JP2001135032A - 記録再生装置及び記録再生方法 - Google Patents

記録再生装置及び記録再生方法

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JP2001135032A
JP2001135032A JP31662299A JP31662299A JP2001135032A JP 2001135032 A JP2001135032 A JP 2001135032A JP 31662299 A JP31662299 A JP 31662299A JP 31662299 A JP31662299 A JP 31662299A JP 2001135032 A JP2001135032 A JP 2001135032A
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JP31662299A
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Takayuki Sugawara
孝幸 菅原
Takahiro Kawachi
隆宏 河内
Kazuya Seta
和也 瀬田
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Sony Corp
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号記録媒体の欠陥領域を検出して、この欠
陥領域に対してデータが記録されることを防止する。 【解決手段】 磁気ディスク装置は、サーボフィールド
110のサーボタイミングマーク112を基準としたタ
イミングによりリードゲートを開放して、第2のデータ
フィールド102bからデータを再生し、サーボタイミ
ングマーク112を検出できないときには、所定のタイ
ミングによりリードゲートを開放して、第2のデータフ
ィールド102bからデータを再生するととに、当該サ
ーボタイミングマーク112に対応される第2のデータ
フィールド102bのセクタの論理アドレスを交替セク
タに振り直す機能を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リードゲートによ
りデータ領域に記録されているデータを再生する記録再
生装置及び記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】記録トラックのセクタ内にサーボフィー
ルドが設けられているものがハードディスクや光ディス
ク等で知られており、近年、高密度記録に対応するフレ
キシブルディスク(以下、単にディスクという。)につ
いてもこの技術が応用されている。
【0003】例えば、記録再生装置は、図4に示すよう
にサーボフィールド110及びデータフィールド102
a,102bが形成されているディスクに対して、当該
サーボフィールド110内の情報に基づいて、ヘッドを
目標トラックにシークさせる際のサーボやオントラック
時のサーボをかけたり、あるいはサーボフィールド11
0に対応して設けられている第2のデータフィールド1
02bからのデータの再生を行っている。
【0004】第2のデータフィールド102bからのデ
ータの読み出しは、具体的には、次のように行われてい
た。ここで、サーボフィールド110には、第2のデー
タフィールド102bからデータを再生するタイミング
を得るためのサーボタイミングマーク(STM)が記録
されている。そして、第2のデータフィールド102b
には、そのヘッダに同期信号であるVCO(Voltage Co
ntrolled Oscillator)引込みのための第2のVCOプ
リアンブル101bが付加され、さらに冗長ワードとし
てECC(Error Correction Code)103が付加され
ている。
【0005】記録再生装置は、このようにデータフォー
マットからなるディスクからサーボタイミングマークを
検出した場合、図4中(A)に示すように、サーボタイ
ミングマークの検出信号を出力する。ここで、サーボタ
イミングマークの検出については、例えば、サーボタイ
ミングマークの読み取りのためのウインドウを所定期間
開いて行っていた。そして、記録再生装置は、図4中
(B)に示すように、その検出信号に基づいて所定時間
1の経過後にデータの読み取りのためのリードゲート
を開いていた。記録再生装置は、リードゲートを開放し
て読み込んだ第2のVCOプリアンブル101bにより
同期をとり、第2のデータフィールド102b内のデー
タを再生していた。
【0006】このように、サーボタイミングマークから
読み込みのタイミングを取っている場合、サーボフィー
ルド110が読み取れないと、サーボタイミングマーク
