JP3224100U - 衣服 - Google Patents

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田島 和彦
和彦 田島
佐藤 健
健 佐藤
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田島 和彦
和彦 田島
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Abstract

【課題】ミシン止め等の手間を掛けることなく、サイズ調整が可能な衣服を提供する。【解決手段】衣服は、身頃本体と、該身頃本体に連続されて着用者の各腕部を覆う筒状の袖部23R、23Lと、身頃本体に連続されて着用者の各脚部を覆う筒状の裾部32R、32Lと、を備え、袖部23R、23L及び裾部32R、32Lの少なくとも一方は、筒方向の少なくとも一部20A〜20C、30A〜30Cが着脱可能に構成され、前記一部は、筒方向の長さが異なる複数から一つが選択されたものである。【選択図】図1

Description

本考案は、衣服に関する。
衣服は、体型が変わると窮屈になる場合がある。特に、子供は成長が早いため、スキー用ジャケットやズボン等、季節性がある衣服の場合には、子供の成長に合わせて衣服のサイズ調整をすることが望まれている。
着用者の体型に合わせてサイズ調整することが可能な衣服として、例えば、衣服の後身頃にプリーツを形成するとともに、このプリーツの合わせ目に沿ってミシン止めを行い、着用者の体型に合わせ、前記ミシン止めを外すことにより、前記プリーツを拡げることでサイズ調整をすることができるように構成された衣服が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3091535号
しかしながら、特許文献1に開示された従来の衣服は、着用者の体型に合わせて前記プリーツを拡げる際に、前記ミシン止めを外し、プリーツの合わせ目に沿って再びミシン止めを行う必要があり、手間がかかって面倒だった。
本考案の目的は、ミシン止め等の手間を掛けることなく、サイズ調整が可能な衣服を提供することにある。
上記目的は、以下の本考案によって解決される。
即ち、本考案は、身頃本体と、該身頃本体に連続されて着用者の各腕部を覆う筒状の袖部と、着用者の各脚部を覆う筒状の裾部と、を備えた衣服であって、前記袖部及び前記裾部の少なくとも一方は、筒方向の少なくとも一部が着脱可能に構成され、前記一部は、前記筒方向の長さが異なる複数から一つが選択されたものであることを特徴とする衣服である。
これによれば、着用者の体型に対応した一部を複数から選択し、選択した一部を含んだ袖部または裾部とすることで、袖部及び裾部の筒方向の寸法の調整ができる。また、袖部と裾部の筒方向の寸法が調整可能に構成されていることで、ミシン止め等の手間を掛けることなく、筒方向の寸法が調整されて着用者の体型に合った衣服を得ることができる。これにより、着用者の体型が変化したとしても、一つの衣服を長期に亘って着用し続けることができる。
また、袖部の一部が着脱可能に構成された場合、袖部は、身頃本体に連続された袖本体と、袖先を含む袖口部と、袖本体と袖口部との間に位置する一部と、を有し、袖本体と一部とを接続する第1接続部により、一部が袖本体に着脱可能に接続され、一部と袖口部とを接続する第2接続部により、袖口部が一部に着脱可能に接続されていることが好ましい。ここで、第1接続部により、一部が袖本体の裏面に着脱可能に接続され、第2接続部により、袖口部が一部の裏面に着脱可能に接続されている場合には、第1接続部や第2接続部が、露出しないように覆われて構成される。これによれば、前記一部が取外し可能な構成でありながらも、保温性を保ちつつ、特に降雪や雨天時にも防水性を保つことができるから、衣服を快適に着用することができる。
