JP2001138586A - プリンタ用ベルト式媒体支持装置及び印刷媒体のシート支持方法 - Google Patents
プリンタ用ベルト式媒体支持装置及び印刷媒体のシート支持方法Info
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- B65H5/222—Feeding articles separated from piles; Feeding articles to machines by air-blast or suction device by suction devices
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J11/00—Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
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- B41J11/06—Flat page-size platens or smaller flat platens having a greater size than line-size platens
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、紙及びプリントヘッドの相対位置
が変化するのを防ぎ、コンパクトで印刷品質の向上を図
ることが可能である。 【解決手段】 プリンタ内部に印刷媒体を支持する装置
であって、真空圧力をその支持面28に伝えるポート4
2を有するプラテン30と、孔52が形成されており、
前記プラテンに対して移動し、印刷媒体36のシートが
前記プラテンの前記支持面上を移動するよう取付けられ
ているベルト20と、 前記ベルトを前記プラテンの支
持面上方に支持し、真空圧力を前記プラテンの前記支持
面から前記ベルトの前記穴を通して伝えるベルト支持手
段とを備えている
が変化するのを防ぎ、コンパクトで印刷品質の向上を図
ることが可能である。 【解決手段】 プリンタ内部に印刷媒体を支持する装置
であって、真空圧力をその支持面28に伝えるポート4
2を有するプラテン30と、孔52が形成されており、
前記プラテンに対して移動し、印刷媒体36のシートが
前記プラテンの前記支持面上を移動するよう取付けられ
ているベルト20と、 前記ベルトを前記プラテンの支
持面上方に支持し、真空圧力を前記プラテンの前記支持
面から前記ベルトの前記穴を通して伝えるベルト支持手
段とを備えている
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷媒体をプリン
タを通じて前進させるベルト駆動装置である。
タを通じて前進させるベルト駆動装置である。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタは、貯蔵容器の
内部にインクが入っている少なくとも一つのプリントカ
ートリッジを備えている。貯蔵容器は、カートリッジ本
体に取付けられたプリントヘッドに接続されている。こ
のプリントヘッドは、プリンタを通じて前進する、紙の
ような印刷媒体のシートに、インクの微量小滴をプリン
トヘッドから放出するように制御されている。
内部にインクが入っている少なくとも一つのプリントカ
ートリッジを備えている。貯蔵容器は、カートリッジ本
体に取付けられたプリントヘッドに接続されている。こ
のプリントヘッドは、プリンタを通じて前進する、紙の
ような印刷媒体のシートに、インクの微量小滴をプリン
トヘッドから放出するように制御されている。
【0003】多数のインクジェットプリンタは、プリン
トカートリッジを保持するキャリッジを備えている。キ
ャリッジは紙の幅を横断して走査され、小滴の紙への放
出が制御されて各走査により画像のスウォースを形成し
ている。キャリッジの走査の間に、紙が前進して画像の
次のスウォースを印刷できるようになっている。
トカートリッジを保持するキャリッジを備えている。キ
ャリッジは紙の幅を横断して走査され、小滴の紙への放
出が制御されて各走査により画像のスウォースを形成し
ている。キャリッジの走査の間に、紙が前進して画像の
次のスウォースを印刷できるようになっている。
【0004】しばしば、特にカラー画像に対しては、キ
ャリッジが同じスウォースを横断して2回以上走査され
る。このような各走査で、カラーまたは小滴のパターン
を色々に組合せて印刷し、画像の完全なスウォースが形
成される。
ャリッジが同じスウォースを横断して2回以上走査され
る。このような各走査で、カラーまたは小滴のパターン
を色々に組合せて印刷し、画像の完全なスウォースが形
成される。
【0005】いくつかのプリンタでは、プリントヘッド
の配列を設けて、プリンタを通じて移動する紙の幅全体
を横断して広げることができる。走査式プリンタの場合
のように、高解像度、高品質の印刷を行うにはプリント
ヘッド及び紙の相対位置を正確に維持しなければならな
い。この精度は、インクがプリントヘッドから紙まで移
動する空間である、プリンタの「印刷領域」として知ら
れている領域で特に重要である。プリントヘッド及び紙
の相対位置が変化すると、放出されたインク小滴が紙の
上に不正確に付着し、印刷画像の品質を低下させるから
でる。
の配列を設けて、プリンタを通じて移動する紙の幅全体
を横断して広げることができる。走査式プリンタの場合
のように、高解像度、高品質の印刷を行うにはプリント
ヘッド及び紙の相対位置を正確に維持しなければならな
い。この精度は、インクがプリントヘッドから紙まで移
動する空間である、プリンタの「印刷領域」として知ら
れている領域で特に重要である。プリントヘッド及び紙
の相対位置が変化すると、放出されたインク小滴が紙の
上に不正確に付着し、印刷画像の品質を低下させるから
でる。
【0006】紙のシートをプリンタを通じて確実に移動
させる一つの方法は、紙を中空円筒ドラムのような移動
支持体の外面に向けることである。曲面ドラム壁にはそ
れを貫く孔がある。ドラムの内部は部分的に排気され、
生ずる吸引力がドラムの孔を介して紙の下側に伝えら
れ、このようにして紙をドラムに対して保持している。
ドラムは回転して、シートを、インクを受け取る印刷領
域を通して移動させる。紙を支持体に固定する、この吸
引法を一般に「真空保持法」と名付けることができる。
させる一つの方法は、紙を中空円筒ドラムのような移動
支持体の外面に向けることである。曲面ドラム壁にはそ
れを貫く孔がある。ドラムの内部は部分的に排気され、
生ずる吸引力がドラムの孔を介して紙の下側に伝えら
れ、このようにして紙をドラムに対して保持している。
