JP2001139413A - フッ素系共重合体で処理された化粧料用粉体 - Google Patents

フッ素系共重合体で処理された化粧料用粉体

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JP2001139413A
JP2001139413A JP31909399A JP31909399A JP2001139413A JP 2001139413 A JP2001139413 A JP 2001139413A JP 31909399 A JP31909399 A JP 31909399A JP 31909399 A JP31909399 A JP 31909399A JP 2001139413 A JP2001139413 A JP 2001139413A
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carbon atoms
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JP31909399A
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English (en)
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Masamichi Morita
正道 森田
Tatsuhiko Watanabe
龍彦 渡邉
Koji Nagashima
晃治 永島
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】化粧くずれが少なく、良好な感触を有する化粧
料用粉体を得る。 【解決手段】(a)フッ素系(メタ)アクリレートから
誘導された繰り返し単位5〜95重量%および(b)含
ケイ素重合性化合物から誘導された繰り返し単位1〜5
0重量%、および/または、(c)(b)成分の含ケイ
素重合性化合物以外の非フッ素系モノマーから誘導され
た繰り返し単位0〜50重量%を含有するフッ素系共重
合体で処理された化粧料用球状ポリマーを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧くずれが少な
く、良好な感触を有する化粧料用粉体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、粉体を含有する化粧料として、ファンデーション、
おしろい、アイカラー、チークカラーなどのメークアッ
プ化粧品、ボディパウダー、ベビーパウダーなどのボデ
ィー化粧品、サンスクリーンクリーム、サンスクリーン
ローションなどの日焼け止め化粧品などが市販されてい
る。しかし、これらの化粧料用粉体を含有する化粧料
は、汗や皮脂による化粧くずれが起こりやすいという問
題点が指摘されている。
【0003】一方、近年、化粧くずれの問題を解決する
ために、フッ素処理粉体(例えば、特開平3−2462
10)が使用されているが、伸び、つきなどの使用感が
悪いことが問題となっていた。したがって、化粧くずれ
が少なく使用感が良好な化粧料用粉体の開発が望まれて
いた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、鋭意研究した結果、特定のフッ素系(メタ)アク
リレート共重合体で化粧料用球状ポリマー粉体を表面処
理することが有効であることを発見した。
【0005】また、この球状ポリマー粉体の表面に微粒
子粉体を吸着させると、微粒子粉体のすべりの悪さが改
善され、かつ、化粧くずれが少なく使用感が良好な化粧
料用複合粉体が得られた。化粧くずれを防止する効果
は、予め球状ポリマー粉体の表面に微粒子粉体を吸着さ
せてから特定のフッ素系(メタ)アクリレート共重合体
で表面処理することで、さらに改善された。
【0006】フッ素系共重合体に使用するフッ素系(メ
タ)アクリレートは、例えば以下の一般式(I−1)を
有する。
【0007】
【化31】
【0008】[式中、Rfは炭素数6〜16のポリフル
オロアルキル基もしくはパーフルオロポリエーテル基で
あり、Aは炭素数1〜4のアルキレン基、
【0009】
【化32】
【0010】(但し、R1は炭素数1〜4のアルキル
基、R2は炭素数1〜4のアルキレン基である)、もし
くは、
【0011】
【化33】
【0012】であり、Xは、水素原子またはメチル基で
ある。] また、フッ素系(メタ)アクリレートは、以下の一般式
(I−2)を有するフッ素系(メタ)アクリレートマク
ロモノマーであってよい。
【0013】
【化34】
【0014】[式中、Rfは炭素数6〜16のポリフル
オロアルキル基もしくはパーフルオロポリエーテル基、
