JP2003284223A - シールド接続部品 - Google Patents

シールド接続部品

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JP2003284223A
JP2003284223A JP2002083534A JP2002083534A JP2003284223A JP 2003284223 A JP2003284223 A JP 2003284223A JP 2002083534 A JP2002083534 A JP 2002083534A JP 2002083534 A JP2002083534 A JP 2002083534A JP 2003284223 A JP2003284223 A JP 2003284223A
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JP
Japan
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connecting component
shield
conductive member
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shield connecting
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JP2002083534A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hirayama
祥之 平山
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 防水性や電磁波シールド性に優れたシールド
接続部品を提供することを第1の目的とし、第1の目的
に加えて構成が簡単で、部品点数が少なく、軽量で安価
なシールド接続部品を提供することを第2の目的とす
る。 【解決手段】 シールド電線1を機器類5と接続する際
に使用されるシールド接続部品10。防水性を有する伸縮
自在な素材から円筒状に成形され、円筒状の一方に取付
部11aが、他方に挿入口11bが形成された本体11と、本
体の内面の少なくとも一部に配置され、本体と共に伸縮
する導電性部材12とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールド接続部品
に関する。
【0002】
【従来の技術】電磁環境適合性(EMC: electro-magnetic
compatibility)を考慮したシールド電線は、図10に
示すシールド電線1のように、導体1aの外周に絶縁体
1b、導電性金属からなる細線を織った編組1c及びシ
ース1dがこの順に配置されている。
【0003】シールド電線1は、例えば、電気自動車の
配線に使用する場合等には、前記EMCの観点から電磁
波シールド対策を採るときに、シールド接続部品を用い
て機器類と接続される。このようなシールド接続部品と
しては、特開平7−282891号公報に開示されたシ
ールドコネクタが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記公報に
開示されたシールドコネクタは、構成が複雑なため、電
磁波シールド性において必ずしも満足すべきものではな
く、特に周囲に水が存在する環境で使用するものにあっ
ては防水性の点で不安があった。しかも、前記シールド
コネクタは、構成が複雑なことから、部品点数が多く、
重量が大きいうえ、高価になるという問題があった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、防水性や電磁波シールド性に優れたシールド接続部
品を提供することを第1の目的とし、前記第1の目的に
加えて構成が簡単で、部品点数が少なく、軽量で安価な
シールド接続部品を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記目
的を達成するため、シールド電線を機器類と接続する際
に使用されるシールド接続部品であって、防水性を有す
る伸縮自在な素材から円筒状に成形され、円筒状の一方
に取付部が、他方に挿入口が形成された本体と、該本体
の内面の少なくとも一部に配置され、前記本体と共に伸
縮する導電性部材とを備えた構成としたのである。
【0007】好ましくは、前記本体をシリコーンゴムと
し、前記導電性部材をメッシュ状の金属とする。また好
ましくは、前記本体をシリコーンゴムとし、前記導電性
部材を導電性ゴムとする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のシールド接続部品
に係る一実施形態を図1乃至図9に基づいて詳細に説明
する。シールド接続部品(以下、単に「接続部品」とい
う)10は、図1に示すように、本体11と導電性部材
12とを備えている。
【0009】本体11は、防水性を有する伸縮自在なシ
