JP3275906B2 - 電気掃除機用伸縮パイプおよび電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用伸縮パイプおよび電気掃除機

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JP3275906B2 JP2000037842A JP2000037842A JP3275906B2 JP 3275906 B2 JP3275906 B2 JP 3275906B2 JP 2000037842 A JP2000037842 A JP 2000037842A JP 2000037842 A JP2000037842 A JP 2000037842A JP 3275906 B2 JP3275906 B2 JP 3275906B2
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保則 津崎
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孝一 藤田
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貴昭 小川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機の排気
を吸込具に還流することで、被掃除面の塵埃除去に排気
を利用する電気掃除機に関し、また、このような電気掃
除機に用いる伸縮パイプの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機用伸縮パイプ
として、特平11−306692号ものがある。こ
の電気掃除機を図11により説明する。図に示すよう
に、延長管8は握り管に着脱自在に係止される第一の通
気管38内に摺動自在に第二の通気管39が保持され、
第二の通気管39の先端は吸込具を着脱自在に係止して
いる。第一の通気管38は内壁A89で上下2層の通気
路、すなわち吸気通路81と排気通路80に区画されて
おり、また、第二の通気管39は内壁B88と内壁C8
6で上下2層の通気路に分岐した吸気通路81と排気通
路80を構成する。第二の通気管39の排気通路80
は、第一の通気管38の排気通路80内で摺動自在に保
持され連通している。また、第二の通気管39の吸気通
路81も、第一の通気管38の吸気通路81内で摺動自
在に保持され連通している。
【0003】82は導電体Cであり、導電体C82は第
二の通気管39の排気通路80と第一の通気管38の排
気通路50内に収容されている。この導電体C82の両
端には接続端子(図示せず)が接続されており、延長管
8を握り管と吸込具に接続した時、握り管と吸込具に設
けた接続端子(図示せず)に電気的に接続した状態とな
る。
【0004】83は押し釦で、第二の通気管39の内壁
B86に複数形成した係止用凹部84に弾接的に係合す
る係止突起85が一体に形成されていて、第一の通気管
38に対する第二の通気管39の出代を本電気掃除機利
用者の都合の良い長さに調節できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の電気掃除機用伸縮パイプでは、第二の通気管39を
吸気通路81と排気通路80とに分岐し切り離す形態の
ため、第一の通気管38から第二の通気管39を引き出
した場合に、排気通路80と吸気通路81との間に隙間
A87が発生し、延長管としての外観商品性が悪く、ま
た隙間部分にごみなどが付着し、伸縮動作を悪くすると
いった課題を有していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、外観
商品性を良くし、使い勝手を良好とする電気掃除機用伸
縮パイプならびにその伸縮パイプを用いた電気掃除機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第一の通気管内を軸方向に摺動自在に伸縮
動作する第二の通気管を有し、前記各通気管には、電動
送風機へ吸引される吸気の吸気通路と、前記電動送風か
ら排出される排気の排気通路を設け、前記第一の通気管
内部には、前記第二の通気管の排気通路内に挿入され軸
方向に摺動して排気通路となる排気管を備え、前記第一
の吸気通路と、前記第二の通気管の吸気通路と連通した
ものである。
【0008】上記構成によれば、第二の通気管の排気通
路内に挿入され軸方向に摺動して排気通路となる排気管
