JP2001138935A - パワーステアリング装置用油圧制御弁 - Google Patents

パワーステアリング装置用油圧制御弁

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JP2001138935A
JP2001138935A JP32128799A JP32128799A JP2001138935A JP 2001138935 A JP2001138935 A JP 2001138935A JP 32128799 A JP32128799 A JP 32128799A JP 32128799 A JP32128799 A JP 32128799A JP 2001138935 A JP2001138935 A JP 2001138935A
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recess
pressure oil
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English (en)
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Takehito Tomita
健仁 冨田
Takeo Iino
武夫 飯野
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Koyo Seiko Co Ltd
Original Assignee
Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャビテーションおよび異常音の発生を抑制
し、不良率を低減して性能を向上できるパワーステアリ
ング装置用油圧制御弁を提供する。 【解決手段】第1バルブ部材24の内周と第2バルブ部
材25の外周とに、各バルブ部材24、25の軸方向に
沿って、圧油供給用凹部と操舵用凹部と圧油排出用凹部
30とを含む複数の溝状凹部が、周方向に間隔をおいて
形成される。その第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う
縁と第2バルブ部材25側凹部の軸方向に沿う縁との間
の絞り部の開度が、両バルブ部材24、25の相対回転
により変化することで、操舵補助力発生用油圧アクチュ
エータに作用する油圧が制御される。その圧油排出用凹
部30は排出油路38を介してタンクに通じる。一つの
圧油排出用凹部30につき複数の排出油路38が、それ
ぞれその圧油排出用凹部30の底部において、その圧油
排出用凹部30の軸方向における間隔をおいて開口す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーステアリン
グ装置において操舵補助力発生用油圧アクチュエータに
作用する油圧を制御するロータリー式の油圧制御弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】パワーステアリング装置用のロータリー
式油圧制御弁は、筒状の第1バルブ部材と、その第1バ
ルブ部材に同軸中心に相対回転可能に挿入される第2バ
ルブ部材とを備えている。その第1バルブ部材の内周と
第2バルブ部材の外周とに、各バルブ部材の軸方向に沿
う複数の溝状凹部が周方向に間隔をおいて形成されてい
る。それら凹部として、圧油供給用ポンプに通じる圧油
供給用凹部と、操舵補助力発生用油圧アクチュエータに
通じる操舵用凹部と、タンクに通じる圧油排出用凹部と
が含まれている。その第1バルブ部材側凹部の軸方向に
沿う縁と第2バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁との間
が絞り部とされている。両バルブ部材は、操舵抵抗に応
じて弾性的に相対回転するように連結されている。その
相対回転による絞り部の開度変化により、その操舵補助
力発生用油圧アクチュエータに作用する油圧が制御され
る。その圧油排出用凹部は、その底部において開口する
排出油路を介して上記タンクに通じるものとされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の油圧制御弁にお
いては、キャビテーションや、キャビテーションに基づ
く異常音の発生が問題となっているが、そのキャビテー
ションや異常音を十分に抑制することはできなかった。
【0004】本発明は上記問題を解決することのできる
パワーステアリング装置用油圧制御弁を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状の第1バ
ルブ部材と、その第1バルブ部材に同軸中心に相対回転
可能に挿入される第2バルブ部材とを備え、その第1バ
ルブ部材の内周と第2バルブ部材の外周とに、各バルブ
部材の軸方向に沿う複数の溝状凹部が周方向に間隔をお
いて形成され、それら凹部として、圧油供給用ポンプに
通じる圧油供給用凹部と、操舵補助力発生用油圧アクチ
ュエータに通じる操舵用凹部と、タンクに排出油路を介
して通じる圧油排出用凹部とが含まれ、その第1バルブ
部材側凹部の軸方向に沿う縁と第2バルブ部材側凹部の
軸方向に沿う縁との間が絞り部とされ、両バルブ部材の
