JP2001135419A - シールドケーブルの端末処理方法及び端末処理構造 - Google Patents

シールドケーブルの端末処理方法及び端末処理構造

Info

Publication number
JP2001135419A
JP2001135419A JP31886799A JP31886799A JP2001135419A JP 2001135419 A JP2001135419 A JP 2001135419A JP 31886799 A JP31886799 A JP 31886799A JP 31886799 A JP31886799 A JP 31886799A JP 2001135419 A JP2001135419 A JP 2001135419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
bolt
terminal
shielded cable
grounded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31886799A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Hayashi
弘幸 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP31886799A priority Critical patent/JP2001135419A/ja
Priority to US09/703,842 priority patent/US6437245B1/en
Priority to EP00124122A priority patent/EP1100161A3/en
Publication of JP2001135419A publication Critical patent/JP2001135419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/621Bolt, set screw or screw clamp
    • H01R13/6215Bolt, set screw or screw clamp using one or more bolts
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/652Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding   with earth pin, blade or socket
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/648Protective earth or shield arrangements on coupling devices, e.g. anti-static shielding  
    • H01R13/658High frequency shielding arrangements, e.g. against EMI [Electro-Magnetic Interference] or EMP [Electro-Magnetic Pulse]
    • H01R13/6591Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members
    • H01R13/6592Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable
    • H01R13/6593Specific features or arrangements of connection of shield to conductive members the conductive member being a shielded cable the shield being composed of different pieces
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/30Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
    • H01R4/34Conductive members located under head of screw

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で容易にシールドケーブルのシー
ルド体を接地できるようにする。 【解決手段】 シールドケーブル30に含まれるシール
ド編組線34の端末を接地するための端末処理構造と方
法。少なくとも使用時に接地される部材10A,10B
に固定される第1のコネクタ14A,14Bと、これに
金属製ボルト26で締結される第2のコネクタ20とを
用いる。ボルト26にシールド編組線34の端末を接続
した状態でボルト26を部材10A,10B側のねじ孔
に螺合することにより、コネクタの締結と同時に、シー
ルド編組線34をボルト26を通じて部材10A,10
B側に接続するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド用編組や
シールドテープ、あるいはドレイン線などのシールド体
を含んだシールドケーブルの端末処理方法及び端末処理
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シールド体を含んだシールドケ
ーブルにおいて、そのシールド機能を有効に発揮させる
には、前記シールド体を接地する必要がある。その接地
手段として、前記シールド体の端末をアースに接続する
構造及び方法が知られている。その一例を図5に示す。
