JP2001133896A - プリント方法及び電子スチルカメラ - Google Patents

プリント方法及び電子スチルカメラ

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JP2001133896A
JP2001133896A JP31331199A JP31331199A JP2001133896A JP 2001133896 A JP2001133896 A JP 2001133896A JP 31331199 A JP31331199 A JP 31331199A JP 31331199 A JP31331199 A JP 31331199A JP 2001133896 A JP2001133896 A JP 2001133896A
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Shigeto Kobayashi
繁人 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント方法及び電子スチルカメラにおい
て、蛍光表示管を常に安定した輝度で点灯させ、プリン
ト濃度の低下を防止する。 【解決手段】 プリント処理が開始されると、マイクロ
コンピュータは記録ヘッドユニットがフイルムパックの
外側の初期位置にあることを確認した上で、蛍光表示管
のプレ点灯を行う。これにより、蛍光表示管が点灯され
ずに長時間放置された後でも蛍光体に浮遊ガスが付着し
て発光輝度が落ちる現象が回避され、蛍光表示管は常に
安定した輝度で点灯される。プレ点灯時間が経過して蛍
光表示管が消灯すると、マイクロコンピュータは、記録
ヘッドユニットを初期位置から記録開始位置に移動し
て、インスタントフイルムへの露光を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント用の光源
として蛍光表示管を用いたプリント方法及びメモリに記
録された画像データにより被写体画像のハードコピーが
簡単に得られるプリンタ内蔵型の電子スチルカメラに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】CCDイメージセンサなどにより光学的
な被写体画像を電気的な画像信号に変換し、さらにデジ
タル変換して得られた画像データをフラッシュメモリ等
のメモリに保存するようにした携帯型の電子スチルカメ
ラが普及している。そして、このような電子スチルカメ
ラにプリンタを内蔵させたものが知られている(特開平
11−127409号)。この電子スチルカメラには、
記録媒体として自己現像処理型のインスタントフイルム
が用いられ、撮像を行ってメモリに画像データを記録し
た後に、メモリから読み出した画像データに基づいて光
プリンタを駆動し、インスタントフイルムに光学記録
(露光)を行ってハードコピーを得る構成となってい
る。
【0003】前記光プリンタには、インスタントフイル
ムの露光面に並行に移動しながら、インスタントフイル
ムにRGBの各画像を順次に露光する細長い記録ヘッド
が用いられている。この記録ヘッドは、印画データに応
じて駆動されるドットセグメントの透過型液晶を多数配
列した液晶アレイと、これに照明光を与える細長い蛍光
ランプと、液晶アレイを透過した露光光をインスタント
フイルムの露光面に導く露光光路とからなる。
【0004】一方、最近では、蛍光ランプを省略して記
録ヘッドの更なる小型化を可能とする蛍光表示管の採用
が検討されている。すなわち、微小な発光素子を画素ご
とにライン状に配列した蛍光表示管を用いれば、その画
素ごとの発光光量を印画データで制御することによっ
て、3色面順次露光によりカラープリントを行うことが
できる。
【0005】図11に示すように、蛍光表示管100
は、フロントガラス101とガラス基板102で真空容
器を形成し、その真空容器内に、カソードであるフィラ
メント103、グリッド104及びアノード105を基
本電極とし、これに付随した各種の金属部品や被膜10
6を構成し収容したものである。フィラメント103
は、極めて細いタングステンの芯線にバリウム等の酸化
物を被覆したもので、電圧を印加することにより熱電子
を放射する。グリッド104は、ステンレス等からなる
金属メッシュで、これに正電圧を加えてフィラメント1
03から放射された電子を加速、拡散してアノード10
5に導いたり、逆に負電圧を加えてアノード105に向
かう電子を遮断したりする。
【0006】アノード105は、ほぼ表示すべきパター
ン状に形成された黒鉛等の導体の上に表示パターンの形
状に蛍光体を印刷したもので、これに正電圧が印加され
るとグリッド104で加速、拡散された電子が衝突して
蛍光体を励起し、発光する。また、符号108はアノー
ド配線,符号109はリード,符号110は排気管,符
号111はゲッターである。排気管110は真空容器の
製造時に内部の空気を抜く部品である。また、ゲッター
111は、管内の残留ガスを吸着して真空度を維持する
部品である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように蛍光表
示管100には管内の残留ガスを吸着するゲッター11
1が組み込まれてはいるが、吸着したガスを経時変化で
再放出するなど、その効果が不完全であることが分かっ
た。このため、蛍光表示管100は、点灯させずに長時
間,例えば48時間以上放置した後、点灯させると、蛍
光体に残留ガスや不純物ガス等の浮遊ガスが付着し、蛍
