JP2001138107A - 切削ツール - Google Patents

切削ツール

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JP2001138107A JP32210199A JP32210199A JP2001138107A JP 2001138107 A JP2001138107 A JP 2001138107A JP 32210199 A JP32210199 A JP 32210199A JP 32210199 A JP32210199 A JP 32210199A JP 2001138107 A JP2001138107 A JP 2001138107A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置のコストアップを抑えつつ、カッタによ
る切断部が移動した場合にあっても切断部に的確にクー
ラントを噴射できる切削ツールを提供する。 【解決手段】 外周部に切削歯7dを有し回転可能に設
けられたカッタ7と、このカッタ7が先端側に取り付け
られると共に基端側が加工機に取り付けられる工具ホル
ダ5とを備える。カッタ7の切削歯7dに向けてクーラ
ントを噴射するノズル32が設けられている。このノズ
ル32はクーラントの噴射の反力により回転するように
工具ホルダ5に回転自在に支持されている。また、工具
ホルダ5の内部にクーラントの供給路39が形成され、
ノズル32がカッタ7の切削歯7dよりも軸心側に設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、切削ツールに関
するもので、例えばマシニングセンタ等の加工機を用い
て歯車形削り加工を行うときに使用するのに好適な切削
ツールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピニオンカッタを用いた歯車加工は、通
常の切削加工とは異なり、ピニオンカッタの歯車を転写
する形削り加工であるため、通常は専用の歯車形削り盤
を使用して行われる。この歯車形削り盤では、ピニオン
カッタを取付けた切削ツールを、正逆転駆動が可能な主
軸に装着している。
【0003】上記ピニオンカッタによる歯車加工法は、
専用の歯車形削り盤に限定されているため、被加工物に
孔あけ加工と歯車加工とが並存する場合において被加工
物を完成させるためには、マシニングセンタと歯車形削
り盤の2台の工作機械が必要となる。このように上記複
合加工においては、複数の装置、その設置スペース、装
置間の搬送、各装置の段取り換え等に多大のコストを要
することにより、そのため上記複合加工が、多品種少量
生産における大きなネックとなっている。
【0004】そこで、歯車形削り加工をマシニングセン
タで行おうとする試みがなされている(例えば、特願平
10−377237号)。一般に、マシニングセンタに
おいて使用される工具ホルダ51は、図7に示すよう
に、主軸52に取付けられるテーパシャンク部53と、
カッタ55が取付けられるホルダ部54とから構成され
ている。そして上記従来例において、マシニングセンタ
で歯車形削り加工を行うとする場合には、工具ホルダ5
1のホルダ部54の先端部にピニオンカッタ55を取付
け、このピニオンカッタ55を上下動させつつ自転させ
ながら、しかも被加工物Wを上記自転と同期させながら
上記ピニオンカッタ55の周囲を円弧補間運動させるこ
とにより、図8に示すように、被加工物Wを回転させる
ことなく平行移動するだけで歯車を形成するようにして
いる。つまり、被加工物Wのピニオンカッタ55に対す
る相対的な円弧補間運動とピニオンカッタ55の回転数
とを一定の公比で同期回転させることにより、被加工物
Wを回転させず平行移動させるのみで、被加工物Wの外
周面に歯車を形成できるようにしているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで歯車形削り加
工を行うに際しては、切削面の冷却、切削屑の除去、切
削面の円滑性の確保等のために、その切削部に液体、気
体等のクーラントを噴射する必要がある。従前の歯車形