ドラムは回転して、シートを、インクを受け取る印刷領
域を通して移動させる。紙を支持体に固定する、この吸
引法を一般に「真空保持法」と名付けることができる。
【0007】真空保持法をドラム式支持体に使用するこ
とには、少なくとも二つの短所がある。一つは、比較的
硬い紙がその通常の平らな形状からドラムの曲がった円
周に順応させる曲げ力に抵抗することである。したがっ
て、硬い紙をドラムに適切に固定するには、真空圧力を
増大させなければならないが、こうすると硬い紙を真空
保持するのに必要なパワーが増大することになる。
とには、少なくとも二つの短所がある。一つは、比較的
硬い紙がその通常の平らな形状からドラムの曲がった円
周に順応させる曲げ力に抵抗することである。したがっ
て、硬い紙をドラムに適切に固定するには、真空圧力を
増大させなければならないが、こうすると硬い紙を真空
保持するのに必要なパワーが増大することになる。
【0008】更に、ドラムを収納するのに必要なプリン
タの体積が極めて大きくなり、大型印刷媒体を扱うこと
を目的とするプリンタでは特にそうである。プリンタの
性能を犠牲にせずに、プリンタを可能な限りコンパクト
にすることが常に望ましい。
タの体積が極めて大きくなり、大型印刷媒体を扱うこと
を目的とするプリンタでは特にそうである。プリンタの
性能を犠牲にせずに、プリンタを可能な限りコンパクト
にすることが常に望ましい。
【0009】ドラム式プリンタに関連する短所を克服す
る一つの方法は、その一方の側が紙を支持する孔明きベ
ルトを採用することである。真空圧力がベルトの他方の
側に加えられ、したがって孔を通して紙をベルトに固定
する。ベルトは、紙を固定した状態で、プリントヘッド
に対して及びインクが紙に印刷される印刷領域を通して
移動する。
る一つの方法は、その一方の側が紙を支持する孔明きベ
ルトを採用することである。真空圧力がベルトの他方の
側に加えられ、したがって孔を通して紙をベルトに固定
する。ベルトは、紙を固定した状態で、プリントヘッド
に対して及びインクが紙に印刷される印刷領域を通して
移動する。
【0010】ベルトは無端ループとして構成され、それ
を駆動する一対のローラの間に固定されている。二つの
ローラ間のベルト上面は紙を移動させるのに使用される
が、これにより紙をローラの近くでベルトの上面に導い
たり、ベルトの上面から除去したりすることができる。
したがって、ローラの直径は、ベルトがコンパクトな真
空保持式印刷媒体支持体を与えるように極小にされてい
る。
を駆動する一対のローラの間に固定されている。二つの
ローラ間のベルト上面は紙を移動させるのに使用される
が、これにより紙をローラの近くでベルトの上面に導い
たり、ベルトの上面から除去したりすることができる。
したがって、ローラの直径は、ベルトがコンパクトな真
空保持式印刷媒体支持体を与えるように極小にされてい
る。
【0011】ベルト式媒体支持体は本来柔軟であるか
ら、ベルトが確実にプリントヘッドに対して正確に支持
されるようにするには、機構が採用されなければならな
い。しかし、この目的で静止支持機構を採用すれば、摩
擦にともなう問題がもたらされる。すなわち、ベルトは
有意の摩擦力を発生しないような方法で、静止機構によ
り適切に支持されなければならない。摩擦力が大き過ぎ
ればベルトを損傷し、ベルトを滑らせ、または磨耗させ
る可能性がある。
ら、ベルトが確実にプリントヘッドに対して正確に支持
されるようにするには、機構が採用されなければならな
い。しかし、この目的で静止支持機構を採用すれば、摩
擦にともなう問題がもたらされる。すなわち、ベルトは
有意の摩擦力を発生しないような方法で、静止機構によ
り適切に支持されなければならない。摩擦力が大き過ぎ
ればベルトを損傷し、ベルトを滑らせ、または磨耗させ
る可能性がある。
【0012】これら摩擦の問題を扱う他に、ベルト式支
持体及び関連支持機構は、ベルトにより紙に加えられる
真空圧力が一様に分布するように構成されなければなら
ない。これに関して、吸引力または真空圧力(ここでは
用語「真空」を周囲よりも低い圧力の意味に使用してい
る)は、紙のシートがベルトに確実に接触したままにな
っているように加えられなければならない。例えば、真
空圧力が小さ過ぎるため、シートの縁がベルトから持ち
上げられれば、紙がプリントヘッドに接触する可能性が
あり、これは極めて望ましくない。
持体及び関連支持機構は、ベルトにより紙に加えられる
真空圧力が一様に分布するように構成されなければなら
ない。これに関して、吸引力または真空圧力(ここでは
用語「真空」を周囲よりも低い圧力の意味に使用してい
る)は、紙のシートがベルトに確実に接触したままにな
っているように加えられなければならない。例えば、真
空圧力が小さ過ぎるため、シートの縁がベルトから持ち
上げられれば、紙がプリントヘッドに接触する可能性が
あり、これは極めて望ましくない。
【0013】真空圧力のレベルが非一様に分布していれ
ば、または紙が十分に支持されていなければ、シートの
表面が比較的高い真空圧力または不適切な紙支持が生じ
ている場所で変形することがある。このような変形は、
紙およびプリントヘッドの相対位置を変化させ、上記し
た印刷品質の低下を生ずることになる。
ば、または紙が十分に支持されていなければ、シートの
表面が比較的高い真空圧力または不適切な紙支持が生じ
ている場所で変形することがある。このような変形は、
紙およびプリントヘッドの相対位置を変化させ、上記し
た印刷品質の低下を生ずることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一般に、ドラ
ム式支持体に伴って生ずる短所を克服し、いま説明した
他の諸問題を扱う印刷媒体用のベルト式媒体支持体を提
供することを目的としている。簡潔に言えば、本発明
は、摩擦が極小になるように、且つベルトに支持される
紙がプリンタの印刷領域を通じて正確に前進するように
支持されている柔軟ベルトを提供する。一様に分布した
真空圧力は、当該ベルトにより支持されている紙に加え
られる。
ム式支持体に伴って生ずる短所を克服し、いま説明した
他の諸問題を扱う印刷媒体用のベルト式媒体支持体を提
供することを目的としている。簡潔に言えば、本発明
は、摩擦が極小になるように、且つベルトに支持される
紙がプリンタの印刷領域を通じて正確に前進するように
支持されている柔軟ベルトを提供する。一様に分布した
真空圧力は、当該ベルトにより支持されている紙に加え
られる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの好適な実
施形態は、紙を支持する実質的に多孔性のベルトを支持
