JP2001133394A - 光測定装置 - Google Patents
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- G01N33/02—Food
- G01N33/025—Fruits or vegetables
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- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/85—Investigating moving fluids or granular solids
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- G01N2201/00—Features of devices classified in G01N21/00
- G01N2201/06—Illumination; Optics
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の被測定物の測定間隔を長くすることな
く、異なる品種の被測定物の状態を高精度に測定するこ
とができる光測定装置を提供する。 【解決手段】 投光器4に給電する可変定電圧電源回路
8には切り換えツマミが付設してあり、該切り換えツマ
ミを操作することによって、可変定電圧電源回路8から
投光器4に印加される電圧を段階的に変更する。投光器
4はハロゲンランプを内蔵しており、可変定電圧電源回
路8から高い電圧が印加された場合、高強度の光を被測
定物Hに照射し、可変定電圧電源回路8から低い電圧が
印加された場合、低強度の光を被測定物Hに照射する。
これによって、異なる品種の被測定物Hの糖度を測定す
る場合であっても、受光器5には略同じ強度の透過光が
入射されるため、コンベア10による被測定物Hの搬送速
度を低減することなく、被測定物Hの糖度を高精度に測
定することができる。
く、異なる品種の被測定物の状態を高精度に測定するこ
とができる光測定装置を提供する。 【解決手段】 投光器4に給電する可変定電圧電源回路
8には切り換えツマミが付設してあり、該切り換えツマ
ミを操作することによって、可変定電圧電源回路8から
投光器4に印加される電圧を段階的に変更する。投光器
4はハロゲンランプを内蔵しており、可変定電圧電源回
路8から高い電圧が印加された場合、高強度の光を被測
定物Hに照射し、可変定電圧電源回路8から低い電圧が
印加された場合、低強度の光を被測定物Hに照射する。
これによって、異なる品種の被測定物Hの糖度を測定す
る場合であっても、受光器5には略同じ強度の透過光が
入射されるため、コンベア10による被測定物Hの搬送速
度を低減することなく、被測定物Hの糖度を高精度に測
定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、青果物等の被測定
物の透過光に基づいて、前記被測定物の状態を光学的に
測定する光測定装置に関する。
物の透過光に基づいて、前記被測定物の状態を光学的に
測定する光測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】青果物等の複数の被測定物を選果する選
果場には、各被測定物に近赤外線をそれぞれ照射し、そ
の透過光を分光した結果に基づいて、各被測定物の糖度
及び酸度等を測定する光測定装置が導入されている。
果場には、各被測定物に近赤外線をそれぞれ照射し、そ
の透過光を分光した結果に基づいて、各被測定物の糖度
及び酸度等を測定する光測定装置が導入されている。
【0003】図4は特開平 7−229840号公報に開示され
た光測定装置の構成を示す模式的平面図であり、図中、
80はコンベアである。コンベア80の上には複数の被測定
物H,H,…が適宜距離を隔てて載置してあり、コンベ
ア80はモータ81によって矢符方向へ駆動される。被測定
物H,H,…の搬送領域に臨ませて、被測定物Hのサイ
ズを測定するサイズ測定器61が配置してある。サイズ測
定器61は、前記搬送領域の両側に光源62及び該光源62が
出射した光を受光するフォトセンサ63を配置してなり、
被測定物Hの通過によって光源62からフォトセンサ63へ
入射する光が遮られた時間、及びコンベア80による被測
定物Hの搬送速度に基づいて被測定物Hの直径が算出さ
れる。
た光測定装置の構成を示す模式的平面図であり、図中、
80はコンベアである。コンベア80の上には複数の被測定
物H,H,…が適宜距離を隔てて載置してあり、コンベ
ア80はモータ81によって矢符方向へ駆動される。被測定
物H,H,…の搬送領域に臨ませて、被測定物Hのサイ
ズを測定するサイズ測定器61が配置してある。サイズ測
定器61は、前記搬送領域の両側に光源62及び該光源62が
