JPH10189147A - シールドコネクタ - Google Patents

シールドコネクタ

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JPH10189147A
JPH10189147A JP34379696A JP34379696A JPH10189147A JP H10189147 A JPH10189147 A JP H10189147A JP 34379696 A JP34379696 A JP 34379696A JP 34379696 A JP34379696 A JP 34379696A JP H10189147 A JPH10189147 A JP H10189147A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いシールド性及び信頼性を確保するととも
に、部品点数及び組付工数の削減を図り、コストを低減
する。 【解決手段】 本発明のシールドコネクタは、電気機器
ボディ21に固定された中継コネクタ40のボディ内方
側バスバー44が機器バスバー20に接続される。ま
た、電源用コネクタ30のバスバー31が中継コネクタ
40のボディ外方側バスバー45に接続される。また、
所要のシールドメッキ処理が電源用コネクタ30及び中
継コネクタ40における電気機器ボディ21外方側に露
出する所定部分(図中斜線部分)に施される。また、電
源用コネクタ30のバスバー31に接続されるシールド
電線10は、編線12に嵌合された導電性クリップ13
を、ネジ部材14を介して電源用コネクタ30のジョイ
ントボックス本体32に固定される。これにより、編線
12が電源用コネクタ30のメッキ部分と電気的に接続
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気自動車
における高圧ケーブルの接続等に使用される電気機器直
付用シールドコネクタに関し、詳しくは高いシールド効
果を確保しつつ、信頼性の向上及びコスト低減を図るこ
とができるシールドコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシールドコネクタは、図11に示
すようにシールド電線60に取り付けた端子固定金具6
1及び接続部材62を電気機器の金属ケース63に固定
したコネクタハウジング64に嵌合させた状態で、該端
子固定金具61の先端部に電気機器側の接続端子65を
接続するものである。前記端子固定金具61は、芯線6
6及び編線67を露出したシールド電線60の芯線66
を被覆して取り付けられ、コネクタハウジング64に嵌
合された状態で先端部に電気機器側の接続端子65をボ
ルト68によって連結させる。また、前記接続部材62
は、シールド電線60の編線67に外面側から嵌合され
る。前記コネクタハウジング64は、電気機器の金属ケ
ース63の電線挿入孔69に嵌合され、金属ケース63
にボルト70によって固定される。
【0003】前記構成のシールドコネクタにおいては、
シールド電線60を取り付ける際には、最初にシールド
電線60の芯線66に端子固定金具61を取り付けると
ともに、編線67に接続部材62を嵌合させる。次に、
端子固定金具61及び接続部材62をコネクタハウジン
グ64に嵌合させる。更に、コネクタハウジング64を
電気機器の金属ケース63の電線挿入孔69に嵌合させ
るとともに、金属ケース63にボルト70で固定する。
この状態で、電気機器側の接続端子65を端子固定金具
61にボルト68によって連結する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシール
ドコネクタにおいては、シールド電線1本毎について、
煩雑な取り付け作業を行う必要があり、1個のシールド
コネクタでは複数のシールド電線60に対応することが
できない。したがって、部品点数及び組付工数の増大が
避けられず、取り付け作業に多大の労力と時間を要し、
コストを増大させるという問題があった。また、部品点
数の増大に伴いシールドコネクタ全体が大型化してしま
い、大きな搭載スペースが必要であるという問題もあっ
た。
【0005】本発明の目的は、高いシールド性及び信頼
性を確保することができるとともに、部品点数及び組付
工数の削減を図ることができ、コストを低減することが
できるシールドコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上記課題
は、電気機器側に設けられた機器バスバーと、シールド
電線に接続された端子が接続されるバスバーを内方に設
けた電源用コネクタと、電気機器ボディに固定され、機
器バスバーに接続されるバスバーを電気機器ボディ内方
側に突設させるとともに、電源用コネクタ側バスバーに
接続されるバスバーを電気機器ボディ外方側に突設させ
た中継コネクタとを備え、前記電源用コネクタ及び中継
コネクタにおける電気機器ボディ外方側に露出する所定
