JP2001138878A - 自動車のペダル支持構造 - Google Patents

自動車のペダル支持構造

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JP2001138878A
JP2001138878A JP32189099A JP32189099A JP2001138878A JP 2001138878 A JP2001138878 A JP 2001138878A JP 32189099 A JP32189099 A JP 32189099A JP 32189099 A JP32189099 A JP 32189099A JP 2001138878 A JP2001138878 A JP 2001138878A
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和憲 友納
Hideaki Tanaka
英昭 田中
Kazutaka Ishikura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車のダッシュパネル1後側に配置され、
かつマスタシリンダに対しオペレーティングロッド18
を介して連結されたブレーキペダル16の支持構造にお
いて、簡単でかつ高い作動信頼性を持つ構造としなが
ら、自動車の衝突時にブレーキペダル16が後退移動す
るのを確実に防止する。 【解決手段】 ダッシュパネル1後面に第1ブラケット
5を取付固定して、その第1ブラケット5に第2ブラケ
ット12の前端下部をかしめピン11により揺動可能に
支持する。第2ブラケット12の後端上部は車室のカウ
ルメンバ2に衝突荷重により離脱可能に取り付け、この
第2ブラケット12にブレーキペダル16を揺動可能に
支持する。自動車の衝突時に第2ブラケット12の後端
上部をカウルメンバ2から離脱させて、第2ブラケット
12をブレーキペダル16と共に後回りに回動させなが
ら脱落させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のダッシュ
パネル後方に配置されかつシリンダ側のロッドに連結さ
れた操作ペダルの支持構造に関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の衝突(前突)時には、
その衝突を回避するためにドライバーがブレーキペダル
を踏んで自動車を制動しているにも拘わらず、自動車が
停止せずに衝突してしまうという、ブレーキペダルの踏
込み状態での衝突が多いのが実情である。
【0003】その場合、衝突に伴って車体前部が衝突エ
ネルギーを吸収しながら潰れ、エンジンルーム内に配置
されているエンジンが、その後側に位置するブレーキ装
置のマスタシリンダを押しながら後退するが、このマス
タシリンダに対し、ダッシュパネル後方に位置するブレ
ーキペダルがオペレーティングロッドを介して連結され
ているので、マスタシリンダの後退移動に伴いオペレー
ティングロッドを介してプレーキペダルも押されて後退
することとなる。その結果、衝突直前までブレーキペダ
ルを踏んでいるドライバの足に衝突荷重が作用して大き
なキックバックが生じ、そのドライバーの膝に衝撃がか
かるという問題がある。
【0004】そこで、従来、このような問題に対処する
ために種々の対策が提案されている。例えば特開平9―
216528号公報に示されるものでは、ダッシュパネ
ルに固定されたペダルブラケットに回転リンクを車幅方
向の固定軸を介して揺動可能に支持するとともに、この
回転リンクに車幅方向の回転軸を介してブレーキペダル
を連結支持し、回転リンクと車室内の車体側部材である
インパネメンバとの間に固定軸の上側を通るスプリング
を掛け渡して、回転リンクを後回りに方向に回動付勢
し、インパネメンバに、衝突によりペダルブラケットと
共に後退移動する回転リンクに当接する当接部を設け、
衝突に伴ってペダルブラケットが後退移動したときにブ
レーキペダルの支持部分である回転リンクをインパネメ
ンバの当接部に当接させて前回りに回動させながら脱落
させることで、ブレーキペダル下端のペダル部が後退移
動しないようにし、ドライバーの足にブレーキペダルか
らの衝突荷重が作用するのを防ぐようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものでは、インパネメンバに当接部を設けて、この当接
部への当接によって回転リンクを回動させるようになっ