1は炭素数1〜4のアルキレン基、
【0015】
【化35】
【0016】(但し、R1は炭素数1〜4のアルキル
基、R2は炭素数1〜4のアルキレン基である)、もし
くは、
【0017】
【化36】
【0018】であり、X11は、水素原子またはメチル基
であり、Y11は水素原子またはメチル基であり、mは5
〜100である。] ポリフルオロアルキル基(Rf基)は、パーフルオロア
ルキル基であってよい。
【0019】パーフルオロポリエーテル基は、具体的に
は、次のとおりである。
【0020】F(CF(CF3)CF2O)nCF2CF2−、
[式中、n=3〜30の整数である。] CF3O(CF(CF3)CF2O)n(CF2O)mCF2−、
[式中、n=2〜30、m=3〜70の整数である。] CF3O(CF2CF2O)n(CF2O)mCF2−、[式中、
n=2〜40、m=4〜70の整数である。] F(CF2CF2CF2O)nCF2CF2−[式中、n=3〜
30の整数である。] パーフルオロポリエーテル基の数平均分子量(19F−N
MRにより測定)は、500〜5,000の範囲である
ことが好ましい。
【0021】フッ素系(メタ)アクリレートの例は、次
のとおりである。CF3 (CF2)7(CH2)OCOCH=
CH2、CF3(CF2)6(CH2)OCOC(CH3)=C
2、(CF3)2CF(CF2)6(CH2)2OCOCH=C
2、CF3(CF2)7(CH2)2OCOC(CH3)=CH2
CF3(CF2)7(CH2)2OCOCH=CH2、HCF2(C
2)7(CH2)2OCOCH=CH2、CF3(CF2)5(CH
2)2OCOCH=CH2、CF3(CF2)7SO2N(CH3)
(CH2)2OCOCH=CH2、CF3(CF2)7SO2N(C
25)(CH2)2OCOC(CH3)=CH2、(CF3)2CF
(CF2)6CH2CH(OCOCH3)CH2OCOC(CH3)
=CH2、(CF3)2CF(CF2)6CH2CH(OH)CH2
OCOCH=CH2
【0022】
【化37】
【0023】F(CF(CF3)CF2O)10CF2CF2−C
OOCH2CH2CH=CH2
【0024】
【化38】
【0025】
【化39】
【0026】
【化40】
【0027】これらのフッ素系(メタ)アクリレートは
2種類以上のものを混合させて用いてもよい。
【0028】本発明においてフッ素系共重合体と共重合
する非フッ素系モノマーは、大別すると、含ケイ素重合
性化合物、ポリアルキレングリコール(メタ)アクリレ
ート、アルキル(メタ)アクリレート、アルキル(メ
タ)アクリレートマクロモノマーの4種類である。
【0029】含ケイ素重合性化合物は、シリコーンマク
ロモノマー、メルカプト変性シリコーン、アゾ基含有シ
リコーン、重合性シランからなる群から選択された少な
くとも1種である。
【0030】メルカプト変性シリコーンは、少なくとも
1つのSH基を有するシリコーンである。メルカプト変
性シリコーンは、例えば、以下の一般式(II−1)ま
たは(II−2)を有する。
【0031】
【化41】
【0032】または
【0033】
【化42】
【0034】[式中、R3は、場合によりエーテル結合
1個または2個で遮断されている直鎖状または分岐鎖状
の炭素鎖を有する炭素数1〜10の2価の飽和炭化水素
基であり、lは10〜20であり、mは10〜200で
あり、nは1〜10である。]メルカプト変性シリコー
ンの具体例は、つぎのとおりである。
【0035】
【化43】
【0036】
【化44】
【0037】シリコーンマクロモノマーは、例えば、以
下の一般式(III−1)を有する。
【0038】
【化45】
【0039】[式中、Meは、メチル基であり、R
4は、メチル基または水素原子であり、R5は、場合によ
りエーテル結合1個又は2個で遮断されている、直鎖状
又は分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素原子1〜10個の2
価の飽和炭化水素基であり、R6は炭素数1〜4のアル
キル基であり、mは、3〜300である。] R5は、具体的には、−CH2−、−(CH2)3−、−(C
2)6−、−(CH2)10−、−CH2−CH(CH3)−CH
2−、−CH2−CH2OCH2CH2CH2−、−CH2
2OCH2CH(CH3)CH2−、−CH2CH2OCH2
CH2OCH2CH2CH2−などが例示される。
【0040】シリコ−ンマクロモノマーは、分子鎖の片
末端のラジカル重合性基を有するジメチルポリシロキサ
ン化合物として好適に用いられ、具体例としては、以下
に示すものが挙げられる。
【0041】
【化46】
【0042】
【化47】
