JP2008517676A - 織物または他の材料との間のシールを形成する装置 - Google Patents

織物または他の材料との間のシールを形成する装置 Download PDF

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Abstract

シールを形成する装置であり、上部および下部シール部材と、スライダとを含み、シール部材の合い面が係止することを特徴とする。少なくとも1つの実施形態においては、スライダ上の上昇リブおよび閉鎖棒は、それぞれ、上部および下部シール部材上の上昇ウィングおよび閉鎖棒溝と協働する。スライダを反対の方向に移動させることで、上昇リブは、上部シール部材を下部シール部材から上昇させる。スライダを1つの方向に移動させると、上部および下部シール部材が係止する。別の実施形態においては、スライダは、一方の側でスライダ頂部に結合され、他方の側でスライダ底部に結合された中間側面部材を有する。人が閉状態のシールを破ることを可能にする脱出式密封装置を提供する。また、上部シール部材を固定する手段を含む初期停止ブロックを提供する。

Description

本発明は、織物と他の材料との間のシールを形成することができる装置に関するものである。
締付装置は、一般的に、構成部品に沿って摺動部を移動させることで強制的に連結および分離する歯を有する2つの柔軟性のある細長い構成部品を含む。このような締付装置は、衣類および鞄など、様々な物品の開閉に長く使用されているが、このような装置は、ファスナの内側に液体および気体が進入するという問題があり、したがって、風を通さない物品、ガス気密物品および防水物品もしくは風を通さない物品、気密物品または防水物品が望ましい状況には有用ではない。
液密性のファスナが利用可能であるが、このようなファスナは、一般的に、ファスナ端部では液密性ではない。更に、この他に、互いに離れて延在するのに対して、互いに隣接して位置合わせされるシール部材を有する装置がある。更に、これら以外には、高価で重量があり、および、風を通さない防水の閉鎖もしくは風を通さないかまたは防水の閉鎖を達成するために締付装置を覆うように被覆材を使用することが必要な装置がある。
また、有害廃棄物防護服への手袋または長靴の取り付けなど、第1の物品の第2の物品への物品取り付け用無端密封装置に対する要望がある。
また、実質的に対向する方向に方向づけられる上部シール部材と下部シール部材と共に作動する実質的に目立たないスライダを実現する密封装置に対する要望がある。例えば、ジャケット用上部および下部シール部材と共に作動するスライダを実現することによって、相対的に目立たずかつ上部および下部シール部材も実質的に平らに静置されると同時に、シールの長さに沿って防水でかつ風を通さない閉鎖を実現することは有利であろう。
また、極限または緊急時の状況で兵士または緊急事態対応作業員が寝袋から押し出ることを可能にするようなチャックシステムに対する要望がある。このような状況においては、極度に緊張に満ちおよび生命を脅かすかもしくは極度に緊張に満ちるかまたは生命を脅かす状況ではタブまたはチャック引き部はあまりにも操作しにくいために、寝袋ユーザには、気持ちを集中し直してこれらの装置を手探りする時間または能力はない。従来技術では、ユーザが緊張に満ちたかまたは悪天候の状況で敏速に寝袋から離脱、退去することが可能ではない標準的なチャックを有する一般的な寝袋構成が提供されている。したがって、好ましくは、操作しやすく、速く抜け出し、防水でコスト効率の高い離脱式寝袋(または代替収容物品)が必要とされている。
また、上部および下部シール部材に沿ってスライダを前進させてシールを形成すると同時に、下部シール部材に対して上部シール部材を所定の位置に保持するためにシール端部に位置決めすることができる、スライダおよび上部および下部シール部材と協働する装置に対する要望がある。
また、シールの不要な開きに対する十分な耐性も実現すると同時に、適切な水密かつ気体移動防止シールを実現するはめ合い形状に対する要望もある。
本発明の独自の特徴は、外被の外側に装置のスライダ部を常に維持すると同時に、材料の2つの対向する面を有する物体にシールを実現する能力である。
第1の実施形態においては、本密封装置は、3つの主要構成部品、(1)上部シール部材と、(2)下部シール部材と、(3)スライダとで構成される。スライダは、少なくとも1つの上昇リブと閉鎖棒とを含む。使用時には、スライダをシールの長さに沿って前後に移動させて上部シール部材を下部シール部材に連結することによって、シールを形成する。更に詳しくは、スライダ本体は、スライダが閉口方向に移動したときに上部シール部材を下部シール部材に圧入する閉じ込め部を含む。シールを開くために、スライダの内側の上昇リブが、上部シール部材を引っ張って、閉鎖棒によってスライダ底部に係止される下部シール部材から放す。
第1の実施形態の改変例においては、スライダの開口部分の内側に上昇リブのみを含むスライダを提供する。スライダの閉口部分は、下部シール部材を係止する閉鎖棒を含み、スライダ本体が上部シール部材を下部シール部材に圧入してシールを閉鎖することを可能にする。閉口部分は、上部シール部材が下部シール部材に入ると傾動することによって上部シール部材の若干の回転を形成する傾斜部分を含むことができ、その結果、シール品質が改善される。この改変実施形態の開口部分は、上昇ウィングの下にある上部シール部材を上昇させることで上部シール部材を下部シール部材から分離する1つの上昇リブを含むことが好ましい。下部シール部材の分離は、好ましくはスライダの長さを延ばす閉鎖棒によってスライダ底部に下部シール部材が係止されるために発生する。1つの上昇リブと共に使用されたとき、開口部分が上部シール部材が下部シール部材を退出するときに上部シール部材の若干の回転を生成し、その結果、スライダの動きおよびシール品質の寿命が向上する。
第2の実施形態においては、耐水密封装置は、4つの主要構成部品、(1)上部シール部材と、(2)下部シール部材と、(3)スライダと、(4)栓とで構成される。この実施形態の上部シール部材は、上昇ウィングを必要としない。更に、下部シール部材は、閉鎖棒溝を必要としない。この実施形態のスライダは、上部シール部材と下部シール部材のシール面と合わさってかつ協働する内部構造体を有する。更に、スライダの内部構造体の形状は、漏斗と類似のものである。スライダがシールの長さに沿って渡されるとき、スライダは、閉口端部にてシールを閉じ込めてシールを形成する。すなわち、上部シール部材と下部シール部材は、共に漏斗状態である。開口方向に使用されたとき、その反対が発生し、シールの内部構造体は、上部シール部材を下部シール部材から分離する。
本発明の別の実施形態は、栓を使用してシールの最も端の範囲にて耐水シールを形成する。栓は、シールの端部に永久的に固定される。更に、栓は、上部シール部材および下部シール部材のはめ合い面と合わさる。更に、栓の構造体は、スライダがスライダに関する閉口位置に入れられたときにスライダと合わさる。したがって、上部シール部材および下部シール部材のはめ合い面は、スライダが栓に関する閉口位置に入れられたときにスライダと栓の両方の内部構造体周りにシールを形成する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、密封装置は、湾曲上昇ウィングを有するスライダを含む。更に詳しくは、シールを形成または生成する密封装置であって、スライダと、第1のはめ合い面と上昇ウィングとを有する第1のまたは上部シール部材と、第1のはめ合い面と連動する、第2のはめ合い面と閉鎖棒溝とを有する第2のまたは下部シール部材とを含む密封装置を提供する。スライダは、スライダ内にある第1の位置からスライダの開口端部にある第2の位置まで半径方向に内側に彎曲する、上部シール部材の上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブを含む。更に、スライダは、下部シール部材の閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒を含む。また、スライダは、上昇リブが閉口時に閉鎖棒の近位にあり、上昇リブが開口時に開口端部にある閉鎖棒の近位にある閉口端部を有する本体を含む。スライダは、スライダ内にある上部および下部シール部材を開口端部から閉口端部に渡すために上部シール部材および下部シール部材に沿って移動可能であり、スライダは、第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによってシールを形成する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部シール部材および下部シール部材の少なくとも一方は、少なくとも2つの異なるデュロメータ材で構成される。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部シール部材および下部シール部材の少なくとも一方は、補剛インサートで構成される。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、スライダの本体は、内面を有する頂部を含み、内面が、スライダが上部シール部材に沿って移動したときにスライダの適切な位置合わせを維持するのを補助するために、上部シール部材の頂面のメス溝と協働するオスリブを含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、スライダの本体は、上部および下部シール部材の少なくとも一方と接触するように位置決めされた部分円筒形状を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部および下部シール部材は、各々、開始部分と中間部分と終了部分とを有し、上部シール部材上の上昇ウィングは、中間部分上にあり、開始部分および終了部分上ではない。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、スライダは、引きタブと、ピンと、傾斜引きタブ軌道と更に含み、引きタブが、引きタブ軌道の内側で摺動可能である。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部および下部シール部材の各々は、隣接材料面に取り付けられ、隣接材料面が、実質的に平行である。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部および下部シール部材の各々は、隣接材料面に取り付けられ、隣接材料面が、第1及び第2のはめ合い面に隣接して実質的に同一平面上にある。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、第1および第2の両はめ合い面は、少なくとも1つの砂時計状のオス形状を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、第1および第2の両はめ合い面は、実質的に砂時計状である第1の側と実質的にキノコ状である第2の側とを有する組み合わせオス形状を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部および下部シール部材は連続しており、無端ループを形成し、シールは、無端シールを含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、スライダは、解放可能に締付可能または係止可能な頂部を含み、ヒンジを含むことができる。
本発明の少なくとも1つの実施形態は、新規な利点を提供する。つまり無端シールを形成する構造物を提供する。したがって、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端シールを形成する装置は、(a)第1のはめ合い面を有するエンドレス第1すなわち上部シール部材と、(b)第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する無端第2すなわち下部シール部材と、(c)解放可能に締付可能な頂部を有する、第1のはめ合い面を第2のはめ合い面に連動するスライダとを含む。解放可能に締付可能な頂部が第1の開放位置にあるときに、スライダにて無端下部シール部材の少なくとも一部を覆うように無端上部シール部材の少なくとも一部を位置決めすることができ、第2の締付位置に解放可能に締付可能な頂部を配置することができ、スライダは、無端上部シール部材を無端下部シール部材に係止し、無端上部および下部シール部材に沿ってスライダを横行させ、第1及び第2のはめ合い面を係合させて無端シールを形成することができる。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端シールの横断面は、実質的に円形である。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端上部シール部材は、上昇ウィングを有し、無端下部シール部材は、閉鎖棒溝を有し、スライダは、(i)無端上部シール部材の上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブと、(ii)無端下部シール部材の閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒と、(iii)上昇リブが閉口時に閉鎖棒の近位にある閉口端部と、上昇リブが開口時に閉鎖棒の近位にある開口端部とを有する本体とを含む。スライダは、スライダ内にある上部および下部シール部材を開口端部から閉口端部に渡すために無端上部シール部材および無端下部シール部材に沿って移動可能であり、スライダは、開始位置から無端上部および下部シール部材の長さに沿って終了位置に移動可能であり、終了位置は、(A)開始位置と、(B)開始位置に実質的に隣接しての少なくとも一方にて位置し、スライダは、第1のはめ合い面を第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによって無端シールを形成する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、解放可能に締付可能な頂部は、内面を有し、内面は、スライダが無端上部シール部材に沿って移動したときにスライダの適切な位置合わせを維持するのを補助するために、無端上部シール部材の頂面のメス溝と協働するオスリブを含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、スライダの本体は、無端上部および下部シール部材の少なくとも一方に接触するように位置決めされた部分円筒形状を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端上部シール部材は、上昇ウィングが存在しない隙間部分を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端シールを形成する装置は、(a)第1のはめ合い面を有する無端上部シール部材と、(b)第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する無端下部シール部材と、(c)無端上部および下部シール部材に沿って移動可能な、第1のはめ合い面を第2のはめ合い面に連動することによって無端シールを形成するスライダとを含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端シールまたは無端閉鎖は、(a)気体移動防止シールと、(b)気密シールと、(c)防水シールと、(d)耐水シールと、(e)流体透過シールと、(f)気体透過シールの少なくとも1つを含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、解放可能に締付可能な頂部が第1の開放位置にあるときに、スライダにて無端下部シール部材の少なくとも一部を覆うように無端上部シール部材の少なくとも一部を位置決めすることができ、スライダが無端上部シール部材を無端下部シール部材に係止する第2の係止位置に解放可能に締付可能な頂部を配置することができ、無端上部および下部シール部材に沿ってスライダを横行させ、第1及び第2のはめ合い面を係合させて無端シールを形成することができる。