また、裾部の一部が着脱可能に構成された場合、裾部は、着用者の各脚部を覆う裾本体と、先端側の裾口部と、裾本体と裾口部との間に位置する一部と、を有し、裾本体と一部とを接続する第3接続部により、一部が裾本体に着脱可能に接続され、一部と裾口部とを接続する第4接続部により、裾口部が一部に着脱可能に接続されていることが好ましい。ここで、第3接続部により、一部が裾本体の裏面に着脱可能に接続され、第4接続部により、裾口部が一部の裏面に着脱可能に接続されている場合には、第3接続部や第4接続部が、露出しないように覆われて構成される。これによれば、前記一部が取外し可能な構成でありながらも、保温性を保ちつつ、特に降雪や雨天時にも防水性を保つことができるから、衣服を快適に着用することができる。
本考案によれば、ミシン止め等の手間を掛けることなく、筒方向の寸法が調整されて着用者の体型に合った衣服を得ることができ、着用者の体型が変化したとしても、一つの衣服を長期に亘って着用し続けることができる。
本考案の一実施形態にかかる衣服を示す平面図であって、(A)(B)(C)は、サイズ調整された衣服の一例を示す図である。 前記衣服の袖部をサイズ調整する際の手順を示す図である。 前記衣服の裾部をサイズ調整する際の手順を示す図である。 前記袖部の変形例を示す図であって、当該袖部をサイズ調整する際の手順を示す図である。 前記裾部の変形例を示す図であって、当該裾部をサイズ調整する際の手順を示す図である。
以下、本考案の一実施形態であるスキーウエア(衣服)を、図1〜5を参照して説明する。図1(A)(B)(C)は、本考案の一実施形態にかかるスキーウエア1(衣服)を示す平面図であって、一実施形態にかかるスキーウエア1A、1B、1Cは、ジャケット2の袖丈寸法を調整するために長さの異なる袖丈調整部(一部)20A、20B、20Cや、パンツ3の股下寸法を調整するために長さの異なる裾丈調整部30A、30B、30Cがそれぞれ付け替えられたものである。図1(A)(B)(C)は、袖丈調整部20A、20B、20Cや裾丈調整部30A、30B、30Cがそれぞれ付け替えられたものであり、(A)に示すスキーウエア1A(1)は、身長100cmT1のキッズ用であり、(B)に示すスキーウエア1B(1)は、身長110cmT2のキッズ用であり、(C)に示すスキーウエア1C(1)は、身長120cmT3のキッズ用である。図1に示されたスキーウエア1は、ジャケット2と、パンツ3と、を備えて構成されている。ここでいうパンツ3は、オーバーオールであってもよい。
ジャケット2は、図1(A)(B)(C)に示すように、着用者の前面側(腹部側)を覆う前身頃21と、着用者の背面側(背部側)を覆う後身頃(不図示)と、着用者の左右の腕部それぞれを覆う各袖部23R、23Lと、着用者の首部を覆う襟部24と、不図示のフード部と、を備えている。
前身頃21は、例えばポリエステル製の生地に透湿防水加工を施した外布aと、例えばメッシュ生地から成る通気性を有する内布bと、を有して構成されており、着用者の前面側の右半分を覆う右前身頃21Rと、着用者の前面側の左半分を覆う左前身頃21Lと、を備えている。このような前身頃21は、左右前身頃21Rがそれぞれ中心側(前面側)の側端部同士を係脱自在に連結できるように、開閉手段としてのスライドファスナー25が設けられている。
後身頃は、例えばポリエステル製の生地に透湿防水加工を施した外布と、例えばメッシュ生地から成る通気性を有する内布と、を有して構成されている。後身頃の右側端部が右前身頃21Rの右側端部210Rに縫着され、後身頃の左側端部が左前身頃21Lの左側端部210Lに縫着されている。
各袖部23R、23Lは、図1、2に示すように、例えばポリエステル製の生地に透湿防水加工を施した外布aと、例えばメッシュ生地から成る通気性を有する内布bと、を有して構成されており、図1、2に示すように、前身頃21及び後身頃に連続された袖本体230と、袖先23tを含む袖口部231と、袖本体230と袖口部231との間に着脱可能に接続されるとともにその筒長さ寸法(袖丈寸法)が異なる複数(実施形態では3個)の袖丈調整部20A、20B、20Cと、を備えている。
このような各袖部23R、23Lは、図1(A)(B)(C)に示すように、袖本体230及び袖口部231は同一形状のものであり、袖丈調整部20A、20B、20Cのみが、着用者の体型に合わせて付け替えられるように構成されている。以下では、図1(A)に示された袖丈調整部20Aを「基本袖丈調整部20A」と記し、図1(B)に示された袖丈調整部20Bを「1UP袖丈調整部20B」と記し、図1(C)に示された袖丈調整部20Cを「2UP袖丈調整部20C」と記す場合がある。また、基本袖丈調整部20A、1UP袖丈調整部20B及び2UP袖丈調整部20Cを総称して、「袖丈調整部20」と記す場合がある。即ち、各袖部23R、23Lは、袖本体230と、袖先23tを含む袖口部231と、基本袖丈調整部20A、1UP袖丈調整部20B及び、2UP袖丈調整部20Cと、を備えて構成されている。
