JP2001141540A - 質量流量センサー - Google Patents
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- G01F1/68—Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using thermal effects
- G01F1/684—Structural arrangements; Mounting of elements, e.g. in relation to fluid flow
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- G01F1/692—Thin-film arrangements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 少なくとも部分的にシリコンにより形成され
ているフレーム、フレームにより保持されている膜、第
一の構造により金属層中に形成されている加熱素子、第
二の構造により金属層中に形成されている少なくとも1
つの温度測定素子からなる質量流量センサーを提供す
る。 【解決手段】 膜24;25が、同一の厚さの酸化ケイ
素層4、9、11により高められた熱伝導度を有する少
なくとも1つの誘電性もしくは絶縁性の適合層13、1
4、15、16、17、18、19を有しており、その
際、該適合層は膜24、25の熱伝導度の適合のために
役立つ。 【効果】 従来の質量流量センサーと比較して改善され
た膜安定性を有する質量流量センサーが得られる。
ているフレーム、フレームにより保持されている膜、第
一の構造により金属層中に形成されている加熱素子、第
二の構造により金属層中に形成されている少なくとも1
つの温度測定素子からなる質量流量センサーを提供す
る。 【解決手段】 膜24;25が、同一の厚さの酸化ケイ
素層4、9、11により高められた熱伝導度を有する少
なくとも1つの誘電性もしくは絶縁性の適合層13、1
4、15、16、17、18、19を有しており、その
際、該適合層は膜24、25の熱伝導度の適合のために
役立つ。 【効果】 従来の質量流量センサーと比較して改善され
た膜安定性を有する質量流量センサーが得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、図1に記載されて
いる、少なくとも部分的にシリコンにより形成されてい
るフレーム、フレームにより保持されている膜、第一の
構造により金属層中に形成されている加熱素子、第二の
構造により金属層中に形成されている少なくとも1つの
温度測定素子からなる質量流量センサーに関する。
いる、少なくとも部分的にシリコンにより形成されてい
るフレーム、フレームにより保持されている膜、第一の
構造により金属層中に形成されている加熱素子、第二の
構造により金属層中に形成されている少なくとも1つの
温度測定素子からなる質量流量センサーに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】改善された膜安定性を
有する質量流量センサーを提供する。
有する質量流量センサーを提供する。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明により、膜中で1
つ以上の、有利には誘電性もしくは絶縁性の適合層を使
用することにより、該膜を機械的により安定したものに
することが可能になる。これは公知の膜に対して総じて
より厚い膜に基づくか、および/または公知の膜と同一
の膜厚においてより高い機械的安定性を有する本発明に
よる膜の層序に基づく。本発明による膜は公知の膜に対
して、同一もしくはより厚い全膜厚での高い機械的安定
性にもかかわらず、本発明による膜は本発明による適合
層もしくは本発明による複数の適合層に基づいて、公知
の膜に相応するか、またはそれを上回る熱伝導度を有す
る。本発明による措置により、公知の質量流量センサー
よりも機械的に安定しており、かつそれにもかかわら
ず、少なくとも公知の質量流量センサーに相応する応答
時間を有する質量流量センサーを製造することが可能で
ある。
つ以上の、有利には誘電性もしくは絶縁性の適合層を使
用することにより、該膜を機械的により安定したものに
することが可能になる。これは公知の膜に対して総じて
より厚い膜に基づくか、および/または公知の膜と同一
の膜厚においてより高い機械的安定性を有する本発明に
よる膜の層序に基づく。本発明による膜は公知の膜に対
して、同一もしくはより厚い全膜厚での高い機械的安定
