JP2003253077A - ポリマーブレンドおよび表面処理剤 - Google Patents

ポリマーブレンドおよび表面処理剤

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JP2003253077A
JP2003253077A JP2002051569A JP2002051569A JP2003253077A JP 2003253077 A JP2003253077 A JP 2003253077A JP 2002051569 A JP2002051569 A JP 2002051569A JP 2002051569 A JP2002051569 A JP 2002051569A JP 2003253077 A JP2003253077 A JP 2003253077A
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powder
fluorine
meth
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JP2002051569A
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Tatsuhiko Watanabe
龍彦 渡邉
Masamichi Morita
正道 森田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】経皮吸収の危険性が少なく、撥水撥油性に優れ
た化粧品用処理粉体、およびこれを含有することを特徴
とする化粧料を製造する方法を提供する。また、半導体
チップ用フッ素樹脂に対する分散性が良好で、かつ、優
れた強度および精密成型性を有する半導体チップ用封止
剤を提供する。 【解決手段】特定の含フッ素コポリマーと親水性ポリマ
ーから成るポリマーブレンドで粉体を表面処理した、経
皮吸収の危険性が少なく、高い撥水撥油性を発現する粉
体、および、その化粧料用粉体を配合した化粧料。ま
た、特定の含フッ素コポリマーで粉体を表面処理した半
導体チップ用粉体、これを半導体チップ用フッ素樹脂に
分散させた強度および精密成型性に優れた半導体チップ
用封止剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、含フッ素コポリマ
ー、該含フッ素コポリマーと親水性ポリマーから成るポ
リマーブレンド、該含フッ素コポリマーまたは該ポリマ
ーブレンドからなる表面処理剤、該表面処理剤で表面処
理した安全性と撥水撥油性に優れた撥水撥油性粉体、特
に化粧品用撥水撥油性粉体、該化粧品用撥水撥油性粉体
を含んでなる化粧料、半導体チップ用フッ素樹脂に対す
る分散性が優れた半導体チップ用粉体、ならびに該半導
体チップ用粉体を含有する半導体チップ用封止剤に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】これまで化粧品用のフッ素処理粉体を製造
するための含フッ素処理剤には、低分子含フッ素化合物
であるパーフルオロアルキル基含有リン酸エステルが使
用されている。しかし、低分子含フッ素化合物には人体
への経皮吸収の可能性があった。ポリマー型の表面処理
剤も存在するが(例えば、特開平9-12428号公報)、ポ
リマー型の表面処理剤にはポリマーの良溶媒で抽出する
と撥油性が消失する問題があった。
【0003】半導体チップ分野において、これまでエポ
キシ樹脂中に未処理のシリカ、アルミナ粒子などの無機
フィラーを分散することにより半導体チップ用封止剤が
製造されてきた。しかし、これらの無機フィラーは半導
体チップ用フッ素樹脂に分散性しにくいという問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、経皮
吸収の危険性が少なく、高い撥水撥油性を発現する粉体
を与える表面処理剤となる含フッ素コポリマーを提供す
ることにある。本発明の別の目的は、良溶媒で抽出して
も撥油性がほとんど低下しない処理粉体を提供すること
にある。本発明の他の目的は、優れた水中撥油性を有す
る処理粉体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(I)ポリフ
ルオロアルキル基含有(メタ)アクリレートから誘導さ
れる繰り返し単位および(II)非フッ素モノマーから
誘導される繰り返し単位を有してなる含フッ素コポリマ
ーであって、ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アク
リレート(I)が、一般式(I−1):
