JP2001061711A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001061711A
JP2001061711A JP24473899A JP24473899A JP2001061711A JP 2001061711 A JP2001061711 A JP 2001061711A JP 24473899 A JP24473899 A JP 24473899A JP 24473899 A JP24473899 A JP 24473899A JP 2001061711 A JP2001061711 A JP 2001061711A
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JP
Japan
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hose
pipe
intake
passage
exhaust
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24473899A
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English (en)
Inventor
Shusuke Kitamura
秀典 北村
Seiji Ishikawa
誠治 石川
Tetsuo Imai
哲雄 今井
Toshifumi Miyahara
敏文 宮原
Tetsuji Nomachi
哲治 野町
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃を吸引するための電動送風機の排気を吸
込具に循環させ、この排気を利用して掃除する電気掃除
機において、ホースの曲がり性、引き回し性を向上し、
使い勝手がよい電気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機2を内蔵する掃除機本体1に
ホース4の一端を接続し、このホース4の他端に延長管
8または吸込具を接続し、掃除機本体1、ホース4、延
長管8、吸込具7は電動送風機2に吸引される吸気の吸
気通路9と、電動送風機2から排出される排気の排気通
路10とをそれぞれ有する。ホース4は、可撓性の外ホ
ース11内に吸気通路9を形成する可撓性の内ホース1
2を配し、外ホース11と内ホース12との間に形成す
る空間を排気通路10とし、かつ少なくとも外ホース1
1と内ホース1の両端部を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塵埃を吸引するた
めの電動送風機の排気を吸込具に循環させ、この排気を
利用して掃除する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、多数提案
されており、電動送風機を内蔵する掃除機本体にホース
の一端を接続し、このホースの他端に延長管または吸込
具を接続し、掃除機本体、ホース、延長管、吸込具に
は、電動送風機に吸引される吸気の吸気通路と、電動送
風機から排出される排気の排気通路とを有し、電動送風
機により吸込具から、延長管およびホースを通して吸引
した空気を集塵フィルターにて濾過した後、再度ホース
および延長管を通して吸込具の吸気口近傍に還流するよ
うに構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、掃除機本体に接続したホースに延長管を接続し、
延長管の先端に接続した吸込具を移動させて掃除すると
き、延長管と掃除機本体を接続するホースが自由に曲が
り、吸込具の移動の際に、ホースにより吸込具の移動が
阻害されないように工夫する必要がある。しかしながら
ホースにおいても排気通路を形成する必要があるので、
吸気通路と排気通路を別のホースで形成して並設するも
のでは、曲がり性、引き回し性に問題がある。
【0004】また、ホースにおいて、吸気通路にはハン
カチ、ストッキングなどの小物衣類が吸い込まれること
があるので、ホース内に小物衣類のつまりが生じないよ
うに吸気通路を径大にする必要がある。しかし、ホース
の引き回し性を考慮すると、吸気通路の径大化には限界
がある。したがって、排気通路を有しないものに比し
て、吸気通路を径小にせざるを得ないため、小物衣類つ
まりの可能性が大きくなるという問題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、ホー
スの曲がり性、引き回し性を向上し、使い勝手がよい電
気掃除機を提供することを第1の目的としている。
【0006】また、吸気通路内の吸気を阻害する小物衣
類などの吸気阻害物が侵入するのを防止することを第2
の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、電動送風機を内蔵する掃除機本体に
ホースの一端を接続し、このホースの他端に延長管また
は吸込具を接続し、掃除機本体、ホース、延長管、吸込
具は電動送風機に吸引される吸気の吸気通路と、電動送
風機から排出される排気の排気通路とをそれぞれ有し、
ホースは、可撓性の外ホース内に吸気通路を形成する可
撓性の内ホースを配し、外ホースと内ホースとの間に形
成する空間を排気通路とし、かつ少なくとも外ホースと
内ホースの両端部を固定したものである。