ているものの、衝突時にその当接部に回転リンクを的確
に当接させることは困難であり、その作動の信頼性が低
いばかりか、構造も複雑となって高価格につくという難
がある。
【0006】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ダッシュパネルの後方に配置されるブ
レーキペダル等の操作ペダルの支持構造を改良すること
で、簡単でかつ高い信頼性を持つ構造としながら、自動
車の衝突時に操作ペダルが後退移動するのを確実に防止
しようとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、ダッシュパネルに固定されるブラ
ケットに対し、操作ペダルを支持するための今1つのブ
ラケットをその前端下部にて揺動可能に支持する。そし
て、このブラケットの後端上部を車体側部材に自動車の
所定以上の衝突荷重の作用によって離脱可能に取付固定
することにより、衝突時には、この操作ペダルの支持さ
れたブラケットを後端上部の車体側部材からの離脱によ
り操作ペダルと共に後回りに回動させて、その操作ペダ
ルの後退移動を防止するようにした。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、自動車
のダッシュパネル後方に配設されかつシリンダ側のロッ
ドに連結された操作ペダルの支持構造であって、上記ダ
ッシュパネルに固定された第1ブラケットと、前端下部
が上記第1ブラケットに揺動可能に枢着され、上記操作
ペダルが揺動可能に枢着された第2ブラケットとを備え
ている。そして、上記第2ブラケットの後端上部を車室
の車体側部材に、自動車の衝突時の衝突荷重により移動
して離脱するように取り付ける。
【0009】上記の構成によると、第2ブラケットの前
端下部は第1ブラケットに枢着されている一方、後端上
部は車体側部材に取り付けられているので、通常時には
第2ブラケットが第1ブラケットと一体化された状態と
なり、この第2ブラケットに揺動可能に枢着された操作
ペダルの踏み操作によりロッドが移動して、その動きが
シリンダに伝達される。
【0010】これに対し、自動車の衝突時に後退するエ
ンジンに押されてダッシュパネル及びシリンダが後退移
動すると、このダッシュパネルに固定された第1ブラケ
ットと、シリンダ側のロッドに連結された操作ペダル及
び該ペダルを支持している第2ブラケットとが後退し、
この第2ブラケットの後退移動によりその後端上部が車
体側部材から離脱して、第2ブラケットは前端下部のみ
にて第1ブラケットに支持された片持ち状態となる。こ
のとき、例えばドライバーが操作ペダルを踏んでいる状
態等では、上記片持ち状態の第2ブラケットは上記操作
ペダルと共に前端下部の第1ブラケットとの枢着点を中
心に後回りに回動しながら車体側部材から脱落し、この
ことで操作ペダルも下部のペダル部を前方に移動させる
ように回動して、上記シリンダ側のロッドが後退しても
操作ペダルは該ロッドと同様の動きでは後退しなくな
り、よって衝突時の操作ペダルの後退移動を防いで、操
作ペダルを踏んでいるドライバーの足に衝突荷重が作用
するのを防止できる。
【0011】そして、上記操作ペダルを支持している第
2ブラケットの前端下部を第1ブラケットに枢着し、後
端上部を車体側部材に離脱可能に取付固定するだけの構
造であるので、操作ペダルが支持された回転リンクを車
体側部材の当接部に当接させて回転させる従来の構造に
比較すると、衝突時に確実に第2ブラケットの後端上部
を車体側部材から離脱させて操作ペダルの後退移動を防
止でき、衝突時の作動信頼性を高めることができるとと
もに、構造も極めて簡単になってコストダウンを図るこ
とができる。
【0012】請求項2の発明では、上記第2ブラケット
を第1ブラケット内に該第1ブラケットと略重なるよう
に配置し、その第2ブラケットの後端上部は第1ブラケ
ットに共締めして車体側部材に取付固定する。また、請
求項3の発明では、第2ブラケットを第1ブラケット外
の後側に配置し、その第2ブラケットの前端上部を第1
ブラケットの後部に離脱可能に係合する。こうすると、
第2ブラケットの具体的構造が容易に得られる。
【0013】請求項4の発明では、第2ブラケットの後
端上部が車体側部材から離脱したときに、該第2ブラケ
ットが前端下部の第1ブラケットとの枢着位置を中心と
して後回りに回動するのを促進する回動促進手段を設け
る。こうすれば、後端上部が車体側部材から離脱した第