さらに各袖部23R、23Lは、図2に示すように、袖本体230と各袖丈調整部20とを接続する第1スライドファスナー4(第1接続部)と、各袖丈調整部20と袖口部231とを接続する第2スライドファスナー5(第2接続部)と、を備えている。
第1スライドファスナー4は、互いに係合可能な一対のエレメント40A、40Bと、一対のエレメント40A、40Bを係合及び係合解除可能なスライダー(不図示)と、を備えている。第1スライドファスナー4にあって、一対のエレメント40A、40Bのうち一方40Aは、袖本体230の後述する第1固定位置に周方向の略全周に亘って設けられ、他方40Bは、袖丈調整部20A、20B、20Cの各端部に周方向の略全周に亘って設けられている。
第1スライドファスナー4は、内布bにあって、袖本体230の先端から所定寸法だけ基端側(袖ぐり側)にある第1固定位置と袖丈調整部20A、20B、20Cの各端部とを接続可能にするように袖本体230及び袖丈調整部20A、20B、20Cに縫着されている。即ち、第1スライドファスナー4(第1接続部)により、袖丈調整部20が袖本体230の裏面に着脱可能に接続されている。以下では、袖本体230の第1固定位置より先端側を「第1カバー部232」と記す場合がある。即ち、第1スライドファスナー4は、一対のエレメント40A、40Bが係合した状態で第1カバー部232により覆われている。
第2スライドファスナー5は、互いに係合可能な一対のエレメント50A、50Bと、一対のエレメント50A、50Bを係合及び係合解除可能なスライダー(不図示)と、を備えている。第2スライドファスナー5にあって、一対のエレメント50A、50Bのうち一方50Aは、各袖丈調整部20A、20B、20Cの後述する第2固定位置に周方向の略全周に亘って設けられ、他方50Bは、袖口部231の端部に周方向の略全周に亘って設けられている。
第2スライドファスナー5は、袖丈調整部20A、20B、20Cの各端部から所定寸法だけ袖ぐり側にある内布bに第2固定位置と袖口部231の端部とを接続可能にするように各袖丈調整部20A、20B、20C及び袖口部231に縫着されている。即ち、第2スライドファスナー5(第2接続部)により、袖口部231が袖丈調整部20A、20B、20Cの裏面に着脱可能に接続されている。以下では、袖本体230の第2固定位置より袖先側を「第2カバー部233」と記す場合がある。即ち、第2スライドファスナー5は、一対のエレメント50A、50Bが係合した状態で第2カバー部233により覆われている。
このようなジャケット2は、以下の手順で組み立てる。即ち、基本袖丈調整部20A、1UP袖丈調整部20B、2UP袖丈調整部20Cの何れか一つを選択し、選択した袖丈調整部20を、袖本体230に第1スライドファスナー4を用いて接続し、さらに袖口部231に第2スライドファスナー5を用いて接続する。こうして、着用者の体型に合ったジャケット2が完成する。
パンツ3は、図1(A)(B)(C)に示すように、着用者の臀部周りを覆うはき口(不図示)が形成された主体部(不図示)と、着用者の左右の脚部それぞれを覆う各裾部32R、32Lと、を備えている。
各裾部32R、32Lは、例えばポリエステル製の生地に透湿防水加工を施した外布aと、例えばメッシュ生地から成る通気性を有する内布bと、を有して構成されており、図1、3に示すように、主体部に連続された左右の裾本体320と、裾先32tを含む裾口部321と、裾本体320と裾口部321との間に着脱可能に接続されるとともにその筒長さ寸法(丈下寸法)が異なる複数(実施形態では3個)の裾丈調整部30A、30B、30C(一部)と、を備えている。