部分には、それぞれ所要のシールドメッキ処理が施され
ていることを特徴とするシールドコネクタによって解決
することができる。
【0007】また、前記電源用コネクタのバスバーに接
続されるシールド電線は、編線に嵌合された導電性クリ
ップを、ネジ部材を介して電源用コネクタに固定される
ことにより、編線を電源用コネクタのシールドメッキ処
理が施された部分と電気的に接続されることが好まし
い。
【0008】また、前記電源用コネクタのバスバーは、
電源用コネクタの内方における所定位置に複数設けら
れ、かつ該バスバーに接続されるシールド電線は、電源
用コネクタの内方でシールド電線の放射方向にラップし
て複数配置されることが好ましい。
【0009】更に、本発明に係わる上記課題は、電気機
器側に設けられた機器バスバーと、シールド電線に接続
された端子を内方に保持する電源用コネクタと、電気機
器ボディに固定され、機器バスバーに接続されるバスバ
ーを電気機器ボディ内方側に突設されるとともに、電源
用コネクタに保持された端子に接続されるバスバーを電
気機器ボディ外方側に突設された中継コネクタとを備
え、前記電源用コネクタ及び中継コネクタにおける電気
機器ボディ外方側に露出する所定部分には、それぞれ所
要のシールドメッキ処理が施されていることを特徴とす
るシールドコネクタによって解決することができる。
【0010】また、前記電源用コネクタに保持される端
子が接続されたシールド電線は、編線に嵌合された導電
性クリップを、ネジ部材を介して電源用コネクタに固定
されることにより、編線を電源用コネクタのシールドメ
ッキ処理が施された部分と電気的に接続されることが好
ましい。
【0011】本発明に係るシールドコネクタにおいて
は、電気機器ボディに固定された中継コネクタの電気機
器ボディ内方側に突設されたバスバーに、機器バスバー
が接続されるとともに、中継コネクタの電気機器ボディ
外方側に突設されたバスバーに、電源用コネクタのバス
バーが接続される。また、電源用コネクタ及び中継コネ
クタにおける電気機器ボディ外方側に露出する所定部分
には、それぞれ所要のシールドメッキ処理が施される。
したがって、シールドコネクタは、シールドメッキ処理
が施された部分を介して、電気機器ボディに確実にアー
スされる。
【0012】また、前記シールドコネクタにおいて、電
源用コネクタのバスバーに接続されるシールド電線は、
編線に嵌合された導電性クリップを、ネジ部材を介して
電源用コネクタに固定されることにより、編線を電源用
コネクタのシールドメッキ処理が施された部分と電気的
に接続される。したがって、シールド電線は、シールド
メッキ処理が施された部分を介して、シールドコネクタ
とともに電気機器ボディに確実にアースされる。
【0013】また、前記シールドコネクタにおいて、電
源用コネクタのバスバーは、電源用コネクタの内方にお
ける所定の位置に複数設けられ、かつ該バスバーに接続
されるシールド電線は、電源用コネクタの内方で、シー
ルド電線の放射方向にラップして複数配置されるので、
コネクタの小型化を図ることができる。
【0014】更に、本発明に係るシールドコネクタにお
いては、電気機器ボディに固定された中継コネクタの電
気機器ボディ内方側に突設されたバスバーに、機器バス
バーが接続されるとともに、中継コネクタの電気機器ボ
ディ外方側に突設されたバスバーに、電源用コネクタに
保持された端子が接続される。また、電源用コネクタ及
び中継コネクタにおける電気機器ボディ外方側に露出す
る所定部分には、それぞれ所要のシールドメッキ処理が
施される。したがって、シールドコネクタは、シールド
メッキ処理が施された部分を介して、電気機器ボディに
確実にアースされる。
【0015】また、前記シールドコネクタにおいて、電
源用コネクタに保持される端子が接続されたシールド電
線は、編線に嵌合された導電性クリップを、ネジ部材を
介して電源用コネクタに固定されることにより、編線を
電源用コネクタのシールドメッキ処理が施された部分と
電気的に接続されるので、シールドメッキ処理が施され
た部分を介して、シールドコネクタとともに電気機器ボ
ディに確実にアースされる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシールドコネクタ
の第1実施の形態例を図1乃至図6に基づいて詳細に説
明する。図1は本発明のシールドコネクタの第1実施の
形態を示す分解斜視図、図2は図1のシールドコネクタ
の電気機器ボディに取り付けられた状態を示す断面図、
図3は図2のA矢視断面図、図4は図3のカバーを取り
外した状態を示すB矢視側面図、図5はシールド電線及
び導電性クリップを示す分解斜視図、図6はシールド電
線の編線が導電性クリップ及びネジ部材を介して電源用
コネクタに固定された状態を示す断面図である。
【0017】図1及び図2において、電気機器側に設け
られた機器バスバー20には、中継コネクタ40及び電
源用コネクタ30を介して図示しない電源からのシール
ド電線10が接続される。