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端上部シール部材は、上昇ウィングを有し、無端下部シール部材は、閉鎖棒溝を有し、スライダは、(i)無端上部シール部材の上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブと、(ii)無端下部シール部材の閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒と、(iii)上昇リブが閉口時に閉鎖棒の近位にある閉口端部と、上昇リブが開口時に閉鎖棒の近位にある開口端部とを有する本体とを含む。スライダは、スライダ内にある上部および下部シール部材を開口端部から閉口端部に渡すために無端上部シール部材および無端下部シール部材に沿って移動可能であり、スライダは、開始位置から無端上部および下部シール部材の長さに沿って終了位置に移動可能であり、終了位置は、(A)開始位置と、(B)開始位置に実質的に隣接しての少なくとも一方にて位置し、スライダは、第1のはめ合い面を第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによって無端シールを形成する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、無端閉鎖を形成する装置は、(a)第1の無端閉鎖部材と、(b)第1の無端閉鎖部材と連結する第2の無端閉鎖部材と、(c)第1及び第2の無端閉鎖部材に沿って移動可能な、第1の無端閉鎖部材を第2の無端閉鎖部材に連結することによって無端閉鎖を形成する連結手段とを含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、第1の無端閉鎖部材は、第2の無端閉鎖部材の第2のはめ合い面と連動する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、スライダが上昇リブを含まず、かつ、閉鎖棒を含まないシールを形成する新規な装置を提供する。同様に、第1のまたは上部シール部材は、上昇ウィングを含まず、第2のまたは下部シール部材は、閉鎖棒溝を含まない。したがって、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、(a)第1のはめ合い面を有する上部シール部材と、(b)第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する下部シール部材と、(c)第1のはめ合い面を第2のはめ合い面に連動するスライダとを含み、スライダは、スライダの頂部に連結された第1の側のみを有し、スライダの底部に連結された第2の側のみを有する中間側面部材を有する密封装置を提供する。スライダは、スライダ内にある上部および下部シール部材をスライダの開口端部から閉口端部に渡すために上部シール部材および下部シール部材に沿って移動可能であり、スライダは、第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによってシールを形成する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、中間側面部材は、第1の実質的に上方に配向されたリブと第2の実質的に下方に配向されたリブとを含み、第1のリブは、スライダが上部シール部材に沿って移動したときに上部シール部材と協働し、第2のリブは、スライダが下部シール部材に沿って移動したときに下部シール部材と協働する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、初期停止ブロックは、下部シール部材の端部に設置され、初期停止ブロックは、上部シール部材を解放可能に締め付ける手段を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、閉口端部は、シールを形成するためにスライダを移動させる前に初期停止ブロックに隣接して位置決めされる。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、解放可能に締め付ける手段は、上部シール部材の穴に係合する突出部を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、解放可能に締め付ける手段は、(i)上部シール部材を初期停止ブロックに締め付ける摩擦力と(ii)上部シール部材を初期停止ブロックに締め付ける磁気力の少なくとも一方を利用する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、スライダは、(i)上部または下部シール部材の端部と、(ii)スライダの長さと少なくとも同じ長さを有する、上部または下部シール部材内の隙間との少なくとも一方にて上部または下部シール部材の少なくとも一方を離脱させる。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、初期停止ブロックは、上部または下部シール部材の一方の端部に設置され、初期停止ブロックが、上部または下部シール部材の少なくとも一方を解放可能に締め付ける手段を含む。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部および下部シール部材の間での離脱力の印加によって下部シール部材から上部シール部材を分離することができ、スライダは、上部シール部材の長さの任意の部分に沿った下部シール部材からの上部シール部材の分離を阻止しない。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、離脱式密封装置を利用する製品は、寝袋である。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、下部シール部材は、第1および第2のはめ合い面を有する二重下部シール部材を含み、第1及び第2のはめ合い面が離間される。本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、二重下部シール部材と連結する第2の上部シール部材が設置される。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、シールを形成する装置であって、(a)第1のはめ合い面を有する上部シール部材と、(b)第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する下部シール部材と、(c)前端を有する中間側面部材を有する、第1のはめ合い面を第2のはめ合い面に連動するスライダとを含み、スライダは、(i)中間側面部材の前端の後に長手方向に位置する頂部前端を有する頂部と、(ii)中間側面部材の前端の後に長手方向に位置する底部前端を有する底部との少なくとも一方を有する装置を提供する。スライダは、スライダ内にある上部および下部シール部材をスライダの開口端部から閉口端部に渡すために上部シール部材および下部シール部材に沿って移動可能であり、スライダは、第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによってシールを形成する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、中間側面部材の第1の側のみが、スライダの頂部に連結され、中間側面部材の第2の側のみが、スライダの底部に連結される。本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、中間側面部材は、第1の実質的に上方に配向されたリブと第2の実質的に下方に配向されたリブとを含み、第1のリブは、スライダが上部シール部材に沿って移動したときに上部シール部材と協働し、第2のリブは、スライダが下部シール部材に沿って移動したときに下部シール部材と協働する。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、(a)第1のはめ合い面を有する上部シール部材と、(b)第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する下部シール部材と、(c)第1のはめ合い面を第2のはめ合い面に連動するスライダとを含む離脱式密封装置を提供する。スライダは、スライダ内にある上部および下部シール部材をスライダの開口端部から閉口端部に渡すために上部シール部材および下部シール部材に沿って移動可能であり、スライダは、第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによってシールを形成し、スライダは、(i)上部または下部シール部材の端部と、(ii)スライダの長さと少なくとも同じ長さを有する、上部または下部シール部材内の隙間との少なくとも一方にて上部または下部シール部材の少なくとも一方を離脱させる。スライダを上部または下部シール部材から離脱することができ、上部および下部シール部材の間での離脱力の印加によって下部シール部材から上部シール部材を分離することができ、スライダは、上部シール部材の長さの任意の部分に沿った下部シール部材からの上部シール部材の分離を阻止しない。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、離脱力は、上部および下部シール部材に連結された材料を強制的に離すことによって生成することができる。
本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、密封装置と共に使用されるスライダは、前端を有する中間側面部材を含み、スライダは、(i)中間側面部材の前端の後に長手方向に位置する頂部前端を有する頂部と、(ii)中間側面部材の前端の後に長手方向に位置する底部前端を有する底部との少なくとも一方を有し、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、前述のスライダに従って使用されるシール部材は、閉鎖棒溝または上昇ウィングを含まない。
添付図面および本明細書において提示しかつ特許請求の範囲によって実施される本発明の詳細な説明において、本発明の様々な実施形態について述べる。しかしながら、この発明の要約は、本発明の態様および実施形態の全てを含むことができるわけではなく、つまり、いかなる点においても制限的または限定的なものであることを意図したものではなく、かつ、本明細書で開示する発明は、本発明の明白な改良例および改変例を包含するように当業者によって理解されることを、理解されたい。
本発明の更なる利点は、特に、添付図面と共に捉えたときに、以下の説明から容易に明らかになろう。
本発明を理解しやすいように幾つかの図面を展開している。以下は、本発明およびその様々な実施形態を例示する図面の簡単な説明である。
以下の開示内容では、提示する種々の実施形態に関連して本発明を説明するが、本発明は、厳密にこれらの実施形態に限定されるものではないことを理解されたい。更に、図面は、必ずしも縮尺どおりのものではなく、特定の例においては、開示内容では、作製および組み立ての従来どおりの詳細など、本発明の理解に不要である詳細は含まれていない場合があることを理解されたい。
本発明の1つの実施形態は、シールを形成する装置である。本装置は、上部シール部材と、下部シール部材と、スライダとを含む。上部シール部材は、第1のはめ合い面と、上昇ウィングとを含む。下部シール部材は、第2のはめ合い面と、閉鎖棒溝とを有する。第1及び第2のはめ合い面は、連結してシールを形成する。スライダは、上部シール部材の上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブと、下部シール部材の閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒とを含む。また、スライダは、上昇リブが閉口時に閉鎖棒の近位にある閉口端部と、上昇リブが開口時に閉鎖棒の近位にある開口端部とを有する本体を含む。スライダが上部シール部材と下部シール部材とをスライダの範囲内で開口端部から閉口端部に渡す方向に移動したとき、スライダは、第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによってシールを形成する。
初めに、図1を参照すると、図1は、密封装置10の斜視図を示す。密封装置10は、上部シール部材12と、下部シール部材14と、スライダ16を含む。密封装置10は、上部シール部材12および下部シール部材14の長さ全体に沿ってシール17を形成する。密封装置10が密封されていないとき、開口部18が、上部シール部材12と下部シール部材14との間に存在することによって、シール17の内部に至る空間へのアクセスが得られる。
使用時においては、シール17は、スライダ16をシール17の長さの下方に摺動させることで形成され、これによって、スライダ16が、上部シール部材12のはめ合い面20を下部シール部材14のはめ合い面22と連結させる。この点を踏まえると、本発明は、チャックと類似しており、その結果、装置のユーザは、密封装置10のチャックを閉めてシールを形成し、密封装置10のチャックを開けてシール17の内部へのアクセスをもたらす。
ここで、図2を参照すると、図2は、スライダ16が存在しない状態で、上部シール部材12および下部シール部材14の斜視図を示す。図2は、所望であれば上部シール部材12を下部シール部材14に対して逆にすることができることを明瞭に示している。すなわち、図1は、上部シール部材12はページの右上まで延在し、一方、下部シール部材14はページの左下まで延在することを示している。逆に、図2は、上部シール部材12は逆方向に、すなわち、ページの右下まで延在することができ、一方、下部シール部材14はページの右上まで延在することを示している。したがって、密封装置10は、いずれかの方向から密封装置10が取り付けられる物品の内部へのアクセスできるように構成することができる。言うまでもなく、シール17が十分な長さである場合、密封されていないとき、上部シール部材12を移動させて下部シール部材14から離し、任意の方向から装置から取り付けられる物品の内部への広範囲なアクセスを可能にする。
ここで、図3を参照すると、図3は、上部シール部材12および下部シール部材14の横断面を示す。この図は、2つの連結部材の構造の詳細図を示す。上部シール部材12は、少なくとも1つの上昇ウィング24を含み、図3に示すように、好ましくは2つ又はそれ以上の上昇ウィング24を含むことができる。更に具体的には、好適な実施形態においては、上部シール部材12の一部は、上部シール部材12の主プロファイル部分25から突出する上昇ウィング24を含む。したがって、上昇ウィング24は、その真下に、以下で詳細に論じる、スライダ16の上昇リブ46の受け位置の役目をする上昇ウィング溝26を形成する。上昇ウィング24は、上昇ウィング溝26と同じように、様々な形状とすることができる。図1および図2に示すように、場所28にて始まり、上昇ウィング24が除去された場合、上昇ウィング24がないために、スライダ16の上昇リブ46は、上部シール部材12に分離力を掛けることができず、その結果、スライダ16は、シール17の場所28の始まりにてシール17を分離することができない。したがって、シール17の端部分30は、スライダ16の長さよりも若干短い部分を含み、その結果、上昇ウィング24が上部シール部材12から欠如していることが好ましい。使用面においては、スライダ16がシール17の端部分30まで引っ張られたとき、スライダ16の上昇リブ46は、上昇ウィング溝26から離脱し、その結果、スライダ16の前端での分離が防止される。この離脱によって、スライダ16前部のシールが密封状態のままであることによって、シール17が閉鎖されるようにスライダ16が位置決めされる端部分30を含め、シール17の全長に沿ったシールが得られる。
