JP2001133867A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001133867A
JP2001133867A JP31127699A JP31127699A JP2001133867A JP 2001133867 A JP2001133867 A JP 2001133867A JP 31127699 A JP31127699 A JP 31127699A JP 31127699 A JP31127699 A JP 31127699A JP 2001133867 A JP2001133867 A JP 2001133867A
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lens barrel
camera
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extended
camera according
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JP31127699A
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English (en)
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Hajime Watabe
肇 渡部
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒の突出位置への復帰動作を行うカ
メラにおいて、適切なタイミングで正常にレンズ鏡筒を
繰り出すことができるものを提供することを課題とす
る。 【解決手段】 カメラ本体の主電源スイッチと、カメラ
本体に対して繰り出され撮影を行うための突出位置と撮
影を行わない沈胴位置との間を移動可能なレンズ鏡筒
と、前記レンズ鏡筒を移動させるレンズ鏡筒駆動手段
と、前記レンズ鏡筒の位置を判別するレンズ鏡筒位置判
別手段とを備え、カメラ本体の主電源がオンであり、か
つレンズ鏡筒が沈胴位置にある場合に、レンズ鏡筒を沈
胴位置から突出位置に繰り出すカメラにおいて、ストロ
ボが突出状態のとき、操作スイッチが操作されたとき、
またはレンズ鏡筒の復帰動作を妨害する障害物が検知さ
れていないときに、レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すこ
とを許容するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの主電源の
状態に応じてカメラのレンズ鏡筒がカメラ本体から繰り
出すタイプのカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、主電源スイッチをオンする事によ
って、レンズ鏡筒(以下、本明細書では、「レンズ鏡
筒」のことを単に「鏡筒」という場合がある)が突出位
置であるフォーカスリセット位置またはワイド端へ駆動
するタイプのカメラでは、オートリワインド・マニュア
ルリワインド等のフィルム巻き戻し処理において、巻き
戻し開始直前にレンズ鏡筒を保護するために、レンズ鏡
筒を非撮影位置であるカメラ本体内に引き込める退避制
御が、従来から一般に行われていた。
【0003】また、上記構造のカメラにおいて、入力信
号の順序によって電源のオン、オフを切り換えるような
自己復帰型の主電源スイッチを有するカメラにおいて
は、フィルム巻き戻し開始直前に記憶した主電源のオ
ン、オフ状態に基づき、フィルムカートリッジ室蓋の開
閉に連動してレンズ鏡筒を撮影準備位置に復帰させるこ
とが知られている。
【0004】また、自己保持型の主電源スイッチを有す
るカメラにおいては、フィルム巻き戻し完了直後もしく
はフィルムカートリッジ室蓋の開閉直後等における主電
源スイッチのオン、オフ保持状態に基づき、レンズ鏡筒
を撮影準備位置に復帰させることも従来技術として知ら
れている。
【0005】また、特開平6-123914にはカートリッジ室
蓋の開閉動作に連動してレンズ鏡筒を復帰させるカメラ
について開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した構
成によるカメラは、巻き戻し開始前に主電源スイッチの
状態によらず、レンズ鏡筒をカメラ本体内に引き込めて
沈胴位置に退避させる。そして巻き戻し完了後の巻き戻
し完了信号、もしくは、撮影済みのフィルムカートリッ
ジを取り出し、新しいフィルムカートリッジを装填する
場合などのカメラ本体のフィルムカートリッジ室開閉蓋
の蓋開閉検知手段からの信号によって、主電源スイッチ
の状態がオン状態であったときには、レンズ鏡筒を撮影
準備位置に繰り出し、カメラの各部を所望の撮影準備状
態に復帰ようになっており、次の撮影に直ちに備えられ
ることが可能となっている。
【0007】しかしながら、上記構成によるカメラは、