【0003】図示のユニットケース80は、例えば制御
基板を収納するもので、少なくとも使用時に接地される
ものである。このケース80の外壁には、第1のコネク
タ82がボルト84で固定されている。この第1のコネ
クタ82に結合される第2のコネクタ86には、これを
軸方向に貫く形状のボルト挿通筒部87が形成されてい
る。そして、このボルト挿通筒部87にボルト88が挿
通され、かつ、その端部が前記ユニットケース80側に
設けられたねじ孔(図示せず)に螺合されることによ
り、両コネクタ82,86が結合状態で固定される(締
結される)ようになっている。
【0004】一方、シールドケーブル90は、複数本の
電線91と、これらを覆うシールド用編組とを含み、前
記各電線91の端末は、第2のコネクタ86に組み込ま
れた各端子に接続されている。前記シールド用編組の端
末は線状に撚られてシールド編組線92を形成してお
り、その端末に棒状の接続用金具93が固定されてい
る。
【0005】前記両コネクタ82,86は金属製のコネ
クタカバー94で覆われるようになっている。このコネ
クタカバー94の内面適所には、前記接続用金具93が
圧入される金具圧入部96が形成されている。また、コ
ネクタカバー94の周縁部には、ボルト挿通孔97をも
つ取付耳部98が形成され、そのボルト挿通孔97にボ
ルト100が挿通可能となっている。
【0006】この構造では、次の手順でコネクタ結合及
びシールド編組線92の接地が行われる。
【0007】1)第2のコネクタ86と第1のコネクタ
82とを仮嵌合し、かつ、第2のコネクタ86のボルト
挿通筒部87にボルト88を挿通しながらその端部をケ
ース80のねじ孔に螺合することにより、コネクタ8
2,86同士を締結する。
【0008】2)シールド編組線92の端末に固定され
た接続用金具93を金具圧入部96に圧入する。そし
て、このコネクタカバー94の取付耳部98に形成され
たボルト挿通孔97にボルト100を挿通しながら前記
第1のコネクタ82に設けられた貫通孔83を通じてケ
ース80側のねじ孔(図示せず)にボルト100をねじ
込む。これにより、コネクタカバー94がケース80に
固定されるとともに、当該コネクタカバー94が前記ボ
ルト100及びケース80を通じて接地され、ひいて
は、このコネクタカバー94に接続用金具93を介して
電気的に接続された状態にあるシールド編組線92も接
地される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記図5に示した構造
及び方法では、次のような解決すべき課題がある。
【0010】 シールド編組線92を接地するため
に、コネクタカバー94に金具圧入部96を形成すると
ともに、コネクタカバー94をボルト100を通じてケ
ース80側に電気的に接続する必要がある。このため、
コネクタカバー94の構造が複雑になるとともに、部品
点数が増大する。また、コネクタカバー94には必ず導
電性を有する金属製のものを用いなければならず、当該
コネクタカバー94の省略が不可能であることはもちろ
ん、その材料にも著しい制約を受ける。従って、当該コ
ネクタ94を例えば軽量な合成樹脂製のものにするとい
ったことはできない。
【0011】 シールド編組線92を接地するには、
その端末の接続用金具93をまずコネクタカバー94の
金具圧入部96に圧入し、その圧入状態を保持しながら
コネクタカバー94をボルト100でケース80に固定
する作業が必要である。かかる作業は非常に複雑で面倒
である。
【0012】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構成で容易にシールドケーブルのシールド体を接地する
ことができる方法及び構造を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、少なくとも使用時に接地され
る部材に固定される第1のコネクタと、シールドケーブ
ルに含まれる電線に接続される端子を有し、前記第1の
コネクタに金属製のボルトで締結される第2のコネクタ
とを利用して、前記シールドケーブルに含まれるシール
ド体の端末処理をする方法であって、前記シールドケー
ブルの端末が前記ボルトに電気的に接続される状態で、
当該ボルトを前記第1のコネクタに貫通させながら前記
接地された部材に設けたねじ孔に螺合することにより、
前記第1のコネクタと第2のコネクタとを締結するとと
もに、前記シールド体を前記ボルトを介して前記接地さ
れる部材に電気的に接続するシールドケーブルの端末処
理方法である。
【0014】また本発明は、電線及びシールド体を含む
シールドケーブルの端末処理構造であって、少なくとも
使用時に接地される部材に固定される第1のコネクタ
と、ボルト挿通孔を形成するボルト挿通部をもつ第2の
コネクタと、そのボルト挿通部のボルト挿通孔に挿通さ
れた状態で前記接地される部材に設けられたねじ孔に螺
合することにより前記第1のコネクタと第2のコネクタ
とを締結する金属製のボルトとを備え、前記第2のコネ
クタの端子に前記電線の端末が接続されるとともに、前
記シールド体の端末が前記ボルトと電気的に接続され、
かつ、当該ボルトが前記ボルト挿通孔に挿通された状態
で、当該ボルトが前記接地される部材のねじ孔に螺合さ
れたシールドケーブルの端末処理構造である。
【0015】これらの方法及び構造によれば、第1のコ
ネクタと第2のコネクタとを締結するための金属製のボ
ルトを有効に利用することにより、簡単な構造で容易に
シールド体を接地される部材に電気的に接続する(すな
わち接地する)ことができる。
【0016】前記シールド体の端末とボルトとの接続を
保持する手段は特に問わないが、前記ボルト挿通部とボ
ルト頭部との間に前記シールド体の端末もしくはこれに
設けた接続金具を挟み込んで固定するようにすれば、特
別な固定手段を用いることなく確実に前記接続状態を保