光体の発光輝度が落ちるという欠点を有する。このた
め、上述したようなプリンタ内蔵型の電子スチルカメラ
でプリントを行わずに長時間経過した後、プリントを行
った場合にプリント濃度が低下するという問題が生じ
る。
【0008】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、蛍光表示管を常に安定した輝度で点灯させ、
プリント濃度の低下を防止するプリント方法及び電子ス
チルカメラを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記蛍光表示管を点灯さ
せることにより蛍光体に付着した浮遊ガスが除去される
ことに着目し、上記目的を達成するために、本発明のプ
リント方法は、画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管を点灯して
感光性記録媒体に画像記録するプリント方法において、
実際の画像記録を開始する以前に、前記蛍光表示管を予
め点灯させるプレ点灯を行うものである。
【0010】また、本発明の電子スチルカメラは、イメ
ージセンサから画像信号を得てメモリにデジタル記録す
る撮像記録手段と、前記メモリから読み出された画像デ
ータに基づいて記録ヘッドを駆動し、この記録ヘッドに
内蔵された蛍光表示管の点灯により感光性記録媒体に画
像記録するプリント手段とを備えた電子スチルカメラに
おいて、前記蛍光表示管は、実際の画像記録を開始する
以前に予め点灯するプレ点灯を行うものである。
【0011】また、イメージセンサから画像信号を得て
メモリにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリ
から読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆
動し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯に
より感光性記録媒体に画像記録するプリント手段とを備
えた電子スチルカメラにおいて、前記蛍光表示管は、前
記感光性記録媒体に画像記録する直前にプレ点灯するも
のである。
【0012】また、イメージセンサから画像信号を得て
メモリにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリ
から読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆
動し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯に
より感光性記録媒体に画像記録するプリント手段と、感
光性記録媒体が装填されているか否かを検知する記録媒
体検知手段とを備えた電子スチルカメラにおいて、前記
蛍光表示管は、前記記録媒体検知手段からの検知信号に
基づいて、前記感光性記録媒体の交換時にプレ点灯する
ものである。
【0013】また、イメージセンサから画像信号を得て
メモリにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリ
から読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆
動し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯に
より感光性記録媒体に画像記録するプリント手段と、電
源投入時に操作される電源スイッチとを備えた電子スチ
ルカメラにおいて、前記蛍光表示管は、前記電源スイッ
チの操作によって電源が投入された際にプレ点灯するも
のである。
【0014】また、イメージセンサから画像信号を得て
メモリにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリ
から読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆
動し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯に
より感光性記録媒体に画像記録するプリント手段と、少
なくともプリント手段への電源を供給する電源電池と、
この電源電池が電池室に装填されているか否かを検知す
る電池検知手段とを備えた電子スチルカメラにおいて、
前記蛍光表示管は、前記電池検知手段からの検知信号に
基づいて、前記電源電池の交換時にプレ点灯するもので
ある。
【0015】また、イメージセンサから画像信号を得て
メモリにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリ
から読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆
動し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯に
より感光性記録媒体に画像記録するプリント手段とを備
えた電子スチルカメラにおいて、前記記録ヘッドの駆動
終了時からの経過時間を計測する計測手段を設け、前記
蛍光表示管は、前記経過時間が一定値に達する毎にプレ
点灯するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】電子スチルカメラの正面側外観を
示す図2において、カメラボディ2の上方に電源スイッ
チ3が設けられ、これをオン操作することによって各種
操作キーの操作が有効化されるとともに、この電子スチ
