JP2002209801A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2002209801A
JP2002209801A JP2001006033A JP2001006033A JP2002209801A JP 2002209801 A JP2002209801 A JP 2002209801A JP 2001006033 A JP2001006033 A JP 2001006033A JP 2001006033 A JP2001006033 A JP 2001006033A JP 2002209801 A JP2002209801 A JP 2002209801A
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Japan
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extension pipe
hose
vacuum cleaner
exhaust
suction
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Application number
JP2001006033A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasufumi Fujiwara
保史 藤原
Seiji Ishikawa
誠治 石川
Shusuke Kitamura
秀典 北村
Masakazu Onda
雅一 恩田
Yasunori Tsuzaki
保則 津崎
Masafumi Okujima
雅史 奥島
Tetsuji Nomachi
哲治 野町
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、使い勝手の良い排気還流式電気掃
除機を安価に提供する。 【解決手段】 ホース3、延長管7には、吸引風の流路
である吸気通路14と、前記電動送風機8から排出され
る排気の少なくとも一部を吸込具側へ還流する排気通路
15を有し、前記ホース3に延長管7を接続した時には
前記ホース3と延長管7の排気通路15が連通されると
ともに、前記ホース3から延長管7を離脱した時にはホ
ース3の排気通路15をほぼ閉鎖する電気掃除機で、前
記ホース3から延長管7を離脱した時には、ホース3の
先からの排気の吹き出しがなく、排気が吸気通路14よ
り吸引されることもないので、ホース3の先から直接掃
除が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に関す
るもので、特に電動送風機から排出される排気の少なく
とも一部を吸気口へ還流させる電気掃除機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は多数提案さ
れており、図15〜図19において、吸引風を発生させ
る電動送風機38を内蔵する掃除機本体39にホース4
0の一端を接続し、このホース40の他端に延長管41
または吸込具42を接続し、掃除機本体39、ホース4
0、延長管41、吸込具42は電動送風機38に吸引さ
れる吸引風の吸気通路43と、電動送風機38から排出
される排気の排気通路44とを有し、電動送風機38に
より吸込具42から延長管41およびホース40を通し
て吸引した塵埃を、集塵フィルター(図示せず)にて捕
集する。そして集塵フィルターで浄化された空気が再度
ホース40および延長管41を通して吸込具42の吸気
口45近傍に還流するように構成している。
【0003】一方、隙間やサッシの溝掃除、あるいは家
具の上などの掃除では、延長管41を外したホース40
の先、または吸込具42を外した延長管41の先に付属
の小型吸込具を接続して掃除をするよう構成されてい
る。この小型吸込具のなかには、図18に示すように、
吸気通路43と排気通路44にそれぞれ連通する分離し
た通路が設けられ、ホース40、延長管41に接続した
とき、排気通路44を閉じるように構成した小型吸込具
46と、図19に示すように、小型吸込具48は、単純
な1通路で形成し、吸気通路43と排気通路44にそれ
ぞれ連通する分離した通路を有した継ぎパイプ47を介
してホース40、延長管41に接続されるものがあっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の電気掃除機では、ホース40、延長管41の先から直
接掃除をしようとした場合には、ホース40、延長管4
1の先に連通している排気通路44から排気が吹き出
し、塵埃を吹き飛ばしたり、本来は、ホース40、延長
管41の先から吸気のみを吸引すべきところが、排気通
路44と吸気通路43が連通しているため、排気の一部
