JP4685932B2 - 空冷電気機器、空気移動装置、及び騒音低減構造 - Google Patents

空冷電気機器、空気移動装置、及び騒音低減構造 Download PDF

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    • H03B29/00Generation of noise currents and voltages

Description

本発明は、一般に、ノイズ制御に関し、特に、ファンが発生する騒音を制御する装置に関する。
米国特許第6,129,528号明細書 米国特許第6,488,472号明細書 米国特許第6,644,918号明細書 米国特許第6,761,159号明細書 米国特許第6,538,881号明細書 米国特許第6,034,737号明細書 米国特許第6,757,029号明細書 米国特許第D500,0991号明細書 米国特許第D491,541号明細書 米国特許第D488,451号明細書
電子部品は、オーバーヒートを回避するために、取除かれるべき熱を、しばしば、発生する。この発生した熱を取除くために、これらの電子部品に送風するように、ファンが備えられている例が多くある。不快な騒音を発生することが、このようなファンのひとつの欠点である。
本発明は、音響透過部、内部領域、外部領域を持つ筐体を備えた空冷電子機器を提供する。この装置は、筐体の内部領域に発熱する電子部品、筐体の内部領域から熱を取除く、筐体を貫通して送風するファンを備えている。ファンは、内部領域と外部領域との間に圧力差を発生する。この圧力差の大部分は、筐体の音響透過部に保持される。ファンは、第一の騒音源と、第一の騒音源と位相のずれた第二の騒音源とを作り出す。第一の騒音源からの騒音は、筐体の音響透過部を通過して、第二の騒音源からの騒音を相殺する。
もうひとつの本発明は、空気移動装置を提供する。この装置は、取入口、排気口、および、音を透過するが、実質的に、空気は透過しない騒音伝達部を持つ筐体を備える。この装置は、さらに、取入口から排気口へ筐体を通過する空気の流れを作り出すファンを備える。ファンが発生する第一の騒音は、筐体の騒音伝達部を通過して、ファンが発生する第二の騒音と相殺する。
さらにもうひとつの本発明は、騒音低減構造を提供する。この構造は、加圧された第一の領域、加圧された第一の領域と第二の領域とを隔てる騒音伝播部、を持つ筐体を有する。騒音伝播部は、実質的に、第一の領域と第二の領域との間の空気流を阻止する。この構造は、さらに、加圧された第一の領域へ騒音を発する第一の騒音源、第二の領域へ騒音を発する第二の騒音源を有している。第一の騒音源から、あるいは、第二の騒音源からの騒音の少なくとも一方が、筐体の騒音伝播部を通過して、第一の騒音源、あるいは、第二の騒音源からのもう一方の騒音を相殺する。
もうひとつの本発明は、装置は、騒音を装置の内部領域、あるいは、他の部分から逃がす音響透過部を備えている。
後述する、現在認知されている本発明を実施する最良の実施形態としての詳細な説明を考慮することによって、当業者には本発明のさらなる特徴が明らかになるだろう。
図1は、従来技術である空冷電気機器10を示している。機器10は、フラットパネルテレビ(図示しない)用であり、型押し加工された鋼製の筐体12と筐体の内部領域にある図2の点線で示された複数の電子部品14を備えている。電子部品14は、通常、動作中に発熱する。これら、および、その他の部品のオーバーヒートを避けるため、この熱は筐体12の内部領域の領域から取除かれるべきである。さもなければ、これらの部品は誤動作することがある。この熱を取除くひとつの方法は、筐体12の外部領域から電子部品14に空気を吹き付けることである。
機器10の筐体12は、熱を取除くために、空気流を筐体12の中へ取入れ、あるいは、外へ排気するのを容易にするため、取入口16、排気口18を備えている。機器10は、さらに、空気を筐体12の中へ取入れ、あるいは、空気を筐体12の外へ排気する、取入ファン20と排気ファン22を備えている。図2に示したように、空気は、取入口16と排気口18との間、および、電子部品14の上を流れ、筐体12の内部領域から十分に熱を取除き、オーバーヒートを避ける。適当なファンの詳細は、特許文献1、特許文献2、および、特許文献3に開示されている。ここで、特許文献1、特許文献2、および、特許文献3の開示を参照することにより本明細書の記載に代える。筐体12は、長さ42cm、幅34cmであり、ファン20,22は、直径5.5cmである。
ファン20,22を破損から保護するために、および、ユーザーをファン20,22の羽に晒さないために、取入口16と排気口18は網24で覆われている。網24は、筐体12の中に向かって型押しされた複数の換気孔を備えている。この換気孔は、空気が取入口16に流れ込む、あるいは、排気口18から流れ出る細隙(スリット)をなしている。この他の適当な換気孔を持つ網(グリル)は、特許文献4、特許文献5に開示されている。ここで、特許文献4、特許文献5の開示を参照することにより本明細書の記載に代えることを表明する。網24は、長さ8cm、高さ5cmである。