ルカメラは自動的に被写体撮像用の撮像モードに移行す
る。前面上方にカメラレンズ4とストロボ発光窓5とが
設けられている。グリップ部6の側面に電池室蓋7が設
けられ、これを開放することによって電源電池の交換を
行うことができる。なお、電池室の内部には、電源電池
が装填されるている否かを検知する電池検知センサ12
が設けられている。また、電源電池には、例えば4本の
単3電池(直列接続)が用いられる。
【0017】グリップ部6の前面にレリーズボタン8が
設けられ、レリーズボタン8を押すとカメラレンズ4を
通して一回の撮像が行われる。カメラレンズ4には、例
えば1.2mから無限遠までを焦点深度内に含むパンフ
ォーカスレンズが用いられ、基本的にはピント合わせが
不要であるが、数10cmの接写を可能とするために、
接写用のセットノブ9が設けられている。なお、三角測
距方式あるいは空間周波数のピーク検出方式などの周知
のオートフォーカス装置を設け、通常の撮影距離につい
ては、レリーズボタン8の半押し操作時に自動的にカメ
ラレンズ4のピント合わせを行うようにしてもよい。
【0018】カメラボディ2の上面にスリット状の排出
口2bが形成され、常態ではカバー11によって光密に
覆われている。プリント操作を行ったときには、排出口
2bから露光済みのインスタントフイルム10が突出
し、ドア11を押し開きながらカメラボディ2外に排出
される。排出口2bの奥には一対の展開ローラが設けら
れており、露光済みのインスタントフイルム10が一対
の展開ローラの間を通って搬送されるときに現像処理液
の展開が行われ、1分〜数分程度の間にインスタントフ
イルム10上にポジ画像が得られる。
【0019】上記のように、この電子スチルカメラでは
画像のハードコピーを得るために、周知のモノシートタ
イプのインスタントフイルム10が用いられている。モ
ノシートタイプのインスタントフイルム10は、本出願
人などによる商品化によってすでに広く普及しており、
感光シート、受像シート、現像処理液を内包した現像液
ポッドとを基本的な構成要素としている。そして、感光
シートに露光を与えることによって光化学的に潜像を形
成した後、この感光シートと受像シートとの間に現像処
理液を展開しながら両シートを加圧することによって、
受像シートにポジ画像が転写される。
【0020】前記インスタントフイルム10は、フイル
ムパック14と称されるプラスチック製のケースに10
枚積層して収納されている。フイルムパック14の上端
面には、露光済みのインスタントフイルム10が排出さ
れるスリット状の排出用開口14aが形成され、また上
端面に直角な前面(図2の図面裏側)には、露光用開口
14b(図5参照)が形成されている。未使用状態のフ
イルムパック14では、排出用開口14aは薄い樹脂製
の遮光カバー15によって遮蔽され、露光用開口14b
はインスタントフイルム10の第1枚目の上に重ねて設
けられたインスタントフイルム10とほぼ同サイズの遮
光シートによって遮蔽されている。この遮光シートは、
装填後の最初のレリーズ操作により、遮光カバー15を
押し開けながら排出用開口14aを通ってカメラボディ
2の外に排出される。
【0021】カメラボディ2の前面側には、フイルムパ
ック14を装填するパック装填室2cが形成されてい
る。パック装填室2cは、蓋16によって開閉される。
パック装填室2c内には、装填されたフイルムパック1
4によって押されてオンされ、フイルムパック14の有
無を検出するパック検出スイッチ17と、閉位置にある
蓋16によって押されてオンされ、蓋16が閉じられて
いるか否かを検出する蓋検出スイッチ18とが設けられ
ている。
【0022】電子スチルカメラの背面側の構成を表す図
3において、カメラボディ2の背面には、画素ごとに液
晶ドットセグメント及びマイクロカラーフィルタを組み
合わせて配列した画像表示用の液晶ディスプレイ19が
設けられている。液晶ディスプレイ19は白色の照明光
を与える蛍光灯を内蔵し、カメラレンズ4を通して撮像
される被写体画像をリアルタイムでカラー表示するディ
スプレイとして用いられ、いわゆる電子ビューファイン
ダを構成する。
【0023】液晶ディスプレイ19の脇には、環状をし
たモード切換ダイヤル20が設けられ、この側方には実
行キー21,キャンセルキー22が設けられ、下方には
プリントキー24が設けられている。また、カメラボデ
ィ2の底面側には、外部メモリ25を挿脱するためのス
リット状の開口を露呈する開閉式ドア26が回動自在に
組み込まれている。なお、符号26aは開位置の開閉式
ドア26を示す。また、外部メモリ25には、例えば本
出願人から提供されているスマートメディア(商品名)
を用いることができる。
【0024】モード切換ダイヤル20の表面には、モー
ド名を表す「タイマー」,「セットアップ(SETU
P)」,「撮影」,「再生」等の文字が記されており、
これを指標27に合わせることにより、モードの切換を
行うことができる。また、モード切換ダイヤル20の中
央部には、円盤状のカーソルキー28が設けられてい
る。このカーソルキー28は、周縁の上下左右の4箇所
に三角状の矢印が刻印されており、これらのうちのいず
れか一ヶ所を押し込むことにより、液晶ディスプレイ1
9に表示されたカーソルをその矢印方向に移動させるこ
とができる。
【0025】電子スチルカメラの電気的構成の概略を示
す図4において、カメラレンズ4は撮影レンズの他に、
シャッタ機構,絞り機構も含まれる。また、カメラレン
ズ4の背後にCCDイメージセンサ35が位置してお