このような各裾部32R、32Lは、図1(A)(B)(C)に示すように、裾本体320及び裾口部321は同一形状のものであり、裾丈調整部30A、30B、30Cのみが、着用者の体型に合わせて付け替えられるように構成されている。以下では、図1(A)に示された裾丈調整部30Aを「基本裾丈調整部30A」と記し、図1(B)に示された裾丈調整部30Bを「1UP裾丈調整部30B」と記し、図1(C)に示された30Cを「2UP裾丈調整部30C」と記す場合がある。また、基本裾丈調整部30A、1UP裾丈調整部30B及び2UP裾丈調整部30Cを総称して、「裾丈調整部30」と記す場合がある。即ち、各裾部32R、32Lは、裾本体320と、裾先32tを含む裾口部321と、基本裾丈調整部30A、1UP裾丈調整部30B及び、2UP裾丈調整部30Cと、を備えて構成されている。
さらに各裾部32R、32Lは、図3に示すように、裾本体320と各裾丈調整部30とを接続する第3スライドファスナー6(第3接続部)と、各裾丈調整部30と裾口部321とを接続する第4スライドファスナー7(第4接続部)と、を備えている。
第3スライドファスナー6は、互いに係合可能な一対のエレメント60A、60Bと、一対のエレメント60A、60Bを係合及び係合解除可能なスライダー(不図示)と、を備えている。第3スライドファスナー6にあって、一対のエレメント60A、60Bのうち一方60Aは、裾本体320の後述する第3固定位置に周方向の略全周に亘って設けられ、他方60Bは、袖丈調整部30A、30B、30Cの各端部に周方向の略全周に亘って設けられている。
第3スライドファスナー6は、内布bにあって、裾本体320の先端から所定寸法だけ基端側(主体部側)にある第3固定位置と袖丈調整部30A、30B、30Cの各端部とを接続可能にするように裾本体320及び袖丈調整部30A、30B、30Cに縫着されている。即ち、第3スライドファスナー6(第3接続部)により、各裾丈調整部30が主体部の裏面に着脱可能に接続されている。以下では、裾本体320の第3固定位置より先端側を「第3カバー部322」と記す場合がある。即ち、第3スライドファスナー6は、一対のエレメント60A、60Bが係合した状態で第3カバー部322により覆われている。
第4スライドファスナー7は、互いに係合可能な一対のエレメント70A、70Bと、一対のエレメント70A、70Bを係合及び係合解除可能なスライダー(不図示)と、を備えている。第4スライドファスナー7にあって、一対のエレメント70A、70Bのうち一方70Aは、各裾丈調整部30A、30B、30Cの後述する第4固定位置に周方向の略全周に亘って設けられ、他方70Bは、裾口部321の端部に周方向の略全周に亘って設けられている。
第4スライドファスナー7は、裾丈調整部30A、30B、30Cの各端部から所定寸法だけ主体部側にある内布bに第4固定位置と裾口部321の端部とを接続可能にするように各裾丈調整部30A、30B、30C及び裾口部321に縫着されている。即ち、第4スライドファスナー7(第4接続部)により、裾口部321が各裾丈調整部30の裏面に着脱可能に接続されている。以下では、裾丈調整部30の第4固定位置より裾口部321側を「第4カバー部323」と記す場合がある。即ち、第4スライドファスナー7は、一対のエレメント70A、70Bが係合した状態で第4カバー部323により覆われている。
このようなパンツ3は、以下の組立て手順で組み立てる。即ち、基本裾丈調整部30A、1UP裾丈調整部30B、2UP裾丈調整部30Cの何れか一つを選択し、選択した裾丈調整部30を、裾本体320に第3スライドファスナー6を用いて接続し、さらに裾口部321に第4スライドファスナー7を用いて接続する。こうして、着用者の体型に合ったパンツ3が完成する。
このようなスキーウエア1は、袖部23R、23Lと裾部32R、32Lの筒方向の寸法が調整可能に構成されていることで、ミシン止め等の手間を掛けることなく、筒方向の寸法が調整されて着用者の体型に合った衣服を得ることができる。これにより、体型が変化したとしても、一つのスキーウエア1(衣服)を長期に亘って着用し続けることができる。