相対回転による絞り部の開度変化により、その操舵補助
力発生用油圧アクチュエータに作用する油圧が制御され
るパワーステアリング装置において、一つの圧油排出用
凹部につき複数の排出油路が、それぞれその圧油排出用
凹部の底部において開口するように設けられ、その圧油
排出用凹部の底部において、その複数の排出油路の開口
は、その圧油排出用凹部の軸方向における間隔をおいて
配列されていることを特徴とする。本発明は以下の知見
に基づくものである。まず、透明部材により従来の油圧
制御弁を再現することで、キャビテーション発生状況を
可視化して観察した。すなわち、図5に示す第1バルブ
部材100における圧油排出用凹部101の軸方向(図
において上下方向)に沿う一方の縁101′により構成
される絞り部の開度を小さくすると、図において矢印P
方向に流動する圧油は、絞り部の通過時に流速が増大す
ると共に圧力が低下することから、その圧油内に気泡が
発生する。その気泡は流れに乗って圧油排出用凹部10
1に至り、油圧の上昇により消滅することでキャビテー
ションが発生する。その気泡の存在領域を図5において
2点鎖線のハッチングで示す。その気泡の存在領域の上
流縁Qは、その圧油排出用凹部101の軸方向に沿う
が、その気泡の存在領域の下流縁Rは、その圧油供給用
凹部101の軸方向における中央部から端部に向かうに
従い(図において上下に向かうに従い)下流に延び、圧
油排出用凹部101の軸方向に沿う他方の縁101″を
超えて第2バルブ部材100のランド部100′にまで
達する。これは、従来の油圧制御弁においては、一つの
圧油排出用凹部101は単一の排出油路を介してタンク
に通じ、その排出油路は圧油排出用凹部101の底部に
おいて開口し、その開口102はその圧油排出用凹部1
01の軸方向における中央部に位置することに基づく。
すなわち、その圧油排出用凹部101の軸方向における
端部の圧油流速は、その排出油路の開口102から遠い
ために減速されず、中央部における圧油流速よりも大き
くなる。そのため圧油流速の分布が不均一になり、圧油
排出用凹部101の軸方向における端部では圧油流速の
増大によりキャビテーションの原因となる気泡の成長が
促進される。また、圧油流速の分布が不均一であると、
その気泡の流動に基づき発生する異常音にばらつきが生
じる。これに対して本発明の構成によれば、一つの圧油
排出用凹部の底部において、複数の排出油路の開口が、
その圧油排出用凹部の軸方向における間隔をおいて配列
されるので、その圧油排出用凹部の軸方向における圧油
の流速分布を均一化できる。これにより、キャビテーシ
ョンの原因となる気泡の成長を抑制し、気泡の流動に基
づく異常音を低減できる。さらに、その気泡の流動に基
づき発生する異常音のばらつきを抑制できるので、異常
音の有無に基づく不良品のチェック等の管理が容易にな
り、製品の不良率を低減して性能を向上できる。
【0006】その圧油供給用凹部の軸方向における端部
側の深さは中央部側の深さよりも浅くされ、その圧油排
出用凹部の軸方向において、その端部側で開口する排出
油路の流路面積は、その中央部側で開口する排出油路の
流路面積よりも大きくされているのが好ましい。その圧
油供給用凹部は、通常はフライスによって切削加工され
ることから、その深さは軸方向における中央部側よりも
端部側において浅くなる。そのため圧油排出用凹部にお
いては、深さの浅い端部側では深い中央部側よりも圧油
流速が大きくなろうとする。これに対して上記構成によ
れば、その圧油排出用凹部の軸方向において、端部側に
位置する排出油路の流路面積を中央部側に位置する排出
油路の流路面積よりも大きくすることで、圧油排出用凹
部における圧油の流速分布をより均一化できる。これに
より、キャビテーションの原因となる気泡の成長と異常
音のばらつきを、より抑制することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に示すラックピニオン式油圧
パワーステアリング装置1は、ステアリングホイールに
連結される入力シャフト2と、この入力シャフト2にト
ーションバー3を介して連結される出力シャフト4とを
備えている。そのトーションバー3はピン5を介して入
力シャフト2に連結され、また、セレーション6を介し
て出力シャフト4に連結されている。その出力シャフト
4にピニオン7が形成され、このピニオン7に噛み合う
ラック8が車輪(図示省略)に連結されている。その入
力シャフト2はベアリング9を介してバルブハウジング
10aにより支持され、また、ブッシュ11を介して出
力シャフト4により支持されている。その出力シャフト
4はベアリング12、13を介してラックハウジング1
0bにより支持されている。これにより、操舵による入
力シャフト2の回転がトーションバー3を介してピニオ
ン7に伝達されることでラック8が車両幅方向に移動
し、このラック8の移動により車輪のトー角が変化して
操舵がなされる。なお、その入出力シャフト2、4とバ
ルブハウジング10aとの間にオイルシール14、15
が設けられている。また、そのラック8を支持するサポ
ートヨーク16が設けられ、このサポートヨーク16は
バネ17の弾力によりラック8に押し付けられている。