り、被写体画像はCCDイメージセンサ35の光電面に
結像される。CCDイメージセンサ35は光学的な被写
体画像を電気的な撮像信号に変換して撮像画像処理部3
6に出力する。
【0026】撮像画像処理部36は、数個のICにより
構成されており、画像演算処理IC37の制御により、
カメラレンズ4の絞り及びシャッタの制御,CCDイメ
ージセンサ35の1フレーム画像の撮像制御,CCDイ
メージセンサ35からの撮像信号を画像メモリ38に格
納するための輝度信号と色差信号からなるYCrCb信
号(デジタル信号)に変換,画像メモリ38から読み出
したYCrCb信号をNTSC信号に変換して液晶ディ
スプレイ19に出力,外部メモリ25とのインターフェ
イス,オンスクリーンディスプレーIC(OSD)39
からキャラクタ信号を前記映像信号に付加,マイクロコ
ンピュータ40とシリアル信号にて通信等の処理を行
う。
【0027】撮像画像処理部36による外部メモリ25
とのインターフェイスとは、画像メモリ38のYCrC
b信号からなる蓄積画像データを画像演算処理IC37
が圧縮して外部メモリ25に書き込むこと、また外部メ
モリ25から圧縮画像データを読み出して画像演算処理
IC37に出力することである。
【0028】印画画像処理IC41は、画像演算処理I
C37から印画データを入力し、各色,各ラインの階調
単位でメカユニット42の記録ヘッドユニット43に印
画データを出力する。メカユニット42は、前記パック
装填室2c,パック検出スイッチ17,蓋検出スイッチ
18の他、図5に示すように、インスタントフイルム1
0の幅以上の長さを有する記録ヘッドユニット43と、
記録ヘッドユニット43を矢印S方向に往復移動するヘ
ッド走行機構44と、フイルム搬送機構45とからな
る。
【0029】前記ヘッド走行機構44は、プーリやベル
ト等からなるヘッド駆動機構48と、これを駆動するス
キャンモータ49とからなる。ヘッド移動機構48の一
方の端は、フイルムパック14の外方まで延長されてお
り、二点鎖線で示すように、記録ヘッドユニット43の
初期位置43aがフイルムパック14の外側に設定され
ている。これにより、後述する蛍光表示管のプレ点灯時
にフイルムパック14内のインスタントフイルム10が
露光しないようにされている。また、一点鎖線で示すの
は、記録ヘッドユニット43がインスタントフイルム1
0の最下端部に対面し、インスタントフイルム10への
露光を開始する記録開始位置43bである。
【0030】前記フイルム搬送機構45は、展開ローラ
51,クロー爪,駆動機構及び駆動モータからなり、例
えば特開平4−194832号公報などに記載されてい
るように、従来のインスタントカメラに用いられている
ものと同じでよく、その機能も全く同一である。すなわ
ち、フイルム搬送機構45は、フイルムパック14の中
から露光済みのインスタントフイルム10を送り出しな
がら、インスタントフイルム10の上端部分に設けられ
た現像液ポッドを裂開して現像処理液をインスタントフ
イルム10の感光シートと受像シートとの間に展開す
る。所定の現像処理時間の経過後にインスタントフイル
ム10に撮影されたポジ像が現出する。
【0031】前記画像演算処理IC37は、撮影画像処
理部36を制御して、画像メモリ38との画像データの
授受を制御する。また、画像演算処理IC37は、画像
メモリ38のYCrCb信号からなる画像データを外部
メモリ25に適合した画像データに変換したり、また復
元したりする。また、画像演算処理IC37は、画像メ
モリ38のYCrCb信号からなる画像データを印画画
像処理IC41に適合した印画データに変換する。
【0032】前記画像メモリ38は、YCrCb信号か
らなる画像データを蓄積するためのメモリICであり、
画像演算処理IC37内に設けてもよい。また、不揮発
性メモリ(EEPROM等)53は、マイクロコンピュ
ータ40が参照する各種の制御用シーケンス等を記憶し
てある。また、ブザー54は、マイクロコンピュータ4
0により制御され、電圧の印加により音を発してユーザ
に注意を喚起する。また、コントロールパネル56は、
レリーズボタン8,モード切換ダイヤル20,実行キー
21,キャンセルキー22及びプリントキー24等をマ
イクロコンピュータ40に接続するマン−マシンインタ
ーフェイスパネルである。
【0033】マイクロコンピュータ40は内部にタイマ
ー40aを有しており、例えば記録ヘッドユニット43
の非駆動時間を計測するのに用いる。これにより、記録
ヘッドユニット43が所定時間,例えば48時間駆動さ
れない場合に蛍光表示管のプレ点灯を行う。
【0034】前記記録ヘッドユニット43の内部構造を
示す図6において、遮光されたケース61内に、その長
手方向に沿って細長く、厚みが薄い蛍光表示管62が組
み込まれている。蛍光表示管62の下方には、カラーフ
ィルタ63,第1ミラー64、セルフォックレンズアレ
イ65、第2ミラー66が設けられ、開口61aから射
出されたプリント光がインスタントフイルム10に達す
る。
【0035】前記蛍光表示管62の原理を示す図7にお
いて、フィラメント71の直下にアノード72が配置さ
れ、アノード72のフィラメント71側には蛍光体73
が塗布されている。フィラメント71には一定AC電圧
が印加されている。アノード72にフィラメント電圧よ
りも十分に高いDC電圧を印加すると、フィラメント7
1からアノード72に向けて熱電子が放出される。フィ
ラメント71から放出された熱電子は蛍光体73に衝突