【0043】[上記式中、Meはメチル基である。] アゾ基含有シリコーンは、アゾ基およびウレタン結合を
有するシリコーンであってよい。アゾ基含有シリコーン
は、例えば、以下の一般式(IV−1)を有する。
【0044】
【化48】
【0045】[式中、xは10〜200であり、nは1
〜20である。] アゾ基含有シリコーンの具体例は次のとおりである。
【0046】
【化49】
【0047】重合性シランは、エチレン性不飽和二重結
合およびシロキサン結合を有する化合物である。重合性
シランは、例えば、以下の一般式(V−1)または(V
−2)を有する。
【0048】
【化50】
【0049】または CH2=CHSi(OR9)3 (V−2) [式中、R7は、メチル基または水素原子であり、R
8は、場合によりエーテル結合1個または2個で遮断され
ている、直鎖状または分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素原
子1〜10個の2価の飽和炭化水素基であり、R9は炭
素数1〜4のアルキル基である。] 重合性シランの具体例は、次のとおりである。
【0050】
【化51】
【0051】CH2=CHSi(OCH3)3 これらの含ケイ素重合性化合物は2種類以上のものを混
合させて用いてもよい。
【0052】本発明のフッ素含有共重合体は、ポリアル
キレングリコール(メタ)アクリレート、アルキル(メ
タ)アクリレートおよびアルキル(メタ)アクリレート
マクロモノマーからなる群から選択された少なくとも1
種の含ケイ素重合性化合物以外の非フッ素系モノマーか
ら誘導された繰り返し単位を有してよい。
【0053】ポリアルキレングリコール(メタ)アクリ
レートは例えば、以下の構造式(VI−1)を有する。 CH2=CR10COO−(R11−O)n−R12 (VI−1) [式中、R10およびR12は水素またはメチル基、R11
炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整数を表
す。]具体的には、2−ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、 CH2=C(CH3)COO(CH2CH2O)nH [式中、nは、2、5または8である。]などが例示さ
れる。
【0054】アルキル(メタ)アクリレートは、例え
ば、以下の構造式(VII−1)を有する。
【0055】
【化52】
【0056】[式中、Xは水素原子またはメチル基であ
り、nは1〜22(例えば1〜10)である。] 具体的には、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メ
タ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n
−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)ア
クリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−
エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ドラジル(メ
タ)アクリレート、セチル(メタ)アクリレート、ステ
アリル(メタ)アクリレート、ベヘニル(メタ)アクリ
レートなどが挙げられる。
【0057】アルキル(メタ)アクリレートマクロモノ
マーは、例えば、以下の構造式(VIII−2)を有す
る。
【0058】
【化53】
【0059】[式中、X21およびY21のそれぞれは水素
原子またはメチル基であり、nは1〜22であり、mは
5〜100である。] 具体的には、
【0060】
【化54】
【0061】
【化55】
【0062】などが例示される。
【0063】これらの非フッ素系モノマーは2種類以上
のものを混合させて用いてもよい。
【0064】非フッ素系モノマーには、使用感を改質す
るためや、耐水性、撥水撥油性以外の機能を付与するた
めに、適当なモノマーを併用しても良い。具体的にはグ
ルシジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メ
タ)アクリレート、塩化ビニル、塩化ビニリデン、(メ
タ)アクリル酸などが例示される。
【0065】本発明で用いられるフッ素系共重合体は化
粧料用粉体に耐水性、撥水撥油性と好ましい使用感を付
与する。
【0066】フッ素系共重合体と非フッ素系モノマーと
からなる共重合体において、フッ素系共重合体含量は、
5重量%以上、より好ましくは10〜95重量%、特に
好ましくは20〜90重量%である。共重合体におい
て、非フッ素系モノマーの割合が多いほど、化粧料に配
合したときの使用感、すなわち、「すべり感」、「さら