が吸気通路43より吸引されてしまい、吸込力が低下し
ていた。
【0005】また、従来から使用していた排気還流式で
ない電気掃除機で一般的に使用されている小型吸込具4
8を使用する場合には、吸気通路43と排気通路44を
分離する継ぎパイプ47を必要とし、コスト的にも、接
続時の二度手間という使い勝手からも好ましくなかっ
た。一方、排気還流式の電気掃除機には、ホース40、
延長管41に接続したとき、排気通路44を閉じるよう
に構成した小型吸込具46が準備されている場合が一般
的であり、コスト的に好ましくなかった。
【0006】本発明は、以上のような従来の課題を解決
しようとするものであって、使い勝手の良い電気掃除機
を安価に提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、吸引風を発生する電動送風機を内蔵する掃
除機本体と塵埃を吸引する吸込具を少なくとも有する電
気掃除機で、掃除機本体から吸込具において吸引風の流
路である吸気通路と、前記電動送風機から排出される排
気の少なくとも一部を吸込具側へ還流する排気通路を有
し、掃除機本体から吸込具までのいずれかの接続部で前
記排気通路が大気開放となったとき、排気通路の前記接
続部の上流側をほぼ閉鎖する電気掃除機である。
【0008】上記構成により、例えば、前記ホースから
延長管を離脱した時には、ホースの先からの排気の吹き
出しがなく、排気が吸気通路より吸引されることもない
ので、ホースの先から直接掃除が可能となると共に、排
気還流式でない電気掃除機で一般的に使用されている単
純な1通路の小型吸込具を直接ホースの先に接続して掃
除することも可能となり、従来から使用していた単純な
1通路の小型吸込具を使用する場合にも、吸気通路と排
気通路を分離する継ぎパイプは不要となり、コスト的に
も安くなり、接続時の二度手間からも開放され、使い勝
手が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
吸引風を発生する電動送風機を内蔵する掃除機本体と塵
埃を吸引する吸込具を少なくとも有する電気掃除機で、
掃除機本体から吸込具において吸引風の流路である吸気
通路と、前記電動送風機から排出される排気の少なくと
も一部を吸込具側へ還流する排気通路を有し、掃除機本
体から吸込具までのいずれかの接続部で前記排気通路が
大気開放となったとき、排気通路の前記接続部の上流側
をほぼ閉鎖する電気掃除機である。
【0010】上記構成により、例えば、前記ホースから
延長管を離脱した時には、ホースの先からの排気の吹き
出しがなく、排気が吸気通路より吸引されることもない
ので、ホースの先から直接掃除が可能となると共に、排
気還流式でない電気掃除機で一般的に使用されている単
純な1通路の小型吸込具を直接ホースの先に接続して掃
除することも可能となり、従来から使用していた単純な
1通路の小型吸込具を使用する場合にも、吸気通路と排
気通路を分離する継ぎパイプは不要となり、コスト的に
も安くなり、接続時の二度手間からも開放され、使い勝
手が向上する。
【0011】本発明の請求項2記載の発明は、吸引風を
発生する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除
機本体に接続するホースと、塵埃を吸引する吸込具と、
吸込具とホースを接続する延長管を具備する電気掃除機
において、掃除機本体、ホース、延長管には、吸引風の
流路である吸気通路と、前記電動送風機から排出される
排気の少なくとも一部を吸込具側へ還流する排気通路を
有し、前記ホースに延長管を接続した時には前記ホース
と延長管の排気通路が連通されるとともに、前記ホース
から延長管を離脱した時にはホースの排気通路をほぼ閉
鎖するもので、前記ホースから延長管を離脱した時に
は、ホースの先からの排気の吹き出しがなく、排気が吸
気通路より吸引されることもないので、ホースの先から
直接掃除が可能となると共に、排気還流式でない電気掃
除機で一般的に使用されている単純な1通路の小型吸込
具を直接ホースの先に接続して掃除することも可能とな
り、従来から使用していた単純な1通路の小型吸込具を
使用する場合にも、吸気通路と排気通路を分離する継ぎ
パイプは不要となり、コスト的にも安くなり、接続時の
二度手間からも開放され、使い勝手が向上する。
【0012】本発明の請求項3記載の発明は、ホースに
延長管を接続した時には前記ホースと延長管の排気通路
を連通させ、前記ホースから延長管を離脱した時にはホ
ースの排気通路をほぼ閉鎖する弁体をホースの延長管接
続部に設け、延長管の排気通路のホース側先端部には、
前記弁体を押し開く突部Aを形成してなるもので、延長
管接続時のみ弁体を押し開き、ホースと延長管の排気通
路を連通し、延長管離脱時には、弁体の弾性による復元