【0008】これにより、ホースの曲がり性、引き回し
性を向上することができ、使い勝手がよい電気掃除機を
提供することができる。
【0009】また、第2の目的を達成するために、吸込
具よりホースに至るまでの間に、吸気通路内の吸気を阻
害する吸気阻害物が侵入するのを阻止する阻止部を設け
たものである。
【0010】これにより、吸気通路内の吸気を阻害する
吸気阻害物が侵入するのを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、この掃除機本
体に一端を接続するホースと、このホースの他端に接続
する延長管または吸込具を具備し、前記掃除機本体、ホ
ース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸引される吸
気の吸気通路と、前記電動送風機から排出される排気の
排気通路とをそれぞれ有し、前記ホースは、可撓性の外
ホース内に前記吸気通路を形成する可撓性の内ホースを
配し、前記外ホースと内ホースとの間に形成する空間を
排気通路とし、かつ少なくとも前記外ホースと内ホース
の両端部を固定したものであり、吸込具から掃除機本体
までの間の吸気通路と排気通路とを容易に形成すること
ができ、また、可撓性の外ホースと可撓性の内ホースと
の間に形成する空間を排気通路とし、掃除機使用中のホ
ースの変形またはたわみで、外ホースと内ホースとの中
間部では外ホースの内壁に内ホースの外壁が接触するよ
うに外ホース内で内ホースが片側に変位し、外ホースと
内ホースが同軸上に均一に離れている場合に比して、排
気通路の内壁周長を実質的に小さくし、同時に排気通路
を形成する外ホースと内ホースとの間隔が最大になっ
て、排気通路の通気抵抗を小さくすることができる結
果、吸気風量および排気風量を大きくすることができ
る。また、外ホースまたは内ホースの断面形状を考える
と、円形状とすることが好ましい。つまり、ホースの断
面形状を円と四角形の場合とを比較すると、円周の長さ
(周長L)とその面積Sとの比率(S/L)と、四角形
の4辺の長さ(周長L)とその面積Sとの比率(S/
L)とは、当然四角形の方が小さくなる。一方、ホース
は風が流す通路であるので、通路の断面積が大きいほど
通風抵抗が小さく、かつ通路断面の周長が短いほど通風
抵抗が小さくなるので、通路の断面積が同一ならばその
周長を短くすることで通風抵抗を小さくすることができ
ることとなる。したがって、円形と四角形を比較する
と、比率(S/L)が大きい円形の方が通風抵抗を小さ
くすることができ、ホースの断面形状は円形に近い多角
形にすることが好ましい。さらに、少なくとも外ホース
と内ホースの両端部を固定しているので、中間部では内
ホースは外ホース内を移動自在であり、あらゆる方向に
曲げ易くなり、ホースの曲がり性、引き回し性を向上す
ることができ、使い勝手を向上することができる。
【0012】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、ホースの一端に接続する接続パイ
プと、前記ホースの他端に接続する手元パイプとを有
し、前記接続パイプおよび手元パイプのホース接続部を
二重管として、外ホースおよび内ホースの端部を接続パ
イプおよび手元パイプに接続したものであり、外ホース
と内ホースの両端部を接続パイプおよび手元パイプのホ
ース接続部に接続することにより、吸込具から掃除機本
体までの間の吸気通路と排気通路とを容易に形成するこ
とができ、ホースの曲がり性、引き回し性を向上するこ
とができ、使い勝手を向上することができる。
【0013】請求項3に記載の発明は、電動送風機を内
蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に一端を接続する
ホースと、このホースの他端に接続する延長管または吸
込具を具備し、前記掃除機本体、ホース、延長管、吸込
具は前記電動送風機に吸引される吸気の吸気通路と、前
記電動送風機から排出される排気の排気通路とをそれぞ
れ有し、前記ホースは、外ホースと、この外ホースの内
面と隔てて前記外ホースの内部に配した内ホースとで構
成し、前記外ホースおよび内ホースを接続するパイプを
二重管とし、前記パイプの内管を外管より突出させたも
のであり、吸込具から掃除機本体までの間の吸気通路と
排気通路とを容易に形成することができ、かつ内ホース
をパイプの内管に接続した後、外ホースをパイプの外管
に接続することにより、ホースとパイプとの接続が容易
にでき、ホースの生産性を向上することができる。ま
た、少なくとも外ホースと内ホースの両端部を固定し、
中間部では内ホースは外ホース内を移動自在とすること
で、あらゆる方向に曲げ易くなり、ホースの曲がり性、
引き回し性を向上することができ、使い勝手を向上する
ことができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、電動送風機を内
蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に一端を接続する
ホースと、このホースの他端に接続する延長管または吸
込具を具備し、前記掃除機本体、ホース、延長管、吸込
具は前記電動送風機に吸引される吸気の吸気通路と、前
記電動送風機から排出される排気の排気通路とをそれぞ
れ有し、前記ホースは、吸気通路と排気通路のいずれか
一方を内側に、他を外側に設けた可撓性を有する二重ホ