出射した光を受光するフォトセンサ63を配置してなり、
被測定物Hの通過によって光源62からフォトセンサ63へ
入射する光が遮られた時間、及びコンベア80による被測
定物Hの搬送速度に基づいて被測定物Hの直径が算出さ
れる。
【0004】サイズ測定器61の下流には、被測定物Hの
糖度を測定する測定装置本体41が配置してある。測定装
置本体41は、前記搬送領域の一側に配置した投光器42、
及び搬送領域の他側に配置した受光器51を備えている。
投光器42は、ハウジング45内にランプ43及びリフレクタ
44等が配設してあり、ハウジング45に開設した出光口46
から被測定物Hの側部へ光を照射する。
糖度を測定する測定装置本体41が配置してある。測定装
置本体41は、前記搬送領域の一側に配置した投光器42、
及び搬送領域の他側に配置した受光器51を備えている。
投光器42は、ハウジング45内にランプ43及びリフレクタ
44等が配設してあり、ハウジング45に開設した出光口46
から被測定物Hの側部へ光を照射する。
【0005】受光器51は、遮光性のハウジング56を備え
ており、該ハウジング56の前記投光器42の出光口46に対
向する部分に開設した入光口に集光レンズ52が嵌合して
ある。被測定物Hを透過した透過光は集光レンズ52によ
って集光され、スリット53に入射される。スリット53を
通過した光は、フラットフィールド凹面型の回拆格子54
に入射され、該回拆格子54によって分光された帯状の光
は、電荷蓄積型のラインセンサ55上に照射され、該ライ
ンセンサ55によって分光が複数の波長に対応して光電変
換される。このラインセンサ55の電荷蓄積時間は、コン
ピュータ71に設けた制御部73によって後述する如く調整
される。
ており、該ハウジング56の前記投光器42の出光口46に対
向する部分に開設した入光口に集光レンズ52が嵌合して
ある。被測定物Hを透過した透過光は集光レンズ52によ
って集光され、スリット53に入射される。スリット53を
通過した光は、フラットフィールド凹面型の回拆格子54
に入射され、該回拆格子54によって分光された帯状の光
は、電荷蓄積型のラインセンサ55上に照射され、該ライ
ンセンサ55によって分光が複数の波長に対応して光電変
換される。このラインセンサ55の電荷蓄積時間は、コン
ピュータ71に設けた制御部73によって後述する如く調整
される。
【0006】このようにしてラインセンサ55から出力さ
れた電気信号は、コンピュータ71の演算部72に与えられ
る。そして、演算部72は、予め定めた複数の波長に係る
電気信号を用いて、被測定物Hの糖度を算出する。
れた電気信号は、コンピュータ71の演算部72に与えられ
る。そして、演算部72は、予め定めた複数の波長に係る
電気信号を用いて、被測定物Hの糖度を算出する。
【0007】このような光測定装置によって被測定物H
の糖度を測定するには、コンベア80によって搬送される
被測定物H,H,…がサイズ測定器61を通過する都度、
サイズ測定器61から演算部72に受光結果が与えられる。
演算部72は、与えられた受光結果に基づいて、各被測定
物H,H,…の通過による遮光時間をそれぞれ求める。
演算部72には、コンベア80の搬送速度も与えられてお
り、演算部72は、遮光時間を求める都度、得られた遮光
時間及び搬送速度を用いて、次に測定すべき被測定物H
の直径を算出し、その結果を制御部73に与える。
の糖度を測定するには、コンベア80によって搬送される
被測定物H,H,…がサイズ測定器61を通過する都度、
サイズ測定器61から演算部72に受光結果が与えられる。
演算部72は、与えられた受光結果に基づいて、各被測定
物H,H,…の通過による遮光時間をそれぞれ求める。
演算部72には、コンベア80の搬送速度も与えられてお
り、演算部72は、遮光時間を求める都度、得られた遮光
時間及び搬送速度を用いて、次に測定すべき被測定物H
の直径を算出し、その結果を制御部73に与える。
【0008】制御部73には、相異なる複数の電荷蓄積時
間が、被測定物Hに係る複数の直径範囲に対応付けて予
め設定してあり、制御部73は、演算部72から与えられた
被測定物Hの直径に対応する電荷蓄積時間を決定し、決
定した電荷蓄積時間をラインセンサ55に設定する。これ
によって、測定すべき被測定物Hのサイズに応じた電荷
蓄積時間がラインセンサ55に設定される。そして、演算
部72は、ラインセンサ55から与えられた電気信号の内、
予め定めた複数の波長に係る電気信号を用いて、被測定
物Hの糖度を算出する。
間が、被測定物Hに係る複数の直径範囲に対応付けて予
め設定してあり、制御部73は、演算部72から与えられた
被測定物Hの直径に対応する電荷蓄積時間を決定し、決
定した電荷蓄積時間をラインセンサ55に設定する。これ
によって、測定すべき被測定物Hのサイズに応じた電荷