【化13】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
基もしくはパーフルオロポリエーテル基であり、Aは炭
素数1〜4のアルキレン基、
【化14】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、
【化15】 であり、Xは、水素原子またはメチル基である。]で示
される化合物、または 一般式(I−2):
【化16】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
基もしくはパーフルオロポリエーテル基、Aは炭素数
1〜4のアルキレン基、
【化17】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、
【化18】 である。]で示される化合物であり、非フッ素系モノマ
ー(II)が、一般式(II−1): CH=CR10COO−(R11−O)−R12 (II−1) [式中、R10およびR12は水素またはメチル基、R
11は炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整
数を表す。]で示されるアルキレングリコール(メタ)
アクリレートである含フッ素コポリマーを提供する。本
発明は、(A)上記含フッ素コポリマーおよび(B)親
水性ポリマーからなるポリマーブレンドをも提供する。
【0006】含フッ素コポリマー(A)に使用する含フ
ッ素(メタ)アクリレート(I)は、例えば、以下の一般
式(I−1)を有する。
【化19】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
基もしくはパーフルオロポリエーテル基であり、Aは炭
素数1〜4のアルキレン基、
【化20】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、
【化21】 であり、Xは、水素原子またはメチル基である。]
【0007】また、含フッ素(メタ)アクリレートは、
以下の一般式(I−2)を有する含フッ素(メタ)アク
リレートマクロモノマーであってよい。
【化22】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
基もしくはパーフルオロポリエーテル基、Aは炭素数
1〜4のアルキレン基、
【化23】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、
【化24】 であり、X11は、水素原子またはメチル基であり、Y
11は水素原子またはメチル基であり、mは5〜100
である。]
【0008】含フッ素コポリマーにおけるポリフルオロ
アルキル基は、パーフルオロアルキル基であってよい。
含フッ素コポリマーにおけるパーフルオロポリエーテル
基は、具体的には、次のとおりである。 F(CF(CF)CFO)CFCF−、[式中、
n=3〜30の整数である。] CFO(CF(CF)CFO)(CFO)CF
−、[式中、n=2〜30、m=3〜70の整数であ
る。] CFO(CFCFO)(CFO)CF−、
[式中、n=2〜40、m=4〜70の整数である。] F(CFCFCFO)nCF2CF2− [式中、n=3〜30の整数である。] パーフルオロポリエーテル基の数平均分子量(19F−
NMRにより測定)は、500〜5,000の範囲であ
ることが好ましい。
【0009】含フッ素(メタ)アクリレートの例は、次
のとおりである。CF (CF)(CH)OCO
CH=CH、CF(CF)(CH)OCOC
(CH)=CH、(CF)CF(CF)(CH)
OCOCH=CH、CF(CF)(CH)
COC(CH)=CH、CF(CF)(CH)
OCOCH=CH、HCF(CF)(CH)
COCH=CH、CF(CF)(CH)OCO
CH=CH、CF(CF)SON(CH)(C
)OCOCH=CH、CF(CF)SO
N(C)(CH)OCOC(CH)=CH
(CF)CF(CF)CHCH(OCOCH)C
OCOC(CH)=CH、 (CF)CF(CF)CHCH(OH)CHOC
OCH=CH
【0010】
【化25】 F(CF(CF)CFO)10CFCF−COOC
CHCH=CH
【0011】
【化26】
【化27】
【化28】
【0012】これらの含フッ素(メタ)アクリレートは
2種類以上のものを混合させて用いてもよい。
【0013】非フッ素モノマー(II)は、例えば、以
下の構造式(II−1)を有するアルキレングリコール
(メタ)アクリレートである。 CH=CR10COO−(R11−O)−R12 (II−1) [式中、R10およびR12は水素またはメチル基、R
11は炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整