【0018】電源用コネクタ30は、シールド電線10
の芯線10a(図6)に圧着された端子11が接続され
るバスバー31をジョイントボックス本体32内の3箇
所に設けられる。すなわち、図3及び図4に示すように
電源用コネクタ30における各バスバー31は、所定の
間隔をあけて並列に配設されている。また、各バスバー
31に接続される2本のシールド電線10、10が、ジ
ョイントボックス本体32内でラップして配置されてお
り、ジョイントボックス本体32の端部に嵌合された防
水用ゴム栓33に挿通される。
【0019】図1及び図2に示すように、中継コネクタ
40は、端子台本体41を電気機器ボディ21に形成さ
れた取り付け孔22に遊嵌された状態で、取り付けプレ
ート42を電気機器ボディ21外面にボルト43によっ
て固定される。中継コネクタ40においては、端子台本
体41の電気機器ボディ21内に突設されたバスバー4
4(以下、ボディ内方側バスバーと言う)が、機器バス
バー20に接続されるとともに、端子台本体41の電気
機器ボディ21外側に突設されたバスバー45(以下、
ボディ外方側バスバーと言う)が、電源用コネクタ30
のバスバー31に接続される。
【0020】電源用コネクタ30及び中継コネクタ40
における電気機器ボディ21外側に露出する所定部分
(図1中斜線で示す部分)には、それぞれニッケルメッ
キ等の所要のシールドメッキ処理が施されている。すな
わち、シールドメッキ処理は、電源用コネクタ30のジ
ョイントボックス本体32外面及びカバー34外面、中
継コネクタ40の取り付けプレート42外面に施されて
いる。シールドコネクタは、シールドメッキ処理が施さ
れた部分(以下、メッキ部分と言う)を介して電気機器
ボディ21にアースされる。
【0021】図1、図5及び図6に示すように、電源用
コネクタ30のバスバー31に接続されるシールド電線
10は、編線12に嵌合された導電性クリップ13をネ
ジ部材14を介して電源用コネクタ30のジョイントボ
ックス本体32に固定される。これにより、編線12を
電源用コネクタ30のメッキ部分Cと電気的に接続され
る。したがって、シールド電線10は、メッキ部分Cを
介してシールドコネクタとともに電気機器ボディ21に
アースされる。
【0022】本実施の形態のシールドコネクタの作用を
説明する。機器バスバー20には、電気機器ボディ21
に固定された中継コネクタ40のボディ内方側バスバー
44が接続される。中継コネクタ40のボディ外方側バ
スバー45には、電源用コネクタ30のバスバー31が
接続される。
【0023】電源用コネクタ30及び中継コネクタ40
における電気機器ボディ21外方側に露出する所定部分
には、所要のシールドメッキ処理が施される。シールド
コネクタは、メッキ部分Cを介して電気機器ボディ21
にアースされる。また、電源用コネクタ30のバスバー
31に接続されるシールド電線10は、編線12に嵌合
された導電性クリップ13をネジ部材14を介して電源
用コネクタ30のジョイントボックス本体32に固定さ
れ、編線12を電源用コネクタ30のメッキ部分Cと電
気的に接続される。したがって、シールド電線10は、
メッキ部分Cを介してシールドコネクタとともに電気機
器ボディ21にアースされ、十分なシールド効果が得ら
れる。更に、シールド電線10においては、電源用コネ
クタのジョイントボックス本体32内で2本のシールド
電線10がラップして配置される。したがって、省スペ
ースであり、シールドコネクタの小型化を図ることがで
きる。
【0024】次に、本実施の形態のシールドコネクタの
組み立て過程について説明する。先ず、電気機器ボディ
21に形成された取り付け孔22に電気機器ボディ21
外方側から中継コネクタ40の端子台本体41を遊嵌さ
せ、取り付けプレート42をボルト43によって電気機
器ボディ21外面に固定する。そして、中継コネクタ4
0のボディ内方側バスバー44を機器バスバー20に接
触させた状態で各バスバー20,44をボルト15によ
って相互に連結する。
【0025】次に、電源用コネクタ30のジョイントボ
ックス本体32の端部に3本のシールド電線10を挿通
させた防水用ゴム栓33を嵌合させる。そして、電源用
コネクタ30のジョイントボックス本体32内に各シー
ルド電線10の芯線10aに圧着された端子11を電源
用コネクタ30の各バスバー31とそれぞれ接触させた
状態で、各端子11及び各バスバー31をボルト16に
よって相互に連結する。その後、電源用コネクタ30の
ジョイントボックス本体32の側面にカバー34をネジ
17によって固定する。
【0026】最後に、電源用コネクタ30を中継コネク
タ40に嵌合させる。このとき、電源用コネクタ30の
ジョイントボックス本体32は、バスバー31を中継コ
ネクタ40のボディ外方側バスバー45に接触させると
ともに、中継コネクタ40から突設された仮係止用スプ
リング46によって中継コネクタ40に仮係止される。
この状態で、各バスバー31,45をボルト18によっ