さら感」などが良くなり、また、水、非フッ素系溶剤に
対する溶解性が良くなるが、非フッ素系モノマーの割合
が95重量%を越えると、皮膜に十分な耐水性、撥水撥
油性を付与することができない。
【0067】本発明において用いられるフッ素系共重合
体は、塊状重合、溶液重合、乳化重合で製造することが
可能である。塊状重合では、フッ素系共重合体と非フッ
素モノマーの混合物を窒素置換後、重合開始剤を投入
し、40〜80℃の範囲で数時間、撹拌して重合させる
方法が採用される。また、溶液重合の場合、フッ素系共
重合体と非フッ素モノマーの混合物を、これらのモノマ
ーが可溶である適当な有機溶剤に溶解して同様に重合す
る。ここで用いられる有機溶剤は、炭化水素系、エステ
ル系、ケトン系、アルコール系、シリコーン系、フッ素
系溶剤などである。
【0068】乳化重合の場合、これらのモノマーを適当
な乳化剤を用いて水中に乳化した後、同様に重合する。
ある種のフッ素系共重合体と非フッ素系モノマーの組み
合わせにおいては、水中でフッ素系共重合体と非フッ素
系モノマーの相溶性が悪いために共重合性が悪くなる。
この場合は、グリコール類、アルコール類などの適当な
補助溶剤を添加して、両モノマーの相溶性を向上させる
方法が採用される。乳化重合で用いる乳化剤は疎水基が
炭化水素系、シリコーン系、フッ素系のいずれのもので
も、また、親水基のイオン性もノニオン性、アニオン
性、カチオン性、両性のものいずれのものでも良い。
【0069】重合開始剤は各種アゾ系、過酸化物等が例
示される。重合の際には、必要に応じて、連鎖移動剤や
pH調整剤を加えてもよい。重合後に得られるフッ素系
共重合体の分子量は10,000から1,000,00
0であり、好ましくは20,000から300,000
である。
【0070】溶液重合、乳化重合で調製したフッ素系共
重合体は、ポリマーのみを単離、精製した後、粉体に処
理される。フッ素系共重合体の処理濃度は粉体に対して
0.5〜20重量%、好ましくは1〜5重量%の範囲で
ある。この範囲よりも少ないとフッ素系共重合体の効果
がなく、多いと粉体の使用感を損なう。
【0071】本発明において、フッ素系共重合体で処理
される球状ポリマー粉体は、化粧料で使用されるもので
あれば特に限定されず、例えば、その素材が、ポリメチ
ルシルセスキオキサン、ナイロン、ポリメチルメタクリ
レート、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート・
ポリメチルメタクリレート、ジビニルベンゼン・スチレ
ン共重合体、セルロースのいずれかであり、平均粒径が
1−50μmであるものが挙げられる。これらの球状ポ
リマー粉体は、肌に塗布するときに非常に良く滑る特徴
がある。
【0072】一方、平均粒径0.001〜1μmの酸化
チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化ジルコニウム、群青、
紺青、赤色202号、酸化セリウムなどの微粒子粉体
は、滑りが悪いという欠点がある。上記のフッ素系共重
合体で処理した球状ポリマー粉体の表面にこれら微粒子
粉体を吸着させると、微粒子粉体のすべりの悪さが改善
され、かつ、化粧くずれが少なく使用感が良好な化粧料
用複合粉体が得られる。
【0073】球状ポリマー粉体の表面に微粒子粉体を吸
着させる方法は、特に限定されないが、両粉体を乾式ボ
ールミルで機械的に混合すると、物理的な粉体同士の圧
着や摩擦静電気などの付着要因で吸着する。
【0074】化粧くずれを防止する効果は、予め球状ポ
リマー粉体の表面に微粒子粉体を吸着させてから特定の
フッ素系(メタ)アクリレート共重合体で表面処理する
ことで、さらに改善される。
【0075】予め低分子フッ素化合物(例えば、パーフ
ルオロアルキル基含有リン酸エステル)で処理された球
状ポリマー粉体をこのフッ素系共重合体で表面処理する
と、次に示す低分子フッ素化合物処理球状ポリマー粉体
の欠点を改善できる。 ・非フッ素原料と親和性が悪い。 ・のび、密着性などの使用感が悪い。 ・化粧品製造時に粉塵として舞い上がる。 ・水、非フッ素系溶剤に対する分散性が悪い。
【0076】また、予めシリコーン(例えば、メチルハ
イドロジェンポリシロキサン)で処理された球状ポリマ
ー粉体をこのフッ素系共重合体で表面処理すると、より
好ましい使用感となる。
【0077】フッ素系共重合体は、湿式法、または、乾
式法で粉体の表面に付着させるが、より均一に表面処理
するためには、湿式法の方が好ましい。具体的には、フ
ッ素系共重合体を有機溶剤で希釈した溶液に粉体を混合
し、室温、あるいは、加熱下で粉体が有機溶剤溶液で均
一に濡れるまで撹拌する。このときの撹拌には、ヘンシ
