JP2002019445A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JP2002019445A
JP2002019445A JP2000208166A JP2000208166A JP2002019445A JP 2002019445 A JP2002019445 A JP 2002019445A JP 2000208166 A JP2000208166 A JP 2000208166A JP 2000208166 A JP2000208166 A JP 2000208166A JP 2002019445 A JP2002019445 A JP 2002019445A
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JP
Japan
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fan
air
passage
vehicle
air conditioner
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JP2000208166A
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English (en)
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Hirotaka Sakurai
弘孝 桜井
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の小型化、構造の簡素化を達成しつつ、
第1の通路、第2の通路に対して空気をバランスよく送
風できる車両用空調装置。 【解決手段】 空気吸入口から吸入された空気が通過す
る空気通路内を第1の通路と第2の通路とに区画し、前
記各通路内にそれぞれ空気を送風する第1のファンと第
2のファンを設けた車両用空調装置において、前記空気
吸入口の下流に第1のファンと第2のファンを同軸上に
空気吸入方向の上流からこの順に配設し、かつ、前記第
1のファンを周縁部から吸入した空気を径方向に送風す
るファン、前記第2のファンを中央部から吸入した空気
を径方向に送風するファンから構成するとともに、前記
第1のファンの中央部を挿通し第2のファンの中央部に
空気を供給するダクトを設けたことを特徴とする車両用
空調装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に用いら
れる車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、空気通路内に第1の通路と第
2の通路を有するいわゆる2層式の車両用空調装置とし
ては図2に示すような構造のものが知られている(特開
平9−24722号公報)。図2において、50は車両
用空調装置を示しており、車両用空調装置50は送風機
ケース51を有している。ケース51内には、仕切壁5
2が設けられており、ケース51内に第1の通路53と
第2の通路54が形成されている。また、ケース51内
には、第1の通路53に空気を送風する第1のファン5
5と、第2の通路54内に空気を送風する第2のファン
56が設けられている。両ファン55、56はファンの
周縁部から吸入した空気を径方向に送風するファン、つ
まり、前向き羽根を有する多翼ファン(シロッコファ
ン)から構成されている。なお、両ファン55、56は
一つの駆動モータ57により回転されるようになってい
る。
【0003】また、送風機ケース51には、空気吸入口
として内気吸入口58、59、および外気吸入口60が
開口されている。各吸入口の風量割合は、回動式ダンパ
61、62の回動量により調節されるようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような車両用空調装置50においては、内外気を吸入し
ようとすると、内気吸入口と外気吸入口を別々に開口す
る必要がある。すなわち最低2つの吸入口を開口する必
要があるため構造が複雑化するおそれがある。また、た
とえば図2に示すように吸入口59からのみ内気を吸入
しようとすると、第1のファン55へ至る通路は矢印で
示したような迂遠な通路となるため圧損が増大し、結果
的に通路53、54間の風量バランスが損なわれ、所望
の吹き出し温度、吹き出し風量が得られなくなるおそれ
がある。また、ケース51ひいては装置の大型化を招く
おそれがある。
【0005】本発明の課題は、装置の小型化、構造の簡
素化を達成しつつ、第1、第2の通路内に空気をバラン
スよく送風することのできる車両用空調装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の車両用空調装置は、空気吸入口から吸入さ
れた空気が通過する空気通路内を第1の通路と第2の通
路とに区画し、前記各通路内にそれぞれ空気を送風する
第1のファンと第2のファンを設けた車両用空調装置に
おいて、前記空気吸入口の下流に第1のファンと第2の
ファンを同軸上に空気吸入方向の上流からこの順に配設
し、かつ、前記第1のファンを周縁部から吸入した空気
を径方向に送風するファン、前記第2のファンを中央部
から吸入した空気を径方向に送風するファンから構成す
るとともに、前記第1のファンの中央部を挿通し第2の
ファンの中央部に空気を供給するダクトを設けたことを
特徴とするものからなる。
【0007】上記ダクトは、外気吸入路または内気吸入
路に構成することができる。たとえばダクトの空気吸入
口部を車室外に開口すればダクトを外気吸入路として、
一方ダクトの空気吸入口部を車室内に開口すればダクト
を内気吸入路として構成することができる。
【0008】上記のような車両用空調装置においては、
空気吸入口から流入された空気は通風方向に対して上流
側の第1のファンの周縁部から吸入され、該第1のファ
ンの径方向に送風され第1の通路内へと流入する。一
方、第1のファンの中央部を挿通するダクト内に流入さ
れた空気は第2のファンの中央部に供給され、該第2の
ファンの径方向に送風され第2の通路内へと流入する。
したがって、送風機ケースに一つの空気吸入口を開口す
るだけの簡素な構造で、しかも、従来装置のような迂遠
な通路を形成することなく吸入空気の圧損を低減しつ
つ、両ファンに空気を供給することができるので、第1
