JP2001138598A - 帳票処理装置 - Google Patents

帳票処理装置

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JP2001138598A
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達也 武川
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幸機 佐藤
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仁 足立
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Toshiba TEC Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Toshiba TEC Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Shinko Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字ずれの生じない帳票処理装置を提供す
る。 【解決手段】 帳票1上には、印字行に対応させて印字
位置マーク2を設ける。イメージリーダ3で帳票1を読
み取ってイメージデータを取得すると、あらかじめ設定
されている範囲の中から印字位置マーク2を検出し、位
置演算部10で印字位置マーク2の中心位置を求める。
そして、制御部13は、この印字位置マーク2の中心位
置が印字位置に来るように、帳票LFモータ6を制御し
て、帳票1を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帳票や伝票等の媒
体に対し所望の位置に印字を行う帳票処理装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】金融機関等で使用される帳票や伝票等を
処理する帳票処理装置は、印字処理される処理媒体(以
後、帳票とする)が挿入されると内部に取り込み処理す
る。例えば、処理種別が印字するものであれば、印字部
まで搬送して印字を行うことになるが、所定の位置に印
字を行うために、例えば、搬送される帳票の先端を検出
する検出手段を設け、この検出手段で帳票の先端を検出
すると、そこから所定量帳票を搬送することで、帳票を
所定の印字位置に付けられるようにしている。
【0003】また、帳票処理装置として、帳票の印字行
の端部に印字位置マークを印刷しておくとともに、装置
の搬送ガイド等に印字位置合わせマークを設けて、これ
らマークを目視により一致させた状態で帳票をセットす
ることで、帳票セット時に搬送方向の位置決めをしてお
いて、そこから所定量帳票を搬送することで、帳票を所
定の印字位置に付けられるようにする技術も考えられて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、目視によ
り帳票の位置決めを行う帳票処理装置には次の問題があ
る。装置の小型軽量化と共に装置レイアウトの自由化や
装置スペースの制限等により、設置レイアウトによって
はマークが見にくく、操作性が悪くなり操作に時間が必
要になる。また、係員が操作に不慣れであると、例えマ
ークが見やすくても帳票セットまでに時間がかかるもの
である。さらに、目視による印字位置合わせ操作では、
照明等の影響、更に無理な姿勢となったりして印字位置
合わせマークが見にくくなり、結果として所望する印字
位置とのずれが生じることになるという問題があった。
【0005】このため、装置の設置レイアウトや係員の
慣れ不慣れに関係なく、印字位置のずれが生じない帳票
処理装置を提供するという課題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明の請求項1に係る発明は、帳票上の目視情
報をイメージリーダで光学的に読み取って認識可能であ
るとともに、印字ヘッドで帳票上に印字を行うことが可
能な帳票処理装置において、イメージリーダで帳票を読
み取って取得したイメージデータの中から、あらかじめ
