JP2001140239A - 緑化護岸用ロール状植生体 - Google Patents

緑化護岸用ロール状植生体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 護岸と草木の育成に好適であり、自然環境の
改善に有効である。強度性が高いので流速の異なる種々
の場所に設置することができるし、軽量なので運搬性や
施工性に優れており、設置費用も大幅に低減することが
できる。 【解決手段】 緑化護岸用ロール状植生体1を構成する
ロール体2は、草本植物の茎を面状に編成したシート3
を芯材6と共に巻回することにより形成してある。シー
ト3の一側面3Aには種子、肥料、改良剤等からなる植
生基材5が貼着してある。ロール体2の外周にはネット
7が被装してあり、植生基材5を内包し、外側が植物製
または金属製のネット7で覆われた緑化護岸用ロール状
植生体1が構成される。緑化護岸用ロール状植生体1は
アンカーロッド等の長尺支持体により河岸や湖岸に定着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川や湖沼の緑化
及び護岸に用いて好適な緑化護岸用ロール状植生体に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、河川や湖沼の護岸手段としては、
多数のコンクリートブロックを堤防上部から浸水部にか
けて列設する工法が行なわれているが、緑化と護岸を同
時に図る手段としては列設した多数本の丸太の間に柳の
木を植設する工法や、袋に土、種子及び肥料を充填した
植生土嚢を水辺に沿って多数列設する工法が行なわれて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
技術のうちコンクリートブロックを列設する工法は、隣
接するコンクリートブロック間の隙間から植物を成育さ
せるので、コンクリートブロックが露出した状態のまま
であることから自然の景観を損なうという問題点があ
る。このため、コンクリートブロックの上に盛土して草
木を植設する工事や、コンクリートブロックの上に多孔
ブロックを設置して種子及び肥料を吹き付ける工事が必
要になり、作業性、経済性に劣るという欠点もある。ま
た、列設した丸太間に樹木を植栽する工法は多数本の丸
太を組み付ける作業に多くの時間と労力を要するし、あ
る程度背丈のある木にしか適さないという欠点がある。
【0004】更に、植生土嚢工法は多数の植生土嚢を必
要とすることや、土嚢は重量物であることから施工に多
大な労力を必要とするし、正確に土嚢を積まないと崩れ
てしまうという欠点や、土嚢が破れて土壌や種子等が流
出する恐れもあるという欠点がある。
【0005】本発明は上述した従来技術の諸欠点や問題
点に鑑みなされたもので、強度性に優れているので流速
の異なる種々の河川に対応できるし、植生基材を予め内
包してあるので移植の手間を省くことができるので作業
の省力化を図ることもでき、草木が成育するのに好適で
あることから自然環境の改善に有効であり、また軽量な
ので作業性に優れており、施工費も低減することができ
る緑化護岸用ロール状植生体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために構成された本発明の手段は、草本植物の茎、植物
繊維又は合成繊維の1種以上から成形してなるシート
を、少なくとも種子又は根茎からなる植生基材を内包し
た状態で巻回することによりロール体に形成し、かつ植
物繊維製又は金属製ネットを該ロール体に一体に巻き込
むか、該ロール体の外側に被装したものからなる。
【0007】そして、前記ロール体の内部に、芯材を巻
き込んだ構成にするとよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳述する。図1乃至図4は第1の実施の形態を
示す。図において、1は緑化護岸用ロール状植生体を示
す。2は該緑化護岸用ロール状植生体1(以下ロール状
植生体1という。)を構成するロール体で、該ロール体
2は例えば草本植物である葦、茅、稲、麦等の茎を材料
に用いて幅約100cm、長さ約800〜1500cm
の長方形に編成したシート3を巻回し、直径約30〜5
0cmの円柱体に形成し、外周を藁縄や針金等4、4、
・・・で結束したものからなる。なお、ロール体2は後
述するネット7により円柱体の形状に保持できるので、
ロール体2自体は必ずしも藁縄や針金等4で結束しなく
てもよい。
【0009】5はロール体2に内包する植生基材を示