し、蛍光体73は発光する。この発光光は、カラーフィ
ルタ63に向けて放出される(図6参照)。なお、蛍光
表示管62の外装はガラスであり、内部に図7に示すフ
ィラメント71,アノード72等を有し、真空に近い状
態に保持されている。
【0036】アノード72をフィラメント71と反対側
から見た図8において、それぞれa×aの正方形をした
多数のアノード72が2aのピッチで主走査方向(M方
向)にライン状に並んでおり、これが奇数ラインA,偶
数ラインBの2列設けられている。この2列は、互いに
主走査方向にaだけずれており、副走査方向(S方向)
には互いに間隔Dで離間している。この間隔Dは、1/
2ライン印画する毎に1/2aだけ記録ヘッドユニット
43を副走査方向に移動することで、奇数ラインAによ
る印画ドットと偶数ラインBによる印画ドットとが1ラ
イン上に整列印画されるように決められている。
【0037】前記蛍光表示管62は、図9に示すよう
に、フレキシブル基板75によって記録ヘッド基板76
に接続されている。この記録ヘッド基板76は、コネク
タ77を有しており、これを介して印画画像処理IC4
1に接続されている。フレキシブル基板75には、ドラ
イバIC78が実装されており、印画画像処理IC41
から送られてきた印画データ及び記録ヘッド制御信号が
コネクタ77,記録ヘッド基板76及びフレキシブル基
板75を介してドライバIC78に入力される。ドライ
バIC78は、印画データに従い、アノード72を個別
に制御し、発光させる。なお、蛍光表示管62をプレ点
灯させる際には、印画データに関係なく、マイクロコン
ピュータ40の指令によって全てのアノード72に一斉
に所定電圧が印加される。
【0038】インスタントフイルム10は、露光された
部分が光線色に発色し、露光されなかった部分は発色せ
ずに黒になる。1/2ラインの所定のドットに着目し
た、例えば印画階調が256階調の場合の露光方式を示
す図10において、露光光線色を白とすると、露光条件
1では、H期間がないため露光は行われず、印画結果は
黒になる。また、露光条件2では、H期間が短いため、
印画結果は濃いグレーになる。また、露光条件3では、
H期間が半分のため、印画結果は中間のグレーになる。
また、露光条件4では、H期間が256階調の全域であ
るため、印画結果は白になる。
【0039】前記カラーフィルタ63は、R透過フィル
タ部,G透過フィルタ部,B透過フィルタ部を帯状に並
べて構成され、上記3色の各フィルタ部のいずれかひと
つが蛍光表示管62の露光光路内に位置するようにして
ある。そして、フィルタ切替え信号の入力によってカラ
ーフィルタ63が矢印Y方向に移動し、フィルタ部の切
替えが行われる。
【0040】カラーフィルタ63を透過することによっ
て、蛍光表示管62からの露光光はR,G,Bいずれか
一色のプリント光になる。プリント光は、第1ミラー6
4、セルフォックレンズアレイ65、第2ミラー66を
経て開口61aから射出し、インスタントフイルム10
に達する。セルフォックレンズアレイ65は、画素ごと
のプリント光が他の画素位置まで広がることを防止す
る。
【0041】各色のカラーフィルタは、記録ヘッドユニ
ット43が矢印S方向に1往復移動するごとに、一つず
つ順次に蛍光表示管62と液晶アレイ63との間に移動
する。したがって蛍光表示管62からの露光光は、赤
色,緑色,青色のいずれか一色のプリント光となる。
【0042】このように構成された電子スチルカメラの
作用を説明する。電源スイッチ3をオンにすると、この
投入信号がコントロールパネル56を経てマイクロコン
ピュータ40に入力される。マイクロコンピュータ40
は、モード切換ダイヤル20の回転位置に応じたモード
で電子スチルカメラを立ち上げる。例えば、モード切換
ダイヤル20の文字「撮影」を指標27に合わせた状態
で電源スイッチ3をオンにすると、電子スチルカメラが
撮影モードで立ち上がる。この撮影モードでは、CCD
イメージセンサ35から出力される撮像信号は撮像画像
処理部36により画像データに変換された後、更にNT
SC方式に準拠した信号に変換されてから液晶ディスプ
レイ19に送られ、液晶ディスプレイ19に被写体画像
がリアルタイムで表示される。
【0043】モード切換ダイヤル20を回転操作して文
字「SETUP」を指標27に合わせると、各種の設定
を行うことができる。ここで、例えば、撮影画像の画質
(外部メモリに記録する際のデータ圧縮率)を選択した
り、プリント枚数の設定を行う。これらの設定は、モー
ド切換ダイヤル20を回転操作して別のモードに移行す
ると、確定される。
【0044】撮影モードでレリーズボタン8を操作する
と、このレリーズ信号はマイクロコンピュータ40が受
け、撮像画像処理部36経由で画像演算処理IC37に
撮影指令を発する。画像演算処理IC37は撮像画像処
理部36を制御し、まず、カメラレンズ4内蔵のシャッ
タ機構を駆動し、CCDイメージセンサ35に結像する
光を遮断させることにより撮影したい映像のみをCCD
イメージセンサ35に蓄積させる。次に、撮像画像処理
部36はCCDイメージセンサ35に蓄積されたRGB
信号を取り込み、YCrCb信号に変換して画像演算処
理IC37に送る。
【0045】画像演算処理IC37は、撮像画像処理部
36からのYCrCb信号を画像メモリ38に適合した
画像データに変換して画像メモリ38に蓄積する。画像
メモリ38に1画面分の画像データが蓄積されたら、こ
の画像データを画像演算処理IC37が外部メモリ25
に格納可能な形式に変換して撮像画像処理部36に送
