JP2001138493A - クリームはんだ印刷機のクリーニング装置 - Google Patents

クリームはんだ印刷機のクリーニング装置

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JP2001138493A
JP2001138493A JP32282999A JP32282999A JP2001138493A JP 2001138493 A JP2001138493 A JP 2001138493A JP 32282999 A JP32282999 A JP 32282999A JP 32282999 A JP32282999 A JP 32282999A JP 2001138493 A JP2001138493 A JP 2001138493A
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cream solder
suction port
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潔 黒田
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淳 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クリームはんだを除去する吸引力を、吸引部
の長手方向に沿って容易に一定に調整することができる
クリームはんだ印刷機のクリーニング装置を提供するこ
とを目的としている。 【解決手段】 本例のクリームはんだ印刷機のクリーニ
ング装置1は、マスク2の背面側に移動自在に配置さ
れ、該マスク2の背面を吸引する吸引部5を備えてい
る。この吸引部5は、内部が中空な吸引用容器18と、
吸引口21と、該吸引口21の各部位における吸引力を
調整する調整手段19とを備えているので、前記吸引口
21の各部位における吸引力を調整し、吸引力の斑を防
止することができる。また、前記クリーニング装置1
は、前記調整手段19を前記吸引用容器18に対して回
動・着脱・挿嵌・交換することで容易に前記マスク2上
に形成されたパターン孔7の範囲に前記吸引口21を合
わせることができるので、あらゆるマスク2に対してク
リームはんだCの除去が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クリームはんだ
印刷機に用いられるマスクに付着したクリームはんだを
除去するためのクリームはんだ印刷機のクリーニング装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリント基板の表面にクリーム
はんだを塗布するには、クリームはんだ印刷機を用いて
行われているが、プリント基板を、所定のパターン孔が
形成されたマスクの下面に密着させ、マスクの上からク
リームはんだを塗布した後、マスクからプリント基板を
離間する際、マスクのパターン孔の縁部や裏面に一部の
クリームはんだが残ってしまう。
【0003】そこで従来、マスクのパターン孔の縁部や
裏面に付着したクリームはんだは、一定回数の印刷を行
った後、クリームはんだ印刷機のクリーニング装置によ
り除去するようにしていた。このようなクリームはんだ
除去のためのクリーニング装置としては、マスクの下方
にあって、このマスクの裏面に付着したクリームはんだ
を掻き取る一対のスキージと、両スキージの間に配設さ
れて、このマスクに開口されたパターン孔内のクリーム
はんだと、前記スキージにより掻き取られたクリームは
んだを、空気吸引装置の真空圧により吸引する吸引部
と、前記マスクに沿って水平方向に往復移動させる移動
手段とを備えた装置が使用されている。また、テープ状
のペーパをマスクの裏面に密着させ該マスクに沿って摺
動させることにより、パターン孔から裏面側に洩出した
クリームはんだを拭き取るようにもしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なクリームはんだ印刷機のクリーニング装置では、空気
吸引装置の接続口が吸引部の一個所に設けられるため、
吸引部の吸引力は、接続口から離れるに従って減少しク
リームはんだの除去にむらが生じたりしていた。また、
吸引部に複数の空気吸引装置の接続口を設けたとして
も、やはりそれぞれの接続口からの距離によって吸着力
が異なりクリームはんだの除去にむらが生じていた。さ
らに、パターン孔が設けられたマスクの範囲は、プリン
ト基板の寸法によって決まるが、吸引部はマスクの下面
に押し当てられているため、プリント基板の寸法に合わ
せて吸引部の寸法を調整することが困難であった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、クリームはんだを除去する吸引力を、吸引部の長手
方向に沿って容易に一定に調整することができるクリー
ムはんだ印刷機のクリーニング装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決すべく本
発明の請求項1記載のクリームはんだ印刷機のクリーニ
ング装置1は、例えば図1〜3に示すように、クリーム
はんだ印刷機のマスク2の背面側に該マスク2に沿って
移動自在に配置されるとともに該マスク2の背面を吸引
する吸引部5を備え、このマスク2の背面を吸引しなが