引き続き、図3を参照すると、図3は、スライダ動作中に下部シール部材14を安定させる閉鎖棒溝32を示す。好適な実施形態においては、下部シール部材14は、閉鎖棒溝32を含む。閉鎖棒溝32は、例えば、図6に示すスライダ16の閉鎖棒48を受け止めながら受け入れるように設計されている。閉鎖棒溝32は、以下で論じるように、異なる長さおよび形状とすることができる。更に、閉鎖棒溝32は、以下で論じるように、閉鎖棒48の終点52の端部形状51に対応する端部形状34を含むことができる。
ここで図1から図3を参照すると、上部シール部材12のはめ合い面20および下部シール部材14のはめ合い面22によって、機能シール22を形成する構造体が得られる。更に詳しくは、上部シール部材12は、下部シール部材14のはめ合い面22と合わされることによって、シール17を形成する形状を有するはめ合い面20を含む。はめ合い面20および20の形状は、以下で論じるように、異なる場合がある。使用時においては、はめ合い面20は、強制的に、対向するはめ合い面22との連結位置に配置されて、その結果、シール17が形成される。
図1および図3を参照すると、本発明のある態様は、僅かながら名前を挙げると、ウェット・スーツ、防火ズボン、雨具、マリン・アパレル、長靴など、異なる物体にシール17を組み込むことができるように十分な寸法材料および材料の種類を利用することである。したがって、上部シール部材12は、永久的に物体に取り付けてその物体の上にシールの片側を形成することができるように、十分な幅Wのはみ出し材を含むことが好ましい。同様に、下部シール部材14も、物体に永久的に取り付けてその物体のシールの第2の側も形成するように、十分な幅Wのはみ出し材を含むことが好ましい。上部シール部材12および下部シール部材14は、連結してシールを形成することができる弾性材料で作られる。上部および下部シール部材12、14は、同じまたは異なる弾性材料で作ることができる。このような材料としては、ポリ塩化ビニール(PVC)または直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)など、ゴムまたはプラスチックを挙げることができるがこれらに限定されない。使用材料によるが、図1で想像線で示すように、上部シール部材12および下部シール部材14を外装物Oの隣接材料に接着、熱溶接、またはその他の方法で結合することができる。あるいは、本発明のシール17は、物体自体の製造中にその物体の不可欠なものとして形成することができる。本発明の1つの態様においては、上部および下部シール部材は、例えば、ジャケット前部など、製品の一部として隣接する材料表面に取り付けられる。したがって、材料面は、実質的に第1の平面を画成するジャケットの正面左右側になる。上部および下部シール部材の連結した第1及び第2のはめ合い面も、例えば図6に示すように、平面を画成する。本発明のこの態様においては、これらの2つの平面は、実質的に平行である。
本発明のある態様では、様々な材料を使用して単一の装置10を構成することができる。スライダ16は、硬質プラスチック、ゴム、セラミック、金属、金属合金、またはその組み合わせなど、限定はされないが、相対的に硬質な材料で作られることが好ましい。はめ合い面20および22は、所望であれば、複数の材料を組み込むことができる。例えば、個々のオス形状60およびメス形状62は、軟質ゴムなど、1つの材料で形成することができ、一方、上部シール部材12および下部シール部材14の残りの部分は、それでも弾性的に挙動する若干硬度の高い材料で製造することができる。更に、上部シール部材12および下部シール部材14は、はめ合い面20および22を含め、金属製または硬質プラスチック製インサートを組み込むことができ、一方、ベルクロなどのフックとループとから成る材料も装置10に組み込むことができる。更に、ゲル、シリコーン、ポリテトラフルオルエチレン(PTFE)繊維、金属またはコイルジッパ部分、潤滑油、および封止剤もしくはゲル、シリコーン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)繊維、金属またはコイルジッパ部分、潤滑油または封止剤を、全て、本明細書で開示する本発明の構成部品の1つ以上において使用することができる。
本発明のシールを形成する装置は、広範囲にわたる用途および利点を有する。一般に、本装置は、屋外装身具および衣料品、屋外機器およびケース、マリン・アパレルおよび機器、および日常の衣料品にさえも使用することができる。本装置は、特に、完全防水である必要がある製品に有用である。このような製品としては、危険物防護服、防火服、ドライ・スーツ、ドライ・バッグ、ビビー・サック、防火ズボン、宇宙服、テント、輸送用包装材、家庭用食品保存用バッグ、地図入れ、チャート入れ、カヤック・スカート、バックパック・カバー、コンピュータ・ケース、電子装置ケース、船舶コンテナ、膨張可能なケース(カメラ用など)、浮揚袋、浮揚装置、防水ポケット、釣り用ベスト・ポケット、防臭ポケット(大麦用など)、ウェット・スーツがあるが、これらに限定されない。本発明の装置は、特に、風を通さないことが必要であるかまたは風を通さないことから恩恵を受ける製品にも有用である。このような製品としては、ジャケット、寝袋、雨具、長靴、カヤック・ジャケット、ウィンド・ブレーカ、風を通さないフリース、テントがあるが、これらに限定されない。防水で風を通さないという種々の利点の他に、本発明の装置は、多くの他の利点を有しており、気密、防水、ガス気密、風を通さない、静か、引っ掛かったりまたは挟まる可能性が少ない、軽量、非金属(すなわち、軽くて、安価で冷たくない)、完全に再利用可能、操作が滑らか、廉価で製造しやすいなどがあるが、これらに限定されない。また、この装置は、チャックを覆うフラップが不要であり、本質的に任意のチャック機能において使用することができることによって、本装置を使用して何百もの新しい製品を作ることができる。具体的には、当該の新しい製品としては、すなわち、チャック式防火ズボン、チャック式ドライ・バッグ、チャック式ビビー・サック、簡単に使えるカヤック・スカート、完全防水ロープ・バッグ、完全防水ポケット、防水/気密出荷包装、簡単に着用できるドライ・スーツ、水中写真またはフィルム用日常用カメラ・バッグ、完全防水・完全機能バックパックまたはファニー・パック、チャック式雨ズボン、チャック半割式防水布を挙げることができる。
ここで図4を参照すると、図4は、上部シール部材12及び下部シール部材14内に係合されたスライダ16の側面図を示す。スライダ16は、開口端部36と閉口端部38とを含む。シール・プロファイル17に沿っていずれかの方向に引かれたとき、プロファイルを通過するスライダの最終端部によって、シールが開状態または閉状態になる。更に具体的には、開口端部36は、上部シール部材12を下部シール部材14から分離する役目を果たす。したがって、スライダ16がシール17に沿って引かれるとき、閉口端部38が開口端部36を先導するように引かれた場合にはシール17を開く。逆に、スライダ16の閉口端部38は、上部シール部材12を閉じ込めて圧下して下部シール部材14と連結して一体となる。したがって、スライダ16がシール17に沿って引かれるとき、開口端部36が閉口端部38を先導するように引かれた場合にはシール17を閉じる。この開閉機構においては、シールは、上部シール部材を下部シール部材から引くために上昇ウィングに対して上昇リブにより印加されている力によって開かれる。この機構は、シールを作るはめ合い面または接触面に力が直接印加される密封装置とは異なる。
引き続き図4を参照すると、引きタブ40は、引きタブ摺動軌道44の内側で引きタブ40と相互に結合するようにピン42を使用してスライダ16の頂部に沿って取り付けられることが好ましい。引きタブ40は、引きタブ摺動軌道44上で前後に摺動し、スライダ16に関してより効果的な引き角を可能にし、その結果、スライダ16を操作する取り組みの円滑化および容易化を可能にする。
ここで図5を参照すると、上昇リブ46が、スライダ16の開口端部36にある。上昇リブ46は、下部シール部材14に対して分離力を上部シール部材12に印加する構造体となっている。
ここで図6を参照すると、図6は、図5の線6−6に沿って切取られたスライダ16の閉口端部38の立面図を示す。図6は、スライダ16の閉口端部38にての上部シール部材12および下部シール部材14の配置を示す。閉口端部38にて、閉鎖棒48は、下部シール部材14の閉鎖棒溝32の内側に嵌っており、下部シール部材14のはめ合い面22をスライダ16の本体50の内側に閉じ込める役目をする。スライダの本体50は、スライダ16の閉口端部38にて閉じ込められて上部シール部材12のはめ合い面20が強制的に下部シール部材14のはめ合い面22と連動するようになっている。
図7は、スライダ16の開口端部36を正面とするスライダ16の斜視図を示す。これとは対照的に、図8は、スライダ16の閉口端部38を正面とするスライダ16の斜視図を示す。スライダ16の両側面に位置する上昇リブ46が示されている。上昇リブ46は、スライダ16の側面全体に沿って、または、開口端部36にてスライダ16の閉鎖棒48の正面半割部に沿ってなど、その一部のみに沿って延在することができる。上昇リブ46と開口端部36の閉鎖棒48の距離は、スライダ16の閉口端部38よりも著しく大きい。更に具体的には、図7に示す分離距離Sは、図8に示す分離距離Sより大きい。分離距離Sは、上部シール部材12のはめ合い面20を下部シール部材14のはめ合い面22から分離するほどの大きさである。再び、図5を参照すると、図5は、下部シール部材14からの上部シール部材12の分離をスライダ16の開口端部36にて明確に示している。これとは対照的に、再び図6を参照すると、スライダ16の閉口端部38の外形形状は、上部シール部材12が、下部シール部材14の連結位置にあるようになっている。したがって、スライダ16の開口端部36と閉口端部38の距離は、通過区域であることによって、上部シール部材12は、開口端部36にて下部シール部材14から解放可能に分離されるか、または、上部シール部材12は、閉口端部38にて下部シール部材14と解放可能に連結される。
本発明の構成部品は、無数の異なる構成を組み込むことができる。ここで図9aから図9oを参照すると、図9aから図9oは、スライダ16の閉口端部38にての上部シール部材12および下部シール部材14の横断面を示す。図9aは、閉鎖棒48は、シール・プロファイルの幅に対してむしろ長尺とすることができることを示す。図9bは、閉鎖棒48は中程度の長さである更に異なる改変例を示す。図9cを参照すると、図9cは、相対的に短尺の閉鎖棒48を示し、図9dにおいては、閉鎖棒48は、本質的に突起物形状であり、それでも下部シール部材14内へ延在しているが、側方の長さは無視できるほどのものである。図9aから図9dに示す構成においては、下部シール部材14内に位置する閉鎖棒溝32は、対応するサイズの閉鎖棒48を受け止めるように製造される。
ここで図9eを参照すると、下部シール部材14は、上部シール部材12に対して異なる高さに合わせて構成することができる。図9eは、下部シール部材14を閉鎖棒48の周りに巻いて、上部シール部材12の対応する面と同じ高さまで浮き上がるようにすることができることを示す。この改変例は、シール17周辺の相対的に目立たないチャック状の構成を可能にするものである。
ここで図9fを参照すると、様々な端部形状51を閉鎖棒48の終点で使用することができる。あるいは、単純な形状を閉鎖棒48の長さに沿って任意の地点にて(図示せず)使用することができる。図9fは、矢印に似た先端を切り取った半円を閉鎖棒48の終点52の端部形状51として使用することができることを示す。したがって、図示していないが、終点52は、多くの形態を取る端部形状51を有することができ、多くの形態としては、円、三角形、矩形、矢印、とげ、多面体形状があるが、これらに限定されないことを理解されたい。更に、図9gに示すように、閉鎖棒48の終点52は、追加形状のいかなるタイプもなしとすることができる。この改変例は、特に、閉鎖棒48が単純な突起物形状より長い場合に適用可能であり、その結果、閉じ込め能力と、単に、はめ合わせ領域自体の下の長さによるプロファイルのはめ合わせ区域に対する支えとが得られる。
図9hは、上部シール部材12の頂面周りに巻かれない改変スライダ16を示す。ここでは、図9hの改変スライダ16は、上部シール部材12のはめ合いプロファイルの頂面47へ突出する上昇リブ46を有する。更に、スライダ16の側面に沿って第2の上昇リブ46が位置する。有利なことに、この改変スライダの最も頂部の上昇リブ46は、上昇リブ46を上昇リブ部溝26の内側に固定する形状49を含む。上昇リブ46および対応する上昇リブ部溝26を対象とした様々な形状49を使用して、上昇リブ46がスライダ16の開口端部36にて上部シール部材12を下部シール部材14から引き出すように、上部シール部材12の頂面47の内側に上昇リブ46を固定する機構を実現することができる。
ここで図9iを参照すると、図9iは、上昇リブ46を有するスライダ16を示す。更に具体的には、図9iに示す改変スライダ16は、上部シール部材12のはめ合いプロファイル20の頂面47へ突出する単一の上昇リブ46を利用するものである。図9hに示すスライダの場合と同様に、図9iのスライダ16は、プロファイルがスライダ16の開口端部36を通るときに上部シール部材12を下部シール部材14から引き出す構造体を実現する形状49を単一の上昇リブ46の端部にて使用する。
図9jは、上述した種々の特徴の組み合わせを利用してスライダとシールの結合体を形成することを示している。ここでは、図9jは、相対的に長尺の閉鎖棒48を有し、かつ、2つの上昇リブ46を有するスライダ16を示しており、第1の上昇リブ46は、スライダ16の側面上に位置し、第2の上昇リブ46は、上部シール部材12の主要プロファイル部分25の頂面47に沿って位置する。更に、下部シール部材14は、スライダ16の側面周りに巻かれ、下部シール部材14の頂側面53が上部シール部材12の頂側面55とほぼ同じ高さとなるような高さまで浮き上がる。
ここで図9kを参照すると、図9kは、円筒形状を有するスライダ16を示す。円筒形状スライダ16は、閉鎖棒48と、上部シール部材12が上昇リブ46にて終端する上部シール部材12の主要プロファイル部分25の外部周りに巻かれる本体とを含む。したがって、スライダ16の形状は、かなり変る場合があるが、開閉シール17の機能を実現する。
ここで図9lを参照すると、図9lは、本発明のプロファイルシステムを強化する補剛インサート54を示す。更に具体的には、下部シール部材14の内側に複数の補剛インサート54を含むことで、補剛インサート54を本発明のシール17の各部に沿って所定の間隔を置いて配置することができる。インサート54は、より強いシール構造体を実現し、一方、同時に、シールが、間隔を置いた配置という配置上の性質の結果として相対的柔軟に挙動することを可能にする。間隔を置いたインサートの配置は、米国特許第5,991,980号で開示されており、この特許の内容全体は、引用により本明細書に組み入れられる。
再び、図9lを参照すると、図9lは、インサート54が、屈曲して下部シール部材14の全体的な外形形状に追従し、下部シール部材14は、閉鎖棒溝32を含むことを示す。補剛インサート54は、本明細書で開示する任意のプロファイル形状において使用することができる。例えば、図9mは、本質的に突出部形状である閉鎖棒48を有するスライダ16を示す。ここでは、インサート54は、下部シール部材14の全体的な輪郭に追従し、下部シール部材14は、高さが上昇して上部シール部材12の高さと合致する。同様に、図9nは、スライダ16との、閉鎖棒48の終点52にて半円端部形状51を有するインサート54の使用を示す。