を検出することができなくなる。例えば、信号記録面に
キズがあったり、異物が付着している場合には、サーボ
フィールド110が読み取れず、サーボタイミングマー
クを検出することができない。
【0007】このようにサーボタイミングマークが読み
取れないと所定のタイミングでリードゲートを生成する
ことができなくなる。
【0008】その対策として、サーボタイミングマーク
を検出することができない場合、図5中(A)に示すよ
うに、所定時間ΔTの経過後にサーボタイミングマーク
の擬似的な検出信号を出力して、図5中(B)に示すよ
うに、その擬似的な検出信号を基準とした所定時間T1
の経過後にリードゲートを開いていた。例えば、サーボ
タイミングマークの擬似的な検出信号の出力について
は、回転されているディスクからそれまでに読み取って
きたサーボタイミングマークの検出タイミングを参照し
て、そのタイミングを基準として所定時間ΔTの経過後
に出力している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな対策を採った場合、結果としてリードエラーとなら
ないので、正常な領域(データフィールド或いはセク
タ)として取り扱われる。しかし、そのような対策をと
ったとしても、信号記録面にはキズがあり、異物が付着
していることには何ら変わりはなく、さらに、将来的に
致命的な欠陥に至ってしまう場合もある。例えば、キズ
がデータ領域に拡大していまうような場合である。これ
では、上述のような対策によりリードエラーとならなか
ったために、当該領域にデータを記録してしまった場
合、その後の致命的な欠陥により読み取ることができな
ってしまう。
【0010】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みてな
されたものであり、信号記録媒体の欠陥領域を検出し
て、この欠陥領域に対してデータが記録されることを防
止する記録再生装置及び記録再生方法を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記録再生装
置は、上述の課題を解決するために、サーボ領域内に記
録されているタイミング基準信号を基準としたタイミン
グによりリードゲートを開放して、データ領域からデー
タを再生し、タイミング基準信号を検出できないときに
は、当該タイミング基準信号に対応されるデータ領域の
論理アドレスを他のデータ領域に振り直す制御手段を備
えている。
【0012】これにより、記録再生装置は、将来的に致
命的に欠陥となるような領域を論理アドレスから除外し
て、データが記録されるようなことを防止することがで
きる。
【0013】また、本発明に係る記録再生方法は、上述
の課題を解決するために、サーボ領域内に記録されてい
るタイミング基準信号を基準としたタイミングによりリ
ードゲートを開放して、データ領域からデータを再生
し、タイミング基準信号を検出できないときには、当該
タイミング基準信号に対応されるデータ領域の論理アド
レスを他のデータ領域に振り直す。
【0014】これにより、記録再生方法は、将来的に致
命的に欠陥となるような領域を論理アドレスから除外し
て、データが記録されるようなことを防止することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。本発明の実施の形態
は、本発明に係る記録再生装置を、信号記録媒体である
ディスクに対してデータの記録及び再生を行う磁気ディ
スク装置として構成したものである。実施の形態である
磁気ディスク装置は、サーボに使用する信号が記録され
たサーボ領域(サーボフィールド)及びこのサーボフィ
ールドに対応されて設けられているデータ領域(データ
フィールド)を有する信号記録媒体からデータを再生す
ることができる。
【0016】ここで、信号記録媒体は、例えば図1
(C)を示すフォーマットとされている。この図1中
(C)に示すフォーマットは、上述の図4中(C)と同
様に構成されている。信号記録媒体としては、例えば、
高密度記録可能なフレキシブルディスク(以下、単にデ
ィスクという。)が挙げられる。このディスクのフォー
マットの詳細は、以下のようになる。
【0017】ディスクは、図1中(C)に示すように、
サーボフィールド(SF)110及びデータフィールド
102a,102bが記録トラック上においてセクタ毎
に設けられている。このディスクは、いわゆるスプリッ
トセクタ方式を採用したデータフォーマットとされてお
り、データフィールドが第1のデータフィールド102
aと第2のデータフィールド102bとに分割され、第
1のデータフィールド102aと第2のデータフィール
ド102bとの間にサーボフィールド110が形成され