らクリームはんだCを回収する前記クリーニング装置1
であって、前記吸引部5は、内部が中空とされるととも
に内部と連通する管16により真空源に接続される吸引
用容器18と、該吸引用容器18に、前記マスク2の背
面に臨むように形成された吸引口21と、該吸引口21
の各部位における吸引力を調整する調整手段19とを備
えたことを特徴とするものである。
【0007】前記吸引部5は、前記マスク2に開口され
たパターン孔7の縁部や裏面に残存するクリームはんだ
Cを真空源(空気吸引装置)の真空圧により吸引して除
去するものであり、例えば、該マスク2の下方で上下左
右に移動可能に設けられている。さらに、前記吸引部5
は、前記マスク2に密着することで該マスク2に付着し
たクリームはんだCを掻き取るスキージ20と、この掻
き取られたクリームはんだCを吸引するために前記スキ
ージ20近傍に設けられた前記吸引口21と、真空源と
連通する前記管16を接続する接続口17が設けられた
中空の箱状の前記吸引用容器18と、この吸引用容器1
8に挿嵌または嵌挿することで前記吸引口21の各部位
における吸引力を調整する前記調整手段19とを備えて
構成されているのが望ましい。
【0008】前記スキージ20は、前記吸引部5を前記
マスク2に向かって移動させた際、該スキージ20の先
端が該マスク2の裏面に近接するよう前記クリームはん
だ印刷機のクリーニング装置1に取付けられたものであ
り、例えば、平面視矩形状な筒体であって、上端部に鋭
角な傾斜面が形成されているのが望ましい。
【0009】前記吸引口21は、前記スキージ20によ
って掻き取られるクリームはんだCを吸引するために設
けられたものであり、例えば、前記吸引部5の上面に設
けられたスキージ20の内側開口部分に沿わし該スキー
ジ20の長手方向に略一致する長さに前記吸引部5上面
に開口された穴であるのが望ましい。
【0010】前記吸引用容器18は、真空源の吸引力を
前記調整手段19の調整を介して前記吸引口21に伝え
るものであり、例えば、真空源に通じる前記管16の前
記接続口17とクリームはんだCを吸引する該吸引口2
1とを連通させるための連通空間部28を内部に備えた
中空の箱状のものが望ましい。
【0011】前記調整手段19は、前記吸引口21の吸
引力を前記スキージ20の長手方向に沿って調整するこ
とのできるものであり、例えば、前記連通空間部28と
前記吸引口21との間の一部を閉塞することのできる平
板状のものが望ましい。
【0012】請求項1記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1によれば、前記吸引用容器18は前記
調整手段19を用いることによって、前記吸引口21の
各部位における吸引力を調整することができるので、吸
引力の斑を防止するとともに真空源が接続された前記管
16からの距離に関係なく吸引力を容易に均等にするこ
とができる。
【0013】請求項2記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1は、例えば図1〜3に示すように、請
求項1において、前記調整手段19が、前記吸引用容器
18内の前記吸引口21の背面側に設けられ、かつ、前
記吸引口21の一部と重なるように配置されることで、
該吸引口21の各部位における吸引力を調整するシャッ
タ26を備えていることを特徴とするものである。
【0014】前記シャッタ26は、前記吸引口21の背
面側に配設されるよう前記吸引用容器18内に挿嵌され
るものであり、例えば、該吸引口21の各部位における
吸引力にほぼ比例した傾斜を持つ形状に予め形成された
平板であるのが望ましい。
【0015】請求項2記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1によれば、前記吸引口21の各部位に
おける吸引力を調整するには、前記吸引用容器18内の
前記吸引口21の背面側に前記シャッタ26を前記吸引
用容器18内に配設すれば良いので、比較的簡単に前記
調整手段19を構成することができる。
【0016】請求項3記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1a、1bのシャッタ33、35は、例
えば図4および図5に示すように、請求項2において、
前記シャッタ26が、前記吸引用容器18の前記管16
による真空源との一つもしくは複数の接続部分からの距
離が近いほど、前記吸引口21と該シャッタ26とが重
なる部分の面積が広くなるような形状とされていること
を特徴とするものである。
【0017】請求項3記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1a、1bによれば、前記シャッタ3
3、35は、前記吸引用容器18の前記管16による真
空源との接続部分からの距離が近いほど、前記吸引口2
1と該シャッタ33、35とが重なる部分の面積が広く
なるような形状とされているので、比較的簡単に、前記
吸引口21の各部位における吸引力をなるべく均等に調
整することができる。
【0018】請求項4記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1cのシャッタ36は、例えば図6に示
すように、請求項2において、前記シャッタ26が、前
記吸引口21の端部と重なって該吸引口21の端部を閉