2ブラケットは回動促進手段によりスムーズに後回りに
回動して脱落するようになり、仮に操作ペダルのドライ
バーによる踏み力が下がったとしても、その操作ペダル
の後退移動をより一層確実に防止することができる。
【0014】請求項5の発明では、第2ブラケットの前
端下部の第1ブラケットに対する枢着位置を、踏み操作
されて後回りに回動した状態にある操作ペダルとシリン
ダ側のロッドとの連結位置と略一致させる。このこと
で、衝突に伴って第2ブラケットの後端上部が車体側部
材から離脱して第2ブラケットが後回りに回動する際
に、シリンダ側のロッドからの衝突荷重を受けて操作ペ
ダルの動きが不安定になるのを防止でき、操作ペダルの
後退移動を安定して防ぐことができる。
【0015】請求項6の発明では、上記操作ペダルはブ
レーキペダルとする。こうすると、上記発明の効果が有
効に発揮される最適な操作ペダルが得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は本発明の実
施形態1の全体構成を示し、1は自動車の車体の一部を
構成するダッシュパネルで、その前側(図で左側)には
図外のエンジンが収容されるエンジンルームR1が、ま
た後部(図で右側)には車室R2がそれぞれ区画形成さ
れ、このダッシュパネル1下部の後方、つまり車室R2
内下部の前端部には、運転席(図示せず)に着座したド
ライバーによって踏込み操作される操作ペダルとしての
ブレーキペダル16が配設されている。
【0017】すなわち、上記ダッシュパネル1下部の後
面には第1ブラケット5がボルト部材6,6,…により
固定されている。尚、この各ボルト部材6は後述のマス
タバック19をダッシュパネル1の前面側に取付固定す
るためのもので、ダッシュパネル1を貫通してその後面
に突出しており、この各ボルト部材6に第1ブラケット
5が取付固定される。上記第1ブラケット5は、ダッシ
ュパネル1にそれと平行にかつダッシュパネル1から所
定間隔をあけた状態で取り付けられる板状の固定部5a
と、この固定部5aから後側上方に向かって延びかつ下
側に開放された断面略コ字形状の支持部5bとを備え、
この支持部5bの後端上部は、車体の一部をなす車幅方
向に延びて車室R2における車体側部材としてのカウル
メンバ2の下面に、締結ボルト10により後述の第2ブ
ラケット12と共締めされて固定されている。上記カウ
ルメンバ2は、自動車の衝突時(前突時)に車室R2内
の乗員のスペースを確保するために後退移動しない構造
のものとされる。
【0018】そして、図2に拡大して示す如く、第1ブ
ラケット5の支持部5bにおける後端上部の上壁部に
は、上記締結ボルト10の頭部10aの外径よりも小さ
い幅を有する前後方向に延びる長孔7が形成されてお
り、この長孔7の後端部7aに締結ボルト10を挿通し
てそれをカウルメンバ2に締結することで、第1ブラケ
ット5の後端上部がカウルメンバ2に所定以上の荷重に
より後退移動可能に取付固定されている。尚、第1ブラ
ケット5の固定部5aの中心部には後述のオペレーティ
ングロッド18が挿通される開口(図示せず)が形成さ
れている。また、支持部5bの縦壁部における中間部下
端には該下端部を上側に切り欠いてなる切欠凹部8が形
成されている。
【0019】上記第1ブラケット5の支持部5b内には
第2ブラケット12が左右方向(自動車の車幅方向)か
ら見て支持部5bと略重なるように配置されている。こ
の第2ブラケット12は、上記第1ブラケット5の支持
部5bと同様に下側に開放された断面コ字形状のもの
で、その前端下部が第1ブラケット5の支持部5b前端
にかしめピン11により鉛直面に沿って揺動可能に枢着
されている。
【0020】上記第2ブラケット12の後端上部は、上
記カウルメンバ2(車室の車体側部材)に、自動車の衝
突時の所定以上の衝突荷重により移動して離脱するよう
に取り付けられている。つまり、第2ブラケット12の
後端上部の上壁部は、第1ブラケット5の支持部5bに
おける後端上部の上壁部の下側に重なるように配置され
ており、この第2ブラケット12の上壁部には、図2に
拡大して示すように、前後方向に延びる長孔13が形成
されている。この長孔13は、上記第1ブラケット5の
長孔7とは異なり、後端部に位置していて上記締結ボル
ト10の頭部10aの外径よりも小さい幅の小幅部13
aと、この小幅部13aの前側に連続し、締結ボルト1
0の頭部10aの外径よりも大きい幅の大幅部13bと
からなり、この長孔13後端の小幅部13aを第1ブラ