ている。例えば、第1のデータフィールド102a及び
第2のデータフィールド102bが形成される領域は、
512バイトを確保して形成されている。
【0018】サーボフィールド110は、VCO(Volt
age Controlled Oscillator)プリアンブル111、タ
イミング基準信号であるサーボタイミングマーク(ST
M)112及びヘッド位置情報113から構成されてい
る。VCOプリアンブル111は、サーボフィールド1
10内の同期をとるための同期信号であり、サーボタイ
ミングマーク112は、第2のデータフィールド102
bに対するデータの記録や再生を行う際のタイミングを
とるための信号である。このサーボタイミングマーク1
12は、第2のデータフィールド102bに対して所定
間隔を有して設けられている。また、ヘッド位置情報1
13は、信号記録媒体上を走査されて当該信号記録媒体
から信号を読み取るヘッドの位置を修正するため等の信
号からなる。ヘッド位置情報113は、例えば、トラッ
ク位置情報やトラッキング用の信号からなり、具体例は
後述する。
【0019】データフィールド102a,102bは、
データが記録される領域である。そして、データフィー
ルド102a,102bには、そのヘッダに当該データ
フィールド102a,102bに同期をとるためのVC
Oプリアンブル101a,101bが付加されている。
そして、第2のデータフィールド102bに対してEC
C(Error Correction Code)103が付加されてい
る。
【0020】磁気ディスク装置は、このようにデータフ
ォーマットからなるディスクを再生する際、サーボタイ
ミングマーク112を基準にリードゲートを開放して、
第2のデータフィールド102b内のデータを読み取っ
ている。そして、磁気ディスク装置は、サーボタイミン
グマーク112を検出できないときには、所定のタイミ
ングによりリードゲートを開放して、第2のデータフィ
ールド102b内からデータを再生する。
【0021】そして、本発明が適用された磁気ディスク
装置は、サーボタイミングマーク112を検出できない
ときに、当該サーボタイミングマーク112に対応され
る第2のデータフィールド102bの論理アドレス(具
体的にはセクタ単位として付されている論理アドレス)
を他のデータフィールド(具体的には他のセクタ)に振
り直す処理、いわゆるリアロケイト(Reallocate)処理
を行うことを特徴としている。
【0022】リアロケイト処理は、エラー訂正がなされ
たデータが記録されていたディスク100上の欠陥領域
の論理アドレスを、他の正常な領域に振り直すといった
処理である。
【0023】ここで、他の正常な領域は、例えば、予め
用意されているいわゆる交替領域であって、リアロケイ
ト処理によって論理アドレスが新たに割り当てられるも
のとして用意されている領域である。
【0024】そして、リアロケイト処理では、論理アド
レスを振り直す処理であるので、セクタ或いはクラスタ
を単位として、その処理がなされる。よって、上述のよ
うに、第2のデータフィールド102bについてのリア
ロケイト処理といった場合、第1のデータフィールド1
02aを含むセクタに対して付されている論理アドレス
を、他の正常ないわゆる交替セクタに振り直すことにな
る。
【0025】さらに、本発明が適用された磁気ディスク
では、このような処理を、所定のタイミングによりリー
ドゲートを開放して、第2のデータフィールド102b
内からデータを再生する処理に伴わせて行うことを特徴
としている。
【0026】例えば従来におけるデータの再生処理に本
発明を適用すると以下のようになる。ここで、従来にお
いてなされている、サーボタイミングマーク112を読
み取って、リードゲートを開放して第2のデータフィー
ルド102bからデータを再生する処理と、サーボタイ
ミングマークを読み取ることができなく、所定のタイミ
ングによりリードゲートを開放して第2のデータフィー
ルド102bからデータを再生する処理とに本発明を適
用して説明する。
【0027】サーボタイミングマーク112を読み取る
ことができる場合のリードゲートの開放のタイミングに
ついて、磁気ディスク装置は、ディスクに対して、上述
の図4中(A)に示したように、サーボフィールド11
0のサーボタイミングマークの検出信号を出力し、図4
中(B)に示すように、その検出信号に基づいて所定時
間T1の経過後にデータの読み込みのためのリードゲー
トを開く。リードゲートの開放時間については、例え
ば、第2のVCOプリアンブル101bに続いて入力さ
れる第2のデータフィールド102bを読み取るのに足
りる十分な時間とされる。そして、磁気ディスク装置
