JP2001141295A - 空気調和機の吹き出し装置 - Google Patents
空気調和機の吹き出し装置Info
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- JP2001141295A JP2001141295A JP32054599A JP32054599A JP2001141295A JP 2001141295 A JP2001141295 A JP 2001141295A JP 32054599 A JP32054599 A JP 32054599A JP 32054599 A JP32054599 A JP 32054599A JP 2001141295 A JP2001141295 A JP 2001141295A
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- Japan
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- air
- duct
- downstream
- outlet
- air conditioner
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空気調和機の吹き出し装置に関するもので、
吹き出し口からの風の不均一な流れを解決し、吹き出し
口からの風の流れを均一にした空気調和機を提供する。 【解決手段】 吹き出しダクト11の内部に、空気の流
れの下流ほど小さな孔14a,14b,14c,14d
の開いた仕切板15a,15b,15c,15dを上流
から下流へわたり、空気吹き出し口12を分割するよう
に複数個設けたことにより、風の流れを吹き出し口12
とダクト内部の下流に分離することができ吹き出し口1
2より均一な風の流れを得ることができる。
吹き出し口からの風の不均一な流れを解決し、吹き出し
口からの風の流れを均一にした空気調和機を提供する。 【解決手段】 吹き出しダクト11の内部に、空気の流
れの下流ほど小さな孔14a,14b,14c,14d
の開いた仕切板15a,15b,15c,15dを上流
から下流へわたり、空気吹き出し口12を分割するよう
に複数個設けたことにより、風の流れを吹き出し口12
とダクト内部の下流に分離することができ吹き出し口1
2より均一な風の流れを得ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の吹き
出し装置に関するものである。
出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の吹き出し装置として
は実開平5−35414号公報に記載されたものが知ら
れている。
は実開平5−35414号公報に記載されたものが知ら
れている。
【0003】以下、図4に従来の空気調和機の吹き出し
装置の構造を示している。送風ダクト1の開口部2に周
囲の一部に空気吹き出し口3を有する円筒形の吹き出し
ダクト4を出没可能、かつ回転可能に組み込んだ構造を
有している。
装置の構造を示している。送風ダクト1の開口部2に周
囲の一部に空気吹き出し口3を有する円筒形の吹き出し
ダクト4を出没可能、かつ回転可能に組み込んだ構造を
有している。
【0004】この構造において、送風ダクト1から送ら
れてきた風は、吹き出しダクト4に導かれて空気吹き出
し口3から吹き出される。この時、吹き出しダクト4を
出没可能、かつ回転可能に組み込んだ構造を有している
ため、この吹き出される風の向き及び風の量を自由に調
整できる。
れてきた風は、吹き出しダクト4に導かれて空気吹き出
し口3から吹き出される。この時、吹き出しダクト4を
出没可能、かつ回転可能に組み込んだ構造を有している
ため、この吹き出される風の向き及び風の量を自由に調
整できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般に空気調和機の吹
き出し口に於いては吹き出し口全体よりの均一な風の流
れが要求される。しかしながら従来の構成では、大部分
の風が吹き出し口3下流より吹き出し上流からはほとん
ど吹き出さないという欠点を有していた。
き出し口に於いては吹き出し口全体よりの均一な風の流
れが要求される。しかしながら従来の構成では、大部分
の風が吹き出し口3下流より吹き出し上流からはほとん
ど吹き出さないという欠点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、吹き出し口よりの風の流れを均一とした空気調和機
の吹き出し装置を提供するものである。
で、吹き出し口よりの風の流れを均一とした空気調和機
の吹き出し装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の吹
き出し口においてはダクト内部に、下流へ行くほど小さ
な孔の開いた仕切板を、上流から下流へわたり吹き出し
口を分割するように複数個設けた構成としたものであ
る。
き出し口においてはダクト内部に、下流へ行くほど小さ
な孔の開いた仕切板を、上流から下流へわたり吹き出し
口を分割するように複数個設けた構成としたものであ
る。
【0008】これにより吹き出し口からの均一な風の流
れを得ることができる。
れを得ることができる。
【0009】また吹き出しダクトの空気吸入側と空気吐
出側とを直角に結んだL字形としたガイダーを、上流か
ら下流へわたり吹き出し口を分割するように複数個設け
た構成としたものである。
出側とを直角に結んだL字形としたガイダーを、上流か
ら下流へわたり吹き出し口を分割するように複数個設け
た構成としたものである。