力や排気の排圧により、弁体が排気通路をほぼ閉鎖する
構成を実現できる。
【0013】本発明の請求項4記載の発明は、ホースと
延長管の吸気通路と排気通路をそれぞれ気密に連通する
シール部材をホースの延長管接続部に設け、弁体を前記
シール部材に一体に形成したもので、延長管離脱時に
は、弁体の弾性による復元力や排気の排圧により、弁体
が排気通路をほぼ閉鎖する構成を部品点数を増やすこと
なく、安価に実現できる。
【0014】本発明の請求項5記載の発明は、延長管の
排気通路に形成した当接部に押し開かれる突部Bを弁体
の延長管側に形成してなるもので、上記請求項3と同様
の作用、効果を実現できると共に、突部A破損による機
能障害の防止と外観性の向上が図れる。
【0015】本発明の請求項6記載の発明は、延長管の
排気通路のホース側先端部には、シール部材の弁体を押
し開く突部Cを形成するとともに、前記突部Cに当接し
押し開かれる突部Dを弁体の延長管側に形成してなるも
ので、上記請求項3と同様の作用、効果を実現できると
共に、突部Cの破損による機能障害の低減が図れる。
【0016】本発明の請求項7記載の発明は、吸引風を
発生する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、前記掃除
機本体に接続するホースと、塵埃を吸引する吸込具と、
吸込具とホースを接続する延長管を具備する電気掃除機
において、掃除機本体、ホース、延長管、吸込具には、
吸引風の流路である吸気通路と、前記電動送風機から排
出される排気の少なくとも一部を吸込具へ還流する排気
通路を有し、前記延長管に吸込具を接続した時には前記
延長管と吸込具の排気通路が連通されるとともに、前記
延長管から吸込具を離脱した時には延長管の排気通路を
ほぼ閉鎖するもので、排気通路からの排気の吹き出しが
なく、排気が吸気通路より吸引されることもないので、
吸込具離脱時には、延長管の先からからの排気の吹き出
しがなく、排気が吸気通路より吸引されることもないの
で、延長管の先から直接掃除が可能となると共に、排気
還流式でない電気掃除機で一般的に使用されている単純
な1通路からなる小型吸込具を、直接延長管の先に接続
して掃除することも可能となることで、吸気通路と排気
通路を分離する継ぎパイプは不要となり、コスト的にも
安くなり、接続時の二度手間からも開放され、使い勝手
が向上する。
【0017】本発明の請求項8記載の発明は、延長管に
吸込具を接続した時には前記延長管と吸込具の排気通路
を連通させ、前記延長管から吸込具を離脱した時には延
長管の排気通路をほぼ閉鎖する弁体を設け、吸込具の排
気通路の延長管側先端部には、シール部材の弁体を押し
開く突部Aを形成してなるもので、吸込具接続時のみ弁
体を押し開き、吸込具と延長管の排気通路を連通し、吸
込具離脱時には、弁体の弾性による復元力や排気の排圧
により、弁体が排気通路をほぼ閉鎖する構成を実現でき
る。
【0018】本発明の請求項9記載の発明は、延長管と
吸込具の吸気通路と排気通路をそれぞれ気密に連通する
シール部材を延長管の吸込具接続部に設け、弁体を前記
シール部材に一体に形成したもので、吸込具離脱時に
は、弁体の弾性による復元力や排気の排圧により、弁体
が排気通路をほぼ閉鎖する構成を部品点数を増やすこと
なく、安価に実現できる。
【0019】本発明の請求項10記載の発明は、吸込具
の排気通路に形成した当接部に押し開かれる突部Bを弁
体の吸込具側に形成してなるもので、請求項8と同様の
作用、効果を実現できると共に、突部Bの破損による機
能障害の防止と外観性の向上が図れる。
【0020】本発明の請求項11記載の発明は、吸込具
の排気通路の延長管側先端部には、シール部材の弁体を
押し開く突部Cを形成するとともに、前記突部Cに当接
し押し開かれる突部Dを弁体の吸込具側に形成してなる
もので、上記請求項8と同様の作用、効果を実現できる
と共に、突部Cの破損による機能障害の低減が図れる。
【0021】本発明の請求項12記載の発明は、弁体の
排気の流れ方向への飛び出し防止手段を配したもので、
弁体が排気の排圧により、排気の流れ方向へ飛び出すの
を防止し、延長管、吸込具離脱時、排気通路の閉鎖を確
実に行える。
【0022】本発明の請求項13記載の発明は、弁体を
予め排気の流れ方向とは反対側に傾斜させて形成したも
ので、弁体の開閉支点と前記開閉支点の略下側に位置す
るシール部材の閉鎖面との距離よりも、弁体の開閉支点
と弁体の先端との距離を長く形成することが可能とな
り、延長管、吸込具離脱時、弁体が排気通路を閉鎖する
際、弁体の先端が前記閉鎖面よりも下側に位置すること
になり、排気通路の閉鎖を確実に行える。
【0023】本発明の請求項14記載の発明は、弁体の
開閉動作を良くするため、弁体の一部を薄肉形状とした