主電源スイッチの状態のみに基づき鏡筒の撮影準備状態
への復帰動作を実行するが、カメラの使用者は、巻き戻
し完了後にフィルムを交換するために、フィルム巻き戻
し中にカメラを手で持っている可能性が高い。特にフィ
ルムカートリッジ室蓋は、カメラ本体の背面、あるいは
新システムであるAPSカメラではカメラ本体の底面にあ
るものが多く、フィルム取り出し、交換等でフィルムカ
ートリッジ室蓋の開閉を行う場合、最近のカメラの小型
化も伴いカメラ使用者は、カメラ本体の前面側を手で覆
うように持っている可能性が高い。
【0008】このとき、フィルム巻き戻し完了直後にレ
ンズ鏡筒が撮影準備位置に繰り出されると、カメラを持
っている使用者の手で鏡筒が押さえられてレンズ鏡筒が
正常に繰り出されない可能性があるといった問題があ
る。
【0009】また、特にフィルムカートリッジ室蓋の開
閉に連動してレンズ鏡筒を撮影準備位置に繰り出す場合
においても使用者は、カメラ本体の前面側を手で覆うよ
うに持っている可能性が高く、同様の問題を有してい
る。
【0010】そこで本発明は、上述したような所定動作
後にレンズ鏡筒の復帰動作を行うカメラにおいて、適切
なタイミングで正常にレンズ鏡筒を繰り出すことができ
るものを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達せするため
に、本発明は、突出位置と沈胴位置との間を移動可能な
レンズ鏡筒と、カメラ本体に対して収納・突出可能なス
トロボとを備えたカメラにおいて、前記ストロボが突出
状態にあることを検出するストロボ突出検出手段を有
し、前記検出手段によりストロボが突出状態であること
が検出されるとともに、カメラ本体の主電源がオンであ
り、かつレンズ鏡筒が沈胴位置にあるときに、レンズ鏡
筒を沈胴位置から突出位置に繰り出すことを許容するよ
うに構成され、ストロボが収納状態の場合はレンズ鏡筒
の復帰動作を行わず、ストロボが突出位置にあるときに
レンズ鏡筒の復帰動作を行うように制御することができ
る。
【0012】また、本発明は、突出位置と沈胴位置との
間を移動可能なレンズ鏡筒と、カメラ本体に対して収納
・突出可能なストロボとを備えたカメラにおいて、カメ
ラに備えられた何れかの操作スイッチが操作されたこと
を検出するスイッチ検出手段を有し、前記検出手段によ
り前記操作スイッチが操作されたことが検出されるとと
もに、カメラ本体の主電源がオンであり、かつレンズ鏡
筒が沈胴位置にあるときに、レンズ鏡筒を沈胴位置から
突出位置に繰り出すことを許容するように構成され、カ
メラ使用者が操作スイッチを操作するまでは復帰動作を
行わず、操作スイッチを操作したときにレンズ鏡筒の復
帰動作を行うように制御することができる。
【0013】また、本発明は、突出位置と沈胴位置との
間を移動可能なレンズ鏡筒と、カメラ本体に対して収納
・突出可能なストロボとを備えたカメラにおいて、前記
レンズ鏡筒の前面部を含むカメラ本体のレンズ鏡筒近傍
部に設けられ、レンズ鏡筒が沈胴位置から突出位置に移
動することを妨げる障害物を検出する障害物検出手段を
有し、前記障害物が検出されない状態であるとともに、
カメラ本体の主電源がオンであり、かつレンズ鏡筒が沈
胴位置にあるときに、レンズ鏡筒を沈胴位置から突出位
置に繰り出すことを許容するように構成され、レンズ鏡
筒が手などの障害物で覆われているときはレンズ鏡筒の
復帰動作を行わないように制御することができる。
【0014】レンズ鏡筒について突出位置とは、カメラ
本体に対して沈胴位置から前方に突出した位置のことで
あり、通常、撮影準備位置は突出位置に設けられる。レ
ンズ鏡筒について撮影準備位置とは、撮影準備を整える
ためのレンズ鏡筒の所定の位置または撮影準備が整った
ときのレンズ鏡筒の所定の位置であり、例えば、フォー
カスリセット位置、ワイド端からテレ端までの間のいず
れかの位置などに設けられる。
【0015】より具体的な状況を例示しつつ本発明の作
用を説明すると次の通りである。本発明によれば、フィ
ルム巻き戻し時などにレンズ鏡筒を保護するためカメラ
本体に繰り込み非撮影状態とするとともに、巻き戻し完
了後などの所定状態後に主電源スイッチの状態がオンで
あれば、レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すにあたり、主
電源スイッチの状態のみでなく、例えばポップアップ式
などの突出可能なストロボの収納・突出状態を検出する
検出スイッチ(ストロボ突出検出手段)の状態を確認す
る。このときストロボが突出し、撮影待機位置あるとき
にレンズ鏡筒の復帰動作を実行させる。ストロボが撮影
待機位置にない場合は、ストロボが撮影待機位置に復帰
するまでレンズ鏡筒の復帰動作を実行しない。したがっ
て、主電源スイッチがオンでストロボが撮影待機位置に
ある時は、カメラ使用者がカメラを手で覆っている可能
性は少なく、レンズ鏡筒を手で押さえて正常に繰り出さ