するための硬い平らなプラテンを特徴としている。プラ
テンはその表面に取付けられた多数のローラを備え、プ
ラテン表面と移動ベルトとの間に生ずる摩擦を極小にし
ている。プラテン表面は、真空圧力の一様分布を多孔性
ベルトに与えるよう構成され、この圧力はベルトにより
支持されている紙に伝えられる。
施形態は、紙を支持する実質的に多孔性のベルトを支持
するための硬い平らなプラテンを特徴としている。プラ
テンはその表面に取付けられた多数のローラを備え、プ
ラテン表面と移動ベルトとの間に生ずる摩擦を極小にし
ている。プラテン表面は、真空圧力の一様分布を多孔性
ベルトに与えるよう構成され、この圧力はベルトにより
支持されている紙に伝えられる。
【0016】他の実施形態では、特別に構成されたスラ
イダがプラテンの支持面に支持されている。ローラのよ
うに、スライダはベルトとの接触面積を減らし、したが
って摩擦を減らす。また、スライダは、真空圧力を加え
るベルトの面積を制限する形状に形成され、それによ
り、ベルトをプラテン支持表面から離れた位置に支持し
ながら、摩擦力を極小にしている。スライダは、ベルト
と協働して真空圧力をプラテンの支持面から、他の場合
には非多孔性であるベルトにある、整列孔を通して伝え
ている。真空圧力は、ベルト上に支持されている紙に伝
えられる。
イダがプラテンの支持面に支持されている。ローラのよ
うに、スライダはベルトとの接触面積を減らし、したが
って摩擦を減らす。また、スライダは、真空圧力を加え
るベルトの面積を制限する形状に形成され、それによ
り、ベルトをプラテン支持表面から離れた位置に支持し
ながら、摩擦力を極小にしている。スライダは、ベルト
と協働して真空圧力をプラテンの支持面から、他の場合
には非多孔性であるベルトにある、整列孔を通して伝え
ている。真空圧力は、ベルト上に支持されている紙に伝
えられる。
【0017】更に他の実施形態では、ベルトと実質的に
平らなプラテン面との間の摩擦は、プラテン面に接触す
るベルトの少なくとも表面に施される低摩擦材料の皮膜
により極小にされている。このプラテン面は、好ましく
は、プラテン面に取付けられ且つ真空圧力をベルトに分
布させる溝を形成する突起を備えている。
平らなプラテン面との間の摩擦は、プラテン面に接触す
るベルトの少なくとも表面に施される低摩擦材料の皮膜
により極小にされている。このプラテン面は、好ましく
は、プラテン面に取付けられ且つ真空圧力をベルトに分
布させる溝を形成する突起を備えている。
【0018】本発明の他の長所および特徴は、この明細
書の下記の部分及び図面を検討することにより明瞭にな
るであろう。
書の下記の部分及び図面を検討することにより明瞭にな
るであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明は、一
般にプリンタを通じて前進する媒体のためのベルト式支
持体を目的としている。ベルト20は一般に、無端ルー
プとして固定駆動ローラ22と緊張ローラ24との間に
延在するよう構成されている柔軟部材である。ベルト2
0の上面は、プラテン30の平面状支持面28の上方を
移動する移動面26である。
般にプリンタを通じて前進する媒体のためのベルト式支
持体を目的としている。ベルト20は一般に、無端ルー
プとして固定駆動ローラ22と緊張ローラ24との間に
延在するよう構成されている柔軟部材である。ベルト2
0の上面は、プラテン30の平面状支持面28の上方を
移動する移動面26である。
【0020】プラテン30は、ベルト20のループの内
側でローラ22,24の間に適合する真空箱32の上側を
形成している。真空箱32は、全般に中空で、したがっ
て適切な導管34を介して真空源(図示せず)に部分的
に排気される室を形成している。
側でローラ22,24の間に適合する真空箱32の上側を
形成している。真空箱32は、全般に中空で、したがっ
て適切な導管34を介して真空源(図示せず)に部分的
に排気される室を形成している。
【0021】真空箱32の中で発生した真空圧力は、プ
ラテン30のポートを通ってベルト20の下側に伝えられ
る。この圧力は、通常の摘み取り・送りローラ機構(図
示せず)によりベルトの移動面26上に導かれ、紙36
のシートのような印刷媒体に振り分けられる。
ラテン30のポートを通ってベルト20の下側に伝えられ
る。この圧力は、通常の摘み取り・送りローラ機構(図
示せず)によりベルトの移動面26上に導かれ、紙36
のシートのような印刷媒体に振り分けられる。
【0022】通常のインクジェットプリントカートリッ
ジ27は、紙36の幅を横断して往復走査すべくプリン
タにより支持されている。カートリッジは、インクの小
滴を下にある紙36に放出するプリントヘッドをその下
側に備えている。上記したように、この印刷は、プリン
タの印刷領域で行われる。紙36の上への印刷領域の投
影は、図1の破線38で示されている。
ジ27は、紙36の幅を横断して往復走査すべくプリン
タにより支持されている。カートリッジは、インクの小
滴を下にある紙36に放出するプリントヘッドをその下
側に備えている。上記したように、この印刷は、プリン
タの印刷領域で行われる。紙36の上への印刷領域の投
影は、図1の破線38で示されている。
【0023】移動面26及びそれが支持している紙36
は、ベルトまたは紙も移動して紙及びプリントヘッドの
相対位置を不必要に変化させないようにして、紙が印刷
領域38を通過するように、正確に支持されている。ま
た、移動ベルト20及び静止プラテン30に対する摩擦
は極小になっている。
は、ベルトまたは紙も移動して紙及びプリントヘッドの
相対位置を不必要に変化させないようにして、紙が印刷
領域38を通過するように、正確に支持されている。ま
た、移動ベルト20及び静止プラテン30に対する摩擦
は極小になっている。
【0024】ベルト20及びプラテン30の1つの好適
な実施形態の詳細を図1〜図4に示す。図2は、プラテ
ン30の上面図を示している。このプラテンは、好適に
はステンレス鋼または鍍金鋼またはアルミニウム合金の
ような硬い金属から形成されている。プラテンの支持面
28は、ベルトがその表面上を移動するにつれて極小摩
擦で一様分布の真空圧力を与えるよう構成されている。
この目的で、プラテン支持面28は、ローラ40及び真
空ポート42を備えている。
な実施形態の詳細を図1〜図4に示す。図2は、プラテ
ン30の上面図を示している。このプラテンは、好適に
はステンレス鋼または鍍金鋼またはアルミニウム合金の
ような硬い金属から形成されている。プラテンの支持面
28は、ベルトがその表面上を移動するにつれて極小摩