もので、弁体の開閉動作がスムーズになり、延長管、吸
込具の装着力を小さくできると共に、集塵室に塵埃が堆
積し、排気の排圧が低下した場合にも、確実に弁体が動
作し、排気通路を閉鎖できる。
【0024】本発明の請求項15記載の発明は、ホース
の延長管接続部と延長管の吸込具接続部の内周面の少な
くとも一方に、内周面の内径の中心と偏心させた内接面
を有し、かつ前記内接面は、奥にいくほど内径が小さく
なるテーパー状に形成するもので、排気還流式の電気掃
除機に比べ内径が小さい還流式でない電気掃除機に使用
されていた小型吸込具も継ぎパイプなしで接続可能とで
きる。
【0025】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を
図1〜図3を用いて説明する。
【0026】まず、電気掃除機の全体構成を図1を用い
て説明すると、掃除機本体1の接続口2にホース3の接
続管4を接続し、ホース3の他端側の握り管5に吸込具
6を接続した延長管7を接続している。掃除機本体1内
の後方には電動送風機8が内蔵され、接続口2と電動送
風機8の間には、塵埃を集塵する集塵室9が設けられて
いる。10は電動送風機8を覆っている防音筒で、外周
面には、排気管11が接続され、電動送風機8の運転で
排出される排気の一部を他端側の接続口2に導いてい
る。接続口2と集塵室9間に挟持された逆止弁12は、
接続口2と集塵室9内とを気密に連通し、また前側には
排気管11が接続される略筒状の排気導入口13が一体
に形成されている。
【0027】ホース3は内側に吸気通路14、外側に排
気通路15を有した二重管構成になっており、ホース3
の一端には、同様の二重管構成の接続管4を有し、逆支
弁12を介して吸気通路14が集塵室9と、排気通路1
5が排気導入口13と気密に連通しており、他端には、
上方に排気通路15、下方に吸気通路14を配した二重
管構成の握り管5を有している。
【0028】延長管7、吸込具6は、上方に排気通路1
5、下方に吸気通路14を配した二重管構成になってお
り、延長管7の一端は、握り管5の延長管接続部16に
配したシール部材であるパッキング17を介して、握り
管5の吸気通路14、排気通路15とそれぞれ気密に連
通接続され、他端は、延長管7の吸込具接続部18に配
したシール部材であるパッキング17を介して、吸込具
6の吸気通路14、排気通路15とそれぞれ気密に連通
接続され、吸込具6の排気通路15は吸気通路14と連
通した吸込口19へと連通している。握り管5の延長管
接続部16の内周面20には、延長管7の略円状外周面
21及び吸排気分離面22との気密性を確保するため、
弾性を有する材質で形成されたシール部材であるパッキ
ング17を配している。また、パッキング17の排気通
路15側には、開閉自在に前記排気通路15の長手方向
に略垂直に弁体23を前記パッキング17と一体で形成
している。
【0029】同様に、延長管7の吸込具接続部18の内
周面20には、吸込具6の略円状外周面21及び吸排気
分離面22との気密性を確保するため、弾性を有する材
質で形成されたパッキング17を配している。また、パ
ッキング17の排気通路15側には、開閉自在に弁体2
3を前記排気通路15の長手方向に略垂直に弁体23を
前記パッキング17と一体で形成している。延長管7の
排気通路15のホース先端側24及び吸込具6の排気通
路15の延長管先端側25には、それぞれホース3、延
長管7との接続時に、弁体23と当接し、弁体23を押
し開く突部A26を前記排気通路15の長手方向と略平
行に配している。
【0030】上記構成により、ホース3と延長管7、延
長管7と吸込具6をそれぞれ接続した場合に、突部A2
6により弁体23が押し開かれ、排気通路15が連通
し、吸込具6の吸込口19を経由して排気が還流する。
【0031】一方、ホース3と延長管7、延長管7と吸
込具6の離脱時には、弁体23の弾性による復元力及び
排気の排圧により、排気通路15を閉鎖する。このよう
に、ホース3と延長管7、延長管7と吸込具6の離脱時
には、排気通路15が閉鎖されるので、ホース3、延長
管7の先からの排気の吹き出しがなく、排気が吸気通路
15より吸引されることもないので、ホース3、延長管
7の先から直接掃除が可能となると共に、排気還流式で
ない電気掃除機で一般的に使用されているホース3、延
長管7に接続される単純な1通路からなる小型吸込具
(図示せず)を直接ホース3、延長管7の先に接続して
掃除することも可能となり、このため吸気通路14と排
気通路15を分離する継ぎパイプ(図示せず)は不要と
なり、コスト的にも安くなり、接続時の二度手間からも
開放され、使い勝手が向上する。一方、排気還流式の電
気掃除機専用に、ホース3、延長管7に接続したとき、
排気通路15を閉じるように構成した小型吸込具を準備