筐体12の位置に依存して、筐体12の内部領域と外部領域との間で圧力差が存在する。筐体12を通過する空気流を作り出すために、ファン20,22は、筐体12の内部領域と外部領域との間で圧力差を作り出す。たとえば、ファン20は、取入口16で空気を筐体12に引き込む負圧を作り出す。 ファン20は、筐体12の内部領域で正圧を作り出す。正圧下の空気は、たとえば、筐体12の外部領域のような低圧の領域へ逃れようとする。排気口18は、筐体12内部領域の空気が筐体12の外部領域に逃げるひとつの通路を提供する。取入ファン20に加えて、排気ファン22も、筐体12を通過して空気を動かす圧力を作り出す。排気ファン22は、排気ファン22の内部領域で、筐体12の内部領域に対して負圧を作り出す。排気ファン22の外部領域で、排気ファン22は、筐体12の内部領域に対して正圧を作り出す。この負圧と正圧の組み合わせによって、空気は、筐体12の中から排気口18に向かい、排気口18を通過させる。
取入口16、排気口18以外、筐体12は、電子部品14の上を通過する空気流を最大化するために、比較的、空気を透過しない。空気の一部は、筐体12の継目(図示しない)、あるいは、その他の開口部(図示しない)で、筐体12の中へ、あるいは、筐体12から漏洩することがある。筐体12は、比較的、空気を透過しないので、取入口16から取入れられた大半の空気は、排気口18から排気される前に、電子部品14の上を移動して行く。これにより、最大限に筐体12の内部領域から熱を取除くことができる。筐体12は、比較的、空気を透過しないので、筐体12が、筐体12の内部領域と外部領域との間の圧力差を保持する。
ファン20,22が、周波数と音量に依存する不快な騒音を作り出すのが、ファン20,22のひとつの欠点である。ファン20,22は、軸を持つファンである。大多数の軸を持つファンは、互いに位相が180°ずれている2つの騒音源からなる双極子騒音源として機能する。たとえば、ひとつの騒音源が正極騒音源とすると、もうひとつの騒音源は負極騒音源となる。正極騒音源は、それぞれのファン20,22のひとつの端面に位置し、負極騒音源は、それぞれのファン20,22のもう一方端面に位置する。正極騒音源と負極騒音源は、互いに位相が180°ずれているので、それぞれの騒音源が発生した騒音の一部は、互いに干渉したとき、相殺する。
筐体12は、この正極騒音源と負極騒音源の干渉を妨げる。ファン20,22が、筐体12の中に位置するので、正極騒音源と負極騒音源との間に、正極騒音源と負極騒音源との干渉を阻止する障壁を作り出す。このため、干渉が起こりにくく、騒音の相殺が起こりにくい。
ファン20は、取入口16に隣接しているので、双極子騒音源のひとつは筐体12の中に位置し、もう一方の双極子騒音源は筐体12の外に位置する。同様に、ファン22は、取入口18に隣接しているので、双極子騒音源のひとつは筐体12の中に位置し、もう一方の双極子騒音源は筐体12の外に位置する。例として、ファン20,22の正極騒音源を筐体12の外に置き、ファン20,22の負極騒音源を筐体12の外にトラップ(捕捉)することができる。筐体12は、筐体12の外側に位置する正極騒音源間の干渉と筐体12の内側に位置する負極騒音源間の干渉を阻止するので、正極騒音源と負極騒音源との干渉が起こりにくく、その結果、騒音の相殺が起こりにくい。騒音の相殺が起こりにくいので、騒音の音量とエネルギーは、より大きく、より不快感をもたらす。
この2つの騒音源間の干渉を阻止するのに加え、筐体12は、内部領域で共鳴する音響キャビティを作り出し、内側に騒音をトラップする。この共鳴によって、トラップされた騒音は増幅され、さらなる不快感をもたらす。
図3に本開示の一実施形態である空冷電気機器110を示す。空冷電気機器110は、上述の機器10に類似しており、筐体112と筐体112の内部領域にある図4に示した複数の電子部品14を備えている。空冷電気機器110の筐体112は、型押し鋼で作製された主要部114とMYLARブランドのポリエステルフィルムのシートで作製された上部116を備えている。主要部114は、4つの側面と筐体112の底面を有している。主要部114と上部116で筐体112の内部領域が画定される。好適には、主要部114と上部116との接合部は目張りされ、この接合部から筐体112の中へ、あるいは、筐体112の外へ空気が漏洩するのを阻止している。
主要部114は、取入口16と排気口18とを備え、熱を取除くのに、筐体112の中へ、あるいは、筐体112の外へ空気が流れ易くなっている。筐体112は、取入ファン20と排気ファン22も備えており、取入口16に空気を引込み、排気口18から空気を押出す。図4に示すように、取入口16と排気口18との間、および、電子部品14の上を、空気が流れて、筐体112の内部領域から熱を十分に取除き、オーバーヒートを回避する。
取入口16と排気口18以外、筐体112の主要部114と上部116は、空気を透過しにくいので、電子部品14の上を流れる空気を最大化できる。筐体112は、相対的に、空気を透過しないので、取入口16から引込まれた大半の空気は、排気口18から出て行く前に、電子部品14の上を移動する。これにより、筐体112の内部領域の熱を最大限に取除くことが出来る。筐体112は、相対的に、空気を透過しないので、取入ファン20と排気ファン22が作り出す筐体112の主要部114と上部116の内部領域と外部領域の圧力差は保持される。