ェルミキサー、振動式ボールミル、回転式ボールミル、
スーパーミキサー、プラネタリーミキサーなどの撹拌装
置が使用される。ラボスケールで撹拌するときは、家庭
用のジューサーミキサーを用いても良い。有機溶剤溶液
中の共重合体の濃度は、特に限定されないが、粉体混合
時の撹拌の際に、粘度が高くなりすぎないように調製す
る。撹拌後、真空状態、あるいは、加熱して有機溶剤を
留去し、上記の撹拌装置で処理粉体を均一に分散する。
ラボスケールで撹拌するときは、家庭用のジューサーミ
キサー、あるいは、スピードカッターを用いても良い。
【0078】フッ素系共重合体で処理する前に、予め水
溶性(あるいは水分散性)の低分子フッ素化合物を水系
の湿式法で処理する場合は、水と有機溶剤の混合系で処
理することを特徴とするフラッシング法を用いることが
工程の簡略化の点で好ましい。
【0079】本発明では、表面処理の際に必要ならば、
使用感を改質するための適当な薬剤を併用しても良い。
粉体の使用感を改質するための薬剤としては、レシチ
ン、N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ酸、シリコーン、
キトサン、コラーゲン、ワックスなどが例示される。
【0080】本発明の化粧料用球状ポリマー粉体は、通
常、化粧料に使用される原料と併用しても良い。例え
ば、タルク、カオリン、セリサイト、マイカ、雲母チタ
ン、酸化チタン、酸化鉄、酸化マグネシウム、一酸化亜
鉛、二酸化亜鉛、重質もしくは軽質炭酸カルシウム、第
2燐酸カルシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウ
ム、シリカ、アルミナ、シリカゲル、カーボンブラッ
ク、酸化アンチモン、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、合成雲母、蛋白質
粉末、魚鱗箔、金属石鹸、タール色素、レーキ、ポリメ
チルシルセスキオキサン、ナイロン、ポリメチルメタク
リレート、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート
・ポリメチルメタクリレート、ジビニルベンゼン・スチ
レン共重合体、セルロースなどの粉体原料。ワセリン、
ラノリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、
カルナウバロウ、キャンデリラロウ、高級脂肪酸、高級
アルコールなどの固形・半固形油分。スクワラン、流動
パラフィン、エステル油、ジグリセライド、トリグリセ
ライド、シリコーン油などの流動油分。パーフルオロポ
リエーテル、パーフルオロデカリン、パーフルオロオク
タンなどのフッ素系油剤。水溶性および油溶性ポリマ
ー、界面活性剤、有機染料等の色剤、エタノール、防腐
剤、酸化防止剤、色素、増粘剤、pH調整剤、香料、紫
外線吸収剤、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺
菌剤、皮膚賦活剤などが使用される。
【0081】本発明の化粧料は、通常の方法に従って製
造することができ、ファンデーション、おしろい、アイ
カラー、チークカラーなどのメークアップ化粧品、ボデ
ィパウダー、ベビーパウダーなどのボディー化粧品、サ
ンスクリーンクリーム、サンスクリーンローションなど
の日焼け止め化粧品などに適用することができる。
【0082】
【実施例】本発明の実施例について具体的に説明する
が、この説明が本発明を限定するものではない。
【0083】製造例1 還流冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた四
つ口フラスコ中にCH2=CHCOO(CH2)2(C
F2CF2)nCF2CF3(以下、FAと省略、n=
3、4、5の化合物の重量比が5:3:1の混合物)2
0g、側鎖メルカプト変性シリコーン(以下、Si−S
Hと省略、信越化学工業製KF−2001) 10g、
ブチルアクリレート(以下、BAと省略) 10g、ト
ルエン 158gを入れ、80℃に加熱後、30分間窒
素気流下で撹拌する。これにt−ブチルパーオキシピバ
レート(商品名パーブチルPV、日本油脂製)2gを添
加し、6時間重合した。反応液中の残存FAをガスクロ
マトグラフィーで分析することより、FAの重合率が9
5%であることを確認した。得られた反応液の一部をメ
タノールで沈殿、真空乾燥して、FA/Si−SH/B
A(=5/2.5/2.5wt.)共重合体を単離し
た。得られたFA/Si−SH/BA共重合体の分子量
をGPCで測定すると、重量平均分子量は35,000
(ポリスチレン換算)であった。 製造例2 製造例1のモノマーであるSi−SH 10gを、シリ