リコーンゴムから円筒状に成形され、円筒状の一方に取
付部11aが、他方に取付部11aよりも小径の挿入口
11bが形成され、取付部11aと挿入口11bとの間
には小径部11cが形成されている。導電性部材12
は、錫メッキ軟鋼線等の金属細線をメッシュ状に編んだ
もので、本体11の内面に取付部11aから挿入口11
bの手前に亘って全周に配置され、本体11と共に伸縮
する。
【0010】以上のように構成される接続部品10は、
シールド電線1をインバータ等の機器類と接続するとき
に以下のようにして用いられる。先ず、図2に示すよう
に、インバータ等の機器筐体5の表面に円形に形成され
た溝5aに取付部11aを配置し、リング状の押え金具
6で押圧すると共に、複数のボルト6aで押え金具6を
機器筐体5に固定する。これにより、接続部品10は、
押え金具6によって機器筐体5に固定され、機器筐体5
との間が水密にシールされると共に、導電性部材12が
機器筐体5と電気的に接続される。
【0011】ここで、機器筐体5は、溝5aの中央に開
口5bが形成され、開口5bにはオス端子5cが配置さ
れている。次に、図3に示すように、挿入治具15を接
続部品10と対向配置する。挿入治具15は、図3及び
図4に示すように、シールド電線1の端部に取り付けた
メス端子2を保持している。シールド電線1は、図示の
ように、端部からシース1dを除去して予め編組1cを
所定長さ露出させておく。
【0012】ここで、メス端子2は、図3及び図4に示
すように、箱部2aの後部にシールド電線1の導体1a
を把持するバレル2bを有し、箱部2aの側面には凹部
2cが設けられている。凹部2cは、図5に示すよう
に、前方が垂直な壁となり、後方のシールド電線1側が
表面に向かって傾斜している。一方、挿入治具15は、
合成樹脂あるいは金属によって先端側に向かってテーパ
状に小径となる円筒状に成形され、図4及び図5に示す
ように、内部には2つの係合爪15aが設けられてい
る。係合爪15aは、先端がメス端子2に形成された凹
部2cと係合し、シールド電線1に対して前方への移動
を規制するが、後方へは凹部2cに沿って移動する。挿
入治具15は、係合爪15aの先端が凹部2cと係合す
ることによってメス端子2を保持している。
【0013】次いで、挿入治具15を接続部品10の挿
入口11bへ挿入する。このとき、本体11は伸縮自在
なシリコーンゴムから成形され、挿入治具15は先端側
に向かってテーパ状に成形されている。このため、挿入
治具15を挿入口11bへ挿入すると、接続部品10が
弾性変形し、挿入口11bが挿入治具15によって押し
開かれる。このようにして、挿入治具15が接続部品1
0内へと挿入され、メス端子2が機器筐体5側のオス端
子5cと嵌合される。このとき、挿入治具15は、図5
に示すように、係合爪15aの先端が凹部2cの垂直な
壁と係合しているので、メス端子2、従ってシールド電
線1と共に接続部品10に挿入されてゆく。
【0014】このようにしてメス端子2とオス端子5c
とが嵌合したら、挿入治具15を後方へ引っ張って接続
部品10から引き抜く。このとき、係合爪15aの先端
は凹部2cの傾斜に沿って後方へ移動するので、メス端
子2がオス端子5cと嵌合した状態で、挿入治具15だ
けが引き抜かれる。すると、弾性力により接続部品10
が元の形状に復帰し、小径部11c内側の導電性部材1
2がシールド電線1の露出した編組1cに当接する。そ
こで、図6に示すように、小径部11cの外周に押え金
具7を取り付けてねじで締結する。これにより、接続部
品10は、小径部11c内側の導電性部材12がシール
ド電線1の露出した編組1cに圧着され、電磁波のシー
ルドが達成される。
【0015】そして、図6に示すように、挿入口11b
側の外周に押え金具8を取り付けてねじで締結すること
により、シールド電線1と接続部品10との間が水密に
シールされる。以上のように、接続部品10は、シール
ド電線1をインバータ等の機器類と接続するときに、優
れた防水性や電磁波シールド性を達成することができ
る。しかも、接続部品10は、上記のように構成が簡単
で、部品点数が少ないことから、軽量で安価に提供する
ことができる。
【0016】次に、本発明の接続部品の他の実施形態に
ついて説明する。接続部品20は、図7に示すように、
本体21と導電性部材22とを備え、接続部品10と同
様に使用される。本体21は、防水性を有する伸縮自在
なシリコーンゴムから円筒状に成形され、円筒状の一方
に取付部21aが、他方に取付部21aよりも小径の挿
入口21bが形成され、取付部21aと挿入口21bと
の間には小径部21cが形成されている。
【0017】導電性部材22は、導電性シリコーンゴム
等からなり、本体21の内面に全周に亘って配置され、
本体21と共に伸縮する。従って、接続部品20は、接
続部品10と同じ効果を奏することができる。また、図
8に示す接続部品25のように、本体26の内面に導電
性シリコーンゴム等からなる導電性部材27を介してシ
リコーンゴム28を配置し、本体26内面の挿入口26