る。撮像画像処理部36はこの画像データを外部メモリ
25に格納する。
【0046】ユーザがモード切換ダイヤル20を操作し
て再生モードに移行すると、この再生指令信号がコント
ロールパネル56を経てマイクロコンピュータ40に入
力される。マイクロコンピュータ40は、撮像画像処理
部36経由で画像演算処理IC37に再生指令を発す
る。画像演算処理IC37は、撮像画像処理部36を制
御して外部メモリ25から撮像画像処理部36を経由し
て画像データを読み出す。画像演算処理IC37は、撮
像画像処理部36からの画像データをYCrCb信号か
らなる画像データに復元して画像メモリ38に蓄積す
る。画像メモリ38に1画面分の画像データが蓄積され
た後、撮像画像処理部36は画像演算処理IC37から
の指示により画像メモリ38から画像データを読み出し
つつ、これをNTSC信号に変換して液晶ディスプレイ
19に送る。液晶ディスプレイ19は、撮像画像処理部
36からのNTSC信号に忠実に画像を映し出す。
【0047】コマ選択は、カーソルキー28を操作する
ことにより行うことができる。プリントを希望するコマ
の画像が液晶ディスプレイ19に表示されている状態で
ユーザがプリントキー24を操作すると、印画指令信号
はマイクロコンピュータ40が受け、まず、図1に示す
ように、記録ヘッドユニット43がフイルムパック14
の外側に設定された初期位置43aにあることを確認
し、初期位置43aにない場合にはヘッド走行機構44
を駆動して記録ヘッドユニット43を初期位置43aに
移動した後、蛍光表示管62のプレ点灯を行う。このプ
レ点灯は、全てのアノード72に一斉にプレ点灯用のD
C電圧を例えば10秒間程度印加して行われる。これに
より、蛍光体に付着した浮遊ガスが除去され、蛍光表示
管62が点灯されない状態で長時間放置された後であっ
ても、蛍光表示管62を常に安定した輝度で点灯させる
ことができる。
【0048】蛍光表示管62のプレ点灯時間が経過して
蛍光表示管62が消灯した後、マイクロコンピュータ4
0は撮像画像処理部36及び印画画像処理IC41に対
して印画指令を発する。印画指令を受けた撮像画像処理
部36は画像演算処理IC37に印画指令を発する。画
像演算処理IC37は、画像メモリ38に蓄積されてい
る画像データ(液晶ディスプレイ19に再生中の画像の
画像データ)を印画に適したデータに変換して画像メモ
リ38に再蓄積する。再蓄積終了後、画像演算処理IC
37は、印画画像処理IC41に対し1ライン分(奇数
ラインAで1/2ライン,偶数ラインBで1/2ライ
ン)の印画データを転送する。なお、印画画像処理IC
41は1ライン分の蓄積メモリを有する。
【0049】マイクロコンピュータ40の指令信号によ
りカラーフィルタ63のR透過フィルタ部が蛍光表示管
62の露光光路内に位置するように移動された後、印画
画像処理IC41は赤色画像の最初の1/2ライン目,
1階調目の印画データを記録ヘッドユニット43に転送
する。記録ヘッドユニット43は、印画データに従って
蛍光表示管62の奇数ラインAを発光させてインスタン
トフイルム10への露光を行う。このデータ転送及び露
光を階調分繰り返す。また、この間に1/2ライン分記
録ヘッドユニット43が記録開始位置43aから記録完
了位置に向かって副走査方向に移動する。
【0050】1/2ライン分の印画が終了すると、印画
画像処理IC41は残りの1/2ライン目,1階調目の
印画データを記録ヘッドユニット43に転送する。記録
ヘッドユニット43は、印画データに従って蛍光表示管
62の偶数ラインBを発光させてインスタントフイルム
10への露光を行う。このデータ転送及び露光を階調分
繰り返す。この偶数ラインBの発光による露光と同時
に、画像演算処理IC37は、次の2ライン分の印画デ
ータのうち最初の1/2ライン分の印画データを印画画
像処理IC41に転送し、奇数ラインAの発光による露
光を行う。以上のシーケンスが決められたライン数の露
光終了まで繰り返され、記録ヘッドユニット43は記録
完了位置に達して赤色画像の露光が終了した後、再び記
録開始位置43aに戻される。
【0051】次にマイクロコンピュータ40の指令信号
によりカラーフィルタ63のG透過フィルタ部が蛍光表
示管62の露光光路内に移動され、以下、上記赤色画像
の露光と同様に緑色画像の露光が行われる。緑色画像の
露光が終了すると、記録ヘッドユニット43が記録開始
位置43aに戻された後、カラーフィルタ63のB透過
フィルタ部が露光光路内に移動され、上記赤色画像及び
緑色画像と同様に青色画像の露光が行われる。
【0052】赤,緑,青全ての画像露光が終了した後、
マイクロコンピュータ40からの信号により展開モータ
51が駆動を開始する。ヘッド走行機構44が作動を開
始し、クロー爪がフイルムパック14に形成された周知
の切り欠きから侵入し、露光済みのインスタントフイル
ム10をフイルムパック14から掻き出す。クロー爪で
掻き出されたインスタントフイルム10の上端が一対の
展開ローラ51間に入り込み、以後は展開ローラ51の
回転によってインスタントフイルム10が搬送され、同
時に先端部に設けられた現像液ポッドが裂開して現像処
理液の展開が行われる。インスタントフイルム10は排
出口2bを通り、ドア11を押し開きながらカメラボデ
ィ2の外部に排出される。1分〜数分経過すると、イン
スタントフイルム10の片面にポジ画像が現出する。
【0053】引き続き別のコマをプリントするときに
は、再生モードでカーソルキー28を操作してコマ選択