数を表す。]
【0014】具体的には、 CH=C(CH)COO(CHCHO)H [式中、nは、1、2、5または8である。] などが例示される。
【0015】含フッ素コポリマー(A)において、ポリ
フルオロアルキル基含有(メタ)アクリレート(I)と
非フッ素モノマー(II)の重量比は、90:10〜1
0:90、例えば85:15〜20:80、特に80:
20〜40:60であってよい。
【0016】親水性ポリマー(B)は、粉体に水中撥油
性を付与するために配合される。親水性ポリマー(B)
は、親水性モノマーのホモポリマーまたはコポリマーで
あってよい。親水性ポリマーとしては、例えば、ポリビ
ニルアルコール、部分鹸化ポリビニルアルコール、ポリ
エチレングリコール、ポリエチレングリコール/ポリプ
ロピレングルコールブロックコポリマー、ポリエチレン
グリコールセグメントを有するポリウレタン樹脂、ポリ
エチレングリコールセグメントを有するポリエステル、
ポリビニルピロリドン、アクリルポリオール樹脂、ポリ
(メタ)アクリルアミド等、及びそれらの混合物、ヒド
ロキシセルロースの如きセルロース誘導体、ポリアクリ
ル酸の如きアクリル酸ポリマー、絹誘導体、ゼラチンの
如きタンパク質、ポリ[(メタ)アクリロイルオキシエ
チルトリメチルアンモニウムクロリド]、ポリスチレン
の四級アンモニウム塩、ポリエチレンイミン塩、ポリビ
ニルアミン塩、ジアリルアミンアクリルアミド共重合
体、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド/二酸化
硫黄共重合物の塩の如きカチオン性ポリマー、ポリアス
パラギン酸ソーダの如きポリアミノ酸塩などが例示され
る。
【0017】本発明のポリマーブレンドにおいて、含フ
ッ素コポリマー(A)と親水性ポリマー(B)の重量比
は、50/50〜99.9/0.1、例えば50/50
〜90/10、特に60/40〜80/20であってよ
い。
【0018】本発明では、使用感を改質するためや、耐
水性、撥水撥油性以外の機能を付与するために、適当な
他のモノマーを併用しても良い。具体的にはグリシジル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、塩化ビニル、塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸な
どが例示される。他のモノマーは、含フッ素コポリマー
(A)および親水性ポリマー(B)の一方または両方
に、特に含フッ素コポリマー(A)に組み込んでよい。
他のモノマーの量は、含フッ素コポリマー(A)または
親水性ポリマー(B)において、30重量%以下であっ
てよい。
【0019】含フッ素コポリマーは、塊状重合、溶液重
合、乳化重合で製造することが可能である。塊状重合で
は、モノマーの混合物を窒素置換後、重合開始剤を投入
し、40〜80℃の範囲で数時間、撹拌して重合させる
方法が採用される。また、溶液重合の場合、モノマーの
混合物を、これらのモノマーが可溶である適当な有機溶
剤に溶解して同様に重合する。
【0020】ここで用いられる有機溶剤は、炭化水素
系、エステル系、ケトン系、アルコール系、シリコーン
系、含フッ素溶剤などである。
【0021】乳化重合の場合、これらのモノマーを適当
な乳化剤を用いて水中に乳化した後、同様に重合する。
ある種の含フッ素(メタ)アクリレートと非フッ素系モ
ノマーの組み合わせにおいては、水中で含フッ素(メ
タ)アクリレートと非フッ素系モノマーの相溶性が悪い
ために共重合性が悪くなる。この場合は、グリコール
類、アルコール類などの適当な補助溶剤を添加して、両
モノマーの相溶性を向上させる方法が採用される。乳化
重合で用いる乳化剤は疎水基が炭化水素系、シリコーン
系、フッ素系のいずれのものでも、また、親水基のイオ
ン性もノニオン性、アニオン性、カチオン性、両性のも
のいずれのものでも良い。
【0022】重合開始剤は各種アゾ系、過酸化物等が例
示される。重合の際には、必要に応じて、連鎖移動剤や
pH調整剤を加えてもよい。重合後に得られる含フッ素コ
ポリマーの重量平均分子量は10,000から1,00
0,000であり、好ましくは20,000から30
0,000である。重合体の重量平均分子量は、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィーにより測定したもの
である(ポリスチレン換算)。
【0023】本発明の含フッ素コポリマーまたはポリマ
ーブレンドは、化粧料および半導体チップにおいて使用
することができる。化粧料は、一般に、含フッ素コポリ
マーまたはポリマーブレンドで処理した粉体を含有す