性にもかかわらず、本発明による膜は本発明による適合
層もしくは本発明による複数の適合層に基づいて、公知
の膜に相応するか、またはそれを上回る熱伝導度を有す
る。本発明による措置により、公知の質量流量センサー
よりも機械的に安定しており、かつそれにもかかわら
ず、少なくとも公知の質量流量センサーに相応する応答
時間を有する質量流量センサーを製造することが可能で
ある。
【0004】請求項2以降に記載された措置により、請
求項1に記載された質量流量センサーの有利な実施態様
および改善法が可能である。少なくとも1つの適合層が
多結晶シリコンを有している場合には特に有利である。
求項1に記載された質量流量センサーの有利な実施態様
および改善法が可能である。少なくとも1つの適合層が
多結晶シリコンを有している場合には特に有利である。
【0005】多結晶シリコン、つまりポリシリコンは、
酸化ケイ素もしくは窒化ケイ素よりも明らかに高い熱伝
導度を有している。つまり多結晶シリコンからなる層
は、同じ膜厚の酸化ケイ素もしくは窒化ケイ素からなる
層よりも迅速な熱除去を行う。多結晶シリコンもしくは
多結晶シリコンからなる適合層の使用により、本発明に
よる膜の膜厚を公知の膜に対して向上することが可能で
ある。公知の膜の酸化ケイ素層および/または窒化ケイ
素層が、全てまたは部分的に多結晶シリコンからなる層
により代えられている場合、公知の膜に対してより厚い
膜を製造することができ、これは公知の膜の熱伝導度に
相応するか、もしくはそれより高い熱伝導度を有する。
従ってその蓄熱容量が公知の膜の蓄熱容量と同一である
か、もしくはよりわずかである本発明による膜が得ら
れ、このことにより公知の膜に対して本発明による膜の
厚さがより厚いにもかかわらず、少なくとも公知の膜の
電気的特性、例えば特に迅速な応答時間を有している質
量流量センサーを実現することが可能である。
酸化ケイ素もしくは窒化ケイ素よりも明らかに高い熱伝
導度を有している。つまり多結晶シリコンからなる層
は、同じ膜厚の酸化ケイ素もしくは窒化ケイ素からなる
層よりも迅速な熱除去を行う。多結晶シリコンもしくは
多結晶シリコンからなる適合層の使用により、本発明に
よる膜の膜厚を公知の膜に対して向上することが可能で
ある。公知の膜の酸化ケイ素層および/または窒化ケイ
素層が、全てまたは部分的に多結晶シリコンからなる層
により代えられている場合、公知の膜に対してより厚い
膜を製造することができ、これは公知の膜の熱伝導度に
相応するか、もしくはそれより高い熱伝導度を有する。
従ってその蓄熱容量が公知の膜の蓄熱容量と同一である
か、もしくはよりわずかである本発明による膜が得ら
れ、このことにより公知の膜に対して本発明による膜の
厚さがより厚いにもかかわらず、少なくとも公知の膜の
電気的特性、例えば特に迅速な応答時間を有している質
量流量センサーを実現することが可能である。
【0006】さらに酸化ケイ素および窒化ケイ素以外
に、総じていわゆる適合層と呼ばれる別の層が本発明に
よる膜を形成する場合にはさらに有利である。この層も
しくは適合層は酸化ケイ素および窒化ケイ素からなる可
能な適合層以外に、有利には前記のポリシリコン、酸窒
化ケイ素、炭化ケイ素、金属または金属酸化物からなる
層である。金属は例えば白金、チタン、パラジウム、ニ
ッケル、アルミニウム、金、クロム、タングステンまた
はタンタルであってもよい。金属酸化物は例えば酸化チ
タン、酸化アルミニウム、酸化タングステンまたは酸化
タンタルであってもよい。これらは単に本発明を実現す
るためのいくつかの例であると理解するものである。
に、総じていわゆる適合層と呼ばれる別の層が本発明に
よる膜を形成する場合にはさらに有利である。この層も
しくは適合層は酸化ケイ素および窒化ケイ素からなる可
能な適合層以外に、有利には前記のポリシリコン、酸窒
化ケイ素、炭化ケイ素、金属または金属酸化物からなる
層である。金属は例えば白金、チタン、パラジウム、ニ
ッケル、アルミニウム、金、クロム、タングステンまた
はタンタルであってもよい。金属酸化物は例えば酸化チ
タン、酸化アルミニウム、酸化タングステンまたは酸化
タンタルであってもよい。これらは単に本発明を実現す
るためのいくつかの例であると理解するものである。
【0007】本発明による膜を形成するための前記の材
料は、従来の膜に対してその機械的安定性が向上してい
ることが有利である。さらに該材料は、その異なった熱
伝導度に基づいておよび前記の適合層の適切な層序もし
くは組み合わせにより本発明による膜の平均熱伝導度の
調整を可能にする。有利には前記の膜材料を用いて公知
の膜よりも機械的に安定しており、かつその平均熱伝導