蓄積時間がラインセンサ55に設定される。そして、演算
部72は、ラインセンサ55から与えられた電気信号の内、
予め定めた複数の波長に係る電気信号を用いて、被測定
物Hの糖度を算出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−229840号公報に開示された光測定装置にあっては次
のような問題があった。即ち、異なる品種の被測定物の
糖度を測定する場合、品種によって直径及び皮厚が異な
るため、被測定物を透過した透過光の強度は品種間によ
っては10倍以上も異なることがある。特開平 7−2298
40号公報に開示された光測定装置では、電荷蓄積時間を
調整することによって、被測定物のサイズの不均一さに
拘わらず、ラインセンサ55から出力される信号レベルを
略一定にするようになしてあるが、前述した如き品種間
による透過光の強度差に対して、被測定物の搬送速度を
低減することなく電荷蓄積時間を調整することによっ
て、前述した信号レベルの均一化を図るには限界があっ
た。そのため、透過光の強度が低い品種の被測定物で
は、S/N比が低く、被測定物の状態を高精度に測定す
ることができない。
7−229840号公報に開示された光測定装置にあっては次
のような問題があった。即ち、異なる品種の被測定物の
糖度を測定する場合、品種によって直径及び皮厚が異な
るため、被測定物を透過した透過光の強度は品種間によ
っては10倍以上も異なることがある。特開平 7−2298
40号公報に開示された光測定装置では、電荷蓄積時間を
調整することによって、被測定物のサイズの不均一さに
拘わらず、ラインセンサ55から出力される信号レベルを
略一定にするようになしてあるが、前述した如き品種間
による透過光の強度差に対して、被測定物の搬送速度を
低減することなく電荷蓄積時間を調整することによっ
て、前述した信号レベルの均一化を図るには限界があっ
た。そのため、透過光の強度が低い品種の被測定物で
は、S/N比が低く、被測定物の状態を高精度に測定す
ることができない。
【0010】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは可変電圧電源回路か
ら投光器に異なる電圧を印加し得る構成にすることによ
って、複数の被測定物の測定間隔を長くすることなく、
異なる品種の被測定物の状態を高精度に測定することが
できる光測定装置を提供することにある。
であって、その目的とするところは可変電圧電源回路か
ら投光器に異なる電圧を印加し得る構成にすることによ
って、複数の被測定物の測定間隔を長くすることなく、
異なる品種の被測定物の状態を高精度に測定することが
できる光測定装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る光測定装
置は、被測定物に投光する投光器と、該投光器が被測定
物へ投光し、該被測定物を透過した光が入射する受光器
とを備え、該受光器に入射された光の強度に基づいて前
記被測定物の状態を測定する装置において、前記投光器
に異なる電圧を印加することが可能な可変電圧電源回路
を備えることを特徴とする。
置は、被測定物に投光する投光器と、該投光器が被測定
物へ投光し、該被測定物を透過した光が入射する受光器
とを備え、該受光器に入射された光の強度に基づいて前
記被測定物の状態を測定する装置において、前記投光器
に異なる電圧を印加することが可能な可変電圧電源回路
を備えることを特徴とする。
【0012】被測定物の品種に応じて、可変電圧電源回
路から投光器に印加する電圧を調整しておき、投光器か
ら被測定物に適宜の強度の光を照射する。これによっ
て、異なる品種の被測定物の状態を測定する場合であっ
ても、受光器には略同じ強度の透過光が入射されるた
め、複数の被測定物の測定間隔を長くすることなく、被
測定物の状態を高精度に測定することができる。
路から投光器に印加する電圧を調整しておき、投光器か
ら被測定物に適宜の強度の光を照射する。これによっ
て、異なる品種の被測定物の状態を測定する場合であっ
ても、受光器には略同じ強度の透過光が入射されるた
め、複数の被測定物の測定間隔を長くすることなく、被
測定物の状態を高精度に測定することができる。
【0013】第2発明に係る光測定装置は、第1発明に
おいて、被測定物の径方向の寸法を測定する寸法測定器
と、該寸法測定器が測定した被測定物の寸法に基づい
て、前記可変電圧電源回路が投光器に印加する電圧を制
御する制御手段とを備えることを特徴とする。
おいて、被測定物の径方向の寸法を測定する寸法測定器
と、該寸法測定器が測定した被測定物の寸法に基づい
て、前記可変電圧電源回路が投光器に印加する電圧を制
御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】制御手段は、寸法測定器が測定した被測定