れないといったことを防ぐことが可能であり、レンズ鏡
筒を復帰させ、直ちに撮影可能な状態となる。
【0016】また、本発明によれば、フィルム巻き戻し
時などにレンズ鏡筒を保護するためカメラ本体に繰り込
み非撮影状態とするとともに、巻き戻し完了後などの所
定状態後にカメラの何れかの操作スイッチが操作された
場合に主電源スイッチの状態がオンであれば、レンズ鏡
筒を突出位置に繰り出すようにする。したがって、カメ
ラ使用者が操作スイッチを操作した場合は、カメラ使用
者がレンズ鏡筒を手で覆っている可能性は少なく、レン
ズ鏡筒を手で押さえて正常に繰り出されないといったこ
とを防ぐことが可能であり、さらにスイッチ操作により
レンズ鏡筒を復帰させ、直ちに撮影可能な状態となる。
【0017】また、本発明によれば、フィルム巻き戻し
時などにレンズ鏡筒を保護するためカメラ本体に繰り込
み非撮影状態とするとともに、巻き戻し完了後などの所
定状態後に主電源スイッチの状態がオンであれば、レン
ズ鏡筒に手が掛かっていないか否かなどの障害物の有無
を判別し、障害物がない場合のみレンズ鏡筒を突出位置
に繰り出すようにする。したがって、レンズ鏡筒を手で
押さえて正常に繰り出されないといったことを防ぐこと
が可能であり、手などの障害物がなければ直ちに撮影可
能な状態となる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、レンズ鏡筒が一旦沈胴
位置に繰り込まれた後にレンズ鏡筒を突出位置へ復帰さ
せる動作を行うカメラにおいて、レンズ鏡筒が沈胴位置
に繰り込まれたときであって使用者がレンズ鏡筒を手で
覆っている可能性が高い操作状況下、または実際にレン
ズ鏡筒が使用者の手などの障害物で覆われていることが
確認された状況下では、レンズ鏡筒の復帰動作をしない
ように制御がなされるカメラである。レンズ鏡筒の沈胴
位置へ繰り込みは、主にレンズ鏡筒の保護などの目的
で、フィルムの給送動作、フィルムカートリッジ室蓋の
開閉、主電源のオン・オフに連動するなどして行われ
る。レンズ鏡筒の突出位置への復帰動作は、復帰動作を
行うのに適切な状況にあるときに許容される。以下、本
発明の実施の形態を説明する。
【0019】<第一の実施形態>図1は本発明に係るカ
メラの要部構成を示すブロック図であり、本発明をズー
ムレンズを備えたコンパクトカメラに適用した場合を示
している。
【0020】同図において、1は被写体の輝度を測定す
る測光回路、2は被写体までの距離を測定する測距回
路、3シャッタ制御回路、4は鏡筒制御回路であり鏡筒
位置判別手段である鏡筒位置検出スイッチ(不図示)を含
んでいる。レンズ鏡筒の移動は、駆動手段を設けること
により行うことができる。5はフィルムの巻き上げ、巻
き戻しを制御する給送制御回路であり、フイルムの巻き
上げ、巻き戻し、およびフイルムの空送りは、駆動手段
を設けることにより行うことができる。6はストロボ制
御回路、7はカメラ本体の主電源スイッチであるところ
の主電源スイッチで自己保持型(スライド式スイッチ)で
構成され、オンの場合にカメラが撮影可能であるとす
る。8はレリーズスイッチの第一のストロークでオンす
るSW1で押されることにより、前記測光回路1、測距回路
2により測光、測距などの周知の撮影準備動作が行われ
る。9はレリーズスイッチの第二のストロークでオンす
るSW2であり、押されることによりシャッタ制御回路3
により露光動作が行われ撮影動作が周知の通り行なわれ
る。10は押されるとズーム式レンズ鏡筒をワイド側に
制御するワイド側ズームスイッチ、11は押されるとテ
レ側に制御するテレ側ズームスイッチで、12はフィル
ムカートリッジ室蓋の開閉動作を検知する蓋開閉検知用
スイッチであり、本実施形態においては、オンの場合に
フィルムカートリッジ室蓋が開いているものとする。1
3はポップアップ式ストロボのカメラ本体への突出状態
を検出するストロボ突出検出スイッチであり、本実施形
態では、オンの場合にストロボはカメラ本体から突出
し、発光可能な撮影待機位置にあるものとする。14は
撮影者がフィルムを撮影途中で強制的に巻き戻すことを
可能とするマニュアルリワインドスイッチである。15
は上記構成のカメラを制御するマイコンであり、周知の
方法により撮影動作を行うものである。
【0021】図2は本発明にかかるカメラのレンズ鏡筒
の沈胴位置と撮影準備位置を示す図であり、17はカメ
ラ本体、18は図1におけるスイッチ8と9により構成
されるレリーズスイッチ、19はレンズ鏡筒、20はレ
ンズを保護する為のバリアで沈胴位置にある場合に閉じ
るように構成されている。レンズ鏡筒19は沈胴位置か
ら突出して撮影準備位置に移動する。21はストロボ発
光部で第一の実施形態ではポップアップ式ストロボであ
る。なお、本発明において、ストロボはカメラ本体に対
して突出して発光可能な撮影待機状態になるものを適用
することが可能であり、例えばカメラ本体に対して上、