を備えたことで、第二の通気管は吸気通路と排気通路と
を内部で仕切った形態であっても軸方向の移動が行な
え、第一の通気管から第二の通気管を引き出した場合で
も、排気通路と吸気通路との間に隙間が発生することが
ないことで、隙間部分にごみなどが付着することもなく
伸縮動作を良好とし、また、伸縮パイプとしての外観性
を良くすることができるとともに、各通気管の接続部分
および各通気管の排気通路同士の接続部分の気密性を確
保することができ、第一の通気管内に第ニの通気管を出
し入れする伸縮動作に関係なく、吸気通路同士の接続部
分および排気通路同士の接続部分からの空気漏れを防止
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
第一の通気管内を軸方向に摺動自在に伸縮動作する第二
の通気管を有し、前記各通気管には、電動送風機へ吸引
される吸気の吸気通路と、前記電動送風から排出される
排気の排気通路を設け、前記第一の通気管内部には、前
記第二の通気管の排気通路内に挿入され軸方向に摺動し
て排気通路となる排気管を備え、前記第一の吸気通路
と、前記第二の通気管の吸気通路と連通した構成とした
もので、第二の通気管の排気通路内に挿入され軸方向に
摺動して排気通路となる排気管を備えたことで、第二の
通気管は吸気通路と排気通路とを内部で仕切った形態で
あっても軸方向の移動が行なえ、第一の通気管から第二
の通気管を引き出した場合でも、排気通路と吸気通路と
の間に隙間が発生することがないことで、隙間部分にご
みなどが付着することもなく伸縮動作を良好とし、ま
た、伸縮パイプとしての外観性を良くすることができる
とともに、各通気管の接続部分および各通気管の排気通
路同士の接続部分の気密性を確保することができ、第一
の通気管内に第ニの通気管を出し入れする伸縮動作に関
係なく、吸気通路同士の接続部分および排気通路同士の
接続部分からの空気漏れを防止できる。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、第二の通気管の一端側と第一の通
気管の一端側に電気接続部を設け、前記電気接続部近傍
にて、前記第一の通気管に孔を設けるとともに、排気管
を複数に分離し、前記各電気接続部を接続する導電体を
前記孔および前記分離した排気管より導き出し、前記第
一の通気管側の電気接続部に接続した構成としたもの
で、導電体を配した排気管を、前記第一の通気管内部の
吸気通路から、前記孔での接続部分の隙間を小さくする
ことで空気漏れを最小限に押さえながら外部に取り出す
ことができ、導電体を第一の通気管側の電気接続部へ電
気接続が可能となるとともに、排気通路内に導電体を配
すことができ、導電体収納部を専用に設ける必要が無く
なり、構成をシンプルにでき、部品点数を減少させてコ
スト低減できる。
【0011】本発明の請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明において、導電体を導き出した排気管と第一
の通気管との間に、シール部材を設けた構成により、前
記第一の通気管の孔と排気管の接続部分での気密性を確
保することができ、前記第一の通気管内部の吸気による
空気漏れを防止できる。
【0012】本発明の請求項4記載の発明は、請求項2
または3記載の発明において、導電体を導き出した排気
管を第一の通気管の孔より突出させるとともに前記排気
管の外周部に溝を設け、電気接続部を覆うカバー体に、
前記溝に入り込むリブを設け、前記カバー体を固定する
と同時に前記排気管も固定支持される様にした構成とし
たものである。排気管を軸方向及び上下方向に固定でき
ると共に、前記カバー体により、排気管からの排気が外
部に漏れるのを防止できる。
【0013】本発明の請求項5記載の発明は、電動送風
機を内蔵する掃除機本体と、この本体に一端を接続され
るホースと、前記ホースの他端にその一端を接続される
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電気掃除機用伸
縮パイプと、前記電気掃除機用伸縮パイプの他端に接続
する吸込具を具備し、前記掃除機本体と前記ホースと前
記電気掃除機用伸縮パイプと前記吸込具とは、前記電動
送風機に吸引される吸気の吸気通路と、前記電動送風機
から排出される排気の排気通路をそれぞれ有する電気掃
除機としたことにより、使用性の高い掃除作業性に優れ
た電気掃除機を提供することができる。
【0014】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例を、図を用いて説明する。