塞するように配置されることにより、この吸引口21の
開口している部分の幅を狭くするようになっていること
を特徴とするものである。
【0019】請求項4記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1cによれば、プリント基板の大きさ等
により、前記マスク2に形成される前記パターン孔7の
範囲は異なるものであるが、前記シャッタ36は、前記
マスク2に設けられる前記パターン孔7の領域に合わせ
て前記吸引口21の開口部分の幅を容易に狭くすること
ができる。したがって、前記シャッタ36は、前記吸引
口21の開口部分の範囲を効果的に限定するとともに、
前記パターン孔7に合わせてより強く吸引することがで
きる。
【0020】請求項5記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1dのシャッタ37は、例えば図7に示
すように、請求項2または3において、前記シャッタ2
6が前記吸引用容器18から着脱自在とされていること
を特徴とするものである。
【0021】請求項5記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1dによれば、前記シャッタ37は、前
記吸引用容器18から着脱自在に設けられているので、
前記吸引口21の開口部分の幅は、前記マスク2に設け
られる前記パターン孔7の範囲に応じて効果的に限定す
ることができるとともに、該パターン孔7に合わせてよ
り強く吸引することができる。さらに、前記シャッタ3
7は、プリント基板の大きさに対応した該シャッタ37
に交換することができる。
【0022】請求項6記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1eのシャッタ39、39は、例えば図
8に示すように、請求項2〜5のいずれかにおいて、前
記シャッタ26が回転移動、スライド移動及びこれらの
移動の組み合わせによる移動等の移動方法により移動自
在とされることにより、前記吸引口21の各部位の前記
シャッタ26と重なる面積が変更自在となっていること
を特徴とするものである。
【0023】請求項6記載のクリームはんだ印刷機のク
リーニング装置1eによれば、前記シャッタ39、39
は、回転移動、スライド移動及びこれらの移動の組み合
わせによる移動等の移動方法によって移動自在となって
いる。したがって、前記クリームはんだ印刷機のクリー
ニング装置1eは、前記吸引口21の各部位の前記シャ
ッタ39、39と重なる面積を容易に変更することがで
きるとともに、該クリームはんだ印刷機のクリーニング
装置1eを最適な吸引力を有するように設定することが
できる。また、前記シャッタ39、39は、前記吸引口
21の開口部分の幅を前記マスク2に設けられる前記パ
ターン孔7の範囲に応じて効果的に限定することができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるクリーム
はんだ印刷機のクリーニング装置における実施の形態例
を、図1から図8に基づいて説明する。
【0025】(第1の実施の形態例)本例のクリームは
んだ印刷機のクリーニング装置1は、図1から図3に示
すように、クリームはんだ印刷機のマスク2に沿って左
右平行に往復移動が可能なケーシング3内に、該マスク
2の背面側にクリーニングペーパ4を介して該ケーシン
グ3内に設置され該マスク2の背面を吸引する吸引部5
とを備えて構成されている。なお、前記マスク2は、矩
形状の板状弾性体からなるもので、その端部がスクリー
ンフレーム6に固定され、該マスク2の表面上にはプリ
ント基板に印刷されるクリームはんだCのパターンに合
わせたパターン孔7が形成されている。
【0026】前記ケーシング3は、上面が開放された縦
断面コ状中空の箱状なものであり、その下部には往復移
動手段8が、内部には前記クリーニングペーパ4と前記
吸引部5とが設置されている。前記往復移動手段8は、
前記ケーシング3の下面に取付けられたナット9、9
と、該ナット9、9に螺合され前記マスク2に対して水
平な状態の長尺なボールねじ10と、該ボールねじ10
を回転させるモータ11とを備えて構成されている。
【0027】前記クリーニングペーパ4は、溶剤を吸い
込ませた帯状のロール紙であって、該クリーニングペー
パ4が前記マスク2と前記吸引部5の間に介在するよう
に、複数のガイドローラ12…を介して該クリーニング
ペーパ4の一端部は巻き取りローラ13に、他端部は繰
り出しローラ14に巻架されている。前記ガイドローラ
12…と前記巻き取りローラ13と前記繰り出しローラ
14は、前記ケーシング3内で取付けられ回転可能なも
のであり、その長さ方向が図1中の紙面垂直方向に平行
となるように設けられている。前記繰り出しローラ14
からモータ等によって引き出され前記クリーニングペー
パ4は、前記ガイドローラ12…を介して前記巻き取り
ローラ13に巻かれるようになっている。
【0028】前記吸引部5は、前記ケーシング3内下面
に設置された昇降手段15によって該吸引部5を上下に
移動させられものであり、該昇降手段15上端に取付け
られ真空源と連通する管16を接続する接続口17が設
けられた中空の箱状の吸引用容器18と、該吸引用容器
18に挿嵌することで真空源によって生じる吸引力を調