ケット5の長孔7の後端部7aに一致させ、それら小幅
部13a及び後端部7aに締結ボルト10を挿通してそ
れをカウルメンバ2に締結することで、第2ブラケット
12の後端上部が第1ブラケット5の後端上部と共にカ
ウルメンバ2に取付固定されている。そして、所定以上
の衝突荷重により第2ブラケット12が第1ブラケット
5と共に後退移動したときに、第1ブラケット5の後端
上部にあっては、その長孔7内を締結ボルト10が後端
部7aから前側に向かって相対的に移動するのみでカウ
ルメンバ2から離脱しないが、第2ブラケット12の後
端上部については、図2に仮想線にて示すように、その
長孔13内を締結ボルト10が後端の小幅部13aから
前側の大幅部13bに相対移動して、その大幅部13b
で締結ボルト10の頭部10aが抜け出るようになって
いる。このことで、第2ブラケット12の後端上部はカ
ウルメンバ2に、自動車の衝突時の衝突荷重により後側
に移動して離脱可能に取り付けられている。
【0021】そして、上記第2ブラケット12における
上端部近傍の縦壁部間には左右方向(自動車の車幅方
向)に延びるペダル支持軸15が掛け渡され、このペダ
ル支持軸15には上記ブレーキペダル16の上端部が鉛
直面に沿って揺動可能に支持されている。このブレーキ
ペダル16は細長い板状のもので、その下端部にはドラ
イバーが足を載せて踏み込むペダル部16aが設けられ
ている。尚、上記ペダル支持軸15の左右端部は上記第
1ブラケット5の切欠凹部8内に突出するように配置さ
れている。
【0022】上記ブレーキペダル16の中間部にはオペ
レーティングロッド18(シリンダ側のロッド)後端の
ジョイント部18aがピン18bを介して連結されてい
る。このオペレーティングロッド18のブレーキペダル
16との連結位置であるピン18bの位置は、ブレーキ
ペダル16がドライバーにより踏み操作されて後回りに
回動した状態において、上記第2ブラケット12の前端
下部の第1ブラケット5との枢着位置であるかしめピン
11と略一致した位置に設定されている。
【0023】上記オペレーティングロッド18は、上記
第1ブラケット5における固定部5aの開口と、ダッシ
ュパネル1に貫通形成した開口(図示せず)とを通って
エンジンルームR1へ延び、その前端部は、エンジンル
ームR1の後端部に位置する、ブレーキ装置のマスタシ
リンダ(図示せず)にマスタバック19(倍力装置)を
介して駆動連結されており、ブレーキペダル16のペダ
ル部16aを踏み込んでブレーキペダル16を図1で時
計回り方向に回動させたときに、オペレーティングロッ
ド18を前側に押してマスタバック19を作動させ、そ
のマスタバック19によりマスタシリンダに対する押圧
力を増大させながらマスタシリンダによりブレーキをか
けるようになっている。
【0024】次に、上記実施形態の作用について説明す
る。自動車が衝突しない通常時には、図1に示す如く、
第2ブラケット12の前端下部は第1ブラケット5の前
端下部にかしめピン11により枢着されている。一方、
第2ブラケット12の後端上部は締結ボルト10により
第1ブラケット5の支持部5bの後端上部と共締めされ
てカウルメンバ2に固定されている。具体的には、図2
に示す如く、第2ブラケット12の後端下部における長
孔13後端の小幅部13aと第1ブラケット5における
長孔7の後端部7aとが一致して両者に締結ボルト10
が挿通され、この締結ボルト10はカウルメンバ2に締
結されている。このため、第2ブラケット12が前端下
部及び後端上部の双方で移動不能に固定されており、自
動車の制動時にドライバーがブレーキペダル16を踏み
操作すると、通常と同様の動作が行われる。すなわち、
ブレーキペダル16の踏み操作に伴ってオペレーティン
グロッド18が前進移動するとともに、そのオペレーテ
ィングロッド18の押圧力がマスタバック19で増大さ
れてマスタシリンダに伝達され、このマスタシリンダか
らのブレーキ圧が各車輪のホイールシリンダ(図示せ
ず)に伝達されて自動車が制動される。
【0025】これに対し、上記のようにドライバーがブ
レーキペダル16を踏み込んだ制動状態のまま自動車が
衝突(前突)すると、車体前部が潰れながら後退するた
めに、エンジンルームR1内のエンジンが後退し、この
エンジンに押されてマスタシリンダ、マスタバック19
及びオペレーティングロッド18が後退移動し、このオ
ペレーティングロッド18に一体的に連結されているブ
レーキペダル16も後退し始める。また、所定以上の衝