定められた範囲のイメージデータを認識して帳票上にあ
る印字位置マークを検出し、その中心位置を求めて、こ
の印字位置マークの中心位置が印字位置にくるように帳
票を搬送することを特徴とするものである。
【0007】請求項2に係る発明は、上述した請求項1
に係る帳票処理装置において、帳票搬送路の目視可能な
位置に印字位置合わせマークを設け、帳票を、その印字
位置マークをこの印字位置合わせマークに合わせてセッ
トした時に該帳票を印字位置まで搬送するための第1の
搬送量のデータと、イメージリーダの出力から印字位置
マークの中心位置を求めた時に帳票を印字位置まで搬送
するための第2の搬送量のデータとを格納しておき、印
字位置マークを印字位置合わせマークに合わせて帳票を
セットする処理が選択された場合は、第1の搬送量のデ
ータを用いて帳票を搬送し、イメージリーダの出力から
印字位置マークの中心位置を求める処理が選択された場
合は、第2の搬送量のデータを用いて帳票を搬送するこ
ととしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示す帳票処理装置のブロック図、図2は帳票処理部の
概略斜視図である。1は帳票である。帳票処理装置は、
帳票処理部でこの帳票1を取り込み、該帳票1上の手書
き情報や印字情報の読み取りおよび認識と、帳票1への
印字処理を行うものである。帳票1には、印字位置を示
す印字位置マーク2が印刷されている。この印字位置マ
ーク2の形状は、帳票1の左右方向の位置決めの基準と
なる突き当て側、本実施の形態では左辺側に頂点が向い
た三角形で、この印字位置マーク2のある印字行へ印字
処理が行われる。
【0009】3は帳票1上の手書き情報や印字情報等を
光学的に読み取るためのライン型のイメージリーダであ
り、図示しないCCDセンサや光源で構成されている。
4aは帳票1に対して印字を行うための印字ヘッド、4
bは印字ヘッド4aに対向配置されるプラテンである。
前記印字ヘッド4aは、帳票1の搬送方向に対して直交
する方向に、図示しない駆動機構により移動可能となっ
ている。
【0010】5は帳票1の搬送を行う帳票搬送路であ
り、帳票1のセット時の左右方向の位置決めの基準とな
る帳票突当面5bおよび帳票1を挟持、圧接可能な搬送
ローラ5c等で構成される。搬送ローラ5cは帳票ライ
ンフィード(LF)モータ6の回転駆動により正逆回転
する。なお、帳票LFモータ6の種別はステッピングモ
ータである。搬送ローラ5cは外形寸法が精密に製造さ
れており、帳票LFモータ6の回転量(ステップ数)を
制御することにより、帳票1の搬送量が管理できる。5
aは帳票突当面5bの所定の位置に設けられ、装置外部
から目視可能な位置合わせマークであり、頂点を下側に
向けた逆三角形の形状をしている。
【0011】5dは帳票検知器で、帳票搬送路5と直交
する方向に光軸を透過させてある光学検知センサであ
る。この光軸を帳票1が遮断することにより生じる出力
変動を利用してON/OFF信号を得て、帳票1の有無
を検出する。7は二値化回路であり、帳票1の読み取り
面に対してイメージリーダ3の図示しない光源から光が
照射されると、帳票1の読み取り面に光が反射してイメ
ージリーダ3の図示しないCCDセンサの光電素子上に
結像され、この結像したイメージデータを二値化して所
定の線密度でデジタルデータに変換するもので、イメー
ジリーダ3が帳票1上の文字または罫線および図形の明
暗を明暗信号として読み取って、二値化回路7によりモ
ノクロ(黒白)信号を得るものである。
【0012】8はイメージメモリであり、二値化回路7
から出力されるモノクロ二値化信号を処理して画像情報
として出力するものである。なお、読み取ったイメージ
情報を一時的に格納するメモリも有する。さらに、帳票
1上で印字位置マーク2の存在し得る範囲を特定する読
取有効エリアの情報も格納してある。図3は帳票の説明
図で、寸法Aは帳票1の先端から印字可能範囲までの距
離情報で、寸法Bは帳票1の後端から印字可能範囲まで
の距離情報である。印字位置マーク2は、印字位置を示
すものであるので、帳票1の搬送方向においては、印字
位置マーク2は帳票1の先端から寸法Aまでの間と帳票