削り盤にあっては、ピニオンカッタに近接した位置にノ
ズルを固定し、ピニオンカッタによる切削部に液体等の
クーラントを噴射するようにしていた。しかしながら、
上記のようにマシニングセンタにより歯車形削り加工を
行う場合にあっては、切削部がピニオンカッタ55の自
転、及び円弧補間運動による移動に伴って移動するの
で、ノズルを固定すると切削部に的確にクーラントが噴
射されないことになる。また、クーラントを切削部に噴
射するために、ノズルをピニオンカッタの外周部付近を
移動できるように設けるならば、クーラントを確実に供
給することはできるものの、ノズルと他の部材との干渉
が生じるおそれがあり、また移動のための機構及び部材
を設けることは装置全体のコストアップにつながる。
【0006】この発明は上記した従来の欠点を解決する
ためになされたものであって、その目的は、装置のコス
トアップを抑えつつ、カッタによる切削部が移動した場
合にあっても切削部に的確にクーラントを噴射すること
が可能な切削ツールを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び効果】そこで請求項1
の切削ツールは、加工機に装着される工具ホルダ5と、
工具ホルダ5の先端側に取付けられるカッタ7とを備え
た切削ツールにおいて、カッタ7の切削歯7dに向けて
クーラントを噴射するノズル32が設けられ、このノズ
ル32は、クーラントの噴射の反力により回転するよう
に上記工具ホルダ5に回転自在に支持されていることを
特徴としている。
【0008】上記請求項1の切削ツールでは、ノズル3
2は回転自在に支持されているので、ノズル32の回転
により、広範囲にクーラントを噴射することができ、こ
のためカッタ7の切削歯7dによる切削部が移動しても
的確にクーラントを噴射することができる。また、ノズ
ル32の回転はクーラントの噴射の反力を利用している
ため、ノズルを回転する部材を別途設けることを要せ
ず、機能追加による製品コスト高を抑えることができ
る。
【0009】また、請求項2の切削ツールは、上記加工
機はマシニングセンタであって、回転駆動される主軸2
を有し、この主軸2を含む直交3軸方向に上記主軸2と
被加工物Wとを相対位置制御可能に構成されて成り、ま
た上記切削ツールは上記主軸2に取付けられるものであ
って、カッタ7としてピニオンカッタを備え、上記主軸
2を被加工物Wに対して相対的に円弧補間運動をさせな
がら上記主軸2を一定の公比で上記円弧補間運動に同期
回転させると共に、上記主軸2をその軸方向に往復運動
させることによりピニオンカッタで歯車加工を行うべく
構成して成り、さらに上記ノズル32は工具ホルダ5の
先端軸心部に支持され、上記ノズル32でもって、切削
歯7dに向けてその内周側からクーラントを噴射すべく
構成されていることを特徴としている。
【0010】上記請求項2の切削ツールでは、マシニン
グセンタにピニオンカッタを装着して歯車加工を行う場
合に、ピニオンカッタ7の切削歯7dによる切削部が移
動しても、切削部に対して的確にクーラントを噴射する
ことができる。また、ノズル32の回転はクーラントの
噴射の反力を利用しているため、ノズルを回転する部材
を別途設けることを要せず、機能追加による製品コスト
高を抑えることができる。このため、装置の外部に供給
手段、ノズル等を設けることなく、ピニオンカッタ7の
内側から的確に切削部を冷却等することかできる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明の切削ツールの具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。図1は、本発明の一実施の形態である切削ツー
ルが装着される加工機としてのマシニングセンタの一例
を示しており、図2は、同実施の形態の切削ツールの断
面図である。
【0012】切削ツール1が装着されるマシニングセン
タは、被加工物Wを載置して水平方向に移動可能な載置
移動機構41と、マシニングセンタの主軸2及び主軸ヘ
ッド4を被加工物Wに接離するように移動する加工部移
動機構44とを有する。載置移動機構41は、図1に示