擦で一様分布の真空圧力を与えるよう構成されている。
この目的で、プラテン支持面28は、ローラ40及び真
空ポート42を備えている。
【0025】更に詳細に述べれば、プラテン30の支持
面28には、多数の細長い凹み44が間隔を置いて設け
られている。各凹みの断面は全般にU字形である(図
4)。凹み44の断面寸法は、円筒形ローラ40の大部
分が関連の凹みに受け入れられるようになっている。ロ
ーラ40の一部は、プラテン30の支持面28の上方に
突出しており、図3及び図4で最も良く見られるよう
に、ベルト20の下側46と接触している。
面28には、多数の細長い凹み44が間隔を置いて設け
られている。各凹みの断面は全般にU字形である(図
4)。凹み44の断面寸法は、円筒形ローラ40の大部
分が関連の凹みに受け入れられるようになっている。ロ
ーラ40の一部は、プラテン30の支持面28の上方に
突出しており、図3及び図4で最も良く見られるよう
に、ベルト20の下側46と接触している。
【0026】各ローラ40の端部は、直径の小さいスピ
ンドル48に形成されている。各スピンドル48は、各
凹み44の反対端で支持面28内に作られたスロット5
0に嵌入されている。好適には、支持面28のスロット
50の開口は、スピンドル48の直径よりもわずかに狭
いので、スピンドルはスロットにスナップ嵌合され、ス
ロット内で自由に回転することができるが、十分な力が
加えられない場合には、スロットの外に移動させてロー
ラ40を取り外すことはできない。
ンドル48に形成されている。各スピンドル48は、各
凹み44の反対端で支持面28内に作られたスロット5
0に嵌入されている。好適には、支持面28のスロット
50の開口は、スピンドル48の直径よりもわずかに狭
いので、スピンドルはスロットにスナップ嵌合され、ス
ロット内で自由に回転することができるが、十分な力が
加えられない場合には、スロットの外に移動させてロー
ラ40を取り外すことはできない。
【0027】上記したとおり、ローラ40はプラテンの
支持面28から突出しており、したがってベルト20が
プラテンを横断して駆動されるとき、ベルト20に対す
る旋回支持を行う。ベルトの好適な実施形態は、通常ア
ンバー36といわれているステンレス合金から形成さ
れ、その厚さは約0.125mm以下である。ベルト2
0は、その縁部51から小孔52があけられている(図
2及び図3)。孔は直径0.5mm以下であり、ベルト
面が約50%の多孔性を有するようになっている。した
がって、以下に更に説明するように、ベルト20の下側
46に伝えられる真空圧力は、ベルトに支持されている
紙36に容易に伝えられるようになっている。
支持面28から突出しており、したがってベルト20が
プラテンを横断して駆動されるとき、ベルト20に対す
る旋回支持を行う。ベルトの好適な実施形態は、通常ア
ンバー36といわれているステンレス合金から形成さ
れ、その厚さは約0.125mm以下である。ベルト2
0は、その縁部51から小孔52があけられている(図
2及び図3)。孔は直径0.5mm以下であり、ベルト
面が約50%の多孔性を有するようになっている。した
がって、以下に更に説明するように、ベルト20の下側
46に伝えられる真空圧力は、ベルトに支持されている
紙36に容易に伝えられるようになっている。
【0028】別のベルト構成が考えられる。例えば、デ
ュポンのカプトン材料のような、ポリイミドのシートが
満足させるものである。このような材料を非常に薄いベ
ルト(例えば、0.05mm)に形成することが可能で
あり、且つこの材料は鋼に比べて比較的柔軟性が高いた
め、より小さい直径の駆動装置及び緊張ローラ22,2
4を使用することが可能である。
ュポンのカプトン材料のような、ポリイミドのシートが
満足させるものである。このような材料を非常に薄いベ
ルト(例えば、0.05mm)に形成することが可能で
あり、且つこの材料は鋼に比べて比較的柔軟性が高いた
め、より小さい直径の駆動装置及び緊張ローラ22,2
4を使用することが可能である。
【0029】ベルト20を支持するローラ40は、ベル
トの移動面26がプラテンの支持面28を横断して移動
するとき、確実に平面のままであるように構成されてい
る。すなわち、ベルトは、真空圧力をベルトの下側及び
ベルトが支持する紙に加えることによって発生する力で
弛まないように、または他の場合変形しないように支持
されている。好適な実施形態では、ローラ40は、(図
2で上から下まで)8mmより多くは離れないように間
隔を開けて設置されている。
トの移動面26がプラテンの支持面28を横断して移動
するとき、確実に平面のままであるように構成されてい
る。すなわち、ベルトは、真空圧力をベルトの下側及び
ベルトが支持する紙に加えることによって発生する力で
弛まないように、または他の場合変形しないように支持
されている。好適な実施形態では、ローラ40は、(図
2で上から下まで)8mmより多くは離れないように間
隔を開けて設置されている。
【0030】ローラ40の長さは、(図2で左から右に
測った)プラテン30の幅よりもかなり短くなってい
る。図2に示した実施形態では、ローラ40(したがっ
て、プラテンの支持面28にある凹み44)は、二つの
長さが与えられており、一方は他方のほぼ2倍も長い。
軸方向に配列したローラ40の端部の間には空間54が
存在している。図2に示したように、ローラ40は、他
方に隣接するこのような空間54が存在しないように千
鳥配列のパターンを成して配置されている。このローラ
の配置は、そうしない場合にはローラ間でベルトの変形
または弛みを生ずる可能性のある、ベルトの下側46の
かなり大きさな不支持区域が確実に存在しないようにし
ている。
測った)プラテン30の幅よりもかなり短くなってい
る。図2に示した実施形態では、ローラ40(したがっ
て、プラテンの支持面28にある凹み44)は、二つの
長さが与えられており、一方は他方のほぼ2倍も長い。
軸方向に配列したローラ40の端部の間には空間54が
存在している。図2に示したように、ローラ40は、他
方に隣接するこのような空間54が存在しないように千
鳥配列のパターンを成して配置されている。このローラ
の配置は、そうしない場合にはローラ間でベルトの変形
または弛みを生ずる可能性のある、ベルトの下側46の
かなり大きさな不支持区域が確実に存在しないようにし
ている。
【0031】プラテンのポート42を介して真空箱32
から伝えられる真空圧力は、ベルト20の下側46を横
断して振り分けられる。これに関して、ポート42が真
空箱32の内部と凹み44の底との間に突出している
(図3)。ポート42は、凹みの長さの方向に離間して