整する調整手段19と、前記吸引用容器18の上面18
aに設けられ前記マスク2のパターン孔7の縁部および
裏面に付着したクリームはんだCを掻き取るスキージ2
0と、この掻き取られたクリームはんだCを吸引するた
めの吸引口21とを備えて構成されている。
【0029】前記昇降手段15は、シリンダ22とロッ
ド23から構成されており、該シリンダ22は前記ケー
シング3下面に立設され、該ロッド23はその上端部に
前記吸引用容器18の下面が連結されるとともに該シリ
ンダ22上に垂直となるよう設けられている。前記昇降
手段15は、前記ロッド23を伸縮することによって、
前記吸引用部5を上下動するようになっている。このよ
うに、前記吸引部5は前記昇降手段15によって上下に
移動可能となっており、これによって、この吸引部5の
先端部に取り付けられた前記スキージ20は上下に移動
することで前記クリーニングペーパ4を下から押し上
げ、該クリーニングペーパ4を介して前記マスク2の裏
面に密着することができる。
【0030】前記吸引用容器18は、前記昇降手段15
上端に取付けられ真空源と連通している中空な箱状の真
空吸引部24と、前記スキージ20が上面に取付けられ
ているスキージ取付部25とを備えて構成されている。
【0031】前記真空吸引部24は、縦長な中空の箱状
のものであり、後述する調整手段19であるシャッタ2
6を挿嵌させるために開口された切り欠き部27と、直
方体状にくり抜かれた連通空間部28と、前記シャッタ
26の取付軸29を挿入するための取付軸用溝部30
と、真空源を接続する前記接続口17とを備えて構成さ
れている。
【0032】前記切り欠き部27は、前記真空吸引部2
4の上端部において、該真空吸引部24の一側面の一部
が開口されつつ、前記シャッタ26の厚さを持ち該シャ
ッタ26をほぼ嵌合するような矩形状に形成されてい
る。前記連通空間部28は、前記切り欠き部27の下面
27a中央において、前記真空吸引部24の下面を残し
つつ直方体状に形成されている。また、前記連通空間部
28は、前記管16の接続口17と連通している。前記
取付軸用溝部30は、前記切り欠き部27の下面27a
において、後述するシャッタ26を前記切り欠き部27
に挿嵌する際に、該シャッタ26に設けられた取付軸2
9の下端部に係合するように、前記接続口17に近い前
記吸引用容器18の短手方向に沿って溝が形成されてい
る。前記接続口17は、前記真空吸引部24の一側面
に、真空源の前記管16と接続可能な穴として形成され
ており、前記真空吸引部24内において前記連通空間部
28と連通している。
【0033】前記スキージ取付部25は、前記スキージ
20と、前記シャッタ26の前記取付軸29を係合する
取付軸用溝部30aと、該スキージ取付部25の内側を
貫き下端面まで開口された前記吸引口21とを備えて構
成されている。
【0034】前記スキージ20は、周辺部上端に鋭角な
傾斜面が形成された平面視矩形状な筒体であって、前記
スキージ取付部25の上面に該スキージ取付部25の長
手方向に沿って平行に立設されている。前記吸引口21
は、前記スキージ20の下端部、つまり該スキージ20
が立設された前記スキージ取付部25の上面に、このス
キージ20の長手方向に沿って開口され形成されてい
る。また、前記吸引口21は、前記連通空間部28の開
口の形状と略一致するように開口されている。
【0035】前記取付軸用溝部30aは、前記スキージ
取付部25の裏面において、後述するシャッタ26を前
記切り欠き部27に挿嵌する際に、前記接続口17に近
い該スキージ取付部25の短手方向に沿って前記取付軸
29の上端部が係合するような溝が形成されている。前
記取付軸用溝部30aは、図2で示された前記取付軸用
溝部30と同様な形状に形成されており、前記スキージ
取付部25と前記真空吸引部24を接続した際、該取付
軸用溝部30と向き合うような位置に形成されている。
【0036】前記調整手段19は、前記取付軸29を係
合する取付孔部31を備え平面視略台形の形状に形成さ
れた平板状の前記シャッタ26であり、前記取付軸29
を前記取付軸用溝部30に係合するように前記切り欠き
部27に挿嵌されている。
【0037】前記取付軸29は、円柱状に形成されてお
り、該取付軸29を前記取付孔部31に係合させ前記シ
ャッタ26を前記切り欠き部27に挿嵌する際に、該取
付軸29の上端部が前記取付軸用溝部30aに、該取付
軸29の下端部が前記取付軸用溝部30にほぼ密着して
係合する程度の高さを備えて形成されている。
【0038】前記シャッタ26は、平面視略台形状に形
成されており、この傾斜する一辺が前記吸引部5の内側
に位置するよう前記切り欠き部27に挿嵌される。ま
た、前記シャッタ26における周辺部の一部は、図3a
で示すように、若干円弧状に形成されている。したがっ
て、前記シャッタ26は、前記取付軸用溝部30、30
aに挿通されている前記取付軸29を支点として回動す
る際、その若干円弧状に形成されている一辺が前記切り
欠き部27の縁に邪魔されることなく、常に接触して前
記吸引部5内を気密状態にしつつ回動することができ
る。
【0039】前記シャッタ26は、図2で示すように、
前記取付軸29の下端部を前記取付軸用溝部30に、該
取付軸29の上端部を前記取付軸用溝部30aに挿入し
つつ、前記切り欠き部27に挿嵌して前記真空吸引部2
4と前記スキージ取付部25との間に挟入される。この