ースにより形成し、前記延長管は、吸気通路と排気通路
とを並設した延長管により形成し、前記ホースの他端に
設けた手元パイプ内に、前記ホースの吸気通路および排
気通路と、前記延長管の吸気通路および排気通路とをそ
れぞれ連結する吸気通路および排気通路を形成したもの
であり、ホースを可撓性を有する二重ホースとすること
により、曲がり性、引き回し性を向上することができ
る。また、二重ホースを構成する外ホースと内ホースの
両端部を固定し、中間部では内ホースは外ホース内を移
動自在とすることで、あらゆる方向に曲げ易くなり、ホ
ースの曲がり性、引き回し性をさらに向上することがで
きる。また、二重ホースと延長管とを連結する際、延長
管の吸排気通路が、例えば上下方向に並設したり、左右
方向に並設するなどの形態に関係なく、手元パイプに設
けた吸気通路および排気通路を介して、ホースの吸気通
路および排気通路を延長管の吸気通路および排気通路に
連結することができ、延長管の吸排気通路の設計自由度
を高めることができる。
【0015】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、延長管は、上部に形成した排気通
路と、下部に形成した吸気通路とを並設したものであ
り、手元パイプの上方に設けた握り部を持って掃除する
場合であって、吸気通路は排気通路の下部に位置するた
め、吸込具または吸込具と延長管をはずした状態で、掃
除面に排気通路からの排気の影響がない状態で吸気通路
より吸い込むことができ、使い勝手を向上することがで
きる。
【0016】請求項6に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、延長管は、上部に形成した吸気通
路と、下部に形成した排気通路とを並設したものであ
り、手元パイプの上方に設けた握り部を持って掃除する
場合であって、排気通路は吸気通路の下部に位置するた
め、吸込具または吸込具と延長管を外した状態で排気通
路より電動送風機からの排気を部屋のコーナー部などに
吹き付けて、塵埃を吸込具により吸い込むことができる
位置に吹き飛ばせて移動させることができる。
【0017】請求項7に記載の発明は、上記1〜6に記
載の発明において、吸気通路の断面積を排気通路の断面
積より大きくしたものであり、外ホースの外径を変えな
いで、排気通路を設けないときの吸気通路の断面積と比
べ、吸気通路の断面積の減少度合いを少なくすることが
でき、吸気性能を大きく低下することなく、吸込具の吸
気口に向かって排気を吹き付けることができて、集塵性
能を向上することができる。
【0018】請求項8に記載の発明は、上記請求項1〜
7に記載の発明において、少なくともホースの排気通路
に導電線を配したものであり、ホース内に導電線を容易
に配線することができ、安価にできる。
【0019】請求項9に記載の発明は、電動送風機を内
蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に一端を接続する
ホースと、このホースの他端に接続する延長管または吸
込具を具備し、前記掃除機本体、ホース、延長管、吸込
具は前記電動送風機に吸引される吸気の吸気通路と、前
記電動送風機から排出される排気の排気通路とをそれぞ
れ有し、前記吸込具よりホースに至るまでの間に、前記
吸気通路内の吸気を阻害する吸気阻害物が侵入するのを
阻止する阻止部を設けたものであり、吸気通路内の吸気
を阻害する吸気阻害物が侵入するのを防止することがで
きる。
【0020】請求項10に記載の発明は、上記請求項9
に記載の発明において、阻止部により吸気阻害物が侵入
するのを阻止した状態を視認できる透視窓を設けたもの
であり、吸気通路内の吸気を阻害する吸気阻害物が侵入
するのを阻止した状態を視認でき、対応することができ
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0022】(実施例1)図1に示すように、掃除機本
体1は、電動送風機2を内蔵し、この掃除機本体1の接
続口3にホース4の一端に接続した接続パイプ(パイ
プ)5を接続している。ホース4の他端に接続した手元
パイプ(パイプ)6に吸込具7を接続した延長管8を接
続している。
【0023】吸気通路9は、吸込具7から延長管8、ホ
ース4を通して電動送風機2により吸引される吸気を通
す通路で、吸込具7、延長管8、ホース4、掃除機本体
1にそれぞれ設け、かつ1つの吸気通路9として連結し
ている。排気通路10は、掃除機本体1からホース4、
延長管8を通して吸込具7に向けて、電動送風機2より
排気される排気を通す通路で、掃除機本体1、ホース
4、延長管8、吸込具7にそれぞれ設け、かつ1つの排
気通路10として連結している。ここで、吸気通路9の
断面積を排気通路10の断面積より大きくしている。
【0024】ホース4は、図2に示すように、可撓性の
外ホース(好ましくは曲がり性を重視して蛇腹状の可撓
性を有する外ホース)11内に、この外ホース11と内
面を隔てて、吸気通路9を形成する可撓性の内ホース1
2を配し、外ホース11と内ホース12との間に形成す
る空間を排気通路10とし、外ホース11と内ホース1
2の両端部を接続パイプ5と手元パイプ6に固定してい
る。
【0025】掃除機本体1の前面には、図3に示すよう
に、ホース4の一端の本体接続部18を接続する接続口
3を設け、また掃除機本体1内には、接続口3と電動送