【0008】操舵補助力発生用油圧アクチュエータとし
て油圧シリンダ18が設けられている。その油圧シリン
ダ18はラックハウジング10bにより構成されるシリ
ンダチューブと、ラック8に一体に形成されたピストン
20とを備える。そのピストン20により仕切られる一
対の油室21、22に、ロータリー式油圧制御弁23が
接続されている。
【0009】その制御弁23は、円筒状の第1バルブ部
材24と、この第1バルブ部材24に同軸中心に相対回
転可能に挿入される第2バルブ部材25とを備えてい
る。その第1バルブ部材24は、出力シャフト4にピン
26を介して同行回転可能に連結されている。その第2
バルブ部材25は入力シャフト2の外周に一体的に形成
され、その外周は円筒面に沿う。
【0010】図2に示すように、その第1バルブ部材2
4の内周と第2バルブ部材25の外周とに、各バルブ部
材24、25の軸方向に沿う複数の溝状凹部が、周方向
に等間隔をおいて形成されている。
【0011】その第1バルブ部材側凹部は、互いに周方
向等間隔に位置する4つの右操舵用凹部27と、互いに
周方向等間隔に位置する4つの左操舵用凹部28とで構
成されている。その右操舵用凹部27と左操舵用凹部2
8とは周方向に交互に配置される。各右操舵用凹部27
は、第1バルブ部材24に形成された第1流路31およ
びバルブハウジング10aに形成された第1ポート32
を介して、上記油圧シリンダ18の一方の油室21に通
じる。各左操舵用凹部28は、第1バルブ部材24に形
成された第2流路33およびバルブハウジング10aに
形成された第2ポート34を介して、その油圧シリンダ
18の他方の油室22に通じる。
【0012】その第2バルブ部材側凹部は、互いに周方
向等間隔に位置する4つの圧油供給用凹部29と、互い
に周方向等間隔に位置する4つの圧油排出用凹部30と
で構成されている。その圧油供給用凹部29と圧油排出
用凹部30とは周方向に交互に配置される。各圧油供給
用凹部29は、第1バルブ部材24に形成された第3流
路35およびバルブハウジング10aに形成された入口
ポート36を介して、圧油供給用ポンプ37に通じる。
各圧油排出用凹部30は、第2バルブ部材25に形成さ
れた第1排出油路38、入力シャフト2の内周とトーシ
ョンバー3の外周との間の油路47、入力シャフト2に
形成された第2排出油路39、及びバルブハウジング1
0aに形成された排出ポート40を介して、タンク41
に通じる。その圧油供給用凹部29と圧油排出用凹部3
0の軸方向に沿う縁は面取り部とされている。
【0013】これにより、そのポンプ37、タンク4
1、及び油圧シリンダ18の各油室21、22は、第1
バルブ部材24の内周と第2バルブ部材25の外周との
間の流路42を介して連通する。その流路42におい
て、第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁と第2バル
ブ部材側凹部の軸方向に沿う縁との間は、両バルブ部材
24、25の相対回転により開度が変化する絞り部A、
B、C、Dとされている。その絞り部A、B、C、Dの
開度変化により油圧シリンダ18に作用する油圧が制御
される。
【0014】図2は、操舵していない状態での両バルブ
部材24、25の相対位置を示し、この状態においては
各圧油供給用凹部29と各圧油排出用凹部30とは全て
の絞り部A、B、C、Dを介して連通する。そのため、
ポンプ37から供給された圧油は直接タンク41へ還流
するので操舵補助力は発生しない。
【0015】右方へ操舵すると、車輪が路面から受ける
操舵抵抗に応じてトーションバー3は捩じれ、両バルブ
部材24、25が弾性的に相対回転する。その結果、右
操舵用凹部27と圧油供給用凹部29との間の絞り部A
の開度および左操舵用凹部28と圧油排出用凹部30と
の間の絞り部Bの開度が大きくなり、左操舵用凹部28
と圧油供給用凹部29との間の絞り部Cの開度および右
操舵用凹部27と圧油排出用凹部30との間の絞り部D
の開度が小さくなる。これにより、ポンプ37から油圧
シリンダ18の一方の油室21へ圧油が供給され、油圧
シリンダ18の他方の油室22よりタンク41へ圧油が
還流され、車両の右方への操舵補助力が操舵抵抗に応じ
てラック8に作用する。
【0016】左方へ操舵すると、各絞り部A、B、C、
Dの開度は右方へ操舵した場合と逆に変化するので、車
両の左方への操舵補助力が操舵抵抗に応じてラック8に
作用する。
【0017】図3、図4に示すように、一つの圧油排出
用凹部30につき複数の第1排出油路38が、それぞれ
その圧油排出用凹部30の底部において開口するように
設けられている。各圧油排出用凹部30それぞれの底部
において、その複数の第1排出油路38の開口38a
は、その圧油排出用凹部30の軸方向(図において上下
方向)における間隔Lをおいて配列されている。本実施
形態では、各圧油排出用凹部30それぞれにつき3つの
第1排出油路38が設けられている。
【0018】各圧油排出用凹部30は、第2バルブ部材
25の外周をフライスカッターにより切削加工すること
で成形され、その底部30aはフライスカッターの外周
に沿う円弧形状を有する。これにより、各圧油排出用凹
部30の軸方向における端部側の深さは中央部側の深さ