横または斜め方向に突出するタイプのストロボを適用す
ることができる。
【0022】図3は上述した構成によるカメラにおい
て、本発明の巻き戻し時のシーケンスを説明するフロー
チャート図である。なお、本実施形態においてフィルム
の巻き戻し処理は、周知の方法によりフィルムの終端を
検知した場合のオートリワインド、もしくはマニュアル
リワインドスイッチ14が押された場合に処理が実行さ
れるものとする。
【0023】ステップS301では、フィルム巻き戻し
開始前にレンズ鏡筒19を非撮影領域である沈胴位置へ
駆動するために主電源スイッチ7の状態が確認される。
主電源スイッチ7がオンであるならステップS302に
移行する。ステップS302ではレンズ鏡筒19は撮影
準備位置にあるので鏡筒を沈胴位置へ駆動しステップS
303に移行する。ステップS301で主電源スイッチ
7がオフである場合はレンズ鏡筒19は沈胴位置にある
ので何もせずステップS303に移行する。ステップS
303ではマイコン15は給送制御回路5に指示して周
知の方法により、例えばフィルムのパーフォレーション
を検出するようにカメラ本体のアパーチャー部近傍部に
設置したフォトセンサー(不図示)の出力に応じてフィル
ムの移動を確認し巻き戻しが実行される。フィルムの巻
き戻しが完了したことが検知されるとステップS304
に移行する。ステップS304では主電源スイッチ7の
状態が確認される。ステップS304において主電源ス
イッチ7がオンならステップS305に移行してストロ
ボ突出検出用スイッチが確認される。ステップS305
でストロボ突出検出スイッチ13がオフであれば、主電
源スイッチ7がオンにもかかわらずポップアップ式スト
ロボが収納状態であるとしてステップS304に戻り、
以後はストロボ突出検出スイッチ13がオンとなりスト
ロボが撮影待機位置にセットされるか、または主電源ス
イッチ7がオフされるまでステップS304〜S305
を繰り返すことになる。ステップS305でストロボ突
出検出スイッチ13がオンであればポップアップ式スト
ロボは正常な撮影待機位置にあるものとしてステップS
306に移行する。ステップS306では、主電源スイ
ッチ7のオンであるのでマイコン15は鏡筒制御回路に
指示してレンズ鏡筒を撮影準備位置であるワイド端に駆
動し処理を終了する。ステップS304で主電源スイッ
チ7がオフであればレンズ鏡筒19はすでにステップS
302で沈胴位置に制御されているので何もせずに制御
を終了する。
【0024】以上、説明した構成によるカメラにおい
て、巻き戻し完了後主電源スイッチ7の状態とストロボ
突出検出用スイッチ13の状態に基づきレンズ鏡筒を撮
影準備位置に駆動するように構成している。
【0025】したがって、このような構成によれば、ス
トロボ突出検出スイッチ13がオンであればカメラ使用
者がカメラ前面を覆っていないと判断し、主電源スイッ
チ7のオン状態に基づきレンズ鏡筒19を撮影準備位置
に復帰させ、フィルムを交換した後に直ちに撮影準備状
態とすることが可能となる。
【0026】また、ストロボ突出検出スイッチ13がオ
フであれば、カメラ使用者がカメラを手で覆っている可
能性が高いと判断し、主電源スイッチ7がオンであって
も鏡筒を撮影準備位置に復帰させず、レンズ鏡筒が手で
押さえられ正常に撮影準備位置に繰り出されないといっ
たことを防ぐことができる。さらにストロボ突出検出ス
イッチ13がオンに戻ることですぐに鏡筒を主電源スイ
ッチの状態に基づき撮影準備位置に復帰させることで直
ちに撮影準備状態とすることが可能となる。
【0027】<第二の実施形態>図4は本発明の第二の
実施形態に係るカメラの要部構成示すブロック図であ
る。図1と同一番号のものはほぼ同じ動作であり、重複
するものについてはここでは説明を省略する。
【0028】本実施形態において主電源スイッチ7’は
自己復帰型(プッシュ式)スイッチで構成され押されるた
び主電源(不図示)がオン・オフとされるものである。な
お、第二の実施形態は、主電源がオンの状態を想定した
ものである。
【0029】次に上記構成のカメラについて、図5のフ
ローチャート図を用いて説明する。ステップS501で
はマイコン15は給送制御回路5に指示して周知の方法
により巻き戻しが実行される。フィルムの巻き戻しの完
了が検知されるとステップS502に移行する。ステッ
プS502では、フィルム巻き戻し完了後にレンズ鏡筒
19を非撮影領域である沈胴位置へ駆動するためにマイ
コン15は、鏡筒位置検出スイッチ(不図示)によりレン
ズ鏡筒の位置を確認し、レンズ鏡筒の位置をマイコン内
にフラグとして記憶する。本実施形態ではレンズ鏡筒1
9の位置が沈胴以外の場合にステップS503に移行し
フラグOPEN=1、沈胴位置の場合にステップS504に移
行しフラグOPEN=0をセットすることで記憶するものと
する。S503でレンズ鏡筒19が沈胴位置以外である
と検出されるとステップS505に移行する。ステップ
S505では、レンズ鏡筒19は撮影準備位置にあるの