MYLARブランドのポリエステルフィルムは、音を透過して、空気を透過しない。上部116は、MYLARブランドのポリエステルフィルムで作製されており、音を透過する。この音響透過性によって、ファン20,22の正と負の騒音源が干渉し合い、騒音の一部を相殺できる。
ファン20は、取入口16に隣接しているので、一方の双極子騒音源は、筐体112の中にあり、もう一方の双極子騒音源は、筐体112の外側にある。同様に、ファン22は、排気口18に隣接しているので、一方の双極子騒音源は、筐体112の中にあり、もう一方の双極子騒音源は、筐体112の外側にある。例として、ファン20,22の正極の騒音源が筐体112の外部領域にあるとすると、ファン20,22の負極の騒音源は筐体112の内部領域にある。
筐体112の上部116は、音を透過するので、筐体112の外部領域にある正極騒音源と筐体112の内部領域にある負極騒音源とは干渉することができる。このように、正極騒音源と負極騒音源との間でより大きく干渉して、騒音がより相殺される。騒音がより相殺されるので、騒音の音量とエネルギーが低められ、不快感が少なくなる。たとえば、ファン20,22の基本周波数328Hz、参照パワー10-12Wの試験で、筐体12を持つ機器10は、30.8dBの騒音レベルが測定され、一方、筐体112を持つ機器110は、16.7dBの騒音レベルが測定された。このように、音を透過する上部116を備えることで、騒音レベルは、14.1dBだけ下がった。同様に、基本周波数の第一高調波では、騒音レベルは、8.2dBの低下が測定された。
双極子騒音源間の騒音相殺に加えて、音を透過する上部116(と、ここに記載されるその他の音を透過する部分)は、筐体112の内部領域に騒音がトラップされることを防止する窓を作り出す。そうでない場合(上部116が音を透過しない場合)には、騒音レベルを上げる、筐体112は内部領域での共鳴に寄与する。騒音が逃げられるようにすることで、内部領域での共鳴による騒音の増幅は低減される。このように、音響透過部分は、筐体で画定される音響キャビティを減衰する。
図5に、本開示の別の実施形態である、空冷電気機器210を示す。機器210は、上記の機器10に類似し、筐体212と筐体212の内部領域にある電子部品とを備えている。機器210の筐体212は、型押し鋼で作製された主要部214と第一、第二音響透過部分216,218を備えている。主要部214は、4つの側面、底面、そして、筐体212の上面の大半部分を備えている。このように、主要部214は、少なくとも、筐体212の外部領域の98%を形成している。
第一、第二音響透過部分216,218は、それぞれ、MYLARブランドのポリエステルフィルムのシートを、網24と同一の網224の下に備えている。主要部214と音響透過部分216,218とで、筐体212の外部領域を画定する。主要部214と第一、第二音響透過部分216,218を構成するMYLARブランドのポリエステルフィルムのシートとの接合部は目張りされ、この接合部を通して筐体212の内部領域へ、あるいは、筐体212から外部領域へ空気が漏洩するのを阻止している。網224は、幅5cm,長さ8cmである。
主要部214は、筐体212の内へ、あるいは、筐体212の外へ、空気が容易に流れるように、取入口16と排気口18とを備え、熱を取除く。取入口16は、音響透過部216に対して垂直、あるいは、横方向に配置され、排気口18は、音響透過部218に対して垂直、あるいは、横方向の平面内に配置される。機器210は、また、取入口16に空気を引込み、排気口18から空気を押出す、取入ファン20と排気ファン22とを備えている。図6に示すように、空気は、取入口16と排気口18との間の流れ、熱を発生する電子部品の上を流れ、筐体212の内部領域から熱を十分に取除き、オーバーヒートを回避する。
取入口16と排気口18以外、筐体212の主要部、音響透過部214,216,218は、相対的に、空気を透過しないので、筐体212の内部領域の電子部品の上を流れる空気の量を最大化できる。筐体212は、相対的に、空気を透過しないので、取入口16から引込まれた大半の空気は、排気口18から出て行く前に、電子部品の上を移動する。これにより、筐体212の内部領域の熱を最大限に取除くことが出来る。筐体212は、相対的に、空気を透過しないので、取入ファン20と排気ファン22が作り出す筐体212の主要部、音響透過部214,216,218の内部領域と外部領域の圧力差は保持される。
音響透過部216,218は、MYLARブランドのポリエステルフィルムで作製されており、音を透過する。この音響透過性によって、ファン20,22の正と負の騒音源が干渉しあい、騒音の一部を相殺できる。