設けられている(図2)。各凹み44の断面の大きさは
凹みに受け入れられるローラ40の直径よりもわずかに
大きい。その結果、隙間60が各ローラ40を囲んでい
る。隙間はポート42を介して真空箱と流体連絡してい
るので、隙間60は真空圧力をローラの長さ方向で、上
にあるベルト20に伝える機能を有している。したがっ
て、紙を押え付けるための真空圧力は、十分に分布して
おり、紙36が印刷領域38を通じて移動するとき、紙
36がベルト20に対して確実に移動しないようにして
いる。
から伝えられる真空圧力は、ベルト20の下側46を横
断して振り分けられる。これに関して、ポート42が真
空箱32の内部と凹み44の底との間に突出している
(図3)。ポート42は、凹みの長さの方向に離間して
設けられている(図2)。各凹み44の断面の大きさは
凹みに受け入れられるローラ40の直径よりもわずかに
大きい。その結果、隙間60が各ローラ40を囲んでい
る。隙間はポート42を介して真空箱と流体連絡してい
るので、隙間60は真空圧力をローラの長さ方向で、上
にあるベルト20に伝える機能を有している。したがっ
て、紙を押え付けるための真空圧力は、十分に分布して
おり、紙36が印刷領域38を通じて移動するとき、紙
36がベルト20に対して確実に移動しないようにして
いる。
【0032】図1〜図4の実施形態のプラテン30に
は、色々なポートまたは溝構成を設けることが可能であ
ることが予想される。例えば、上述のポート42は、凹
み44同士の間の区域にプラテンの支持面28を通して
形成されたポートにより補足可能である。
は、色々なポートまたは溝構成を設けることが可能であ
ることが予想される。例えば、上述のポート42は、凹
み44同士の間の区域にプラテンの支持面28を通して
形成されたポートにより補足可能である。
【0033】空気ダム62(図2、図3)が設けられて
ベルトの下側4に加わる真空圧力を制限しているので、
プラテン30の側縁からの漏れが存在せず、またプラテ
ンの長い縁からの真空漏れが極小になる。空気ダム62
は、デルリンまたはナイロンのような、滑らかで幾らか
弾力性のある材料の連続ストリップである。ダム62の基
底はプラテンの支持面28にあるスロット64の中に固
定されている。プラテンの側面において、ダムの上端が
ベルトの孔の明いていない縁部51でベルト20の下側
に接触している。ダムの幅はベルトの孔より大きくすべ
きである。
ベルトの下側4に加わる真空圧力を制限しているので、
プラテン30の側縁からの漏れが存在せず、またプラテ
ンの長い縁からの真空漏れが極小になる。空気ダム62
は、デルリンまたはナイロンのような、滑らかで幾らか
弾力性のある材料の連続ストリップである。ダム62の基
底はプラテンの支持面28にあるスロット64の中に固
定されている。プラテンの側面において、ダムの上端が
ベルトの孔の明いていない縁部51でベルト20の下側
に接触している。ダムの幅はベルトの孔より大きくすべ
きである。
【0034】本発明の代わりの実施形態を図5〜図7に
示す。この実施形態は、図1に示したベルト20と同様
に、駆動ローラ22と緊張ローラ24との間に延在する
無端ループとして構成されている全般的に柔軟な部材で
あるベルト120を備えている。ベルト120の上面
は、プラテン130の平面状支持面128の上を移動す
る移動面126である。
示す。この実施形態は、図1に示したベルト20と同様
に、駆動ローラ22と緊張ローラ24との間に延在する
無端ループとして構成されている全般的に柔軟な部材で
あるベルト120を備えている。ベルト120の上面
は、プラテン130の平面状支持面128の上を移動す
る移動面126である。
【0035】プラテン130は、真空箱32(図1)と
同様に、適切な導管を介して真空源に部分的に排気され
ている真空箱の上面を形成している。以下に説明するよ
うに、ベルト120は、紙136のような印刷媒体をプ
リンタの印刷領域を通じて移動させるよう駆動されるよ
うになっている。
同様に、適切な導管を介して真空源に部分的に排気され
ている真空箱の上面を形成している。以下に説明するよ
うに、ベルト120は、紙136のような印刷媒体をプ
リンタの印刷領域を通じて移動させるよう駆動されるよ
うになっている。
【0036】プラテン130の下にある真空箱に発生す
る真空圧力は、プラテン130のポート142により伝
えられる。これらポート142は、ベルト120及び紙
136の移動方向に平行に、幾つかの列を成して設置さ
れている。ポートの列の各ポート142はプラテン13
0の支持面128に形成された細長い溝144の基底で
終端している。スライダ140が各溝144に据えられ
ている。スライダは、ベルトがプラテン130の表面上
を滑動し、真空圧力をポート142から分布させるよう
ベルトを支持している。
る真空圧力は、プラテン130のポート142により伝
えられる。これらポート142は、ベルト120及び紙
136の移動方向に平行に、幾つかの列を成して設置さ
れている。ポートの列の各ポート142はプラテン13
0の支持面128に形成された細長い溝144の基底で
終端している。スライダ140が各溝144に据えられ
ている。スライダは、ベルトがプラテン130の表面上
を滑動し、真空圧力をポート142から分布させるよう
ベルトを支持している。
【0037】特に、各スライダは、商標テフロンとして
販売されている、デュポンのポリテトラフルオロエチレ
ンのような、低摩擦材料の固いストリップから形成され
ている。スライダの基底141は、プラテンの溝144
に嵌入し、それに接着されている(図6)。離間設置さ
れた二つの平行隆起145がスライダ140の基底から
上方に突出し、ベルト120の下側146に接触してい
る。図5で見られるように、これらの隆起145は ス
ライダ140の短い端部143で連続円弧形状を成して
接合している。
販売されている、デュポンのポリテトラフルオロエチレ
ンのような、低摩擦材料の固いストリップから形成され
ている。スライダの基底141は、プラテンの溝144
に嵌入し、それに接着されている(図6)。離間設置さ
れた二つの平行隆起145がスライダ140の基底から
上方に突出し、ベルト120の下側146に接触してい
る。図5で見られるように、これらの隆起145は ス
ライダ140の短い端部143で連続円弧形状を成して
接合している。
【0038】また、各スライダの基底141は、それを
貫いて形成された一組の孔147を備えている。好適に
は、孔はプラテンのポート142とほぼ同じ大きさであ
る。一組の孔147の一つづつがプラテンにあるポート
の下方列を成すポート142と軸方向に整列するように
配置されている。それらポート142の終端は、スライ
