JP2001137164A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001137164A JP2000314875A JP2000314875A JP2001137164A JP 2001137164 A JP2001137164 A JP 2001137164A JP 2000314875 A JP2000314875 A JP 2000314875A JP 2000314875 A JP2000314875 A JP 2000314875A JP 2001137164 A JP2001137164 A JP 2001137164A
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Shusuke Kitamura
秀典 北村
Kazuma Suo
和馬 周防
Seiji Ishikawa
誠治 石川
Tetsuo Imai
哲雄 今井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気通路と排気還流通路を有する掃除機本体
とホースの接続を低コストで気密性を向上させ、使い勝
手の良い電気掃除機を提供する。 【解決手段】 内管内を吸気通路、内管と外管間を排気
通路として掃除機本体22に接続される2層構造のホー
スの接続パイプ35と、前記接続パイプ35を接続する
掃除機本体22の接続口23と、前記内管と掃除機本体
22の吸気通路30を気密に連通するパッキング33
と、前記接続パイプ35外周面に設け、接続パイプ35
と接続口23とを気密にするパッキング94とを具備
し、両パッキング間で掃除機本体22内の排気通路93
と接続パイプ35内の排気通路とをそれぞれ連通させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で使用す
る電気掃除機で、特に内蔵する電動送風機の排気を吸込
部に循環させ、この排気を利用して掃除する電気掃除機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機では例えば特
開平9−285426号公報や特開平9−135795
号公報に開示されたものが考案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平9−28542
6号公報のものでは、掃除機本体1に結合ホース6を接
続しても、吸気と循環の2通路が同時に結合する構成と
はなっていないため、使い勝手が悪い。
【0004】また、特開平9−135795号公報開示
の掃除機では、筒型ケース68の外郭面を循環経路の一
部にしているため、循環空気の洩れを無くすために特別
の手段を必要とし、コストアップの一因となってしま
う。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、使い
勝手の良好な電気掃除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、この
本体に一端を接続されるホースと、前記ホースの他端に
接続される延長管あるいは吸込具を具備し、前記掃除機
本体、ホース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸引
される吸気の吸気通路と、前記電動送風機から排出され
る排気の排気通路をそれぞれ有し、内管内を吸気通路、
内管と外管間を排気通路として掃除機本体に接続される
2層構造のホースの接続パイプと、前記接続パイプを接
続する掃除機本体の接続口と、前記内管と掃除機本体の
吸気通路を気密に連通するパッキングと、前記接続パイ
プ外周面に設け、接続パイプと接続口とを気密にするパ
ッキングとを具備し、両パッキング間で掃除機本体内の
排気通路と接続パイプ内の排気通路とをそれぞれ連通す
ることにより、接続パイプと接続口との気密性保持を容
易に実現できるとともに、吸気通路と排気通路の分離を
確実に行えるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
電動送風機を内蔵する掃除機本体と、この本体に一端を
接続されるホースと、前記ホースの他端に接続される延
長管あるいは吸込具を具備し、前記掃除機本体、ホー
ス、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸引される吸気
の吸気通路と、前記電動送風機から排出される排気の排
気通路をそれぞれ有し、内管内を吸気通路、内管と外管
間を排気通路として掃除機本体に接続される2層構造の
ホースの接続パイプと、前記接続パイプを接続する掃除
機本体の接続口と、前記内管と掃除機本体の吸気通路を
気密に連通するパッキングと、前記接続パイプ外周面に
設け、接続パイプと接続口とを気密にするパッキングと