【0010】これにより吹き出し口からの均一な風の流
れを得ることができる。
れを得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、吹き出しダクトの内部に下流ほど小さな孔のあいた
仕切板を複数個設けた構成としたものであり、吹き出し
口より出る風は下流ほど小さな穴のあいた仕切板により
風の流れに抵抗が加えられ吹き出し口下流からの風の流
れを抑制し、吹き出し口全体から均一な風の流れを得る
という作用を有する。
は、吹き出しダクトの内部に下流ほど小さな孔のあいた
仕切板を複数個設けた構成としたものであり、吹き出し
口より出る風は下流ほど小さな穴のあいた仕切板により
風の流れに抵抗が加えられ吹き出し口下流からの風の流
れを抑制し、吹き出し口全体から均一な風の流れを得る
という作用を有する。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、吹き出
しダクトの内部に空気吸入側と空気吐出側とを直角結ん
だL字形としたガイダーを複数個設けたものであり、吹
き出し口より出る風は空気吸入側と空気吐出側とを直角
に結んだL字形としたガイダーにより均一に分離される
ため、吹き出し口全体から均一な風の流れを得るという
作用を有する。
しダクトの内部に空気吸入側と空気吐出側とを直角結ん
だL字形としたガイダーを複数個設けたものであり、吹
き出し口より出る風は空気吸入側と空気吐出側とを直角
に結んだL字形としたガイダーにより均一に分離される
ため、吹き出し口全体から均一な風の流れを得るという
作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1の空気調和機の吹き出し口に組み込まれた吹き出
し装置を示し、図2は同実施の形態の吹き出しダクトの
断面図である。
形態1の空気調和機の吹き出し口に組み込まれた吹き出
し装置を示し、図2は同実施の形態の吹き出しダクトの
断面図である。
【0015】図1,図2において、11は円筒形の吹き
出しダクト、12は空気吹き出し口、13a,13b,
13c,13dは吹き出しダクト内に設けられた仕切
板、14a,14b,14c,14dは仕切板13a,
13b,13c,13dに設けられた孔で、孔の大きさ
は吹き出しダクト下流ほど小さくなっている。また矢印
は風の流れを示している。
出しダクト、12は空気吹き出し口、13a,13b,
13c,13dは吹き出しダクト内に設けられた仕切
板、14a,14b,14c,14dは仕切板13a,
13b,13c,13dに設けられた孔で、孔の大きさ
は吹き出しダクト下流ほど小さくなっている。また矢印
は風の流れを示している。
【0016】以上のように構成された空気調和機の吹き
出し装置について、以下風の流れについて説明する。吹
き出しダクト11の上流へ流れ込んだ風は、仕切板13
aにより一部は吹き出し口12へ流れ残りは孔14aを
通ってさらにダクト下流へ流れ込む。孔14aを通って
下流へ流れこんだ風は、同様に仕切板13b,13c,
13dにより吹き出し口12へ流れ、残りは孔14b,
14c,14dを通ってさらに下流へ流れ込む。
出し装置について、以下風の流れについて説明する。吹
き出しダクト11の上流へ流れ込んだ風は、仕切板13
aにより一部は吹き出し口12へ流れ残りは孔14aを
通ってさらにダクト下流へ流れ込む。孔14aを通って
下流へ流れこんだ風は、同様に仕切板13b,13c,
13dにより吹き出し口12へ流れ、残りは孔14b,
14c,14dを通ってさらに下流へ流れ込む。
【0017】以上のように仕切板とその孔により、確実
に風の流れを吹き出し口とダクト下流に分けることがで
きるため吹き出し口全体よりの均一な風の流れを得るこ
とができる。
に風の流れを吹き出し口とダクト下流に分けることがで
きるため吹き出し口全体よりの均一な風の流れを得るこ
とができる。
【0018】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2の吹き出しダクトの断面図である。図3におい
て、11は吹き出しダクト、12は空気吹き出し口、1
5a,15b,15c,15dは吹き出しダクト内に設
けられたガイダーで、空気吸入側と空気吐出側とを直角
に結んだL字形の形状をしている。
形態2の吹き出しダクトの断面図である。図3におい
て、11は吹き出しダクト、12は空気吹き出し口、1
5a,15b,15c,15dは吹き出しダクト内に設
けられたガイダーで、空気吸入側と空気吐出側とを直角
に結んだL字形の形状をしている。
【0019】以上のように構成された空気調和機の吹き
出し装置について、以下風の流れについて説明する。吹
き出しダクト11の上流へ流れ込んだ風は、ガイダー1
5a,15b,15c,15dにより分離され吹き出し
口12より吹き出す。
出し装置について、以下風の流れについて説明する。吹
き出しダクト11の上流へ流れ込んだ風は、ガイダー1
5a,15b,15c,15dにより分離され吹き出し
口12より吹き出す。
【0020】以上のようにダクト内に設けられたガイダ
ーにより、確実に風の流れを分離することができるため
吹き出し口全体よりの均一な風の流れを得ることができ
る。
ーにより、確実に風の流れを分離することができるため
吹き出し口全体よりの均一な風の流れを得ることができ
る。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、空気調和
機の吹き出しダクトにおいて吹き出しダクト内部に下流
ほど小さな孔の開いた仕切板を複数個設けたため、仕切
板とその孔により、確実に風の流れを吹き出し口とダク