物の径方向の寸法が大きい場合、可変電圧電源回路に高
い電圧を投光器に印加させ、寸法測定器が測定した被測
定物の前記寸法が小さい場合、可変電圧電源回路に低い
電圧を投光器に印加させる。これによって、その寸法に
応じた強度の光が投光器から被測定物に照射されるの
で、異なる寸法の被測定物の状態を測定する場合であっ
ても、受光器には略同じ強度の透過光が入射される。そ
のため、複数の被測定物の測定間隔を長くすることな
く、被測定物の状態を高精度に測定することができる。
物の径方向の寸法が大きい場合、可変電圧電源回路に高
い電圧を投光器に印加させ、寸法測定器が測定した被測
定物の前記寸法が小さい場合、可変電圧電源回路に低い
電圧を投光器に印加させる。これによって、その寸法に
応じた強度の光が投光器から被測定物に照射されるの
で、異なる寸法の被測定物の状態を測定する場合であっ
ても、受光器には略同じ強度の透過光が入射される。そ
のため、複数の被測定物の測定間隔を長くすることな
く、被測定物の状態を高精度に測定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る光測定装置の要
部構成を示すブロック図であり、図中、10はコンベアで
ある。コンベア10の上には複数の被測定物H,H,…が
適宜距離を隔てて載置してあり、コンベア10は図示しな
いモータによって矢符方向へ駆動される。コンベア10の
一側には、被測定物H,H,…の搬送領域に臨ませて、
被測定物Hの糖度又は酸度等を測定すべく、被測定物H
の側部へ光を出射する投光器4が配置してある。コンベ
ア10の他側には、集光レンズ及びコネクタ等を設けてな
る受光器5が、前記投光器4に対向配置してあり、該受
光器5のコネクタには光ファイバ6が連結してある。こ
れら、投光器4及び受光器5は遮光性の筐体(図示せ
ず)内に配置してある。
に基づいて具体的に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係る光測定装置の要
部構成を示すブロック図であり、図中、10はコンベアで
ある。コンベア10の上には複数の被測定物H,H,…が
適宜距離を隔てて載置してあり、コンベア10は図示しな
いモータによって矢符方向へ駆動される。コンベア10の
一側には、被測定物H,H,…の搬送領域に臨ませて、
被測定物Hの糖度又は酸度等を測定すべく、被測定物H
の側部へ光を出射する投光器4が配置してある。コンベ
ア10の他側には、集光レンズ及びコネクタ等を設けてな
る受光器5が、前記投光器4に対向配置してあり、該受
光器5のコネクタには光ファイバ6が連結してある。こ
れら、投光器4及び受光器5は遮光性の筐体(図示せ
ず)内に配置してある。
【0016】投光器4から投光され被測定物H内を透過
した光は、受光器5によって受光されて光ファイバ6に
入射され、該光ファイバ6によって測定装置本体1へ導
かれる。測定装置本体1内に導かれた光は、リファレン
スフィルタ又はV10フィルタ等のフィルタ群を光路に
進退可能に設けてなるフィルタ切り換えユニット11を経
て分光器12に入射される。測定を開始するに先立って、
フィルタ切り換えユニット11をして、フィルタ群を光路
に挿入せしめ、リファレンスを測定し、フィルタ群を光
路から挿出せしめた後、被測定物Hの状態を測定するよ
うになしてある。
した光は、受光器5によって受光されて光ファイバ6に
入射され、該光ファイバ6によって測定装置本体1へ導
かれる。測定装置本体1内に導かれた光は、リファレン
スフィルタ又はV10フィルタ等のフィルタ群を光路に
進退可能に設けてなるフィルタ切り換えユニット11を経
て分光器12に入射される。測定を開始するに先立って、
フィルタ切り換えユニット11をして、フィルタ群を光路
に挿入せしめ、リファレンスを測定し、フィルタ群を光
路から挿出せしめた後、被測定物Hの状態を測定するよ
うになしてある。
【0017】分光器12は入射された光を分光し、それを
光電変換器13に与える。光電変換器13は分光器12から与
えられた分光の内、所要波長(糖度を測定する場合は7
40nm及び840nm)の光を、その強度に応じた電
気信号に変換し、それをコンピュータ2に与える。コン
ピュータ2は次の(1)式によって対応する波長の吸光
度をそれぞれ算出し、その波長における吸光度の移動平
均をそれぞれ求め、それらを2次微分して2次微分値を
それぞれ算出する。 吸光度=log10(リファレンス値/当該波長に係る電気信号の値) …(1)
光電変換器13に与える。光電変換器13は分光器12から与
えられた分光の内、所要波長(糖度を測定する場合は7
40nm及び840nm)の光を、その強度に応じた電
気信号に変換し、それをコンピュータ2に与える。コン
ピュータ2は次の(1)式によって対応する波長の吸光