ここで図9oを参照すると、本発明の別の態様においては、シール部材リブ56を使用して、シール・プロファイルに対する更なる安定性を実現することができる。更に詳しくは、シール部材リブ56は、下部シール部材14から突出して上部シール部材12および下部シール部材14の連結主要プロファイル部分25を強化する構造体である。シール部材リブ56は、上部シール部材12および下部シール部材14の主要プロファイル部分25が下部シール部材14に向かって移動または回転することを防止することを補助する。シール部材リブ56のリブ端部58は、上昇リブ部溝26へ突出することによって、更なる安定性を追加する。シール部材リブ56は、様々な形状で形成することができ、かつ、補剛インサート54を含むことができる。更に、シール部材リブ56は、上部シール部材12のプロファイル部分の少なくとも一部に嵌合するように(図示せず)構成することができる。使用時に、スライダ16の閉鎖棒48は、閉鎖棒溝32を通って、上部シール部材12が下部シール部材14の連結状態になるまでシール部材リブ56を外方に偏向させてシール・プロファイル領域から離す。スライダ16がプロファイルの部分を通過した後、シール部材リブ56は、図9oに示すように、シール・プロファイルを強化する位置に戻る。
図3に示すように、シールは、強制的に上部シール部材12のはめ合い面20を下部シール部材14のはめ合い面22と連結して接触させることで形成される。したがって、はめ合い面20および22は、2つの面が連動することを可能にすることによってシールを形成するはめ合い形状となっている。各はめ合い面は、少なくとも1つ、あるいは、互いに合わさる複数のオス形状60およびメス形状62で形成される。ここで図10を参照すると、図10は、様々な個々のオスはめ合い形状60を示す。図10に示すように、広範囲にわたるオス形状60が可能である。図11は、オス形状60と一対となって、図12に示すように、オス形状60およびメス形状62の連結対64を形成することができるメス形状62のマッチング・セットを示す。はめ合い面20、22を形成するとき、オス形状60およびメス形状62の異なる分類を用いて、各オス形状60が対応するメス形状62と合わさる限り、複数の形状を1つのはめ合い面20および22内に形成することができる。したがって、オス形状60およびメス形状62の様々な組み合わせを用いて、はめ合い面20および22の独自の適合組を形成することができる。更に、はめ合い面20、22は、1つ、2つ、3つ、または実質的にそれ以上の数のオス形状60およびメス形状62を含むことができる。例えば、装置10は、何百または何千もの舌状部と溝部つまりオス形状60およびメス形状62を含むはめ合い面20、22が望ましい医療移植分野において種々の用途を有することができる。
ここで図13を参照すると、様々な異なる複雑な形状を用いて、オス形状60を形成することができる。すなわち、図10に示す全てのオス形状60について、更なる溝またはノッチを上記のオス形状60内に作ることができる。図14に示すように、ノッチ64を有するオス形状60が使用される場合、対応するメス形状62は、ノッチ64と合わさる突出部66を含むことが好ましい。
使用することができる上述した複雑な形状に加えて、図15に示すものなど、形状追加部68をオス形状60に追加することができる。同様に、図16に示すように、形状追加部68も含むメス形状62を設置することができる。使用される場合、対向するはめ合い面20または22は、形状追加部68に対応するために妥当な凹みまたはノッチ(図示せず)を含む。
ここで図17.1から図17.11を参照すると、本発明の更なる態様は、好ましくは、オス形状60の長さに沿って様々な形状70を含むはめ合い面20および22を実現することである。説明上、図示する形状の全ては、オス形状60である。しかしながら、長さに沿って任意の場所で単純な形状70を組み込むことができるオス形状60と合わさるように、対応するメス形状62を用いることが好ましいことを理解されたい。図17.1は、オス形状60の頂部および底部上に位置する単純な形状を示すが、中央部には形状はない。図示する単純な形状70は、オス形状60の各側面では半円となっている。しかしながら、単純な形状70は、矩形、三角形など、任意の形態を取ることができることを理解されたい。図17.2は、頂部にて両側に2つの異なる単純な形状70を有するオス形状60を示す。図17.3は、オス形状60の長さに沿って互いの上に積み重ねられた3つの単純な形状70を示す。図17.4から図17.9は、使用可能で単純な形状の幾つかの他の可能な組み合わせを示す。本発明の範囲内のもので図示するもの以外の組み合わせが可能である。図17.10は、オス形状60が湾曲状態とすることができることを示す。更に、図17.11は、湾曲オス形状60が、端部においてなど、長さに沿って単純な形状を含むことができることを示す。要約して言えば、オス形状60は、ノッチ64、更なる形状68、単純な形状70および湾曲部材もしくはノッチ64、更なる形状68、単純な形状70または湾曲部材を含んではめ合い面20、22を形成することができる。オス形状60の結合が求められる場合、メス形状62はオス形状の60と合わさり、かつ、突出部66など、妥当な形状を組み込むことが好ましい。
図18aおよび図18bは、上部シール部材12および下部シール部材14が、それぞれ、はめ合い面20および22に沿って可変高さのオス形状60を含むことができることを示す。好適な実施形態においては、単一のはめ合い面は、それ自体と合わさるように設計される。更に具体的には、単一のプロファイル部分は、図18cに示すように、それ自体と合わさってシールを形成するように生成、切断、および反転させられる。ここで、単一のプロファイルは上部シール部材12と下部シール部材14の両方の役目をする。
ここで図19および図20を参照すると、図19および図20は、第1の実施形態の改変例を示しており、改変スライダ16’を上部シール部材12および下部シール部材14と組み合わせて使用してシール17を形成する。スライダ16’は、閉口部分72と開口部分74を特徴とする。スライダ16の場合と同様に、スライダ16’をシール17の長さに沿って移動させてシール17を閉じるかまたは開ける。使用時においては、スライダ16’がシール・プロファイルに沿って移動されたときに、閉口部分72は、閉口部分72が通過するシール部分を閉じる。逆に、スライダ16’を反対方向に移動したとき、開口部分74は、開口部分74が通るシール部分を開ける。
シール17の閉鎖が閉口部分72で発生するのは、上部シール部材12が下部シール部材14と閉じ込められた状態に置かれることによって、上部シール部材12のはめ合い面20が下部シール部材14のはめ合い面22に圧入されるからである。更に詳しくは、上部シール部材12のはめ合い面20は、スライダ16’の上部傾斜部分76によって下部シール部材14のはめ合い面22に圧入される。この動作が発生すると、下部シール部材14は、スライダ16’の閉鎖棒48によって所定の位置に保持される。
傾斜部分76は、水平方向の内面78を有することができる。しかしながら傾斜部分76は、傾動されるかまたは水平面に対して下方の角度αに設定されることが好ましい。この下方の角度αは、はめ合い面20が下部シール部材14のはめ合い面22に圧入されるときに上部シール部材12を回転する役目をする。上部シール部材12の回転は、スライダ16’を使用してシール17のチャックを閉めたりまたは開けたりするときに、スライダ16’がより自由に動くことができるように補助するものである。更に、上部シール部材12の回転は、オス形状60をメス形状62内に回転することで閉鎖状態でのシールの気密および防水特性を向上させることによって、個々の面の接触が向上する。スライダ16’を使用して密封されるはめ合い面20および22と関連して使用されるオス形状60およびメス形状62は、ノッチ64、突出部66、形状追加部68、単純な形状70、並びに、はめ合い面20、22および構成構造体について先述した全ての他の特徴を含むことができる。
ここで図20を参照すると、図20は、上部傾斜部分76と上部シール部材12との間の摩擦を低減する一連の部分円筒形状80を示す。更に具体的には、上部傾斜部分76の内面78は、上部シール部材12の主要プロファイル部分25の頂面47と接触する一連の部分円筒形状80を含むことが好ましい。これらの部分円筒形状80は、上部シール部材12が上部傾斜部分76に接触するときに上部傾斜部分76と上部シール部材12との間の摩擦を低減する役目をする。また、部分円筒形状80は、スライダ16‘の閉鎖部分72にて閉鎖棒48の少なくとも一部に沿って使用されることが好ましい。閉鎖棒48の内面82に沿った部分円筒形状80によって、閉鎖棒48と下部シール部材14との間の摩擦が低減される。
スライダ16’は、閉鎖棒48を使用して下部シール部材14の位置を安定化かつ制御する。スライダ16’に関連して使用される閉鎖棒48の種々の態様は、先述した置換例の全てを包含するものである。制限なく、閉鎖棒48は、相対的に長尺、つまり図9aで先に示したものと類似のものとする場合があるか、または、図9dに示すように、非常に短尺であるために突出部の様相を呈する場合がある。また、端部形状51を含んで下部シール部材14の把持を補助することができる。これは、特に、相対的に短尺のつまり突出部形状の閉鎖棒48が利用される場合に有用である。形状に関係なく、スライダ16の場合と同様に、閉鎖棒48は、下部部材14の位置をスライダ16’の内側で制御する役目をする。
図19および図20を参照すると、スライダ16’の開口部分74は、上部シール部材12を下部シール部材14から分離してシール17を開ける役目をする。開口部分74は、1つの上昇リブ46’を含むことが好ましい。上昇リブ46’は、スライダ16’の開口部分74にて、傾斜位置においてほぼスライダ16’の中央部からスライダ16’の端部まで延在することが好ましい。また、開口部分74は、閉鎖棒48を含み、閉鎖棒48は、スライダ16’の底部の全長に延在することが好ましい。閉鎖棒48は、下部シール部材44をスライダ16’の底部に固定する。スライダ16’が図19の矢印84に従って開口方向に移動したとき、上部シール部材12上の上昇リブ46’と下部シール部材14上の閉鎖棒48の結合体は、2つのシール部材12および14を引き離し、その結果、シールが開く。スライダ16’内での上昇リブ46’のこの好ましい使用によって、上部シール部材12が下部シール部材14から分離されるときに上部シール部材12に回転運動が与えられる。この回転が発生するのは、上昇リブ46’に隣接する主要プロファイル部分25の側面が、上昇リブ46’の反対側にある主要プロファイル部分25の側面の前で上昇するからである。この回転機能は、下部シール部材14からの上部シール部材12の分離の円滑化に対応するものであり、また、開口時に上部シール部材12と下部シール部材14との間で誘発される摩擦が低減されるためにシール性能の寿命を向上させる傾向がある。上昇リブ46’は、レール形状とすることができるか、または、図20に示すように、楔形状とすることができる。
ここで図21を参照すると、図21は、上部シール部材12と下部シール部材14とを含むシール17の例を示す。上部シール部材12の主要プロファイル部分25の縁部にて上昇溝26が上昇ウィング24の下に形成される。上昇溝26は、スライダ16’の上昇リブ46’を受け止めながら受け入れる。また、図21は、下部シール部材14の内側にある閉鎖棒溝32を示す。
図9aから図9oに示す様々なシール構成は、スライダ16’との使用に適用可能である。更に具体的には、閉鎖棒48特性およびプロファイルはめ合い面20、22など、既に論じた種々の特徴に加えて、スライダ16’は、図21に示すものの代替構成および特徴を利用することができる。例えば、スライダ16’は、単一の頂部取り付け上昇リブ(図9iを参照されたい)または側面および頂部取り付け上昇リブ(図9jを参照されたい)を組み込むことができる。主要プロファイル部分25より上にある上部シール部材12の各部は、下部シール部材14と同じ高さまたは異なる高さとすることができる。また、スライダ16’使用時には補剛インサート54を下部シール部材14内で使用することができる。
ここで図22および図23を参照すると、上昇リブ46’は、シール17の30という端部分にて上昇ウィング24を切断して上部シール部材12から取り外すことで、上部シール部材12を下部シール部材14から分離するのを防止する。上昇ウィング24がないことから、スライダ16’の開口部分74は、上部シール部材12の下側を把持することはできないので、下部シール部材14から分離してしまう。本発明のこの態様は、上部シール部材12の全長によって下部シール部材14とともに流体障壁を形成するためにシール17を閉鎖時に形成することを可能にするものである。
図24は、スライダ16’の正面つまり開口部分74を正面とするスライダ16’の立面図を示す。この図は、更に、最前面においてスライダ16’の中央部からスライダ16’の前端部までの角度で立ち上がる上昇リブ46’を示す。シール17開口時に下部シール部材14の保持を補助するために、溝88がスライダ16’内に形成されることが好ましい。
ここで図25を参照すると、図25は、スライダ16’の後部立面図を示す。この図は、閉口部分72の方を正面とするスライダ16’を示す。やはり、上昇リブ46’がスライダ16’の頂部に向かって立ち上がっていることを示している。
図26は、図25に示すのと同じ後部立面図を示すが、上部シール部材12および下部シール部材14は、スライダ16’の内側に配置されている。また、この図は、上昇リブ46’を覆うように配置された上部シール部材12の上昇ウィング24を示す。閉鎖棒48は、下部シール部材14をスライダ16’の内側に固定し、また、スライダ16’の閉口端部38にて傾斜部分76と共に閉じ込めて、下部シール部材14のはめ合い面22との連結位置に上部シール部材12のはめ合い面20を圧入する。上部シール部材12の頂面90は、上部シール部材12がスライダの前端部にて開状態となるときにスライダ16’の背後で浮き上がっているのを示している。
図26とは対照的に、上部シール部材12および下部シール部材14を有するスライダ16’の正面図を図27に示す。ここでは、スライダ16’の開口部分74の機能を示す。上部シール部材12は、スライダ16’の開口端部36にて既に下部シール部材14から引き離されており、その結果、上部シール部材12の下面92が露出される。
更なる実施形態においては、物体の第1の表面の第1の縁部を物体の第2の表面の第2の縁部で密封する装置を含み、第1の縁部は、第2の縁部に実質的に平行であり、第1および第2の表面は、実質的に同一平面上にあり、第1の表面は、第2の表面と反対の方向に延在する。装置は、上部シール部材、下部シール部材、スライダ、栓を含む。上部シール部材は、第1の縁部に取り付けられ、第1のはめ合い面を有する。下部シール部材は、第2の縁部に取り付けられ、第2のはめ合い面を有する。第2のはめ合い面および第1のはめ合い面は、解放可能に連結可能である。スライダは、本体と、スライダ内部構造体と、外部舌状部溝部分とを有する。本体は、開口端部と閉口端部とを含み、閉口端部は、上部シール部材の第1のはめ合い面が下部シール部材の第2のはめ合い面と連結接触され、閉じ込め部分を有する。スライダ内部構造体は、上部シール部材の第1のはめ合い面と協働し、かつ、下部シール部材の第2のはめ合い面と協働する。栓は、栓内部構造体と、外部舌状部溝部分とを有する。栓内部構造体は、上部シール部材の第1のはめ合い面と協働し、かつ下部シール部材の第2のはめ合い面と協働する。閉口位置においては、栓内部構造体は、スライダ内部構造体と協働し、栓の外部舌状部溝部分は、スライダ舌状部溝部分に連動する。スライダが上部シール部材と下部シール部材をスライダの内側で開口端部から閉口端部へ渡す方向に移動されたとき、スライダは、第1のはめ合い面を閉じ込めて第2のはめ合い面と接触することによって、シールが形成される。
図28から図31は、密封装置のこの実施形態を示す。密封装置100は、上部シール部材12、下部シール部材14、スライダ102、及び栓104を含む。スライダ102は、引きタブ40、ピン42、及び引きタブ軌道44を含む。この実施形態の態様は、係止することができる密封装置100を提供することである。したがって、引きタブ40は、スライダ102が閉鎖位置にあるとき、栓104の係止受け108を受け止めながら受け入れる開口部106を含むことが好ましい。更に具体的には、栓104は、シール17の端部に取り付けられる常設止め具である。シール17を閉じるために、スライダ102は、上部シール部材12と下部シール部材14のシール・プロファイル17の下方にチャックが降ろされることによって、上部シール部材12のはめ合い面20が、下部シール部材14のはめ合い面22と連動する。その後、スライダ102は、以下で詳細に論じるように、栓104と合わさる閉鎖位置110に達する。その後、引きタブ40は、係止受け108が引きタブ40の開口部106を通るように引きタブ40を順方向の位置に置くことで栓104の係止受け108で固定される。係止受け108は、一般のトラベル・ロック(図示せず)が使えるようにサイズ決めされた穴112を含む。