ダ140が支持されている溝の中にある。その結果、ポ
ート142における真空圧力は、スライダ孔147を通
して平行隆起145間の空間148に伝えられている。
貫いて形成された一組の孔147を備えている。好適に
は、孔はプラテンのポート142とほぼ同じ大きさであ
る。一組の孔147の一つづつがプラテンにあるポート
の下方列を成すポート142と軸方向に整列するように
配置されている。それらポート142の終端は、スライ
ダ140が支持されている溝の中にある。その結果、ポ
ート142における真空圧力は、スライダ孔147を通
して平行隆起145間の空間148に伝えられている。
【0039】各スライダのこの空間148は、移動ベル
ト120が接続されている真空多岐管と考えることがで
きる。ベルト120は、多岐管148の中の真空圧力が
ベルトの移動面126を横断して引き込まれ、紙136
をその表面126に対して引くように構成されている。
これに関して、本実施形態のベルト120は、スライダ
140と整列しているベルトの部分を除き、一般に空気
に対して不浸透性である。ここで、孔152の列がベル
トを貫いて形成されており、下方にある真空多岐管14
8と、紙136に面しているベルトの移動面126の表
面との間を流体連絡できるようにしている。
ト120が接続されている真空多岐管と考えることがで
きる。ベルト120は、多岐管148の中の真空圧力が
ベルトの移動面126を横断して引き込まれ、紙136
をその表面126に対して引くように構成されている。
これに関して、本実施形態のベルト120は、スライダ
140と整列しているベルトの部分を除き、一般に空気
に対して不浸透性である。ここで、孔152の列がベル
トを貫いて形成されており、下方にある真空多岐管14
8と、紙136に面しているベルトの移動面126の表
面との間を流体連絡できるようにしている。
【0040】各ベルト孔152の直径は、スライダの隆
起145間の空間よりも小さい(図6)。したがって、
ベルト120の固い部分(すなわち、孔152が無い部
分)は隆起145の上面に乗り、多岐管148の中の真
空圧力がベルト120を貫通するベルト孔152を通し
てだけ伝えられるようになっている。移動面126はリ
ブを有して構成され、この真空圧力を次に述べるように
ベルトの幅を横断して分布させるよう作られている。
起145間の空間よりも小さい(図6)。したがって、
ベルト120の固い部分(すなわち、孔152が無い部
分)は隆起145の上面に乗り、多岐管148の中の真
空圧力がベルト120を貫通するベルト孔152を通し
てだけ伝えられるようになっている。移動面126はリ
ブを有して構成され、この真空圧力を次に述べるように
ベルトの幅を横断して分布させるよう作られている。
【0041】ベルト120はKevlar材料の編組ス
トリップで補強された成形ゴムコンパウンドである。ベ
ルト120の移動面126は、平行な上向き突出リブ1
49で波形にされている。リブ149はベルトの幅を横
断して延びている。ベルトにより支持される紙136は
これらリブに乗っている。
トリップで補強された成形ゴムコンパウンドである。ベ
ルト120の移動面126は、平行な上向き突出リブ1
49で波形にされている。リブ149はベルトの幅を横
断して延びている。ベルトにより支持される紙136は
これらリブに乗っている。
【0042】ベルト孔152の間の位置にリブ149が
接合されているため、リブ149の各隣接対の間及びリ
ブ接合部(図5)との間に溝151が形成されている。
上述のベルト孔152は溝の中で開口している。その結
果、スライダ多岐管148の中の真空圧力が孔152を
介して溝151と連絡し、したがって溝を覆う紙の部分
に吸引力を加え、紙を移動ベルトに固定することにな
る。
接合されているため、リブ149の各隣接対の間及びリ
ブ接合部(図5)との間に溝151が形成されている。
上述のベルト孔152は溝の中で開口している。その結
果、スライダ多岐管148の中の真空圧力が孔152を
介して溝151と連絡し、したがって溝を覆う紙の部分
に吸引力を加え、紙を移動ベルトに固定することにな
る。
【0043】リブ149の大きさ及び間隔は、ベルトに
より支持される印刷媒体が真空圧力を加えたとき溝15
1の中に撓み込まないように選択されている。通常の紙
ストックを使用するとき、好適な溝幅は、1.0mmと
3.0mmとの間であり、深さは0.5mmと1.5m
mとの間である。
より支持される印刷媒体が真空圧力を加えたとき溝15
1の中に撓み込まないように選択されている。通常の紙
ストックを使用するとき、好適な溝幅は、1.0mmと
3.0mmとの間であり、深さは0.5mmと1.5m
mとの間である。
【0044】本発明の別の好適な実施形態は図8に示さ
れている。この実施形態では、プラテン230に平面状
支持面228を有している。プラテンのポート242は
支持面228に対して開口している。ポートは、好適に
は支持面を横断する一様な列を成して形成され、真空圧
力がプラテン面228の上方に確実且つ一様に分布する
大きさになっている。好適には、ポートは円形であり、
この場合、それらは表面228に対して開口している。
円は直径が3.0mmで、6.0mmないし6.25m
m離して設けられている。ポートのこの構成は、その領
域の33%を超える面積が真空ポートで覆われるプラテ
ン支持面を与えている。もちろん、プラテンの支持面上
にポートの同等分布を達成するには他のポートの大きさ
及び構成を利用することができる。
れている。この実施形態では、プラテン230に平面状
支持面228を有している。プラテンのポート242は
支持面228に対して開口している。ポートは、好適に
は支持面を横断する一様な列を成して形成され、真空圧
力がプラテン面228の上方に確実且つ一様に分布する
大きさになっている。好適には、ポートは円形であり、
この場合、それらは表面228に対して開口している。
円は直径が3.0mmで、6.0mmないし6.25m
m離して設けられている。ポートのこの構成は、その領
域の33%を超える面積が真空ポートで覆われるプラテ
ン支持面を与えている。もちろん、プラテンの支持面上
にポートの同等分布を達成するには他のポートの大きさ
及び構成を利用することができる。
【0045】この実施形態では、ヒータ270の形を成
す突起がプラテン230の支持面228に取付けられて
いる。ヒータ270は、線形の、抵抗性加熱要素272
の配列(好適には、各ヒータ270について8個の要
素)から構成されている。加熱要素272は、プラテン
の支持面228にある真空ポート242の列の間に延び
ている。支持面228の縁には個別加熱要素272が