つことができる。
【0017】特に、前記シールド体の端末に前記ボルト
に外側から嵌合する形状の接続金具を設け、この接続金
具を前記ボルト挿通部とボルト頭部との間に挟み込んで
固定するようにした構造では、例えば前記シールド体端
末を直接ボルト頭部とボルト挿通部との間に挟み込む構
造に比べ、より安定した状態でシールド体とボルトとの
接続をすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1〜図4に基づいて説明する。
【0019】この実施の形態では、本発明にいう「少な
くとも使用時に接地される部材」がエンジンのシリンダ
へッドにこれと一体に形成された一対のコネクタ接続部
10A,10Bであり、これらコネクタ接続部10A,
10B内にそれぞれ第1のコネクタ14A,14Bが組
み込まれている。これら第1のコネクタ14A,14B
は、前記シリンダへッド内の各電磁制御弁につながって
おり、これら電磁制御弁に信号を分配する構成となって
いる。
【0020】ただし、本発明にいう「少なくとも使用時
に接地される部材」はかかるエンジン部品に限られるも
のではなく、例えば制御基板のケースなど、少なくとも
使用時に接地される部材に広く適用できるものである。
【0021】前記第1のコネクタ14A,14Bは、コ
ネクタ接続部10A,10Bの外壁にボルト12で固定
されるようになっている。各第1のコネクタ14A,1
4Bのハウジングには、外方に向かって開口するフード
15が形成され、このフード15の内側に多数の雄端子
16(図2)が配設されている。
【0022】図2及び図3に示すように、前記コネクタ
接続部10A,10Bは上下2段に重ねて配置されてい
る。従って、これらコネクタ接続部10A,10Bに固
定される第1のコネクタ14A,14Bも上下に並んだ
状態となっている。そして、これらの第1のコネクタ1
4A,14Bに単一の第2のコネクタ20が結合される
ようになっている。
【0023】この第2のコネクタ20のハウジングに
は、前記各フード15内にそれぞれ嵌入される上下一対
の嵌入凸部21が形成されている。これら嵌入凸部21
内には端子収容室が形成され、各端子収容室内に図2に
示すような雌端子22が固定されている。これら雌端子
22は、それぞれ前記雄端子16に嵌合されるものであ
る。
【0024】前記嵌入凸部21の各端子収容室内には、
図2に示すような撓み可能なランス29が形成されてい
る。そして、この嵌入凸部21に対して前側(図2では
左側)から同図に示すようなリテーナ25が装着される
ことにより、ランス29が前記各雌端子22を係止する
形状に拘束されるようになっている。
【0025】第2のコネクタ20の中央部には、これを
軸方向に貫く形状のボルト挿通筒部23が形成されてい
る。このボルト挿通筒部23は、金属製のボルト26が
挿通可能なボルト挿通孔24を形成している。ボルト2
6は、工具により回転操作可能な異形断面の頭部27を
有するとともに、この頭部27の下部に他の部分よりも
大径の鍔部28が形成されている。
【0026】一方、下側コネクタ接続部10Bの上部中
央部分(両第1のコネクタ14A,14Bの間に位置す
る部分)には、ねじ孔18が形成されている。このねじ
孔18には、前記ボルト挿通孔24に挿通されたボルト
26の端部が螺合状態で挿入されるようになっている。
【0027】この実施の形態にかかるシールドケーブル
30は、多数本の電線32と、これらの電線32を覆う
シールド用編組(シールド体)とを含み、当該シールド
用編組32の端末が線状に撚り合わされてシールド編組
線34を形成している。そして、このシールド編組線3
4の端末に接続金具36が固定されている。
【0028】この接続金具36は、図4(a)(b)に
示すように、圧着部37とクリップ部38とを一体に有
している。圧着部37は、前記シールド編組線34の端
末にかしめ等の手段で圧着固定されるものであり、この
圧着により接続金具36とシールド用編組線34とが電
気的に接続される。クリップ部38は、薄板状で、か
つ、前記ボルト26の軸部に対して外側から嵌合可能な
平面形状(図例では略C字状)をなしている。
【0029】前記コネクタ14A,14B,20は、コ
ネクタカバー40によって外側から保護される。このコ
ネクタカバー40は、前記コネクタを覆う本体部分に加
え、前記シールドケーブル30の端末部分をおおう電線
カバー部42を有している。また、コネクタカバー40
の中央には、前記ボルト頭部27との干渉を回避するた
めの貫通孔44が形成されている。
【0030】次に、この構造によるシールドケーブル3
0の端末処理方法を説明する。
【0031】1)シールドケーブル30における各電線
32の端末に第2のコネクタ20の各雌端子22を接続
状態で固定し、これらの雌端子22を第2のコネクタ2
0の各端子収容室に挿入してからリテーナ29を装着す
ることにより、各雌端子22を端子収容室内に固定す
る。
【0032】なお、本発明では電線32と雌端子22と
の接続構造は特に問わず、雌端子22に形成したバレル
を電線端末に圧着するもの、圧接刃に電線を圧接接続す
るもの、超音波溶接を用いるものなど、従来公知の種々
の手段がそのまま適用できる。また、第2のコネクタ2
0における端子収容室内への雌端子22の固定構造も特
に問わない。第2のコネクタの構造によっては、そのハ
ウジングに予め雌端子22を組み込んだ状態で各端子に
シールドケーブル30の電線32を接続することも可能
である。
【0033】2)第2のコネクタ20の嵌入凸部21を
各第1のコネクタ14A,14Bのフード15内に仮嵌
合する。
【0034】3)ボルト26をボルト挿通筒部23のボ
ルト挿通孔24に挿入し、かつ、このボルト26の軸部
に、シールド編組線34の端末に固定された接続金具3
6のクリップ部38を外嵌する。この状態で、ボルト2