風機2の間に集塵室13を設けている。防音筒14は電
動送風機2を覆っており、この防音筒14の外周面に、
断面が中空で、可撓性を有する排気管15を接続し、電
動送風機2の運転で排出される排気の一部を接続口3に
導いている。
【0026】接続口3と集塵室13間に挟持された逆止
弁16は、接続口3と集塵室13内とを気密に連通し、
また前側に排気管15を接続した略筒状の排気導入口1
7を一体に形成している。
【0027】接続パイプ5には、図2および図4に示す
ように、断面略2重パイプ構造の本体接続部18と、こ
の本体接続部18の外周側で、本体接続部18と蓋19
に挟持された尾錠20と、本体接続部18とホース4の
間に配置された断面略2重パイプ構造の回転パイプ21
とを配置している。尾錠20はばね22で付勢されて、
接続口3に接続パイプ5を着脱自在に係止している。回
転パイプ21は、接続パイプ5の長手方向の軸回りに回
転自在で、掃除機本体1を使用中にホース4が捩れるの
を防止している。
【0028】本体接続部18の内管23内と回転パイプ
21の内管24内とは、タイトパッキング25で気密に
連通し、内管23の外周部と内管24の外周部も同様に
気密に連通している。回転パイプ21の外周側の本体接
続部18の上面には固定接点25を前後方向に並べて固
定している。固定接点25は本体接続部18の掃除機本
体1側に突出する接続端子(図示せず)に電気的に接続
している。この接続端子は、本体接続部18を接続口3
に接続した状態で、掃除機本体1に配置した本体コネク
ター(図示せず)に電気的に接続する。
【0029】固定接点25の内側には固定接点25に対
向して同数のレール端子26を略筒状のレール台27に
保持して配置している。このレール台27は、回転パイ
プ18の外周側に固定され、回転パイプ21が接続パイ
プ5の長手方向の軸回りに回転すると、回転パイプ21
とともに回転し、常時固定接点25とレール端子26の
電気的接続を維持している。
【0030】ホース4を形成する内ホース12は回転パ
イプ21の内管24に包着し、また、外ホース11は回
転パイプ21の外周面に包着して各々気密に接続してい
る。ここで、回転パイプ21の内管24を回転パイプ2
1の外周面より突出させている。
【0031】また、後述するように、ホース4の他端は
手元パイプ6に接続しており、内ホース12は手元パイ
プ6の内管28(図2または図5参照)に包着し、外ホ
ース11は手元パイプ6の外管29に包着しており、手
元パイプ6の内管28は外管29より軸方向に突出させ
ている。
【0032】手元パイプ6は、図2および図5に示すよ
うに、内ホース12を包着した内管28と外ホース11
を包着した外管29の断面略2重管構造の連結管30
と、ホース4の包着部前方を収容し、前方側にかけて略
くの字状に折曲しながら先端部で延長管8を着脱自在に
接続する曲りパイプ31と、曲りパイプ31の折曲部上
方の部品収容部32に配置したスイッチ基板33と、こ
のスイッチ基板33を操作する操作部34と、操作部3
4の後方でかつ曲がりパイプ31の上方に分岐するよう
に設けた握り部(手元パイプに設けた握り部に相当す
る)34aを有し、曲りパイプ31の上方開口を覆う握
り管カバー35と、握り管カバー35と曲りパイプ31
に揺動自在に挟持されて延長管8を着脱自在に係止する
尾錠36とを有している。
【0033】曲りパイプ31は、内壁37で上下2層の
通路に分割され、吸気通路9は連結管30の内管28に
気密に連通しており、排気通路10は連結管30の内管
28と外管29間の通路に気密に連通している。
【0034】導電線38は、レール端子26に接続した
後、外ホース11と回転パイプ21の外周面の包着部間
から外ホース11と内ホース12の間の排気通路10に
導入され、他端側は外ホース11と連結管30の外管2
9と外ホース11の包着部から導出され、部品収容部3
2を通ってスイッチ基板33に接続している。本実施例
では外ホース11の内周面に導電線38を螺旋状に取り
つけている。なお、塵埃が除去された後のクリーンな排
気が流れる排気通路10内に導電線38を設ける構成と
することで、導電線38に塵埃が衝突することがなく、
導電線38を塵埃から保護するための被覆処理などを簡
素化することができる。なお、排気の中には電動送風機
から発生するカーボン粉が含まれる。
【0035】延長管8は、図6に示すように、曲りパイ
プ31に着脱自在に係止される径大管39内に摺動自在
に径小管40を保持し、径小管40の先端は吸込具7の
接続パイプ41を着脱自在に係止している。
【0036】径大管39は内壁42で上下2層の通気
路、すなわち吸気通路9と排気通路10に区画されてい
る。径小管40は吸気管43と、吸気管43の上方より
吸気管43に固着した吸気管カバー44と、吸気管43
と吸気管カバー44で区画形成した収納室45に収容さ
れた一対の導電線46を有している。この導電線46の
両端には接続端子(図示せず)が接続されており、延長
管8を手元パイプ6と吸込具7に接続したとき、手元パ
イプ6と吸込具7に設けた接続端子(図示せず)に電気
的に接続した状態となる。径大管39内の導電線46は
絶縁管47で保護されている。
【0037】排気パイプ48は径大管39の排気通路1
0内で摺動自在に保持され、排気通路10に連通してい
る。排気パイプ48の前端部は径小管40の吸気管43
にその下方から固着した下カバー49に固定され、下カ