コーンメタクリレート[以下、Si−MAと省略、商品
名サイラプレーンFM−0721(分子量6900)、
チッソ製] 10gに置き換える以外は全く同じ方法で
重合、単離を行い、FA/Si−MA/BA(=5/
2.5/2.5wt.)共重合体を得た。分子量をGP
Cで測定すると、重量平均分子量は78,000(ポリ
スチレン換算)であった。 製造例3 製造例1の全モノマー40gを、FA 24g、CH2
=CHCOOCH2CH2OH(以下、HEMAと省
略)16gに、重合溶媒であるトルエンをイソプロパノ
ールに置き換える以外は全く同じ方法で重合を行った。
そして、メタノールの代わりにn−ヘキサンで沈殿し、
その後、真空乾燥して、FA/HEMA(=6/4w
t.)共重合体を得た。分子量をGPCで測定すると、
重量平均分子量は28,000(ポリスチレン換算)で
あった。 製造例4、5 製造例1、2のFA共重合体を以下の方法で、下表の混
合粉体に処理した。FA共重合体2gをキシレン120
gに80℃で加熱溶解し、室温に冷却した。このポリマ
ー溶液と混合粉体40gをジューサーミキサーにいれ3
0秒間攪拌した。粉体分散液をアルミバットに流し込
み、一昼夜スチーム乾燥機(50℃)中で乾燥させた。
【0084】
【表1】
【0085】製造例6 製造例1、3のFA共重合体を以下の方法で、製造例4
と同じ混合粉体に処理した。製造例1のFA共重合体
0.8g、製造例3のFA共重合体1.2gを、キシレ
ン60g/イソプロピルアルコール60g混合溶媒に8
0℃で加熱溶解し、室温に冷却した。その後の操作は、
製造例4、5と同じである。
【0086】実施例1〜3 以下の実施例および比較例で得られた化粧品の性能は次
のように評価した。化粧持ち、使用感(のび、つき)を
次の基準で評価した。 ◎:非常に良い ○:良い △:普通 ×:悪い ××:非常に悪い 評価は官能評価の専門パネラー5名が行い、その平均を
結果とした。製造例4〜6のFA共重合体で処理した混
合粉体を実施例1〜3で用い、FA共重合体で表面処理
しないものを比較例1で用いた。
【0087】
【表2】
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB232 AB242 AB432 AC372 AC482 AD021 AD041 AD071 AD072 AD091 AD162 AD261 BB25 CC02 CC12 DD17 EE06 EE07 4J100 AL05R AL08P AL08Q AL08R AP16Q BA02P BA03R BA08P BA08R BA14P BA27P BA51P BA51R BA58P BA75Q BA77Q BA81Q BB11P BB17P CA04 CA05 JA61

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)フッ素系(メタ)アクリレートから
    誘導された繰り返し単位5〜95重量%および(b)含
    ケイ素重合性化合物から誘導された繰り返し単位1〜5
    0重量%、および/または、(c)(b)成分の含ケイ
    素重合性化合物以外の非フッ素系モノマーから誘導され
    た繰り返し単位0〜50重量%を含有するフッ素系共重
    合体で処理された化粧料用球状ポリマー粉体。
  2. 【請求項2】フッ素系(メタ)アクリレートが、一般式
    (I−1): 【化1】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基であり、Aは炭
    素数1〜4のアルキレン基、 【化2】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
    1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化3】 であり、Xは、水素原子またはメチル基である。]で示
    される化合物、または一般式(I−2): 【化4】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基、A1は炭素数
    1〜4のアルキレン基、 【化5】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
    1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化6】 であり、X11は、水素原子またはメチル基であり、Y11
    は水素原子またはメチル基であり、mは5〜100であ
    る。]で示されるフッ素系(メタ)アクリレートである
    請求項1に記載の化粧料用球状ポリマー粉体。