る。半導体チップにおいては、一般に、含フッ素コポリ
マーまたはポリマーブレンドで処理した粉体を半導体チ
ップ用フッ素樹脂に配合する。
【0024】本発明において、処理される粉体は、化粧
料または半導体チップにおいて使用される粉体であり、
特に限定されない。化粧料用の粉体としては、例えば、
タルク、カオリン、セリサイト、マイカ、雲母チタン、
酸化チタン、酸化鉄、酸化マグネシウム、一酸化亜鉛、
二酸化亜鉛、重質もしくは軽質炭酸カルシウム、第2燐
酸カルシウム、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、シ
リカ、アルミナ、シリカゲル、カーボンブラック、酸化
アンチモン、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、メタケイ
酸アルミン酸マグネシウム、合成雲母などの無機粉体;
蛋白質粉末、魚鱗箔、金属石鹸、タール色素、レーキな
どの有機粉末などが挙げられる。
【0025】半導体チップ用の粉体としては、シリカ、
アルミナなどが挙られる。本発明で用いる用語「処理」
は、表面処理剤を粉体に付着させることを意味する。
【0026】未処理粉体100重量部に対して、含フッ
素コポリマーまたはポリマーブレンドの量は、0.1〜
20重量部、例えば2〜10重量部であってよい。
【0027】本発明は、含フッ素コポリマー(A)と親
水性ポリマー(B)のブレンド処理により、空気中と水
中の撥油性を両立させることを可能としている。単にこ
の機能のみを狙うならば、同じことは含フッ素コポリマ
ー(A)を、粉体と反応する官能基を有する低分子フッ
素化合物、例えば、パーフルオロアルキル基含有リン酸
エステルに置き換えても達成できる。
【0028】本発明の化粧料用粉体表面処理方法では、
例えば、含フッ素コポリマーまたはポリマーブレンドを
イソプロパノール、エタノール、イソプロピルエーテ
ル、イソパラフィン、ハイドロフルオロエーテル、ジク
ロロペンタフルオロプロパン、ジクロロフルオロエタン
などで希釈した溶液と未処理粉体を混合し、室温、ある
いは、加熱下で粉体が溶液で均一に濡れるまで撹拌す
る。このときの撹拌には、ヘンシェルミキサー、振動式
ボールミル、回転式ボールミル、スーパーミキサー、プ
ラネタリーミキサーなどの撹拌装置が使用される。ラボ
スケールで撹拌するときは、家庭用のジューサーミキサ
ーを用いても良い。
【0029】溶液中のポリマーの固形分濃度は、特に限
定されないが、粉体混合時の撹拌の際に、粘度が高くな
りすぎないように調製する。撹拌後、真空状態、あるい
は、加熱して有機溶剤を留去し、上記の撹拌装置で処理
粉体を均一に分散する。ラボスケールで撹拌するとき
は、家庭用のジューサーミキサー、あるいは、スピード
カッターを用いても良い。
【0030】本発明では、表面処理の際に必要ならば、
使用感を改質するための適当な薬剤を併用しても良い。
または、撥水撥油性以外の別の機能を付与するための、
メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチルポリシ
ロキサン、レシチン、N−モノ長鎖アシル塩基性アミノ
酸、シリコーン、キトサン、コラーゲン、ワックス、2
−ヒドロキシエチルメタアクリレートホモポリマーなど
が例示される。
【0031】本発明の化粧料では、化粧料用撥水撥油性
粉体に加えて、通常、化粧料に汎用される原料を配合し
ても良い。例えば、ワセリン、ラノリン、セレシン、マ
イクロクリスタリンワックス、カルナウバロウ、キャン
デリラロウ、高級脂肪酸、高級アルコールなどの固形・
半固形油分;スクワラン、流動パラフィン、エステル
油、ジグリセライド、トリグリセライド、シリコーン油
などの流動油分;パーフルオロポリエーテル、パーフル
オロデカリン、パーフルオロオクタンなどのフッ素系油
剤;水溶性および油溶性ポリマー、界面活性剤、有機染
料等の色剤、エタノール、防腐剤、酸化防止剤、色素、
増粘剤、pH調整剤、香料、紫外線吸収剤、保湿剤、血
行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤などが
使用される。
【0032】本発明の化粧料は通常の方法に従って製造
され、UVケア用の各種化粧料、例えば、ファンデーシ
ョン、おしろいなどの仕上化粧料;乳液、クリームなど
の基礎化粧料;頭髪化粧料に使用できる。半導体チップ
用の処理粉体は、封止剤、レジスト膜、絶縁膜において
使用できる。
【0033】以下、実施例を示し、本発明を具体的に説
明する。
【0034】製造例1(FA/HEMA(重量比8/
2)共重合体) 還流冷却管、窒素導入管、温度計、撹拌装置を備えた四
