JP2006156533A - 電子機器収容箱 - Google Patents

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【課題】 充分な換気性能を維持したまま、防音性能を向上させ、かつ、作製が容易な電子機器収容箱を提供することを目的とする。
【解決手段】 複数の筺体2,3と、通気口41a(吸気口)を有するサイレンサ4と、排気口を有するサイレンサ5とを備えた電子機器収容箱1であって、筺体2,3は内部空間S1,S2が連通しており、筺体2にサイレンサ4を、筺体3にサイレンサ5を設け、サイレンサ4は、筺体2の上部に配設され、筺体2の内部空間S1に連通するダクト41と、このダクト41の内部に空気の流れに沿って互いに平行に設けられる複数のサイレンサパネル42とを有し、サイレンサ5は、筺体3の上部に配設され、筺体3の内部空間S2に連通するダクト51と、このダクト51の内部に空気の流れに沿って互いに平行に設けられる複数のサイレンサパネル52と、ダクト51に固定される排気用のファンとを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子機器収容箱に関し、特に、換気構造を備えた電子機器収容箱に関するものである。
近年、端末機器、交換機、伝送装置、無線通信装置、通信ケーブル等の通信機器(以下、「電子機器」という)を収容する電子機器収容箱が屋外に設置されている。このような電子機器収容箱内では、収容される電子機器自体が発する熱及びその他の機器が発する熱によって、収容箱内部の温度が上昇するとともに、電子機器自体の温度が上昇する。一方、電子機器には、正常に動作可能な温度条件(正常動作温度)があり、この温度条件が得られないと、電子機器の機能又は品質の低下をきたし、故障等を招くおそれがある。そこで、電子機器の温度上昇を抑制することを目的として、電子機器収容箱内に効果的に外気を取り入れて電子機器を冷却するようになっている。
このような電子機器収容箱では、換気用の吸気口または排気口から、電子機器が発する騒音が外部に漏れることがあり、騒音公害を招くおそれがある。従来、このような騒音の漏れを防止するため、換気構造を有する建物用のサイレンサが種々提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載のサイレンサ(特許文献1では、「防音換気ダクト」)は、この公報の図1に示されるとおり、細長い換気筒内に曲折した通路を形成し、その通路の壁面に吸音材を被覆して構成されている。
特開平05−302369号公報(段落0008、図1)
しかしながら、従来のサイレンサは、通路の距離を長く確保することで消音するため、通気抵抗が大きく、効率良く換気できないという問題があった。また、従来のサイレンサは、換気筒内に曲折した通路を形成するので、その構造が複雑かつ大型化し、作製に手間がかかるという問題があった。
一方、近年、複数の筺体を隣接させるように配列し、一つの電子機器収容箱を構成することがあるが、前記した従来のサイレンサを筺体毎に取り付ける場合、筐体毎に吸気用サイレンサと排気用サイレンサを設けることになるため、1パッケージあたりの寸法および重量が大きくなっていた。
そこで、本発明は前記問題を解決するものであり、充分な換気性能を維持したまま、防音性能を向上させ、かつ、作製が容易な電子機器収容箱を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、電子機器を収容する複数の筺体と、吸気口を有する吸気用サイレンサと、排気口を有する排気用サイレンサとを備えた電子機器収容箱であって、複数の筺体のうち隣接する筺体同士はその内部空間が連通しており、隣接する筺体のうちの一方に前記吸気用サイレンサを、他方に前記排気用サイレンサを設け、前記吸気用サイレンサは、前記一方の筺体の上部に配設され、前記一方の筺体の内部空間に連通するダクトと、このダクトの内部に空気の流れに沿って互いに平行に設けられる複数のサイレンサパネルとを有し、前記排気用サイレンサは、前記他方の筺体の上部に配設され、前記他方の筺体の内部空間に連通するダクトと、このダクトの内部に空気の流れに沿って互いに平行に設けられる複数のサイレンサパネルと、前記ダクトに固定される排気用のファンとを有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、外気が、隣接する筺体のうち、一方の筺体から、吸気用サイレンサのダクトを介して筺体の内部空間に取り入れられる。