度が少なくとも公知の膜に相応する本発明による膜を形
成する。
料は、従来の膜に対してその機械的安定性が向上してい
ることが有利である。さらに該材料は、その異なった熱
伝導度に基づいておよび前記の適合層の適切な層序もし
くは組み合わせにより本発明による膜の平均熱伝導度の
調整を可能にする。有利には前記の膜材料を用いて公知
の膜よりも機械的に安定しており、かつその平均熱伝導
度が少なくとも公知の膜に相応する本発明による膜を形
成する。
【0008】本発明を以下で図面に基づいて詳細に説明
するが、該図面は必ずしも縮尺に従っているとは限らな
い。この場合、同一の参照番号は同一もしくは同じ作用
の層もしくは部分を示す。図面は以下のものを示してい
る:図1は、膜を有する公知の半導体−質量流量センサ
ーの断面図を示し、図2は、公知の膜に対して機械的に
より丈夫に構成されている膜を有し、適合層および防湿
層を有する本発明による半導体−質量流量センサーの断
面図を示し、かつ図3は、図2に記載された質量流量セ
ンサーとは異なり、もう1つの適合層を有している本発
明による半導体−質量流量センサーの断面図を示す。
するが、該図面は必ずしも縮尺に従っているとは限らな
い。この場合、同一の参照番号は同一もしくは同じ作用
の層もしくは部分を示す。図面は以下のものを示してい
る:図1は、膜を有する公知の半導体−質量流量センサ
ーの断面図を示し、図2は、公知の膜に対して機械的に
より丈夫に構成されている膜を有し、適合層および防湿
層を有する本発明による半導体−質量流量センサーの断
面図を示し、かつ図3は、図2に記載された質量流量セ
ンサーとは異なり、もう1つの適合層を有している本発
明による半導体−質量流量センサーの断面図を示す。
【0009】
【実施例】図1に記載された質量流量センサー1は、フ
レーム6、空気流の測定のために有利に使用される、フ
レーム6上に配置された膜23、および膜23中に配置
された金属層、有利には白金層10を有している。
レーム6、空気流の測定のために有利に使用される、フ
レーム6上に配置された膜23、および膜23中に配置
された金属層、有利には白金層10を有している。
【0010】図1に記載されている公知の質量流量セン
サー1を製造するために、(100)−配向を有するシ
リコン基板を、例えば横型オーブン中で公知の方法でそ
の表面に酸素を供給することにより酸化し、その際、シ
リコン基板2の下方には酸化ケイ素層3およびシリコン
基板2の上方には酸化ケイ素層4が生じる。
サー1を製造するために、(100)−配向を有するシ
リコン基板を、例えば横型オーブン中で公知の方法でそ
の表面に酸素を供給することにより酸化し、その際、シ
リコン基板2の下方には酸化ケイ素層3およびシリコン
基板2の上方には酸化ケイ素層4が生じる。
【0011】シリコン基板2、下方の酸化ケイ素層3お
よび上方の酸化ケイ素層4からなる層系の上側および下
側に窒化ケイ素層7および窒化ケイ素層8が堆積する。
窒化ケイ素層7および8は、公知の膜23の場合、いわ
ゆる「化学蒸着法(ChemicalVapor Deposition)」(CV
D)により、さらに正確に言うならばいわゆる「減圧化
学蒸着法(Low-Pressure Chemical Vapor Deposition)」
(LPCVD)により生じる。
よび上方の酸化ケイ素層4からなる層系の上側および下
側に窒化ケイ素層7および窒化ケイ素層8が堆積する。
窒化ケイ素層7および8は、公知の膜23の場合、いわ
ゆる「化学蒸着法(ChemicalVapor Deposition)」(CV
D)により、さらに正確に言うならばいわゆる「減圧化
学蒸着法(Low-Pressure Chemical Vapor Deposition)」
(LPCVD)により生じる。
【0012】下側および上側に窒化ケイ素層を適用した
後で、フレーム6の上方に存在する窒化ケイ素層8の表
面を酸化ケイ素層に変える。これらの酸化ケイ素層を以
下ではリオキシド層(Reoxidschicht)9と呼ぶが、これ
はリオキシド層9を充分に被覆する白金層10のための
土台を形成する。
後で、フレーム6の上方に存在する窒化ケイ素層8の表
面を酸化ケイ素層に変える。これらの酸化ケイ素層を以
下ではリオキシド層(Reoxidschicht)9と呼ぶが、これ
はリオキシド層9を充分に被覆する白金層10のための
土台を形成する。
【0013】白金層10中に公知の方法で電気的に相互
に絶縁された構造(図示せず)がエッチングにより生じ
る。電気的な接続を製造するためにそれぞれ2つの接続
(図示せず)を備えた構造は、質量流量センサーの製造
のために少なくとも1つの加熱素子(図示せず)および