ファン20は、取入口16に隣接しているので、一方の双極子騒音源は、筐体212の中にあり、もう一方の双極子騒音源は、筐体212の外側にある。同様に、ファン22は、排気口18に隣接しているので、一方の双極子騒音源は、筐体112の中にあり、もう一方の双極子騒音源は、筐体212の外側にある。例として、ファン20,22の正極の騒音源が筐体212の外部領域にあるとすると、ファン20,22の負極の騒音源は筐体212の内部領域にある。
筐体212の部分216,218は、音を透過するので、筐体212の外部領域にある正極騒音源と筐体212の内部領域にある負極騒音源とは干渉することができる。このように、正極騒音源と負極騒音源との間でより大きく干渉して、騒音がより相殺される。騒音がより相殺されるので、騒音の音量とエネルギーが低められ、不快感が少なくなる。たとえば、ファン20,22の基本周波数328Hz、参照パワー10-12Wの試験において、筐体12を持つ機器10では、30.8dBの騒音レベルが測定され、一方、筐体212を持つ機器210は、26.8dBの騒音レベルが測定された。このように、音を透過する上部216,218を備えることで、騒音レベルは、4.0dBだけ下がった。同様に、基本周波数の第一高調波では、騒音レベルは、3.9dBの低下が測定された。
図7に、本開示の別の実施形態である、空冷電気機器250を示す。機器250は、上記の機器10に類似し、筐体252と筐体252の内部領域にある電子部品とを備えている。機器250の筐体252は、型押し鋼で作製された主要部254と第一、第二の音響透過部分256,258を備えている。主要部254は、4つの側面、底面、そして、筐体252の上面の大半部分を備えている。このように、主要部254は、少なくとも、筐体252の外部領域の90%を形成している。
第一、第二の音響透過部分256,258は、それぞれ、MYLARブランドのポリエステルフィルムのシートを、目打ちされたパネル264の下に備えている。主要部254と音響透過部分256,258とで、筐体252の外部領域を画定する。主要部254と第一、第二の音響透過部分256,258を構成するMYLARブランドのポリエステルフィルムのシートとの接合部は目張りされ、この接合部を通して筐体252の内部領域へ、あるいは、筐体252から外部領域へ空気が漏洩するのを阻止している。パネル264は、長さ26.5cm,幅7cmである。パネル264は、複数の円形孔、あるいは、直径1.7mm,円形孔間の距離2.5mmのミシン目を備え、パネル264の38%がミシン目で占められる。本開示の別の実施形態では、ミシン目は、これ以外のサイズや形状からなっている。
主要部254は、筐体252の内へ、あるいは、筐体212の外へ、空気が容易に流れるように、取入口16と排気口18とを備え、熱を取除く。取入口16は、音響透過部256に対して垂直、あるいは、横方向に配置され、排気口18は、音響透過部258に対して垂直、あるいは、横方向の平面内に配置される。機器250は、また、取入口16に空気を引込み、排気口18から空気を押出す、取入ファン20と排気ファン22とを備えている。図8に示すように、空気は、取入口16と排気口18との間の流れ、熱を発生する電子部品の上を流れ、筐体212の内部領域から熱を十分に取除き、オーバーヒートを回避する。
取入口16と排気口18以外、筐体252の主要部、音響透過部254,256,258は、相対的に、空気を透過しないので、筐体252の内部領域の電子部品の上を流れる空気の量を最大化できる。筐体252は、相対的に、空気を透過しないので、取入口16から引込まれた大半の空気は、排気口18から出て行く前に、電子部品の上を移動する。これにより、筐体252の内部領域の熱を最大限に取除くことが出来る。筐体252は、相対的に、空気を透過しないので、取入ファン20と排気ファン22が作り出す、筐体252の主要部、音響透過部254,256,258の内部領域と外部領域の圧力差は保持される。
音響透過部256,258は、MYLARブランドのポリエステルフィルムで作製されているので、音を透過する。この音響透過性によって、ファン20,22の正と負の騒音源が干渉しあい、騒音の一部を相殺できる。
筐体252の部分256,258は、音を透過するので、筐体252の外部領域にある正極騒音源と筐体252の内部領域にある負極騒音源とは干渉することができる。このように、正極騒音源と負極騒音源との間でより大きく干渉して、騒音がより相殺される。騒音がより相殺されるので、騒音の音量とエネルギーが低められ、不快感が少なくなる。
図9に、本開示の別の実施形態である、空冷電気機器310を示す。好適には、空冷電気機器310は、フラットテレビで、後方筐体312を備え、後方筐体312の内部領域には電子部品を備えている。画像を表示する表面は前面(図示しない)に備えられている。このフラットテレビの付加的な詳細は、特許文献6−10に開示されている。ここで、これらの開示を参照することにより本明細書の記載に代える。