ト下流に分けることができるため吹き出し口全体よりの
均一な風の流れを得ることができる。
機の吹き出しダクトにおいて吹き出しダクト内部に下流
ほど小さな孔の開いた仕切板を複数個設けたため、仕切
板とその孔により、確実に風の流れを吹き出し口とダク
ト下流に分けることができるため吹き出し口全体よりの
均一な風の流れを得ることができる。
【0022】また本発明は、空気調和機の吹き出しダク
トにおいて吹き出しダクト内部に空気吸入側と空気吐出
側とを直角に結んだL字形としたガイダーを複数個設け
たため、ダクト内に設けられたガイダーにより、確実に
風の流れを分離することができるため吹き出し口全体よ
りの均一な風の流れを得ることができる。
トにおいて吹き出しダクト内部に空気吸入側と空気吐出
側とを直角に結んだL字形としたガイダーを複数個設け
たため、ダクト内に設けられたガイダーにより、確実に
風の流れを分離することができるため吹き出し口全体よ
りの均一な風の流れを得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態1による空気調和機の吹き
出し装置を示す斜視図
出し装置を示す斜視図
【図2】同実施の形態による吹き出しダクトの断面図
【図3】本発明の実施の形態2による吹き出しダクトの
断面図
断面図
【図4】従来の空気調和機の吹き出しダクトの断面図
11 吹き出しダクト 12 吹き出し口 13a,13b,13c,13d 仕切板 14a,14b,14c,14d 孔 15a,15b,15c,15d ガイダー
Claims (2)
- 【請求項1】 空気調和機の吹き出し口に組み込まれた
吹き出しダクトにおいて、上流から下流にわたる空気吹
き出し口を有し吹き出しダクト内部に、下流へ行くほど
小さな孔の開いた仕切板を、上流から下流へわたり吹き
出し口を分割するように複数個設けた空気調和機の吹き
出し装置。 - 【請求項2】 空気調和機の吹き出し口に組み込まれた
吹き出しダクトにおいて、上流から下流にわたる空気吹
き出し口を有し吹き出しダクト内部に、吹き出しダクト
の空気吸入側と空気吐出側とを直角に結んだL字形とし
たガイダーを、上流から下流へわたり吹き出し口を分割
するように複数個設けた空気調和機の吹き出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32054599A JP2001141295A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 空気調和機の吹き出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32054599A JP2001141295A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 空気調和機の吹き出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001141295A true JP2001141295A (ja) | 2001-05-25 |
Family
ID=18122638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32054599A Pending JP2001141295A (ja) | 1999-11-11 | 1999-11-11 | 空気調和機の吹き出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001141295A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001289499A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-19 | Gendai Plant:Kk | 円筒形状における流体吹出し装置 |
JP2009250536A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 吹出口装置 |
JP2012126248A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 空調用ルーバ |
-
1999
- 1999-11-11 JP JP32054599A patent/JP2001141295A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001289499A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-19 | Gendai Plant:Kk | 円筒形状における流体吹出し装置 |
JP2009250536A (ja) * | 2008-04-07 | 2009-10-29 | Takasago Thermal Eng Co Ltd | 吹出口装置 |
JP2012126248A (ja) * | 2010-12-15 | 2012-07-05 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 空調用ルーバ |
CN102563830A (zh) * | 2010-12-15 | 2012-07-11 | 日立建机株式会社 | 空调用百叶窗 |
CN102563830B (zh) * | 2010-12-15 | 2015-10-07 | 日立建机株式会社 | 空调用百叶窗 |
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