(参照数字274におけるように)接合され、ヒータの
端子が二つの接触パッド276の中に拡張されて、例え
ば、紙に加えられる液体インクの乾燥を速めるために、
ベルト220(したがってそれが支持する紙236)を
加熱したい場合に、電流源及びアースに接続するように
されている。
す突起がプラテン230の支持面228に取付けられて
いる。ヒータ270は、線形の、抵抗性加熱要素272
の配列(好適には、各ヒータ270について8個の要
素)から構成されている。加熱要素272は、プラテン
の支持面228にある真空ポート242の列の間に延び
ている。支持面228の縁には個別加熱要素272が
(参照数字274におけるように)接合され、ヒータの
端子が二つの接触パッド276の中に拡張されて、例え
ば、紙に加えられる液体インクの乾燥を速めるために、
ベルト220(したがってそれが支持する紙236)を
加熱したい場合に、電流源及びアースに接続するように
されている。
【0046】この実施形態では、ベルト220が一般に
図2に関連して上述したベルト20に対応している。し
かし、このベルト220は孔なし縁を必要としていない
(またはプラテン面が空気ダムを備えていることも必要
としていない)。ベルト220の下側は、ベルトが印刷
領域を通じて紙236を移動させるよう駆動されると
き、加熱要素272の上面の上を滑ることになる。好適
には、ベルトの下側には、テフロンの商標で販売されて
いるデュポンのポリテトラフルオロエチレンのような、
低摩擦材料の一層が薄く塗布されている。また、このよ
うな皮膜は支持面228に(または 代わりに)施すこ
とができる。
図2に関連して上述したベルト20に対応している。し
かし、このベルト220は孔なし縁を必要としていない
(またはプラテン面が空気ダムを備えていることも必要
としていない)。ベルト220の下側は、ベルトが印刷
領域を通じて紙236を移動させるよう駆動されると
き、加熱要素272の上面の上を滑ることになる。好適
には、ベルトの下側には、テフロンの商標で販売されて
いるデュポンのポリテトラフルオロエチレンのような、
低摩擦材料の一層が薄く塗布されている。また、このよ
うな皮膜は支持面228に(または 代わりに)施すこ
とができる。
【0047】突出加熱要素272は、プラテンのポート
242を介してベルト220に連絡している真空圧力を
振り分けやすくするのに有利に利用されている。これに
関連して、隣接する加熱要素272の間、及びベルト2
20とプラテンの支持面228との間の空間が、ポート
242の列を成す各ポート242と連続する細長い溝2
45を形成している。したがって、各溝は、真空圧力を
有孔ベルト220の幅全体を横断して振り分けるのに役
立っている。
242を介してベルト220に連絡している真空圧力を
振り分けやすくするのに有利に利用されている。これに
関連して、隣接する加熱要素272の間、及びベルト2
20とプラテンの支持面228との間の空間が、ポート
242の列を成す各ポート242と連続する細長い溝2
45を形成している。したがって、各溝は、真空圧力を
有孔ベルト220の幅全体を横断して振り分けるのに役
立っている。
【0048】ヒータの一層詳細な説明に向かう前に、こ
こで、真空分布を与える突起は、ヒータ以外の或る物の
形にすることができることに注目すべきである。例え
ば、突起は、プラテン230の表面228と一体に形成
されてもよく、または他の場合受動(非加熱)部材に取
付けられてもよい。プラテン材料を上述のように(ステ
ンレス鋼またはアルミニウム合金のような硬い材料に)
してよい。代わりに、支持面を備えたプラテンは、セラ
ミック材料の薄いシートから形成され、特に、加熱及び
冷却のサイクルにも拘らずその平面形状を維持するプラ
テンの能力に関して、頑丈なプラテンが与えられてい
る。
こで、真空分布を与える突起は、ヒータ以外の或る物の
形にすることができることに注目すべきである。例え
ば、突起は、プラテン230の表面228と一体に形成
されてもよく、または他の場合受動(非加熱)部材に取
付けられてもよい。プラテン材料を上述のように(ステ
ンレス鋼またはアルミニウム合金のような硬い材料に)
してよい。代わりに、支持面を備えたプラテンは、セラ
ミック材料の薄いシートから形成され、特に、加熱及び
冷却のサイクルにも拘らずその平面形状を維持するプラ
テンの能力に関して、頑丈なプラテンが与えられてい
る。
【0049】この好適な実施形態では、ヒータ270
は、少なくとも一つのヒータが上述の印刷領域38の直
下にあるプラテン230の中心部分に据わるように設置
されている。また、中心ヒータの両側にはヒータがあ
り、媒体をそれぞれ予備加熱し、媒体が印刷領域を離れ
てから媒体上のインクを乾かすプロセスを完了するよう
になっている。
は、少なくとも一つのヒータが上述の印刷領域38の直
下にあるプラテン230の中心部分に据わるように設置
されている。また、中心ヒータの両側にはヒータがあ
り、媒体をそれぞれ予備加熱し、媒体が印刷領域を離れ
てから媒体上のインクを乾かすプロセスを完了するよう
になっている。
【0050】ヒータ270は厚膜形式である。ヒータ
は、図8に示したパターンの支持面228にシルクスク
リーンされたセラミックまたはステンレス鋼の基底層を
備えている。抵抗性ペースト層がガラス質誘電体層の間
に付着されており、これらは乾燥され、焼かれて一体型
加熱要素272を作っている。加熱要素272は、幅が
約1.5mm(図8において、左右を測定したとき)
で、プラテン230の支持面228の上方に約0.05
乃至0.10mmだけ突出している。
は、図8に示したパターンの支持面228にシルクスク
リーンされたセラミックまたはステンレス鋼の基底層を
備えている。抵抗性ペースト層がガラス質誘電体層の間
に付着されており、これらは乾燥され、焼かれて一体型
加熱要素272を作っている。加熱要素272は、幅が
約1.5mm(図8において、左右を測定したとき)
で、プラテン230の支持面228の上方に約0.05
乃至0.10mmだけ突出している。
【0051】本発明の好適な実施形態及び代わりの実施
形態を説明してきたが、当業者は、本発明の精神および
範囲はこれら実施形態に限定されるものではなく、様々
な代案及び付記した特許請求の範囲に規定した同等事項
に拡張されることを認識するであろう。
形態を説明してきたが、当業者は、本発明の精神および
範囲はこれら実施形態に限定されるものではなく、様々
な代案及び付記した特許請求の範囲に規定した同等事項
に拡張されることを認識するであろう。