b側に導電性部材27を部分的に露出させても、接続部
品10と同様に使用して、同じ効果を奏することができ
る。このとき、導電性部材27は、前記導電性ゴムに代
えて、錫メッキ軟鋼線等の金属細線をメッシュ状に編ん
だものを用いてもよい。
【0018】ここで、接続部品25及び以下に説明する
接続部品30においては、接続部品10と構成が同じ部
分には対応する符号を図面中に付すことで、重複した説
明を省略する。更に、図9に示す接続部品30のよう
に、本体31を金属繊維フィラー入りポリフェニレンエ
ーテル(PPE),金属繊維フィラー入りポリスチレン
(PS)等の合成樹脂からなる中間部材MPとその両側
に配置されるシリコーンゴムMGとで構成し、シリコー
ンゴムMGの内面に導電性シリコーンゴム等の導電性部
材32を配置しても、接続部品10と同様に使用して、
同じ効果を奏することができる。
【0019】但し、導電性部材32は、前記導電性ゴム
に代えて、錫メッキ軟鋼線等の金属細線をメッシュ状に
編んだものを用いてもよい。また、導電性部材は、錫メ
ッキ軟鋼線等の金属細線をメッシュ状に編んだものの
他、ナイロン心線を金属メッキした細線をメッシュ状に
編んだものでも良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1乃至3の発明によれば、防水性
や電磁波シールド性に優れるうえ、構成が簡単で、部品
点数が少なく、軽量で安価なシールド接続部品を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシールド接続部品の一実施形態を示す
断面正面図である。
【図2】図1のシールド接続部品の使用例を説明するも
ので、シールド接続部品を機器筐体に取り付けた状態を
示す断面正面図である。
【図3】シールド電線の導体に取り付けたメス端子を挿
入治具で保持し、この挿入治具を図2のシールド接続部
品に挿入する様子を示す断面正面図である。
【図4】図3の挿入治具の断面平面図である。
【図5】メス端子を断面とした図4のA部拡大図であ
る。
【図6】図1のシールド接続部品によってシールド電線
を機器筐体側と防水性及び電磁波シールド性を確保して
接続した状態を示す断面正面図である。
【図7】本発明のシールド接続部品の第1の変形例を示
す断面正面図である。
【図8】本発明のシールド接続部品の第2の変形例を示
す断面正面図である。
【図9】本発明のシールド接続部品の第3の変形例を示
す断面正面図である。
【図10】シールド電線の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 シールド電線 1a 導体 1b 絶縁体 1c 編組 1d シース 2 メス端子 2c 凹部 5 機器筐体 5a 溝 5c オス端子 6 押え金具 6a ボルト 10 シールド接続部品 11 本体 12 導電性部材 15 挿入治具 15a 係合爪 20 シールド接続部品 21 本体 22 導電性部材 25 シールド接続部品 26 本体 27 導電性部材 28 シリコーンゴム 30 シールド接続部品 31 本体 32 導電性部材 Mp 中間部材 Mg シリコーンゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E352 AA06 AA16 BB07 BB10 CC20 CC32 CC34 CC52 CC56 DR25 DR27 DR40 FF04 GG04 5E021 FB07 FB13 FC21 FC29 FC40 GB06 LA09 LA14 5E087 FF03 FF06 FF13 FF18 LL03 LL04 LL12 MM05 MM08 RR03 RR12 RR25 RR29 RR47 5G363 AA01 CA12 CB08 DC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド電線を機器類と接続する際に使
    用されるシールド接続部品であって、 防水性を有する伸縮自在な素材から円筒状に成形され、
    円筒状の一方に取付部が、他方に挿入口が形成された本
    体と、該本体の内面の少なくとも一部に配置され、前記
    本体と共に伸縮する導電性部材とを備えたことを特徴と
    するシールド接続部品。
  2. 【請求項2】 前記本体がシリコーンゴムからなり、前
    記導電性部材がメッシュ状の金属からなる、請求項1の
    シールド接続部品。
  3. 【請求項3】 前記本体がシリコーンゴムからなり、前
    記導電性部材が導電性ゴムからなる、請求項1のシール
    ド接続部品。
JP2002083534A 2002-03-25 2002-03-25 シールド接続部品 Pending JP2003284223A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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