でマイコン15は鏡筒制御回路4に指示してレンズ鏡筒
19を沈胴位置へ駆動し、ステップS506に移行す
る。ステップS503でレンズ鏡筒が沈胴位置にあるこ
とが検出された場合は何もせずステップS506に移行
する。ステップS506では、マイコン15は蓋開閉検
知用スイッチ12がオンからオフへ変化するのを検出す
る。これは、巻き戻し済みカートリッジが取り出され、
フィルムカートリッジ室蓋が閉じられたことを検出した
ことを意味する。ステップS506カートリッジ室蓋が
閉じられたことを検出するとS507に移行する。ステ
ップS507では周知のフィルム空送り動作が実行され
る。
【0030】なお、本実施形態では蓋が閉じられると必
ず空送り動作を実行するように構成しているが、フィル
ムカートリッジ室内にカートリッジの装填を検出する手
段を設けカートリッジの装填を検出した場合のみ空送り
動作を実行するように構成してもよい。
【0031】空送り動作が完了するとステップS508
に移行する。ステップS508ではステップS503で
記憶されたフラグOPENの状態が確認される。フラグOPEN
=0なら鏡筒は、巻き戻し完了直後に沈胴位置であったの
で何もせず巻き戻し処理を終了する。ステップS508
においてフラグOPEN=1であるならステップS509に移
行して外部操作スイッチであるレリーズスイッチSW1(8)
が押されるのを待機する。ステップS509でレリーズ
スイッチSW1(8)が押されるとステップS510に移行
する。ステップS510では、巻き戻し完了直後、レン
ズ鏡筒19は沈胴位置ではなかったのでマイコン15は
鏡筒制御回路4に指示してレンズ鏡筒19を撮影準備位
置であるワイド端に駆動し処理を終了する。
【0032】以上、説明した構成によるカメラにおい
て、巻き戻し完了後のレンズ鏡筒の状態を記憶し、この
記憶に基づきレリーズスイッチが押されたときにレンズ
鏡筒19を撮影準備位置に駆動するように構成してい
る。
【0033】したがって、このような構成によれば、カ
メラ使用者が操作スイッチを操作した場合は、カメラ使
用者が撮影準備を行う動作であり、カメラ前面を覆って
いないと判断し、記憶状態に基づきレンズ鏡筒19を撮
影準備位置に復帰させ、フィルムを交換した後に直ちに
撮影準備状態とすることが可能となり、レンズ鏡筒19
が手で押さえられ正常に撮影準備位置に繰り出されない
といったことを防ぐことができる。
【0034】なお、本実施形態において、外部操作スイ
ッチとしてレリーズスイッチSW1(8)により復帰動作
を行うように構成しているが、本発明はこれに限定され
るわけでなくズームレンズ鏡筒を変倍するためのズーム
スイッチ等などカメラに付属するスイッチのうちから適
宜選択した何れのスイッチ操作で復帰動作を行うように
構成してもよい。
【0035】<第三の実施形態>図6は本発明の第三の
実施形態に係るカメラの要部構成示すブロック図であ
る。図1と同一番号のものはほぼ同じ動作であり、重複
するものについてはここでは説明を省略する。
【0036】本実施形態において16はレンズ鏡筒前面
部に設けられた指掛かり検出手段であるところのタッチ
センサで、本実施形態では前記センサ部である検知電極
の接地や、静電容量の変化の検出により上記検知電極へ
の撮影者の接触を検出可能なタッチセンサであるとす
る。
【0037】図8は本発明のカメラの斜視図であり、2
2は指掛かり検出手段であるタッチセンサである。
【0038】次に上記構成のカメラについて、図7のフ
ローチャート図を用いて説明する。ステップS701で
は、フィルム巻き戻し開始前にレンズ鏡筒19を非撮影
領域である沈胴位置へ駆動するために主電源スイッチ7
の状態が確認される。主電源スイッチ7がオンであるな
らステップS702に移行する。ステップS702では
レンズ鏡筒は撮影準備位置にあるのでレンズ鏡筒19を
沈胴位置へ駆動しステップS703に移行する。ステッ
プS701で主電源スイッチがオフである場合はレンズ
鏡筒19は沈胴位置にあるので何もせずステップS70
3に移行する。ステップS703ではマイコン15は給
送制御回路5に指示して周知の方法により巻き戻しが実
行される。フィルムの巻き戻しが完了するとステップS
704に移行する。ステップS704では主電源スイッ
チ7の状態が確認される。ステップS704において主
電源スイッチ7がオンならステップS705に移行して
タッチセンサ検出回路16の出力信号によりタッチセン
サ22への指掛かりの有無を確認する。ステップS70
5でレンズ鏡筒19への指掛かりが検出されたならば、
ステップS704に戻り、以後は指掛かりが検出されな
くなるか、または主電源スイッチ7がオフされまでステ
ップS704〜S705を繰り返すことになる。ステッ
プS705で指掛かりが検出されない場合はステップS
706に移行する。ステップS706では、主電源スイ
ッチ7がオンであるのでマイコン15は鏡筒制御回路に
