファン(3)によりキャビネット(1)内の空気は透孔
(10)から外部に放出される。また、液晶パネル(7)は熱
によって損傷し易いから、該液晶パネル(7)の下方に冷
却用の送風ファン(30)を設けている。送風ファン(30)
は、フィルタ(8)及びキャビネット(1)に開設された貫
通孔(11)を通ってキャビネット(1)外部の空気をキャビ
ネット(1)内に送る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、光源(2)には高
輝度化が求められており、光源(2)は一層熱くなりやす
いから、より多くの風量を流すために吸気ファン(3)及
び送風ファン(30)は大型にする必要がある。しかし、吸
気ファン(3)及び送風ファン(30)を大型化すると、操作
音が大きくなり、この騒音を小さくすることが要求され
る。この対策として、出願人は以前に、送風ファン(30)
から吸気ファン(3)までの流路を長く設定して、該流路
上にて発生する音のスムーズな通過を妨げる構成を提案
している(特願平10−202631号、これは未公開
発明である)。出願人は、この構成を更に改善し、吸気
ファン(3)からの空気をキャビネット(1)の前方から流
れ出るようにすることを着想した。前記の如く、看者は
キャビネット(1)の後方にいるが、吸気ファン(3)から
の空気が看者に触れると、看者に不快感を与える。本発
明は、冷却機構の騒音対策を施した液晶プロジェクタに
於いて、吸気ファンからの空気を看者に触れさせないこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決する為の手段】液晶プロジェクタは、上記
構成に加えて、キャビネット(1)の外側に冷却機構から
の排気が通過する空気通過室(43)を形成した消音箱体
(4)が取り付けられ、該消音箱体(4)の前面には、空気
通過室(43)から排気する為の開口(45)が設けられてい
る。
【0005】
【作用及び効果】キャビネット(1)の外側に取り付けら
れた消音箱体(4)からの排気は、空気通過室(43)を通っ
て該消音箱体(4)の前面に設けられた開口(45)から外部
に放出される。これにより、消音箱体(4)からの排気
は、キャビネット(1)の後方に位置する看者に当たら
ず、看者に不快感を感じさせることはない。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明の一例
を図を用いて詳述する。本例にあっては、キャビネット
(1)に吸気ファン(3)の騒音を小さくする消音箱体(4)
を設けている。図1は、キャビネット(1)と該キャビネ
ット(1)の外面に取り付けられる消音箱体(4)の断面側
面図であり、図2は、図1をA−A線で破断した断面平
面図である。また、図3は消音箱体(4)の斜視図であ
る。キャビネット(1)内の構成は従来と同様であり、キ
ャビネット(1)内には、1枚の液晶パネル(7)と、該液
晶パネル(7)の画像を強い光にて照射する光源(2)と、
該光源(2)を冷却し、キャビネット(1)内の空気を外部
に放出する吸気ファン(3)と、液晶パネル(7)を冷却
し、キャビネット(1)外部の空気を取り込む送風ファン
(30)を具えている。
【0007】図3に示すように、消音箱体(4)は上面が
開口した横置き箱(40)の後端部から、前面が開口した縦
箱(41)を立設し、該縦箱(41)の奥部にはウレタン、グラ
スウール等から構成された消音部材(5)が貼り付けられ
ている。横置き箱(40)は前面が開口(45)し、内部は複数
の部屋に仕切られている。部屋は、一側部に透窓(46)を
開設した空気流入室(42)と、該空気流入室(42)の周囲に
形成され、複数枚の仕切り板(44)(44)によって迷路状に
設けられた空気通過室(43)から構成されている。尚、前
記消音部材(5)を空気通過室(43)の仕切り板(44)(44)の
側面にも設けてもよい。また、仕切り板(44)の配置、大
きさ、及び空気通過室(43)の流路長さについては、後記
の如く吸気ファン(3)の騒音レベルを緩和すべく、騒音
の周波数分布、音響工学的解析手法、吸気ファン(3)の
排気の圧力損失を考慮して決定される。
【0008】空気の流路 図1に示すように、キャビネット(1)は消音箱体(4)上
に載置され、キャビネット(1)の後端面が縦箱(41)の前
面開口を塞ぐ。尚、キャビネット(1)はビス等(図示せ
ず)により消音箱体(4)に着脱可能に取り付けられる。
図2に一点鎖線で示すように、送風ファン(30)は空気流
入室(42)上に配備され、キャビネット(1)の外部から透
窓(10)を通って空気流入室(42)内に入った空気は、送風
ファン(30)によってキャビネット(1)の貫通孔(11)を通
ってキャビネット(1)内に入る。キャビネット(1)内に
入った空気は、液晶パネル(7)及び光源(2)を冷却した
後に、図1の吸気ファン(3)によって透孔(10)を通って
縦箱(41)に排気される。
【0009】縦箱(41)に入った空気は、下降して横置き
箱(40)内に入り、空気通過室(43)を通過する。空気通過
室(43)は前記の如く、仕切り板(44)(44)によって迷路状
に形成されているから、空気の流路は長い。吸気ファン
(3)の音は空気内を伝わるが、空気の流路が長い故に、