際、前記吸引口21は、前記シャッタ26の前記取付軸
29が前記取付軸用溝部30、30aに沿って挿入され
ることで、前記接続口17から距離が近い該吸引口21
の部位ほど、該シャッタ26の傾斜する一辺によって広
く遮断される。
【0040】前記吸引口21は、前記シャッタ26を介
して前記連通空間部28と連通されており、前記接続口
17からの距離が近く吸引力が強い前記吸引口21の部
位は、該シャッタ26の傾斜する一辺によって広く遮断
されることでその吸引力は弱めることができる。
【0041】さらに、該接続口17からの距離が遠く吸
引力が弱い該吸引口21の部位は、該接続口17からの
距離が遠くなるにつれ該シャッタ26と前記連通空間部
28との重なり部分の面積は徐々に小さくなるように該
シャッタ26の傾斜する一辺によって調整されているの
で、該吸引口21の吸引力は強められている。
【0042】したがって、本発明のクリーニング装置1
は、真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、前
記吸引口21の長手方向に沿って容易に一定に調整する
ことができるので、前記マスク2のパターン孔7の縁部
や裏面に付着した前記クリームはんだCはむらなく除去
することができる。また、前記クリーニング装置1は、
前記調整手段19を回動・着脱・挿嵌・交換することで
容易に前記マスク2上に形成されたパターン孔7の範囲
に前記吸引口21を合わせることができるので、あらゆ
るクリームはんだ印刷機のマスク2に対してクリームは
んだCの除去が可能である。
【0043】上記した前記クリーニング装置1は、以下
のようにして、クリームはんだ印刷機で使用した前記マ
スク2の裏面に付着した前記クリームはんだCを清掃す
る。
【0044】まず、図1において、破線で示されるよう
に、前記昇降手段15の前記ロッド23を上昇させ該ロ
ッド23の上端部に取付けられた前記吸引部5を上に移
動させ、この吸引部5に設けられている前記スキージ2
0により前記クリーニングペーパ4を前記マスク2の裏
面に下方から押し付けた状態にする。
【0045】その後、適宜速度で前記巻き取りローラ1
3により該クリーニングペーパ4を巻き取りつつ、前記
モータ11を駆動して、前記ケーシング3を前記マスク
2に沿って水平移動させる。この際、前記パターン孔7
の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCは、前記
クリーニングペーパ4によって拭き取られると同時に、
該クリーニングペーパ4を押し上げている前記スキージ
20の先端によっても掻き取られるように除去される。
また、前記クリーニングペーパ4と前記スキージ20
は、前記マスク2の幅とほぼ同じか多少大きく形成され
ているので、前記ケーシング3は右端から左端への移動
を一度行えば前記マスク2の裏面全体を清掃することが
できる。
【0046】なお、前記往復移動手段8は、前記ケーシ
ング3を前記マスク2に対して左右水平方向に往復移動
することができるので、前記マスク2に付着した前記ク
リームはんだCの汚れ具合に合わせ前記クリーニング装
置1を数度往復移動させ該クリームはんだCを除去して
も良い。
【0047】(第2の実施の形態例)本例のクリームは
んだ印刷機のクリーニング装置1aは、図4に示すよう
に、前記吸引部5に真空源と接続されている前記管1
6、16を接続する二つの前記接続口17、17が設け
られた真空吸引部32が、前記調整手段19には前記シ
ャッタ26の形状と異なるシャッタ33が使用されてい
る。前記クリーニング装置1aが、前記クリーニング装
置1と異なる点は、前記吸引部5に前記取付軸用溝部3
0、30aが設けられていないことと、前記シャッタ3
3の形状が異なることであり、その他の点は同様であ
る。よって、前記クリーニング装置1aの各構成要素の
うち、前記クリーニング装置1と同様の構成要素につい
ては、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0048】前記クリーニング装置1aのシャッタ33
は、前記真空吸引部32に設けられた前記管16、16
を接続する二つの接続口17、17からの距離が近いほ
ど、前記連通空間部28(すなわち前記吸引口21)と
該シャッタ33とが重なる部分の面積が広くなるような
形状に形成されている。すなわち、前記シャッタ33
は、傾斜する二辺を有する平板であって、この傾斜する
二辺が前記吸引部5の内側に位置するよう前記切り欠き
部27に挿嵌することで、前記真空吸引部32と前記ス
キージ取付部25との間に挟入される。
【0049】この際、前記吸引口21は、前記接続口1
7、17から距離が近い該吸引口21の部位ほど、該シ
ャッタ33の傾斜する二辺によって広く遮断される。前
記吸引口21は、前記シャッタ33を介して前記連通空
間部28と連通されており、前記接続口17、17から
の距離が近く吸引力が強い前記吸引口21の部位は、該
シャッタ33の傾斜する二辺によって広く遮断されるこ
とでその吸引力は弱めることができる。
【0050】さらに、前記接続口17、17からの距離
が遠く吸引力が弱い該吸引口21の部位は、該接続口1
7、17からの距離が遠くなるにつれ該シャッタ33と
前記連通空間部28との重なり部分の面積は徐々に小さ
くなるように該シャッタ33の傾斜する二辺によって調