6を回転操作してコネクタ接続部10B側のねじ孔18
に螺合、挿入していく。すなわち、ボルト26を第2の
コネクタ20に貫通させながら、このボルト26をコネ
クタ接続部10Bのねじ孔18にねじ込んでいく。
【0035】このボルト26の締め付けに伴って、第1
のコネクタ14A,14Bの雄端子16と、第2のコネ
クタ20の雌端子22との嵌合が進んでいき、最終的に
第1のコネクタ14A,14Bと第2のコネクタ20と
が締結される。と同時に、接続金具36の偏平なクリッ
プ部38がボルト頭部27の鍔部28とボルト挿通筒部
23の端面との間に挟み込まれる(図4(b)の状
態)。これにより、接続金具36がボルト26と接触す
る状態で固定され、この接続金具36及び金属製ボルト
26を媒介としてシールド編組線34がコネクタ接続部
10A,10B側に電気的に接続される状態になる。従
って、これらコネクタ接続部10A,10Bの接地によ
り、シールド編組線34も自ずと接地されることにな
る。
【0036】この実施の形態にかかる構造及び方法で
は、コネクタ締結用の金属製ボルト26を有効に利用し
てシールド編組線34の端末をコネクタ接続部10A,
10B側のアースに落とすようにしているので、前記図
5に示した従来構造のように、コネクタカバーに特別な
構造を付加したり、煩雑な作業を行ったりする必要がな
く、シールド編組線34の端末に固定した接続金具36
をボルト頭部27の鍔部28とボルト挿通筒部23の端
面との間に挟み込むだけの簡単な作業で、シールド体の
接地を果たすことができる。
【0037】また、前記図5に示した従来構造と異な
り、コネクタカバー40を接続媒体として用いていない
ので、コネクタカバー40の構造や材質に制約を受ける
ことがなく、場合によっては当該コネクタカバー40自
体の省略も可能である。
【0038】なお、本発明はかかる実施形態に限られ
ず、例えば次のような形態での実施も可能である。
【0039】・図例では、複数の第1のコネクタ14
A,14Bに単一の第2のコネクタ20を結合するもの
を示したが、第1のコネクタと第2のコネクタとを一対
一で結合するものにも適用可能である。また、第1のコ
ネクタ側の端子が雄端子で、第2のコネクタ側の端子が
雌端子でも同等の効果が得られることはいうまでもな
い。
【0040】・本発明にいう「シールド体の端末」は、
図示のようにシールド編組を撚り合わせたシールド編組
線34に限られない。例えば、シールド編組に接触する
ようにシールドケーブル30内に配されたドレイン線の
端末をコネクタ締結用ボルトに接続するようにしてもよ
い。また、シールド体はシールド編組に限らず、例えば
シールド用金属箔を含むラミネートテープであってもよ
い。
【0041】・前記図4に示した接続金具36を省略
し、シールド体の端末を直接ボルト26に固定すること
も可能である。ただし、図示のようにボルト26に外嵌
可能なクリップ部38をもつ接続金具36を用いること
により、より安定した状態でボルト26にシールド体を
接続することが可能である。
【0042】・本発明方法において、シールド体の端末
をボルトに固定する手段は特に問わず、例えばテープな
どで当該端末をボルトに貼着するようにしてもよい。た
だし、図示のようにシールド体端末の接続金具36もし
くは当該端末自身をボルト26の頭部とボルト挿通筒2
3との間に挟み込む方法をとることにより、特別な固定
手段を用いることなく確実にシールド体端末とボルトと
の接続状態を維持することができる。
【0043】
【発明の効果】以上のように本発明は、コネクタ同士を
締結するための金属製ボルトを利用してシールドケーブ
ルのシールド体端末を接地される部材に電気的に接続す
るようにしたものであるので、簡単な構成で容易にシー
ルドケーブルのシールド体を接地することができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるシールドケーブル
の端末処理構造の分解斜視図である。
【図2】前記端末処理構造を示す一部断面側面図であ
る。
【図3】前記端末処理構造にかかるコネクタ接続部とこ
れらのコネクタ接続部に固定される第1のコネクタとを
示す正面図である。
【図4】(a)は前記端末処理構造に用いられる接続金
具と金属製ボルトとの接続状態を示す断面平面図であっ
て(b)のB−B線断面図、(b)は(a)のA−A線
断面図である。
【図5】従来のシールドケーブルの端末処理構造の一例
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10A,10B コネクタ接続部(少なくとも使用時に
接地される部材) 14A,14B 第1のコネクタ 20 第2のコネクタ 22 第2のコネクタの雌端子 23 ボルト挿通筒部(ボルト挿通部) 24 ボルト挿通孔 26 金属製ボルト 27 ボルト頭部 28 鍔部 30 シールドケーブル 32 電線 34 シールド編組線 36 接続金具 38 クリップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 弘幸 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社ハーネス総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FA09 FB09 FB20 FC21 FC29 FC36 HC20 LA01 LA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも使用時に接地される部材に固
    定される第1のコネクタと、シールドケーブルに含まれ
    る電線に接続される端子を有し、前記第1のコネクタに
    金属製のボルトで締結される第2のコネクタとを利用し