する必要もなくなり、コスト的に安くなる。本実施例に
おいては、ホース3と延長管7、延長管7と吸込具6の
離脱時において述べたが、吸込具6が掃除機本体1に接
続されているハンディタイプの小型電気掃除機や、吸込
具6とホース3と掃除機本体1が接続されているアップ
ライト型の電気掃除機においても同様の効果は得られる
ことは言うまでもない。
【0032】(実施例2)以下に本発明の第2の実施例
を図4、図5を用いて説明する。なお、上記第1の実施
例と同一構成部品については、同一符号を付して、その
説明を省略する。握り管5に配した弁体23の延長管7
側、延長管7に配した弁体23の吸込具6側には、それ
ぞれ延長管7、吸込具6の排気通路15形成したリブ形
状の当接部27に押し開かれる突部B28を前記排気通
路15の長手方向と略平行に配している。
【0033】上記構成により、実施例1と同一作用、効
果がえられると共に、突部A26の破損による機能障害
の防止と外観性の向上が図れる。
【0034】(実施例3)以下に本発明の第3の実施例
を図6、図7を用いて説明する。なお、上記第1、2の
実施例と同一構成部品については、同一符号を付して、
その説明を省略する。
【0035】延長管7の排気通路15のホース先端側2
4及び吸込具6の排気通路15の延長管先端側25に
は、それぞれホース3、延長管7との接続時に、突部D
29と当接し、弁体23を押し開く突部C30を排気通
路15形成したリブ形状の当接部27に形成している。
握り管5に配した弁体23の延長管7側、延長管7に配
した弁体23の吸込具6側には、それぞれ延長管7、吸
込具6の排気通路15に形成した突部C30に押し開か
れる突部D29を配している。ここで、突部C30は上
記実施例1で説明した突部A26よりも飛び出し代が小
さく、突部D29は上記実施例2で説明した突部B28
よりも、突部C30の飛び出し代の分だけ飛び出し代を
小さく設定できる。
【0036】上記構成により、実施例1と同一作用、効
果がえられると共に、突部C30の破損による機能障害
の低減が図れる、 (実施例4)以下に本発明の第4の実施例を図8を用い
て説明する。なお、上記第1〜3の実施例と同一構成部
品については、同一符号を付して、その説明を省略す
る。
【0037】弁体23の排気の流れ方向への飛び出し防
止手段として、弁体23の排気の流れ方向側にシール部
材であるパッキング17と一体に形成した、突起31を
配している。
【0038】上記構成により、弁体23が排気の排圧に
より、排気の流れ方向へ飛び出すのを防止し、延長管
7、吸込具6の離脱時、排気通路15の閉鎖を確実に行
える。
【0039】(実施例5)以下に本発明の第5の実施例
を図9、図10を用いて説明する。なお、上記第1〜4
の実施例と同一構成部品については、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0040】弁体23を予め排気の流れ方向とは反対側
に傾斜させて形成している。
【0041】上記構成により、弁体23の開閉支点32
と開閉支点32の略下側に位置するシール部材であるパ
ッキング17の閉鎖面33との距離よりも、弁体23の
開閉支点32と弁体23の下方先端34との距離を長く
形成することが可能となり、延長管7、吸込具6の離脱
時、弁体23が排気通路15を閉鎖する際、弁体23の
先端34が閉鎖面33よりも下側に位置することにな
り、排気通路15の閉鎖を確実に行える。
【0042】(実施例6)以下に本発明の第5の実施例
を図11、図12を用いて説明する。なお、上記第1〜
5の実施例と同一構成部品については、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0043】弁体23の開閉動作をスムーズにするた
め、弁体の折り曲げ部50の近傍に切り欠き部35を設
け薄肉形状としている。
【0044】上記構成により、弁体23の開閉動作がス
ムーズになり、延長管7、吸込具6の装着力を小さくで
きると共に、集塵室9に塵埃が堆積し、排気の排圧が低
下した場合にも、確実に弁体23が動作し、排気通路1
5を閉鎖できる。
【0045】(実施例7)以下に本発明の第5の実施例
を図13、図14を用いて説明する。なお、上記第1〜
6の実施例と同一構成部品については、同一符号を付し
て、その説明を省略する。
【0046】ホース3の延長管接続部16と延長管7の
吸込具接続部18の内周面20に、下側基準で内周面2
0の内径の中心とは偏心させた内接面36を有し、かつ
内接面36は、奥にいくほど内径が小さくなるテーパー
状に形成している。
【0047】上記構成により、排気還流式の電気掃除機
に比べ内径が小さい還流式でない電気掃除機に使用され
ていた小型吸込具37で、外周がテーパー状の略円周面