そして、このように一方の筺体内に取り入れられた空気は、他方の筺体の内部空間に導かれる。他方の筺体内に移動した空気は、排気用サイレンサのダクトを介して外部に排出される。ダクト内では、空気の流れに沿ってサイレンサパネルが設けられており、直線的な空気通路が確保されていることから、曲折した空気通路が形成される従来よりも通気抵抗を抑えられる。また、ダクト内に複数のサイレンサパネルが設けられているので、サイレンサパネルの表面積が広く確保されており、筺体内で発生する騒音がダクト内で減衰される。さらに、複数の筺体に対して、吸気用サイレンサおよび排気用サイレンサを一つずつ設けたため、1パッケージあたりの寸法を小さくできるとともに、重量も小さくすることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器収容箱において、前記ファンは、前記排気用サイレンサの前記ダクトに、防振材を介して固定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による作用に加え、ファンの振動がダクトに直接伝達されないため、ファンによる騒音の発生を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の電子機器収容箱において、前記ファンは、前記排気用サイレンサの前記ダクトに、前記他方の筺体に対向するように固定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明による作用に加え、ファンが筺体に対向するように固定されているので、ダクト内の縦方向の長さが小さくても、取り付けることができる。
請求項1に記載の発明によれば、ダクトから筺体内部空間に効率的に外気を取り入れることができるとともに、従来のように換気路の距離を長くしているわけではないので、空気抵抗が抑えられ、充分な換気性能を維持することができる。また、サイレンサパネルの表面積を広く確保していることで、筺体内部で発生する騒音を減衰させることができる。さらに、サイレンサ自体が単純な形状であるので作製が容易である。
そして、複数の筺体内を効率よく換気することができる。つまり、外気を吸気用サイレンサから取り入れ、一方の筺体内に導いた後、他方の筺体に導き、排気用サイレンサから排出する。このように、吸気用サイレンサと排気用サイレンサを、筺体毎に設けずに、隣接する筺体に分けて設けるように構成したので、効率よく換気することができる。さらに、1パッケージあたりの寸法および重量を小さくすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明による効果に加え、ファンの振動がダクトに直接伝達されないため、ファンによる騒音の発生を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載による効果に加え、縦方向の長さが小さいダクトにも取り付けることができる。
図1は、本実施形態に係る電子機器収容箱の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る電子機器収容箱1は、並列された2つの筺体2,3と、これらの筺体2,3の上側にそれぞれ配設されるサイレンサ4,5とから構成されている。サイレンサ4と筺体2、筺体2と筺体3、および、筺体3とサイレンサ5は、それぞれその内部空間が連通しており、サイレンサ4から外気を取り入れ、その空気で筺体2および筺体3に収容される電子機器E(図2参照)を冷却し、電子機器Eが発する熱で暖められた空気をサイレンサ5から排出するようになっている。このように、筺体2,3内を換気することで、電子機器Eを冷却し、その正常な動作温度を確保することができる。また、筺体2,3内に収容される電子機器Eが発する騒音は、サイレンサ4,5で消音されるようになっている。以下、本実施形態に係る電子機器収容箱1の具体的構成の詳細について説明する。
図2は、図1の電子機器収容箱のII−II断面図である。