すように、基台B上にY軸方向に移動可能に設けられた
Y軸テーブル42と、このY軸テーブル42上にX軸方
向に移動可能に設けられたX軸テーブル43とを有し、
このX軸テーブル43に被加工物Wが固定され、これに
より被加工物Wは水平方向に移動可能に載置されること
になる。また、加工部移動機構44は、マシニングセン
タのコラム45に上下方向(Z軸方向)に移動可能に装
着されたZ軸スライダ46を有している。このZ軸スラ
イダ46には、図2に示すように、正逆転駆動が可能な
主軸2と、この主軸2を転がり軸受3、3で回転可能に
支持する主軸ヘッド4とが取付けられている。そして、
Z軸スライダ46の上下方向への移動により主軸2がX
軸テーブル43に載置されている被加工物Wに接離する
ように設けられている。また図1のように、これらのX
軸テーブル43、Y軸テーブル42及びZ軸スライダ4
6を駆動するためのモータ43M、42M、46M並び
に、主軸2を回転するためのモータ2Mは、それぞれ制
御装置47に接続されており、制御装置47により各テ
ーブル等42…の移動及び主軸2の回転が制御されてい
る。また、各モータ43M…にはそれぞれエンコーダ4
3E、42E、46E、2Eが装着されており、このエ
ンコーダ43E…は各モータ43M…の回転角を検出
し、その回転角度についての情報を制御装置47へ出力
するようになっている。
【0013】このマシニングセンタに取付けられる切削
ツール1は、大略的に、図2に示すように、工具ホルダ
5と、ピニオンカッタ7とで構成される。工具ホルダ5
は、先端側にピニオンカッタ7がカッタクランプボルト
8によって取付けられると共に、基端側がテーパー構造
によって主軸2に取付けられる。
【0014】工具ホルダ5は、主軸2に取付けられるシ
ャンク部9と、ピニオンカッタ7が取付けられるホルダ
部10とから成っている。シャンク部9の基端部には、
プルボルト14が固着されており、このプルボルト14
よりも先端側にテーパ部15が形成されている。このシ
ャンク部9のテーパ部15は、プルボルト14が図示し
ない牽引機構によって引張られることにより、主軸2の
テーパ部2aに嵌合される。
【0015】また、工具ホルダ5には、被加工物Wに歯
車形削り加工を行うためのピニオンカッタ7が取付けら
れている。
【0016】このピニオンカッタ7は、図3及び図6
(a)(b)に示すように、軸心と同心の孔部7aを有
する上面部7bと、この上面部7bの周縁から先端側に
向けて軸心とほぼ平行に設けられた円筒部7cと、この
円筒部7cから外周方向に突設された切削歯7dとから
成り、上面部7bの孔部7aにボルト8が挿入され、そ
のボルト8が基端部側で工具ホルダ5の雌ねじ部5bに
螺着入されることにより工具ホルダ5に取付けられてい
る。
【0017】また、ピニオンカッタ7の上面部7bに
は、基端部側に溝部7eが形成されており、この溝部7
eと工具ホルダ5に形成された溝部5cとの間に回り止
めキー40が装着されることで、工具ホルダ5との相対
的な回転が規制されている。
【0018】さらに、ピニオンカッタ7の切削歯7d
は、被加工物Wに形成すべき歯車形状と噛合う歯形の形
状をしており、この切削歯7dが被加工物Wと相対的に
回転して切削することによって被加工物Wにインボリュ
ート歯形を形成することができる。
【0019】また、図3及び図5(a)(b)に示すよ
うに、ピニオンカッタ7の内側には、切削面の冷却及び
潤滑ならびに切削屑の除去等を行うために、液状、霧
状、気体状のクーラントを噴射するためのノズル32が
設けられている。
【0020】このノズル32は、工具ホルダ5に支持構
造33を介して軸心回りに回転自在に支持されており、
ノズル32の回転軸はピニオンカッタ7(工具ホルダ
5)の回転軸と同軸に設けられている。
【0021】さらに、ノズル32は、クーラントの噴射
の反力により回転するように設けられている。つまり、
ノズル32は、図4に示すように、噴射の反力が作用す
る方向が回転軸に向けて作用せず、回転軸よりもズレた
位置に作用し、その反力によって回転方向にトルクが与
えられるような形状に設けられている。具体的には、ノ