で形成されたものも継ぎパイプなしで接続可能とでき
る。
【0048】なお、上記実施例では、シール部材である
パッキング17に弁体23を一体に形成したものを紹介
したが、回動軸を有した開閉機構、電動のシャッター式
の開閉機構、排圧を利用したバネ体による開閉機構等い
かなる手段にも適用できることは言うまでもない。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、ホースから延長管を、
また、延長管から吸込具を離脱した時には、ホースや延
長管の先からの排気の吹き出しがなく、排気が吸気通路
より吸引されることもないので、ホースや延長管の先か
ら直接掃除が可能となると共に、排気還流式でない電気
掃除機で一般的に使用されている単純な1通路の小型吸
込具を直接ホースや延長管の先に接続して掃除すること
も可能となり、従来から使用していた単純な1通路の小
型吸込具を使用する場合にも、吸気通路と排気通路を分
離する継ぎパイプは不要となり、コスト的にも安くな
り、接続時の二度手間からも開放され、使い勝手が向上
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1を実施例を示す電気掃除機の全体
【図2】同電気掃除機の接続部接続時の要部断面図
【図3】同電気掃除機の接続部離脱時の要部断面図
【図4】本発明の第2の実施例を示す電気掃除機の接続
部接続時の要部断面図
【図5】同電気掃除機の接続部離脱時の要部断面図
【図6】本発明の第3の実施例を示す電気掃除機の接続
部接続時の要部断面図
【図7】同電気掃除機の接続部離脱時の要部断面図
【図8】本発明の第4の実施例を示す電気掃除機の接続
部接続時の要部断面図
【図9】本発明の第5の実施例を示す電気掃除機の接続
部接続時の運転停止時の要部断面図
【図10】同電気掃除機の接続部離脱状態での運転時の
要部断面図
【図11】本発明の第6の実施例を示す電気掃除機の接
続部接続時の要部断面図
【図12】同電気掃除機の接続部離脱時の要部断面図
【図13】本発明の第7の実施例を示す電気掃除機の小
型吸込具接続時の要部断面図
【図14】図13のA―A断面図
【図15】従来を示す電気掃除機の全体図
【図16】同電気掃除機の接続部接続時の要部断面図
【図17】同電気掃除機の接続部離脱時の要部断面図
【図18】同電気掃除機の小型吸込具接続時の要部断面
【図19】同電気掃除機の継ぎパイプを介した小型吸込
具接続時の要部断面図
【符号の説明】
3 ホース 7 延長管 14 吸気通路 15 排気通路 23 弁体 26 突部A
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 秀典 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 恩田 雅一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 津崎 保則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 奥島 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 野町 哲治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B057 BA27 BA32

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引風を発生する電動送風機を内蔵する
    掃除機本体と塵埃を吸引する吸込具を少なくとも有する
    電気掃除機で、掃除機本体から吸込具において吸引風の
    流路である吸気通路と、前記電動送風機から排出される
    排気の少なくとも一部を吸込具側へ還流する排気通路を
    有し、掃除機本体から吸込具までのいずれかの接続部で
    前記排気通路が大気開放となったとき、排気通路の前記
    接続部の上流側をほぼ閉鎖する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 吸引風を発生する電動送風機を内蔵する
    掃除機本体と、前記掃除機本体に接続するホースと、塵
    埃を吸引する吸込具と、吸込具とホースを接続する延長
    管を具備する電気掃除機において、掃除機本体、ホー
    ス、延長管には、吸引風の流路である吸気通路と、前記
    電動送風機から排出される排気の少なくとも一部を吸込
    具側へ還流する排気通路を有し、前記ホースに延長管を
    接続した時には前記ホースと延長管の排気通路が連通さ
    れるとともに、前記ホースから延長管を離脱した時には
    ホースの排気通路をほぼ閉鎖する電気掃除機。