2つの温度測定素子(図示せず)を形成し、ここから有
利には1つは加熱素子の左側に、および1つは加熱素子
の右側に配置されている。
に絶縁された構造(図示せず)がエッチングにより生じ
る。電気的な接続を製造するためにそれぞれ2つの接続
(図示せず)を備えた構造は、質量流量センサーの製造
のために少なくとも1つの加熱素子(図示せず)および
2つの温度測定素子(図示せず)を形成し、ここから有
利には1つは加熱素子の左側に、および1つは加熱素子
の右側に配置されている。
【0014】以下で白金層10は別のCVD−プロセス
工程の範囲で酸化ケイ素層11を有する。酸化ケイ素層
11の形成のためのCVDプロセス工程の場合、有利に
はいわゆる「プラズマCVD(Plasma-Enhanced Chemica
l Vapor Deposition」法(PECVD)を使用する。P
ECVD法は公知であり、かつ従ってここで詳細に説明
する必要はない。PECVD法を使用する場合、わずか
な成長速度も再現可能であるように調節できることが有
利である。
工程の範囲で酸化ケイ素層11を有する。酸化ケイ素層
11の形成のためのCVDプロセス工程の場合、有利に
はいわゆる「プラズマCVD(Plasma-Enhanced Chemica
l Vapor Deposition」法(PECVD)を使用する。P
ECVD法は公知であり、かつ従ってここで詳細に説明
する必要はない。PECVD法を使用する場合、わずか
な成長速度も再現可能であるように調節できることが有
利である。
【0015】酸化ケイ素層11による白金層10の被覆
後に、白金層10中に設置された構造が加熱素子あるい
は1つもしくは複数の温度測定素子の形成のために電気
的に接触可能であるように酸化ケイ素層11をエッチン
グする。相応するエッチホールを酸化ケイ素層11中に
製造した後で、公知の方法によりアルミニウムコンタク
ト接続を作るが、このうち例えば白金層10中の構造に
接触し、かつ外部で質量流量センサー1の電気的な接続
のために役立つ唯一のアルミニウム−コンタクト接続1
2のみが図1に記載されている。
後に、白金層10中に設置された構造が加熱素子あるい
は1つもしくは複数の温度測定素子の形成のために電気
的に接触可能であるように酸化ケイ素層11をエッチン
グする。相応するエッチホールを酸化ケイ素層11中に
製造した後で、公知の方法によりアルミニウムコンタク
ト接続を作るが、このうち例えば白金層10中の構造に
接触し、かつ外部で質量流量センサー1の電気的な接続
のために役立つ唯一のアルミニウム−コンタクト接続1
2のみが図1に記載されている。
【0016】シリコン基板2および酸化ケイ素層3およ
び4から生じる層系を今度は有利には水酸化カリウム
(KOH)を用いて、KOHの異なったエッチング速度
に基づいてシリコンの[100]−および[111]−
結晶方向で膜の方へ向かって先が次第に細くなる切頭角
錐で、台形の断面を有する切欠5をシリコン基板2中に
形成し、このことによりフレーム6が生じ、かつ膜23
が形成される。
び4から生じる層系を今度は有利には水酸化カリウム
(KOH)を用いて、KOHの異なったエッチング速度
に基づいてシリコンの[100]−および[111]−
結晶方向で膜の方へ向かって先が次第に細くなる切頭角
錐で、台形の断面を有する切欠5をシリコン基板2中に
形成し、このことによりフレーム6が生じ、かつ膜23
が形成される。
【0017】図1の質量流量センサー1ならびにその他
の図に記載されている本発明による質量流量センサーは
一般に、内燃機関に供給される空気量およびその流れ方
向を測定するために内燃機関の吸入管中で使用される。
内燃機関に供給される空気はしばしば粒子を有している
ので、該粒子は質量流量センサー1もしくは膜23に衝
突し、かつ膜23を破壊する。この問題に対処するため
に図2および3に記載されている本発明による質量流量
センサー200および300はそれぞれ膜24および2
5を有しており、これらの膜は図1の公知の質量流量セ
ンサー1の膜23よりも丈夫である。
の図に記載されている本発明による質量流量センサーは
一般に、内燃機関に供給される空気量およびその流れ方
向を測定するために内燃機関の吸入管中で使用される。
内燃機関に供給される空気はしばしば粒子を有している
ので、該粒子は質量流量センサー1もしくは膜23に衝
突し、かつ膜23を破壊する。この問題に対処するため
に図2および3に記載されている本発明による質量流量
センサー200および300はそれぞれ膜24および2
5を有しており、これらの膜は図1の公知の質量流量セ
ンサー1の膜23よりも丈夫である。