指示してレンズ鏡筒を撮影準備位置であるワイド端に駆
動し処理を終了する。ステップS704で主電源スイッ
チ7がオフであればレンズ鏡筒19はすでにステップS
702で沈胴位置に制御されているので何もせずに制御
を終了する。
【0039】以上、説明した構成によるカメラにおい
て、巻き戻し完了後、主電源スイッチ7のがオンであれ
ば指掛かり検出手段であるタッチセンサの出力に基づき
レンズ鏡筒19を撮影準備位置に駆動するように構成し
ている。
【0040】したがって、このような構成によれば、タ
ッチセンサ検出回路16により指掛かりか検出されない
場合は、カメラ使用者がカメラ前面を覆っていないと判
断し、主電源スイッチ7のオン状態に従い鏡筒を撮影準
備位置に復帰させ、フィルムを交換した後に直ちに撮影
準備状態とすることが可能となる。
【0041】また、タッチセンサ検出回路16により指
掛かりか検出された場合、カメラ使用者がカメラを手で
覆っていると判断し、主電源スイッチ7のオン状態であ
っても手が放されるまでレンズ鏡筒19を撮影準備位置
に復帰させないので、レンズ鏡筒19が手で押さえられ
正常に撮影準備位置に繰り出されないといったことを防
ぐことができる。
【0042】なお、本実施形態において障害物検出手段
(指掛かり検出手段)としてタッチセンサ22を用いて
いるがこれに限定されるわけでなく、レンズ鏡筒19の
繰り出し経路内の障害物等が検出可能であれば良く、投
光と受光センサによる光学式センサやレンズ鏡筒近傍に
設けたスイッチ等により構成されてもよい。
【0043】<その他の実施形態>本発明は上述した第
一から第三の実施形態の構造には限定されず、カメラ各
部の組み合わせ、構造等を適宜変形、変更し得ることは
勿論であり、レンズ鏡筒の繰り出し、繰り込み駆動構造
を始め、フィルム給送構造、その他各部の構造や手段
を、適宜変更してもよいことは言うまでもない。
【0044】ストロボの収納または突出状態を検出する
場合、操作スイッチの操作を検出する場合、障害物を検
出する場合のいずれの場合でも、レンズ鏡筒を撮影準備
位置に復帰させるか否かの判定は、フィルム巻き戻し
完了後、フィルムカートリッジ室の蓋が開いている状
態から閉められたことを検出した後、フィルムの空送
り動作完了後、などの所定状態の検出後に行うように設
定することが可能である。
【0045】また、本発明のカメラには、フィルム巻
き戻し開始直前に前記レンズ鏡筒位置判別手段によりレ
ンズ鏡筒が撮影準備位置であると判別されると、レンズ
鏡筒を沈胴位置に繰り込む制御手段、フィルム巻き戻
し完了後に前記レンズ鏡筒位置判別手段によりレンズ鏡
筒が撮影準備位置であると判別されると、前記レンズ鏡
筒を沈胴位置に繰り込む制御手段、フィルムカートリ
ッジ室蓋開閉検出手段によりフィルムカートリッジ室蓋
の開状態を検出したときレンズ鏡筒位置判別手段により
レンズ鏡筒が撮影準備位置であると判別されると、レン
ズ鏡筒を沈胴位置に繰り込む制御手段、などを設け、レ
ンズ鏡筒を適切に保護する機能を備えたものとすること
もできる。
【0046】さらに例を挙げると、第一の実施形態、第
三の実施形態においても第二の実施形態と同様に主電源
スイッチを自己復帰型(プッシュ式)スイッチで構成
し、その記憶内容に基づきレンズ鏡筒の復帰動作を行う
ように構成してもよい。
【0047】また、第二の実施形態においては、フィル
ム巻き戻し完了後にレンズ鏡筒を沈胴位置へ駆動し、空
送り動作後に復帰させる構成としているが、この構成に
限定されず、第一の実施形態と同様に巻き戻し開始前に
レンズ鏡筒を沈胴位置へ駆動し巻き戻し完了後に外部操
作スイッチが押されることで復帰動作を行うように構成
してもよく、また主電源スイッチを自己保持型(スライ
ド式)スイッチで構成してもよい。
【0048】また、何れの実施形態においても、復帰動
作においてワイド端に駆動するようにしているが沈胴駆
動前のレンズ鏡筒位置を記憶し元の位置まで繰り出すよ
うに構成してもよい。
【0049】また、第二の実施形態のように自己復帰型
の主電源スイッチを有し、主電源スイッチの状態を記憶
する構成の場合、所定時間内に操作スイッチが押された
場合のみ復帰動作を行うように構成してもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、レ
ンズ鏡筒の復帰動作を行うカメラにおいて、適切なタイ
ミングで正常にレンズ鏡筒を繰り出すことができるカメ
ラを提供することができる。
【0051】すなわち、本発明によれば、給送動作に連
動する等してレンズ鏡筒を沈胴位置に駆動した後に主電
源スイッチの状態に応じて撮影準備状態へ復帰させるよ
うに構成されたカメラにおいて、収納・突出可能なスト
ロボと、前記ポップアップストロボの収納状態を検出す
るストロボ突出検出手段を備えストロボ突出検出手段の
出力信号に応じて、ストロボが収納状態にある時にはレ
ンズ鏡筒を突出位置に復帰させないようにしている。
【0052】従って、カメラ使用者がカメラを手で覆っ