1の後端から寸法Bまでの間を除く範囲に存在し得る。
寸法Cは帳票1の基準面(本実施の形態では左基準)か
ら印字位置マーク2の印刷許容位置までの寸法で、寸法
Dがその許容範囲幅の寸法である。この図3において寸
法A〜Dにより規制される斜線部で示す範囲が印字位置
マーク2が存在し得るマークエリア20で、イメージメ
モリ8には読取有効エリアの情報としてこのマークエリ
ア20を特定する情報が格納されている。
【0013】9は入力部で、帳票処理装置の処理モード
の選択等を行う。10は位置演算部で、イメージメモリ
8の出力から、印字位置マーク2の帳票搬送方向におけ
る中心位置を求める。11は距離データメモリで、帳票
搬送方向における位置合わせマーク5aから印字ヘッド
4aまでの距離データを帳票LFモータ6のステップ数
に換算して格納してあるとともに、帳票搬送方向におけ
るイメージリーダ3から印字ヘッド4aまでの距離デー
タを帳票LFモータ6のステップ数に換算して格納して
ある。
【0014】図4は位置合わせマークと搬送量の関係を
示す説明図で、距離データメモリ11には、帳票搬送方
向における位置合わせマーク5aから印字ヘッド4aま
での距離Pを帳票LFモータ6のステップ数に換算して
格納してあるとともに、帳票搬送方向におけるイメージ
リーダ3から印字ヘッド4aまでの距離Qを帳票LFモ
ータ6のステップ数に換算して格納してある。
【0015】これにより、位置合わせマーク5aに印字
位置マーク2を合わせた時には、前記距離Pだけ帳票を
搬送すれば、印字位置マーク2のある行を印字位置に付
けることができる。また、後述するように、イメージリ
ーダ3で印字位置マーク2を読み取って、該印字位置マ
ーク2の中心位置を認識した時には、前記距離Qだけ帳
票を搬送すれば、印字位置マーク2のある行を印字位置
に付けることができる。
【0016】12は文字データメモリで、印字ヘッド4
aで印字するための文字情報を記憶する。13は制御部
で、入力部9で選択された処理モードに応じて帳票1の
印字等の処理を行うものである。本発明では、帳票1に
印字を行うに際して、目視により位置合わせマーク5a
の頂点と印字位置マーク2の頂点とを合わせた状態に帳
票1をセットしてから印字処理を行う「手合わせ操作」
モードと、帳票1のセット時に、印字位置マーク2を位
置合わせマーク5aに合わせる操作を要求せず、装置自
身が自動的に印字位置マーク2のある行を印字位置に合
わせて印字処理を行う「自動位置合わせ」モードを選択
できる。
【0017】制御部13は、入力部9で選択された処理
モードに応じて距離データメモリ11から帳票1の搬送
量を呼び出し、「自動位置合わせ」モードの場合は、位
置演算部10で印字位置マーク2の中心位置を求めて、
帳票LFモータ6を所定のステップ数駆動して印字位置
マーク2を印字位置に付けて、文字データメモリ12に
記憶した文字情報を印字ヘッド4aで印字するものであ
る。
【0018】帳票処理装置には、上述した構成の他に、
印字ヘッド4aを駆動するための機構等や、各種の動作
制御プログラムが格納されたメモリ等も存在するが、こ
こでは図示しない。以下に本実施の形態の帳票処理装置
の動作の詳細を説明する。係員が入力部9で処理モード
として「自動位置合わせ」を選択すると、制御部13は
帳票処理装置を自動位置合わせモードに設定する。すな
わち、帳票1が帳票搬送路5にセットされると、帳票検
知器5dがこれを検出する。帳票検知器5dが帳票1を
検出すると、制御部13は所定の制御プログラムに従っ
て搬送ローラ5cで帳票1を挟持し、帳票LFモータ6
の正回転を指示し、帳票1の取り込みを開始する。な
お、「自動位置合わせ」モードの場合、係員は帳票1の
印字位置マーク2を位置合わせマーク5aに合わせる必
要はないが、帳票1の搬送方向の左辺を帳票突当面5b
に押し当てた状態でセットする。
【0019】制御部13は、帳票1の搬送とともにイメ
ージリーダ3から順次イメージデータの読み取りを開始
して、二値化回路7で所定の線密度で二値化してイメー
ジメモリ8に格納する。この格納は帳票1の後端がイメ
ージリーダ3を通過するまで続けられる。イメージメモ