つ口フラスコ中にCH 2=CHCOO(CH2)2(CF2CF
2)CF2CF3(以下、「FA」と省略、n=3、4、5
の化合物の重量比が5:3:1の混合物)32g、CH
=CHCOOCHCHOH(以下、「HEMA」と
省略)8gに、イソプロパノール(以下、「IPA」と
省略)89.2gを入れ、70℃に加熱後、30分間窒
素気流下で撹拌した。80℃に加温後、これに2−メチ
ルブチルニトリル(商品名V−59)0.14gを添加
し、6時間重合した。得られた反応液をn−ヘキサンで
沈殿し、その後、真空乾燥して、FA/HEMA(=8
/2wt.)共重合体を得た。分子量をGPCで測定す
ると、重量平均分子量は52,000(ポリスチレン換
算)であった。
【0035】製造例2(HEMAホモポリマー) 製造例1のモノマーであるFA32gとHEMA8gを
HEMA40gに置き換える以外は製造例1と全く同じ
方法で重合、単離を行い、HEMAホモポリマーを得
た。分子量をGPCで測定すると、重量平均分子量は3
2,000(ポリスチレン換算)であった。
【0036】比較製造例1(FA/StA=8/2共重
合体) 製造例1のモノマーであるFAを32gとステアリルア
クリレート(以下、「StA」と省略)4gに、重合溶
媒であるIPAをジクロロペンタフルオロプロパン(以
下、「HCFC225」と省略)に換える以外は製造例
1と全く同じ方法で重合、単離を行い、FA/StA
(=8/2wt.)共重合体を得た。分子量をGPCで
測定すると、重量平均分子量は27,000(ポリスチ
レン換算)であった。
【0037】実施例1 製造例1で得られたFA/HEMA=8/2共重合体
4.9gと製造例2で得られたHEMAホモポリマー
2.1gをIPA193gに60℃で加熱溶解した。こ
の溶液と表1の混合粉体100gをジューサーミキサー
にいれ1分間攪拌した。粉体分散液をアルミバットに流
し込み、一昼夜、乾燥機(60℃)中で乾燥させた。溶
剤が乾燥後、さらに130℃で2時間加熱した。
【0038】
【表1】
【0039】比較例1 製造例1のFA/HEMA(=8/2)共重合体5gを
IPA195gに60℃で加熱溶解した。実施例1と同
じ方法で粉体に表面処理した。
【0040】比較例2 比較例1のFA/StA(=8/2)共重合体5gとH
CFC225 11.67gに60℃で加熱溶解し、n
−デカンを183gを加えた。実施例1と同じ方法で粉
体に表面処理した。 比較例3 式:[CmF2m+1-CH2CH2-O]nPO(OH)3-n [式中、m=8 50重量%、m=10 30重量%、m=12 20重量
%、n=1 35mol%、n=2 60mol%、n=3 5mol%]の含フッ素
リン酸エステル4gをイソプロパノール196gに60
℃で加熱溶解した。また、実施例1と同じ方法で粉体に
処理した。
【0041】実施例2および比較例4〜6 実施例1および比較例1〜3で調製した処理粉体につい
て、初期と溶剤抽出後の撥油性を評価し、フッ素濃度を
測定した。フッ素濃度は、燃焼して灰化させた後、これ
をリン酸緩衝液で希釈し、フッ素イオンメーターで測定
した。また、水中撥油性について測定した。
【0042】溶剤抽出試験 50mLサンプル瓶にフッ素処理粉体1gと溶剤(IP
A 11.25g,HCFC225 18.75gの混合
溶媒)を封入し、バス型超音波洗浄機で2時間処理する。
その後、 粉体を規格5A(直径185mm)の濾紙
を用いて吸引濾過する。 その後、 残った粉体を60℃
(スチーム乾燥機)で一昼夜乾燥する。
【0043】空気中撥油性試験 濾紙の上に表面処理した混合粉体をスパチュラで押しつ
けることにより均一に塗布し、所定の油を滴下すること
により撥油性を評価した。表2に示す表面張力の異なる
8種類の油を滴下して、1分後にしみこまない油の点数
を撥油性とした。
【0044】
【表2】
【0045】水中撥油性試験 錠剤成形機で、粉体をプレスし錠剤を得た。錠剤を水中
に1時間浸せきし、スクワランを粉体表面に接触させ
た。図1の装置で、水中の粉体に対するスクワラン接触
角を測定した。図1において、1は錠剤成形した粉体、
2は水、3はスクワラン、10はガラスセル、11は鉄
製プレート、12はPET(ポリエチレンテレフタレー
ト)フィルム、13は磁石、14はクリップ、20はマ
イクロシリンジである。
【0046】結果を表3に示す。
【表3】
【0047】実施例3および比較例7〜9 下記組成(表4)の実施例および比較例で得られた化粧
料の性能は次のように評価した。使用感(のび、つき)
および化粧持ちを次の基準で評価した。 ◎:非常に良い ○:良い △:普通 ×:悪い ××:非常に悪い 評価は官能評価の専門パネラー5名が行い、その平均を
結果とした。