ている可能性が高いときは復帰動作をしないのでカメラ
使用者がレンズ鏡筒を手で押さえてしまい正常に突出位
置へ繰り出すことが出来ないということを防ぐことが可
能である。またストロボが突出状態にあるもしくは戻っ
た場合はすぐにレンズ鏡筒を突出位置へ繰り出すので直
ちに撮影準備状態とすることが可能となる。
【0053】また、本発明に係るカメラによれば、給送
動作に連動する等してレンズ鏡筒を沈胴位置に駆動した
後に主電源スイッチの状態に応じて撮影準備状態へ復帰
させるように構成されたカメラにおいて、所定の外部操
作スイッチの操作によりレンズ鏡筒を突出位置へ繰り出
すのでカメラ使用者がレンズ鏡筒を手で押さえてしまい
正常に突出位置へ繰り出すことが出来ないということを
防ぎ、すぐにレンズ鏡筒を突出位置へ繰り出すので直ち
に撮影準備状態とすることが可能となる。
【0054】また、本発明に係るカメラによれば、給送
動作に連動する等してレンズ鏡筒を沈胴位置に駆動した
後に主電源スイッチの状態に応じて撮影準備状態へ復帰
させるように構成されたカメラにおいて、レンズ鏡筒の
繰り出し経路内の障害物を検出することにより、レンズ
鏡筒の復帰動作の可否を判別しレンズ鏡筒を突出位置へ
繰り出すので、カメラ使用者がレンズ鏡筒を手で押さえ
てしまい正常に突出位置へ繰り出すことが出来ないとい
うことを防ぎ、障害物がない場合にはすぐにレンズ鏡筒
を突出位置へ繰り出すので直ちに撮影準備状態とするこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係るカメラの要部構
成を示すブロック図。
【図2】本発明の第一の実施形態に係るカメラを説明す
る斜視図。
【図3】本発明の第一の実施形態に係るカメラの巻き戻
しシーケンス時の鏡筒動作を説明するフローチャート
図。
【図4】本発明の第二の実施形態に係るカメラの要部構
成を示すブロック図。
【図5】本発明の第二の実施形態に係るカメラの巻き戻
しシーケンス時の鏡筒動作を説明するフローチャート
図。
【図6】本発明の第三の実施形態に係るカメラの要部構
成を示すブロック図。
【図7】本発明の第三の実施形態に係るカメラの巻き戻
しシーケンス時の鏡筒動作を説明するフローチャート
図。
【図8】本発明の第一の実施形態に係るカメラを説明す
る斜視図。
【符号の説明】
1 測光回路 2 測距回路 3 シャッター制御回路 4 鏡筒制御回路 5 給送制御回路 6 ストロボ制御回路 7 主電源スイッチ 8 SW1 9 SW2 10 ワイド側ズームスイッチ 11 テレ側ズームスイッチ 12 蓋開閉検出用スイッチ 13 ストロボ突出検出スイッチ 14 マニュアルリワインドスイッチ 15 マイコン 16 タッチセンサ検出回路 17 カメラ本体 18 レリーズスイッチ 19 レンズ鏡筒 20 バリア 21 ストロボ発光部 22 タッチセンサ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 突出位置と沈胴位置との間を移動可能な
    レンズ鏡筒と、カメラ本体に対して収納・突出可能なス
    トロボとを備えたカメラにおいて、前記ストロボが突出
    状態にあることを検出するストロボ突出検出手段を有
    し、前記検出手段によりストロボが突出状態であること
    が検出されるとともに、カメラ本体の主電源がオンであ
    り、かつレンズ鏡筒が沈胴位置にあるときに、レンズ鏡
    筒を沈胴位置から突出位置に繰り出すことを許容するカ
    メラ。
  2. 【請求項2】 レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すことを
    許容するのが、フィルムの巻き戻し動作完了後であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載のカメラ。
  3. 【請求項3】 フィルムカートリッジ室蓋開閉検出手段
    を備えており、レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すことを
    許容するのが、フィルムカートリッジ室蓋が閉状態であ
    るときであることを特徴とする、請求項1に記載のカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すことを
    許容するのが、フィルム空送り動作完了後であることを
    特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 フィルム巻き戻し開始前に、レンズ鏡筒
    が突出位置である場合に、前記レンズ鏡筒を沈胴位置に
    繰り込む制御手段を有することを特徴とする請求項1に
    記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 フィルム巻き戻し完了後にレンズ鏡筒が