度をそれぞれ算出し、その波長における吸光度の移動平
均をそれぞれ求め、それらを2次微分して2次微分値を
それぞれ算出する。 吸光度=log10(リファレンス値/当該波長に係る電気信号の値) …(1)
【0018】コンピュータ2には、例えば次の(2)式
が予め設定してあり、コンピュータ2は(2)式に対応
する2次微分値をそれぞれ代入することによって、被測
定物Hの糖度Cを演算する。 C=A1 WL740nm +A2 WL840nm …(2) 但し、A1 ,A2 :係数 WL:対応する波長における吸光度の2次微分値
が予め設定してあり、コンピュータ2は(2)式に対応
する2次微分値をそれぞれ代入することによって、被測
定物Hの糖度Cを演算する。 C=A1 WL740nm +A2 WL840nm …(2) 但し、A1 ,A2 :係数 WL:対応する波長における吸光度の2次微分値
【0019】前述した投光器4には可変定電圧電源回路
8から給電される。可変定電圧電源回路8には切り換え
ツマミ(図示せず)が付設してあり、該切り換えツマミ
を操作することによって、可変定電圧電源回路8から投
光器4に印加される電圧を段階的に変更する。投光器4
はハロゲンランプを内蔵しており、可変定電圧電源回路
8から高い電圧が印加された場合、高強度の光を被測定
物Hに照射し、可変定電圧電源回路8から低い電圧が印
加された場合、低強度の光を被測定物Hに照射する。
8から給電される。可変定電圧電源回路8には切り換え
ツマミ(図示せず)が付設してあり、該切り換えツマミ
を操作することによって、可変定電圧電源回路8から投
光器4に印加される電圧を段階的に変更する。投光器4
はハロゲンランプを内蔵しており、可変定電圧電源回路
8から高い電圧が印加された場合、高強度の光を被測定
物Hに照射し、可変定電圧電源回路8から低い電圧が印
加された場合、低強度の光を被測定物Hに照射する。
【0020】このような装置によって、例えば被測定物
Hとして異なる品種の柑橘類の糖度を測定するには、可
変定電圧電源回路8に設けた切り換えツマミを操作し
て、投光器4への印加電圧を10Vにしておき、コンベ
ア10によって搬送される複数の温州ミカンへ投光器4か
ら投光する。また、温州ミカンの直径より大きな直径の
中サイズの晩柑類の糖度を測定する場合、切り換えツマ
ミを操作して、投光器4への印加電圧を13Vにしてお
き、コンベア10によって搬送される複数の中サイズの晩
柑類へ投光器4から投光する。更に、切り換えツマミを
操作して、投光器4への印加電圧を15Vにしておき、
コンベア10によって搬送される複数の大サイズの晩柑類
に投光器4から投光する。
Hとして異なる品種の柑橘類の糖度を測定するには、可
変定電圧電源回路8に設けた切り換えツマミを操作し
て、投光器4への印加電圧を10Vにしておき、コンベ
ア10によって搬送される複数の温州ミカンへ投光器4か
ら投光する。また、温州ミカンの直径より大きな直径の
中サイズの晩柑類の糖度を測定する場合、切り換えツマ
ミを操作して、投光器4への印加電圧を13Vにしてお
き、コンベア10によって搬送される複数の中サイズの晩
柑類へ投光器4から投光する。更に、切り換えツマミを
操作して、投光器4への印加電圧を15Vにしておき、
コンベア10によって搬送される複数の大サイズの晩柑類
に投光器4から投光する。
【0021】なお、被測定物Hのサイズのみならず、例
えば、皮厚等も考慮した被測定物の光透過性に基づい
て、可変定電圧電源回路8から投光器4に印加する電圧
を設定する。そのため、可変定電圧電源回路8は前述し
た3段階以上の電圧を印加し得るようになしてもよい。
えば、皮厚等も考慮した被測定物の光透過性に基づい
て、可変定電圧電源回路8から投光器4に印加する電圧
を設定する。そのため、可変定電圧電源回路8は前述し
た3段階以上の電圧を印加し得るようになしてもよい。
【0022】これによって、異なる品種の被測定物Hの
糖度を測定する場合であっても、受光器5には略同じ強
度の透過光が入射されるため、コンベア10による被測定
物Hの搬送速度を低減することなく、被測定物Hの糖度
を高精度に測定することができる。
糖度を測定する場合であっても、受光器5には略同じ強
度の透過光が入射されるため、コンベア10による被測定
物Hの搬送速度を低減することなく、被測定物Hの糖度
を高精度に測定することができる。
【0023】なお、本実施の形態では、投光器4の電源
として、階段状に印加電圧を変更可能な可変定電圧電源
回路8が設けてあるが、本発明はこれに限らず、連続的
に印加電圧を変更可能な電源回路を設けてもよいことは
いうまでもない。
として、階段状に印加電圧を変更可能な可変定電圧電源
回路8が設けてあるが、本発明はこれに限らず、連続的
に印加電圧を変更可能な電源回路を設けてもよいことは
いうまでもない。
【0024】(実施の形態2)図2は実施の形態2を示