整されているので、該吸引口21の吸引力は強められて
いる。したがって、本発明のクリーニング装置1aは、
真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、前記シ
ャッタ33を前記切り欠き部28に挿嵌することで前記
吸引口21の長手方向に沿って容易に一定に調整するこ
とができるので、前記マスク2のパターン孔7の縁部や
裏面に付着した前記クリームはんだCはむらなく除去す
ることができる。
【0051】(第3の実施の形態例)本例のクリームは
んだ印刷機のクリーニング装置1bは、図5に示すよう
に、前記吸引部5に真空源と接続されている前記管16
…を接続する三つの前記接続口17…が設けられた真空
吸引部34が、前記調整手段19には前記シャッタ26
の形状と異なるシャッタ35が使用されている。前記ク
リーニング装置1bが、前記クリーニング装置1と異な
る点は、前記吸引部5に前記取付軸用溝部30、30a
が設けられていないことと、前記シャッタ35の形状が
異なることであり、その他の点は同様である。よって、
前記クリーニング装置1bの各構成要素のうち、前記ク
リーニング装置1と同様の構成要素については、同一の
符号を付し、その説明は省略する。
【0052】前記クリーニング装置1bのシャッタ35
は、前記真空吸引部34に設けられた三つの前記管16
…を接続する三つの接続口17…からの距離が近いほ
ど、前記連通空間部28(すなわち前記吸引口21)と
該シャッタ35とが重なる部分の面積が広くなるような
形状に形成されている。すなわち、前記シャッタ35
は、傾斜する四辺を有する平板であって、この傾斜する
四辺が前記吸引部5の内側に位置するよう前記切り欠き
部27に挿嵌することで、前記真空吸引部34と前記ス
キージ取付部25との間に挟入される。
【0053】この際、前記吸引口21は、前記接続口1
7、17から距離が近い該吸引口21の部位ほど、前記
シャッタ35の傾斜する四辺によって広く遮断される。
前記吸引口21は、前記シャッタ35を介して前記連通
空間部28と連通されており、前記接続口17、17か
らの距離が近く吸引力が強い前記吸引口21の部位は、
該シャッタ35の傾斜する四辺によって広く遮断される
ことでその吸引力は弱めることができる。
【0054】さらに、前記接続口17、17からの距離
が遠く吸引力が弱い該吸引口21の部位は、該接続口1
7、17からの距離が遠くなるにつれ該シャッタ35と
前記連通空間部28との重なり部分の面積が徐々に小さ
くなるように該シャッタ35の傾斜する四辺によって調
整されているので、該吸引口21の吸引力は強められて
いる。したがって、本発明のクリーニング装置1bは、
真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、前記シ
ャッタ35を前記切り欠き部27に挿嵌することで前記
吸引口21の長手方向に沿って容易に一定に調整するこ
とができるので、前記マスク2のパターン孔7の縁部や
裏面に付着した前記クリームはんだCはむらなく除去す
ることができる。
【0055】(第4の実施の形態例)本例のクリームは
んだ印刷機のクリーニング装置1cは、図6に示すよう
に、前記吸引部5は、真空源と接続されている管16を
接続する前記接続口17が一つ設けられた前記真空吸引
部24が、前記調整手段19に前記シャッタ26の形状
と異なるシャッタ36、36が使用されている。前記ク
リーニング装置1cが、前記クリーニング装置1と異な
る点は、前記吸引部5に前記取付軸用溝部30、30a
が設けられておらず、前記切り欠き部27および前記シ
ャッタ36の形状が異なることであり、その他の点は同
様である。よって、前記クリーニング装置1cの各構成
要素のうち、前記クリーニング装置1と同様の構成要素
については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0056】前記切り欠き部27は、前記真空吸引部2
4の上面において、該真空吸引部24の長手方向に沿っ
て端から端まで長尺な矩形状に穿孔されている。前記シ
ャッタ36、36は、平板であって矩形状に形成されて
いる。前記シャッタ36、36を前記切り欠き部27の
両側から挿嵌して前記真空吸引部24と前記スキージ取
付部25の間に挟入し、前記連通空間部28の両端部と
重ねて該連通空間部28の端部を閉塞するように配置す
ることにより、前記連通空間部28の開口している部分
の幅を狭くすることができる。したがって、前記連通空
間部28の開口している部分の幅は、前記シャッタ3
6、36を前記切り欠き部27に挿嵌して調整すること
ができるので、プリント基板に合わせて前記マスク2に
設けられたパターン孔7の範囲に合わせて効果的に限定
するとともに、該パターン孔7の縁部や裏面に付着した
前記クリームはんだCをより強く吸引することができ
る。
【0057】(第5の実施の形態例)本例のクリームは
んだ印刷機のクリーニング装置1dは、図7に示すよう
に、前記調整手段19において、前記吸引用容器18か
ら着脱自在なシャッタ37が使用されている。
【0058】前記シャッタ37は、該シャッタ37の中
央に、該シャッタ37の長手方向に沿って長尺な台形状
に開口された開口部38が設けられている。前記シャッ
タ37は、真空源と接続された前記接続口17が一つ設
けられる場合に使用され、前記真空吸引部24の前記切
