JP2001140114A - レインコート - Google Patents

レインコート

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JP2001140114A
JP2001140114A JP31864199A JP31864199A JP2001140114A JP 2001140114 A JP2001140114 A JP 2001140114A JP 31864199 A JP31864199 A JP 31864199A JP 31864199 A JP31864199 A JP 31864199A JP 2001140114 A JP2001140114 A JP 2001140114A
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JP
Japan
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sleeve
sleeve part
raincoat
short
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JP31864199A
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English (en)
Inventor
Koichi Kaji
功一 鍛冶
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KAJI SANGYO KK
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KAJI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、雨天時に手元の正確さが要求され
るスポーツや作業を行う場合においても、不都合がなく
快適に行動することができるレインコートを提供するこ
とにある。 【解決手段】 身頃部1に連成する半袖部3に、長袖と
なる袖部品4を着脱手段5を介して取付けていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨天時のスポーツ
や作業の際に着用するレインコートに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ等のスポーツを行うときや屋外で
作業をする際には、通常、天候が思わしくない場合でも
決行されることが多いものであった。このことから、前
記のような状況下、例えば、雨天時においては雨避けの
ためのレインコートが一般的に着用されており、このレ
インコートは、おもにナイロン素材やポリエステルなど
の軽量で且つ防水性に優れた素材で形成してあるため、
雨天時でも快適に行動できるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなレインコートは、降りかかった雨の浸入は防げる
が、該レインコートを形成する生地が大変薄いものであ
ったから、レインコートが雨に濡れた際には身体に張り
付くような状態となり、特にゴルフなどの手元の正確さ
が要求されるスポーツにおいては、スイング中に腕にレ
インコートの袖部品が纏わりつくように張り付き、不快
さが伴うとともに手元が狂う恐れがあったため、不都合
が生じる問題点があった。
【0004】本発明は、雨天時に手元の正確さが要求さ
れるスポーツや作業を行う場合においても、不都合がな
く快適に行動することができるレインコートを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明は、身頃部に連成
する半袖部に、長袖となる袖部品を着脱手段を介して取
付けてあることを特徴とする。
【0006】ここで、袖部品は半袖部の袖口周縁の内
側、又は外側のどちらに取付けてもよい。また、袖部品
は身頃部及び半袖部と同一素材及び色合いで構成される
ことが望ましいが、必ずしもこれに限定されるものでは
ない。さらに、着脱手段とは、袖部品を半袖部から容易
に取付けたり、あるいは取外しができればよく、例え
ば、ホックとホック受部との嵌着によるものや、あるい
は、袖部品と半袖部の互いの対向面にそれぞれ面ファス
ナーを備えたものや、スライドファスナーにより開け閉
めするものでもよい。
【0007】このように形成すると、雨天時に屋外でス
ポーツや作業を行う際に、使用状況に応じてレインコー