図2に示すように、筺体2と筺体3は個別に構成されており、それぞれ、内部に電子機器Eが収容される。また、筺体2,3は、互いに隣接する側板21,31の下部に、その幅方向に沿って広く開口する連通口21a,31aを有し、筺体2の内部空間S1と筺体3の内部空間S2が連通している。これにより、筺体2と筺体3間を空気が通流できるようになっている。なお、筺体2と筺体3は、空気が通流できるように構成されていればよく、両者間は枠組みだけで構成されるものであってもよい。ちなみに、筺体2,3には、前面に正面扉22,32(図1参照)が取り付けられており、電子機器Eの入れ替えや点検ができるようになっている。
図3は、図2の電子機器収容箱のIII−III断面図であり、図4は、図3の電子機器収容箱のIV−IV断面図である。また、図5は、図4に示すサイレンサの拡大断面図であり、(a)はサイレンサの側面断面図、(b)は平面断面図である。
図2に示すように、筺体2の上側には、サイレンサ4が配設されている。サイレンサ4は、箱型形状のダクト41と、ダクト41内に空気の流れに沿って互いに平行に配設される複数のサイレンサパネル42(図3参照)とから構成されたスプリッタ型サイレンサである(図4、図5(a)参照)。ダクト41は、筺体2の天井板23を上から全て覆うような大きさに形成されており、側板側に幅方向(水平方向)全体に亘って形成される通気口41a(吸気口)(図3参照)と、内部空間S1に連通するように下向きに開口する開口部41bを有している。通気口41aには、換気フード41cが取り付けられており、雨水等の侵入を防止している。開口部41bは、通気口41aに対応して幅方向に広く開口するように、かつ、側板21側寄りに形成されている。ダクト41は、その内面に、グラスウール、ロックウール、不織布等の吸音材43が貼り付けられている。なお、吸音材43の表面には、それらが飛散しないようにガラスクロスなどのシートが張設され、多孔板43a(図5参照)で覆うようになっている。なお、図示簡略化のため、図5以外は多孔板43aの図示を省略する。
図5(a),(b)に示すように、サイレンサパネル42は、ダクト41内の空気の流れに沿って、つまり、通気口41aから開口部41bに向かうように配設される。このサイレンサパネル42は、鋼板製の遮音板42aと、この遮音板42aの両面に設けられる吸音材42bと、この吸音材42bを覆う多孔板42cとから構成される。遮音板42aには、厚さ2〜3mm程度、好ましくは、2.5mmの亜鉛鉄板などが用いられる。遮音板42aは、その上下端部をビス(またはリベット等)止めされて、ダクト41に固定されている。吸音材42bには、密度32kg/m3程度のグラスウールなどが用いられる。その他、例えば、ロックウール、不織布等の多孔質吸音材等も好適に用いられる。吸音材42bが複数枚の遮音板42aの両面に貼り付けられていることで、その表面積を広く確保することができ、吸音性能を向上させることができる。ちなみに、この吸音材42bは、前記ダクト41に貼り付けられる吸音材43にも用いることができる。
多孔板42cは、適宜、複数の小孔Hを有するパンチングメタル、エキスパンドメタル等からなるもので、アルミニウム合金板、鉄板、ステンレス鋼板等から形成される。多孔板42cは、孔径が小さく、板厚が薄く、開口率が大きいほど、その背後の吸音材42bの吸音特性が高音域までそのまま現われるようになるため、この点を考慮して設計される。また、多孔板42cは開口率20%以上の仕様とすることが望ましい。これによれば、4000Hz程度以下の周波数範囲における吸音特性が、その背後の吸音材42bの性能とほぼ同じになることが知られている。本実施形態では、例えば、直径2.0〜3.5mm程度のピッチで開口率30%程度のものを用いる。ちなみに、この多孔板42cは、前記多孔板43aに用いることもできる。
なお、このように構成されるサイレンサパネル42とダクト41の間に形成される複数の換気通路44の幅B、高さh(図5(a)参照)、長さL(図5(b)参照)、および吸音材42b,43の吸音率等の組合せを適宜設定することで減音量が決定される。
図6は、図3の電子機器収容箱のVI−VI断面図であり、図7は、図6に示すサイレンサの拡大断面図であり、(a)はサイレンサの背面側縦断面図、(b)は平面断面図である。