リ8では、まず、取得した読取データから帳票1の先端
および左端位置の検出処理を行う。イメージリーダ3に
帳票1が到達しない状態では、「帳票なし状態」が認識
されるが、帳票1の読み取りが開始されると、帳票1の
紙面色が認識されるため、その境界部(線)が帳票1の
先端や左右端となる。
【0020】先端位置が検知されたら、予め定めたマー
クエリア20内を順次スキャニングして行き出力レベル
の高低差を二値化し識別して印字位置マーク2として読
み取る。次に、位置演算部10にて印字位置マーク2の
中心位置を求める。次に、距離データメモリ11に格納
してある、イメージリーダ3から印字ヘッド4aまでの
距離Qを帳票LFモータ6のステップ数に換算したデー
タにより該帳票LFモータ6を制御して、印字位置マー
ク2の中心が印字位置に来るように帳票1を搬送して、
印字位置マーク2のある行を印字位置に付ける。
【0021】帳票1の位置は帳票LFモータ6の駆動ス
テップ数で管理しており、印字位置マーク2の中心を求
め、この印字位置マーク2の中心がイメージリーダ3の
所定の位置を通過した時のステップ数から、前記距離Q
だけ帳票1が搬送されるステップ数だけ駆動すれば、印
字位置マーク2の中心が印字位置に来るものである。そ
して、文字データメモリ12に記憶した文字情報を印字
ヘッド4aで帳票1に印字して行く。
【0022】帳票1への印字動作が終了すると、帳票L
Fモータ6を逆回転させて排出方向に搬送し停止する。
抜き取り操作により帳票検知器5dがOFF状態(帳票
無し)になったら処理を終了する。係員が入力部9で処
理モードとして「手合わせ操作」を選択すると、制御部
13は帳票処理装置を手合わせ操作モードに設定する。
【0023】この手合わせ操作モードでは、係員は、帳
票1の搬送方向の左辺を帳票突当面5bに押し当てた状
態で、かつ、目視により帳票1の印字位置マーク2を位
置合わせマーク5aに合わせる。そして、入力部9から
帳票の取り込みを指示する。帳票の取り込みが指示され
ると、制御部13は、距離データメモリ11に格納して
ある、位置合わせマーク5aから印字ヘッド4aまでの
距離Pを帳票LFモータ6のステップ数に換算したデー
タにより該帳票LFモータ6を制御して、印字位置マー
ク2の中心が印字位置に来るように帳票1を搬送して、
印字位置マーク2のある行を印字位置に付ける。
【0024】そして、文字データメモリ12に記憶した
文字情報を印字ヘッド4aで帳票1に印字して行く。帳
票1への印字動作が終了すると、帳票LFモータ6を逆
回転させて排出方向に搬送し停止する。抜き取り操作に
より帳票検知器5dがOFF状態(帳票無し)になった
ら処理を終了する。
【0025】「自動位置合わせ」モードでは、印字位置
マーク2を認識して中心位置を求めるための演算の時間
を要するので、「手合わせ操作」モードを選択できるよ
うにしておけば、係員が操作に慣れている場合や繁忙時
等における処理時間を短縮可能となる。「手合わせ操
作」モードでは、帳票1上の印字位置マーク2を目視に
より装置側の位置合わせマーク5aに合わせるので、印
字位置マーク2の形状を、頂点が帳票1の基準となる突
き当て側、本実施の形態では左辺側に向いた三角形とし
て、同じく形状が三角形の位置合わせマーク5aと、そ
の頂点同士を向かい合わせることで、位置合わせを容易
にしている。
【0026】印字位置マーク2の形状が三角形である場
合、帳票1を搬送しながら光の反射でON/OFFする
センサでこれを検出すると、検出のタイミングにずれが
生じる。印字位置マーク2の検出のタイミングにずれが
生じると、この印字位置マーク2の検出で印字位置を決
める場合、印字位置にもずれが生じることになる。帳票
1には罫線があり、その罫線内に印字文字が収まる必要
があるが、印字位置にずれが生じると、印字文字が罫線
からはみ出てしまうことも考えられる。
【0027】そこで、本発明では、印字位置マーク2を
OCRの技術を用いて認識し、その中心を求めること
で、印字位置マーク2の検出のタイミングに、ずれが生
じないようにした。これにより、印字位置にずれが生じ
ることもなく、印字文字が罫線内に収まることになる。
また、帳票1上で印字位置マーク2のあり得るマークエ