バー49と吸気管43とで形成された排気通路10と排
気パイプ48内とが連通する。
【0038】吸込具7は、図7に示すように、吸込具7
の前方に、電動機50を内蔵した回転ブラシ51を回転
自在に保持している。回転ブラシ51は内蔵する電動機
50により回転駆動され、減速機(図示せず)を介して
回転を伝達され、毎分1500回転程度の回転をする。
回転ブラシ51は下面に設けた吸込口52に臨み、周面
に複数取り付けたブレード53、54が掃除面に付着し
た塵埃などを掻き上げる。
【0039】吸塵口55は回転ブラシ51の後方に形成
し、上下方向に俯仰自在な連結筒56に連通している。
吸込具パイプ57は連結筒56に左右方向に一定角度回
転自在に接続され、パイプ壁58で上下の2通路に区画
されている。上方の吸気通路9は前方を前述の連結筒5
6、後方を延長管8の径小管40に連通している。下方
の排気通路10は、後方が延長管8の排気通路10に連
通する一方、前方は可撓管59、パイパス60を通じ
て、電動送風機2の運転で排出される排気を前部から吸
込口52方向に排出する排気口61に連通している。
【0040】上記構成において動作を説明する。手元パ
イプ6の操作部34を操作して電動送風機2を運転する
と、同時に電動機50により回転駆動された回転ブラシ
51が回転し、掃除面にある塵埃をブレード53、54
により掻き上げる。
【0041】ブレード53、54により掻き上げられた
塵埃は、電動送風機2の吸引によって発生する吸気流
で、吸込口52より、吸込具7、延長管8、ホース4、
掃除機本体1に設けた吸気通路9を通って集塵室13内
に移送され、ここに蓄積される。塵埃を分離した清浄な
吸気流は、電動送風機2を通過後、防音筒14内に排出
される。
【0042】防音筒14内に排出された排気の少なくと
も一部は、排気管15、排気導入口17を経由して、ホ
ース4、延長管8、吸込具7に設けた排気通路10を通
って排気口61より吸込口52に排出される。この還流
した排気が吸込具7と掃除面との密着度合いを緩和して
吸込具7の移動操作力を軽くする。同時に、掃除面上の
塵埃を吸塵口55の方向に吹き付け移送し、回転ブラシ
51の回転との相乗効果で集塵性能を向上することがで
きる。
【0043】ところで、ホース4は、可撓性の外ホース
11内に吸気通路9を形成する内ホース12を配し、外
ホース11と内ホース12との間に形成する空間を排気
通路10とし、外ホース11と内ホース12の両端部を
接続パイプ5と手元パイプ6に固定しているので、接続
パイプ5と手元パイプ6に固定している両端部以外は、
ホース4の屈曲などに応じて、外ホース11の内周面と
内ホース12の外周面とは接触自在となる。
【0044】外ホース11の内周面と内ホース12の外
周面とがどのように接触しても、外ホース11と内ホー
ス12との間に形成する排気通路10の断面積は同じで
ある。一方、外ホース11は可撓性であるため、外ホー
ス11の内周面の近傍では通気抵抗は大きくなる。外ホ
ース11と内ホース12とが接触している場合は、排気
通路10を形成する内ホース12の外周面と外ホース1
1の内周面との円周方向の距離が最大となるため、この
場合の排気通路10の通気抵抗は、外ホース11と内ホ
ース12とが同軸上にある場合に比べて小さくなる。
【0045】つぎに、吸気通路9は内ホース12により
形成している。吸気通路9の通気抵抗は、内ホース12
の断面方向でみるとき、周長が長くなると大きくなる
が、前述の通り、内ホース12内を吸気通路9としてい
るため、最小の周長で最大の通路断面積が得られること
になり、通気抵抗を小さくすることができ、また、排気
通路10の通気抵抗は、上述のように、小さくなるた
め、吸気風量および排気風量を大きくすることができ、
集塵性能を向上することができ、使い勝手を向上するこ
とができる。
【0046】また、内ホース12を包着した回転パイプ
21の内管24を回転パイプ21の外周面より突出さ
せ、手元パイプ6の内管28を外管29より突出させて
いるので、内ホース12を接続した後、外ホース11を
接続することにより、ホース4と接続パイプ5または手
元パイプ6との接続が容易にでき、ホース4の生産性を
向上することができる。
【0047】また、手元パイプ6内に、ホース4の吸気
通路9および排気通路10と、延長管8の吸気通路9お
よび排気通路10とをそれぞれ連結する吸気通路9およ
び排気通路10を形成しているので、吸込具7から掃除
機本体1までの間の吸気通路9と排気通路10とを容易
に形成することができ、かつ二重ホースと二層延長管と
の間で吸気通路9と排気通路10を同時に連結すること
ができ、使い勝手を向上することができる。
【0048】また、延長管8は、上部に形成した吸気通
路9と、下部に形成した排気通路10とを並設し、二層
延長管としているので、延長管8を連結する手元パイプ
6の構成を簡単にできる。
【0049】また、吸気通路9の断面積を排気通路10
の断面積より大きくしているので、外ホース11の外径
を変えないで、排気通路10を設けないときの吸気通路
9の断面積と比べ、吸気通路9の断面積の減少度合いを
少なくすることができ、吸気性能を大きく低下すること
なく、吸込具7の吸気口52に向かって排気を吹き付け
ることができて、集塵性能を向上することができる。
【0050】また、ホース4の排気通路10に導電線3
8を配しているので、ホース4内に導電線38を容易に
配線することができ、安価にできる。