は、所定時間T1の経過後にリードゲートが開放されて
入力されてくる第2のVCOプリアンブル101bによ
り同期をとり、第2のデータフィールド102b内のデ
ータを復号処理部等に読み込む。
【0028】このように、磁気ディスク装置は、サーボ
フィールド110のサーボタイミングマーク112を読
み取ることができた場合については、従来と同様な手順
によりサーボタイミングマークの検出を基準としたタイ
ミングでリードゲートを開放している。
【0029】そして、信号記録媒体にキズ等がありサー
ボタイミングマーク112を検出できない場合には、磁
気ディスク装置は、図5中(A)に示したように、所定
時間ΔTの経過後にサーボタイミングマークの擬似的な
検出信号を出力して、図5中(B)に示すように、その
擬似的な検出信号を基準とした所定時間T1の経過後に
リードゲートを開く。例えば、サーボタイミングマーク
の擬似的な検出信号の出力については、回転されている
ディスクからそれまでに読み取ってきたサーボタイミン
グマークの検出タイミングを参照して、そのタイミング
を基準として所定時間ΔTの経過後に出力している。例
えば、サーボタイミングマークの検出をウインドウによ
り行っている場合には、この所定時間ΔTはウインドウ
の開放時間に相当し、擬似的な検出信号の出力は、その
ようにウインドウを開放している間にサーボタイミング
マークを検出できなかったことを確認してなされた処理
となる。
【0030】このように、磁気ディスク装置は、サーボ
フィールド110のサーボタイミングマーク112が読
み取ることができない場合については、従来と同様な手
順によりサーボタイミングマークの擬似的な検出信号に
基づくタイミングによりリードゲートを開放している。
そして、本発明を適用することにより、磁気ディスク装
置は、このようにサーボタイミングマーク112を検出
することができないとき、当該サーボタイミングマーク
112に対応される第2のデータフィールド102bの
論理アドレスを他の領域に振り直す。
【0031】なお、リアロケイト処理に伴わせて、欠陥
領域のデータを、そのように論理アドレスが振り直され
た正常な領域に書き移すといったような処理を行うこと
もできる。
【0032】また、このリアロケイト処理については、
エラー訂正した場合に常に行う必要はない。例えば、あ
る所定のバイト数についてエラー訂正が行われたときに
リアロケイト処理するようにすることもできる。例え
ば、ECCによるエラー訂正可能なバイト数が10バイ
トである場合において、ECCにより5バイトのエラー
訂正がなされたときにリアロケイト処理するといったよ
うにである。例えば、エラー訂正されたバイト数につい
てはシンドロームにより求めた誤り位置多項式の根の個
数から求める。
【0033】以上のように、磁気ディスク装置は、サー
ボタイミングマーク112を基準にリードゲートを開放
して、第2のデータフィールド102b内のデータを読
み取り、サーボタイミングマーク112を検出できない
ときには、所定のタイミングによりリードゲートを開放
して、第2のデータフィールド102b内からデータを
再生するとともに、当該サーボタイミングマーク112
に対応される第2のデータフィールド102bの論理ア
ドレスを他の領域に振り直す処理を行う。
【0034】これにより、磁気ディスク装置は、サーボ
タイミングマーク112を検出できないときに行うリア
ロケイト処理により、欠陥領域の付されていた論理アド
レスを正常な領域に振り直すことができる。よって、信
号記録面にはキズがあり、異物が付着していることによ
り将来的に致命的な欠陥に至ってしまうような領域にデ
ータを記録してしまうことを防止することができる。
【0035】そして、磁気ディスク装置は、リアロケイ
ト処理とともに、所定のタイミングによりリードゲート
を開放して、第2のデータフィールド102b内からデ
ータを再生している。よって、サーボタイミングマーク
112が読み取ることができないために、所定のタイミ
ングによりリードゲートを開くような対策をとっても、
当該欠陥領域からのデータの再生以後は当該領域が正常
な領域として取り扱われることはない。
【0036】また、上述したように、リアロケイト処理
を、エラー訂正可能なバイト数に対して所定のバイト数
のエラー訂正がなされたときに実行することにより、予
め特定の欠陥領域をエラー訂正能力以上のエラー数が将
来的に発生するものとして取扱うことができ、データを
読み出せなくなるといった防止対策を有効的に採ること
ができる。
【0037】次に、本発明の実施の形態である磁気ディ
スク装置の構成とともにさらに具体的に説明する。
【0038】本発明の実施の第1の実施の形態である磁
気ディスク装置は、図2に示すように、磁気ヘッド2、