よりも浅くされている。その圧油排出用凹部30の軸方
向において、その端部側で開口する第1排出油路38の
流路面積は、その中央部側で開口する第1排出油路38
の流路面積よりも大きくされている。
【0019】上記構成によれば、各圧油排出用凹部30
それぞれの底部30aにおいて、複数の第1排出油路3
8の開口38aが、その圧油排出用凹部30の軸方向に
おける間隔Lをおいて配列される。よって、圧油排出用
凹部30の軸方向に沿う一方の縁30′により構成され
る絞り部の開度を小さくすることで、図4において矢印
で示すように流動する圧油の流速分布を、圧油排出用凹
部30の軸方向において均一化できる。これにより、キ
ャビテーションの原因となる気泡の成長を抑制し、気泡
の流動に基づく異常音を低減できる。さらに、その気泡
の流動に基づき発生する異常音のばらつきを抑制できる
ので、異常音の有無に基づく不良品のチェック等の管理
が容易になり、製品の不良率を低減して性能を向上でき
る。また、その圧油排出用凹部30は、通常はフライス
によって切削加工されることから、その深さは軸方向に
おける中央部側よりも端部側において浅くなる。そのた
め圧油排出用凹部30においては、深さの浅い端部側で
は深い中央部側よりも圧油流速が大きくなろうとする。
これに対して上記構成では、圧油排出用凹部30の軸方
向において、端部側に位置する第1排出油路38の流路
面積を中央部側に位置する第1排出油路38の流路面積
よりも大きくしているので、圧油排出用凹部30におけ
る圧油の流速分布をより均一化できる。これにより、キ
ャビテーションの原因となる気泡の成長と異常音のばら
つきを、より抑制することができる。
【0020】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はない。例えば、一つの圧油排出用凹部につき設ける排
出油路の数は複数であれば特に限定されない。また、各
バルブ部材における軸方向に沿う溝状凹部の数も特に限
定されない。上記実施形態では、本発明をラックピニオ
ン式油圧パワーステアリング装置に適用したが、ボール
スクリュー式油圧パワーステアリング装置にも適用でき
る。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、キャビテーションおよ
び異常音の発生を抑制し、不良率を低減して性能を向上
できるパワーステアリング装置用油圧制御弁を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の油圧パワーステアリング装
置の縦断面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】本発明の実施形態の要部の拡大断面図
【図4】本発明の実施形態の油圧制御弁の要部の作用説
明図
【図5】従来例の油圧制御弁の作用説明図
【符号の説明】
18 油圧シリンダ 24 第1バルブ部材 25 第2バルブ部材 27、28 操舵用凹部 29 圧油供給用凹部 30 圧油排出用凹部 37 ポンプ 38 第1排出油路 38a 開口 41 タンク A、B、C、D 絞り部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状の第1バルブ部材と、その第1バルブ
    部材に同軸中心に相対回転可能に挿入される第2バルブ
    部材とを備え、その第1バルブ部材の内周と第2バルブ
    部材の外周とに、各バルブ部材の軸方向に沿う複数の溝
    状凹部が周方向に間隔をおいて形成され、それら凹部と
    して、圧油供給用ポンプに通じる圧油供給用凹部と、操
    舵補助力発生用油圧アクチュエータに通じる操舵用凹部
    と、タンクに排出油路を介して通じる圧油排出用凹部と
    が含まれ、その第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁
    と第2バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁との間が絞り
    部とされ、両バルブ部材の相対回転による絞り部の開度
    変化により、その操舵補助力発生用油圧アクチュエータ
    に作用する油圧が制御されるパワーステアリング装置に
    おいて、一つの圧油排出用凹部につき複数の排出油路
    が、それぞれその圧油排出用凹部の底部において開口す
    るように設けられ、その圧油排出用凹部の底部におい
    て、その複数の排出油路の開口は、その圧油排出用凹部
    の軸方向における間隔をおいて配列されていることを特
    徴とするパワーステアリング装置用油圧制御弁。
  2. 【請求項2】その圧油供給用凹部の軸方向における端部
    側の深さは中央部側の深さよりも浅くされ、その圧油排
    出用凹部の軸方向において、その端部側で開口する排出
    油路の流路面積は、その中央部側で開口する排出油路の
    流路面積よりも大きくされている請求項1に記載のパワ
    ーステアリング装置用油圧制御弁。
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