再び、図2に示すように、筺体3の上側には、サイレンサ5が配設されている。サイレンサ5は、箱型形状のダクト51と、ダクト51内の空気の流れに沿って互いに平行に配設される複数のサイレンサパネル52と、ダクト51に取り付けられる排気用の2つのファン53,53(図7(a),(b)参照)とから構成されるスプリッタ型サイレンサである(図6参照)。図6に示すように、ダクト51は、筺体3の天井板33を上から全て覆うような大きさに形成されており、正面側(正面扉32と同一面上)に、その幅方向全体に亘って形成される通気口51a(排気口)(図7(b)参照)と、筺体3の内部空間S2に連通するように背面板34側で下向きに開口する2つの開口部51b,51b(図7(a)参照)と、開口部51b,51b上に設けられる点検扉51cとを有している。通気口51aには、換気フード51dが取り付けられており、雨水等の浸入を防止している。また、開口部51bから通気口51aに向かう方向と、前記サイレンサ4の通気口41aから開口部41bに向かう方向は、直交関係になっている。ダクト51は、その内面に、グラスウール、ロックウール、不織布等の吸音材54が貼り付けられている。なお、吸音材54の表面には、それらが飛散しないようにガラスクロスなどのシートが張設され、多孔板で覆うようになっている。
図7に示すように、サイレンサパネル52は、開口部51b側から通気口51aに向けて、互いに平行に複数枚(図では9枚)配設される。そして、これらのうちの中央に配設されるサイレンサパネル52’は、図7(b)に示すように、他のサイレンサパネル52より長く形成されており、開口部51b,51bの間まで延びている。これにより、吸音材の表面積をより広く確保することができる。なお、サイレンサパネル52のその他の構成については、前記したサイレンサパネル42の構成と同様であるため、ここではその説明を省略する。
ファン53は、ダクト51の開口部51bを覆うように、その縁部に、ゴム系樹脂等の防振材Gを介して固定されている。これにより、ファン53の振動がダクト51に伝達されるのを防止し、騒音の発生を防止することができる。なお、ファン53は開口部51bを覆うように、つまり、ダクト51の下面側に下向きに取り付けられているため、縦方向のスペースをとらず、小さな取付スペースであっても取り付けることができる。また、空気の流れが、ファン53を介して水平向きではなく、鉛直向きになるようにファン53を取り付けていることで、換気効率が向上する。ちなみに、ファン53の上側には、前記した点検扉51cが位置しており、ファン53の定期点検が容易に行えるようになっている。
以上のように構成された電子機器収容箱1内の空気の流れについて図2および図6を参照して説明する。
まず、前記ファン53の電源をONすると、ファン53による空気の吸引力によって、空気は、図2に示すように、サイレンサ4の通気口41aから吸引され、サイレンサパネル42に沿って通流し、開口部41bを介して筺体2内に吸い込まれる。筺体2内では、吸い込まれた空気が、電子機器Eを冷却し、また、電子機器Eが発する熱を吸収しながら、連通口21a,31aを介して、筺体3の内部空間S2に移動する。また、筺体3内部では、流入した空気が、さらに、筺体3内の電子機器Eを冷却し、電子機器Eが発する熱を吸収する。
そして、筺体3で熱を吸収した空気は、図6に示すように、ファン53を介してダクト51内に流入し、サイレンサパネル52に沿って案内されながら、通気口51aから外部に排出される。つまり、空気は、従来のように曲折した経路を辿るわけではなく、図2および図6の矢印で示すような、効率のよい経路を辿るため、従来よりも空気抵抗を抑えることができる。そのため、電子機器収容箱1は、充分な換気性能を維持することができる。
また、筺体2,3内で電子機器Eが発する騒音は、ダクト51内に伝達されるが、ダクト51では、その騒音をサイレンサパネル52および吸音材54が吸収するため、その騒音を低減することができる。また、ダクト41内でも同様に騒音を低減する。そのため、通気口41a,51aから筺体2,3内の騒音が外部に漏れることを防止し、電子機器収容箱1全体の防音性能を向上させることができる。
以上によれば、本実施形態において以下の効果を得ることができる。