アンプ3、リードゲート4、データ信号処理部5、ボイ
スコイルモータ(VCM)6、サーボ信号処理部7、及
びタイミング制御部8を備えている。
【0039】この磁気ディスク装置1において、タイミ
ング制御部8が、サーボフィールド110のサーボタイ
ミングマーク112を基準としたタイミングによりリー
ドゲートを開放して、第2のデータフィールド102b
からデータを再生し、サーボタイミングマーク112を
検出できないときには、所定のタイミングによりリード
ゲートを開放して、第2のデータフィールド102bか
らデータを再生するととに、当該サーボタイミングマー
ク112に対応される第2のデータフィールド102b
の論理アドレスを他の領域に振り直す制御機能を有して
いる。
【0040】このような構成からなる磁気ディスク装置
1は、磁気ヘッド2によりディスク100に記録されて
いるデータを再生する。磁気ヘッド2は、ボイスコイル
モータ6により、ディスク100の半径方向へ駆動され
る。このようにして駆動された磁気ヘッド2によりディ
スク100から読み取られた信号は、アンプ3に入力さ
れる。アンプ3では、ディスク100から読み取られた
信号が増幅される。アンプ3で増幅された信号は、サー
ボ信号処理部7及びリードゲート4に入力される。再生
時の処理についていえば、通常動作においては、磁気ヘ
ッド2により、サーボフィールド110内のVCOプリ
アンブル111、サーボタイミングマーク112及びヘ
ッド位置情報113が読み取られ、その後第2のVCO
プリアンブル101bと第2のデータフィールド102
b内のデータが読み取られ、アンプ3により増幅され
る。
【0041】サーボ信号処理部7は、サーボフィールド
110内に記録されているサーボ信号を処理する部分で
あり、一方、リードゲート4は、データフィールド10
2内のデータをデータ信号処理部5に読み込むための部
分である。すなわち、サーボ信号処理部7において、上
述したサーボフィールド110内に記録されているサー
ボタイミングマーク112についての処理が行われる。
【0042】サーボ信号処理部7は、具体的には、サー
ボタイミングマーク112を検出し、この検出信号を後
段のタイミング制御部8に出力する。サーボタイミング
マーク112の検出については、例えば、ウインドウを
所定期間開いて行う。また、ウインドウを開放するタイ
ミングは、例えば、回転されるディスク100からそれ
までに次々に読み取ったサーボタイミングマークから取
得する。
【0043】タイミング制御部8は、サーボ信号処理部
7によるサーボタイミングマーク112の検出信号に基
づいて、リードゲート4にリードゲート制御信号を出力
する。
【0044】リードゲート4は、タイミング制御部8か
らのリードゲート制御信号に基づいて、信号読み込みの
ためのゲートを開放する。すなわち、上述した図4中
(B)に示したように、サーボタイミングマーク112
の検出を基準として所定時間T1の経過後にリードゲー
トが開放される。これによりデータ信号処理部5には、
リードゲート4が開いている間に磁気ヘッド2により読
み取られた信号、すなわち、第2のデータフィールド1
02b内のデータが入力される。ここで、リードゲート
の開放時間については、第2のVCOプリアンブル10
1bからECC103まで領域を読み取ることができる
のに十分な時間とされていることはいうまでもない。デ
ータ信号処理部5は、リードゲートが開放されている間
に入力されてきた信号について復号等の信号処理を行
う。
【0045】以上のように構成された磁気ディスク装置
1は、所定のタイミングによりリードゲートを開放して
第2のデータフィールド102bに記録されているデー
タを再生する。上述した説明は、サーボタイミングマー
ク112を検出することができた場合の動作についての
ものであり、サーボタイミングマーク112を検出する
ことができない場合、磁気ディスク装置1は、次のよう
な手順により動作する。
【0046】磁気ディスク装置1は、サーボ信号処理部
7によりサーボタイミングマーク112を検出すること
ができなかった場合、例えば、ウインドウを所定期間開
いたがサーボタイミングマーク112を検出できなかっ
た場合、図5中(A)に示したように、所定時間ΔTの
経過後にサーボ信号制御部7からサーボタイミングマー
クの擬似的な検出信号を出力する。そして、タイミング
制御部8では、図5中(B)に示すように、その擬似的
な検出信号を基準とした所定時間T1の経過後にゲート
を開放するようにリードゲート制御信号をリードゲート
4に出力する。リードゲート4は、このリードゲート制
御信号によりゲートを開放する。これによりデータ信号
処理部5では、第2のVCOプリアンブル101bから
の信号の読み込みが開始され、第2のVCOプリアンブ