【0018】前記の粒子による衝撃に対する充分な強固
さは、特に本発明によりその全膜厚が公知の膜23の全
膜厚よりも厚い膜を形成する場合に達成することがで
き、かつこのことにより本発明による膜の充分な機械的
安定性を達成し、かつ膜の破損を防止する。
さは、特に本発明によりその全膜厚が公知の膜23の全
膜厚よりも厚い膜を形成する場合に達成することがで
き、かつこのことにより本発明による膜の充分な機械的
安定性を達成し、かつ膜の破損を防止する。
【0019】しかし本発明による膜の全膜厚は膜もしく
は全センサーの具体的な層系に依存して選択することが
できることが理解される。つまり本発明による膜の全膜
厚は、具体的な層系が膜を形成する層のその配置および
/またはその組成に基づいて粒子による前記の衝撃に対
する充分な機械的安定性を有しているならば、公知の膜
と同一の厚さであるか、またはより薄くてもよい。
は全センサーの具体的な層系に依存して選択することが
できることが理解される。つまり本発明による膜の全膜
厚は、具体的な層系が膜を形成する層のその配置および
/またはその組成に基づいて粒子による前記の衝撃に対
する充分な機械的安定性を有しているならば、公知の膜
と同一の厚さであるか、またはより薄くてもよい。
【0020】本発明による膜の層序もしくはその厚さの
具体的な形態は通例もちろん、その中に質量流量センサ
ーが導入されるべき吸入管における支配的で具体的な物
理的条件に対応する。
具体的な形態は通例もちろん、その中に質量流量センサ
ーが導入されるべき吸入管における支配的で具体的な物
理的条件に対応する。
【0021】しかし膜の蓄熱容量は、全膜厚を単純に増
大する場合に、熱伝導性のわずかな層、例えば酸化ケイ
素により増加することは特に重要である。この状況は、
公知の膜が単に「ふくらんだ」膜である応答時間に対し
て不利な影響を有している、つまりこのような膜は不活
性なセンサーにつながる。
大する場合に、熱伝導性のわずかな層、例えば酸化ケイ
素により増加することは特に重要である。この状況は、
公知の膜が単に「ふくらんだ」膜である応答時間に対し
て不利な影響を有している、つまりこのような膜は不活
性なセンサーにつながる。
【0022】この欠点を克服するための本発明の重要な
側面は、公知の膜の酸化ケイ素層および/または窒化ケ
イ素層の1種以上が完全に、または部分的に1種以上の
いわゆる適合層により代えられるということにある。
側面は、公知の膜の酸化ケイ素層および/または窒化ケ
イ素層の1種以上が完全に、または部分的に1種以上の
いわゆる適合層により代えられるということにある。
【0023】有利には酸化ケイ素、窒化ケイ素、酸窒化
ケイ素、ポリシリコン、炭化ケイ素、1種以上の金属お
よび/または1種以上の金属酸化物からなるか、これら
を含有する1つ以上の層を有している1つの適合層もし
くは複数の適合層が配置されている。金属とは例えば白
金、チタン、アルミニウム、クロム、金、パラジウム、
ニッケル、タングステンまたはタンタルであり、かつ金
属酸化物とは酸化チタン、酸化タンタル、酸化タングス
テンまたは酸化アルミニウムである。
ケイ素、ポリシリコン、炭化ケイ素、1種以上の金属お
よび/または1種以上の金属酸化物からなるか、これら
を含有する1つ以上の層を有している1つの適合層もし
くは複数の適合層が配置されている。金属とは例えば白
金、チタン、アルミニウム、クロム、金、パラジウム、
ニッケル、タングステンまたはタンタルであり、かつ金
属酸化物とは酸化チタン、酸化タンタル、酸化タングス
テンまたは酸化アルミニウムである。
【0024】本発明によればこのような層を適切に選択
することにより、および/または層の順序を適切に選択
することにより公知の膜23の1つはより厚く、および
/または粒子の衝突に対して丈夫な膜となり、これは公
知の膜23と同一かまたはより高い熱伝導率を充分に有
している。本発明の場合、有利には公知の膜の「膜厚の
増大(Aufdickung)」は主としてまたは完全に白金層の下
で行われる。このことにより例えばテンパリングによる
複合層のコンディショニングは、白金のコンディショニ
ングとは無関係に行うことができる。従って白金の抵抗
の温度係数は、複合層のテンパリング条件から影響を受
けない。
することにより、および/または層の順序を適切に選択
することにより公知の膜23の1つはより厚く、および
/または粒子の衝突に対して丈夫な膜となり、これは公
知の膜23と同一かまたはより高い熱伝導率を充分に有
している。本発明の場合、有利には公知の膜の「膜厚の
増大(Aufdickung)」は主としてまたは完全に白金層の下
で行われる。このことにより例えばテンパリングによる