り欠き部27に、前記開口部38の小さく開口された開
口部分を前記接続口17に向けて嵌合して、予め前記真
空吸引部24と前記スキージ取付部25との間に挟入す
ることで、前記吸引部5の吸引力を調整することができ
る。
【0059】(第6の実施の形態例)本例のクリームは
んだ印刷機のクリーニング装置1eは、図8に示すよう
に、前記真空吸引部32の両端部にそれぞれ前記接続口
17が設けられる場合において、前記調整手段19に、
前記吸引部5内で回転移動、スライド移動及びこれらの
移動の組み合わせによる移動等の移動方法により移動自
在とされるシャッタ39、39が使用されている。
【0060】前記クリーニング装置1eが、前記クリー
ニング装置1と異なる点は、前記吸引部5に前記シャッ
タ39、39の取付軸29a、29bを挿通させる取付
軸用溝部30b、30cが設けられ、さらに、前記シャ
ッタ39の形状が異なっていることであり、その他の点
は同様である。よって、前記クリーニング装置1eの各
構成要素のうち、前記クリーニング装置1と同様の構成
要素については、同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0061】前記切り欠き部27は、その両端部にそれ
ぞれ前記取付軸用溝部30b、30cが、該切り欠き部
27の短手方向に沿って穿孔されている。前記シャッタ
39、39は、ほぼ矩形状な平板であり、四隅のうち一
個所に前記取付軸29a、29bの取付孔部31a、3
1bが形成されており、該取付孔部31a、31bが設
けられた端部と反対側の端部は、若干円弧状に形成され
た一辺を有している。
【0062】前記シャッタ39、39は、前記取付軸2
9a、29bをそれぞれ前記取付軸用溝部30b、30
cに挿通し、該取付軸29a、29bを支点として回動
しても該シャッタ39、39どうしが引っ掛かることな
く、該シャッタ39、39が有する各々の円弧状の一辺
を接触しつつ前記吸引部5に気密性をもたらすことがで
きる。
【0063】したがって、本発明のクリーニング装置1
eは、真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、
前記シャッタ39、39を前記切り欠き部27に挿嵌す
ることで前記吸引口21の長手方向に沿って容易に一定
に調整することができるので、前記マスク2のパターン
孔7の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCはむ
らなく除去することができる。
【0064】なお、上記の第1から第6の実施例におい
ては、前記クリーニングペーパ4を介して前記マスク2
と前記吸引部5を密着させていたが、該クリーニングペ
ーパ4を介することなく、該吸引部5を該マスク2に密
着させ、前記クリーニング装置1、1a、1b、1c、
1d、1eを作動させて前記クリームはんだCを除去し
ても、本発明のクリーニング装置がもたらす効果は発揮
される。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のクリーニ
ング装置によれば、前記吸引用容器は前記調整手段を用
いることによって、前記吸引口の各部位における吸引力
を調整することができるので、吸引力の斑を防止すると
ともに真空源が接続された前記管からの距離に関係なく
吸引力を容易に均等にすることができる。
【0066】請求項2記載のクリーニング装置によれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、前記吸引口の各部位における吸引力を調整する
には、前記吸引用容器内の前記吸引口の背面側に前記シ
ャッタを前記吸引用容器内に配設すれば良いので、比較
的簡単に前記調整手段を構成することができる。
【0067】請求項3記載のクリーニング装置によれ
ば、請求項2と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、前記シャッタは、前記吸引用容器の前記管によ
る真空源との接続部分からの距離が近いほど、前記吸引
口と該シャッタとが重なる部分の面積が広くなるような
形状とされているので、比較的簡単に、前記吸引口の各
部位における吸引力をなるべく均等に調整することがで
きる。
【0068】請求項4記載のクリーニング装置によれ
ば、請求項2と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、プリント基板の大きさ等により、前記マスクに
形成される前記パターン孔の範囲は異なるものである
が、前記シャッタは、前記マスクに設けられる前記パタ
ーン孔の領域に合わせて前記吸引口の開口部分の幅を容
易に狭くすることができる。したがって、前記シャッタ
は、前記吸引口の開口部分の範囲を効果的に限定すると
ともに、前記パターン孔に合わせてより強く吸引するこ
とができる。
【0069】請求項5記載のクリーニング装置によれ
ば、請求項2または3と同様の効果を得ることができる
のは勿論のこと、前記シャッタは、前記吸引用容器から
着脱自在に設けられているので、前記吸引口の開口部分
の幅は、前記マスクに設けられる前記パターン孔の範囲
に応じて効果的に限定することができるとともに、該パ
ターン孔に合わせてより強く吸引することができる。さ
らに、前記シャッタは、プリント基板の大きさに対応し