再び図28および図29を参照すると、図28および図29は、シール100の2つの斜視図を示す。図28および図29は、スライダ102および栓104がシール・プロファイル110の端部にてシール17を行う、栓104を伴う閉鎖位置110にあるスライダ102を示す。
図30は、図28の線30−30に沿って上部シール部材12の側面にて切り取られた密封装置100の横断面図である。図30は、スライダ102が栓104を伴う閉鎖位置110にあるときの上部シール部材12及び下部シール部材14の配置を示す。ここでは、上部シール部材12および下部シール部材14は、スライダ102および栓104によって占領される区域内で分離された状態で示されている。ここでは、上部シール部材12および下部シール部材14は、以下で論じるように、スライダ102および栓104の内部構造体と共に水圧蒸気障壁を形成する。
図31は、図29の線31−31に沿って下部シール部材14の側面にて切り取られた密封装置100の横断面図である。すなわち、図31は、図30に示す横断面と比較して、スライダ102/栓104結合部の反対側を示す。図31においては、下部シール部材14は、スライダ102および栓104によって占領された区域において上部シール部材12から分離された状態で示されている。
ここで、図32を参照すると、図32は、栓104およびスライダ102の外部および内部はめ合い構造体を示す。更に具体的には、栓104は、スライダ102および栓104が閉鎖位置110に設定されたときにスライダ102の外部舌状部溝部分116と結合する外部舌状部溝部分114を含む。すなわち、スライダ102及び栓104は、矢印Aに従って栓104と共にスライダ102を挿入することで係止される。更に、栓104の内部構造体118は、上部シール部材12のはめ合い面20および下部シール部材14と協働かつ係止するように成形される。同様に、スライダ102の内部構造体120は、下部シール部材104のはめ合い面22と協働して係止するように成形される。更に、栓104の内部構造体118は、スライダ102の内部構造体120と係止する。シールは、スライダ102および栓104が閉鎖位置110にあるときに形成され、これは、(1)上部シール部材12のはめ合い面20が栓104の内部構造体118の頂部122と水圧シールを形成し、また、スライダ102の内部構造体120の頂部124と水圧シールを形成するからであり、かつ(2)下部シール部材14のはめ合い面22は、栓104の内部構造体118の底部126と水圧シールを形成し、また、スライダ102の内部構造体120の底部128と水圧シールを形成するからである。
図31および図32を参照すると、上部シール部材12と下部シール部材14との間の摩擦を低減する閉鎖こぶ127が設けられている。更に具体的には、閉鎖こぶ127は、円筒形状であり、かつ、スライダ102は好ましくはシール17の長さを下方に移動したときにスライダ102と上部シール部材12および下部シール部材14との間の摩擦を低減し、これは、スライダ102が移動したときには接線方向に閉鎖こぶに触れるのはシール部材12および14だけであるからである。
ここで、図33を参照すると、図33は、スライダ102および栓104の平面図を示す。この図は、スライダ102が栓104と閉鎖位置110に置かれたときにスライダ102の外部舌状部溝部分116と結合する栓104の外部舌状部溝部分114を示す。
ここで、図34を参照すると、図34は、スライダ102の内部構造体120を正面図で示す。この図は、スライダ102の内部構造体120が、それぞれ、上部シール部材12のはめ合い面20および下部シール部材14のはめ合い面22と係止するように形成されることを示す。更に、内部構造体120の個々の支柱130は、支柱130のオス部分が上部シール部材12のはめ合い面20のメス形状62および下部シール部材14のはめ合い面22のメス形状62を途中で押さえることを可能にする角度θに位置する。本発明のこの態様は、スライダ102の内部構造体120に対する安定性および強度の増加をもたらすものである。
シール100は、可変高さプロファイルはめ合わせ形状と共に使用されることが好ましい。すなわち、上部シール部材12および下部シール部材14のはめ合い面20および22のオス形状60およびメス形状62は、異なる高さに設定されることが好ましい。例えば、図18cに示すはめ合いプロファイル形状は、上部シール部材12および下部シール部材14がスライダ102の閉口端部38にて共に閉じられたときに密封装置100と共に使用して防水および気密度を補助する好適なプロファイルである。
ここで、図35から図36bを参照すると、かつ、本発明の1つの実施形態によれば、湾曲上昇リブを含む改変スライダ16’’を提供する。更に詳しくは、図35は、上部シール部材12、下部シール部材14、及び改変スライダ16’’を含む装置10を示し、改変スライダ16’’は、縦軸L−Lを含む。スライダ16’の場合と同様に、改変スライダ16’’の上昇リブ46’’は、改変スライダ16’’の中間位置からスライダの開口部分74の区域内で改変スライダ16’’の開口端部34にてまたはその近くの場所まで延在する。スライダの開口部分74の区域を図39に示す。また、上昇リブ46’’は、これらの位置の間の長手方向の長さに沿って彎曲し、更に好ましくは、上昇リブ46’’は、スライダ16’’の内側の第1の中間位置132からスライダ16’’の開口端部36にてまたはその近くの第2の終端位置136まで縦軸L−Lに向かって半径方向に内側に湾曲する。したがって、上昇リブ46’’は、上方および内方の両方に彎曲する。上昇リブ46’’の曲率は、はめ合い面20、22の係止形状60がスライダ16’’作動時に回転するためにスライダ16’’の作動の円滑化に対応するものであり、その結果、閉口時に互いに接触し合うときの、また、開口中に互いから離脱する間の摩擦が低減される。更に詳しくは、上昇リブ46’’は、上部シール部材12の上昇ウィング24を上昇させて、上部シール部材12が回転によるかまたは剥離本位の分離において下部シール部材14から円滑に離脱することを可能にする。このような湾曲上昇リブ46’’は、スライダ16’’の長さの少なくとも一部に沿って上部および下部シール部材12および14を故意に心狂いさせ、それでも有利なことに、オス形状およびメス形状を回転させて合わせたりかつ離したりすることでシール部材12および14の係合および離脱の円滑化を行う。更に、湾曲上昇リブ46’’は、より小さな上昇リブが、より大きなする幅プロファイルを開くことを可能にし、したがって、スライダのコンパクト化に対応している。
ここで図37および図38を参照すると、かつ、本発明の少なくとも一部の実施形態によれば、改変スライダ16’’’の閉口部分72の区域内で上部内面140上にオスリブ144を有するスライダ16’’’を含む密封装置10を提供する。スライダの閉口部分72の区域を図39に示す。オスリブ144は、上部シール部材12の頂面90に沿って位置するメス溝148によって受け止められる。オスリブ144および対応するメス溝148は、シール部材12および14の経路上に停留する能力の維持を補助する。
ここで図40から図43を参照すると、本発明の別の実施形態においては、無端密封装置を提供する。より一般的には、少なくとも1つの実施形態によれば、無端閉鎖装置を提供する。本明細書で詳細に説明する以下の無端閉鎖の種々の実施形態は、好適な実施形態を例示する目的で無端シールに関するものである。したがって、図40で最も良くわかるように、無端密封装置152は、無端上部シール部材156(上部シール部材12と構造が類似のものであるが形状が連続しており、つまり無端)と、無端下部シール部材160(下部シール部材14と構造が類似のものであるが形状が連続しており、つまり無端)とを含む。無端上部および下部シール部材156および160は様々な方法で、例えば一例としてかつ限定しないものとして、シール部材156の第1縁部をシール部材156の第2縁部に取り付け、またはシール部材156および160を射出成形することにより、無端な形に形成することができる。図41に示すように、係止ヒンジスライダ164を使用して無端シール部材156および160を結合したり、解除したりする。本発明の少なくとも一つの実施形態により、係止ヒンジスライダ164は本明細書に記載の他のスライダ、例えばスライダ16’’およびスライダ16’’’と構造的に類似とすることも可能であるが、ヒンジ168に解除可能に固定可能または係止可能な頂部を含むことにより、スライダ頂部を上昇させたり下降させたりできることが望ましい。当業者は認識しかつ理解すると考えられるように、ヒンジ168を有する解放可能に係止可能な頂部は、1つの可能な開口スライダ構造体にすぎず、したがって、開口スライダは、脱着可能でありかつスライダ164の本体上に素早く元に戻るかまたは他の方法で固定される頂部を含め、様々な構成を含むことができる。したがって、ヒンジ168を有する解放可能に係止可能な頂部は、スライダ頂部をスライダ164に解放可能に固定する1つの手段にすぎない。
本発明の種々の実施形態によれば、スライダ164は、無端シール部材156、160の曲率に実質的に合致する湾曲形状を有することができる。一例かつ限定するものではないとして、手袋をバイオ・スーツに密封するのに使用されるスライダは、テントを密封するのに使用されるスライダより大きな曲率を有することができる。
ここで図42aを参照すると、無端密封装置152の前に、無端上部および下部シール部材156および160をまず互いの近くに位置決めする。その後、ヒンジ168を有する解放可能に係止可能な頂部が開放位置の状態で、無端上部シール部材156を移動させて、スライダ164の周辺部で無端下部シール部材160と実質的に係合して位置合わせされる。図42bに示すように、ヒンジ168を有する解放可能に係止可能な頂部を、図42cに示すような係止位置まで回転させることによって、無端シール部材156および160のはめ合い面20、22の係止形状60を可能にする。図43に示すように、次に、スライダ164を無端シール部材156、160周りに前進させて無端シールを形成するが、無端シールは、横断面を実質的に円形とすることができる。図40で最も良くわかるように、無端上部シール部材156は、上昇ウィング24が既に除去されている隙間部分172を含むことによって、スライダ160は、無端密封装置152が取り付けられる物体の円周部全体を密封することができる。
本発明の種々の実施形態によれば、かつ、当業者により認識されるように、無端密封装置152は、様々な可能な用途を有し、それらには、頭部覆い、袖口、手袋および長靴もしくは頭部覆い、袖口、手袋または長靴、ケミカル・スーツおよびバイオ・スーツもしくはケミカル・スーツまたはバイオ・スーツ用取り付け具、ドライ・スーツ用チャック式首シール、テント開口部およびテント相互連結開口部もしくはテント開口部またはテント相互連結開口部、封入覆い、ファスナおよびバッグもしくはファスナまたはバッグがあるが、これらに限定されない。
ここで、図44aおよび図44bを参照すると、かつ、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、上部および下部シール部材12および14と共に使用されるスライダ176を提供し、とりわけ、スライダ176は、ジャケット、または他の衣服または一般的に分離されたチャックタイプのファスナ機構を有する物品との使用が予想される。したがって、スライダ176は、特に、最小サイズのスライダが望ましい物品との使用に適する。スライダ176の場合、スライダの作動部分74は、閉口部分72と別個のものである。更に詳しくは、スライダ176の場合、スライダ本体188の頂部184およびスライダ本体188の底部192は、実質的には開口部分74へ延在するものではない。すなわち、少なくとも1つの実施形態においては、頂部184の頂部前端185は、中間側面部材196の前端190の背後に、すなわち、その後部に対して長手方向に位置する。更に、少なくとも1つの実施形態においては、底部192の底部前端194も、中間側面部材196の前端190の背後に、すなわち、その後部に対して長手方向に位置する。したがって、本発明の種々の実施形態によれば、頂部前端185および底部前端194の少なくとも一方は、中間側面部材196の前端190の背後に、すなわち、その後部に対して長手方向に位置する。更に、頂部前端185および底部前端194は、中間側面部材196の前端190から異なる長手方向に離間された距離を隔てて位置することができる。図44aおよび図44bに示すように、頂部前端185および底部前端194は、好ましくは、スライダ176の長さDに沿って約10%から90%の間に、更に好ましくは、スライダ176の長さDに沿って約30%から70%の間に、尚も更に好ましくは、スライダ176の長さDに沿って約40%から60%の間に位置する。したがって、少なくとも1つの実施形態においては、スライダ176は、スライダ本体188の頂部184と底部192の間に位置決めされた中間側面部材196を有する開口部分74を含むことが好ましく、中間側面部材196は、閉口部分72から開口部分74に片持ち状態である。中間側面部材196は、上部シール部材12を下部シール部材14から分離することで、シールを開けるときに楔の役目を果たし、かつ、シールを閉じるときに漏斗案内の役目を果たす。スライダ176の構成の結果として、シール部材12および14は、スライダ176の正面180にて露出されている。
ここで、図45aを参照すると、スライダ176は、スライダ176のほぼ中央部分を通る垂直面に沿って見たとき、若干平坦化された円または楕円形状の輪郭198(点線表示)を有する。ここで、垂直面は、スライダ176の縦軸L−Lに実質的に垂直方向に配向される。この構造体は、スライダの実質的にバランスが取れた構成のためにスライダ176をより安定させる。更に、図45aは、スライダ176の中間側面部材196が、中間側面部材196の一方の側面に沿ってのみ頂部184と相互に結合され、中間側面部材196の他方の側面に沿ってのみ底部192に相互に結合されることが好ましいことを示す。このような構成によって、上部および下部シール部材12および14がスライダ176のすぐ近傍に実質的に反対方向に延在される。
ここで、図45aから図45cを参照すると、かつ、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、中間側面部材196は、合計で1つ以上のリブを更に含むことができ、このようなリブは、存在する場合には、中間側面部材196の上部および下面に沿って長手方向に延在することが好ましい。更に詳しくは、図45aから図45cに示す例示的なスライダ176の場合、上部側面部材リブ200は、中間側面部材196の下面212から延在し、下部側面部材リブ208は、中間側面部材196の下面212から延在する。本発明の種々の実施形態によれば、リブ200、208は、ほぼまたは実質的に垂直方向に配向される部分を含むことができ、かつ、長手方向の長さに沿ってある程度の曲率を更に含むことができる。リブ200および208は、連続させることができるか、または、長手方向の長さに沿って複数の開口部を含むことができる。リブ200および208は、スライダ176がシールの長さに沿って移動したときに、それぞれ、シール部材12および14のはめ合い面20、22の位置合わせを補助するとともに、スライダ176の適切な追跡の維持も補助する。中間側面部材196の上部および下部もしくは上部または下部の表面204、212の各々の上に2つ以上のリブを設置することができることを理解されたい。一例かつ限定するものではないとして、1つのリブを使用して、それぞれ、シール部材12および14のはめ合い面20、22のメスはめ合い面の各々と一致させることができる。別の代替構成においては、スライダ176は、一切のリブを含まない場合がある。