【0015】図1〜図8において、電気掃除機は、掃除
機本体1の接続口3に、ホース4の接続管5を接続し、
ホース4の他端側の握り管6に吸込具7を接続した伸縮
パイプ(以下、延長管と称す)8を接続している。
【0016】掃除機本体1内の後方側には電動送風機2
が内蔵され、接続口3と電動送風機2の間には、集塵室
9が設けられている。10は電動送風機2を覆っている
防音筒で、防音筒の外周面には排気管11の一端が接続
されている。この排気管11は、一部に蛇腹状部を有
し、全体的には可撓性を持たせている。排気管11の他
端は接続口3側に接続され、電動送風機2の運転で排出
される排気の一部を他端側の接続口3側に導いている。
接続口3と集塵室9間に挟持された逆止弁12は、接続
口3と集塵室9内とを気密に連通し、また前側には前記
排気管11が接続される略筒状の排気導入口13が一体
に形成されている。
【0017】接続管5は、内周に吸気通路を、外周に排
気通路を形成する2層パイプ構造の接続パイプ14と、
この接続パイプ14の外周側を覆う蓋15と、接続パイ
プ14と蓋15に挟持された尾錠16と、接続パイプ1
4に一端側が回転自在に連結される回転パイプ17を有
している。回転パイプ17にも接続パイプ14と同様に
内周に吸気通路を、外周に排気通路を形成した2層パイ
プ構造とし、回転パイプと接続パイプとの排気通路同士
および排気通路同士とを回転自在に接続している。尾錠
16はバネ18で付勢されて、接続口3に接続管5を着
脱自在に係止している。
【0018】回転パイプ17は、接続管5長手方向の軸
回りに回転自在で、電気掃除機を使用中にホース4が捩
れることを防止している。接続パイプ14の内管A19
内と回転パイプ17の内管B20内とは、タイトパッキ
ング21で気密に連通し、内管A19外周部と内管B2
0外周部も同様に気密に連通している。回転パイプ17
の外周側の接続パイプ14上面には固定接点22が前後
方向に並んで固定されている。固定接点22は回転パイ
プ17と蓋15で挟持された複数の接続端子(図示せ
ず)に電気的に接続している。
【0019】接続端子は、接続パイプ14を接続口3に
接続した状態で、掃除機本体1に配置した本体端子(図
示せず)に電気的に接続する。固定接点22の内側には
固定接点22に対向して同数のレール端子23が略筒状
のレール台24に保持されて配置されている。このレー
ル台24は、回転パイプ17の外周側に固定され、回転
パイプ17が接続管5長手方向の軸回りに回転すると、
回転パイプ17とともに回転し、常時固定接点22とレ
ール端子23の電気的接続を維持している。
【0020】ホース4は、外ホース25の内径より外径
が径小な内ホース26を収容した2層ホース構造で、内
ホース26の一端側が回転パイプ17の内管B20の反
接続パイプ14側に包着し、また、外ホース25の一端
側が反接続パイプ14側の回転パイプ17の外周面に包
着して各々気密に接続してある。
【0021】握り管6は、内ホース26の他端側を包着
した内管27Aと外ホース25の他端側を包着した外管
27Bとからなる2層管構造の連結管27と、ホース4
の他端側の包着部前方を収容し、前方側にかけて略くの
字状に折曲しながら先端部で延長管8を着脱自在に接続
する曲りパイプ28と、曲りパイプ28の折曲部上方の
部品収容部29と、この部品収納部29に配置されたス
イッチ基板30と、このスイッチ基板30を操作する操
作部31と、曲りパイプ28の上方開口を覆った握り管
カバー32と、握り管カバー32と曲りパイプ28に揺
動自在に挟持されて延長管8を着脱自在に係止する尾錠
A33とを有している。
【0022】曲りパイプ28は、内壁34で上下2層の
通路に分割され、吸気通路A35は連結管27の内管2
7Aに気密に連通しており、排気通路A36は連結管2
7の内管27Aと外管27B間の通路に気密に連通して
いる。導電体A37は、レール端子23に接続された
後、外ホース25と回転パイプ17の外周面の包着部間
から外ホース25と内ホース26の間に導入され、他端
側は外ホース25と連結管27の外管27Bと外ホース
25包着部から導出され、部品収容部29を通ってスイ
ッチ基板30に接続されている。
【0023】延長管8は握り管6の曲りパイプ28に着
脱自在に係止される第一の通気管38内に摺動自在に第
二の通気管39が保持され、第二の通気管39の先端は
吸込具7の接続管40を着脱自在に係止している。第二
の通気管39は内壁41で上下2層の通気路に区画され