トの半袖部から袖部品を着脱できるから、例えば、ゴル
フのような手元の正確さが求められるスポーツを雨天時
に行う際には、前記袖部品を取外せば、使用者の身体を
雨から保護しながら、手元に濡れた袖部品が纏わりつか
ない状態で快適に行動することが可能となる。
【0008】本発明のうち請求項2記載の発明は、身頃
部に連成する半袖部の袖口内面側に、奥行き側の一端を
全周に亘って固着した環状の内片を設けて二重構造をな
す水止部を形成し、この二重構造の水止部内で長袖とな
る袖部品を着脱手段を介して取付けているので、袖部品
の着脱が容易に行えるのは勿論、袖部品側から流れ込む
ような雨水においても、前記水止部により遮られてレイ
ンコート内への雨水の浸入が阻止されるから、一層の半
袖部と袖部品との取付箇所における防水効果が得られる
こととなる。
【0009】本発明のうち請求項3記載の発明は、長袖
となる袖部品の上端を全周に亘って外側に折り返えす折
返し片を設け、該折返し片と身頃部に連成する半袖部と
を着脱手段を介して取付けていることから、袖部品側か
ら滴ってきた雨水が前記折返し片の谷折部分によって遮
られ、レインコート内への雨水の浸入が確実に防がれる
ので、一層簡単な構造で、袖部品の着脱を容易に行える
とともに、半袖部と袖部品との取付箇所における防水効
果を高めることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のレインコートについて、
第1実施形態を図1乃至図2に基づいて詳細に説明す
る。符号1は、本実施形態のレインコートを構成する身
頃部を示しており、この身頃部1は、上部側の開放口6
に縫合される襟部2と、該身頃部1の左右にそれぞれ縫
合される半袖部3とからなっている。また、符号4は袖
部品であり、前記半袖部3との取付側端縁に着脱手段5
を介して備えてあり、この着脱手段5により身頃部1か
らの取付けと取外しが自在に行える構成となっている。
【0011】前記着脱手段5は、図2に示すように、袖
部品4における前記半袖部3との取付側端縁に沿って複
数のホック7が間隔をあけた位置にかしめてあり、一
方、半袖部3における袖部品4との取付側端縁に沿って
は、前記各ホック7と嵌着可能な複数のホック受部8が
各ホック7と対応する位置にそれぞれ固着してあり、前
記ホック7とホック受部8との嵌脱を行うことで、袖部
品4が身頃部1から容易に取付けあるいは取外しでき
る。さらに、前記各ホック7は、連結凸部9が外向きに
突出する状態で袖部品4の生地にかしめてあるととも
に、前記ホック受部8は、ホック7の連結凸部9の突出
する向きに対応して、凹部10を内向きに向けて半袖部
3における袖部品4との取付け側端縁の生地に固着して
あるから、これにより、袖部品4を半袖部3にホック7
とホック受部8との嵌着によって取付けた際には、半袖
部3の袖部品4取付側端縁の生地が袖部品4に覆い被さ
るように取り付けられ、身頃部1ならびに半袖部3に降
りかかった雨水が袖部品4の方に滴り落ちても、半袖部
3と袖部品4との取付箇所の隙間に雨水が入り込まない
構造となっている。
【0012】前記身頃部1ならびに袖部品4を形成して
いる生地は、特に限定はしないが、ビニル樹脂やポリエ
ステル樹脂などの非透水性素材が用いられており、これ
らの素材は、使用者がレインコートを着用した際に、該
レインコート内への雨の浸入を防ぐとともに非常に軽量
でもあるから、着用感が良好であり、且つスポーツや作
業時に使用者に負担をかけない特性を有している。さら
に、身頃部1を構成する半袖部3及び襟部2の各縫合箇
所には、それぞれ裏面側からシームテープ(図示省略)
が貼られており、前記非透水性素材の防水性と相俟って
レインコートの防水効果をより一層向上させている。
【0013】また、前記着脱手段5は、ホック7とホッ
ク受部8との嵌着によるものに限らず、スライドファス
ナーや面ファスナーなどを使用してもよく、袖部品4と
半袖部3との取付けが容易にできるとともに、レインコ
ートの着用時に使用者に違和感を与えないものであれば
よい。また、前記ホック7とホック受部8のうち、それ
ぞれ任意の一箇所を他のものと変えてもよく、これによ
り、袖部品4が半袖部3に一定の方向を保って確実に取
り付けることが可能となる。
【0014】また、図3及び図4に示すレインコート
は、本発明の第2実施形態であり、前記第1実施形態と
相違するところは、半袖部11の袖口の内面側に沿って
非透水性素材で形成した内片17を重ね、該半袖部11
を二重構造に形成するとともに、半袖部11の袖口より