を行い、所望のコマの画像が液晶ディスプレイ19に表
示されている状態でプリントキー24を押し下げればよ
い。また、プリント途中でキャンセルキー22を操作す
れば、その時点でのプリント枚数をプリントした後、再
生モードに戻る。また、マイクロコンピュータ40は、
内部のタイマー40aから入力される計測時間を監視し
ており、記録ヘッドユニット43が48時間経過しても
駆動されない場合には、前記プレ点灯を行う。
【0054】以上説明した実施形態では、蛍光表示管の
初期位置をフイルムパックの外側としたが、本発明はこ
れに限定されることなく、例えば蛍光表示管の初期位置
を前記記録開始位置43bにしておき、蛍光表示管をプ
レ点灯する時のみフイルムパックの外側の前記初期位置
43aに記録ヘッドユニットを移動するようにしてもよ
い。
【0055】また、上記実施形態では、蛍光表示管のプ
レ点灯を実際の画像記録開始の直前に行うようにした
が、蛍光表示管をプレ点灯するタイミングとしては、こ
の他、フイルムパックの交換時、電源投入時、電源電池
の交換時や充電(二次電池を使用した場合)時を選択で
きる。また、これらを組み合わせることもできる。な
お、上記実施形態では、プリント直前の他、記録ヘッド
ユニットが駆動されない状態が48時間経過する都度に
プレ点灯するようにしたが、この時間は適宜変更できる
のは勿論である。
【0056】前記フイルムパックの交換時にプレ点灯を
行う場合には、フイルムパックの露光開口は遮光シート
によって遮光されているから、蛍光表示管の初期位置と
しては、上述したフイルムパックの外側の初期位置43
aである必要はなく、例えば前記記録開始位置43bで
もよい。また、フイルムパックの交換時は、パック装填
室に設けられたパック検出スイッチ17のオンにより検
出される。すなわち、プレ点灯を行うタイミングは、新
しいフイルムパックを装填した直後が好ましい。また、
フイルムカウンタの値が「0」から最大値、例えば「1
0」に切り替わった直後にプレ点灯を行ってもよい。
【0057】前記電源電池の交換時にプレ点灯を行う場
合には、電池室に設けられた電池検知センサ12により
電源電池の交換時を検知する。また、電源電池の充電時
にプレ点灯を行う場合には、例えば電源電池の電圧の急
激な上昇を検知して行う。また、電子スチルカメラの電
源電池を用途別に複数個用いている場合、例えば撮影用
とプリント用の2個を用いている場合には、プリント用
の電源電池の交換時や充電時に蛍光表示管のプレ点灯を
行うのがよい。
【0058】また、上記実施形態では、蛍光表示管のア
ノード配列を副走査方向に2列とし、奇数ラインによる
印画ドットと偶数ラインよる印画ドットとが1ライン上
に整列印画されるようにしたが、本発明はこれに限定さ
れることなく、例えばアノード配列を1列とし、これに
合わせて記録ヘッドユニットの移動及び蛍光表示管の駆
動を制御してもよい。
【0059】また、上記実施形態は、電子スチルカメラ
であったが、プリント用の光源として蛍光表示管を用い
たものであれば、前記電子スチルカメラからプリンタ部
のみを独立させたような小型のプリンタであってもよ
い。
【0060】
【発明の効果】以上に説明してきたとおり、本発明によ
れば、記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管を実際の画像
記録を開始する以前に予め点灯させるプレ点灯を行うよ
うにしたので、蛍光表示管を常に安定した輝度で点灯さ
せ、プリント濃度の低下を防止できる。また、蛍光表示
管をプレ点灯させるタイミングとしては、感光性記録媒
体に画像記録する直前,感光性記録媒体の交換時,電源
投入時,電源電池の交換時,記録ヘッドが駆動されない
状態が一定時間経過する毎を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリントモード時の処理の流れを示すフローチ
ャートである。
【図2】電子スチルカメラのパック装填室を開けた状態
を示す正面側外観図である。
【図3】電子スチルカメラの背面側外観図である。
【図4】電子スチルカメラの電気的構成の概略を示すブ
ロック図である。
【図5】メカユニットの外観を示す概略図である。
【図6】記録ヘッドユニットの内部構造の概略を示す説
明図である。
【図7】蛍光表示管の原理図である。
【図8】蛍光表示管のアノードの配列を示す説明図であ
る。
【図9】記録ヘッドユニットの駆動に係るフレキシブル
基板,記録ヘッド基板等を示す説明図である。
【図10】記録ヘッドユニットの露光例を示すタイムチ
ャートである。
【図11】蛍光表示管の構造を示す説明図である。
【符号の説明】
2 カメラボディ 2c パック装填室 3 電源スイッチ 10 インスタントフイルム 12 電池検知センサ 14 フイルムパック 16 蓋 17 パック検出スイッチ 18 蓋検出スイッチ 24 プリントキー 25 外部メモリ 40 マイクロコンピュータ 40a タイマー 42 メカユニット 43 記録ヘッドユニット 62,100 蛍光表示管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/76 B41J 3/21 T 5C052 Fターム(参考) 2C162 AE12 AE14 AE23 AE28 AE48 AE52 AE77 AF13 AF19 FA04 FA19 FA36 FA45 FA70 2H054 AA01 BB11 2H104 AA19 2H106 AA41 AB04 AB06 BA55 BH00 5C022 AA13 AC42 AC55 AC69 5C052 FA03 FB01 FC01 FE09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