機器310の筐体312は、プラスチック、あるいは、型押し鋼で作製された主要部314、共に環状の第一、第二の音響透過部316,318を備えている。環状の第一、第二の音響透過部316,318は、それぞれ、MYLARブランドのポリエステルフィルムのシートを網24に類似する環状の網324の下に備えている。、主要部314、環状部316,318、テレビ画面(図示しない)は、協同して筐体312の内部領域を画定する。主要部314と環状部316,318との接合部、および、主要部314とテレビ画面は目張りされ、この接合部を通して筐体312の中へ、あるいは、筐体312の外へ空気が漏洩しないように阻止している。
筐体312は、筐体312の内へ、あるいは、筐体312の外へ、空気が容易に流れるように、取入口320、排気口322を備え、筐体312の内部領域にある電子部品が発生する熱を取除く。取入口320は、円状の網326を持っており、第一の環状部316の中に形成され、排気口322は、円状の網326を持っており、第二の環状部318の中に形状されている。このように、図9に示した通り、第一の、第二の環状部316,318は、取入口320、排気口322を取り囲んでいる。本開示の別の実施例では、環状部取出口と排気口の一部だけを取り囲む。
機器310は、取入口320に空気を引込み、排気口322から空気を押出す、取入ファン20と排気ファン22とを備えている。取入ファン20は、取入口320の網326の背後に位置し、排気ファン22は、排気口322の網326の背後に位置している。図9に示したように、空気は、取入口320と排気口322との間を流れ、熱を発生する電子部品の上を流れ、筐体312の内部領域から熱を十分に取除き、オーバーヒートを回避する。
取入口320と排気口322以外、筐体312の主要部、環状部314,316,318、および、テレビ画面は、相対的に、空気を透過しないので、筐体312の内部領域の電子部品の上を流れる空気の量を最大化できる。筐体312は、相対的に、空気を透過しないので、取入口320から引込まれた大半の空気は、排気口322から出て行く前に、電子部品の上を移動する。これにより、筐体312の内部領域の熱を最大限に取除くことが出来る。筐体312は、相対的に、空気を透過しないので、取入ファン20と排気ファン22が作り出す、筐体312の主要部、環状部314,316,318の内部領域と外部領域の圧力差は保持される。
音響透過部316,318は、MYLARブランドのポリエステルフィルムで作製されているので、音を透過する。この音響透過性によって、ファン20,22の正と負の騒音源が干渉しあい、騒音の一部を相殺できる。
ファン20は、取入口320に隣接しているので、一方の双極子騒音源は、筐体312の中にあり、もう一方の双極子騒音源は、筐体312の外側にある。同様に、ファン22は、排気口322に隣接しているので、一方の双極子騒音源は、筐体312の中にあり、もう一方の双極子騒音源は、筐体312の外側にある。たとえば、ファン20,22の正極の騒音源が筐体312の外部領域にあるとすると、ファン20,22の負極の騒音源は筐体312の内部領域にある。
図9に示すように、第一の音響透過部である環状部316は、取出口320の周囲に位置して、取入ファン20に隣接し、第二の音響透過部である環状部318は、取出口322の周囲に位置して、排気ファン22に隣接している。筐体312の部位316,318は音を透過するので、筐体312の外に位置する正極騒音源と筐体312の中に位置する負極騒音源とは干渉することができる。このように、正極騒音源と負極騒音源とが、より干渉できるので、騒音をより相殺できる。
図9に、取入口332の別の配置、および、別の音響透過部328,330を示した。音響透過部328は、社名(ABC Co.)の形状をなしている。筐体312の主要部314に社名の形状で開口部が設けられている。そして、開口部は、たとえば、MYLARブランドのポリエステルフィルムのような音響透過部材で覆われ、目張りされる。同様に、音響透過部330は、会社のロゴの形状をなしている。開口部は、筐体312の主要部314に少なくとも会社のロゴの輪郭を設けられている。そして、開口部は、たとえば、MYLARブランドのポリエステルフィルムのような音響透過部材で覆われ、目張りされる。筐体312の部位328,330は音を透過するので、筐体312の外に位置する正極騒音源と筐体312の中に位置する負極騒音源とは干渉することができる。このように、正極騒音源と負極騒音源とが、より干渉できるので、騒音をより相殺できる。
図10に、別の筐体412の一部を示す。筐体412は、図1,2に示した筐体12に類似し、取入口16と排気口18とを持つ主要部414を備えている。筐体412は、さらに、実質的に、筐体212の音響透過部216,218と類似する一組の音響透過部416(ひとつだけを図示)を備えている。しかしながら、図10に示したように、音響透過部の片方416が取入口16と同一の主要部414の壁に設けられ、音響透過部の片方416が排気口18と同一の主要部414の壁に設けられている。このように、この実施形態によれば、機器310と類似して、取入口16と音響透過部416は、同一の、あるいは、180度離れた平行な平面内に設けられている。同様に、排気口18ともう片方の音響透過部416(図示せず)は、同一の、あるいは、平行な平面内に設けられている。