    て、前記シールドケーブルに含まれるシールド体の端末
    処理をする方法であって、前記シールドケーブルの端末
    が前記ボルトに電気的に接続される状態で、当該ボルト
    を前記第1のコネクタに貫通させながら前記接地された
    部材に設けたねじ孔に螺合することにより、前記第1の
    コネクタと第2のコネクタとを締結するとともに、前記
    シールド体を前記ボルトを介して前記接地される部材に
    電気的に接続することを特徴とするシールドケーブルの
    端末処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシールドケーブルの端末
    処理方法において、前記ボルト挿通部とボルト頭部との
    間に前記シールド体の端末もしくは当該端末に設けた接
    続金具を挟み込んで固定することを特徴とするシールド
    ケーブルの端末処理方法。
  3. 【請求項3】 電線及びシールド体を含むシールドケー
    ブルの端末処理構造であって、少なくとも使用時に接地
    される部材に固定される第1のコネクタと、ボルト挿通
    孔を形成するボルト挿通部をもつ第2のコネクタと、そ
    のボルト挿通部のボルト挿通孔に挿通された状態で前記
    接地される部材に設けられたねじ孔に螺合することによ
    り前記第1のコネクタと第2のコネクタとを締結する金
    属製のボルトとを備え、前記第2のコネクタの端子に前
    記電線の端末が接続されるとともに、前記シールド体の
    端末が前記ボルトと電気的に接続され、かつ、当該ボル
    トが前記ボルト挿通孔に挿通された状態で、前記接地さ
    れる部材のねじ孔に螺合されていることを特徴とするシ
    ールドケーブルの端末処理構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のシールドケーブルの端末
    処理構造において、前記シールド体の端末に前記ボルト
    に外側から嵌合する形状の接続金具が設けられ、この接
    続金具が前記ボルト挿通部とボルト頭部との間に挟み込
    まれていることを特徴とするシールドケーブルの端末処
    理構造。
JP31886799A 1999-11-09 1999-11-09 シールドケーブルの端末処理方法及び端末処理構造 Pending JP2001135419A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31886799A JP2001135419A (ja) 1999-11-09 1999-11-09 シールドケーブルの端末処理方法及び端末処理構造
US09/703,842 US6437245B1 (en) 1999-11-09 2000-11-02 Terminal processing method and structure for shield cable
EP00124122A EP1100161A3 (en) 1999-11-09 2000-11-06 Terminal processing method and structure for shield cable

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31886799A JP2001135419A (ja) 1999-11-09 1999-11-09 シールドケーブルの端末処理方法及び端末処理構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001135419A true JP2001135419A (ja) 2001-05-18

Family

ID=18103859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31886799A Pending JP2001135419A (ja) 1999-11-09 1999-11-09 シールドケーブルの端末処理方法及び端末処理構造

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6437245B1 (ja)
EP (1) EP1100161A3 (ja)
JP (1) JP2001135419A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008020527A1 (en) * 2006-08-15 2008-02-21 Autonetworks Technologies, Ltd. Grounding structure and grounding method for shield wire
WO2013069352A1 (ja) * 2011-11-09 2013-05-16 住友電装株式会社 コネクタ
US11524640B2 (en) 2019-07-31 2022-12-13 Honda Motor Co., Ltd. Power supply apparatus

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6595789B2 (en) 2000-10-20 2003-07-22 Autonetworks Technologies, Ltd. Electronic unit, shield cable connecting structure, connecting method, wires waterproof-connecting structure, and method
JP2006092823A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Yamaha Marine Co Ltd アース接続構造