ここで、図46a、図46b、図47を参照すると、かつ、本発明の少なくとも1つの実施形態においては、スライダ176など、スライダ、並びに、上部および下部シール部材12および14と使用される初期停止ブロック220を有する密封装置216を提供する。他の用途において、密封装置216は、第1のシール部材12を第2のシール部材14から完全に分離することが望ましいジャケットまたは他の衣服、または、寝袋などの物品との使用が予測される。更に、留意点として。シール部材12および14のはめ合い面20および22に使用される特定の材料は、2つのシール部材12および14が互いに対して摺動することを可能にすることができる。したがって、当該の滑りを防止するために、初期停止ブロック220を使用することができる。
密封装置216の初期停止ブロック220は、シール部材12および14の一方に固定されることが好ましく、好適な実施形態においては、初期停止ブロック220は、下部シール部材14に固定される。初期停止ブロック220は、上部シール部材12と係合する手段を含む。一例としてかつ限定しないものとして、少なくとも1つの実施形態においては、初期停止ブロック220は、上部シール部材12の端部分の内側に位置する穴218と結合する突出部228と相互結合される付勢式ボタン224を含む。使用面においては、スライダ176は、初期停止ブロック220の間近に位置決めされ、その後、上部シール部材12が、スライダ176の正面180に摺動され、これは、初期停止ブロック220内への上部シール部材12の順路決めを補助するものである。その後、突出部228が上部シール部材12の内側にある穴218に係合して上部シール部材12を初期停止ブロック220内へ解放可能に係止する。突出部228の底部は、穴218と円滑に結合する傾斜面222を含むことが好ましく、傾斜面222は、突出部228の前部から後部に下方に(または図47で示すように左から右に)傾斜することが好ましい。上部シール部材12が初期停止ブロック220に解放可能に係止された後、スライダ176は、はめ合い面20、22の長さを下方に移動されてシール部材12および14の間のシールを形成する。シールを離脱させるために、スライダ176は、スライダ176の後部186が初期停止ブロック220に隣接して位置するまで初期停止ブロック220に向かって移動し、その後、ボタン224の背面が押されて、突出部228が上部シール部材12の内側にある穴218から上昇することによって、上部シール部材12を摺動させて初期停止ブロック220およびスライダ176から脱することができる。
ここで図48aから図48gを参照すると、かつ、本発明の代替実施形態によれば、密封装置216’を提供し、本装置は、上部シール部材12が初期停止ブロック220’に挿入された後に上部シール部材12を保持する代替手段を利用する初期停止ブロック220’を有する。更に詳しくは、付勢式突出部を用いて、上部シール部材12の穴218を利用して上部シール部材12を固定する先述した初期停止ブロック220とは対照的に、初期停止ブロック220’は、上部シール部材12を把持または伸ばして初期停止ブロック220’と共に上部シール部材を保持する機構を含むことが好ましい。
図48aは、初期停止ブロック220’と、初期停止ブロック220’に隣接して位置するスライダ232とを示す。初期停止ブロック220’は、ユーザが通常のチャックシステムを使用する時に行うと思われるように、上部シール部材12をスライダ232の正面180に挿通することを可能にする。しかしながら、前出の初期停止ブロック220について説明したように小さな突出部と係合するのではなく、上部シール部材12は、初期停止ブロック220’と作動上関連する解放可能に固定または把持する手段によって所定の位置に保持され、このような把持手段は、プロファイルを把持する一連の把持具または薄片236を含む(がこれらに限定されない)ことができる。当業者によって理解されるようにように、付勢式突出部、突起物などの構造体、こぶおよび紙やすり状の表面、もしくは、こぶまたは紙やすり状の表面などの粗面の1つ又はそれ以上を含めるために、薄片236については多くの形状およびサイズに関する選択肢がある。一般に、把持具または薄片は、上部シール部材12を把持して所定の位置に保持するようなものとすることができる。上部シール部材を把持する代替手段として、小さな指押しポンプを使用して、真空状態を形成して上部シール部材12を初期停止ブロック220’に保持することができる。あるいは、把持手段は、1つ以上の磁石を含むことができる。1つの可能な構成は、上部シール部材12の端部に結合されたかまたは上部シール部材12の端部と一体化している小さな鉄金属または磁石部材を含み、補完的に磁気的に機能する部材が、初期停止ブロック220’の内側に位置するかまたは初期停止ブロック220’の内側と作動上関連しており、磁力は、上部シール部材12を適切に所定の位置に保持するには十分である。
ここで、図49から図52を参照すると、かつ、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、ユーザが素早く退出する必要がある物品において使用される脱出式密封装置240を提供する。このような状況は、例えば、兵士が寝袋の中で寝ており、敵による脅威または緊急時の状況が現実のものとなったときに存在すると考えられる。このような状況では、兵士たちは、チャック引きを捜す必要がなく寝袋から脱出して寝袋から素早く出ることができる必要がある。脱出式密封装置240は、寝袋244を密封すると同時に、それでも、兵士が、状況的に考えられる必要に応じて、寝袋244から素早く出ることを可能にする手段となる。
脱出式密封装置240は、先述したスライダ176など、分離ブロックスライダを利用することが好ましく、スライダ176は、中間側面部材196の両側から延在する1つ以上の上部側面部材リブ200および下部側面部材リブ208を含むことが好ましい。更に、1つの実施形態においては、脱出式密封装置240は、下部シール部材14より若干短尺である上部シール部材12を更に含むか、あるいは、スライダ176に対応するのに十分な隙間が上部シール部材12内に存在する。このような構成の場合、スライダ176は、上部シール部材12内の切り取り部分または隙間の周辺において上部シール部材12から完全に離脱することができる。当然ながらスライダ176は、あるいは、下部シール部材14から離脱することができる。これは、上部シール部材12よりも短尺の下部シール部材14を設置することで、または、上部シール部材ついて本明細書で説明したものと同様に、下部シール部材14に切り取り部分または隙間を設けることで達成することができる。好適な実施形態の説明上、本明細書で例示する種々の例は、上部シール部材12から離脱するスライダ176を対象としたものである。スライダ176が、図52に示すように、上部シール部材12から離脱したとき、ユーザは、強制的にシール部材12および14を離して素早く寝袋244を出ることができる。
使用時において、脱出式密封装置240のユーザは、まず、寝袋244の底部248にて上部シール部材12をスライダ176に送ることによって寝袋244を閉じることができる。これによって、ユーザは、その後、寝袋244の頂部252に向かってスライダ176を移動するときに寝袋244を閉じることができる。図50は、寝袋244の頂部252にて切断または短尺化された上部シール部材12に対応する位置にあるスライダ176を示す。図51に示すように、スライダ176は、スライダ176のみが下部シール部材14と係合するように、上部シール部材12の端部を越えるように前進させる。図52に示すように、その後、ユーザは、寝袋の上層を押すと、上部シール部材12が、下部シール部材14から(ある程度の妥当な量の力で)離脱することになり、その結果、ユーザは、スライダ176を使用することなく、迅速に寝袋244を出ることができる。その後、寝袋244に戻ったとき、ユーザは、下部シール部材14に沿ってスライダ176を移動させて寝袋の底部248まで戻し、上部シール部材12をスライダ176へ送ってもう一度寝袋を閉める。
脱出式密封装置240の場合、1つ以上の上部および下部側面部材リブ200および208は、スライダ176を上部シール部材12を越えさせて上部シール部材12から離脱させてしまうと、スライダ176を下部シール部材14の軌道上に維持する一助となる。
本発明の種々の実施形態によれば、かつ、図50から図52に示すように、対応する上部および下部シール部材12および14のはめ合い面20および22は、砂時計構成を有する合い形状を含むことが好ましい。砂時計形状の合い形状は、はめ合い面20、22間の十分に高い接触表面積をもたらすことによって、シールの長さに沿って気密および防水の閉鎖が得られると共に、通常使用時にシールを閉状態に保つのに十分な剪断強度も得られ、更に、ユーザは、妥当な量の脱出力でシール強制的に開けることができる。当業者が認識するように、1つ以上の異なる形状およびその組み合わせを使用することができ、かつ、本発明の範囲内であることを理解されたい。
ここで、図53および図54を参照すると、かつ、本発明の種々の実施形態によれば、上部シール部材12は、下部シール部材14と係止している状態で示されており、シール部材12および14の両はめ合い面20および22の形状は、同じであり、したがって、単一のシール部材は、上部および下部の両シール部材として製造および使用される。ここで、図53を参照すると、はめ合い面20および22は、砂時計形状のオス形状460も、きのこ形状のオス形状464も含む。更に、組み合わせオス形状468は、砂時計形状の側と、きのこ形状の側とを含む。オス形状460、464、468は、単独使用時と、図53に示すように組み合わせ使用時に特定の利点をもたらす。更に詳しくは、種々のオス形状(および対応する種々のメス形状)の組み合わせは、新規なものであり、その理由は、(1)砂時計形状のオス形状460は、実質的な密封を行い、したがって、特定のガスの移動に対する抵抗をもたらすることがわかったからであり、また、(2)きのこ形状のオス形状464は、妥当な合い(または係止)強度をもたらすと同時に、また、良好なガスおよび水移動抵抗を目指した円形状(かつ、したがって、表面積が大きい)頂部を有するからである。組み合わせオス形状468は、隣接する砂時計形状のオス形状460およびきのこ形状のオス形状464の一体化を可能にすると同時に、係止強度および耐流体移動性にも寄与する。
ここで、図54を参照すると、上部および下部の両シール部材12および14は、きのこ形状のオス形状464のみを有するはめ合い面を含むことによって、著しい係止強度を有するシールを実現する。
ここで、図55を参照すると、かつ、本発明の種々の実施形態によれば、シール部材12および14の1つ又はそれ以上は、異なる材料を含んで、優れた構造的特性および移動性能特性をもたらすことができる。一例としてかつ限定しないものとして、異なるデュロメータ値を有する2つ又はそれ以上の材料を使用すると、図55に示す部分472についてなど、シール部材12および14の各部を形成することができる。このようなシール部材は、共押出し製造法を用いて形成することができる。当然のことながらオス形状は、シール部材の隣接する各部と比較すると、異なる材料を含むこともできる。例えば、砂時計形状のオス形状460は、隣接する共押出しきのこ形状のオス形状464より下位のデュロメータ材を含むことができる。
ここで、図56から図58を参照すると、かつ、本発明の少なくとも1つの実施形態によれば、二重シール部材414が2組のはめ合い面422aおよび422bを含み、第1のはめ合い面422aが第2のはめ合い面422bから離間される二重レール・システム400を提供する。二重レール・システム400は、単一の製造ステップで2つのはめ合い面を有する下部シール部材を製造することを可能にするという利点を有する。これによって、物品について密封装置を製造する際の経費上の利点が得られる。一例としてかつ限定しないものとして、多くのジャケットは、もっと暖かくなるようにユーザがフリース層などの更なる裏当てをジャケットに追加することができるように、ファスナ付きの裏地を含む。更に別の例においては、寝袋は、ユーザがビビー・サックにてチャックを締める能力を含むことができる。二重レール・システムを設置することで、材料費軽減、軽量化、小形化にて物品を作ることができる。
図56に示すように、二重レール・システム400は、第1の上部シール部材412aのはめ合い面420aを二重下部シール部材414の第1のはめ合い面422aに封止することで、第1の上部シール部材412aを二重下部シール部材414に結合することを可能にする。更に、二重レール・システム400は、第2の上部シール部材412bの第2のはめ合い面420bを二重下部シール部材414の第2のはめ合い面422bに封止することで、第2の上部シール部材412bを二重下部シール部材414に連動することを可能にする。
本明細書で説明する様々な密封装置は、前出はめ合い面およびオス/メス形状およびその組み合わせもしくは前出はめ合い面およびオス/メス形状またはその組み合わせのいずれかの1つ以上を使用することができ、当該の使用および可能な組み合わせは、本発明の範囲内であることを理解されたい。
「a」または「an」の存在物という語は、その存在物の1つ以上を指すことを理解されたい。この点を踏まえて、「a」(または「an」)、「1つ以上」、「少なくとも1つ」という語は、本明細書では交換可能に使用することができる。「からなる」、「含む」、「有する」という語も交換可能に使用することができることを理解されたい。
以上の説明および図面では数多くの代替実施形態を開示しかつ例示しているが、言うまでもなく、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではないことを理解されたい。本発明が関係する当技術分野の当業者は、特に、先の教示内容を検討時には、本発明の諸原理を採用して他の改変および他の実施形態を作ることができる。したがって、出願人は、添付の特許請求の範囲によって、一切の改変および他の実施形態を包含することを意図している。
本発明は、様々な実施形態においては、様々な実施形態、副結合、およびそのサブセットを含め、実質的に本明細書で示しかつ説明するような構成部品、方法、プロセス、システムおよび装置もしくは構成部品、方法、工程、システムまたは装置を含む。当業者は、本開示内容を理解した後で、本発明を作りかつ使用する方法を理解するであろう。本発明は、様々な実施形態においては、例えば、性能向上または使い易さの実現および実施費の低減もしくは性能の向上または使い易さの実現または実施費の低減を行うために先の装置類またはプロセスで使用されたと考えられるような物品がない場合を含め、本明細書または本明細書の様々な実施形態において示したりおよび説明もしくは示したりまたは説明していない物品がない場合に装置類およびプロセスを提供することを含む。
本発明の前出の論じた内容は、例示および説明を目的として提示したものである。前出の内容は、本発明を本明細書で開示する形態または諸形態に限定することを意図したものではない。例えば、先の詳細な説明においては、本発明の様々な特徴が、開示内容を合理化することを目的として1つ以上の実施形態において纏められている。この開示方法は、主張する発明では各請求項で明示的に列挙されている以上の特徴を必要とするという意図を反映しているものと解釈すべきではない。むしろ、以下の特許請求の範囲で反映されるように、本発明の種々の態様は、単一の先の開示した実施形態の全ての特徴には至っていない。したがって、以下の特許請求の範囲は、本明細書によって、発明の詳細な説明に組み込まれ、各請求項は、本発明の別個の好適な実施形態として独立している。
更に、本発明の説明には、1つ以上の実施形態および特定の変形および改変の説明が含まれているが、例えば、本開示内容を理解した後には当業者の技量と知見の範囲内にあると考えられるように、他の変形および改変は、本発明の範囲内である。当該の代替、交換可能、および同等もしくは代替、交換可能または同等の構造体、機能、範囲またはステップが本明細書で開示されているか否かを問わず、かつ、一切の特許取得可能な手段を公に捧げることを意図することなく、代替、交換可能、および同等もしくは代替、交換可能または同等の構造体、機能、範囲またはステップを含め、主張対象のものに許容された範囲で代替実施形態を含む権利を取得することを意図する。