図11に、本開示の別の実施形態である、空冷電気機器510の一部を示した。機器510は、ファンユニット514と主要筐体部516を備えている。好適には、ファンユニット514は、主要筐体部516に取り付けられている。ファンユニット514は、ファン筐体、すなわち、シャーシ518、シャーシ518に回転可能に取り付けられたファン520、および、ファン筐体518に取り付けられた複数の音響透過部522を備えている。筐体主要部516は、ここに示したその他の筐体主要部と類似である。筐体主要部516、ファン筐体518、および、音響透過部522は、協同して、機器510の内部領域と外部領域を分離する筐体512を画定する。
ファン520は、複数の羽524と複数の羽524を回転させる電動モータ(図示しない)を備えている。ファン520の付加的な詳細は、既に、本明細書に取込んだ特許文献1−10に開示されている。ファンユニット514は、ここに記載したファン20,22、あるいは、その他のファンを備えた如何なる機器においても使用することができる。
音響透過部522は、好適には、MYLARブランドのポリエステルフィルムで作製されることが望ましい。主要部516は、プラスチック、あるいは、型押し鋼で作製され、ファン筐体518と羽524は、好適には、プラスチックで作製されることが望ましい。たとえば、上述した網24のような網(図示しない)でファンユニット514を覆ってあってもよい。図11に示すように、4つの長尺状の音響透過部522が備えられている。別の実施形態によれば、環状部のような、その他の数、あるいは、形状の音響透過部が備えられている。
ここに記載された他の音響透過部と同様に、音響透過部522によって、一方のファンユニット514からの騒音が他方のファンユニット514からの騒音と相殺でき、騒音全体のレベルを低減することができる。音響透過部522によって、騒音は筐体512の中から逃げることができ、筐体512内の共鳴を低減することができる。
MYLARブランドのポリエステルフィルムに加えて、ここに開示した音響透過部、あるいは、騒音伝達部として、その他の音響透過材料が提供されている。たとえば、本開示の他の実施例によれば、焼結材料(金属、その他の材料)、圧縮された線状材料(金属、その他の材料)、発泡シート、その他プラスチックのシート材料、多孔性の材料、その他、当業者に知られている音響透過材料である。ある実施形態では、高い周波数の伝播を阻止するため、音響透過材料、たとえば、多孔性の材料を選択すると、ファンの基本周波数、および、低次の高調波は透過してしまう。そのような材料は、基本、および、調和周波数では、双極子騒音源間での騒音を相殺することができるが、高周波が筐体から外部領域へ伝播することを阻止できる。
好適には、音響透過材料は、約6dB以下の騒音伝達損失を持つ。しかしながら、より大きな騒音伝達損失を持つこともある。本開示の他の実施形態では、筐体の音響透過部として伝達損失は、10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0.5dBである。
本開示の好適な実施形態によれば、主要部14,114,214,254,314,414,516は、音を透過せず、約6dB以上の騒音伝達損失を持つ。しかしながら、より小さな騒音伝達損失を持つこともある。本開示の他の実施形態では、筐体全体が音響透過材料で作製されている。
本開示の別の実施形態によれば、その他の大きさ、形状、数、および、音響透過部の位置が提供される。たとえば、いくつかの実施形態によれば、音響透過部の形状は、正方形、長方形、楕円形、および、その他の当業者に知られている形状である。この他の実施形態によれば、音を透過しない材料の中に設けられた音を透過するクラスタのような、音響透過部は、音響を透過する、あるいは、透過しない部位で、部分的に、あるいは、完全に取り囲む複数の音響透過部を持っている。
上述したように、本開示のファン20,22,520は、基本周波数328Hzを持っている。別の実施例では、その他の基本周波数、たとえば、約900Hz,約500Hz以下を持つファン、あるいは、その他の基本周波数を持つファン、および、当業者に知られた装置が提供されている。上述した2つのファンを備える機器に加え、より少ない、あるいは、多くのファンを備えたその他の機器が供給されている。たとえば、ある実施形態によれば、追加の取入口と排気口が供給されている。さらには、ファンを設けられた、または、ファンを設けられない、より少ない、あるいは、多い数の取入口と排気口にすることもできる。
テレビ受像機以外でも、発熱する電子部品を持つその他の機器も、音響透過部を備えることで双極子騒音源の間で干渉を起こさせることができる。例として、別の実施形態では、DVD,CD、および、VCRプレーヤー、HD、あるいは、サテライトレシーバー、チューナー、アンプ、コンピュータ、ゲーム機、その他のあらゆる電子機器、あるいは、マイクロプロセッサーに備えられた冷却ファンのようなデバイスの部品に、音響透過部が備えられている。別の実施形態では、熱を取除くか否かに拘らず、空気を移動させるために機器が備えられている。例として、いくつかの実施形態によれば、音響透過部は、たとえば、キッチンレンジ、お手洗い、化学フード(ドラフター)等、その他、当業者の知る、空気を移動する目的を持つ状況の下で、排気ファンに取り付けられている。