【0051】なお、本実施例では、延長管8は、上部に
形成した吸気通路9と、下部に形成した排気通路10と
を並設し、二層延長管としているが、吸気通路9内に排
気通路10を内接させて、二重延長管として構成しても
よく、この場合にも、吸込具7から掃除機本体1までの
間の吸気通路9と排気通路10とを容易に形成すること
ができ、かつ二重ホースと二重延長管との間で吸気通路
9と排気通路10を同時に連結することができ、使い勝
手を向上することができる。
【0052】また、導電線38は、外ホース11に螺旋
状に巻いて外ホース11と内ホース12の間の排気通路
10に導入しているが、排気通路12に略直線状に配し
てもよく、この場合は導電線38の長さを短くできて、
安価にできる。
【0053】(実施例2)図8に示すように、手元パイ
プ6aは、内ホース12を包着した内管28aと外ホー
ス11を包着した外管29aの断面略2重管構造の連結
管30aと、ホース4の包着部前方を収容し、前方側に
かけて略くの字状に折曲しながら先端部で延長管8aを
着脱自在に接続する曲りパイプ31aを有している。曲
りパイプ31aは、内壁37aで上下2層の通路に分割
され、吸気通路9は連結管30aの内管28aに気密に
連通しており、排気通路10は連結管30aの内管28
aと外管29a間の通路に気密に連通している。
【0054】延長管8aは、曲りパイプ31aに着脱自
在に係止され、内壁42aで上下2層の通気路、すなわ
ち吸気通路9と排気通路10に区画され、上部に排気通
路10を形成し、下部に吸気通路9を形成して、二層延
長管としている。他の構成は上記実施例1と同じであ
る。
【0055】上記構成において、手元パイプ6aの曲り
パイプ31aは、内壁37aで上下2層の通路に分割さ
れ、吸気通路9は連結管30aの内管28aに気密に連
通しており、排気通路10は連結管30aの内管28a
と外管29a間の通路に気密に連通しており、延長管8
aは、内壁42aで上下2層の通気路、すなわち吸気通
路9と排気通路10に区画され、上部に排気通路10を
形成し、下部に吸気通路9を形成しているので、吸込具
7から掃除機本体1までの間の吸気通路9と排気通路1
0とを容易に形成することができる。
【0056】また、延長管8aに吸込具7を連結したと
き、延長管8aの上部に形成した排気通路10を吸込具
7の上部に直線的に連結することができ、吸込具7の上
部から吸気口52に向かって効率よく排気を吹き付ける
ことができて、集塵性能を向上することができる。
【0057】(実施例3)図9および図10に示すよう
に、手元パイプ6bは、吸気通路9内にリブ状の突起
(阻止部)62を突出させて、ハンカチ、ストッキング
などの小物衣類(吸気阻害物)が侵入し、吸気通路9内
の、特に通路が屈曲する内ホース内につまり、吸気を阻
害するのを防止するよう構成し、突起62は透明体63
に設け、この透明体63は小物衣類が突起62に引っか
かった場合に視認できる透視窓を構成している。他の構
成は上記実施例1と同じである。
【0058】上記構成において、手元パイプ6bの操作
部34を操作して電動送風機2を運転すると、同時に電
動機50により回転駆動された回転ブラシ51が回転
し、同時に、排気通路10を通って還流した排気が掃除
面上の塵埃を吸塵口55の方向に吹き付け移送し、回転
ブラシ51の回転との相乗効果で集塵する。
【0059】このとき、掃除面上にハンカチ、ストッキ
ングなどの小物衣類があると吸い込まれて吸気通路9内
に侵入する。この侵入した小物衣類は、手元パイプ6b
に設けたリブ状の突起62に引っかかり、手元パイプ6
bからホース4へ侵入するのを阻止することができる。
【0060】また、突起62に小物衣類が引っかかった
状態を透明体63より視認できるため、運転を停止して
引っかかった小物衣類を取り除くなどの対応をすること
ができ、小物衣類が引っかかることによる動作不能状態
を回避することができる。
【0061】なお、本実施例では、阻止部を構成するリ
ブ状の突起62を手元パイプ6bに設け、吸気通路9内
に突出させているが、吸込具7よりホース4に至るまで
の間であればよく、同様の作用効果を得ることができ
る。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、電動送風機を内蔵する掃除機本体と、こ
の掃除機本体に一端を接続するホースと、このホースの
他端に接続する延長管または吸込具を具備し、前記掃除
機本体、ホース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸
引される吸気の吸気通路と、前記電動送風機から排出さ
れる排気の排気通路とをそれぞれ有し、前記ホースは、
可撓性の外ホース内に前記吸気通路を形成する可撓性の
内ホースを配し、前記外ホースと内ホースとの間に形成
する空間を排気通路とし、かつ少なくとも前記外ホース
と内ホースの両端部を固定したから、ホースの中間部で
は内ホースは外ホース内を移動自在であり、あらゆる方
向に曲げ易くなり、ホースの曲がり性、引き回し性を向
上することができ、使い勝手を向上することができる。
【0063】また、請求項2に記載の発明によれば、ホ
ースの一端に接続する接続パイプと、前記ホースの他端
に接続する手元パイプとを有し、前記接続パイプおよび
手元パイプのホース接続部を二重管として、外ホースお
よび内ホースの端部を接続パイプおよび手元パイプに接