リア20をあらかじめ設定しておくことで、帳票1全面
から印字位置マーク2を探す必要がなく、処理時間を短
縮できるとともに、印字位置マーク2があり得ないエリ
アにあるマークを誤って印字位置マーク2と認識してし
まうこともない。
【0028】さらに、帳票1の搬送量として、「手合わ
せ操作」モードでは、位置合わせマーク5aから印字ヘ
ッド4aまでの距離Pを帳票LFモータ6のステップ数
に換算したデータを用い、「自動位置合わせ」モードで
は、イメージリーダ3から印字ヘッド4aまでの距離Q
を帳票LFモータ6のステップ数に換算したデータを用
いているが、これらは装置固有の値であるので、帳票1
の種類が変わっても、この距離データメモリ11に格納
してあるデータを変更することなく、対応できる。
【0029】上述した実施の形態では、帳票1を帳票搬
送路5の左端にある帳票突当面5bに突き当てて、帳票
1の左右方向の位置決めをしている。すなわち、帳票1
の左辺を基準にしているが、ユーザの要望によっては、
帳票1の右辺を基準にする場合もある。この場合、図2
では図示しないが、帳票搬送路5の右端にある帳票突当
面に帳票1を突き当てることになり、印字位置マーク2
が帳票1の右辺側に必要となるとともに、位置合わせマ
ーク5aがこの帳票搬送路5の右端にある帳票突当面に
も必要となる。
【0030】そこで、イメージメモリ8に格納しておく
読取有効エリアとして、図3に示す帳票左辺側のマーク
エリア20に加え、帳票右辺側にもマークエリアを設定
してこれを格納しておく。「自動位置合わせ」モードに
おいて、上述したように、制御部13は、帳票1の搬送
とともにイメージリーダ3から順次イメージデータの読
み取りを開始して、二値化回路7で所定の線密度で二値
化してイメージメモリ8に格納する。この格納は帳票1
の後端がイメージリーダ3を通過するまで続けられる。
【0031】イメージメモリ8では、まず、取得した読
取データから帳票1の先端および左右端位置の検出処理
を行う。イメージリーダ3に帳票1が到達しない状態で
は、「帳票なし状態」が認識されるが、帳票1の読み取
りが開始されると、帳票1の紙面色が認識されるため、
その境界部(線)が帳票1の先端や左右端として検出で
きる。そして、帳票1の左端が帳票搬送路5の左端にあ
る帳票突当面5bに突き当てられていることを検出する
と、図3に示す帳票左辺側のマークエリア20内を順次
スキャニングして行き印字位置マーク2を認識し、位置
演算部10にてその中心位置を求める。
【0032】これに対して、帳票1の右端が図2では図
示しないが帳票搬送路5の右端にある帳票突当面に突き
当てられていることを検出すると、図3では図示しない
帳票右辺側のマークエリア内を順次スキャニングして行
き印字位置マーク2を認識し、位置演算部10にてその
中心位置を求める。印字位置マーク2の中心位置が求ま
ると、距離データメモリ11に格納してある、イメージ
リーダ3から印字ヘッド4aまでの距離Qを帳票LFモ
ータ6のステップ数に換算したデータにより該帳票LF
モータ6を制御して、印字位置マーク2の中心が印字位
置に来るように帳票1を搬送して、印字位置マーク2の
ある行を印字位置に付けて、印字を開始するものであ
る。
【0033】これにより、装置の構成を大幅に変更する
ことなく、帳票1の左端を基準にするユーザにも右端を
基準にするユーザにも対応できる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、帳票上
の目視情報をイメージリーダで光学的に読み取って認識
可能であるとともに、印字ヘッドで帳票上に印字を行う
ことが可能な帳票処理装置において、イメージリーダで
帳票を読み取って取得したイメージデータの中から、あ
らかじめ定められた範囲のイメージデータを認識して帳
票上にある印字位置マークを検出し、その中心位置を求
めて、この印字位置マークの中心位置が印字位置にくる
ように帳票を搬送することとしたので、帳票上のマーク
が見づらい場合であっても、係員は無理な姿勢で帳票セ
ットをする必要はなく、印字位置ずれを無くすことがで
きる。
【0035】また、帳票搬送路の目視可能な位置に印字