また、袖部23R、23L及び裾部32R、32Lは、袖丈調整部20A、20B、20C(筒方向の少なくとも一部)や裾丈調整部30A、30B、30C(筒方向の少なくとも一部)が着脱可能に構成され、これら調整部20、30は、筒方向の長さが異なる複数から一つが選択されたものである。これによれば、着用者の体型に対応した調整部20、30を選択し、選択した調整部20、30を含んだ袖部23R、23Lまたは裾部32R、32Lとすることで、袖部23R、23Lと裾部32R、32Lの筒方向の寸法の調整ができる。
また、袖部23R、23Lは、身頃本体に連続された袖本体230と、袖先23tを含んだ袖口部231と、袖本体230と袖口部231との間に位置する袖丈調整部20(一部)と、を有し、袖本体230と各袖丈調整部20とを接続する第1スライドファスナー4(第1接続部)により、袖丈調整部20が袖本体230の裏面に着脱可能に接続され、袖丈調整部20と袖口部231とを接続する第2スライドファスナー5(第2接続部)により、袖口部231が袖丈調整部20A、20B、20Cの裏面に着脱可能に接続されている。即ち、第1スライドファスナー4(第1接続部)や第2スライドファスナー5(第2接続部)が外部に露出しないように構成されていることで、各袖丈調整部20が取外し可能な構成でありながらも、保温性を保ちつつ、特に降雪や雨天時にも防水性を保つことができるから、衣服を快適に着用することができる。
また、裾部32R、32Lは、身頃本体に連続された主体部と、先端側の裾口部321と、主体部と裾口部321との間に位置する裾丈調整部30(一部)と、を有し、主体部と各裾丈調整部30とを接続する第3スライドファスナー6(第3接続部)により、各裾丈調整部30が主体部の裏面に着脱可能に接続され、各裾丈調整部30と裾口部321とを接続する第4スライドファスナー7(第4接続部)により、裾口部321が各裾丈調整部30の裏面に着脱可能に接続されている。即ち、第3スライドファスナー6(第3接続部)や第4スライドファスナー7(第4接続部)が、露出しないように覆われて構成されていることで、各裾丈調整部30が取外し可能な構成でありながらも、保温性を保ちつつ、特に降雪や雨天時にも防水性を保つことができるから、衣服を快適に着用することができる。
なお、本考案は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
前記実施形態では、第1スライドファスナー4(第1接続部)により、袖丈調整部20が袖本体230の裏面に着脱可能に接続され、第2スライドファスナー5(第2接続部)により、袖口部231が袖丈調整部20A、20B、20Cの裏面に着脱可能に接続されている。即ち、第1スライドファスナー4(第1接続部)や第2スライドファスナー5(第2接続部)が外部に露出しないように構成されているが、本考案はこれに限定されるものではない。第1スライドファスナー4(第1接続部)により、袖丈調整部20が袖本体230の端部に着脱可能に接続され、第2スライドファスナー5(第2接続部)により、袖口部231が袖丈調整部20A、20B、20Cの端部に着脱可能に接続されていてもよい。同様に、第3スライドファスナー6(第3接続部)により、各裾丈調整部30が主体部の端部に着脱可能に接続され、第4スライドファスナー7(第4接続部)により、裾口部321が各裾丈調整部30の端部に着脱可能に接続されていてもよい。即ち、第1スライドファスナー4(第1接続部)、第2スライドファスナー5(第2接続部)、第3スライドファスナー6(第3接続部)、第4スライドファスナー7(第4接続部)が外部に露出した構成であっても、本考案の権利範囲に含むものとする。
前記実施形態では、第1接続部、第2接続部、第3接続部及び、第4接続部は、それぞれ、互いに係合可能な一対のエレメントと、一対のエレメントを係合及び係合解除可能なスライダーと、を備えたスライドファスナーから構成されているが、本考案はこれに限定されるものではない。第1接続部、第2接続部、第3接続部及び、第4接続部は、それぞれ、部材同士を接続可能なスナップボタンであってもよいし、穴やループに通して部材同士を接続可能なボタンを含むものであってもよい。或いは、部材同士を接続可能な面ファスナーであってもよい。