    し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管を点灯して
    感光性記録媒体に画像記録するプリント方法において、 実際の画像記録を開始する以前に、前記蛍光表示管を予
    め点灯させるプレ点灯を行うことを特徴とするプリント
    方法。
  2. 【請求項2】 イメージセンサから画像信号を得てメモ
    リにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリから
    読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
    し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯によ
    り感光性記録媒体に画像記録するプリント手段とを備え
    た電子スチルカメラにおいて、 前記蛍光表示管は、実際の画像記録を開始する以前に予
    め点灯するプレ点灯を行うことを特徴とする電子スチル
    カメラ。
  3. 【請求項3】 イメージセンサから画像信号を得てメモ
    リにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリから
    読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
    し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯によ
    り感光性記録媒体に画像記録するプリント手段とを備え
    た電子スチルカメラにおいて、 前記蛍光表示管は、前記感光性記録媒体に画像記録する
    直前にプレ点灯することを特徴とする電子スチルカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 イメージセンサから画像信号を得てメモ
    リにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリから
    読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
    し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯によ
    り感光性記録媒体に画像記録するプリント手段と、感光
    性記録媒体が装填されているか否かを検知する記録媒体
    検知手段とを備えた電子スチルカメラにおいて、 前記蛍光表示管は、前記記録媒体検知手段からの検知信
    号に基づいて、前記感光性記録媒体の交換時にプレ点灯
    することを特徴とする電子スチルカメラ。
  5. 【請求項5】 イメージセンサから画像信号を得てメモ
    リにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリから
    読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
    し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯によ
    り感光性記録媒体に画像記録するプリント手段と、電源
    投入時に操作される電源スイッチとを備えた電子スチル
    カメラにおいて、 前記蛍光表示管は、前記電源スイッチの操作によって電
    源が投入された際にプレ点灯することを特徴とする電子
    スチルカメラ。
  6. 【請求項6】 イメージセンサから画像信号を得てメモ
    リにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリから
    読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
    し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯によ
    り感光性記録媒体に画像記録するプリント手段と、少な
    くともプリント手段への電源を供給する電源電池と、こ
    の電源電池が電池室に装填されているか否かを検知する
    電池検知手段とを備えた電子スチルカメラにおいて、 前記蛍光表示管は、前記電池検知手段からの検知信号に
    基づいて、前記電源電池の交換時にプレ点灯することを
    特徴とする電子スチルカメラ。
  7. 【請求項7】 イメージセンサから画像信号を得てメモ
    リにデジタル記録する撮像記録手段と、前記メモリから
    読み出された画像データに基づいて記録ヘッドを駆動
    し、この記録ヘッドに内蔵された蛍光表示管の点灯によ
    り感光性記録媒体に画像記録するプリント手段とを備え
    た電子スチルカメラにおいて、 前記記録ヘッドの駆動終了時からの経過時間を計測する
    計測手段を設け、前記蛍光表示管は、前記経過時間が一
    定値に達する毎にプレ点灯することを特徴とする電子ス
    チルカメラ。
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