た該シャッタに交換することができる。
【0070】請求項6記載のクリーニング装置によれ
ば、請求項2〜5のいずれかと同様の効果を得ることが
できるのは勿論のこと、前記シャッタは、回転移動、ス
ライド移動及びこれらの移動の組み合わせによる移動等
の移動方法によって移動自在となっている。したがっ
て、前記クリームはんだ印刷機のクリーニング装置は、
前記吸引口の各部位の前記シャッタと重なる面積を容易
に変更することができるとともに、該クリームはんだ印
刷機のクリーニング装置を最適な吸引力を有するように
設定することができる。また、前記シャッタは、前記吸
引口の開口部分の幅を前記マスクに設けられる前記パタ
ーン孔の範囲に応じて効果的に限定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるクリームはんだ印刷機のクリー
ニング装置の一例を示す正面図である。
【図2】本発明に関わるクリームはんだ印刷機のクリー
ニング装置の要部を示すもので、吸引用容器(吸引部)
の斜視図である。
【図3】同、吸引部の(a)側面図と(b)平面図であ
る。
【図4】同、真空源の接続口が二つ備えられた吸引部の
一例を示す平面図である。
【図5】同、真空源の接続口が三つ備えられた吸引部の
一例を示す平面図である。
【図6】同、真空吸引部の両端部からシャッタが挿嵌さ
れた状態を示す平面図である。
【図7】同、調整手段のシャッタの一例を示す平面図で
ある。
【図8】同、真空源の接続口が二つ備えられた吸引部の
他の例を示す平面図である。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c、1d、1e クリームはんだ印
刷機のクリーニング装置 2 マスク 5 吸引部 16 管 18 吸引用容器 19 調整手段 21 吸引口 26、33、35、36、37、39 シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重信 光徳 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FD29 2C250 FA06 FB14 FB17 5E319 BB05 CD01 CD29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリームはんだ印刷機のマスクの背面側
    に該マスクに沿って移動自在に配置されるとともにこの
    マスクの背面を吸引する吸引部を備え、このマスクの背
    面を吸引しながらクリームはんだを回収するクリーニン
    グ装置であって、前記吸引部は、内部が中空とされると
    ともに内部と連通する管により真空源に接続される吸引
    用容器と、該吸引用容器に、前記マスクの背面に臨むよ
    うに形成された吸引口と、該吸引口の各部位における吸
    引力を調整する調整手段とを備えたことを特徴とするク
    リームはんだ印刷機のクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のクリームはんだ印刷機の
    クリーニング装置において、調整手段が、吸引用容器内
    の吸引口の背面側に設けられ、かつ、前記吸引口の一部
    と重なるように配置されることで、該吸引口の各部位に
    おける吸引力を調整するシャッタを備えていることを特
    徴とするクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のクリームはんだ印刷機の
    クリーニング装置において、シャッタが、吸引用容器の
    管による真空源との一つもしくは複数の接続部分からの
    距離が近いほど、吸引口と前記シャッタとが重なる部分
    の面積が広くなるような形状とされていることを特徴と
    するクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のクリームはんだ印刷機の
    クリーニング装置において、シャッタが、吸引口の端部
    と重なって該吸引口の端部を閉塞するように配置される
    ことにより、前記吸引口の開口している部分の幅を狭く
    するようになっていることを特徴とするクリームはんだ
    印刷機のクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 請求項2または3記載のクリームはんだ
    印刷機のクリーニング装置において、シャッタが吸引用
    容器から着脱自在とされていることを特徴とするクリー
    ムはんだ印刷機のクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のうちのいずれか一つに記
    載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置におい
    て、シャッタが回転移動、スライド移動及びこれらの移
    動の組み合わせによる移動等の移動方法により移動自在
    とされることにより、吸引口の各部位のシャッタと重な
    る面積が変更自在となっていることを特徴とするクリー
    ムはんだ印刷機のクリーニング装置。
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