US20060292916A1 (en) * 2005-06-23 2006-12-28 Alcatel Electrical cable connectors, electrical cable assemblies, and methods of making same
US7210947B1 (en) * 2006-01-13 2007-05-01 Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. Cable harness system, ground clips and method for electrically grounding a conductor of the cable harness system
US20110182694A1 (en) * 2009-02-27 2011-07-28 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Connector device for construction machine
JP2011014391A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Yazaki Corp 金属箔巻きシールド電線
EP2645510B1 (en) * 2010-11-26 2018-07-11 Mitsubishi Electric Corporation Electric connector, train information transmitting/receiving system, and method for connecting electric connector
JP5486061B2 (ja) * 2012-09-20 2014-05-07 株式会社小松製作所 建設機械に搭載されるコントローラの接地構造
US10056702B2 (en) * 2015-11-04 2018-08-21 Gentherm, Inc. Crimp connection for mesh shielding material used in steering wheel with capacitive sensing
JP6822922B2 (ja) * 2017-08-14 2021-01-27 トヨタ自動車株式会社 電子機器の車載構造
JP6913070B2 (ja) * 2018-11-20 2021-08-04 矢崎総業株式会社 シールドコネクタ
JP2022150183A (ja) * 2021-03-26 2022-10-07 マツダ株式会社 電動車両の下部構造

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3447036A (en) * 1967-04-21 1969-05-27 Bell Telephone Labor Inc Assembly for mounting and aligning modules
US4489997A (en) * 1982-03-15 1984-12-25 Stow & Davis Furniture Company Electrical connector
US4577919A (en) * 1985-02-19 1986-03-25 Amp Incorporated Boot and shielded cable connector
DE8610746U1 (de) * 1986-04-19 1986-06-19 Polytronic Kunststoff-Elektro Gmbh, 4796 Salzkotten Geschirmter Steckverbinder
US5274570A (en) * 1989-05-22 1993-12-28 Mazda Motor Corporation Integrated circuit having metal substrate
US4915652A (en) * 1989-06-12 1990-04-10 Thomas & Betts Corporation Shielded electrical connector
JP2613985B2 (ja) * 1991-05-21 1997-05-28 矢崎総業株式会社 ねじ締めコネクタ
JPH0614437A (ja) * 1992-06-25 1994-01-21 Matsushita Electric Works Ltd バスダクト装置
US5315063A (en) * 1992-09-10 1994-05-24 Electric Motion Company, Inc. Ground connector
US5536103A (en) * 1992-10-07 1996-07-16 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Connector having core and insert-molded terminal
JP2698841B2 (ja) * 1992-10-28 1998-01-19 矢崎総業株式会社 低挿入力コネクタ
US5336109A (en) * 1993-04-15 1994-08-09 The Whitaker Corporation Stacked connector assembly
JP2584507Y2 (ja) * 1993-05-24 1998-11-05 住友電装株式会社 電線の防水構造
JP2694417B2 (ja) * 1993-09-17 1997-12-24 矢崎総業株式会社 分割多極コネクタ
FR2716580B1 (fr) * 1994-02-18 1996-04-12 Cegelec Boîte de raccordement pour une pluralité de câbles blindés.