ズル32は、支持構造33に支持される垂下部32a
と、この垂下部32aから軸心と垂直方向に屈曲された
水平部32bと、この水平部32bから図4に示すよう
に水平方向で屈曲された噴射部32cとから構成されて
いる。
【0022】ノズル32の支持構造33は、図3及び図
5(a)(b)に示すように、ノズル32を内挿すると
共にノズル32の外周面に蝋付け接着等により固定され
たノズルカラー34と、このノズルカラー34の基端部
側に離脱不能で回転自在に装着されたプレート35とを
有するものである。そして、ノズルカラー34には、プ
レート35よりも基端部側でワッシャ37を介してナッ
ト38が螺着され、これによりプレート35が離脱不能
に保持されている。
【0023】上記したように、工具ホルダ5の先端部に
形成された雌ねじ部5bには、その基端部側に雄ねじ部
8aを有するカッタクランプボルト8が螺着されている
が、このカッタクランプボルト8に、上記プレート35
がビス36等により固着されている。また、カッタクラ
ンプボルト8の軸心部には、図3及び図6(a)(b)
に示すように、上記ナット38及びワッシャ37を収容
可能な空間部8bが形成されている。さらに、ピニオン
カッタ7の孔部7aは、カッタクランプボルト8の基端
部側の端部を内挿可能に設けられており、また工具ホル
ダ5にはカッタクランプボルト8の雄ねじ部8aと螺着
される雌ねじ部5bを内壁に有する空間部5aが形成さ
れており、ノズル32の端部(流入口)は、この空間部
5aに突出するように設けられている。
【0024】上記工具ホルダ5の内部には、図2に示す
ように、ノズル32にクーラントを供給するための供給
路39が貫通して形成されている。この供給路39は、
流出口39aがノズル32の端部(流入口)が収容され
る工具ホルダ5の空間部5aに、ノズル32の端部と対
面するように表出している。供給路39は、この流出口
39aからホルダ部10及びシャンク部9にわたって貫
通し、プルボルト14に流入口39bが表出するように
設けられている。このため、マシニングセンタから供給
されるクーラントが供給路39を介して工具ホルダ5の
空間部5aに流出し、この空間部5aに流出したクーラ
ントがノズル32の流入口に流入し、ノズル32の噴射
部32cから噴射されることになる。
【0025】このような切削ツール1が取付けられたマ
シニングセンタにより歯車形削り加工を行う際には、図
8に示すように、このピニオンカッタ7を上下動させつ
つ自転させながら、しかも被加工物Wを上記自転と同期
させながら上記ピニオンカッタ7の周囲を円弧補間運動
させることにより、被加工物Wを回転させることなく平
行移動するだけで歯車を形成するようにしている。つま
り、被加工物Wのピニオンカッタ7に対する相対的な円
弧補間運動とピニオンカッタ7の回転数とを一定の公比
で同期回転させることにより、被加工物Wを回転させず
平行移動させるのみで、被加工物Wの外周面に歯車を形
成できるようにしているのである。
【0026】このように、ピニオンカッタ7の自転及び
被加工物Wの相対的な公転により、切削部は軸心回りに
回転するが、この切削部にピニオンカッタ7の内側で回
転するノズルからクーラントを吹き付けることができ、
これにより、切削部の冷却、切削屑の除去、切削部の潤
滑性の確保が図られることになる。
【0027】特に、ノズル32は、クーラントの噴射の
反力により軸心回りに回転するよう設けられているの
で、クーラントは軸心から全周囲に向けて噴射され、ピ
ニオンカッタ7の外周部に設けられた各切削歯7dにク
ーラントが吹き付けることができる。
【0028】このようにノズル32の回転をクーラーン
トの噴射の反力を利用しているため、別途ノズル回転用
のモータを設ける必要がない。
【0029】さらに、ノズル32は切削歯7dよりも軸
心側に設けているので、回転することによりピニオンカ
ッタ7の外周部の各切削歯7dに向けてクーラントを的
確且つ容易に吹き付けることができると共に、ピニオン
カッタ7の外側にノズル32やクーラント供給部等を設
ける必要がない。
【0030】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施す