軸を持つファン以外にも、双極子騒音源を持つ機器がある。たとえば、振動するシートは、双極子騒音源として騒音を発生する。本開示の実施形態では、開示された、ひとつ、あるいは、それ以上の音響透過部は、振動するシートに取り付けて、双極子が発生する正負の騒音を干渉させ、相殺することができる。この相殺により、騒音全体の音量が低くなる。音響透過部は、この他の媒体にも取り付けることができる。たとえば、ここで開示した音響透過部は、たとえば、水のような流体の中に備え付けて、プロパルサー、プロペラ、あるいは、その他水中で稼動する装置が発生する騒音を低減することができる。ここで開示した音響透過部は、双極子騒音源以外に、多重極子に備え付けることもできる。たとえば、音響透過部は、四重極、八重極、あるいは、これ以外の多重極子に備え付けることもできる。別の実施形態では、音響透過部は、単極騒音源に取り付けられている。
筐体を通過する空気の流れを最大化するため、ここで開示した音響透過部は、実質的に、空気を透過しない。音響透過部の実施形態のいくつかは、完全に、空気を透過せず、空気を透過させない。音響透過部の別の実施形態では、完全に空気を透過しないのではなく、その音響透過部を通過する空気の量を制限する。音響透過部を空気が通過を許すと、全体の冷却効率は、下がると思われる(すなわち、ファンのパワーと筐体から取除く熱のトレードオフ)。所望する冷却効率に応じて、音響透過部の空気透過率を適正化することができる。
本開示の一実施形態で、音響透過部を通して、筐体の中へ50%以上の空気が流れ込むことを許容したものもある。別の実施形態では、その他の比率で、たとえば、40%,33%,25%,20%,15%,10%,7.5%,5%,4%,3%,2%,1%,0.5%,0.25%,あるいは、それ未満で、音響透過部を通した空気流を許したものもある。同様に、空気が音響透過部を通過することを許容して、音響透過部をまたぐ圧力差を、ファンによって作り出された筐体の内部領域と外部領域との間の圧力差より小さくできるだろう。一実施形態では、音響透過部をまたぐ圧力差は、筐体の内部領域と外部領域との間の圧力差の約50%である。別の実施形態では、音響透過部をまたぐ圧力差は、筐体の内部領域と外部領域との間の圧力差の60%,67%,75%,80%,85%,90%,92.5%,95%,96%,97%,98%,99%,99.9%,あるいは、それより大 である。
ファン、その他の騒音源を含む機器を製作する際には、適当な大きさ、形状、および、ひとつ、あるいは、それ以上の、筐体、その他に備え付けられた音響透過部の位置決めを選択するであろう。これらの選択は、冷却効率、筐体その他の部材の構造的な統合性、および、所望する騒音低減の程度に応じて行うことができる。騒音を低減する際、意図的に音響透過部を選択して、音響透過部の位置決めすることによって、多重極騒音源の間の騒音相殺を増大させ、諸々の内部領域音響共鳴効果を低減させることができる。騒音相殺と共鳴の低減によって、全体的に騒音を引き下げ、この騒音に伴う不快感を低く抑えることができる。
以上、本発明を特定の実施形態を参照して詳細に記載したが、諸々の変形態様、あるいは、設計変更も、本明細書に記載、および、請求項に記載した発明の範囲に入る。
取入口と排気口(図示しない)、および、ひとつのファンは空気を筐体に取り入れる取入口に隣接して、ひとつのファンは空気を筐体から排気する一組のファン(点線で図示)とを持つ筐体を備えた空冷電気機器の斜視図。 筐体の左右の端に隣接する一組のファンと複数の空気流によって取除かれる熱を発生する電子部品(点線で図示)を示す図1の電気機器の上部平面図。 取入口、排気口、および、音と光を透過する材料からなる上部を持つ筐体を備えた、一実施形態の空冷電気機器を示した図1に類似の図。 図3の空冷電気機器の一組のファンと発熱する電子部品を示した図2に類似の図。 取入口と排気口、および、筐体上部に一組の音響透過部を持つ筐体を備えた別の一実施形態の空冷電気機器の図。 筐体の中の電子部品(図示しない)を冷却するため、筐体への、あるいは、筐体からの空気の流れを示す図5の空冷電気機器の図2に類似の図。 取入口と排気口、および、筐体上部に一組の延長した音響透過部を上部に持つ筐体を備えた、もうひとつの一実施形態の空冷電気機器の図1に類似の図。 筐体の中の電子部品(図示しない)を冷却するため、筐体への、あるいは、筐体からの空気の流れを示す図7の空冷電気機器の図2に類似の図。 音響透過部に囲まれた取入口への空気の流れ、音響透過部に囲まれた排気口からの空気の流れ、同様に音を透過する商標と社名を示す、もうひとつの別の一実施形態の空冷電気機器の後方斜視図。 取入口とこの取入口に隣接した音響透過部を示した別の筐体の部分図。 筐体、ファン、および、筐体に組み込まれた複数の音響透過部を備えたファンユニットの側面図。

Claims (20)

  1. 空冷電気機器において、
    音響透過部、筐体の内側を規定する内部領域、および、該筐体の外側を規定する外部領域を備えた当該筐体と、