  3. 【請求項3】 ホースに延長管を接続した時には前記ホ
    ースと延長管の排気通路を連通させ、前記ホースから延
    長管を離脱した時にはホースの排気通路をほぼ閉鎖する
    弁体をホースの延長管接続部に設け、延長管の排気通路
    のホース側先端部には、前記弁体を押し開く突部Aを形
    成してなる請求項2記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 ホースと延長管の吸気通路と排気通路を
    それぞれ気密に連通するシール部材をホースの延長管接
    続部に設け、弁体を前記シール部材に一体に形成した請
    求項3記載の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 延長管の排気通路に形成した当接部に押
    し開かれる突部Bを弁体の延長管側に形成してなる請求
    項3記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 延長管の排気通路のホース側先端部に
    は、シール部材の弁体を押し開く突部Cを形成するとと
    もに、前記突部Cに当接し押し開かれる突部Dを弁体の
    延長管側に形成してなる請求項3記載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 吸引風を発生する電動送風機を内蔵する
    掃除機本体と、前記掃除機本体に接続するホースと、塵
    埃を吸引する吸込具と、吸込具とホースを接続する延長
    管を具備する電気掃除機において、掃除機本体、ホー
    ス、延長管、吸込具には、吸引風の流路である吸気通路
    と、前記電動送風機から排出される排気の少なくとも一
    部を吸込具へ還流する排気通路を有し、前記延長管に吸
    込具を接続した時には前記延長管と吸込具の排気通路が
    連通されるとともに、前記延長管から吸込具を離脱した
    時には延長管の排気通路をほぼ閉鎖する電気掃除機。
  8. 【請求項8】 延長管に吸込具を接続した時には前記延
    長管と吸込具の排気通路を連通させ、前記延長管から吸
    込具を離脱した時には延長管の排気通路をほぼ閉鎖する
    弁体を設け、吸込具の排気通路の延長管側先端部には、
    シール部材の弁体を押し開く突部Aを形成してなる請求
    項7記載の電気掃除機。
  9. 【請求項9】 延長管と吸込具の吸気通路と排気通路を
    それぞれ気密に連通するシール部材を延長管の吸込具接
    続部に設け、弁体を前記シール部材に一体に形成した請
    求項8記載の電気掃除機。
  10. 【請求項10】 吸込具の排気通路に形成した当接部に
    押し開かれる突部Bを弁体の吸込具側に形成してなる請
    求項8記載の電気掃除機。
  11. 【請求項11】 吸込具の排気通路の延長管側先端部に
    は、シール部材の弁体を押し開く突部Cを形成するとと
    もに、弁体の吸込具側に前記突部Cに当接し押し開かれ
    る突部Dを形成してなる請求項8記載の電気掃除機。
  12. 【請求項12】 弁体の排気の流れ方向への飛び出し防
    止手段を配した請求項3〜6、8〜11のいずれか1項
    に記載の電気掃除機。
  13. 【請求項13】 弁体を予め排気の流れ方向とは反対側
    に傾斜させて形成した請求項3〜6、8〜12のいずれ
    か1項に記載の電気掃除機。
  14. 【請求項14】 弁体の開閉動作を良くするため、弁体
    の一部を薄肉形状とした請求項3〜6、8〜13のいず
    れか1項に記載の電気掃除機。
  15. 【請求項15】 ホースの延長管接続部と延長管の吸込
    具接続部の少なくとも一方の内周面に、内周面の内径の
    中心と偏心させた内接面を設け、かつ前記内接面は、奥
    にいくほど内径が小さくなるテーパー状に形成してなる
    請求項1〜14のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009078517A1 (en) * 2007-12-14 2009-06-25 Lg Electronics Inc. Vacuum cleaner and hose connection unit thereof
KR100912312B1 (ko) * 2007-12-14 2009-08-14 엘지전자 주식회사 진공 청소기
KR101822088B1 (ko) 2016-06-23 2018-01-25 (주)경서글로텍 진공청소기 흡배기구 구조

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