すブロック図であり、被測定物Hのサイズを検出した結
果に基づいて、可変定電圧電源回路8から投光器4に印
加される電圧を変更するようになしてある。図2に示し
た如く、コンベア10の投光器4より上流には、被測定物
H,H,…のサイズをそれぞれ測定するサイズ測定器3
が配置してある。サイズ測定器3は、コンベア10の両側
に光源31及び該光源31が出射した光を受光するフォトセ
ンサ32を配置してなり、フォトセンサ32が受光した信号
は、コンピュータ2に与えられる。なお、図中、図1に
示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説
明を省略する。
すブロック図であり、被測定物Hのサイズを検出した結
果に基づいて、可変定電圧電源回路8から投光器4に印
加される電圧を変更するようになしてある。図2に示し
た如く、コンベア10の投光器4より上流には、被測定物
H,H,…のサイズをそれぞれ測定するサイズ測定器3
が配置してある。サイズ測定器3は、コンベア10の両側
に光源31及び該光源31が出射した光を受光するフォトセ
ンサ32を配置してなり、フォトセンサ32が受光した信号
は、コンピュータ2に与えられる。なお、図中、図1に
示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説
明を省略する。
【0025】図3は図2に示したコンピュータ2の動作
手順を示すフローチャートである。コンピュータ2は、
フォトセンサ32が出力した信号を取り込む(ステップS
1)。コンピュータ2には、コンベア10による被測定物
Hの搬送速度が予め設定してあり、コンピュータ2は、
被測定物Hの通過によって光源31からフォトセンサ32へ
入射する光が遮られた時間、及び搬送速度に基づいて被
測定物Hの直径を算出する(ステップS2)。
手順を示すフローチャートである。コンピュータ2は、
フォトセンサ32が出力した信号を取り込む(ステップS
1)。コンピュータ2には、コンベア10による被測定物
Hの搬送速度が予め設定してあり、コンピュータ2は、
被測定物Hの通過によって光源31からフォトセンサ32へ
入射する光が遮られた時間、及び搬送速度に基づいて被
測定物Hの直径を算出する(ステップS2)。
【0026】コンピュータ2には、受光器5に入射され
る透過光の強度を略一定にすべく、被測定物Hに係る複
数の直径範囲別に投光器4に印加すべき電圧がそれぞれ
設定してあり、コンピュータ2は、算出した被測定物H
の直径が属する直径範囲に係る電圧を求め(ステップS
3)、求めた電圧に変更すべく、電圧変更指令をコント
ローラ9に与える(ステップS4)。そして、コントロ
ーラ9は、与えられた電圧変更指令の電圧になるよう
に、可変定電圧電源回路8が投光器4に印加する電圧を
変更する。
る透過光の強度を略一定にすべく、被測定物Hに係る複
数の直径範囲別に投光器4に印加すべき電圧がそれぞれ
設定してあり、コンピュータ2は、算出した被測定物H
の直径が属する直径範囲に係る電圧を求め(ステップS
3)、求めた電圧に変更すべく、電圧変更指令をコント
ローラ9に与える(ステップS4)。そして、コントロ
ーラ9は、与えられた電圧変更指令の電圧になるよう
に、可変定電圧電源回路8が投光器4に印加する電圧を
変更する。
【0027】これによって、その寸法に応じた強度の光
が投光器4から被測定物Hに照射されるので、異なるサ
イズの被測定物Hの糖度を測定する場合であっても、受
光器5には略同じ強度の透過光が入射される。そのた
め、コンベア10による被測定物H,H,…の搬送速度を
低減することなく、各被測定物H,H,…の糖度を高精
度に測定することができる。
が投光器4から被測定物Hに照射されるので、異なるサ
イズの被測定物Hの糖度を測定する場合であっても、受
光器5には略同じ強度の透過光が入射される。そのた
め、コンベア10による被測定物H,H,…の搬送速度を
低減することなく、各被測定物H,H,…の糖度を高精
度に測定することができる。
【0028】なお、特許請求の範囲の項に、図面との対
照を便利にするために符号を記載してあるが、この記載
によって本発明は添付図面の構造に限定されるものでは
ない。
照を便利にするために符号を記載してあるが、この記載
によって本発明は添付図面の構造に限定されるものでは
ない。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係る光測
定装置にあっては、異なる品種の被測定物の状態を測定
する場合であっても、受光器には略同じ強度の透過光が
入射されるため、複数の被測定物の測定間隔を長くする
ことなく、被測定物の状態を高精度に測定することがで
きる。
定装置にあっては、異なる品種の被測定物の状態を測定
する場合であっても、受光器には略同じ強度の透過光が