ル101bにより同期し、第2のデータフィールド10
2b内のデータを復調することができる。そして、磁気
ディスク装置1は、このとき、上述のリアロケイト処理
を行う。
【0047】なお、サーボタイミングマーク112を検
出することができなかった場合に行うサーボタイミング
マークの擬似的な検出信号を基準としたタイミングによ
るリードゲートの開放は、リトライ動作として行われ
る。ここで、リトライ動作とは、正常動作としての読み
出し動作により信号を読み込むことができない場合に、
そのように信号の読み出しができなかった箇所において
再び信号を読み出そうとする動作である。
【0048】以上のように、磁気ディスク装置1は、サ
ーボタイミングマーク112を検出した場合と、サーボ
タイミングマーク112が検出できない場合に応じて開
放タイミングを変化させて、第2のVCOプリアンブル
101bにおいてリードゲートを開放し、サーボタイミ
ングマーク112を検出することができないにも拘わら
ず第2のデータフィールド102bのデータを再生する
ことができる。そして、磁気ディスク装置1は、サーボ
タイミングマーク112が検出できないときにおいて
は、リアロケイト処理を行うことができる。
【0049】また、上述したような動作は、ソフトウェ
アとして実現することが可能であり、この場合、モード
を切り替えることで上述したようなリードゲートの開放
のタイミングを制御することができる。このような場
合、簡単な構成によりサーボタイミングマークを検出す
ることができない場合においても第2のデータフィール
ド102b内のデータの再生を実現でき、またリアロケ
イト処理を行うことができる。
【0050】次に第2の実施の形態の磁気ディスク装置
について説明する。第2の実施の形態の磁気ディスク装
置の構成は、基本的には、上述した第1の実施の形態の
磁気ディスク装置の構成と同様である。すなわち、図2
に示すように、第2の実施の形態の磁気ディスク装置1
は磁気ヘッド2、アンプ3、リードゲート4、データ信
号処理部5、ボイスコイルモータ(VCM)6、サーボ
信号処理部7、及びタイミング制御部8を備えている。
【0051】第2の実施の形態である磁気ディスク装置
1において、タイミング制御部8は、サーボフィールド
110のサーボタイミングマーク112を基準としたタ
イミングによりリードゲートを開放して、第2のデータ
フィールド102bからデータを再生し、サーボタイミ
ング112を検出できないときには、再生しようとする
第2のデータフィールド102bの直前の第1のデータ
フィールド102aを基準としたタイミングによりリー
ドゲートを開放して、第2のデータフィールド102b
からデータを再生する制御機能を有する。
【0052】この第2の実施の形態の磁気ディスク装置
1は、サーボタイミングマーク112を検出することが
できた場合の動作については、上述の第1の実施の形態
の磁気ディスク1と同様に動作する。すなわち、サーボ
信号処理部7がサーボタイミングマーク112の検出信
号に基づいてリードゲート4にリードゲート制御信号を
出力し、リードゲート4がタイミング制御部8からのリ
ードゲート制御信号に基づいて信号読み込みのためのゲ
ートを開放する。そして、データ信号処理部5がリード
ゲート4が開放されている間に入力されてきた信号につ
いて復号等の信号処理を行う。
【0053】そして、第2の実施の形態の磁気ディスク
装置1は、サーボタイミングマーク112を検出するこ
とができない場合、第1の実施の形態の磁気ディスク装
置1とは異なる手順によりリードゲートを開放してい
る。具体的には以下のようにである。
【0054】磁気ディスク装置1は、図1中(A)に示
すように、サーボ信号処理部7によりサーボタイミング
マーク112を検出することができなかった場合、リト
ライ動作において、図1中(B)に示すように、タイミ
ング制御部8から第1のデータフィールド102aの終
端の検出を基準として所定時間T2の経過後にリードゲ
ートを開放するようにリードゲート制御信号をリードゲ
ート4に出力する。リードゲート4は、このリードゲー
ト制御信号によりゲートを開放する。これによりデータ
信号処理部5では、第2のVCOプリアンブル101b
からの信号の読み込みが開始され、第2のVCOプリア
ンブル101bにより同期し、第2のデータフィールド
102b内のデータを復調することができる。
【0055】なお、リードゲートを第2のVCOプリア
ンブル101bにて開放するためには、第1のデータフ
ィールド102aの終端を基準としてリードゲートを開
放するまでの所定時間T2が既知である必要があり、例
えば、第1のデータフィールド102aと第2のデータ
フィールド102bとの間の距離が既知であることを利