を具備し、両パッキング間で掃除機本体内の排気通路と
接続パイプ内の排気通路とをそれぞれ連通することによ
り、接続パイプと接続口との気密性保持を容易に実現で
きるとともに、吸気通路と排気通路の分離を確実に行え
るものである。
【0008】
【実施例】(参考例1)以下、本発明の第1の参考例
を、図を用いて説明する。
【0009】図1〜図7において、電気掃除機21は、
掃除機本体22の接続口23に、ホース24の接続管2
5を接続し、ホース24の他端側の握り管26に吸込具
27を接続した延長管28を接続して構成している。
【0010】掃除機本体22内の後方側には電動送風機
29が内蔵され、接続口23と電動送風機29の間に
は、集塵室30が設けられている。31は電動送風機2
9を覆っている防音筒で、外周面には、管の一部には断
面が中空で蛇腹状部を有し、全体的に可撓性を持った排
気管32が接続され、電動送風機29の運転で排出され
る排気の一部を他端側の接続口23部に導いている。
【0011】接続口23と集塵室30間に挟持された逆
止弁33は、接続口23と集塵室30内とを気密に連通
し、また前側には前記排気管32が接続される略筒状の
排気導入口34が一体に形成されている。
【0012】接続管25部には、断面略2層パイプ構造
の接続パイプ35と、この接続パイプ35の外周側で、
接続パイプ35と蓋36に挟持された尾錠37と、接続
パイプ35とホース24の間に配置された断面略2層パ
イプ構造の回転パイプ38が配置してある。尾錠37は
バネ39で付勢されて、接続口23に接続管25を着脱
自在に係止している。回転パイプ38は、接続管25長
手方向の軸回りに回転自在で、本電気掃除機21を使用
中にホース24が捩れることを防止している。
【0013】接続パイプ35の内管35A内と回転パイ
プ38の内管38A内とは、タイトパッキング40で気
密に連通し、内管35A外周部と内管38A外周部も同
様に気密に連通している。回転パイプ38の外周側の接
続パイプ35上面には固定接点41が前後方向に並んで
固定されている。固定接点41は回転パイプ38と蓋3
6で挟持された複数の接続端子(図示せず)に電気的に
接続している。接続端子は、接続パイプ35を接続口2
3に接続した状態で、掃除機本体22に配置した本体端
子(図示せず)に電気的に接続する。固定接点41の内
側には固定接点41に対向して同数のレール端子42が
略筒状のレール台43に保持されて配置されている。こ
のレール台43は、回転パイプ38の外周側に固定さ
れ、回転パイプ38が接続管25長手方向の軸回りに回
転すると、回転パイプ38とともに回転し、常時固定接
点41とレール端子42の電気的接続を維持している。
【0014】ホース24は、外ホース44の内径より外
径が径小な内ホース45を収容した2層ホース構造で、
内ホース45が回転パイプ38の内管38Aの反接続パ
イプ35側に包着し、また、外ホース44が同側の回転
パイプ38の外周面に包着して各々気密に接続してあ
る。
【0015】握り管26は、内ホース45を包着した内
管46Aと外ホース44を包着した外管46Bの断面略
2層管構造の連結管46と、ホース24の包着部前方を
収容し、前方側にかけて略くの字状に折曲しながら先端
部で延長管28を着脱自在に接続する曲りパイプ47
と、曲りパイプ47の折曲部上方の部品収容部48に配
置されたスイッチ基板49と、このスイッチ基板49を
操作する操作部50を有し、曲りパイプ47の上方開口
を覆った握り管カバー51と、握り管カバー51と曲り
パイプ47に揺動自在に挟持されて延長管28を着脱自
在に係止する尾錠A52とを有している。曲りパイプ4
7は、内壁53で上下2層の通路に分割され、吸気通路
A54は連結管46の内管46Aに気密に連通してお
り、排気通路A55は連結管46の内管46Aと外管4
6B間の通路に気密に連通している。
【0016】導電線56は、レール端子42に接続され
た後、外ホース44と回転パイプ38の外周面の包着部
間から外ホース44と内ホース45の間に導入され、他
端側は外ホース44と連結管46の外管46Bと外ホー
ス44包着部から導出され、部品収容部48を通ってス
イッチ基板49に接続されている。
【0017】延長管28は曲りパイプ47に着脱自在に
係止される径大管57内に摺動自在に径小管58が保持
され、径小管53の先端は吸込具27の接続管59を着
脱自在に係止している。
【0018】径大管57は内壁60で上下2層の通気
路、すなわち吸気通路B61と排気通路B62に区画さ
れている。径小管58は吸気管63と、吸気管63の上
方より吸気管63に固着した吸気管カバー64と、吸気
管63と吸気管カバー64で区画形成した収納室65に
収容された一対の導電線66を有している。この導電線
66の両端には接続端子(図示せず)が接続されてお