位置合わせマークを設け、帳票を、その印字位置マーク
をこの印字位置合わせマークに合わせてセットした時に
該帳票を印字位置まで搬送するための第1の搬送量のデ
ータと、イメージリーダの出力から印字位置マークの中
心位置を求めた時に帳票を印字位置まで搬送するための
第2の搬送量のデータとを格納しておき、印字位置マー
クを印字位置合わせマークに合わせて帳票をセットする
処理が選択された場合は、第1の搬送量のデータを用い
て帳票を搬送し、イメージリーダの出力から印字位置マ
ークの中心位置を求める処理が選択された場合は、第2
の搬送量のデータを用いて帳票を搬送することとしたの
で、装置の設置レイアウトや係員の慣れ不慣れに応じ
て、印字ずれが起きることなく、かつ、処理時間を短縮
できる最適な処理が選択可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す帳票処理装置
のブロック図
【図2】本実施の形態の帳票処理部の概略斜視図
【図3】帳票の説明図
【図4】位置合わせマークと搬送量の関係を示す説明図
【符号の説明】
1 帳票 2 印字位置マーク 3 イメージリーダ 5a 位置合わせマーク 8 イメージメモリ 10 位置演算部 11 距離データメモリ 13 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000003562 東芝テック株式会社 東京都千代田区神田錦町1丁目1番地 (72)発明者 寺見 雅和 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 武川 達也 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 佐藤 幸機 岩手県花巻市城内4番3号 株式会社新興 製作所内 (72)発明者 足立 仁 静岡県三島市南町6番78号 東芝テック株 式会社三島事業所内 Fターム(参考) 2C061 AS02 MM27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帳票上の目視情報をイメージリーダで光
    学的に読み取って認識可能であるとともに、印字ヘッド
    で帳票上に印字を行うことが可能な帳票処理装置におい
    て、 イメージリーダで帳票を読み取って取得したイメージデ
    ータの中から、あらかじめ定められた範囲のイメージデ
    ータを認識して帳票上にある印字位置マークを検出し、
    その中心位置を求めて、この印字位置マークの中心位置
    が印字位置にくるように帳票を搬送することを特徴とす
    る帳票処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 帳票搬送路の目視可能な位置に印字位置合わせマークを
    設け、 帳票を、その印字位置マークをこの印字位置合わせマー
    クに合わせてセットした時に該帳票を印字位置まで搬送
    するための第1の搬送量のデータと、イメージリーダの
    出力から印字位置マークの中心位置を求めた時に帳票を
    印字位置まで搬送するための第2の搬送量のデータとを
    格納しておき、 印字位置マークを印字位置合わせマークに合わせて帳票
    をセットする処理が選択された場合は、第1の搬送量の
    データを用いて帳票を搬送し、イメージリーダの出力か
    ら印字位置マークの中心位置を求める処理が選択された
    場合は、第2の搬送量のデータを用いて帳票を搬送する
    ことを特徴とする帳票処理装置。
JP31897699A 1999-11-10 1999-11-10 帳票処理装置 Expired - Lifetime JP3411869B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009528934A (ja) * 2006-03-07 2009-08-13 エヌ・シー・アール・コーポレイション 両面感熱印字システム及び感熱媒体

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