し、該植生基材5はロール体2の外周寄りに位置するよ
うに、前記シート3の一側面3A(巻回する場合の内側
面)の巻き込み方向先端側に略均等に貼着してある。こ
こで、該植生基材5は少なくとも種子或は根茎、肥料及
び改良剤から構成してある。種子には、例えばヨシ、ガ
マ、マコモ、シーサイドベント等がある。根茎には、例
えばキショウブ、ガマ、クワイ等がある。肥料には、有
機肥料、化学肥料、根酸によって溶解する溶性肥料等の
単体或はこれらを混合したものがある。改良剤には、公
知の土壌改良剤の他、例えば炭、ゼオライト、セラミッ
クス、ネニサンソ、パーライト等の水質浄化剤、更には
例えば炭、ゼオライト等の微生物増殖材を用いることが
できる。そして、これら種子及び/又は根茎、肥料、改
良剤を適宜量混合したものをシート3の一側面3Aに塗
布又は塗着した酢酸ビニルの接着層に付着させることに
より貼着してある。
【0010】6はシート3を巻回して形成したロール体
2の略中心に巻き込んだ中実の丸太からなる芯材を示
す。該芯材6はシート3の一端側に配置してシート3を
巻き込むことにより挿装してある。このように芯材6を
用いることにより、ロール状植生体1の強度性を高める
ことができるので、水の流れが速い河岸等に設置するの
に適している。また、シート3は巻き数を減らすことが
できるからそのサイズを小さくすることができ、材料費
を低減できると共に製作時間も短縮できる。
【0011】なお、芯材としては中実の丸太に替えて腐
食性、分解性の材料、例えば紙筒からなる中空筒状の芯
材を用いてもよい。この場合にはロール状植生体1の軽
量化を図ることができるし、腐食或は分解した後も空間
は生物の棲息空間として機能することができる。
【0012】更には、中実或は中空の芯材に替えて、柳
の枝、ヨシの茎等の1本から複数本を芯材として用いて
もよく、こうすることにより材料費を大幅に低減できる
し、生物の棲息に好適の空間を提供することができる。
【0013】7は前記ロール体2の外周に被装したネッ
トを示す。該ネット7は植物繊維製網や金網或はエキス
パンドメタル等の網様体をシート3より長さ方向寸法を
短く設定して形成したものからなっており、ロール体2
の外周に巻装してネット7の先端7A、7B同士を針金
等により締結することにより被装してある。このように
構成することにより、ロール体2自体の外周を結束する
のを省略できるし、シート3に対してネット7は小型サ
イズで足りるという利点や、シート3の巻回作業が容易
であるという利点がある。しかも、ロール体2を流木や
石等から保護することができる。
【0014】次に、上記の構成からなるロール状植生体
1を河岸や湖岸に設置する工法について説明する。先
ず、河岸或は湖岸の地形、傾斜度、水深、水の流れ方
向、流速等に応じて設置するロール状植生体1のロール
径及び本数を選定する。複数本のロール状植生体1、
1、・・を設置する場合には、藁縄や針金等の結束線材
8、8で結束して一体化する。これを図3に示すように
河岸等の水辺に沿って縦方向或は横方向に配置し、金属
棒からなる複数本のアンカーロッド9、9、・・・をロ
ール状植生体1の上方から地盤Gに打ち込むことにより
固定する。この場合、各アンカーロッド9はロール体2
とネット7との間に挿通してロール状植生体1に係合さ
せればよく、ロール体2自体に挿通したり支持体に締結
線材により結束する必要がないから、作業が容易である
し、作業効率に優れている。
【0015】本実施の形態によれば、ロール状植生体1
はシート3を巻回して構成してあるので保水性に富むこ
とから草木の成育に好適であるし、無数の空隙が形成さ
れているので種子、肥料、改良剤の保持能力も高く、し
かも水流によって流出するのを可及的に防止できる。更
に、繊維質であるので草木の成育する間に腐食すること
はないが、長期的には腐食することにより草木の有機質
肥料として有効に利用できる。
【0016】更に、ロール体2の外周はネット7で覆っ
てあるから強度性が高く、水流の激しい河岸等に設置す
ることもできる。また、連結金具や締結線材を用いて複
数のロール体2、2、・・・のネット7同士を連結する
ことにより、ロール状植生体1は軸方向に列設したり、
2列に互い違いに列設するといった設置の仕方が可能で
あり、設置上の自由度がある。
【0017】次に、図5以下に他の実施の形態を示す。
なお、以下の実施の形態において第1の実施の形態の構
成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して援用