り、延長管28を握り管26と吸込具27に接続した
時、握り管26と吸込具27に設けた接続端子(図示せ
ず)に電気的に接続した状態となる。径大管57内の導
電線66は絶縁管67で保護されている。
【0019】排気パイプ68は径大管57の排気通路B
62内で摺動自在に保持され、排気通路B62に連通し
ている。排気パイプ68の前端部は径小管58の吸気管
63にその下方から固着した下カバー69に固定され、
下カバー69と吸気管63とで形成された排気通路C7
0と排気パイプ68内とが連通する。
【0020】吸込具29の構成は以下の通りである。吸
込具29前方には、電動機71を内蔵した回転ブラシ7
2が回転自在に保持されている。回転ブラシ72は内蔵
する電動機71に回転駆動され、減速機(図示せず)を
介して回転を伝達され、毎分1500回転程度の回転を
する。回転ブラシ72は下面に設けた吸込開口73に臨
み、周面に複数取り付けたブレードA74、同B75が
掃除面に付着した塵埃などを掻き上げる。76は回転ブ
ラシ72の後方に形成した吸塵口で、上下方向に府仰自
在な連結筒77に連通している。78は連結筒77に左
右方向に一定角度回転自在に接続された吸込具パイプ
で、パイプ壁79で上下の2通路に区画されている。上
方の吸気通路D80は前方を前述の連結筒77、後方を
延長管28の径小管58に連通している。下方の排気通
路D81は、後方が延長管の排気通路C70に連通する
一方、前方は可撓管82、パイパス83を通じて、電動
送風機29の運転で排出される排気を前部から吸込開口
73方向に排出する排気口84に連通している。
【0021】続いて、ホース24と掃除機本体22の接
続部について詳述する。逆止弁33は接続パイプ35の
外周面に弾接する前後2ヵ所の略環状の薄肉部A85と
同B86を一体に有している。薄肉部A85は集塵室3
0と接続パイプ35の外周面とを気密にすることによ
り、内管35A内と集塵室30とを気密に連通してい
る。前述の排気導入口34は接続パイプ35と薄肉部A
85と同B86で形成された空間に連通している。
【0022】また、薄肉部B86と薄肉部A85の間に
位置する接続パイプ35の外周面には、通孔87が設け
られており、電動送風機29の運転で排出される少なく
とも排気の一部は、排気管32、排気導入口34、通孔
87を経由して接続パイプ35の内管35Aと接続パイ
プ35の外周との間に導入される。
【0023】88は押し釦で、径小管58の下面に複数
形成した凹部89に弾接的に係合する係止突起90が一
体に形成されていて、径大管57に対する径小管58の
出代を本電気掃除機21利用者の都合の良い長さに調節
できる。なお、延長管28と握り管26の接続部の形状
と、吸込具27と延長管28の接続部とは各々同じ形状
に形成してあり、握り管26に直接吸込具27を接続し
て使用することができる。
【0024】次に上記構成による動作、作用について説
明する。握り管26の操作部50を操作して電動送風機
29を運転すると、同時に電動機71に回転駆動された
回転ブラシ72が回転し、掃除面にある塵埃をブレード
A74、ブレードB75が掻き上げる。
【0025】上記塵埃は、電動送風機29の吸引によっ
て発生する吸気流で、吸込開口73、吸塵口76、連結
筒77、吸込具パイプ78の吸気通路D80、吸気管6
3、径大管57の吸気通路B61、曲りパイプ47の吸
気通路A54、内ホース45、回転パイプ38の内管3
8A、接続パイプ35の内管35Aを経由して集塵室3
0内に移送され、ここに蓄積される。塵埃を分離した清
浄な吸気流は、電動送風機29を通過後、防音筒31内
に排出される。
【0026】上記排気の少なくとも一部は、排気管3
2、排気導入口34、通孔87を経由して接続パイプ3
5の内管35Aと接続パイプ35の外周の間に導入され
た後、回転パイプ38の内管38Aと外周の間、外ホー
ス44と内ホース45の間、連結管46の内管46Aと
外管46Bの間、握り管26の排気通路A55、延長管
28の排気通路B62、排気パイプ68、排気通路C7
0、吸込具27の排気通路D81、可撓管82、パイパ
ス83を通って排気口84より吸込開口73方向に排出
される。この還流した排気が吸込具27と掃除面との密
着度合いを緩和して吸込具27の移動操作力を軽くす
る。同時に、掃除面上の塵埃を吸塵口76方向に吹き付
け移送し、回転ブラシの回転との相乗効果で集塵性能を
向上させる。
【0027】ところで、掃除機本体22内の排気通路す
なわち排気管32は、少なくともその一部を蛇腹状に形
成して可撓性を有しているため、集塵室30と3次元曲
面を有する掃除機本体22外郭間の狭小部分に妨げられ
ずに確実な排気通路を構成できる。
【0028】また、断面略2層パイプ構造の接続パイプ
35外周面に設けた通孔87と、この通孔をはさんで接
続パイプ35外周面に弾接する逆止弁33の薄肉部A8