ることかできる。つまり、本発明の切削ツール1は、マ
シニングセンタのみならず、その他の多面加工機、例え
ば五面加工機等に装着することも可能である。
【0031】また、ノズル32が噴射の反力により回転
する形状は、上記実施形態のものに限定されるものでは
なく、例えばノズル32を垂下部32aから円弧状に湾
曲した形状に設けることもでき、また、ノズル32を垂
下部32aから分岐して2つの噴射部32cを設けるこ
とも可能である。さらに、上記実施形態においては、水
平部32bから噴射部32cを水平方向(軸心と垂直平
面内の方向)に屈曲してものについて説明したが、例え
ば、水平部32bから噴射部32cを上方(基端部側)
にも若干傾斜するよう設けることも可能である。
【0032】さらに、ノズル32にクーラントを供給す
る手段は上記実施形態のものに限定されるものではな
く、また工具ホルダ5の内部に供給路39を形成する場
合にあってもプルボルト14まで形成せずに、例えばシ
ャンク部9の側方部に供給路39の流入口を形成するこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の切削ツールが装着され
るマシニングセンタの一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明の一実施の形態である切削ツールの断面
図である。
【図3】図2の要部拡大図である。
【図4】本発明の一実施の形態である切削ツールの要部
拡大底面図である。
【図5】本発明の一実施の形態である切削ツールにおけ
るノズル支持構造を示す図で、(a)は断面図、(b)
はその底面図である。
【図6】本発明の一実施の形態である切削ツールにおけ
る工具ホルダ側の構造を示す図で、(a)は断面図、
(b)はその底面図である。
【図7】従来の切削ツールの断面図である。
【図8】ピニオンカッタと被加工物とを自転及び相対公
転を行わせて歯車形削り加工をする場合の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 切削ツール 2 主軸 5 工具ホルダ 7 ピニオンカッタ(カッタ) 7d 切削歯 8 カッタクランプボルト 9 シャンク部 10 ホルダ部 32 ノズル 32a 垂下部 32b 水平部 32c 噴射部 33 支持構造 34 ノズルカラー 35 プレート 39 供給路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工機に装着される工具ホルダ(5)
    と、工具ホルダ(5)の先端側に取付けられるカッタ
    (7)とを備えた切削ツールにおいて、カッタ(7)の
    切削歯(7d)に向けてクーラントを噴射するノズル
    (32)が設けられ、このノズル(32)は、クーラン
    トの噴射の反力により回転するように上記工具ホルダ
    (5)に回転自在に支持されていることを特徴とする切
    削ツール。
  2. 【請求項2】 上記加工機はマシニングセンタであっ
    て、回転駆動される主軸(2)を有し、この主軸(2)
    を含む直交3軸方向に上記主軸(2)と被加工物(W)
    とを相対位置制御可能に構成されて成り、また上記切削
    ツールは上記主軸(2)に取付けられるものであって、
    カッタ(7)としてピニオンカッタを備え、上記主軸
    (2)を被加工物(W)に対して相対的に円弧補間運動
    をさせながら上記主軸(2)を一定の公比で上記円弧補
    間運動に同期回転させると共に、上記主軸(2)をその
    軸方向に往復運動させることによりピニオンカッタ
    (7)で歯車加工を行うべく構成して成り、さらに上記
    ノズル(32)は工具ホルダ(5)の先端軸心部に支持
    され、上記ノズル(32)でもって、切削部(7d)に
    向けてその内周側からクーラントを噴射すべく構成され
    ていることを特徴とする請求項1の切削ツール。
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