音は次第に減衰し、音のレベルが緩和される。空気通過
室(43)を流れた空気は、開口(45)から消音箱体(4)の外
部に放出される。キャビネット(1)の照射画像を見てい
る看者は、キャビネット(1)の後方に位置していること
が多いから、キャビネット(1)内を冷却した空気は看者
に触れず、該看者に不快感を与えない。出願人は、この
消音箱体(4)をキャビネット(1)に取り付けて騒音レベ
ルを測定したところ、消音箱体(4)を取り付けない場合
に比して騒音レベルが3dB低下した。更に横置き箱(4
0)の仕切り板(44)(44)及び縦箱(41)に消音部材(5)を貼
り付けて、同様に騒音レベルを測定したところ、消音箱
体(4)を取り付けない場合に比して騒音レベルが7dB
低下することが判った。
【0010】(第2実施例)図4は、別の消音箱体(4)と
キャビネット(1)の断面平面図である。消音箱体(4)は
内面両側に空気通過室(43)(43)を設け、消音部材(5)が
貼られた後端面とキャビネット(1)の後端部との間に隙
間(47)を形成しており、キャビネット(1)の前面以外の
面を全て覆う。キャビネット(1)からの排気は吸気ファ
ン(3)から隙間(47)に流れ、空気通過室(43)(43)を通っ
て、消音箱体(4)の前面開口(45)(45)から排出される。
前記同様に、吸気ファン(3)の音が伝わる空気の流路が
長い故に、音のレベルは緩和される。
【0011】消音箱体(4)はキャビネット(1)に着脱自
在に取り付けられているのは、消音箱体(4)を外した状
態でキャビネット(1)を使用することがあるからであ
る。例えば、キャビネット(1)は一般には机面に載置さ
れるが、キャビネット(1)を上下逆さにして天井から吊
して使用することがある。この場合、地上の看者にキャ
ビネット(1)内を流れた空気が触れることはなく、吸気
ファン(3)の騒音も看者に達しにくいので、消音箱体
(4)を外してキャビネット(1)を使用する。
【0012】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビネットと該キャビネットの外面に取り付
けられる消音箱体の断面側面図である。
【図2】図1をA−A線で破断した断面平面図である。
【図3】消音箱体の斜視図である。
【図4】別の消音箱体とキャビネットの断面平面図であ
る。
【図5】従来の液晶プロジェクタの断面側面図である。
【符号の説明】
(1) キャビネット (2) 光源 (7) 液晶パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松村 隆夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松原 秀樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 竹原 進 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2H088 EA13 EA20 EA68 FA30 HA24 HA28 MA06 MA20 5C058 AA06 AB04 BA35 EA02 EA26 EA41 EA52

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット(1)内に光源(2)と、光源
    (2)により照射される液晶パネル(7)と、投写レンズ
    (6)と、光源(2)を空冷する冷却機構を具え、液晶パネ
    ル(7)の照射画像を前面のスクリーンに写す液晶プロジ
    ェクタに於いて、 キャビネット(1)の外側には、冷却機構からの排気が通
    過する空気通過室(43)を形成した消音箱体(4)が取り付
    けられ、 該消音箱体(4)の前面には、空気通過室(43)から排気す
    る為の開口(45)が設けられたことを特徴とする液晶プロ
    ジェクタ。
  2. 【請求項2】 消音箱体(4)は、キャビネット(1)の外
    側に着脱自在に取り付けられた請求項1に記載の液晶プ
    ロジェクタ。
  3. 【請求項3】 冷却機構は、キャビネット(1)内の空気
    を空気通過室(43)に排出するファン(3)である請求項1
    又は2に記載の液晶プロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100686881B1 (ko) * 2005-03-30 2007-02-26 엘지전자 주식회사 프로젝션장치
US7195450B2 (en) 2003-08-11 2007-03-27 Nec Viewtechnology, Ltd. Multiblade fan and electronic apparatus having a multiblade fan
US7540633B2 (en) 2005-04-06 2009-06-02 Nec Viewtechnology, Ltd. Lamp unit and projection display apparatus
JP2010266881A (ja) * 2006-02-23 2010-11-25 Seiko Epson Corp プロジェクタ

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