5、薄肉部B86とで掃除機本体22とホース24のそ
れぞれの排気通路を連通する構成のため、従来の吸気式
電気掃除機と同じ接続動作、すなわち接続管25を接続
口23に挿入接続する動作のみで、掃除機本体22とホ
ース24の吸気通路、排気通路を簡単に連通でき、使い
勝手を維持できる。加えて、接続パイプ35の外周面に
設けた通孔87をホース24の排気通路の入口としてい
るため、接続パイプ35を還流式でない従来の吸気式電
気掃除機と同等の長さとでき、使い勝手を維持できる。
さらに、掃除機本体22とホース24の排気通路を気密
に連通する構成を逆止弁33の1部品のみで構成でき、
部品点数の増加すなわちコストアップも無い。
【0029】また、通孔87をはさんだ前後2ヵ所の薄
肉部A85、薄肉部B86で接続口23と集塵室30な
らびに接続パイプ35との気密性保持を行っているだけ
であるため、接続管25の接続口23に対する着脱力も
著しく変化しないし、接続パイプ35の周長の長い外周
面を利用して排気通路の入口とする結果、接続管25の
長手方向に従来例にあるような大きな寸法を必要としな
い。
【0030】次に、接続管25は、外ホース44、内ホ
ース45を包着した回転パイプ38を接続管25長手方
向の軸回りに回転自在に有しているため、本電気掃除機
21を使用中にホース24が捩れるような操作を繰り返
しても、回転パイプ38が接続パイプ35に当接しなが
ら回転し、使用中に捩れを自然と解消する。もちろん回
転パイプ38がどのように回転しても、回転パイプ38
と接続パイプ35の吸気通路と排気通路の連通状態は常
に保たれている。
【0031】(実施例1)次に本発明の第1の実施例を
図を用いて説明する。なお、上記第1の参考例と同一構
成部品については、同一符号を付して、その説明を省略
する。
【0032】図8において、掃除機本体22の接続口2
3内部には、接続口23と集塵室30との気密性を保持
する逆止弁33が配置されている。逆止弁33には略環
状の薄肉部91が一体に形成されて接続パイプ35の外
周面に弾接し、接続管25の吸気通路と集塵室30とを
気密に連通している。接続パイプ35の通孔87に対向
する接続口23位置には、連通孔92が形成されてい
て、掃除機本体22の排気通路93に連通している。9
4は通孔87周囲に貼着した弾性を有するパッキング
で、接続口23に接続管25を接続した時、通孔87と
連通孔92を気密に連通する。
【0033】上記構成による作用は以下の通りである。
接続管25を接続口23に接続すると、接続パイプ35
の外周面に形成した通孔87と、これに対向して形成さ
れた連通孔92がパッキング94の作用で互いに気密に
連通し、電動送風機29より排出される排気の一部は、
掃除機本体22の排気通路93、連通孔92、通孔87
を経由してホース24の排気通路に還流される。
【0034】この状態では、連通孔92を接続口23の
奥行き方向の任意の位置に形成できる結果、接続口23
の奥行き寸法は従来の吸気式電気掃除機と同一にでき、
したがって接続口23に接続した接続管25のぐらつき
等の無い確実な接続を得ながら、排気を還流する通路を
形成できる。
【0035】なお、本実施例および図7の実施例では接
続管35は直管としたが、接続管35にテーパーを設け
るとパッキング94のめくれ防止、逆止弁33の薄肉部
B86の耐久性が向上する。つまり、接続管35を挿入
方向にしたがって径小となるテーパー形状にし、具体的
にはテーパー角度を3度から45度程度にする。この構
成により、接続口23にスムーズに接続管35を挿入で
き、また、挿入する際に接続管35の外周面の通孔87
がパッキング94、逆止弁33の薄肉部B86に引っか
かることも抑制することができる。また、後述する各実
施例の接続管35を上記テーパー形状とすれば、上記効
果と同様の効果を期待できる。
【0036】(参考例2)次に本発明の第2の参考例を
図を用いて説明する。なお、上記第1の実施例と第1の
参考例と同一構成部品については、同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0037】図9において、逆止弁95は防音筒31に
連通する排気管32を一体に有し、排気管32と通孔8
7を連通するとともに、接続パイプ35の内管35A内
と集塵室30とを気密に連通している。
【0038】上記構成による作用は、排気管32を一体
に形成した逆止弁95とすることにより、部品点数を低
減してコストを低減できるものである。
【0039】(実施例2)次に本発明の第2の実施例を
図を用いて説明する。なお、上記第1の実施例と第1、
2の参考例と同一構成部品については、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0040】図10において、掃除機本体22の接続口