し、その説明を省略する。図5及び図6は第2の実施の
形態に係る緑化護岸用ロール状植生体を示し、該ロール
状植生体11の特徴とするところは、シート3の一側面
3Aの全面に略均等に植生基材5を貼着し、他側面3B
(巻回する場合の外側面)にシート3と略同形のネット
12を衝合してシート3と一体に巻回することによりロ
ール体2に巻き込み、ネット12の先端12Aとシート
3から露出したネット12部分とを針金等の締結線材1
3、13、・・・により適宜の間隔で結束した構成にし
たことにある。
【0018】本実施の形態によれば、ネット12はシー
ト3と一体に巻回してあるからロール体2は強度性が高
く、水流の激しい河岸等に設置することができる。従っ
て、芯材6は挿装するのを省略した構成にしてある。な
お、ネット12は上記構成に換えてシート3の一側面3
Aに衝合して一体に巻回してもよい。この場合には、ロ
ール体2は外周に藁縄や針金等の締結線材を巻着して締
結するか、締結線材を用いずにシート3の先端縁3Cを
シート3自体に縫着してもよい。
【0019】図7は上述したロール状植生体1(11)
の他の設置工法を示す。該工法の特徴とするところは、
水際の地盤Gに少なくとも一対の支持杭21、21を立
設し、該支持杭21、21にロール状植生体1、1、・
・・を締結線材22、22で固定したことにある。な
お、水圧に抗することができるように、複数本のロール
状植生体1、1、・・・は結束線材23、23により一
体に締結しておくとよい。この工法は、地盤Gの地質が
アンカーロッド9が利かない砂地のような場所に好適で
あるし、多数本のロール状植生体1、1、・・・を支持
するためにより強度性が必要な場合に好適である。
【0020】図8及び図9は第3の実施の形態に係る緑
化護岸用ロール状植生体を示す。該ロール状植生体31
の特徴とするところは、ロール体2の略中心に中空の芯
材32を挿装し、該芯材32の中空部にワイヤ、ロープ
等からなる長尺支持索33を軸方向に挿通したことにあ
る。このように構成したロール状植生体31は適宜の長
さの長尺支持索33を用いることにより、複数本のロー
ル状植生体31を軸方向に一連に連結することが容易で
ある。そして、水際に沿って地盤に立設した少なくとも
一対の支柱34、34間に長尺支持索33の両端側33
A、33Aを係止するすることにより、長尺支持索33
の長さに応じた本数のロール状植生体31を設置するこ
とができる。この場合、隣接するロール状植生体31、
31同士のネット7、7を線材や金具により連結するこ
とにより、複数のロール状植生体31、31、・・・全
体の強度性を高めることができる。
【0021】なお、長尺支持索33の両端側33A、3
3Aは各支柱34に係合してから結束してもよいし、芯
材32に挿通した後リング状に形成しておいてもよい。
【0022】次に、図10及び図11はロール状植生体
1、1の他の設置工法を示す。図において41、41は
ロール状植生体1、1を支持する一対の長尺支持体で、
該各長尺支持体41は丸太からなり、軸方向にアンカー
挿通穴42Aが穿設してある支持杭42と、該支持杭4
2の上面42Bから軸方向に穿設した植生用凹陥部43
と、アンカー挿通穴42Aに交差するように支持杭42
の径方向に貫通して穿設した通水穴44と、アンカー挿
通穴42Aに挿通されて支持杭42の下方に突出する金
属棒からなるアンカー45とから構成してある。
【0023】上述の構成からなる長尺支持体41はアン
カー45を地盤Gに打ち込み、支持杭42は通水穴44
が水面Lより下方に位置した状態にすることによって、
ロール状植生体1、1を支持すると共に、植生用凹陥部
43に充填した植生基材5が通水穴44から水が補給さ
れて草木が成育することにより、ロール状植生体1のみ
ならず長尺支持体41、41によっても河岸や湖岸の緑
化を図ることができる。なお、植生基材5は腐食性の袋
に充填した状態で植生用凹陥部43に収納するとよい。
【0024】なお、長尺支持体は上記実施の形態におけ
るアンカー45は用いずに、丸太のみを用い、丸太の上
側に植生用凹陥部を、下側に円錐状の打ち込み部を夫々
形成した構成にしてもよいものである。
【0025】なお、本発明の緑化護岸用ロール状植生体
1、11、31を構成するシート3の材料には、草本植
物の他に植物繊維や合成繊維を用いることができる。植
物繊維としては椰子殻繊維、麻繊維があり、これら植物
繊維を編成してシートに形成したもの、或は接着剤によ
り繊維を不織布状やヘチマ状に一体化してシートに形成