本発明の耐水密封装置の第1の実施形態の斜視図を示す。 本発明の上部シール部材部分と下部シール部材部分の第1の実施形態の斜視図を示す。 図2の線3−3に沿って切り取られた上部および下部シール部材の横断面図を示す。 上部および下部シール部材の内側にあるスライダ構成部品を示す本発明の好適な実施形態の側面図を示す。 図4に示す構成の斜視図を示す。 図5の線6−6に沿って切取られたスライダの閉口端部の立面図を示す。 開口端部を正面とするスライダ構成部品の好適な実施形態の斜視図を示す。 閉口端部を正面とするスライダ構成部品の好適な実施形態の斜視図を示す。 スライダが長尺閉鎖棒を有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが中程度の長さの閉鎖棒を有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが短尺閉鎖棒を有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが突起物形状の閉鎖棒を有するシール・プロファイルの横断面図である。 シール部材が同じ高さにある状態で突起物形状の閉鎖棒を有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが代替端部形状を有する突起物形状の閉鎖棒を有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが端部形状のない中程度の長さの閉鎖棒を有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが頂部および側面取付上昇リブを有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが頂部取付上昇リブを有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが、シール部材が同じ高さの状態で頂部取付上昇リブを有するシール・プロファイルの横断面図である。 スライダが円筒形状であるシール・プロファイルの横断面図である。 フック形状の補剛インサートを有するシール・プロファイルの横断面図である。 同じ高さにあるシール部材内に配置されるように改変された湾曲補剛インサートを有するシール・プロファイルの横断面図である。 平坦に近い補剛インサートを有するシール・プロファイルの横断面図である。 下部シール部材に取り付けられた安定化リブを有するシール・プロファイルの横断面図である。 オスはめ合い面部材用の幾つかの可能な形状を示す横断面図である。 図10に示すものと対応するメスはめ合い面部材を示す横断面図である。 図10および図11に示すオスおよびメスのはめ合い面部材の組み合わせを示す横断面図である。 オスはめ合い面部材の利用可能な様々なノッチパターンを示す横断面図である。 図13に示すものに対応するメスはめ合い面部材を示す横断面図である。 オスはめ合い面部材に追加することができる幾つかの更なる形状パターンを示す横断面図である。 メスはめ合い面部材に追加することができる幾つかの更なる形状パターンを示す横断面図である。 図17.1から図17.11はめ合い面部材を作るために追加することができる幾つかの単純な形状パターンの横断面図である。 全く同じ形状の下部シール部材と連結させることができる上部シール部材である。 図18aに示すシール部材と連結させることができる下部シール部材である。 図18aおよび図18bに示すシール部材を使用して形成されたシールである。 第1の実施形態の改変密封装置の斜視図である。 図19に示す改変スライダの斜視図である。 図20に示すスライダと連動して使用することができる1つの可能なシール・プロファイルの横断面図である。 スライダがシール・プロファイルの端部の周辺にある図19の改変密封装置の斜視図である。 切断された上昇リブを示すシール・プロファイルの端部の斜視図である。 スライダの開口部分正面とする図20の改変スライダの立面図である。 スライダの閉口部分正面とする図20の改変スライダの立面図である。 上部および下部シール・プロファイルがスライダの閉口部分正面とする図20の改変スライダの立面図である。 上部および下部シール・プロファイルがスライダの開口部分正面とする図20の改変スライダの立面図である。 本発明の第2の実施形態の斜視図である。 本発明の第2の実施形態の代替斜視図である。 図28の線30−30に沿って切取られた横断面図である。 図29の線31−31に沿って切取られた横断面図である。 第2の実施形態の栓およびスライダの斜視図である。 図32に示す栓およびスライダの平面図である。 図32に示すスライダの正面図である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による密封装置の斜視図である。 図35のスライダの立面図である。 図35のスライダの側面図である。 改変スライダならびに本発明の実施形態による上部および下部シール部材の側面図である。 図37に示す密封装置の斜視図である。 図37および図38に示すスライダの側面斜視図である。 本発明の実施形態による無端シール部材の斜視図である。 図40に示す無端シール部材と共に使用される係止ヒンジを有するスライダの正面図である。 図40の無端シール部材および図41のスライダが、シール係合が行われるように組み付けられているときのこれらの構成部品の部分側面図である。 無端シール部材が係合されている、図42aに示す構成部品の部分側面図である。 係止ヒンジが係止位置にある、図42bの構成部品の部分側面図である。 シールを形成するスライダの動きを例示する無端シール部材およびスライダの斜視図である。 本発明の実施形態による分離ブロックスライダの反対側の側面図である。 本発明の実施形態による分離ブロックスライダの反対側の側面図である。 図44aおよび図44bに示すスライダの正面図である。 図44aおよび図44bに示すスライダの斜視図である。 図44aおよび図44bに示すスライダの斜視図である。 初期停止ブロックを含む、本発明の少なくとも1つの実施形態による密封装置の斜視図である。 図46aに示す装置の平面図である。 図46aおよび図46bに示す装置の側面図である。 隣接スライダと共に示す初期停止ブロックの別の実施形態の側面図である。 上部および下部シール部材と共に、図48aに示す装置の正面斜視図である。 上部および下部シール部材を伴うがスライダのない、図48aおよび図48bの初期停止ブロック部分の側面斜視図である。 シール部材のない、図48cに示す初期停止ブロックの斜視図である。 図48dに示す初期停止ブロックの斜視図である。 図48dに示す初期停止ブロックの斜視図である。 透視にて示す一部の隠れた構造的特徴と共に図48dに示す装置の側面図である。 本発明の実施形態による離脱式密封装置を含む寝袋である。 本発明の少なくとも1つの実施形態による離脱式密封装置の斜視図である。 離脱位置に移動されるスライダと共に図50に示す装置の斜視図である。 上部シール部材を下部シール部材から分離するために印加された離脱力と共に図51に示す装置の斜視図である。 本発明の実施形態による、オスおよびメス形状を有するはめ合い面を有する上部および下部シール部材の側面図である。 本発明の実施形態による、オスおよびメス形状を有するはめ合い面を有する上部および下部シール部材の側面図である。 本発明の実施形態による、オスおよびメス形状を有するはめ合い面を有する上部および下部シール部材の側面図である。 第1及び第2の上部シール部材、つまり、本発明の実施形態による様々なシール部材の近位に位置決めされた二重下部シール部材の斜視図である。 図56に示す二重下部シール部材の側面図である。 図57に示す装置の斜視図である。

Claims (65)

  1. (a)第1のはめ合い面と上昇ウィングとを有する上部シール部材と、
    (b)前記第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面と、閉鎖棒溝とを有する下部シール部材と、
    (c)以下を有するスライダ(i)スライダ内側にある第1の位置から前期スライダの開口端部にある第2の位置まで半径方向に内側に湾曲する、前記上部シール部材の前記上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブと、
    (ii)前記下部シール部材の前記閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒と、
    (iii)前記上昇リブが閉口時に前記閉鎖棒の近位にあり、前記上昇リブが開口時に前記開口端部にある前記閉鎖棒の近位にある閉口端部を有する本体
    とを含み、
    前記スライダが、前記スライダ内にある前記上部および下部シール部材を前記開口端部から前記閉口端部に渡すために前記上部シール部材および前記下部シール部材に沿って移動可能であり、前記スライダが、前記第1のはめ合い面を閉じ込めて前記第2のはめ合い面と接触することによってシールを形成する、シールを形成する装置。
  2. 前記上部シール部材および前記下部シール部材の少なくとも一方が、(a)補剛インサートと(b)少なくとも2つの異なるデュロメータ材の少なくとも1つで構成される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記本体が、内面を有する頂部を含み、前記内面が、前記スライダが前記上部シール部材に沿って移動したときに前記スライダの適切な位置合わせを維持するのを補助するために、前記上部シール部材の頂面のメス溝と協働するオスリブを含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記スライダの前記本体が、前記上部および下部シール部材の少なくとも一方と接触するように位置決めされた部分円筒形状を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記上部および下部シール部材が、各々、開始部分と中間部分と終了部分とを有し、前記上部シール部材上の前記上昇ウィングが、前記中間部分上にあり、前記開始部分および終了部分上ではない、請求項1に記載の装置。
  6. 前記スライダが、引きタブと、ピンと、傾斜引きタブ軌道とを更に含み、前記引きタブが、前記引きタブ軌道の内側で摺動可能である、請求項1に記載の装置。
  7. 前記上部および下部シール部材の各々が、隣接材料面に取り付けられ、前記隣接材料面が、実質的に平行である、請求項1に記載の装置。
  8. 前記上部および下部シール部材の各々が、隣接材料面に取り付けられ、前記隣接材料面が、前記第1及び第2のはめ合い面に隣接して実質的に同一平面上にある、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1および第2の両はめ合い面が、(a)実質的に砂時計状である第1の側と実質的にキノコ状である第2の側とを有する組み合わせオス形状、および(b)少なくとも1つの砂時計状のオス形状の少なくとも一方を含む、請求項1に記載の装置。
  10. 請求項1に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が、危険物防護服、防火服、ドライ・スーツ、ドライ・バッグ、ビビー・サック、防火ズボン、宇宙服、テント、輸送用包装材、家庭用食品保存用バッグ、地図入れ、チャート入れ、カヤック・スカート、バックパック・カバー、コンピュータ・ケース、電子装置ケース、船舶コンテナ、膨張ケース、浮揚袋、浮揚装置、防水ポケット、釣り用ベスト・ポケット、防臭ポケット、ウェット・スーツ、ジャケット、寝袋、雨具、長靴、カヤック・ジャケット、ウィンド・ブレーカ、風を通さないフリースから成る一群から選択される製品。
  11. 前記上部および下部シール部材が、連続しており、無端ループを形成し、前記シールが、無端シールを含む、請求項1に記載の装置。
  12. 前記スライダが、解放可能に締付可能な頂部を含む、請求項1に記載の装置。
  13. 無端シールを形成する装置であって、
    (a)第1のはめ合い面を有する無端上部シール部材と、
    (b)前記第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する無端下部シール部材と、
    (c)解放可能に締付可能な頂部を有する、前記第1のはめ合い面を前記第2のはめ合い面に連動するスライダと
    を含み、
    前記解放可能に締付可能な頂部が第1の開放位置にあるときに、前記スライダにて前記無端下部シール部材の少なくとも一部を覆うように前記無端上部シール部材の少なくとも一部を位置決めすることができ、前記スライダが前記無端上部シール部材を前記無端下部シール部材に係止する第2の係止位置に前記解放可能に締付可能な頂部を配置することができ、前記無端上部および下部シール部材に沿って前記スライダを横行させ、前記第1及び第2のはめ合い面を係合させて前記無端シールを形成する装置。
  14. 前記無端上部シール部材と前記無端下部シール部材の少なくとも一方が、少なくとも2つの異なるデュロメータ材で構成される、請求項13に記載の装置。
  15. 前記第1及び第2の両はめ合い面が、(a)実質的に砂時計状である第1の側と実質的にキノコ状である第2の側とを有する組み合わせオス形状および(b)少なくとも1つの砂時計状のオス形状の少なくとも一方を含む、請求項13に記載の装置。
  16. 前記無端シールの横断面が、実質的に円形である、請求項13に記載の装置。
  17. 請求項13に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が、危険物防護服、防火服、ドライ・スーツ、ドライ・バッグ、遺体袋、ビビー・サック、防火ズボン、宇宙服、テント、輸送用包装材、家庭用食品保存用バッグ、地図入れ、チャート入れ、カヤック・スカート、バックパック・カバー、コンピュータ・ケース、電子装置ケース、船舶コンテナ、膨張ケース、浮揚袋、浮揚装置、防水ポケット、釣り用ベスト・ポケット、防臭ポケット、ウェット・スーツ、ジャケット、寝袋、雨具、長靴、カヤック・ジャケット、ウィンド・ブレーカ、風を通さないフリースから成る一群から選択される製品。
  18. 前記無端上部シール部材が、上昇ウィングを有し、前記無端下部シール部材が、閉鎖棒溝を有し、前記スライダが、
    (i)前記無端上部シール部材の前記上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブと、
    (ii)前記無端下部シール部材の前記閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒と、
    (iii)前記上昇リブが閉口時に前記閉鎖棒の近位にある閉口端部と、前記上昇リブが開口時に前記閉鎖棒の近位にある開口端部とを有する本体と
    を含み、
    前記スライダが、前記スライダ内にある前記上部および下部シール部材を前記開口端部から前記閉口端部に渡すために前記無端上部シール部材および前記無端下部シール部材に沿って移動可能であり、前記スライダが、開始位置から前記無端上部および下部シール部材の長さに沿って終了位置に移動可能であり、前記終了位置が
    (A)前記開始位置と、
    (B)前記開始位置に実質的に隣接して
    の少なくとも一方にて位置し、前記スライダが、前記第1のはめ合い面を第1のはめ合い面を閉じ込めて前記第2のはめ合い面と接触することによって前記無端シールを形成する装置。
  19. 前記解放可能に締付可能な頂部が、内面を有し、前記内面が、前記スライダが前記無端上部シール部材に沿って移動したときに前記スライダの適切な位置合わせを維持するのを補助するために、前記無端上部シール部材の頂面のメス溝と協働するオスリブを含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記スライダの前記本体が、前記無端上部および下部シール部材の少なくとも一方に接触するように位置決めされた部分円筒形状を含む、請求項18に記載の装置。