23内部には、接続口23と集塵室30との気密性を保
持する逆止弁33が配置されている。逆止弁33には略
環状の薄肉部91が一体に形成されて接続パイプ35の
外周面に弾接し、接続管25の吸気通路と集塵室30と
を気密に連通している。
【0041】パッキング100は接続パイプ35の外周
面に嵌着されていて、接続口23に接続管25を接続し
た状態では、接続口23の内周面に弾接し、パッキング
100の前後を気密に区画している。通孔87はパッキ
ング100と逆止弁33の薄肉部91の間で形成されて
いる。また、パッキング100と逆止弁33管に位置す
る接続口23には、連通孔92が形成されていて、掃除
機本体22の排気通路93に連通している。
【0042】上記構成による作用は以下の通りである。
接続管25を接続口23に接続すると、逆止弁33の薄
肉部91が接続パイプ35の外周面に弾接し、接続管2
5の吸気通路と集塵室30とを気密に連通するととも
に、パッキング100が接続口23の内周面に弾接し
て、掃除機本体22の排気通路93と通孔87を気密に
連通する結果、簡単かつ確実に吸気通路と排気通路の分
離並びに気密性保持ができるものである。特に、接続口
23の奥行き方向途中に連通孔92を形成する場合は、
すでに説明した通り、還流式ではない吸引式電気掃除機
の接続パイプと接続口の長手方向の嵌合代と同じ嵌合代
を維持して、ホースの確実な接続を得ながら、排気を還
流する経路を形成できることとなる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、内管内を吸気通路、内
管と外管間を排気通路として掃除機本体に接続される2
層構造のホースの接続パイプと、前記接続パイプを接続
する掃除機本体の接続口と、前記内管と掃除機本体の吸
気通路を気密に連通するパッキングと、前記接続パイプ
外周面に設け、接続パイプと接続口とを気密にするパッ
キングとを具備し、両パッキング間で掃除機本体内の排
気通路と接続パイプ内の排気通路とをそれぞれ連通する
ことにより、接続パイプと接続口との気密性保持を容易
に実現できるとともに、吸気通路と排気通路の分離を確
実に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の参考例を示す電気掃除機の全体
断面図
【図2】同電気掃除機の掃除機本体の断面図
【図3】同電気掃除機の掃除機本体前部の断面図
【図4】同電気掃除機の握り管の断面図
【図5】同電気掃除機の延長管の断面図
【図6】同電気掃除機の吸込具の断面図
【図7】同電気掃除機の接続口周辺の断面図
【図8】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の掃除
機本体前部の断面図
【図9】本発明の第2の参考例を示す電気掃除機の掃除
機本体の断面図
【図10】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機の掃
除機本体前部の断面図
【符号の説明】
22 掃除機本体 23 接続口 24 ホース 33 逆止弁 35 接続パイプ 87 通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 周防 和馬 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石川 誠治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 今井 哲雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野町 哲治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、こ
    の本体に一端を接続されるホースと、前記ホースの他端
    に接続される延長管あるいは吸込具を具備し、前記掃除
    機本体、ホース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸
    引される吸気の吸気通路と、前記電動送風機から排出さ
    れる排気の排気通路をそれぞれ有し、内管内を吸気通
    路、内管と外管間を排気通路として掃除機本体に接続さ
    れる2層構造のホースの接続パイプと、前記接続パイプ
    を接続する掃除機本体の接続口と、前記内管と掃除機本
    体の吸気通路を気密に連通するパッキングと、前記接続
    パイプ外周面に設け、接続パイプと接続口とを気密にす
    るパッキングとを具備し、両パッキング間で掃除機本体
    内の排気通路と接続パイプ内の排気通路とをそれぞれ連
    通してなる電気掃除機。
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