前記実施形態では、各袖部23R、23Lは、前身頃21及び後身頃に連続された袖本体230と、袖口部231と、筒長さ寸法が異なる3個の袖丈調整部20A、20B、20C(一部)と、を備えて構成されているが、本考案はこれに限定されるものではない。各袖部123R、123Lは、図4に示すように、着用者の腕部全体を覆うことが可能な一部材で構成されているとともに、筒長さ寸法が異なる複数の袖部材123B、123C(一部)を有して構成されていてもよい。この場合には、袖部材123B、123Cは、前身頃21及び後身頃に袖ぐり部21Sに、スライドファスナー8を用いて接続されていてもよい。これによれば、前述した実施形態と略同様の効果が奏される。
また、各裾部32R、32Lは、裾本体320と、裾口部321と、筒長さ寸法が異なる3個の裾丈調整部30A、30B、30C(一部)と、を備えて構成されているが、本考案はこれに限定されるものではない。各裾部132R、132Lは、図5に示すように、裾本体320と、筒長さ寸法が異なる複数の裾部材132B、132C(一部)と、を有して構成されていてもよい。この場合には、裾部材132B、132Cは、裾本体320に、スライドファスナー9を用いて接続されていてもよい。これによれば、前述した実施形態と略同様の効果が奏される。
前記実施形態では、袖部23R(123R)、23L(123L)及び裾部32R(132R)、32L(132L)の両方が、筒方向の長さが調整可能なように構成されているが、本考案はこれに限定されるものではない。袖部及び裾部の一方のみの筒方向の長さが調整可能なように構成されていてもよい。
前記実施形態では、衣服としてスキーウエアを一例にして説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。衣服は、スノーボードウエアであってもよい。
前述した実施形態は本考案の好ましい形態を示したに過ぎず、本考案は、これら実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本考案の骨子を逸脱しない範囲で種々改変して実施することができる。かかる改変によってもなお本考案の衣服の構成を具備する限り、勿論、本考案の範疇に含まれるものである。
1、10 スキーウエア(衣服)
4 第1スライドファスナー(第1接続部)
5 第2スライドファスナー(第2接続部)
6 第3スライドファスナー(第3接続部)
7 第4スライドファスナー(第4接続部)
23R、23L、123L 袖部
20A、20B、20C 袖丈調整部(一部)
30A、30B、30C 裾丈調整部(一部)
32R、32L、132L 裾部
321 裾口部
123B、123C 袖部材(一部)
132B、132C 裾部材(一部)
230 袖本体
231 袖口部

Claims (3)

  1. 身頃本体と、
    該身頃本体に連続されて着用者の各腕部を覆う筒状の袖部と、着用者の各脚部を覆う筒状の裾部と、を備えた衣服であって、
    前記袖部及び前記裾部の少なくとも一方は、筒方向の少なくとも一部が着脱可能に構成され、
    前記一部は、前記筒方向の長さが異なる複数から一つが選択されたものであることを特徴とする衣服。
  2. 前記袖部の前記一部が着脱可能に構成された場合、
    前記袖部は、前記身頃本体に連続された袖本体と、袖先を含む袖口部と、前記袖本体と前記袖口部との間に位置する前記一部と、を有し、
    前記袖本体と前記一部とを接続する第1接続部により、前記一部が前記袖本体に着脱可能に接続され、
    前記一部と前記袖口部とを接続する第2接続部により、前記袖口部が前記一部に着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の衣服。
  3. 前記裾部の前記一部が着脱可能に構成された場合、
    前記裾部は、着用者の各脚部を覆う裾本体と、先端側の裾口部と、前記裾本体と前記裾口部との間に位置する前記一部と、を有し、
    前記裾本体と前記一部とを接続する第3接続部により、前記一部が前記裾本体に着脱可能に接続され、
    前記一部と前記裾口部とを接続する第4接続部により、前記裾口部が前記一部に着脱可能に接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の衣服。
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