ている。第一の通気管38は、内部に内面と隙間を設け
るように筒状の排気管42を備えており、握り管6側と
接続する一端側には電気接続部A43を設け、前記電気
接続部A43近傍において孔44を設けている。
【0024】前記排気管42は、握り管6側の一端を途
中で上下2つの管に分離し、上排気管45を前記孔44
から突出させ、下排気管46を第一の通気管38の端面
まで伸ばした状態で、第一の通気管38内部で保持され
ている。したがって、排気管42の他端側は遊端であ
り、この遊端側が第二の通気管39の上部の通気路内に
挿入される。第二の通気管39は第一の通気管38内部
に入り込み、タイトパッキング47で気密に連通して摺
動自在に保持され、吸気通路B48を構成している。
【0025】また、排気管42は第二の通気管39の上
層通路に入り込み、タイトパッキング49で気密に連通
し、摺動自在に保持されて排気通路B50を構成してい
る。51は導電体Bであり、導電体B51は第二の通気
管39の排気通路B50と排気管42内部に収容され、
一端は途中で上下2つの管に分離された排気管42のう
ちの上排気管45より導き出し、第一の通気管38側の
電気接続部A43に接続され、他端は、第二の通気管3
9の吸込具7側に設けられた表示基盤52及び電気接続
部B53に接続されいる。
【0026】延長管8を握り管6と吸込具7に接続した
時、握り管6と吸込具7に設けた接続端子(図示せず)
に電気的に接続した状態となる。54は押し釦で、この
押し釦54の上下操作に連動して上下動する係止突起5
5を有し、係止突起55は第二の通気管39の下面に位
置し、軸方向に所定間隔をおいて複数形成した係止用凹
部56に弾接的に係合する構成である。この係止突起5
5と係止用凹部56とにより、第一の通気管38に対す
る第二の通気管39の出代を電気掃除機利用者の都合の
良い長さに調節できる。なお、延長管8と握り管6の接
続部の形状と、吸込具7と延長管8の接続部とは各々同
じ形状に形成してあり、握り管6に直接吸込具7を接続
して使用することができる。
【0027】吸込具7の構成は以下の通りである。吸込
具7前方には、電動機57を内蔵した回転ブラシ58が
回転自在に保持されている。回転ブラシ58は内蔵する
電動機57に回転駆動され、減速機(図示せず)を介し
て回転を伝達され、毎分1500回転程度の回転をす
る。回転ブラシ58は下面に設けた吸込開口59に臨
み、周面に複数取り付けたブレードA60、ブラシB6
1が掃除面に付着した塵埃などを掻き上げる。
【0028】62は回転ブラシ58の後方に形成した吸
塵口で、上下方向に府仰自在な連結筒63に連通してい
る。64は連結筒63に左右方向に一定角度回転自在に
接続された吸込具パイプで、パイプ壁65で上下の2通
路に区画されている。下方の吸気通路C66は前方を前
述の連結筒63、後方を延長管8の吸気通路B48に連
通している。上方の排気通路C67は、後方が延長管8
の排気通路B50に連通する一方、前方は可撓管68、
吸込具の上部から前部にわたり形成したバイパス(排気
通路)69を通じており、バイパス69の終端には排気
口70を形成している。そして、電動送風機2の運転で
排出される排気をバイパス69の排気口70から吸込開
口59方向に排出する。
【0029】次に上記構成による動作、作用について説
明する。握り管6の操作部71を操作して電動送風機2
を運転すると、同時に延長管8内の導電体B51を介し
て電動機57に電力が供給され、電動機57が回転ブラ
シ58を回転駆動する。回転ブラシ58は、被掃除面に
ある塵埃をブレードA60、ブラシB61が掻き上げ
る。上記塵埃は、電動送風機2の吸引によって発生する
吸気流で、吸込開口59、吸塵口62、連結筒63、吸
込具パイプ64の吸気通路C66、第二の通気管39の
吸気通路B48、第一の通気管38と曲りパイプ28の
吸気通路A35、内ホース26、回転パイプ17の内管
B20、接続パイプ14の内管A19を経由して集塵室
9内に移送され、ここに蓄積される。塵埃を分離した清
浄な吸気流は、電動送風機2を通過後、防音筒10内に
排出される。
【0030】上記排気の少なくとも一部は、排気管1
1、排気導入口13、通孔65を経由して接続パイプ1
4の内管A19と接続パイプ14の外周の間に導入され
た後、回転パイプ17の内管B20以外の空間部、外ホ
ース25の内ホース26以外の空間部、連結管27の外
管27Bの内管27A以外の空間部、曲りパイプ28の
排気通路A36と第一の通気管38の排気通路B50、