  3. 【請求項3】含ケイ素重合性化合物が、一般式(II−
    1)または(II−2): 【化7】 または 【化8】 [式中、R3は、場合によりエーテル結合1個または2
    個で遮断されている直鎖状または分岐鎖状の炭素鎖を有
    する炭素数1〜10の2価の飽和炭化水素基であり、l
    は10〜20であり、mは10〜200であり、nは
    0.1〜10である。]で示されるメルカプト変性シリ
    コーン、一般式(III−1): 【化9】 [式中、Meは、メチル基であり、R4は、メチル基ま
    たは水素原子であり、R5は、場合によりエーテル結合
    1個又は2個で遮断されている、直鎖状又は分岐鎖状の
    炭素鎖を有する炭素原子1〜10個の2価の飽和炭化水
    素基であり、R6は炭素数1〜4のアルキル基であり、
    mは、3〜300である。]で示されるシリコーンマク
    ロモノマー、一般式(IV−1): 【化10】 [式中、xは10〜200であり、nは1〜20であ
    る。]で示されるアゾ基含有シリコーン、および一般式
    (V−1)または(V−2): 【化11】 または CH2=CHSi(OR9)3 (V−2) [式中、R7は、メチル基または水素原子であり、R
    8は、場合によりエーテル結合1個または2個で遮断され
    ている、直鎖状または分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素原
    子1〜10個の2価の飽和炭化水素基であり、R9は炭
    素数1〜4のアルキル基である。]で示される重合性シ
    ランからなる群から選択された少なくとも1種である請
    求項1に記載の化粧料用球状ポリマー粉体。
  4. 【請求項4】非フッ素系モノマーが、一般式(VI−
    1): CH2=CR10COO−(R11−O)n−R12 (VI−1) [式中、R10およびR12は水素またはメチル基、R11
    炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整数を表
    す。]で示されるポリアルキレングリコール(メタ)アク
    リレート、一般式(VII−1): 【化12】 [式中、X2は水素原子またはメチル基であり、nは1
    〜22である。]で示されるアルキル(メタ)アクリレー
    ト、および一般式(VIII−1): 【化13】 [式中、X21およびY21のそれぞれは水素原子またはメ
    チル基であり、nは1〜22であり、mは5〜100で
    ある。]で示されるアルキル(メタ)アクリレートマクロ
    モノマーからなる群から選択された少なくとも1種であ
    る請求項1に記載の化粧料用球状ポリマー粉体。
  5. 【請求項5】ポリマー粉体の素材が、ポリメチルシルセ
    スキオキサン、ナイロン、ポリメチルメタクリレート、
    ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチ
    ルメタクリレート、ジビニルベンゼン・スチレン共重合
    体、セルロースのいずれかであり、かつ、平均粒径が1
    −50μmである請求項1に記載の化粧料用球状ポリマ
    ー粉体。
  6. 【請求項6】フッ素系共重合体で処理する粉体が予めシ
    リコーンで処理された粉体である請求項1に記載の化粧
    料用球状ポリマー粉体。
  7. 【請求項7】フッ素系共重合体で処理する粉体が予め低
    分子フッ素化合物で処理された粉体である請求項1に記
    載の化粧料用球状ポリマー粉体。
  8. 【請求項8】低分子フッ素化合物が、一般式(IX−
    1): [Rf−A−O]nPO(OM)3-n (IX−1) [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基、Aは炭素数1
    〜4のアルキレン基、 【化14】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
    1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化15】 であり、Mは水素原子、金属原子、アンモニウムまたは
    置換アンモニウムを示し、nは1〜3の数を示す。]で
    表されるフッ素系リン酸エステルである請求項7に記載
    の化粧料用球状ポリマー粉体。
  9. 【請求項9】請求項1記載の化粧料用球状ポリマー粉体
    の表面に平均粒径0.01〜1μmの微粒子粉体が吸着
    した化粧料用複合粉体。
  10. 【請求項10】球状ポリマー粉体の表面に平均粒径0.