    該筐体の該内部領域に位置して、熱を発生する複数の電子部品と、
    該筐体の該内部領域に発生した前記熱を取除くために、該筐体を通過する空気流を作り出すファンを備え、
    前記ファンは、前記内部領域と前記外部領域との間に圧力差を作り出し、
    前記圧力差が前記筐体に備えられた前記音響透過部に保持されており、前記ファンは、第一の騒音源、該第一の騒音源と位相がずれた第二の騒音源を作り出し、
    前記第一の騒音源からの騒音が、前記筐体に備えられた前記音響透過部を通過し、前記第二の騒音源からの騒音を相殺することを特徴とする空冷電気機器。
  2. 前記音響透過部が、空気を通さないことを特徴とする、請求項1記載の空冷電気機器。
  3. 前記筐体が、さらに、前記筐体の前記外部領域を形成する音響不透過部を備え、前記筐体の前記内部領域と前記外部領域との間の前記圧力差を保持することを特徴とする、請求項1記載の空冷電気機器。
  4. 前記筐体の該音響不透過部が、前記筐体の前記外部領域の少なくとも90%であることを特徴とする、請求項3記載の空冷電気機器。
  5. 前記筐体の前記音響不透過部が、6デシベル以上の騒音伝搬損失を有し、前記筐体の前記音響透過部が、6デシベル以下の騒音伝搬損失を有することを特徴とする、請求項3記載の空冷電気機器。
  6. 前記ファンが、900ヘルツ未満の基本周波数を有することを特徴とする、請求項1記載の空冷電気機器。
  7. 前記ファンが、500ヘルツ未満の基本周波数を有することを特徴とする、請求項6記載の空冷電気機器。
  8. 空気移動装置において、
    取入口、排気口、および、音を透過し、空気を透過しない騒音伝達部を備えた筐体と、
    前記取入口から前記排気口へ前記筐体を通過する空気流を作り出すファンと
    を備え、
    前記ファンが発生する騒音の第一の部分は、前記筐体の前記騒音透過部を通過し、前記ファンが発生する騒音の第二の部分を相殺することを特徴とする空気移動装置。
  9. 前記筐体の前記取入口、あるいは、前記排気口の少なくとも一方が、前記筐体の前記騒音伝達部を通って伸びていることを特徴とする、請求項8記載の空気移動装置。
  10. 前記筐体の前記取入口、あるいは、前記排気口の少なくとも一方が、第一の平面に配置され、前記筐体の前記騒音伝達部が、前記第一の平面に平行な第二の平面に配置されていることを特徴とする、請求項8記載の空気移動装置。
  11. 前記筐体の前記取入口、あるいは、前記排気口の少なくとも一方が、第一の平面に配置され、前記筐体の前記騒音伝達部が、前記第一の平面に対して横方向の第二の平面に配置されていることを特徴とする、請求項8記載の空気移動装置。
  12. 前記筐体の前記騒音伝達部の騒音伝搬損失が、6デシベル以下であることを特徴とする、請求項8記載の空気移動装置。
  13. 前記空気流は質量流量率を持ち、前記空気流の10%未満が前記筐体の騒音伝達部を通過することを特徴とする、請求項8記載の空気移動装置。
  14. 前記ファンが、前記筐体の前記内部領域と前記外部領域の間に圧力差を作り出し、少なくとも、前記圧力差の90%が前記筐体の該騒音伝達部に生じていることを特徴とする、請求項8記載の空気移動装置。
  15. 騒音低減構造において、
    第一の加圧領域、該第一の加圧領域を第二の領域から分断する騒音伝搬部を有する筐体と、
    前記第一の加圧領域に騒音を放射する第一の騒音源と、
    前記第二の領域に騒音を放射する第二の騒音源と
    を有し、
    前記騒音伝搬部は、前記第一の加圧領域と前記第二の領域との間の空気流を阻止し、
    前記第一の騒音源、あるいは、前記第二の騒音源の少なくとも一方からの騒音が、前記筐体の前記騒音伝搬部を通過して、前記第一の騒音源、あるいは、前記第二の騒音源のうちの他方の騒音を相殺することを特徴とする騒音低減構造。
  16. 前記騒音伝搬部の騒音伝播損失が、6デシベル以下であることを特徴とする、請求項15記載の騒音低減構造。
  17. 前記筐体が、さらに、該筐体の外面部の少なくとも90%騒音遮断部をなし、該騒音伝搬部の騒音伝播損失が、6デシベル以上であることを特徴とする、請求項15記載の騒音低減構造。
  18. さらに、前記第一の加圧領域に圧力を作り出し、前記第一の騒音源、および、前記第二の騒音源を作り出す、ファンを備えることを特徴とする、請求項15記載の騒音低減構造。
  19. 前記筐体が、取出口と排気口を備え、前記ファンが、前記取出口と前記排気口の少なくとも一方に隣接して備えられ、空気を前記筐体の前記取出口と前記排気口を通過するように流し、前記第二の騒音源によって発せられた騒音が、前記筐体の前記取出口と前記排気口の一方を通過することを特徴とする、請求項18記載の騒音低減構造。
  20. 該ファンが、基本周波数を有し、該筐体の該騒音伝播部を介して該第一の騒音源と該第二の騒音源が干渉することによって、該基本周波数の騒音が少なくとも4デシベル相殺されることを特徴とする、請求項19記載の騒音低減構造。
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