したものを用いることができる。また、合成繊維として
はポリプロピレン、ポリエチレン、レーヨン、塩化ビニ
ル等があり、これら合成繊維を編成してシートに形成し
たものを用いることができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は以上詳述した如く構成したか
ら、下記の諸効果を奏する。 (1)緑化護岸用ロール状植生体の構成材料は、草本植
物の茎、植物繊維又は合成繊維、種子又は根茎、肥料及
び改良剤からなる植生基材、及びネットからなり、極め
て軽量であるので運搬性及び施工性に優れている。 (2)シートの材料に用いる草本植物の茎は通常廃棄処
分されるものであるから、緑化護岸用ロール状植生体は
従来技術と比較して極めて安価に製作できる。 (3)ロール体の巻き込み製作時に種子、肥料、改良剤
からなる植生基材を内包しておくので、現場で草木を移
植するといった手間を省くことができ、施工性に優れて
いる。 (4)植物繊維を構成材料に用いた場合は、経年腐食し
て自然分解するので、自然環境を汚染することがない
し、成育している草木の有機肥料として利用される利点
がある。 (5)緑化護岸用ロール状植生体は、ネットをシートと
共に巻回してロール体に一体化するか、或はロール体の
外周に被装した構成にしたから、流木、石、水圧に対す
る強度性が高く、ロール体の構成資材を保護することが
できる。 (6)緑化護岸用ロール状植生体は、外周側のネットに
長尺支持体を係合させることにより地盤に定着すること
ができ、従来技術のようにロール体に挿通したり締結線
材で支持体に結束する必要がないから、設置時の作業性
に優れている。 (7)列設するロール状植生体は針金等の連結手段によ
りネットを互いに係止することにより、ロール状植生体
同士は連結することができるから、河岸や湖岸の地形に
応じて多様な形に設置できる自由度があるし、設置のた
めの作業性に優れており、また連結したロール状植生体
全体が高い強度性を持つことができる。 (8)ロール体に芯材を挿装することにより強度性に優
れた緑化護岸用ロール状植生体にできるから、水流の激
しい水際に設置するのに好適である。また、中空芯材を
使用した場合には生物の棲息空間を提供したり、設置用
の尺支持索を挿通できるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図4は本発明の第1の実施の形態に係
る緑化護岸用ロール状植生体とその施工法に係り、図1
は緑化護岸用ロール状植生体の構成部材を示す展開図で
ある。
【図2】ロール体にネットを被装する途中段階を示す緑
化護岸用ロール状植生体の外観斜視図である。
【図3】アンカーロッドにより河岸に緑化護岸用ロール
状植生体を設置する工法の説明図である。
【図4】図3に示す河岸・湖岸に設置した緑化護岸用ロ
ール状植生体の背面図である。
【図5】図5及び図6は第2の実施の形態に係り、図5
は緑化護岸用ロール状植生体の構成部材を示す展開図で
ある。
【図6】緑化護岸用ロール状植生体の外観斜視図であ
る。
【図7】緑化護岸用ロール状植生体の施工法を示す説明
図である。
【図8】図8及び図9は第3の実施の形態に係り、図8
は緑化護岸用ロール状植生体の全体構成を示す外観斜視
図である。
【図9】緑化護岸用ロール状植生体の施工法を示す説明
図である。
【図10】図10及び図11は緑化護岸用ロール状植生
体の他の施工法を係り、図10は緑化護岸用ロール状植
生体を施工した状態の説明図である。
【図11】緑化護岸用ロール状植生体を支持する長尺支
持体の長尺支持体の縦断面図である。
【符号の説明】
1、11、31 緑化護岸用ロール状植生体 2、 ロール体 3 シート 5 植生基材 6、32 芯材 7、12 ネット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 草本植物の茎、植物繊維又は合成繊維の
    1種以上から成形してなるシートを、少なくとも種子又
    は根茎からなる植生基材を内包した状態で巻回すること
    によりロール体に形成し、かつ植物繊維製又は金属製ネ
    ットを該ロール体に一体に巻き込むか、該ロール体の外
    側に被装してなる緑化護岸用ロール状植生体。
  2. 【請求項2】 前記ロール体は内部に芯材を巻き込んで
    あることを特徴とする請求項1記載の緑化護岸用ロール
    状植生体。
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