入射されるため、複数の被測定物の測定間隔を長くする
ことなく、被測定物の状態を高精度に測定することがで
きる。
【0030】第2発明に係る光測定装置にあっては、そ
の径方向の寸法に応じた強度の光が投光器から被測定物
に照射されるので、異なる径方向の寸法の被測定物の状
態を測定する場合であっても、受光器には略同じ強度の
透過光が入射される。そのため、複数の被測定物の測定
間隔を長くすることなく、被測定物の状態を高精度に測
定することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
の径方向の寸法に応じた強度の光が投光器から被測定物
に照射されるので、異なる径方向の寸法の被測定物の状
態を測定する場合であっても、受光器には略同じ強度の
透過光が入射される。そのため、複数の被測定物の測定
間隔を長くすることなく、被測定物の状態を高精度に測
定することができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図1】本発明に係る光測定装置の要部構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】実施の形態2を示すブロック図である。
【図3】図2に示したコンピュータの動作手順を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】従来の光測定装置の構成を示す模式的平面図で
ある。
ある。
1 測定装置本体 2 コンピュータ 3 サイズ測定器 4 投光器 5 受光器 6 光ファイバ 8 可変定電圧電源回路 9 コントローラ 10 コンベア H 被測定物
Claims (2)
- 【請求項1】 被測定物に投光する投光器(4)と、該
投光器(4)が被測定物へ投光し、該被測定物を透過し
た光が入射する受光器(5)とを備え、該受光器(5)
に入射された光の強度に基づいて前記被測定物の状態を
測定する装置において、 前記投光器(4)に異なる電圧を印加することが可能な
可変電圧電源回路(8)を備えることを特徴とする光測
定装置。 - 【請求項2】 被測定物の径方向の寸法を測定する寸法
測定器(3)と、該寸法測定器(3)が測定した被測定
物の寸法に基づいて、前記可変電圧電源回路(8)が投
光器(4)に印加する電圧を制御する制御手段(2,
9)とを備える請求項1記載の光測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31310599A JP2001133394A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 光測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31310599A JP2001133394A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 光測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001133394A true JP2001133394A (ja) | 2001-05-18 |
Family
ID=18037222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31310599A Pending JP2001133394A (ja) | 1999-11-02 | 1999-11-02 | 光測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001133394A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088563A1 (en) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa Cooperativa | Portable device for the quality control of products |
-
1999
- 1999-11-02 JP JP31310599A patent/JP2001133394A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088563A1 (en) * | 2006-02-01 | 2007-08-09 | Sacmi Cooperativa Meccanici Imola Societa Cooperativa | Portable device for the quality control of products |
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