  21. 前記無端上部シール部材が、前記上昇ウィングが存在しない隙間部分を含む、請求項18に記載の装置。
  22. 請求項18に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が、危険物防護服、防火服、ドライ・スーツ、ドライ・バッグ、遺体袋、ビビー・サック、防火ズボン、宇宙服、テント、輸送用包装材、家庭用食品保存用バッグ、地図入れ、チャート入れ、カヤック・スカート、バックパック・カバー、コンピュータ・ケース、電子装置ケース、船舶コンテナ、膨張ケース、浮揚袋、浮揚装置、防水ポケット、釣り用ベスト・ポケット、防臭ポケット、ウェット・スーツ、ジャケット、寝袋、雨具、長靴、カヤック・ジャケット、ウィンド・ブレーカ、風を通さないフリースから成る一群から選択される製品。
  23. 無端シールを形成する装置であって、
    (a)第1のはめ合い面を有する無端上部シール部材と、
    (b)前記第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する無端下部シール部材と、
    (c)前記無端上部および下部シール部材に沿って移動可能な、前記第1のはめ合い面を前記第2のはめ合い面に連動することによって前記無端シールを形成するスライダと
    を含む装置。
  24. 前記無端シールが、(a)気体移動防止シールと、(b)気密シールと、(c)防水シールと、(d)耐水シールと、(e)流体透過シールと、(f)気体透過シールの少なくとも1つを含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記スライダが、解放可能に締付可能な頂部を含む、請求項23に記載の装置。
  26. 前記解放可能に締付可能な頂部が第1の開放位置にあるときに、前記スライダにて前記無端下部シール部材の少なくとも一部を覆うように前記無端上部シール部材の少なくとも一部を位置決めすることができ、前記スライダが前記無端上部シール部材を前記無端下部シール部材に係止する第2の係止位置に前記解放可能に締付可能な頂部を配置することができ、前記無端上部および下部シール部材に沿って前記スライダを横行させ、前記第1及び第2のはめ合い面を係合させて前記無端シールを形成することができる、請求項25に記載の装置。
  27. 前記無端上部シール部材が、上昇ウィングを有し、前記無端下部シール部材が、閉鎖棒溝を有し、前記スライダが、
    (i)前記無端上部シール部材の前記上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブと、
    (ii)前記無端下部シール部材の前記閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒と、
    (iii)前記上昇リブが閉口時に前記閉鎖棒の近位にある閉口端部と、前記上昇リブが開口時に前記閉鎖棒の近位にある開口端部とを有する本体と
    を含み、
    前記スライダが、前記スライダ内にある前記上部および下部シール部材を前記開口端部から前記閉口端部に渡すために前記無端上部シール部材および前記無端下部シール部材に沿って移動可能であり、前記スライダが、開始位置から前記無端上部および下部シール部材の長さに沿って終了位置に移動可能であり、前記終了位置が
    (A)前記開始位置と、
    (B)前記開始位置に実質的に隣接して
    の少なくとも一方にて位置し、前記スライダが、前記第1のはめ合い面を閉じ込めて前記第2のはめ合い面と接触することによって前記無端シールを形成する、請求項23に記載の装置。
  28. 前記無端上部シール部材が、前記上昇ウィングが存在しない隙間部分を含む、請求項27に記載の装置。
  29. 前記無端シールの横断面が、実質的に円形である、請求項23に記載の装置。
  30. 請求項23に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が、危険物防護服、防火服、ドライ・スーツ、ドライ・バッグ、遺体袋、ビビー・サック、防火ズボン、宇宙服、テント、輸送用包装材、家庭用食品保存用バッグ、地図入れ、チャート入れ、カヤック・スカート、バックパック・カバー、コンピュータ・ケース、電子装置ケース、船舶コンテナ、膨張ケース、浮揚袋、浮揚装置、防水ポケット、釣り用ベスト・ポケット、防臭ポケット、ウェット・スーツ、ジャケット、寝袋、雨具、長靴、カヤック・ジャケット、ウィンド・ブレーカ、風を通さないフリースから成る一群から選択される製品。
  31. 無端閉鎖を形成する装置であって、
    (a)第1の無端閉鎖部材と、
    (b)前記第1の無端閉鎖部材と連動する第2の無端閉鎖部材と、
    (c)前記第1及び第2の無端閉鎖部材に沿って移動可能な、前記第1の無端閉鎖部材を前記第2の無端閉鎖部材に連動することによって前記無端閉鎖を形成する連結手段と
    を含む装置。
  32. 前記第1の無端閉鎖部材が、前記第2の無端閉鎖部材の第2のはめ合い面と連動する第1のはめ合い面を含む請求項31に記載の装置。
  33. 前記無端閉鎖が、(a)気体移動防止閉鎖と、(b)気密閉鎖と、(c)防水閉鎖と、(d)耐水閉鎖と、(e)流体透過閉鎖と、(f)気体透過閉鎖の少なくとも1つを含む、請求項31に記載の装置。
  34. シールを形成する装置であって、
    (a)第1のはめ合い面を有する上部シール部材と、
    (b)前記第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する下部シール部材と、
    (c)前記スライダの頂部と連結された第1の側のみを有する中間側面部材を有しかつ前記スライダの底部に連結された第2の側のみを有する、前記第1のはめ合い面を前記第2のはめ合い面に連動するスライダと
    を含み、
    前記スライダが、前記スライダ内にある前記上部および下部シール部材を前記スライダの開口端部から閉口端部に渡すために前記上部シール部材および前記下部シール部材に沿って移動可能であり、前記スライダが、前記第1のはめ合い面を閉じ込めて前記第2のはめ合い面と接触することによって前記シールを形成する装置。
  35. 前記上部シール部材および前記下部シール部材の少なくとも一方が、少なくとも2つの異なるデュロメータ材で構成される、請求項34に記載の装置。
  36. 前記スライダが、引きタブと、ピンと、傾斜引きタブ軌道とを更に含み、前記引きタブが、前記引きタブ軌道に関して摺動可能である、請求項34に記載の装置。
  37. 前記第1および第2の両はめ合い面が、少なくとも1つの砂時計状のオス形状を含む、請求項34に記載の装置。
  38. 前記第1および第2の両はめ合い面が、実質的に砂時計状である第1の側と実質的にキノコ状である第2の側とを有する少なくとも1つの組み合わせを含む、請求項34に記載の装置。
  39. 前記中間側面部材が、第1の実質的に上方に配向されたリブと第2の実質的に下方に配向されたリブとを含み、前記第1のリブが、前記スライダが前記上部シール部材に沿って移動したときに前記上部シール部材と協働し、前記第2のリブが、前記スライダが前記下部シール部材に沿って移動したときに前記下部シール部材と協働する、請求項34に記載の装置。
  40. 前記下部シール部材の端部にて初期停止ブロックを更に含み、前記初期停止ブロックが、前記上部シール部材を解放可能に締め付ける手段を含む、請求項34に記載の装置。
  41. 前記スライダの前記閉口端部が、前記シールを形成するために前記スライダを移動させる前に前記初期停止ブロックに隣接して位置決めされる、請求項40に記載の装置。
  42. 解放可能に締め付ける前記手段が、前記上部シール部材の穴に係合する突出部を含む、請求項40に記載の装置。
  43. 解放可能に締め付ける前記手段が、(i)前記上部シール部材を前記初期停止ブロックに締め付ける摩擦力と(ii)前記上部シール部材を前記初期停止ブロックに締め付ける磁気力の少なくとも一方を利用する、請求項40に記載の装置。
  44. 前記スライダが、
    (i)前記上部または下部シール部材の端部と、
    (ii)前記スライダの長さと少なくとも同じ長さを有する、前記上部または下部シール部材内の隙間と
    の少なくとも一方にて前記上部または下部シール部材の少なくとも一方を離脱させる、請求項34に記載の装置。
  45. 前記上部または下部シール部材の一方の端部にて初期停止ブロックを更に含み、前記初期停止ブロックが、前記上部または下部シール部材の少なくとも一方を解放可能に締め付ける手段を含む、請求項44に記載の装置。
  46. 前記上部および下部シール部材の間での離脱力の印加によって前記下部シール部材から前記上部シール部材を分離させることができ、前記スライダが、前記上部シール部材の長さの任意の部分に沿った前記下部シール部材からの前記上部シール部材の分離を阻止しない、請求項44に記載の装置。
  47. 請求項46に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が寝袋である製品。
  48. 請求項34に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が、危険物防護服、防火服、ドライ・スーツ、ドライ・バッグ、遺体袋、ビビー・サック、防火ズボン、宇宙服、テント、輸送用包装材、家庭用食品保存用バッグ、地図入れ、チャート入れ、カヤック・スカート、バックパック・カバー、コンピュータ・ケース、電子装置ケース、船舶コンテナ、膨張ケース、浮揚袋、浮揚装置、防水ポケット、釣り用ベスト・ポケット、防臭ポケット、ウェット・スーツ、ジャケット、寝袋、雨具、長靴、カヤック・ジャケット、ウィンド・ブレーカ、風を通さないフリースから成る一群から選択される製品。
  49. 前記下部シール部材が、第1および第2のはめ合い面を有する二重下部シール部材を含み、前記第1及び第2のはめ合い面が離間される、請求項34に記載の装置。
  50. 前記二重下部シール部材と連動する第2の上部シール部材を更に含む、請求項49に記載の装置。
  51. シールを形成する装置であって、
    (a)第1のはめ合い面を有する上部シール部材と、
    (b)前記第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する下部シール部材と、
    (c)前端を有する中間側面部材を有する、前記第1のはめ合い面を前記第2のはめ合い面に連動するスライダと
    を含み、
    前記スライダが、
    (i)前記中間側面部材の前記前端の後に長手方向に位置する頂部前端を有する頂部と、
    (ii)前記中間側面部材の前記前端の後に長手方向に位置する底部前端を有する底部と
    の少なくとも一方を有し、
    前記スライダが、前記スライダ内にある前記上部および下部シール部材を前記スライダの開口端部から閉口端部に渡すために前記上部シール部材および前記下部シール部材に沿って移動可能であり、前記スライダが、前記第1のはめ合い面を閉じ込めて前記第2のはめ合い面と接触することによって前記シールを形成する装置。
  52. 前記中間側面部材の第1の側のみが、前記スライダの前記頂部に連結され、前記中間側面部材の第2の側のみが、前記スライダの前記底部に連結される、請求項51に記載の装置。
  53. 前記中間側面部材が、第1の実質的に上方に配向されたリブと第2の実質的に下方に配向されたリブとを含み、前記第1のリブが、前記スライダが前記上部シール部材に沿って移動したときに前記上部シール部材と協働し、前記第2のリブが、前記スライダが前記下部シール部材に沿って移動したときに前記下部シール部材と協働する、請求項51に記載の装置。
  54. 前記上部または下部シール部材の前記一方の端部にて初期停止ブロックを更に含み、前記初期停止ブロックが、前記上部または下部シール部材を解放可能に締め付ける手段を含む、請求項51に記載の装置。
  55. 前記スライダが、
    (i)前記上部または下部シール部材の端部と、
    (ii)前記スライダの長さと少なくとも同じ長さを有する、前記上部または下部シール部材内の隙間と
    の少なくとも一方にて前記上部または下部シール部材の少なくとも一方を離脱させる、請求項51に記載の装置。
  56. 前記上部および下部シール部材の間での離脱力の印加によって前記下部シール部材から前記上部シール部材を分離させることができ、前記スライダが、前記上部シール部材の長さの任意の部分に沿った前記下部シール部材からの前記上部シール部材の分離を阻止しない、請求項55に記載の装置。
  57. 請求項56に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が、寝袋である製品。
  58. (a)第1のはめ合い面を有する上部シール部材と、
    (b)前記第1のはめ合い面と連動する第2のはめ合い面を有する下部シール部材と、
    (c)前記第1のはめ合い面を前記第2のはめ合い面に連動するスライダと
    を含み、
    前記スライダが、前記スライダ内にある前記上部および下部シール部材を前記スライダの開口端部から閉口端部に渡すために前記上部シール部材および前記下部シール部材に沿って移動可能であり、前記スライダが、前記第1のはめ合い面を閉じ込めて前記第2のはめ合い面と接触することによって前記シールを形成し、前記スライダが、
    (i)前記上部または下部シール部材の端部と、
    (ii)前記スライダの長さと少なくとも同じ長さを有する、前記上部または下部シール部材内の隙間と
    の少なくとも一方にて前記上部または下部シール部材の少なくとも一方を離脱させ、
    前記スライダが前記上部または下部シール部材から離脱されたとき、前記上部および下部シール部材の間での離脱力の印加によって前記下部シール部材から前記上部シール部材を分離させることができ、前記スライダが、前記上部シール部材の長さの任意の部分に沿った前記下部シール部材からの前記上部シール部材の分離を阻止しない離脱式密封装置。
  59. 前記離脱力が、前記上部および下部シール部材に連結された材料を強制的に離すことによって生成される、請求項58に記載の装置。
  60. 請求項58に記載の前記装置を含む製品であって、前記製品が、寝袋である製品。
  61. 前記スライダが、前端を有する中間側面部材を含み、前記スライダが、
    (i)前記中間側面部材の前記前端の後に長手方向に位置する頂部前端を有する頂部と、
    (ii)前記中間側面部材の前記前端の後に長手方向に位置する底部前端を有する底部と
    の少なくとも一方を有する、請求項58に記載の装置。
  62. 前記スライダが、中間側面部材を含み、前記中間側面部材の第1の側のみが、前記スライダの頂部に連結され、前記中間側面部材の第2の側のみが、前記スライダの底部に連結される、請求項58に記載の装置。
  63. 前記スライダが、第1の実質的に上方に配向されたリブと第2の実質的に下方に配向されたリブとを含む中間側面部材を含み、前記第1のリブが、前記スライダが前記上部シール部材に沿って移動したときに前記上部シール部材と協働し、前記第2のリブが、前記スライダが前記下部シール部材に沿って移動したときに前記下部シール部材と協働する、請求項58に記載の装置。
  64. (a)前記上部シール部材が、上昇ウィングを含み、
    (b)前記下部シール部材が、閉鎖棒溝を含み、
    (c)前記スライダが、
    (i)前記上部シール部材の前記上昇ウィングと摺動可能に協働する上昇リブと、
    (ii)前記下部シール部材の前記閉鎖棒溝と摺動可能に協働する閉鎖棒と
    を含む、請求項58に記載の装置。
  65. 前記上昇リブが、前記スライダ内にある第1の位置から開口端部にある第2の位置まで半径方向に内側に湾曲する、請求項64に記載の装置。
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