突荷重を受けてダッシュパネル1も後退し、このダッシ
ュパネル1に固定されている第1ブラケット5が第2ブ
ラケット12と共に後退する。一方、これら両ブラケッ
ト5,12の後端上部が固定されているカウルメンバ2
は、自動車の衝突によっても車室R2内の乗員のスペー
スを確保するために後退移動せずに停止したままに保た
れるので、上記第1及び第2ブラケット5,12の後退
移動に伴い、図2に仮想線にて示すように、第1ブラケ
ット5の後端上部の長孔7内を締結ボルト10が後端部
7aから前側に向かって相対的に移動するのみとなり、
この第1ブラケット5の後端上部はカウルメンバ2から
離脱しない。しかし、第2ブラケット12の後端上部に
おいては、その長孔13内を締結ボルト10が後端の小
幅部13aから前側の大幅部13bに相対移動して、そ
の大幅部13bで締結ボルト10の頭部10aが抜け出
る。このことで、図3に実線にて示すように、両ブラケ
ット5,12のうち第2ブラケット12の後端上部のみ
の取付固定が外れて、その後端上部がカウルメンバ2か
ら離脱し、第2ブラケット12は前端下部のみにて第1
ブラケット5に支持された片持ち状態となる。そして、
このとき、ドライバーがブレーキペダル16を踏み続け
ている自動車の制動状態にあるので、このブレーキペダ
ル16に作用するモーメントにより、図3で仮想線にて
示すように、上記片持ち状態の第2ブラケット12がブ
レーキペダル16と共に前端下部の第1ブラケット5と
の枢着点(かしめピン11)を中心に後回りに回動しな
がらカウルメンバ2から脱落する。その結果、ブレーキ
ペダル16は下部のペダル部16aを前方に移動させる
ように後傾し、上記のようにオペレーティングロッド1
8ロッドが後退してもブレーキペダル16は同様の動き
で後退しなくなり、よって衝突時のブレーキペダル16
の後退移動を防いで、そのブレーキペダル16を踏んで
いるドライバーの足に衝突荷重が作用するのを回避でき
る。
【0026】そして、この実施形態においては、上記ブ
レーキペダル16を支持している第2ブラケット12の
前端下部を第1ブラケット5にかしめピン11により枢
着し、第2ブラケット12の後端上部はカウルメンバ2
に締結ボルト10により離脱可能に取付固定するだけで
あるので、ブレーキペダルが支持された回転リンクをイ
ンパネメンバの当接部に当接させて回転させる従来の構
造に比べ、衝突時に確実に第2ブラケット12の後端上
部をカウルメンバ2から離脱させてブレーキペダル16
の後退移動を防止でき、衝突時の作動信頼性を高めるこ
とができる。しかも、構造も極めて簡単になってコスト
ダウンを図ることができる。
【0027】また、第2ブラケット12の前端下部を第
1ブラケット5に枢着しているかしめピン11の位置
が、ドライバーによって踏み操作された状態にあるブレ
ーキペダル16とオペレーティングロッド18との連結
位置(ピン18bの位置)と略一致しているので、上記
のように衝突に伴い第2ブラケット12の後端上部がカ
ウルメンバ2から離脱して第2ブラケット12が後回り
に回動する際に、オペレーティングロッド18からの衝
突荷重を受けてブレーキペダル16の動きが不安定にな
ることはなく、ブレーキペダル16の後退移動の防止を
安定して確保することができる。
【0028】(実施形態2)図4は本発明の実施形態2
を示す(尚、以下の各実施形態では図1と同じ部分につ
いては同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)。
この実施形態では、上記実施形態1の構造に加え、第1
ブラケット5の支持部5bにおける中間部の上壁部下面
と、第2ブラケット12の中間部の上壁部上面との間に
回動促進手段としての圧縮ばね21が縮装されており、
第2ブラケット12の後端上部がカウルメンバ2から離
脱したときに、その第2ブラケット12を圧縮ばね21
の回動付勢力により、前端下部の第1ブラケット5との
枢着位置(かしめピン11)を中心として後回りに回動
するのを促進するようにしている。
【0029】したがって、この実施形態においては、後
端上部がカウルメンバ2から離脱した第2ブラケット1
2は、圧縮ばね21の付勢力によりスムーズに後回りに
回動してカウルメンバ2から脱落するようになる。それ
故、仮に衝突直後にドライバーのブレーキペダル16の
踏込み力が下がったとしても、第2ブラケット12のカ
ウルメンバ2からの脱落が強制的に行われ、ブレーキペ
ダル16の後退移動をより一層確実に防止することがで