    突出位置である場合に、前記レンズ鏡筒を沈胴位置に繰
    り込む制御手段を有することを特徴とする請求項1に記
    載のカメラ。
  7. 【請求項7】 フィルムカートリッジ室蓋開閉検出手段
    を備えており、フィルムカートリッジ室蓋の開状態を検
    出し、レンズ鏡筒が突出位置である場合に、前記レンズ
    鏡筒を沈胴位置に繰り込む制御手段を有することを特徴
    とする請求項1に記載のカメラ。
  8. 【請求項8】 突出位置と沈胴位置との間を移動可能な
    レンズ鏡筒と、カメラ本体に対して収納・突出可能なス
    トロボとを備えたカメラにおいて、カメラに備えられた
    何れかの操作スイッチが操作されたことを検出するスイ
    ッチ検出手段を有し、前記検出手段により前記操作スイ
    ッチが操作されたことが検出されるとともに、カメラ本
    体の主電源がオンであり、かつレンズ鏡筒が沈胴位置に
    あるときに、レンズ鏡筒を沈胴位置から突出位置に繰り
    出すことを許容するカメラ。
  9. 【請求項9】 前記操作スイッチが、レリーズスイッチ
    であることを特徴とする請求項8に記載のカメラ。
  10. 【請求項10】 前記レンズ鏡筒がズームレンズ鏡筒で
    あり、前記操作スイッチが前記ズームレンズ鏡筒を変倍
    する為のズームスイッチであることを特徴とする請求項
    8に記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すこと
    を許容するのが、フィルムの巻き戻し動作完了後である
    ことを特徴とする、請求項8に記載のカメラ。
  12. 【請求項12】 フィルムカートリッジ室蓋開閉検出手
    段を備えており、レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すこと
    を許容するのが、フィルムカートリッジ室蓋が閉状態で
    あるときであることを特徴とする、請求項8に記載のカ
    メラ。
  13. 【請求項13】 レンズ鏡筒を突出位置に繰り出すこと
    を許容するのが、フィルム空送り動作完了後であること
    を特徴とする請求項8に記載のカメラ。
  14. 【請求項14】 フィルム巻き戻し開始前に、レンズ鏡
    筒が突出位置である場合に、前記レンズ鏡筒を沈胴位置
    に繰り込む制御手段を有することを特徴とする請求項8
    に記載のカメラ。
  15. 【請求項15】 フィルム巻き戻し完了後にレンズ鏡筒
    が突出位置である場合に、前記レンズ鏡筒を沈胴位置に
    繰り込む制御手段を有することを特徴とする請求項8に
    記載のカメラ。
  16. 【請求項16】 フィルムカートリッジ室蓋開閉検出手
    段を備えており、フィルムカートリッジ室蓋の開状態を
    検出し、レンズ鏡筒が突出位置である場合に、前記レン
    ズ鏡筒を沈胴位置に繰り込む制御手段を有することを特
    徴とする請求項8に記載のカメラ。
  17. 【請求項17】 突出位置と沈胴位置との間を移動可能
    なレンズ鏡筒と、カメラ本体に対して収納・突出可能な
    ストロボとを備えたカメラにおいて、前記レンズ鏡筒の
    前面部を含むカメラ本体のレンズ鏡筒近傍部に設けら
    れ、レンズ鏡筒が沈胴位置から突出位置に移動すること
    を妨げる障害物を検出する障害物検出手段を有し、前記
    障害物が検出されない状態であるとともに、カメラ本体
    の主電源がオンであり、かつレンズ鏡筒が沈胴位置にあ
    るときに、レンズ鏡筒を沈胴位置から突出位置に繰り出
    すことを許容するカメラ。
  18. 【請求項18】 前記障害物検出手段が、レンズ鏡筒に
    指が掛かっているか否かを検出する指掛かり検出手段で
    あることを特徴とする請求項17に記載のカメラ。
  19. 【請求項19】 前記障害物検出手段が、タッチセン
    サ、光学式センサおよび検出用スイッチからなる群より
    選ばれることを特徴とする請求項17に記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003096461A1 (fr) 2002-05-10 2003-11-20 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Procede de detection de penurie de gaz combustible, et procede de controle de pile a combustible
KR20150022531A (ko) * 2013-08-23 2015-03-04 삼성전자주식회사 촬영 장치 및 이의 제어 방법

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