続したから、外ホースと内ホースの両端部を接続パイプ
および手元パイプのホース接続部に接続することによ
り、吸込具から掃除機本体までの間の吸気通路と排気通
路とを容易に形成することができ、ホースの曲がり性、
引き回し性を向上することができ、使い勝手を向上する
ことができる。
【0064】また、請求項3に記載の発明によれば、電
動送風機を内蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に一
端を接続するホースと、このホースの他端に接続する延
長管または吸込具を具備し、前記掃除機本体、ホース、
延長管、吸込具は前記電動送風機に吸引される吸気の吸
気通路と、前記電動送風機から排出される排気の排気通
路とをそれぞれ有し、前記ホースは、外ホースと、この
外ホースの内面と隔てて前記外ホースの内部に配した内
ホースとで構成し、前記外ホースおよび内ホースを接続
するパイプを二重管とし、前記パイプの内管を外管より
突出させたから、内ホースをパイプの内管に接続した
後、外ホースをパイプの外管に接続することにより、ホ
ースとパイプとの接続が容易にでき、ホースの生産性を
向上することができる。
【0065】また、請求項4に記載の発明によれば、電
動送風機を内蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に一
端を接続するホースと、このホースの他端に接続する延
長管または吸込具を具備し、前記掃除機本体、ホース、
延長管、吸込具は前記電動送風機に吸引される吸気の吸
気通路と、前記電動送風機から排出される排気の排気通
路とをそれぞれ有し、前記ホースは、吸気通路と排気通
路のいずれか一方を内側に、他を外側に設けた可撓性を
有する二重ホースにより形成し、前記延長管は、吸気通
路と排気通路とを並設した延長管により形成し、前記ホ
ースの他端に設けた手元パイプ内に、前記ホースの吸気
通路および排気通路と、前記延長管の吸気通路および排
気通路とをそれぞれ連結する吸気通路および排気通路を
形成したから、ホースと延長管とを連結する際、延長管
の吸排気通路が、例えば上下方向に並設したり、左右方
向に並設するなどの形態に関係なく、手元パイプに設け
た吸気通路および排気通路を介して、ホースの吸気通路
および排気通路を延長管の吸気通路および排気通路に連
結することができ、延長管の吸排気通路の設計自由度を
高めることができる。
【0066】また、請求項5に記載の発明によれば、延
長管は、上部に形成した排気通路と、下部に形成した吸
気通路とを並設したから、手元パイプの上方に設けた握
り部を持って掃除する場合であって、吸気通路は排気通
路の下部に位置するため、吸込具をはずした状態で、掃
除面に排気通路からの排気の影響がない状態で吸気通路
より吸い込むことができ、使い勝手を向上することがで
きる。
【0067】また、請求項6に記載の発明によれば、延
長管は、上部に形成した吸気通路と、下部に形成した排
気通路とを並設したから、手元パイプの上方に設けた握
り部を持って掃除する場合であって、排気通路は吸気通
路の下部に位置するため、吸込具を外した状態で排気通
路より電動送風機からの排気を部屋のコーナー部などに
吹き付けて、塵埃を吸込具により吸い込むことができる
位置に吹き飛ばせて移動させることができる。
【0068】また、請求項7に記載の発明によれば、吸
気通路の断面積を排気通路の断面積より大きくしたか
ら、外ホースの外径を変えないで、排気通路を設けない
ときの吸気通路の断面積と比べ、吸気通路の断面積の減
少度合いを少なくすることができ、吸気性能を大きく低
下することなく、吸込具の吸気口に向かって排気を吹き
付けることができて、集塵性能を向上することができ
る。
【0069】また、請求項8に記載の発明によれば、少
なくともホースの排気通路に導電線を配したから、ホー
ス内に導電線を容易に配線することができ、安価にでき
る。
【0070】また、請求項9に記載の発明によれば、電
動送風機を内蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に一
端を接続するホースと、このホースの他端に接続する延
長管または吸込具を具備し、前記掃除機本体、ホース、
延長管、吸込具は前記電動送風機に吸引される吸気の吸
気通路と、前記電動送風機から排出される排気の排気通
路とをそれぞれ有し、前記吸込具よりホースに至るまで
の間に、前記吸気通路内の吸気を阻害する吸気阻害物が
侵入するのを阻止する阻止部を設けたから、吸気通路内
の吸気を阻害する吸気阻害物が侵入するのを防止するこ
とができる。
【0071】また、請求項10に記載の発明によれば、
阻止部により吸気阻害物が侵入するのを阻止した状態を
視認できる透視窓を設けたから、吸気通路内の吸気を阻
害する吸気阻害物が侵入するのを阻止した状態を視認で
き、対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の電気掃除機の断面図
【図2】同電気掃除機のホースの一部切欠した断面図
【図3】同電気掃除機の掃除機本体の断面図
【図4】同電気掃除機の掃除機本体前部の断面図
【図5】同電気掃除機の手元パイプの断面図
【図6】同電気掃除機の延長管の一部切欠した断面図
【図7】同電気掃除機の吸込具の断面図
【図8】本発明の第2の実施例の電気掃除機の手元パイ
プの断面図
【図9】本発明の第3の実施例の電気掃除機の手元パイ