吸込具7の排気通路C67、可撓管68、パイパス69
を通って排気口70より吸込開口59方向に排出され
る。
【0031】この還流した排気が吸込具7と被掃除面と
の密着度合いを緩和して吸込具7の移動操作力を軽くす
る。同時に、被掃除面上の塵埃を吸塵口62方向に吹き
付け移送し、回転ブラシ58の回転との相乗効果で集塵
性能を向上させる。
【0032】ところで延長管8は、第一の通気管38内
に隙間を設けて排気管42を設けることで、第二の通気
管39は吸気通路B48と排気通路B50とを内部で仕
切った形態であっても軸方向の移動が行なえ、したがっ
て、第二の通気管39を吸気通路B48と排気通路B5
0とを分岐し切り離す形態にしなくてすみ、従来例のよ
うに、第一の通気管38から第二の通気管39を引き出
した場合に、排気通路B50と吸気通路A48との間に
隙間が発生することがなく、伸縮パイプとしての外観性
を良くすることができ、また、隙間部分にごみなどが付
着することもなく、伸縮動作を良好とすることができ
る。
【0033】また、導電体B51を配した排気管42を
途中で上下2つの管に分離し、上排気管45と孔44で
の接続部分の隙間B72を小さくすることで、第一の通
気管38内部の吸気からの空気漏れを最小限に押さえな
がら導電体B51を外部に取り出すことができ、第一の
通気管38側の電気接続部43へ電気接続が可能とな
る。
【0034】また排気通路B50内に導電体B51を配
すことができ、導電体収納部を専用に設ける必要が無く
なり、構成をシンプルにでき、部品点数を減少させてコ
スト低減できる。
【0035】また、図6において、上下2つの管に分離
された排気管42のうちの上排気管45と第一の通気管
38の孔44との間にシール部材73を設けた構成によ
り、孔44と上排気管45の接続部分での気密性を確保
することができ、前記第一の通気管38内部の吸気によ
る空気漏れを防止できる。
【0036】(実施例2) 次に本発明の第2の実施例を図9〜10を用いて説明す
る。なお、上記第1の実施例と同一構成部品について
は、同一符号を付して、その説明を省略する。図9と図
10において、第一の通気管38の孔44より突出させ
た上排気管45の外周部に溝74を設け、電気接続部4
3を覆うカバー体75に、溝74に入り込むリブ76を
設け、カバー体75を固定すると同時に排気管42も固
定支持される様にしたものである。
【0037】この構成により、排気管42を軸方向及び
上下方向に固定できると共に、前記カバー体75によ
り、上排気管45からの排気が外部に漏れるのを防止で
きる。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明によれば、
第一の通気管、第二の通気管共に、1本の管内部で2つ
の通気通路を構成できるので、第二の通気管を吸気通路
と排気通路とを分岐し切り離す形態にしなくてすみ、第
一の通気管から第二の通気管を引き出した場合に、排気
通路と吸気通路との間に隙間が発生することがなく、伸
縮パイプとしての外観性を良くすることができ、また、
隙間部分にごみなどが付着することもなく伸縮動作を良
好とすることができるとともに、通気管内部での吸気通
路と排気通路間による空気漏れを防止できる。
【0039】本発明の請求項2記載の発明によれば、導
電体を配した排気管を途中で上下2つの管に分離し、上
排気管と孔での接続部分の隙間を小さくすることで、第
一の通気管内部の吸気からの空気漏れを最小限に押さえ
ながら導電体を外部に取り出すことができ、第一の通気
管側の電気接続部へ電気接続が可能となる。また排気通
路内に導電体を配すことができ、導電体収納部を専用に
設ける必要が無くなり、構成をシンプルにでき、部品点
数を減少させてコスト低減できる。
【0040】本発明の請求項3記載の発明によれば、第
一の通気管の孔と排気管の接続部分での気密性を確保す
ることができ、第一の通気管内部の吸気による空気漏れ
を防止できる。
【0041】本発明の請求項4記載の発明によれば、排
気管を軸方向及び上下方向に固定できると共に、前記カ
バー体により、排気管からの排気が外部に漏れるのを防
止できる。
【0042】本発明の請求項5記載の発明によれば、使
用性の高い掃除作業性に優れた電気掃除機を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の全体
断面図
【図2】同電気掃除機の掃除機本体の断面図
【図3】同電気掃除機の掃除機本体前部の断面図