    01〜1μmの微粒子粉体が吸着した複合粉体を(a)
    フッ素系(メタ)アクリレートから誘導された繰り返し
    単位5〜95重量%および(b)含ケイ素重合性化合物
    から誘導された繰り返し単位1〜50重量%、および/
    または、(c)(b)成分の含ケイ素重合性化合物以外
    の非フッ素系モノマーから誘導された繰り返し単位0〜
    50重量%を含有するフッ素系共重合体で処理した化粧
    料用複合粉体。
  11. 【請求項11】フッ素系(メタ)アクリレートが、一般式
    (I−1): 【化16】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基であり、Aは炭
    素数1〜4のアルキレン基、 【化17】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
    1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化18】 であり、Xは、水素原子またはメチル基である。]で示
    される化合物、または一般式(I−2): 【化19】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基、A1は炭素数
    1〜4のアルキレン基、 【化20】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
    1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化21】 であり、X11は、水素原子またはメチル基であり、Y11
    は水素原子またはメチル基であり、mは5〜100であ
    る。]で示されるフッ素系(メタ)アクリレートである
    請求項10に記載の化粧料用複合粉体。
  12. 【請求項12】含ケイ素重合性化合物が、一般式(II
    −1)または(II−2): 【化22】 または 【化23】 [式中、R3は、場合によりエーテル結合1個または2
    個で遮断されている直鎖状または分岐鎖状の炭素鎖を有
    する炭素数1〜10の2価の飽和炭化水素基であり、l
    は10〜20であり、mは10〜200であり、nは
    0.1〜10である。]で示されるメルカプト変性シリ
    コーン、一般式(III−1): 【化24】 [式中、Meは、メチル基であり、R4は、メチル基ま
    たは水素原子であり、R5は、場合によりエーテル結合
    1個又は2個で遮断されている、直鎖状又は分岐鎖状の
    炭素鎖を有する炭素原子1〜10個の2価の飽和炭化水
    素基であり、R6は炭素数1〜4のアルキル基であり、
    mは、3〜300である。]で示されるシリコーンマク
    ロモノマー、一般式(IV−1): 【化25】 [式中、xは10〜200であり、nは1〜20であ
    る。]で示されるアゾ基含有シリコーン、および一般式
    (V−1)または(V−2): 【化26】 または CH2=CHSi(OR9)3 (V−2) [式中、R7は、メチル基または水素原子であり、R
    8は、場合によりエーテル結合1個または2個で遮断され
    ている、直鎖状または分岐鎖状の炭素鎖を有する炭素原
    子1〜10個の2価の飽和炭化水素基であり、R9は炭
    素数1〜4のアルキル基である。]で示される重合性シ
    ランからなる群から選択された少なくとも1種である請
    求項10に記載の化粧料用複合粉体。
  13. 【請求項13】非フッ素系モノマーが、一般式(VI−
    1): CH2=CR10COO−(R11−O)n−R12 (VI−1) [式中、R10およびR12は水素またはメチル基、R11
    炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整数を表
    す。]で示されるポリアルキレングリコール(メタ)アク
    リレート、一般式(VII−1): 【化27】 [式中、X2は水素原子またはメチル基であり、nは1
    〜22である。]で示されるアルキル(メタ)アクリレー
    ト、および一般式(VIII−1): 【化28】 [式中、X21およびY21のそれぞれは水素原子またはメ
    チル基であり、nは1〜22であり、mは5〜100で
    ある。]で示されるアルキル(メタ)アクリレートマクロ
    モノマーからなる群から選択された少なくとも1種であ
    る請求項10に記載の化粧料用複合粉体。
  14. 【請求項14】ポリマー粉体の素材が、ポリメチルシル
    セスキオキサン、ナイロン、ポリメチルメタクリレー
    ト、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート・ポリ
    メチルメタクリレート、ジビニルベンゼン・スチレン共
    重合体、セルロースのいずれかであり、かつ、平均粒径
    が1−50μmである請求項10に記載の化粧料用複合
    粉体。
  15. 【請求項15】フッ素系共重合体で処理する粉体が予め
    シリコーンで処理された粉体である請求項10に記載の
    化粧料用複合粉体。
  16. 【請求項16】フッ素系共重合体で処理する粉体が予め
    低分子フッ素化合物で処理された粉体である請求項10
    に記載の化粧料用複合粉体。
  17. 【請求項17】低分子フッ素化合物が、一般式(IX−
    1): [Rf−A−O]nPO(OM)3-n (IX−1) [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基、Aは炭素数1
    〜4のアルキレン基、 【化29】 (但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、R2は炭素数
    1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化30】 であり、Mは水素原子、金属原子、アンモニウムまたは
    置換アンモニウムを示し、nは1〜3の数を示す。]で
    表されるフッ素系リン酸エステルである請求項16に記
    載の化粧料用複合粉体。
  18. 【請求項18】請求項1〜17に記載の化粧料用粉体の
    いすれかを配合する化粧料。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7488492B2 (en) * 2001-11-28 2009-02-10 Dow Corning Toray Company, Ltd. Cosmetic raw material cosmetic product and method for manufacturing a cosmetic product
WO2009084530A1 (ja) * 2007-12-27 2009-07-09 Daikin Industries, Ltd. 含フッ素重合体および防汚剤

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