US5468155A (en) * 1994-09-21 1995-11-21 Hughes Aircraft Company Connector accessory for shield termination
JPH08190971A (ja) * 1995-01-10 1996-07-23 Sumitomo Wiring Syst Ltd ジョイントコネクタ
JP3145271B2 (ja) * 1995-05-16 2001-03-12 矢崎総業株式会社 低挿入力コネクタ
US5681172A (en) * 1995-11-01 1997-10-28 Cooper Industries, Inc. Multi-pole electrical connector with ground continuity
JP3112830B2 (ja) * 1996-05-16 2000-11-27 矢崎総業株式会社 電線のシールド構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008020527A1 (en) * 2006-08-15 2008-02-21 Autonetworks Technologies, Ltd. Grounding structure and grounding method for shield wire
JP2008108699A (ja) * 2006-08-15 2008-05-08 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk シールド線のアース処理構造およびアース処理方法
US8258402B2 (en) 2006-08-15 2012-09-04 Autonetworks Technologies, Ltd. Shielded wire-grounding construction
WO2013069352A1 (ja) * 2011-11-09 2013-05-16 住友電装株式会社 コネクタ
JP2013122900A (ja) * 2011-11-09 2013-06-20 Sumitomo Wiring Syst Ltd コネクタ
US11524640B2 (en) 2019-07-31 2022-12-13 Honda Motor Co., Ltd. Power supply apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US6437245B1 (en) 2002-08-20
EP1100161A3 (en) 2004-12-01
EP1100161A2 (en) 2001-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001135419A (ja) シールドケーブルの端末処理方法及び端末処理構造
US8562377B2 (en) Shield connector having a shield shell connected to a metallic case and a shield conductor
US6837728B2 (en) Equipment-mounting wire harness
JP3251540B2 (ja) シールド電線の端末処理構造及び端末処理方法
US5505637A (en) Shielded connector with hermaphroditic shell
US20020106918A1 (en) Terminal end structure for shielded wire
JP2000077141A (ja) 打抜き形成金属シ―ルド装置、電気コネクタ及びコネクタの組立て方法
JP2002218640A (ja) シールド接続構造
JP2002313496A (ja) 機器用シールドコネクタ
JP3792914B2 (ja) シールド電線接続部構造
US7044795B2 (en) Miniature, shielded electrical connector with strain relief
JP6604516B2 (ja) 防水コネクタ
JPH10189147A (ja) シールドコネクタ
US7118415B2 (en) Conductive path
JP4638064B2 (ja) 電子ユニットと電線との防水接続構造及び方法
JP2002134953A (ja) 電子ユニットとシールドケーブルとの接続構造及び接続方法
JP2000357563A (ja) シールドコネクタ
JP2002373737A (ja) 機器用シールドコネクタ
JP2000048912A (ja) シールド装置
US20010047877A1 (en) Shield connector
JP2944545B2 (ja) 防水コネクタ
JP2004172008A (ja) 機器用コネクタ
JP2002334751A (ja) 機器用シールドコネクタ
US5726389A (en) Cable shield clamp
JP2956075B2 (ja) コネクタのカバー

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060307