きる利点がある。尚、第1ブラケット5の前端下部を後
側に延長して、その後端部と第2ブラケット12の後端
上部との間に引張ばねを伸装するようにすることもでき
る。
【0030】(実施形態3)図5及び図6は実施形態3
を示し、上記各実施形態では、第2ブラケット12を第
1ブラケット5内にそれと略重なるように配置し、第2
ブラケット12の後端上部をカウルメンバ2に第1ブラ
ケット5と共締めして取付固定しているのに対し、第2
ブラケット12を第1ブラケット5外の後側に配置し、
その第2ブラケット12の前端上部を第1ブラケット5
の後端上部に離脱可能に係合したものである。
【0031】すなわち、この実施形態では、第1ブラケ
ット5は後端上部でカウルメンバ2に取付固定されてお
らず、前端の固定部5aのみがダッシュパネル1に固定
されている。また、第2ブラケット12の前端下部は前
側に突出していて、その突出部分の先端にてかしめピン
11により第1ブラケット5に揺動可能に枢着されてい
る。そして、この第2ブラケット12の後端上部がその
長孔13を貫通する締結ボルト10によりカウルメンバ
2に締結固定されている。上記長孔13は、実施形態1
のものと同様に、後端の小幅部13aと前側の大幅部1
3bとからなり(図2参照)、その小幅部13aにて締
結ボルト10により固定されている。
【0032】第1ブラケット5の後端上部における左右
の各縦壁部には、略前後方向に延びる貫通孔23と、こ
の貫通孔23の下側に位置し、第1ブラケット5の縦壁
の一部をそれと直交する左右方向に折り曲げてなるプレ
ート状の突起部24とが形成されている。
【0033】一方、第2ブラケット12の前端上部にお
ける左右の各縦壁部には、上記第1ブラケット5の貫通
孔23に合致するように切り欠かれた前側に開口する切
欠き26と、この切欠き26の下側に位置し、第2ブラ
ケット12の縦壁の一部をそれと直交する左右方向に折
り曲げてなるプレート状の突起部27とが形成され、こ
の突起部27は上記第1ブラケット5の突起部24と当
接している。これら両突起部24,27は、第2ブラケ
ット12の後端上部がカウルメンバ2から離脱したとき
に、その第2ブラケット12を前端下部のかしめピン1
1の位置を中心として後回りに回動するのを促進する回
動促進手段を構成している。
【0034】さらに、上記切欠き26の内奥部である後
端部には、切欠き26の上下両側縁部を対向するように
部分的に突出させてなる係合突起28,28が一体に形
成され、この係合突起28,28により切欠き26内が
内奥部(後端部)のボルト挿通部26aと、開口側(前
側)のボルトスライド部26bとに区画されている。さ
らに、上記第1ブラケット5の左右の縦壁部の後端上部
と、第2ブラケット12の左右の縦壁部の前端上部とは
各々の突起部24,27を当接させた状態で突き合わさ
れ、この突合わせ状態では、第1ブラケット5の貫通孔
23と第2ブラケット12の切欠き26とが貫通孔23
の後端部と切欠き26後端のボルト挿通部26aとを左
右方向に対応させて合致し、この一致している貫通孔2
3の後端部と切欠き26後端のボルト挿通部26aとに
亘り左右方向に延びる連結ボルト30が図外のスナップ
リングにより抜止めされて挿通されている。つまり、こ
の連結ボルト30により、第2ブラケット12の前端上
部が第1ブラケット5の後端上部と係合され、連結ボル
ト30を第2ブラケット12に対し相対的に前側に移動
させて第2ブラケット12の切欠き26のボルト挿通部
26aから係合突起28,28を越えてボルトスライド
部26bに移行させることで、第2ブラケット12の前
端上部を第1ブラケット5の後端上部から離脱させるよ
うにしている。
【0035】さらに、上記カウルメンバ2の下面には下
方に突出する突出部2aが形成され、この突出部2a
は、上記第2ブラケット12の上壁部に形成した切欠き
(図示せず)を通って左右の縦壁部間に位置しており、
自動車の衝突荷重を受けて第2ブラケット12が第1ブ
ラケット5と共に後退移動したときに、その第2ブラケ
ット12の前端上部の縦壁部間に架設されている連結ボ
ルト30の中間部をカウルメンバ2の突出部2aに当接
させて連結ボルト30の後退移動を規制することで、そ
の連結ボルト30を第2ブラケット12の切欠き26の
ボルト挿通部26aから係合突起28,28を越えてボ
ルトスライド部26bに移行させるようになっている。
【0036】したがって、この実施形態の場合、自動車