プの断面図
【図10】図9のA−A線断面図
【符号の説明】
1 掃除機本体 2 電動送風機 4 ホース 7 吸込具 8 延長管 9 吸気通路 10 排気通路 11 外ホース 12 内ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 哲雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 宮原 敏文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野町 哲治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B057 BA05 BA09 BA22

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、こ
    の掃除機本体に一端を接続するホースと、このホースの
    他端に接続する延長管または吸込具を具備し、前記掃除
    機本体、ホース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸
    引される吸気の吸気通路と、前記電動送風機から排出さ
    れる排気の排気通路とをそれぞれ有し、前記ホースは、
    可撓性の外ホース内に前記吸気通路を形成する可撓性の
    内ホースを配し、前記外ホースと内ホースとの間に形成
    する空間を排気通路とし、かつ少なくとも前記外ホース
    と内ホースの両端部を固定した電気掃除機。
  2. 【請求項2】 ホースの一端に接続する接続パイプと、
    前記ホースの他端に接続する手元パイプとを有し、前記
    接続パイプおよび手元パイプのホース接続部を二重管と
    して、外ホースおよび内ホースの端部を接続パイプおよ
    び手元パイプに接続した請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、こ
    の掃除機本体に一端を接続するホースと、このホースの
    他端に接続する延長管または吸込具を具備し、前記掃除
    機本体、ホース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸
    引される吸気の吸気通路と、前記電動送風機から排出さ
    れる排気の排気通路とをそれぞれ有し、前記ホースは、
    外ホースと、この外ホースの内面と隔てて前記外ホース
    の内部に配した内ホースとで構成し、前記外ホースおよ
    び内ホースを接続するパイプを二重管とし、前記パイプ
    の内管を外管より突出させた電気掃除機。
  4. 【請求項4】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、こ
    の掃除機本体に一端を接続するホースと、このホースの
    他端に接続する延長管または吸込具を具備し、前記掃除
    機本体、ホース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸
    引される吸気の吸気通路と、前記電動送風機から排出さ
    れる排気の排気通路とをそれぞれ有し、前記ホースは、
    吸気通路と排気通路のいずれか一方を内側に、他を外側
    に設けた可撓性を有する二重ホースにより形成し、前記
    延長管は、吸気通路と排気通路とを並設した延長管によ
    り形成し、前記ホースの他端に設けた手元パイプ内に、
    前記ホースの吸気通路および排気通路と、前記延長管の
    吸気通路および排気通路とをそれぞれ連結する吸気通路
    および排気通路を形成した電気掃除機。
  5. 【請求項5】 延長管は、上部に形成した排気通路と、
    下部に形成した吸気通路とを並設した請求項4記載の電
    気掃除機。
  6. 【請求項6】 延長管は、上部に形成した吸気通路と、
    下部に形成した排気通路とを並設した請求項4記載の電
    気掃除機。
  7. 【請求項7】 吸気通路の断面積を排気通路の断面積よ
    り大きくした請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気
    掃除機。
  8. 【請求項8】 少なくともホースの排気通路に導電線を
    配した請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気掃除
    機。
  9. 【請求項9】 電動送風機を内蔵する掃除機本体と、こ
    の掃除機本体に一端を接続するホースと、このホースの
    他端に接続する延長管または吸込具を具備し、前記掃除
    機本体、ホース、延長管、吸込具は前記電動送風機に吸
    引される吸気の吸気通路と、前記電動送風機から排出さ
    れる排気の排気通路とをそれぞれ有し、前記吸込具より
    ホースに至るまでの間に、前記吸気通路内の吸気を阻害
    する吸気阻害物が侵入するのを阻止する阻止部を設けた
    電気掃除機。
  10. 【請求項10】 阻止部により吸気阻害物が侵入するの
    を阻止した状態を視認できる透視窓を設けた請求項9記
    載の電気掃除機。
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