【図1】印刷媒体用のベルト式支持装置の一実施形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図1の実施形態に使用されるプラテン及びベル
トで、一部を切り取った上面図である。
トで、一部を切り取った上面図である。
【図3】図2の線3−3で切った断面による詳細図であ
る。
る。
【図4】図2の線4−4で切った別の断面詳細図であ
る。
る。
【図5】媒体を移動させるためのプラテン及びベルトの
他の好適実施形態で、一部を切り取った上面図である。
他の好適実施形態で、一部を切り取った上面図である。
【図6】図5の線6−6で切った断面による詳細図であ
る。
る。
【図7】図5の線7−7で切った断面による詳細図であ
る。
る。
【図8】媒体を移動させるためのプラテン及びベルトの
他の好適な実施形態で、一部を切り取った上面図であ
る。
他の好適な実施形態で、一部を切り取った上面図であ
る。
20 ベルト 26 移動面 28 プラテンの支持面 30 プラテン 36 印刷媒体 40 ローラ 42 ポート 52 孔 62 空気ダム 140 支持スライダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブ・オー・ラスムッセン アメリカ合衆国ワシントン州98664, バ ンクーバー, サウス・イースト・サーテ ィーンス・ストリート 9500 (72)発明者 ジョン・ディ・ローズ アメリカ合衆国ワシントン州98684, バ ンクーバー, ノース・イースト・トゥエ ンティ・ファイブ・ストリート 18312
Claims (20)
- 【請求項1】 プリンタ内部に印刷媒体を支持する装置
であって、 真空圧力をその支持面に伝えるポートを有するプラテン
と、 孔が形成されており、前記プラテンに対して移動し、印
刷媒体のシートが前記プラテンの前記支持面上を移動す
るように取付けられているベルトと、 前記ベルトを前記プラテンの支持面上方に支持し、真空
圧力を前記プラテンの前記支持面から前記ベルトの前記
穴を通して伝えるベルト支持手段と、を備えていること
を特徴とする媒体支持装置。 - 【請求項2】 前記ベルトには前記プラテンの前記支持
面に面する下側があり、前記ベルト支持手段は、前記ベ
ルトの下側に隣接して真空圧力が前記ベルトを横断して
分布する溝を形成するように構成されいることを特徴と
する請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 前記ベルト支持手段は、前記プラテンの
前記支持面に取付けられたローラを備えていることを特
徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記プラテンは、前記支持面に形成され
た複数の凹みを有し、各凹みは、ローラを受け入れる大
きさになっていることを特徴とする請求項3に記載の装
置。 - 【請求項5】 前記ポートの少なくとも幾つかは、前記
支持面にある前記凹みに形成されていることを特徴とす
る請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 前記支持面と前記ベルトの下側との間に
広がって、前記ポートを囲む空気ダムを備えていること
を特徴とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項7】 前記ベルトは、その面により印刷媒体を
導いて前記プラテンの前記支持面の上方に前記印刷媒体
を運ぶための移動面を有しており、前記ベルトの前記移
動面は、前記溝を構成する形状を成していることを特徴
とする請求項2に記載の装置。 - 【請求項8】 前記プラテンに取付けられ、前記ベルト
の下側を前記支持面に対して離して支持するための支持
スライダを備えて いることを特徴とする請求項7に記
載の装置。 - 【請求項9】 各支持スライダは、前記ベルトの下側に
接触すべく上方へ突出する一対の隆起を備え、前記隆起
の間に前記プラテンのポートと流体連絡している真空多
岐管を構成していることを特徴とする請求項8に記載の
装置。 - 【請求項10】 前記ベルトは実質的に多孔性であり、
前記ベルト支持手段は前記ベルトと前記支持面との間に
設置された1層の低摩擦材料を備えていることを特徴と
する請求項1に記載の装置。 - 【請求項11】 前記ポートの幾つかの間で、前記支持
面に取付けられた突起を備え、前記突起の間に真空圧力
を振り分けるための溝を構成していることを特徴とする
請求項1に記載の装置。 - 【請求項12】 前記ベルト支持手段は、前記プラテン
の前記支持面に取付けられたローラを備えていることを
特徴とする請求項1に記載の装置。 - 【請求項13】 インクを媒体に施す印刷領域を有して
いるプリンタを通して前進させる印刷媒体のシートを支
持する方法において、 ベルトをプラテンの表面を横断して移動させるステッ
プ、および印刷媒体のシートを、前記ベルトが前記プラ
テンを横断して移動するにつれて、前記移動ベルトに対
して引くステップ、を有していることを特徴とするシー
ト支持方法。 - 【請求項14】 前記ベルトを前記プラテン面から離れ
ている位置に支持するステップを含んでいることを特徴
とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 前記ベルトを前記印刷領域を通して移
動させるステップと、真空圧力を前記ベルトを横断して
伝え、印刷媒体のシートを前記ベルトに対して引くステ
ップとを含んでいることを特徴とする請求項13に記載
の方法。 - 【請求項16】 前記ベルトを支持するステップは、前
記ベルトを前記プラテンにより支持されているローラ上
に支持することを含むことを特徴とする請求項14に記
載の方法。 - 【請求項17】 前記プラテンを横断して移動する前記
ベルトとして、多孔性ベルトを設けるステップを含んで
いることを特徴とする請求項16に記載の方法。 - 【請求項18】 前記ローラを前記プラテンに形成され
た凹みに据え、真空圧力を前記凹みを通して前記ローラ
の近くに伝え、印刷媒体の前記シートを前記移動ベルト
に対して引くステップを含んでいることを特徴とする請
求項16に記載の方法。 - 【請求項19】 前記ベルトを多数の間隔を開けて設置
された静止滑り部材で支持するステップであって、前記
各滑り部材は、真空圧力を前記ベルトに伝える多岐管を
構成しているものであるステップを含んでいることを特
徴とする請求項14に記載の方法。 - 【請求項20】 低摩擦材料の皮膜を前記ベルトに施す
ステップを含んでいることを特徴とする請求項13に記
載の方法。
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