の衝突によりダッシュパネル1が後退すると、それに固
定されている第1ブラケット5と、該第1ブラケット5
にかしめピン11及び連結ボルト30を介して連結され
ている第2ブラケット12も後退する。この第2ブラケ
ット12の後退移動により、その後端上部の長孔13内
を締結ボルト10が後端の小幅部13aから前側の大幅
部13bに相対移動して、その大幅部13bで締結ボル
ト10の頭部10aが抜け出し、このことで第2ブラケ
ット12の後端上部のカウルメンバ2への取付固定が外
れて、その第2ブラケット12の後端上部がカウルメン
バ2から離脱する。
【0037】また、このような第2ブラケット12の後
端上部のカウルメンバ2からの離脱と略同時に、第2ブ
ラケット12の前端上部の縦壁部間に架設されている上
記連結ボルト30の中間部がカウルメンバ2の突出部2
a前面に当接して連結ボルト30の後退移動が停止規制
され、このことで、連結ボルト30が相対的に前側に移
動して第2ブラケット12の切欠き26のボルト挿通部
26aから係合突起28,28を潰しながら越えてボル
トスライド部26bに移行し、第2ブラケット12の前
端上部と第1ブラケット5の後端上部との係合が解除さ
れる。
【0038】これらの結果、第2ブラケット12は前端
下部のかしめピン11のみにて第1ブラケット5に支持
された片持ち状態となり、この片持ち状態の第2ブラケ
ット12は、ドライバーの踏み操作に伴うブレーキペダ
ル16へのモーメントにより、ブレーキペダル16と共
に前端下部の第1ブラケット5との枢着点(かしめピン
11)を中心に後回りに回動しながらカウルメンバ2か
ら脱落する。よって、この実施形態でも簡単な構造で、
衝突時のブレーキペダル16の後退移動を防いでドライ
バーの足に衝突荷重が作用するのを防止することができ
る。
【0039】また、この実施形態では、上記のように衝
突荷重を受けて第1ブラケット5が後退するとき、第2
ブラケット12の前端上部の突起部27が第1ブラケッ
ト5の後端上部の突起部24に押される。このため、後
端上部がカウルメンバ2から離脱した第2ブラケット1
2はスムーズに後回りに回動してカウルメンバ2から脱
落するようになり、ドライバーのブレーキペダル16に
対する踏込み力が下がったとしても、第2ブラケット1
2のカウルメンバ2からの脱落を強制的に行って、ブレ
ーキペダル16の後退移動をより一層確実に防止するこ
とができる。
【0040】尚、上記各実施形態では、操作ペダルをブ
レーキペダル16としているが、本発明は、自動車のダ
ッシュパネル1後方に揺動可能に配設され、かつシリン
ダ側のロッドが連結された操作ペダルであれば適用する
ことができる。
【0041】また、第2ブラケット12のカウルメンバ
2への取付構造は上記各実施形態のものに限定されず、
また車体側部材はカウルメンバ2以外のものであっても
よい。
【0042】
【発明の効果】以上説明した如く、請求項1〜3の発明
によると、自動車のダッシュパネル後方に配置されてシ
リンダ側のロッドに連結される操作ペダルの支持構造に
おいて、ダッシュパネルに第1ブラケットを固定して、
その第1ブラケットに第2ブラケットの前端下部を揺動
可能に支持し、この第2ブラケットの後端上部は車室の
車体側部材に衝突荷重により離脱可能に取り付け、この
第2ブラケットに操作ペダルを支持したことにより、自
動車の衝突時に第2ブラケットの後端上部を車体側部材
から離脱させて、第2ブラケットを操作ペダルと共に後
回りに回動させながら脱落させることができ、よって、
極めて簡単で作動信頼性の高い構造としつつ、衝突時に
操作ペダルがシリンダ側のロッドにより押されて後退移
動するのを確実に防いで、ドライバーの足に対する衝突
荷重の作用を回避することができる。
【0043】請求項4の発明によると、第2ブラケット
の後端上部が車体側部材から離脱したときに、第2ブラ
ケットを前端下部を中心として後回りに強制的に回動さ
せるようにしたことにより、車体側部材から離脱した第
2ブラケットをスムーズに後回りに回動させて脱落させ
ることができ、操作ペダルの後退移動をより一層確実に
防止できる。
【0044】請求項5の発明によれば、第2ブラケット
前端下部の第1ブラケットとの枢着位置を、踏み操作さ
れて回動状態にある操作ペダルとシリンダ側のロッドと
の連結位置と略一致させるようにしたことにより、後端
上部の車体側部材からの離脱により第2ブラケットが後
回りに回動する際の操作ペダルの動きを安定に保って、