て相互に連結する。その後、サイドカバー19を上方か
ら嵌合させ防水する。
【0027】次に、本発明のシールドコネクタの第2実
施の形態例を図7乃至図10に基づいて詳細に説明す
る。図7は本発明のシールドコネクタの第2実施の形態
を示す分解斜視図、図8は図7のシールドコネクタの電
気機器ボディに取り付けられた状態を示す断面図、図9
はL字状端子が圧着されたシールド電線及び導電性クリ
ップを示す分解斜視図、図10はシールド電線の編線が
導電性クリップ及びネジ部材を介して電源用コネクタに
固定された状態を示す断面図である。
【0028】本実施の形態のシールドコネクタの電源用
コネクタ50には、バスバー31(図1参照)が設けら
れておらず、各シールド電線10の芯線10aにそれぞ
れ圧着されたL字状の端子51が、電源用コネクタ50
のジョイントボックス本体52に所定の姿勢で保持され
る。中継コネクタ40のボディ外方側バスバー45は、
それぞれ各端子51にネジ53によって接続される。そ
の他の構成及び作用については、上記第1実施の形態と
同様である。
【0029】上述した構成のシールドコネクタによれ
ば、電源用コネクタ30,50及び中継コネクタ40に
おける電気機器ボディ21外方側に露出する所定部分に
は、それぞれ所要のシールドメッキ処理が施されてお
り、シールドコネクタは電気機器ボディ21にアースさ
れる。また、シールド電線10は、編線12に嵌合され
た導電性クリップ13をネジ部材14を介して電源用コ
ネクタ30,50に固定される。これにより、編線12
が電源用コネクタ30,50のメッキ部分Cと電気的に
接続され、メッキ部分Cを介してシールドコネクタとと
もに電気機器ボディ21にアースされる。
【0030】したがって、高いシールド性及び信頼性を
確保することができるとともに、部品点数及び組付工数
の削減を図ることができ、作業時間を短縮してコストを
低減することができる。また、電源用コネクタ30,5
0においては、複数のシールド電線10をラップして配
置したので、複数のシールド電線10を一度に確実に取
り付けることができ、コネクタの小型化を図ることがで
きるとともに、搭載スペースを小さくすることができ
る。
【0031】また、上記第2実施の形態によれば、シー
ルド電線10の芯線10aにそれぞれ圧着された端子5
1がL字状であることにより、各ネジ53の締め付け作
業を容易に行うことができる。更に、電源用コネクタ5
0においては、シールド電線10の芯線10aに圧着さ
れた端子51をバスバー31にボルト止めする作業が不
要であるため、組付工数の削減及び作業時間の短縮を図
ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシールドコ
ネクタによれば、電源用コネクタ及び中継コネクタにお
ける電気機器ボディ外方側に露出する所定部分には、そ
れぞれ所要のシールドメッキ処理が施されており、シー
ルドコネクタは電気機器ボディにアースされる。したが
って、高いシールド性及び信頼性を確保することができ
るとともに、部品点数及び組付工数の削減を図ることが
でき、コストを低減することができる。
【0033】また、電源用コネクタのバスバーに接続さ
れるシールド電線は、編線に嵌合された導電性クリップ
を、ネジ部材を介して電源用コネクタに固定されること
により、編線を電源用コネクタのシールドメッキ処理が
施された部分と電気的に接続されており、シールド電線
は、シールドメッキ処理が施された部分を介してシール
ドコネクタとともに電気機器ボディにアースされる。し
たがって、高いシールド性及び接続信頼性を確保するこ
とができるとともに、部品点数及び組付工数の削減を図
ることができ、コストを低減することができる。
【0034】また、電源用コネクタのバスバーは、電源
用コネクタの内方における所定の位置に複数設けられ、
かつ該バスバーに接続されるシールド電線は、電源用コ
ネクタの内方でシールド電線にラップして複数配置され
る。したがって、高いシールド性及び信頼性を確保する
ことができるとともに、部品点数及び組付工数の削減を
図ることができ、コストを低減することができる。ま
た、複数のシールド電線を一度にかつ確実に取り付ける
ことができるとともに、コネクタの小型化も図ることが
できる。
【0035】また、本発明のシールドコネクタによれ
ば、電源用コネクタ及び中継コネクタにおける電気機器
ボディ外方側に露出する所定部分には、それぞれ所要の
シールドメッキ処理が施されており、シールドコネクタ
は電気機器ボディにアースされる。また、電源用コネク
タに保持される端子が圧着されたシールド電線は、編線
に嵌合された導電性クリップを、ネジ部材を介して電源
用コネクタに固定されることにより、編線を電源用コネ
クタのシールドメッキ処理が施された部分と電気的に接
続されており、シールド電線は、シールドメッキ処理が
施された部分を介して、シールドコネクタとともに電気
機器ボディにアースされる。したがって、高いシールド