用して、所定時間T2を決定している。
【0056】上述したように、サーボタイミングマーク
の擬似的な検出信号を基準として、所定時間T1の経過
後にゲートを開放する場合においては、第2のVCOプ
リアンブル101bから読み取りを開始することができ
れば問題はないが、図5中(C)に示すように、データ
フィールド102bに達してからリードゲートが開放さ
れたのでは、第2のVCOプリアンブル101bによる
同期をとることができていないために、第2のデータフ
ィールド102b内のデータを読み取ることができなく
なる。
【0057】そこで、第2の実施の形態の磁気ディスク
装置1のように、リードゲートの開放のタイミングを第
1のデータフィールド102aの終端の検出を基準とす
ることで、常に第2のデータフィールド102b内のデ
ータを読み取ることができるようになる。
【0058】なお、上述したディスク100のサーボフ
ィールド110のヘッド位置情報113は例えば図3に
示すように構成されている。
【0059】ヘッド位置情報113は、例えば、グレイ
コード領域GAと、トラッキングサーボのためのバース
トパターンA,B,C,Dから構成されている。
【0060】グレイコード領域GAは、トラッキングサ
ーボが不安定もしくはかかっていない状態においても再
生が可能とされるようにいわゆるグレイコードによって
トラック番号が記録されている領域である。
【0061】バーストパターンA,B,C,Dは、各々
が単一周波数で記録されるパターン信号である。バース
トパターンA,B,C,Dは、それぞれがトラック中心
軸に所定の幅で形成され、バーストパターンC(C層バ
ーストパターン)は、例えば奇数トラックの中心軸に中
心を合わせるように、またバーストパターンD(D層バ
ーストパターン)は例えば偶数トラックの中心軸に中心
が合わさるように形成されている。そして、バーストパ
ターンA(A層バーストパターン)及びバーストパター
ンB(B層バーストパターン)は、バーストパターンC
及びバーストパターンDを半径方向にトラックピッチ/
2だけ偏位されている。これらの信号を検出して演算す
ることにより、トラック中心位置への高精度の位置決め
が行える。
【0062】
【発明の効果】本発明に係る記録再生装置は、サーボ領
域内に記録されているタイミング基準信号を基準とした
タイミングによりリードゲートを開放して、データ領域
からデータを再生し、タイミング基準信号を検出できな
いときには、当該タイミング基準信号に対応されるデー
タ領域の論理アドレスを他のデータ領域に振り直す制御
手段を備えることにより、将来的に致命的に欠陥となる
ような領域を論理アドレスから除外して、データが記録
されるようなことを防止することができる。
【0063】また、本発明に係る記録再生方法は、サー
ボ領域内に記録されているタイミング基準信号を基準と
したタイミングによりリードゲートを開放して、データ
領域からデータを再生し、タイミング基準信号を検出で
きないときには、当該タイミング基準信号に対応される
データ領域の論理アドレスを他のデータ領域に振り直す
ことにより、将来的に致命的に欠陥となるような領域を
論理アドレスから除外して、データが記録されるような
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用によるリードゲートのタイミング
を説明するために用いた図である。
【図2】本発明の実施の形態の磁気ディスク装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】ディスクのサーボフィールド内のヘッド位置情
報の構成例を示す図である。
【図4】サーボタイミングマークが検出された場合のリ
ードゲートの開放を説明するために用いた図である。
【図5】サーボタイミングマークを検出することができ
ない場合の従来におけるリードゲートの開放を説明する
ために用いた図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク装置、2 磁気ヘッド、3 アンプ、
4 リードゲート、5データ信号処理部、6 VCM、
7 サーボ信号処理部、8 タイミング制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F 574 574H (72)発明者 河内 隆宏 東京都大田区雪谷大塚町1丁目7番 アル プス電気株式会社内 (72)発明者 瀬田 和也 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB01 BC01 CC04 DE32 DE34 DE46 DE48 DE65 FG09 FG19 5D066 DA03 DA11