の通路および第2の通路に対して空気をバランスよく送
風することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の車両用空調装置の
望ましい実施の形態について、図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の一実施態様に係る車両用空調装置
を示している。図において、1は車両用空調装置を示し
ている。車両用空調装置1は、送風機ケース2を有して
おり、該ケース2には、車室内の空気(内気)を吸入す
る空気吸入口3が開口されている。送風機ケース2内に
は空気通路4が設けられており、該空気通路4は仕切壁
5により第1の通路6と第2の通路7とに区画されてい
る。
【0010】送風気ケース2内には、第1のファン8と
第2のファン9とが設けられている。該ファン8、9
は、同軸上に空気吸入方向の上流からこの順に、つま
り、空気吸入口3側に第1のファン8が設けられてお
り、第1のファン8の下流に第2のファン9が設けられ
ている。また、空気吸入口3はファン8、9の軸線10
の延長上に開口されている。
【0011】第1のファン8は、該ファン8の周縁部か
ら吸入した空気を径方向に送風するファン、つまり、前
向き羽根を有する多翼ファン(シロッコファン)から構
成されている。一方、第2のファン9は、該ファン9の
中央部から吸入した空気を径方向に送風するファン、つ
まり後向き羽根を有する遠心ファンから構成されてい
る。第1のファン8の径方向に送風された空気は第1の
通路6内に流入し、第2のファン9の径方向に送風され
た空気は第2の通路7内に流入するようになっている。
なお、本実施態様においては、ファン8、ファン9は一
体に構成されているが、別体に構成することも可能であ
る。ファン8、ファン9は、一つの駆動モータ11によ
り回転されるようになっている。
【0012】第1のファン8の中央には、ダクト12が
挿入されている。ダクト12の一端13は外部に開口さ
れており、他端14は第2のファン9の中央部に開口さ
れている。ダクト12の一端13から吸入された空気
(外気)はダクト12内を通過し第2のファンの中央部
に供給されるようになっている。
【0013】なお、本実施態様においては、ダクト12
を外気吸入路(車両の外部やエンジンルーム内からの吸
入路)に構成し、空気吸入口3を内気吸入口に構成して
いるがこれに限定されるものではない。ダクト12の一
端13を車室内に開口すればダクト12を内気吸入路に
構成することもできる。この場合、空気吸入口3は外気
吸入口に構成することができる。また、ダクト12の一
端13の上流側および空気吸入口3の上流側に内外気切
換機構を設ければ、それぞれのファン8、ファン9に内
外気を吸入するようにすることもできる。
【0014】本実施態様においては、空気吸入口3から
吸入された空気は、第1のファン8の周縁部から吸入さ
れファン8の径方向に送風され第1の通路6内へ流入す
る。一方、ダクト12の一端13から吸入された空気は
他端14から吹き出され第2のファン9の中央部に供給
されファン9の径方向に送風され第2の通路7内へ流入
する。したがって、送風機ケース2に一つの空気吸入口
3を開口するだけの簡素な構造で、従来装置(図2)の
ような迂遠な通路を形成することなく圧損を低減しつつ
両ファン8、9に空気を供給することができるので、両
通路6、7に対して空気をバランスよく送風することが
できる。また、従来装置に比べ、吸入空気がファン8、
9に至る通路スペースを縮小することができるので、装
置の小型化を達成できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車両用空調
装置によるときは、従来装置のような迂遠な通路を形成
することなく圧損を低減し、第1の通路および第2の通
路に対して空気をバランスよく送風することができるの
で、容易に所望の吹き出し温度、吹き出し風量を得るこ
とができる。また、装置の小型化、構造の簡素化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様に係る車両用空調装置の概
略構成図である。
【図2】従来の車両用空調装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 車両用空調装置 2 送風機ケース 3 空気吸入口 4 空気通路 5 仕切壁 6 第1の通路 7 第2の通路 8 第1のファン 9 第2のファン 10 軸線 11 駆動モータ 12 ダクト 13 一端 14 他端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H032 NA02 3H033 AA02 AA18 BB02 BB06 BB20 CC01 CC03 DD01 DD06 DD30 EE00 3H034 AA02 AA18 BB02 BB06 BB20 CC01 CC03 DD02 DD12 DD16 DD20 DD27 DD30 EE12 3L011 BF00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸入口から吸入された空気が通過す
    る空気通路内を第1の通路と第2の通路とに区画し、前
    記各通路内にそれぞれ空気を送風する第1のファンと第
    2のファンを設けた車両用空調装置において、前記空気
    吸入口の下流に第1のファンと第2のファンを同軸上に
    空気吸入方向の上流からこの順に配設し、かつ、前記第
    1のファンを周縁部から吸入した空気を径方向に送風す
    るファン、前記第2のファンを中央部から吸入した空気
    を径方向に送風するファンから構成するとともに、前記
    第1のファンの中央部を挿通し第2のファンの中央部に
    空気を供給するダクトを設けたことを特徴とする車両用
    空調装置。
  2. 【請求項2】 前記ダクトが外気吸入路または内気吸入
    路からなる、請求項1の車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記第1のファンと第2のファンが一体
    化されている、請求項1または2の車両用空調装置。
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