性及び信頼性を確保することができるとともに、部品点
数及び組付工数の削減を図ることができ、コストを低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態のシールドコネクタを
示す分解斜視図である。
【図2】図1のシールドコネクタの電気機器ボディに取
り付けられた状態を示す断面図である。
【図3】図2の電源用コネクタのA矢視断面図である。
【図4】図3の電源用コネクタのカバーを取り外した状
態を示すB矢視側面図である。
【図5】図4の端子が圧着されたシールド電線及び導電
性クリップを示す分解斜視図である。
【図6】図5のシールド電線の編線が導電性クリップ及
びネジ部材を介して電源用コネクタに固定された状態を
示す断面図である。
【図7】本発明の第2実施の形態のシールドコネクタを
示す分解斜視図である。
【図8】図7のシールドコネクタの電気機器ボディに取
り付けられた状態を示す断面図である。
【図9】図7の電源用コネクタに保持されるL字状端子
が圧着されたシールド電線及び導電性クリップを示す分
解斜視図である。
【図10】図9のシールド電線の編線が導電性クリップ
及びネジ部材を介して電源用コネクタに固定された状態
を示す断面図である。
【図11】従来のシールドコネクタを示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 シールド電線 10a 芯線 11 端子 12 編線 13 導電性クリップ 14 ネジ部材 19 サイドカバー 20 機器バスバー 21 電気機器ボディ 22 取り付け孔 30 電源用コネクタ 31 バスバー 32 ジョイントボックス本体 34 カバー 40 中継コネクタ 41 端子台本体 44 ボディ内方側バスバー 45 ボディ外方側バスバー 50 電源用コネクタ 51 L字状の端子 52 ジョイントボックス本体 C シールドメッキ処理が施された部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器側に設けられた機器バスバー
    と、シールド電線に接続された端子が接続されるバスバ
    ーを、内方に設けられた電源用コネクタと、 電気機器ボディに固定され、機器バスバーに接続される
    バスバーを電気機器ボディ内方側に突設されるととも
    に、電源用コネクタのバスバーに接続されるバスバーを
    電気機器ボディ外方側に突設された中継コネクタとを備
    え、 前記電源用コネクタ及び中継コネクタにおける電気機器
    ボディ外方側に露出する所定部分にはそれぞれ、所要の
    シールドメッキ処理が施されていることを特徴とするシ
    ールドコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記電源用コネクタのバスバーに接続さ
    れるシールド電線は、編線に嵌合された導電性クリップ
    を、ネジ部材を介して電源用コネクタに固定されること
    により、編線を電源用コネクタのシールドメッキ処理が
    施された部分と電気的に接続されることを特徴とする請
    求項1記載のシールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記電源用コネクタのバスバーは、電源
    用コネクタの内方における所定の位置に複数設けられ、
    かつ該バスバーに接続されるシールド電線は、電源用コ
    ネクタの内方でシールド電線の放射方向にラップして複
    数配置されることを特徴とする請求項1又は2記載のシ
    ールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 電気機器側に設けられた機器バスバー
    と、シールド電線に接続された端子を内方に保持する電
    源用コネクタと、 電気機器ボディに固定され、機器バスバーに接続される
    バスバーを電気機器ボディ内方側に突設されるととも
    に、電源用コネクタに保持された端子に接続されるバス
    バーを電気機器ボディ外方側に突設された中継コネクタ
    とを備え、 前記電源用コネクタ及び中継コネクタにおける電気機器
    ボディ外方側に露出する所定部分には、それぞれ所要の
    シールドメッキ処理が施されていることを特徴とするシ
    ールドコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記電源用コネクタに保持される端子が
    接続されたシールド電線は、編線に嵌合された導電性ク
    リップをネジ部材を介して電源用コネクタに固定される
    ことにより、編線を電源用コネクタのシールドメッキ処
    理が施された部分と電気的に接続されることを特徴とす
    る請求項4記載のシールドコネクタ。
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