複合層のコンディショニングは、白金のコンディショニ
ングとは無関係に行うことができる。従って白金の抵抗
の温度係数は、複合層のテンパリング条件から影響を受
けない。
【0025】図2は本発明による質量流量センサー20
0を示しており、そのフレーム6、酸化ケイ素層4、L
PCVD−窒化ケイ素層8、白金層10およびアルミニ
ウムコンタクト接続12は、図1の公知の質量流量セン
サーのものに相応する。
0を示しており、そのフレーム6、酸化ケイ素層4、L
PCVD−窒化ケイ素層8、白金層10およびアルミニ
ウムコンタクト接続12は、図1の公知の質量流量セン
サーのものに相応する。
【0026】図2に記載されている、図1とは異なる膜
24を有している本発明による質量流量センサーは、窒
化ケイ素層8の上に第一のPECVD窒化ケイ素層13
が析出する。質量流量センサー1の上側の方向へ次の層
が連続する:第一のPECVD酸化ケイ素層14、第二
のPECVD窒化ケイ素層15、第二のPECVD酸化
ケイ素層16、白金層10、第三のPECVD酸化ケイ
素層17および図2の質量流量センサー200の被覆層
および防湿層を形成する最後の第三のPECVD窒化ケ
イ素層18。
24を有している本発明による質量流量センサーは、窒
化ケイ素層8の上に第一のPECVD窒化ケイ素層13
が析出する。質量流量センサー1の上側の方向へ次の層
が連続する:第一のPECVD酸化ケイ素層14、第二
のPECVD窒化ケイ素層15、第二のPECVD酸化
ケイ素層16、白金層10、第三のPECVD酸化ケイ
素層17および図2の質量流量センサー200の被覆層
および防湿層を形成する最後の第三のPECVD窒化ケ
イ素層18。
【0027】図2中に記載された本発明による膜24の
前記の層の順序は本発明の多数の可能な実施態様のため
の単なる例であるが、これにより図1に記載されている
公知の膜の機械的安定性が高められ、その際、同時に熱
伝導率の調整が可能である。最上部の層もしくは被覆層
として配置されている窒化ケイ素層18は、さらに図2
に記載された膜24の極めて良好な湿度安定性を可能に
し、かつ水分、例えば特に図2の質量流量センサーがそ
の中に配置されうる吸入管中の空気湿度のような湿度が
膜へと侵入し、このことにより膜の機械的安定性ならび
にその電気的な特性に対して不利な影響を有することを
効果的に防止する。
前記の層の順序は本発明の多数の可能な実施態様のため
の単なる例であるが、これにより図1に記載されている
公知の膜の機械的安定性が高められ、その際、同時に熱
伝導率の調整が可能である。最上部の層もしくは被覆層
として配置されている窒化ケイ素層18は、さらに図2
に記載された膜24の極めて良好な湿度安定性を可能に
し、かつ水分、例えば特に図2の質量流量センサーがそ
の中に配置されうる吸入管中の空気湿度のような湿度が
膜へと侵入し、このことにより膜の機械的安定性ならび
にその電気的な特性に対して不利な影響を有することを
効果的に防止する。
【0028】図3は、本発明による質量流量センサー3
00を示しており、これは図2に記載されている質量流
量センサーとは異なってポリシリコン層19を有してい
る。酸化ケイ素−および窒化ケイ素−適合層以外のもう
1つのいわゆる適合層である該ポリシリコン層19は、
図3に記載された膜25中でLPCVD窒化ケイ素層8
および第一のPECVD−ニトリド層13との間に配置
されている。
00を示しており、これは図2に記載されている質量流
量センサーとは異なってポリシリコン層19を有してい
る。酸化ケイ素−および窒化ケイ素−適合層以外のもう
1つのいわゆる適合層である該ポリシリコン層19は、
図3に記載された膜25中でLPCVD窒化ケイ素層8
および第一のPECVD−ニトリド層13との間に配置
されている。
【0029】ポリシリコンもしくはポリシリコン層19
は、同一の膜厚で明らかに酸化ケイ素または窒化ケイ素
より高い熱伝導度を有しており、かつ比較的わずかな蓄
熱容量の増加で膜の「膜厚の増大」を可能にする。
は、同一の膜厚で明らかに酸化ケイ素または窒化ケイ素
より高い熱伝導度を有しており、かつ比較的わずかな蓄
熱容量の増加で膜の「膜厚の増大」を可能にする。
【0030】KOHエッチングの際のエッチストップ層
として有利にはKOHにより侵食されないLPCVD窒
化ケイ素層を使用する。LPCVD−窒化ケイ素層は直
接シリコン基板上に堆積させるか、あるいはまたより良
好なストレス減結合のために、予め作られた酸化ケイ素
層上に堆積させることができる。あるいはLPCVD−
窒化ケイ素層の代わりに別のKOH安定性の層、例えば