【0048】製法:表4の成分(1)〜(5)をアトマイザー
で混合粉砕し、これをヘンシェルミキサーに移して、成
分(6)〜(11)を加え、均一に混合した。これを金型に入
れ、プレス成型して、パウダリーファンデーションとし
た。
【0049】落下試験評価 実施例および比較例で得られたファンデーションを、高
さ20cmから落下させた。落下地点には厚さ1cmの
鉄板を置いた。割れが認められる直前の落下回数、つま
り、割れが認められなかった最高回数を落下強度とし
た。
【0050】
【表4】パウダリーファンデーション 表の数値は重量%
【0051】実施例4 製造例1のFA/HEMA=8/2共重合体10gをI
PA190gに60℃で加熱溶解した。この溶液と球状
シリカ(SiO )粒子として(株)アドマテックス
製の球状シリカアドマファインSO−C2(商品名。以
下、「SO−C2」と省略。平均粒径0.5μm)を実
施例1と同じ方法で粉体に表面処理した。
【0052】実施例5 実施例4の粉体80重量%と低分子量ポリテトラフルオ
ロエチレン20重量%とを遊星型の混練器により温度8
0℃で混練した。得られた混合粉末を金型プレス内で加
圧成形し、直径25mm、厚さ2mmのペレットを5個
作成した。このようにして粒子充填率80重量%のフッ
素樹脂ペレットが得られた。180℃で4時間熱処理し
た後のペレットの反り量を測定し、20μm以上を不良
とした。結果を表5に示す。
【0053】比較例10 実施例5の粉体を未処理のSO−C2に置き換える以外
は、実施例5と全く同じ方法でフッ素樹脂ペレットを作
製した。ペレットの反り量を測定した。結果を表5に示
す。
【0054】
【表5】フッ素樹脂ペレットの耐反り性
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、経皮吸収の危険性が少
なく、撥水撥油性に優れた化粧品用処理粉体、およびこ
れを含有することを特徴とする化粧料が得られる。ま
た、本発明によれば、半導体チップ用フッ素樹脂との分
散性が良好で、かつ、優れた強度および精密成型性を有
する半導体チップ用封止剤が得られる。
【0056】本発明によれば、特定の含フッ素コポリマ
ーで粉体を表面処理することにより、経皮吸収の危険性
が少なく、高い撥水撥油性を発現する粉体を製造でき
た。本発明で製造した粉体はポリマーの良溶媒で抽出し
ても撥油性がほとんど低下しない。さらに、親水性ポリ
マーを同時に表面処理することにより、優れた水中撥油
性を付与することができる。シリカ、アルミナ粒子に特
定の含フッ素コポリマーを表面処理することにより、半
導体チップ用フッ素樹脂に対する分散性が向上し、高い
強度と超精密成形性を有する半導体チップ用封止剤が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水中における撥油性評価
【符号の説明】
1…錠剤成形した粉体 2…水 3…スクワラン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09C 3/10 C09C 3/10 4J100 C09K 3/18 102 C09K 3/18 102 4M109 H01L 23/29 H01L 23/30 R 23/31 Fターム(参考) 4C083 AB172 AB231 AB232 AB241 AB242 AB431 AB432 AC352 AC422 AC482 AD152 BB25 BB41 BB46 CC01 CC03 CC11 CC12 CC19 CC31 DD17 DD21 DD22 DD23 DD31 EE01 EE07 EE10 FF01 4H020 BA02 BA13 BA15 4J002 AB032 BE022 BG081 BG132 BJ002 CH022 CK022 GB00 GQ05 4J027 AC03 AC04 AC06 BA07 4J037 CC16 CC29 FF15 4J100 AL08P AL08Q BA03P BA08Q BA20P BA51P BA59P BB13P BC43P CA04 DA38 JA20 JA61 4M109 EA01 EB17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)含フッ素コポリマーおよび(B)
    親水性ポリマーからなるポリマーブレンドであって、 含フッ素コポリマー(A)が、(I)ポリフルオロアル
    キル基含有(メタ)アクリレートから誘導される繰り返
    し単位および(II)非フッ素モノマーから誘導される
    繰り返し単位を有してなり、 ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレート
    (I)が、一般式(I−1): 【化1】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基であり、Aは炭
    素数1〜4のアルキレン基、 【化2】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
    数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化3】 であり、Xは、水素原子またはメチル基である。]で示
    される化合物、または 一般式(I−2): 【化4】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基、Aは炭素数
    1〜4のアルキレン基、 【化5】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
    数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化6】 である。]で示される化合物であり、 非フッ素系モノマー(II)が、一般式(II−1): CH=CR10COO−(R11−O)−R12 (II−1) [式中、R10およびR12は水素またはメチル基、R
    11は炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整
    数を表す。]で示されるアルキレングリコール(メタ)
    アクリレートであるポリマーブレンド。
  2. 【請求項2】 含フッ素コポリマー(A)と親水性ポリ
    マー(B)の重量比が50/50〜99.9/0.1で
    ある請求項1に記載のポリマーブレンド。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のポリマ
    ーブレンドからなる粉体用表面処理剤。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のポリマ
    ーブレンドを含有する撥水撥油性粉体。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2に記載のポリマ
    ーブレンドを含有する化粧品用撥水撥油性粉体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の化粧品用撥水撥油性粉
    体を含んでなる化粧料。
  7. 【請求項7】 (I)ポリフルオロアルキル基含有(メ
    タ)アクリレートから誘導される繰り返し単位および
    (II)非フッ素モノマーから誘導される繰り返し単位
    を有してなる含フッ素コポリマーであって、 ポリフルオロアルキル基含有(メタ)アクリレート
    (I)が、一般式(I−1): 【化7】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基であり、Aは炭
    素数1〜4のアルキレン基、 【化8】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
    数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化9】 であり、Xは、水素原子またはメチル基である。]で示
    される化合物、または 一般式(I−2): 【化10】 [式中、Rfは炭素数6〜16のポリフルオロアルキル
    基もしくはパーフルオロポリエーテル基、Aは炭素数
    1〜4のアルキレン基、 【化11】 (但し、Rは炭素数1〜4のアルキル基、Rは炭素
    数1〜4のアルキレン基である)、もしくは、 【化12】 である。]で示される化合物であり、 非フッ素系モノマー(II)が、一般式(II−1): CH=CR10COO−(R11−O)−R12 (II−1) [式中、R10およびR12は水素またはメチル基、R
    11は炭素数2〜6のアルキレン基、nは1〜50の整
    数を表す。]で示されるアルキレングリコール(メタ)
    アクリレートである含フッ素コポリマー。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の含フッ素コポリマーを
    含有する半導体チップ用粉体。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の半導体チップ用粉体を
    含有する半導体チップ用封止剤。
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