操作ペダルの後退移動を安定して防ぐことができる。
【0045】請求項6の発明によると、操作ペダルはブ
レーキペダルとしたことにより、本発明の効果が有効に
発揮される最適な操作ペダルが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るペダル支持構造の全
体構成を概略的に示す側面図である。
【図2】両ブラケットの後端上部のカウルメンバに対す
る取付構造を概略的に示す平面図である。
【図3】自動車の衝突時の各部材の動きを概略的に示す
側面図である。
【図4】実施形態2を示す図1相当図である。
【図5】実施形態3を示す図1相当図である。
【図6】実施形態3において第1ブラケットの後端上部
と第2ブラケットの前端上部との係合部分を示す分解斜
視図である。
【符号の説明】
1 ダッシュパネル 2 カウルメンバ(車体側部材) 5 第1ブラケット 11 かしめピン 12 第2ブラケット 13 長孔 16 ブレーキペダル(操作ペダル) 18 オペレーティングロッド(シリンダ側のロッド) 21 圧縮ばね(回動手段) 24,27 突起部(回動手段) R1 エンジンルーム R2 車室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 耕樹 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 友納 和憲 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 田中 英昭 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 石倉 一孝 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のダッシュパネル後方に配設され
    かつシリンダ側のロッドに連結された操作ペダルの支持
    構造であって、 上記ダッシュパネルに固定された第1ブラケットと、 前端下部が上記第1ブラケットに揺動可能に枢着され、
    上記操作ペダルが揺動可能に枢着された第2ブラケット
    とを備え、 上記第2ブラケットの後端上部は車室の車体側部材に、
    自動車の衝突時の衝突荷重により移動して離脱するよう
    に取り付けられていることを特徴とする自動車のペダル
    支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の自動車のペダル支持構造にお
    いて、 第2ブラケットは第1ブラケット内に該第1ブラケット
    と略重なるように配置されており、 上記第2ブラケットの後端上部は第1ブラケットに共締
    めされて車体側部材に取付固定されていることを特徴と
    する自動車のペダル支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項1の自動車のペダル支持構造にお
    いて、 第2ブラケットは第1ブラケット外の後側に配置されて
    おり、 上記第2ブラケットの前端上部は第1ブラケットの後部
    に離脱可能に係合されていることを特徴とする自動車の
    ペダル支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つの自動車の
    ペダル支持構造において、 第2ブラケットの後端上部が車体側部材から離脱したと
    きに、第2ブラケットが前端下部の第1ブラケットとの
    枢着位置を中心として後回りに回動するのを促進する回
    動促進手段が設けられていることを特徴とする自動車の
    ペダル支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つの自動車の
    ペダル支持構造において、 第2ブラケットの前端下部の第1ブラケットに対する枢
    着位置は、踏み操作されて後回りに回動した状態にある
    操作ペダルとシリンダ側のロッドとの連結位置と略一致
    していることを特徴とする自動車のペダル支持構造。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つの自動車の
    ペダル支持構造において、 操作ペダルはブレーキペダルであることを特徴とする自
    動車のペダル支持構造。
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