【図4】同電気掃除機の握り管の断面図
【図5】同電気掃除機の延長管の断面図
【図6】同電気掃除機の延長管の要部断面図
【図7】(a)同電気掃除機の延長管の要部断面図 (b)同図(a)のA−A断面図
【図8】同電気掃除機の吸込具の断面図
【図9】(a)本発明の第2の実施例を示す電気掃除機
の延長管の要部断面図
【図10】同電気掃除機の延長管の要部断面図
【図11】従来の電気掃除機の延長管の全体断面図
【符号の説明】
1 掃除機本体 7 吸込具 8 延長管 4 ホース 38 第一の通気管 39 第二の通気管 42 排気管 43 電気接続部 44 孔 45 上排気管 46 下排気管 48 吸気通路B 50 排気通路B 51 導電体B 72 隙間B 73 シール部材 74 溝 75 カバー体 76 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 恩田 雅一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 奥島 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 津崎 保則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 間所 康広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤田 孝一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 宮原 敏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 小川 貴昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 野町 哲治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/08 A47L 5/14 A47L 9/24 A47L 7/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の通気管内を軸方向に摺動自在に伸
    縮動作する第二の通気管を有し、前記各通気管には、電
    動送風機へ吸引される吸気の吸気通路と、前記電動送風
    機から排出される排気の排気通路を設け、前記第一の通
    気管内部には、前記第二の通気管の排気通路内に挿入さ
    れ軸方向に摺動して排気通路となる排気管を備え、前記
    第一の通気管の吸気通路と、前記第二の通気管の吸気通
    路と連通した電気掃除機用伸縮パイプ。
  2. 【請求項2】 第二の通気管の一端側と第一の通気管の
    一端側に電気接続部を設け、前記電気接続部近傍にて、
    前記第一の通気管に孔を設けるとともに、排気管を複数
    に分離し、前記各電気接続部を接続する導電体を前記孔
    および前記分離した排気管より導き出し、前記第一の通
    気管側の電気接続部に接続した請求項1記載の電気掃除
    機用伸縮パイプ。
  3. 【請求項3】 導電体を導き出した排気管と第一の通気
    管との間に、シール部材を設けた請求項2記載の電気掃
    除機用伸縮パイプ。
  4. 【請求項4】 導電体を導き出した排気管を第一の通気
    管の孔より突出させるとともに前記排気管の外周部に溝
    を設け、電気接続部を覆うカバー体に、前記溝に入り込
    むリブを設け、前記カバー体を固定すると同時に前記排
    気管も固定支持される様にした請求項2または3記載の
    電気掃除機用伸縮パイプ。
  5. 【請求項5】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、
    の本体に一端を接続されるホースと、前記ホースの他端
    にその一端を接続される請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載の電気掃除機用伸縮パイプと、前記電気掃除機用
    伸縮パイプの他端に接続する吸込具を具備し、前記掃除
    機本体と前記ホースと前記電気掃除機用伸縮パイプと前
    記吸込具とは、前記電動送風機に吸引される吸気の吸気
    通路と、前記電動送風機から排出される排気の排気通路
    をそれぞれ有する電気掃除機。
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