僅かに奥行き側(反袖口側)にある内片17の一端縁を
半袖部11に縫着し、半袖部11の袖口全周に亘って水
止部20を形成してある点にある。さらに、前記内片1
7には、間隔をあけて適数のホック受部14が凹部16
を外向きにして固着されている。一方、袖部品12にお
ける半袖部11との取付側端縁には、前記ホック受部1
4との嵌着が可能なホック13が、連結凸部15を内向
きに突出して前記各ホック受部14と対応する箇所に複
数かしめてあり、ホック13とホック受部14とを嵌着
することで、袖部品4の上端縁側が水止部20内に収ま
る状態で取り付けられている。
【0015】上記のように袖部品12と半袖部11との
着脱手段5を形成すると、レインコートの着用時に、上
記第1実施形態同様、使用状況に応じて袖部品12を着
脱できることは勿論、袖部品12を取付けてある場合
に、身頃部19あるいは半袖部11に降りかかった雨水
が袖部品12にまで滴り落ちても、半袖部11が袖部品
12に覆い被さった状態で取付けてあるから、取付箇所
の隙間に雨水が浸入せず、しかも、使用者が腕を振り上
げた際などに、前記状況とは反対に袖部品12から半袖
部11にかけて雨水が滴り落ちても、水止部20によっ
て遮られるから、半袖部11と袖部品12との取付け箇
所からレインコート内への雨水の浸入が防がれる。
【0016】さらに、図5及び図6に示すレインコート
は、本実施形態の第3実施形態であり、袖部品22の上
部側の生地が外側に折り返されて谷折部29を有する折
返し片25が形成されている。この折返し片25には適
数のホック26が折返し片25の周方向に間隔をあけて
取付けてあり、一方、半袖部23側は、袖口の周縁に沿
ってホック受部27を固着してあるから、袖部品22が
嵌着自在に半袖部23から取付けあるいは取外しができ
る構成をなしている。このように形成することにより、
袖部品22の着脱を容易に行えるとともに、袖部品22
から滴り落ちた雨水が折返し片25の谷折部29に遮ら
れ、遮られた雨水が該谷折部29に沿って雨水が下方に
流れ落ちていくから、一層簡単な構造で半袖部23と袖
部品22との取付箇所からレインコート内への雨水の浸
入を防ぐことが可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明のレインコートによれば、使用状
況に応じて袖部品を容易に取付けたり、あるいは取外す
ことができるから、使用者の身体に降りかかる雨を避け
ることは勿論、雨天時のスポーツや作業を不都合なく快
適に行うことが可能である。
【0018】また、半袖部に袖部品を取り付けた状態に
おいても、取付箇所からのレインコート内への雨水の浸
入を確実に防ぐことができ、更に寒暖に対応して袖部品
の着脱も出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のレインコートを示す正
面図である。
【図2】図1のAを示す要部を拡大した正面図である。
【図3】本発明の第2実施形態のレインコートを示す正
面図である。
【図4】図3のBを示す要部を拡大した一部切欠正面図
である。
【図5】本発明の第3実施形態のレインコートを示す正
面図である。
【図6】図5のCを示す要部を拡大した正面図である。
【符号の説明】
1,19 身頃部 3,11,23 半袖部 4,12,22 袖部品 5,21,24 着脱手段 17 内片 20 水止部 25 折返し片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 身頃部(1)に連成する半袖部(3)
    に、長袖となる袖部品(4)を着脱手段(5)を介して
    取付けていることを特徴とするレインコート。
  2. 【請求項2】 身頃部(1)に連成する半袖部(3)の
    袖口内面側に、奥行き側の一端を全周に亘って固着した
    環状の内片(17)を設けて二重構造をなす水止部(2
    0)を形成し、この二重構造の水止部(20)内で長袖
    となる袖部品(4)を着脱手段(5)を介して取付けて
    いることを特徴とするレインコート。
  3. 【請求項3】 長袖となる袖部品(4)の上端を全周に
    亘って外側に折り返えす折返し片(25)を設け、該折
    返し片(25)と身頃部(1)に連成する半袖部(3)
    とを着脱手段(5)を介して取付けていることを特徴と
    するレインコート。
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