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボに使用する信号が記録されたサー
    ボ領域及びこのサーボ領域に対応されて設けられている
    データ領域を有する信号記録媒体からデータを再生する
    記録再生装置であって、 上記サーボ領域内に記録されているタイミング基準信号
    を基準としたタイミングによりリードゲートを開放し
    て、上記データ領域からデータを再生し、上記タイミン
    グ基準信号を検出できないときには、当該タイミング基
    準信号に対応されるデータ領域の論理アドレスを他のデ
    ータ領域に振り直す制御手段を備えたことを特徴とする
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記タイミング基準信
    号を検出できないときには、所定のタイミングによりリ
    ードゲートを開放して上記データ領域のデータを再生す
    る再生処理を伴うことを特徴とする請求項1記載の記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、上記所定のタイミング
    を、再生しようとする上記データ領域の直前のデータ領
    域を基準としたタイミングにすることを特徴とする請求
    項2記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 上記信号記録媒体として、上記データ領
    域が第1のデータ領域と第2のデータ領域とに分割さ
    れ、上記第1のデータ領域と上記第2のデータ領域との
    間に上記サーボ領域が形成されているものを用い、上記
    制御手段は、上記サーボ領域内に記録されているタイミ
    ング基準信号を検出できないときには、上記第1のデー
    タ領域を基準としたタイミングによりリードゲートを開
    放して、上記第2のデータ領域からデータを再生するこ
    とを特徴とする請求項3記載の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、上記第1のデータ領域
    の終端を基準としたタイミングによりリードゲートを開
    放することを特徴とする請求項4記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 サーボに使用する信号が記録されたサー
    ボ領域及びこのサーボ領域に対応されて設けられている
    データ領域を有する信号記録媒体からデータを再生する
    記録再生方法であって、 上記サーボ領域内に記録されているタイミング基準信号
    を基準としたタイミングによりリードゲートを開放し
    て、上記データ領域からデータを再生し、上記タイミン
    グ基準信号を検出できないときには、当該タイミング基
    準信号に対応されるデータ領域の論理アドレスを他のデ
    ータ領域に振り直すことを特徴とする記録再生方法。
  7. 【請求項7】 上記タイミング基準信号を検出できない
    ときには、所定のタイミングによりリードゲートを開放
    して上記データ領域のデータを再生する再生処理を伴う
    ことを特徴とする請求項6記載の記録再生方法。
  8. 【請求項8】 上記所定のタイミングを、再生しようと
    する上記データ領域の直前のデータ領域を基準としたタ
    イミングにすることを特徴とする請求項7記載の記録再
    生方法。
  9. 【請求項9】 上記信号記録媒体として、上記データ領
    域が第1のデータ領域と第2のデータ領域とに分割さ
    れ、上記第1のデータ領域と上記第2のデータ領域との
    間に上記サーボ領域が形成されているものを用い、 上記サーボ領域内に記録されているタイミング基準信号
    を検出できないときには、上記第1のデータ領域を基準
    としたタイミングによりリードゲートを開放して、上記
    第2のデータ領域からデータを再生することを特徴とす
    る請求項8記載の記録再生方法。
  10. 【請求項10】 上記第1のデータ領域の終端を基準と
    したタイミングによりリードゲートを開放することを特
    徴とする請求項9記載の記録再生方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1307621C (zh) * 2002-11-26 2007-03-28 三星电子株式会社 在有缺陷光存储介质上记录数据的方法和装置及存储介质

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