本実施形態に係る電子機器収容箱1では、ダクト41内において直線的な空気通路が形成されていることから、従来よりも空気抵抗を抑えられ、筺体2,3の内部空間S1,S2に効率的に外気を取り入れることができる。従って、充分な換気性能を維持することができる。また、換気性能が悪い場合はその性能を向上させるために、ファン53を多数個設ける必要があるが、本実施形態による電子機器収容箱1では、2個のファン53で充分な性能を維持できる。
また、吸音材42b,43の表面積を広く確保していることで、筺体2,3内部で発生する騒音を減衰させることができる。さらに、サイレンサ4(および5)は、単純な形状であるので作製が容易である。
本実施形態に係る電子機器収容箱1では、サイレンサ4から外気を一方の筺体2に取り入れ、連通口21a,31aを介して他方の筺体3に導き、サイレンサ5から排出する。このように、吸気用の通気口41aと排気用の通気口51aを、筺体2,3毎に設けずに、隣接する筺体2,3に分けて設けるように構成したので、複数の筺体2,3を効率よく換気することができる。そして、1パッケージあたりの寸法および重量を小さくすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態には限定されない。
本実施形態では、電子機器収容箱1を2つの筺体2,3で構成したが、3つ、または4つ以上の筺体を含んで構成するものであってもよい。例えば、3つの筺体で構成されるものであれば、両側の筺体に吸気口を有する吸気用サイレンサを設け、中央の筺体に排気口を有する排気用サイレンサを設けるように構成することができる。また、4つの筺体で構成するものであれば、両側に配置される筺体に吸気口を有する吸気用サイレンサを設け、中央に配置される2つの筺体に排気口を有する排気用サイレンサを設けるように構成することもできる。
また、サイレンサパネル42,52をダクト41,51に固定したが、サイレンサパネル42,52は取り外し容易なように構成してもよい。サイレンサパネル42,52を任意に着脱することで、通風口の開口面積を変更できるので、所望の吸音性能を得られるように設定することができる。
本実施形態に係る電子機器収容箱の斜視図である。 図1の電子機器収容箱のII−II断面図である。 図2の電子機器収容箱のIII−III断面図である。 図3の電子機器収容箱のIV−IV断面図である。 図4に示すサイレンサの拡大断面図であり、(a)はサイレンサの側面断面図、(b)は平面断面図である。 図3の電子機器収容箱のVI−VI断面図である。 図6に示すサイレンサの拡大断面図であり、(a)はサイレンサの背面断面図、(b)は平面断面図である。
符号の説明
1 電子機器収容箱
2,3 筺体
4,5 サイレンサ
41 ダクト
42 サイレンサパネル
43 吸音材
44 換気通路
51 ダクト
52,52’ サイレンサパネル
53 ファン
S1 内部空間
S2 内部空間

Claims (3)

  1. 電子機器を収容する複数の筺体と、吸気口を有する吸気用サイレンサと、排気口を有する排気用サイレンサとを備えた電子機器収容箱であって、
    複数の筺体のうち隣接する筺体同士はその内部空間が連通しており、隣接する筺体のうちの一方に前記吸気用サイレンサを、他方に前記排気用サイレンサを設け、
    前記吸気用サイレンサは、前記一方の筺体の上部に配設され、前記一方の筺体の内部空間に連通するダクトと、このダクトの内部に空気の流れに沿って互いに平行に設けられる複数のサイレンサパネルとを有し、
    前記排気用サイレンサは、前記他方の筺体の上部に配設され、前記他方の筺体の内部空間に連通するダクトと、このダクトの内部に空気の流れに沿って互いに平行に設けられる複数のサイレンサパネルと、前記ダクトに固定される排気用のファンとを有することを特徴とする電子機器収容箱。
  2. 前記ファンは、前記排気用サイレンサの前記ダクトに、防振材を介して固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器収容箱。
  3. 前記ファンは、前記排気用サイレンサの前記ダクトに、前記他方の筺体に対向するように固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器収容箱。
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