酸窒化ケイ素、炭化ケイ素またはこの目的のために公知
の特定の金属を使用することもできる。
として有利にはKOHにより侵食されないLPCVD窒
化ケイ素層を使用する。LPCVD−窒化ケイ素層は直
接シリコン基板上に堆積させるか、あるいはまたより良
好なストレス減結合のために、予め作られた酸化ケイ素
層上に堆積させることができる。あるいはLPCVD−
窒化ケイ素層の代わりに別のKOH安定性の層、例えば
酸窒化ケイ素、炭化ケイ素またはこの目的のために公知
の特定の金属を使用することもできる。
【0031】湿度安定性PECVD−窒化ケイ素層18
の代わりに被覆層として本発明による質量流量センサー
200および300上に、炭化ケイ素層を使用すること
もできる。同様にこのような被覆層を耐薬品性の金属、
例えば白金、金などにより、または金属酸化物により形
成することも考えられる。
の代わりに被覆層として本発明による質量流量センサー
200および300上に、炭化ケイ素層を使用すること
もできる。同様にこのような被覆層を耐薬品性の金属、
例えば白金、金などにより、または金属酸化物により形
成することも考えられる。
【0032】本発明の別の有利な実施態様(記載せず)
では図2および図3の膜24および25の窒化ケイ素層
をLPCVDではなく、PECVDにより製造すること
が考えられる。
では図2および図3の膜24および25の窒化ケイ素層
をLPCVDではなく、PECVDにより製造すること
が考えられる。
【図1】公知の質量流量センサーを示す図。
【図2】本発明による質量流量センサーを示す図。
【図3】本発明による質量流量センサーを示す図。
1 質量流量センサー、 2 シリコン基板、 3 酸
化ケイ素層、 4 酸化ケイ素層、 5 切欠、 6
フレーム、 7 窒化ケイ素層、 8 LPCVD −
窒化ケイ素層、 9 リオキシド層、 10 白金層、
11 酸化ケイ素層、 12 アルミニウムコンタク
ト接続、 13 第一のPECVD−窒化ケイ素層、
14 第一のPECVD−酸化ケイ素層、 15 第二
のPECVD−窒化ケイ素層、 16 第二のPECV
D−酸化ケイ素層、 17 第三のPECVD−酸化ケ
イ素層、 18 第三のPECVD−窒化ケイ素層、
19 ポリシリコン層、 23 膜、 24 膜、 2
5 膜、 200 質量流量センサー、 300 質量
流量センサー
化ケイ素層、 4 酸化ケイ素層、 5 切欠、 6
フレーム、 7 窒化ケイ素層、 8 LPCVD −
窒化ケイ素層、 9 リオキシド層、 10 白金層、
11 酸化ケイ素層、 12 アルミニウムコンタク
ト接続、 13 第一のPECVD−窒化ケイ素層、
14 第一のPECVD−酸化ケイ素層、 15 第二
のPECVD−窒化ケイ素層、 16 第二のPECV
D−酸化ケイ素層、 17 第三のPECVD−酸化ケ
イ素層、 18 第三のPECVD−窒化ケイ素層、
19 ポリシリコン層、 23 膜、 24 膜、 2
5 膜、 200 質量流量センサー、 300 質量
流量センサー
フロントページの続き (72)発明者 ヘリベルト ウェーバー ドイツ連邦共和国 ニュルティンゲン イ ム ヘーフラー 28
Claims (10)
- 【請求項1】 以下のもの:少なくとも部分的にシリコ
ン(2)により形成されているフレーム(6)、フレー
ム(6)により保持されている膜(23;24;2
5)、フレーム(6)の上方に配置されている金属層
(10)、第一の構造により金属層中に形成されている
加熱素子、第二の構造により金属層中に形成されている
少なくとも1つの温度測定素子からなる質量流量センサ
ー(1;200;300)において、膜(24;25)
が、同一の厚さの酸化ケイ素層(4、9、11)により
高められた熱伝導度を有する少なくとも1つの誘電性も
しくは絶縁性の適合層(13、14、15、16、1
7、18、19)を有しており、その際、該適合層は膜
(24、25)の熱伝導度の適合のために役立つもので
あることを特徴とする、質量流量センサー。 - 【請求項2】 少なくとも1つの適合層(13、15、
18;14、16、17)が窒化ケイ素または酸化ケイ
素を有している、請求項1記載の質量流量センサー。 - 【請求項3】 少なくとも1つの適合層(13、14、
15、16、17、18)がPECVDにより形成され
ている、請求項1または2記載の質量流量センサー。 - 【請求項4】 少なくとも1つの適合層(19)が、多
結晶シリコン、酸窒化ケイ素、炭化ケイ素、1種以上の
金属または1種以上の金属酸化物を有している、請求項
1から3までのいずれか1項記載の質量流量センサー。 - 【請求項5】 金属が白金、チタン、パラジウム、ニッ
ケル、タングステン、アルミニウム、金、クロムまたは
タンタルである、請求項4記載の質量流量センサー。 - 【請求項6】 金属酸化物の1つが酸化チタン、酸化ア
ルミニウム、酸化タングステンまたは酸化タンタルであ
る、請求項4または5記載の質量流量センサー。 - 【請求項7】 少なくとも1つの適合層(18)が、膜
(24;25)の被覆層を形成する、請求項1から6ま
でのいずれか1項記載の質量流量センサー。 - 【請求項8】 被覆層(18)が、窒化ケイ素を有して
いる、請求項7記載の質量流量センサー。 - 【請求項9】 被覆層(18)が、炭化ケイ素を有して
いる、請求項7または8記載の質量流量センサー。 - 【請求項10】 被覆層(18)がPECVD、LPC
VDまたはその他のCVD法により形成されている、請
求項7から9までのいずれか1項記載の質量流量センサ
ー。
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GB0720905D0 (en) * | 2007-10-25 | 2007-12-05 | Cambridge Entpr Ltd | Shear stress sensors |
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JP5982398B2 (ja) * | 2011-11-28 | 2016-08-31 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 熱式空気流量センサ |
DE102017206812A1 (de) | 2017-04-24 | 2018-10-25 | Robert Bosch Gmbh | Mikromechanische Massenflusssensorvorrichtung und entsprechendes Herstellungsverfahren |
US12013270B2 (en) | 2021-02-25 | 2024-06-18 | Flusso Limited | Flow sensor |
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US5393351A (en) * | 1993-01-13 | 1995-02-28 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Commerce | Multilayer film multijunction thermal converters |
US5818071A (en) * | 1995-02-02 | 1998-10-06 | Dow Corning Corporation | Silicon carbide metal diffusion barrier layer |
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DE19601791A1 (de) * | 1996-01-19 | 1997-07-24 | Bosch Gmbh Robert | Sensor mit einer Membran und Verfahren zur Herstellung eines Sensors mit einer Membran |
DE29706587U1 (de) * | 1997-04-14 | 1998-08-13 | Hl Planartechnik Gmbh, 44227 Dortmund | Luftmassen-Strömungssensor o.dgl. mit einer Dünnschicht-Widerstandsschicht |
JP3364115B2 (ja) * | 1997-07-03 | 2003-01-08 | 三菱電機株式会社 | 感熱式流量検出素子 |
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1999
- 1999-10-27 DE DE19951595A patent/DE19951595A1/de not_active Ceased
-
2000
- 2000-10-24 JP JP2000324317A patent/JP2001141540A/ja active Pending
- 2000-10-25 US US09/696,461 patent/US6523403B1/en not_active Expired - Fee Related
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